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2024-10-04 15:39

第482回 「主体性」とは?〜3つの要素を抑えよう!〜

第482回 「主体性」とは?〜3つの要素を抑えよう!〜

経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

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サマリー

今回のエピソードでは、主体性の重要性に焦点を当て、主体性を引き出すための目標設定の方法と、それを支える三つの要素(責任感、自立性、自己決定感)について詳しく説明されています。主体性を理解し、経営者が部下にその重要性をしっかり伝えることが求められています。また、主体性の概念では、自己決定、自己表現、そして自立性の三つの要素が重要であることが述べられています。これらの要素を高めるためには、目標設定と実践が必要であることも強調されています。

主体性の定義と重要性
こんにちは、遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
ということで、今日はですね、前回は新企画もやりましたけれども、アカデミアのね、9月のスーパーダイジェット編でいきたいなと思っております。
はい。9月のアカデミアは、テーマがですね、主体性だったんですが、
部下の力を最大限に生き出す技術、主体性を育てるために今必要なことは、というテーマでお伝えしました。
主体性ね。もう言われて久しい、主体性。
やっぱり大きなテーマですよね。やっぱり、主体性を持った部下になってほしいって思うじゃないですか。
当事者意識とかね、主体性あたりは本当にそうですね。
で、いろんなことを試していくわけですよ、経営者の方というのは。
ただ、なかなか主体性を生き出すことができないと、多くの方はやっぱり悩んでるんですね。
蓋を開けたら結果主体性を奪っていることになってたみたいなね、寂しい悔しい話はよくあることですよね。
で、その中で私がこう、コーチング的な要素で考えると、回答が1個あってですね。
はい。
どうしたらいいだろうって時に、目標設定をきちんとやればいいよって話をしたんですよ。
目標設定と主体性が大事な関係なんですね。
そうそう。もっと端的に言うと、この目標設定の技術というのがあって、
これを正しいポイントを抑えて丁寧に設定すると、主体性を引き出すという環境が作れますよという話だったんです。
じゃあ目標設定なくして、逆に主体性はなかなか厳しいとも言えるってことですかね。
その通りですね。で、その話をした時に、まず最初に主体性とは何だっていうところをちょっと定義したんですよ。
はいはいはい。今日はじゃあそうすると、アカデミア全てやるわけにくいませんので、どのぐらい、主体性とはということでいきますか。
そうですねそうですね。でないと、その経営者の方が主体性を求めてるって言うけど、これ俺何求めてるんだろうということを明確にしていかないと、相手にもそこのことを伝えられないし、期待できない。
確かに、主体性って100人いたら100人ともバラバラなこと言ってそうな感じしますね。
そうなんですよね。いろいろとレベルというか次元の違いがあるので。
いろいろあるんですけども、まずここでは主体性をこういうふうに定義しました。いろいろある中でね。やっぱりビジネスですので、目標を達成するために目標を正しく理解して達成のために思考し判断し行動することというふうにここでは定義付けたんです。
目標を達成するために目標を正しく理解して達成のために思考判断行動すること。
まずこれ欲しいと思いません。だって主体性を求めたって俺は会社でこれやりたいんだとかなってもね。
なんか自分の勝手な関係ない目標立てられて行動されても困りますしね。
そうですね。あとはその会社が出した目標というものを、あ、それってこういうことなんだって間違って自分で理解して、俺は自分で考えてやってますみたいなことになっちゃうわけです。
なりがち。あと若手の新人の頃思い出しましたけど、フレッシュでやる気だけはもううわーって出てるんですけど、目標ずれまくりなんで全部がずれてって怒られるというかね。
あいつイテーなぐらいに思われる。
私自身は社長に怒られたことありますよ。で言い返したんですよ。社長はいつも主体性持てって言ってるじゃないですかって言い返したら逆切れされて、逆切れっていうかまた怒られて。
君はそもそも会社の目標がずれてるんだ。分かってんのかとか怒られた。
これあれですね。自分の話だったんですね。
あと私のお客さんからも幹部の方、特に幹部の方ですね。幹部の方が主体性を持ってやってほしいって言ったら勝手なことをやり始めて困ってるみたいな話もあるんですよ。
そこで、主体性を支える3要素というのをですね、今日は皆さんにしっかりと押さえてもらいたいなと思ってます。
主体性を支える3要素
主体性を支える3要素。
主体性というものが、結局主体性を引き上げるということは、どういうことを高めるかっていうのを知っておかないといけないじゃないですか。
だから主体性を高めろ、主体的に考えろって言っても、じゃあ仕事を通してこの人が何を高めていったら結果的に主体性になってるかと。
その3つの要素があるんですね。
3つか。
1つ目は。
いやダメです。
1つ目はヒント。
多分絶対に無理なんで1個ぐらい当てたいですね。
3つあるので、1つ目は責任感。
先に言ってくれるんですね。
1つ目は責任感。
それはそうですよね、主体性ですから。
で、あと2つ目は自立性。
びっくりした、忘れたなと思いました。
いやいや、どれ分かることも。責任感と自立性ね。
あと1個。
責任感と自立性。自立の率は率するの?
そうですそうです。
もう1個。
無理じゃね?
無理じゃ聞くとなるほどなって思うんですけど。
責任感と自立性と。
あと自己決定感。
自己決定感の理解
確かに言われればはいはいってくるんですよね。
ここからが面白い。
じゃあ、主体性と基盤となる責任感ってどういうことかってことですよ。
例えば仕事を責任に持ってやりますって曖昧すぎるじゃないですか。
あとは本人も俺は責任に持ってやりますみたいな押し問答が始まっちゃうんですよ。
それは責任感じゃねえみたいなやつですね。
そうそう、お互いにね。
ここで言う特に体制を高めていくときの責任感っていうのはポイントが2つあって。
さっき言った目標への理解です。
つまりこの目標に対してどんなために、何のために、いつまでに何をしなくちゃいけないかということを理解しようとする意思です。
そこに対して私たちは責任感を持たないんですよね。
目標への理解ね。
それことをここで言う。
目標を理解しようとする意思ですね。
俺はちゃんと目標を理解しようという意思を持っている人のことをここでは責任感と呼ぶ。
もう1個あって責任感には自分の行動への理解。
つまり目標と自分の行動が、今行っている行動がどれくらいマッチしているのかということを理解しようというこれも意思なんですね。
つまり常に自分のやろうとしている行動が理解した目標に対して合っているかどうかということを意識的にチェックしようという気持ち。
暴動の主体性の定義の中に。
理解して、思考してでしたっけ、行動でしたっけ。
だからそこってことですよね。
目標に対しての思考と判断と行動をちゃんとできているかを、その意思があるかというのが責任感と。
だからここ面白いのは責任感というのはそういう目標を理解しようという意思があるとか、自分の行動が目標とつながっているかどうかをチェックする意思があるかというところなんですね。
なるほどね。ここは意思でいいんですね。
そうなると自立性も何か説明があるんですかね。
次、自立性の前にですね、自己決定感のほうに行きましょう。
はい、自己決定ですね。
これ、自己決定感と付いているのがミソなんです。
つまり感覚なんですね。
自己決定力とかそういうんじゃないですね。
つまり自分の行動とか選択が自分の意思で決定してあるという認識と感覚があるか。
あ、自分の中に。
そうそう。
あー。
つまりやらされ感ではなくて。
はいはい、わかります。
これは、このアクションは俺が行動を取ると、俺が決めたんだという感覚を持てるかどうか。
社長が、上司が。
そこまでじゃなくていいよと言っても、私がやりたいんですというような感じってことですね。
この自己決定感を持ったためにやっぱりポイントが2つあって。
そもそも意思というのは、自分で選択できるよという認識があるかどうか。
おお。
これ結構大切で、意思決定っていうのは、自分で選択できるんだそもそも人間はという、そういう認識を持てているか。
例えばですよ、これ非常にこう、まあ簡単な事例なんですけども、
新入社員の方がね、じゃあこれコピー取ってきて、ホッチキス止めしてお客さんが来るからって言ったときに、
そのときに自分の意思決定はないと思うのか、それともカラーコピーにしようか。
お客様はカラーコピーで、自社の分は白黒でとか、ホッチキスはどこに止めたほうが見やすいかなってことを、
自分が必ず決められる場所があるってことを知ってるかどうか。
これあれじゃないですか。前々回かな、白川さんゲスト出ていただいたときに、
アポロの11号の月面着陸のときに、大統領が政総委員にちょっと声かけたときに、
あなたは何やってるんだって言ったら、月に連れて行くためにそうやってるんですって話をしたという話の、
主体性の三つの要素
自己決定の極みみたいな話と、ちょっと繋がるとこですよね。
この通りなんですよ。
そこにはもう一つ、自己表現の意欲があるということは、この自己決定感には重要なんですね。
自分は自己表現、この与えられた仕事、ミッションを到達するときには、
僕はいろんなやり方をするってことを表現したいんだという意欲があるかどうか。
これが自己決定感ってことですね。2ポイントでした。
最後が自立性ですね。
ここはやりと分かりやすいんじゃないでしょうかね。
この自立性っていうのは、自分を立するということなんですけども、目標達成に向けたと。
それは自分で自己決定感があると。
自分が決めたことを守るための意思と、それを支える行動ですね。
つまりチューニングをしていくということです。
目標に向けての現実との必ずギャップがある。
それに対しての自分を管理というか立する力。
そうそう。自分がこのアクションをしようと思ったのにしなかったりするじゃないですか。
例えばこの達成のために、俺はお客さんのところを100軒回るんだって決めたのに。
今まで10軒しかやってなかったのに50軒もうやったからいいかなみたいな。
その時に自分のことを立することができるか。
自分が決めたことを守るために調整することができるか。
自己管理能力に近い感じですか。
そうですね。
その時にポイントは評価と調整の能力です。ここは能力でいいんです。
評価するっていうのはどれぐらい自分が決めたこととずれちゃってるかということを評価する力だったり、
そこを調整する力っていうのが重要になってくる。
あくまでもその決めた目標に対しての前提は。
その時にやっぱりどうしても楽な方に流れてしまうっていう自分のことを知っておけば、
そうじゃないんだ、俺は目標に向かっていくんだということをやっぱり調整していくということですね。
これもどこかでお伝えしたんですけども、飛行機が目的地に行くために出発点からね、
決められた予定通りのルート上をなぞってるっていうのは全体の15%ぐらいしかいないっていうんですよね。
常に気流とかで流されちゃうので、ずれたらそこにまた戻る、ずれたら戻るっていうことを繰り返して、
やっぱり目標に着地点に行くそうなんです。
ここってまさに自立性が働いてるってことですね。
調整という意味の自立性が働くということですね。
これあれですよね、イメージとしては。よくあるベンズのイメージってことですよね。
ベンズっていうのは丸三つポンポンポンポンっていうのは。
責任感、自己決定、自立性、そしてこの塊のところが主体性だぜみたいなイメージ。
そのとおりですね。だからこの三つがやっぱりちゃんと絡まってる。
目標を理解しようという意思がある。
自分がこういうアクションをやっていくんだ、決めていいんだ、決めたんだっていう感覚がある。
でも決めたんだけども、うっかりサボっちゃうのでまた戻す力があるっていうこの三つです。
目標設定の重要性
ということですね。今日は主体性とはという大きな話までしかできないですけども、
実際のアカデミアではそれをどういう、どうなんですか?
大切なのは目標を設定してちゃんと、そして実践していくことでこの三つを高めていくようにフォローアップした。
フォローアップしたら自立性は上がっちゃいますよという。
でも確かに目標を設定してちゃんとした責任感の意思のもとに、実際の仕事が勝手に行われていくわけなんで、
その中で調整をしていって、でも自己決定の要素とかがちゃんとワンオンとかわかんないんですけど、
その日常の上司とのやりとりとかで調整されていけば、必然的に確かに主体性っていうのは湧いてきそうですよね。
ですから、そのとおりで主体性を引き出すというのは、やっぱりこの三つをあるプロジェクトとかお仕事を任せて終わったときに、
この三つが高まるようにフォローアップをしていくんですが、そのための最初の目標設定のコツがあるんですよと。
いうような話もありましたのでね、そのあたりはちょっと今日はできませんが、またもし興味ありましたら目標設定の話ちょっとしてくれといただければ、
ちょっとねつながりでやっていきたいと思いますので、お待ちしております。ということで終わりましょう。
山先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
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