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2015-12-04 17:20

第23回「壁を抜けていく社長たち」

第23回「壁を抜けていく社長たち」
上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術についてわかりやすく解説する番組です。
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秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
卓越した人物が持つ共通した能力、それは自己対話の力。
ポッドキャスト「自分の可能性を開放するセルフコーチング」は、
上場企業から中小企業までエグゼキティブコーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、
ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術について
分かりやすく解説します。
こんにちは。ナビゲーターの遠藤和樹です。
秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング第23回
ジョーさん、本日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
寒くなりましたね。
寒くなりましたね。
気づけばジョーさんはニットじゃない?フリースですか?
これは普通のセーターですね。
寒くなりましたが、引き続きよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日のテーマはジョーさんのほうから持ってきていただいているということで。
今日は私が行っているセミナーがあるんですが、
そのセミナーで社長さんたちに紹介しているお話を
皆さんにもお伝えしたいなと思っています。
いいですね。一部ですかね。
全部やっちゃって大変なことになるでしょう。
そうですね。
2時間くらいされているやつのダイジェスト的な形で
ご紹介いただけると。よろしくお願いします。
そこでお伝えしていることは、経営者の方に対してなんですけれども、
壁を抜けていく社長たちというテーマで話をしているんですよ。
壁を抜けていく社長たち。
経営者でもそうですし、皆さんもそうだと思いますけれども、
自分の達成したい目標とかビジョンってありますよね。
そこに向かっていく過程の中で、私たちはいくつもの壁があるわけですよ。
その壁を乗り越えたり突き抜けたりしながら目標を達成していくんですけれども、
時にどうしても乗り越えられない壁にぶち当たることがあるじゃないですか。
日常茶飯事のような気もしますけど。
それを経営者の方たちとお話していくと、
大きな壁にぶち当たった時に、その壁をスルッと抜けてしまう社長もいれば、
その壁に抜けられなくても何回も何回も立ち往生している社長がいるんですね。
例えば、具体的に言うと売上げで3億円まで売上げ、上げることに成功したと。
この調子で5億円まで上げていきたいなと。
ただ、そこに何年も何年もチャレンジしてもいかないとか。
そうこうしているうちに何となく自費になっちゃう。
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みたいな時があるじゃないですか。
ありますよね。
そういう時に抜けていく社長と抜けていかない社長の違いを説明しているんですよ。
あるんですか、一定の共通項みたいなのが。
そうですね。
抜けていくタイプと抜けていかないタイプのそれぞれに違いが。
どんな感じなんでしょうかね。
まず大切なことは、自分が壁にぶち当たっている時というのは、ある意味その企業の中で社長さん自身が次のステージに行くチャンスなんですね。
上参的に言うと。
はい、私的に言うと。
今まで一生懸命やってきてここまで来れた。
ここまで来れてきたからその大きい壁がある。
例えば5億だったら5億の壁とか。
10億の壁とかいろいろ言いますよね。
言いますよね。
その壁が来たというのは本来であれば自分自身を次のステージに持っていけるチャンスなんですよ。
本来は。
本来はですよ。
ところがその壁にぶち当たっている人っていうのは自分自身を変えるんではなくて自分以外のものを変えようとしちゃうんですね。
社員さんとか。
そうですそうです。
環境とか無駄に移転とかしちゃったりとか。
そういう方もいるかもしれませんね。
今まで自分が一生懸命やってきて壁にぶち当たったと。
このままこれ以上いかないときに自分の考え方を変えないといけないと。
やっぱり言われているようにもっと俺も部下に任せようかなとか。
あとはうちも仕組みを導入すべきかなとか。
企業研修やろうかなとか思っちゃうんですよね。
一応それ自体はいい考え方な気がしたんですけどそうでもないです。
これ一見良さそうに思うじゃないですか。
普通に考えたらすごい良さそうに感じましたけど。
そうですよね。
ただこれが壁を抜けていかない社長たちになる初めの一歩なんですよ。
どういうことですか。
先ほど言ったようにその社長自身が次のステージに行けるチャンスもかかわらず
自分のことを変容させないで周りの環境とか仕組みを変えようとしちゃうんですね。
今おっしゃったのは社員に任せてみようとか仕組みを入れようとか。
あとは研修しようとか。
研修しようとか。
これは自分を変えないで周りを変えていることっていうふうに調査が取られていると思います。
そうですね。
それが必要なタイミングも当然あります。
ただその前にせっかくの自分が次のステージ、今までの自分からを超えて
次の自分になれるタイミングなのにもったいないんですよね。
もったいない。
自分を変えるチャンスなのに周りばっかり周囲とか外部を変えようとして自分を変えないことがもったいない。
そうです。
もったいない。
そうですね。
自分自身を次の自分に変えた後に部下に任せるとか仕組みを導入するとかっていうのは非常に効果的です。
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それでいうと自分を変えるってどういうことなんですか?
ちょっとイメージのお話なんですが、よく私がお伝えしているのには蝶の話をするんですよ。
はい。
アゲハチョウとかね。
アゲハチョウ。
私もともと沖縄で自然ガイドもしてたじゃないですか。
らしいですね。
はい。
生き物の中で自分を全く別の形に変えて生きる場所とか生活する場所を変えていく生き物って言いますよね。
メタボルフォーゼってやつですね。
そうです。メタボルフォーゼです。
変容です。変態でしたっけ?
変態、変容、両方言いますね。
例えばですよ。
今いる自分が蝶でいうアオムシだとしますよね。
壁にぶち当たってるわけですよ。
アオムシちゃんが。
そうそう。
で、俺も空を飛びたいなと思うわけですよ。
なるほど。
このままじゃもう飛べないよ。
どうかわかりませんけど。
なるほどね。
空を飛べたら10億行きたいとか。
その時に、要するに俺も空を飛びたい、蝶になりたいと思った時に羽を飼ってきて取り付けちゃうような作業をするわけですね。
それは社長さんが例えば仕組みを導入するとか。
編集をするっていうことは、蝶さんからするとアオムシが自分で羽飼ってきてくっつけちゃうとか。
そう、くっつけちゃう。
そんなイメージ。
そうすると、一瞬飛ぶんですけども、土地で空中分解せざるを得ないじゃないですか。
羽取れちゃったら。
そうそう。
なるほど。
そこで例えると、アオムシとして成長してきて、次蝶に自分がなれる。
脱皮して全く違う自分になれるチャンスなのに、それをやめて羽を飼ってきて付けちゃうのは、私からするともったいなさすぎるんですよ。
そうすると、蝶さんとしてはどうした方が良いってことなんですかね。
そこで蝶の例えで言うと、一旦サナギになって、そして蝶になるということですよね。社長自身が。
サナギになって蝶になる。
壁を抜けていく社長たちっていうのは、これをいとも簡単にやっていくんですよ。
蝶さん的に言うとサナギになるんですか、社長たちが。
はい。
もうちょっと具体的に教えてください。
今までの自分のやり方とかそういうものを捨てちゃうんですね。
やり方を捨てる。
とか自分の捉え方とか。
それを総合して言うと、マインドセットって言い方になってくると思います。
確信に近づいてきましたね。
そのマインドセットっていうのが、もう少し言うとですね、私たちは今現在でも皆さんマインドセットしてるんですよ。
してるんですか、マインドセット。
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そのマインドセットをしてたからここまで来れたんです。
なるほど。
次のステージに行くということは、次のステージにふさわしいマインドセットをするということを最初にしないといけないんですね。
例えば先ほどの社長で言うと、3億まで来たと。
じゃあ5億円の社長になっていくって時に、その5億円という一つの数字があるとするならば、そこにふさわしいマインドセットをするってことを最初にしていかないと達成できないんですね。
そのマインドセットをするということ自体が、先ほどの長の例で言うと、さなぎになってそして長になっていくということと非常にステップが似ています。
マインドセットをすることは、さなぎになって長になっていく一連のプロセスですね。
いわゆる自分がちゃんと脱皮するということです。
そのためには、マインドセットってそもそも何ですか?みたいなお話も聞いていかなければいけないそうですけれども。
そうですね。マインドセット。
そうですね。その前に、マインドセットっていうときに、マインドって何?みたいな話になるんですよね。
確かに。心?
とかね。
精神?
とか。
すごいふわっとしたイメージがありますよね。
ただ、ここではそういう心とか精神ということではなくて、もうちょっと整理学的とか、それから解剖学的要素も実は多いんですよね。
辞書を引くと、そういうふうに精神とか心ってあるので、私の中でもう少しわかりやすくなるように3つに分類してみました。
マインドというもの。
3つに。
これ今日教えていただけるんですか?次回によく続くというか。
3つ自体は。
ぜひお願いします。
3つ自体は、1つは自己認識。
自己認識。
2つ目は信念。
信念。
3つ目が価値観。
価値観。
この価値観とかは、このポッドキャストでも前にお伝えしたと思いますけどね。
この3つが複合してマインドっていうものを作ってるんですね。
自己認識と信念と価値観のこの3つで構成されてる。
はい。
いよいよ難しくなってきましたけれども。
なるほど。でも少なくともマインドセットっていうものが次のステージに行くためには重要で、
次のステージにふさわしいマインドセットっていうのを作らなきゃいけないと。
そのマインドっていうもの自体は、自己認識と価値観と信念の3つで構成されてるっていうことがわかれば、
この3つをうまくふさわしい価値観とか信念に変えていくことで、
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アゲハチョウになれるみたいな感じですか。
そうですね。
このアゲハチョウになっていくっていうのを、壁を抜けていく社長っていうのは、
そのレベルが来ると脱皮していく。
またその限界が来るので脱皮していくってことを繰り返しながらどんどんどんどん成長していってるんですよ。
それは皆さん、社長でいうといろいろ投資をして、さっきでいうと羽を飼ってきて、
しっぽも飼うかわかんないしっぽなんか生えてないか。
いろいろ飼ってきて武装してとかいうことではないんですか。
そうですね。脱皮した後にいろいろと武装するというイメージを持ったほうがいいと思います。
いろんな社長さんと話をしてて、自分の限界にちゃんと到達してこれてると。
だから自分がもう一回脱皮してマインドセットし直してから、
必要なシステムですとか仕組みを購入するという方もいれば、
それをせずして、壁が来た、どうしていいかわかんない、部下に任せちゃえみたいなことをやってしまうと、
次のステージに行けないということです。
次のステージに行くというときに、先ほどの蝶の中で、
遠藤さん、このアオムシがサナギになって蝶になっていくじゃないですか。
このプロセスの中でどうやって蝶になっていくかって知ってます?
どういうプロセス?
だってものすごい変化じゃないですか。
気持ち悪いって言っちゃしてるんですけどね、あれが美しい蝶になるんですよね。
わかんないです。
あれはサナギになっている間に何をしているかというと、
一旦細胞を溶かしちゃうんですよ、ドロドロに。
ドロドロに溶かしてから組み替えていくんですね。
そうすると蝶になるんですよ。
アオムシの蝶の間のサナギの状態で一旦ドロドロになるってことですか?
そうです。サナギの中でドロドロになって、
自分の持っていたものを組み替えることによって蝶になる。
ですからこの変容するとか、トランスフォーメーションとかも言ったりしますが、
脱皮して変わっていくということに関しては、
一旦自分のことを溶かすということが重要になってくるんですね。
この溶かすという作業は、さっきの本は社長さんマインドセットというところでいうと、
どういうふうにつながってくるんですか?
先ほど言った、自分の今持っている自己認識を一旦溶かすとか疑うとか。
例えば、私はそこそこまでいけるのにそこそこ以上はいけない。
これが自己認識ですね。
この自己認識を持っていたからここまで来れたけど、
その自己認識を持っているとそれ以上いかないので、
自分に対する認識を溶かすという作業が必要になってきます。
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それが例えば3億から5億を目指すのであれば、
5億にふさわしい自己認識に溶かして変えるみたいな感じなんですか?
そうですね。
もう一つ脱皮、トランスフォーメーションと人の変容と一緒なのは、
アウムシ、サナギになって溶けて蝶じゃないですか。
多くの人が知らないと思うんですけどね。
サナギになってから蝶になるときに、
アウムシというのは何一つ自分に加えてないと分かります。
栄養をとってませんよね。
なるために食べて、あとはサナギですね。
ここが素晴らしいんですよ。
つまりサナギから蝶になっていくときに何も足してないんですね。
確かに。
人も同じなんです。
脱皮をするときに変容するときに何か自分のことを欠けてると思って、
仕組みを買ったり、部下に任せたりってことをするんですよ。
なるほど。
ですから今まで自分がここまでやってきたものの中、それを使うんですよ。
ただそれを凝り固まった思い込みもありますので、
それも含めて一貫溶かすということは重要ではあるんですが、
もっと重要なことは何も足さないということです。
だからそういう意味で一番初めの冒頭に、
自分を変えるってことをやらなきゃダメだよねって話があったんですね。
そうです。
そうなってくると今、次のステージに行くために
ふさわしいマインドという自己認識と信念と価値観というものを溶かして
ふさわしいマインドに切り替えていく。
その3つを変えていくっていうことは重要だっていうのは分かったので、
次回はそれをどうやってやるとか、それ自体をどう捉えていくか、
それ自体をどう捉えていいかみたいなお話をヒントいただいたりという話でよろしいですか。
そうですね。そこはすごい重要なポイントですので。
そうですね。このまま言われても、
で、どうすればいいんですか、ジョーさんって思ってしまうので、
ぜひその辺りを教えていただければと思います。
はい。
本日もありがとうございました。
はい。ありがとうございました。
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