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こんにちは、遠藤嘉杉です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今週もお聞きしたいと思いますが、最近はね、秋山先生、何かこう、皆様にご報告とか、何かこう、外の話題はないんですか?
何ですか、それ。何か、あの、合宿をしてきた。
あ、合宿。
経営者の方と一緒に、マインドセット合宿をしてきました。
何か、自分自身のマインドセットは変わりましたか?
いやー、もう本当に変わりましたね。
中身ないですね。
いや、中身ないですけど、やっぱり経営者の方が、これ私のクライアントさんなんですけども、やっぱり現場ですごい戦ってるわけですよ。
そうですね。
半年に1回やってるんですけども、半年間温かくてまた同じところに集まって、それで何か成果を発表し合おう場ではないので、それでも俺たちのこのどこのマインドがちょっと弱かったのかとか足りなかったのかなってことを、みんなでこう見ていくわけですね。
その姿を私が伴奏っていうかファシリテーションさせていただくんですけども、それを見ながら、私自身はこの半年間本当にどれぐらい自分のマインドセットを変えられたのかとか、どれぐらい強くなれたのかなってことをですね、逆にクライアントさんの方から教えていただいて、ファシリテーションしながら片隅で反省しながら帰ってくる。
相手のマインドセットは人には変えられませんので、自分自身をどう変えるかということをご本人にもされたというところですかね。
さあ、そんな桂馬先生にご質問でございますが、今回は50歳の経営者の方からご質問いただいておりますので、早速紹介させてください。
会社全体のことを一緒に考えてくれることを期待して、幹部候補の社員を抜擢して、これまでよりも上の役職名と役職を与えました。
給与は上げておりませんが、活躍次第では当然昇給はするつもりでその話もしています。
しかし、会議や仕事の発言行動を見ても、従前の仕事と何も変わっていないのが実情です。
抜擢当初イメージしていた期待には全く応えてくれておりません。
こういうことをいただきました。
応えてくれていません、どうなんですかね。どうすればいいんだろうかということですかね。
そこに対して、多分この文脈で言うと、私はどうすればいいでしょうかとか、どうやったら相手がそのようなマインドセットになるんでしょうかって話かもしれません。
さてさて、どこから入りますかね。
たまたまかもしれませんが、もしこの方が相手のマインドセットをどうやったら変えられますかと聞かれたら、先ほどお伝えしたように、相手のマインドセットは変えられないので。
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冒頭の話がここに繋がる。
大切なのは、幹部の方がマインドセットを自分の担当エリアから会社全体のことまで考えるというマインドセットをしてほしいわけですよね。
だけどもそうなってないってことだという話だと思うんですけども、一つは変えることはできません。
まず大前提。
次に、そのような話を幹部の方にしたのかなっていうのが気になってるんですよ。
例えば、担当エリアを持ってたんだけども、そのエリアをしながら会議とかで会社全体のことを考えてくれみたいな話ってあるじゃないですか。
先週もお話した、私がライフリングで全く同じようなケースだったんですけども、自分の担当エリアを持ちながら本社会議に出て会社のことを考えようってなったんですけども、やっぱり難しいですよね。
自分のエリアを持ちながら会社全体のことを考える。
それは限定されたところに仕事を持っているのに求められるものは全体もって言われるからっていうことですか。
そうです。問われるのはまず自分のエリアどうだったのって聞かれるわけですよ。
仕事上はね。
数字が良かったとか悪かったってそのことで褒められるわけですよ。
そうすると私も会社全体のことも喋ってくれましたけども、
こんなふうにやったらいいんじゃないですかみたいなアドバイス的なことしか、
俺のところ上手くやってるんですけどもみたいな。
そっちのお宅もあるでしょ。こういうのやったらどうですかみたいなことぐらいしかできないんですよ。
ちょっとコンサルチックなお節介おじさん程度の口出ししかできないっていうか、しないみたいな。
しない。
ポジション取るしかないですかね。
そうなんです。自分のところの成績が悪いと他の人から言われるんですけども、
なんか皆さん意見もらえますかとか言ってるくせに言われると、
お前のところとうちは状態が違うんだよとか。
なんかブラックジョー出てきましたね今。
いやいやいやっていうのがあるんですよ。
その時の私のマインドセットを見たときに、
やっぱりまず自分がそのエリアに対して数字を持たされてるので、
会社全体のことを考えてくれって言われても、
何をどう考えていいかわからないんですね。
だから私の会社エリアのところの経験とかを話せるけどもっていう。
ですからこの社長さんも会社全体のことを考えてもらうっていうことは、
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どういうことを期待してるのか。
確かに。それ一番嫌な質問ですね。
会社全体を考えてほしいと言っている社長、
あなたは会社全体っていうのは何を考えるってことだと思ってるんですかという質問。
でもそれ言ってもらわないと。
最悪の難しいやつですね。
確かにそうですね。
営業とは何なのかを言ってもらわないと営業ができないのと同じように。
そうなんです。
ですから、まずこれって正解がないと思いますし、
正しい間違いとかじゃなくて、
もしまずは幹部候補の人に会社のことを一緒に考えてくれるっていうのは、
どういうことを一緒に考えてほしいのか。
考えるっていうのは、僕に意見を言ってくれるっていうだけでいいのか。
アドバイスをしてくれるってことが考えることなのか。
それとも財務とか税務とか見ながら、
一緒に会社全体の経営方針を考えてほしいと言っていることなのか。
それをまず明確化するっていうことと、
次、それを相手に伝えた時に、それをやりたいかどうかですよね、相手が。
相手がね。
この役職名、役職を与えられた方が。
僕はそういうことでも、今与えられているこのエリアの人たちのことを一生懸命やりたいんですっていうことなのか。
でも確かに今言われてはっきり感じましたが、
会社全体のことを一緒に考えてほしいと、社長から期待をされていることだけは感じる。
ただその会社全体というものが何を求められているかが漠然としている状況下の中で、
役職名と役割が与えられ、
この見えない謎の大きな期待に応えなければならないってなった瞬間の、
それこそ前回じゃないですけど、不安ははかり知れないですね。
そこで責任感がある人は、わーって会社全体に会議に行って、
お金を入れるのかって言ったら、そういうことをやった方がいいんじゃないですかって言うくらいになっちゃう。
どこかで聞いたことある、リトルアキアマ君の話ですか。
そうそう、責任ある人はね。
責任とかない人は、シュルクはみたいな。
そしてブラックジョーになるって話ですね。
シュルクは俺のところまず大切だみたいな。
いいですね。僕は非常に昔のアキアマ君の話好きですね。
いやいや、私は好きじゃないですよ。
でも社長さんの気持ちも本当にわかるんですよね。
やっぱり一人で自分で考えていると、結局自分の考えって一人用がいじゃないのかなって思ったり、
でも自分で考えなくちゃいけないとか、
でも一人用があるとみんなついていけないっていう、いろんな葛藤があると思うんですよ。
ですから、まず社長さんにお伝えしたいのは、一人で経営をしていくっていうときに、
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何が不安なのか、何を迷っているのかということを明確にするということ。
そこに対して支援をしてもらうっていうのは、当然会社の幹部もそうかもしれないし、
もしかすると外の方かもしれませんよね。
その辺の、期待の前に不安をかき出すということと、不安の上で相手に何を求めるかっていうことを伝える。
伝えた側にも、どこまでのエリアを自分のテリトリーとして仕事にコミットしたいのかっていうのを、相手にも考えてもらう。
必ずずれはありそうですよね。
こちらが期待している範囲と、そこにつけた役職と役割と、向こう側がそれをそうだろうと思っている範囲と中身と、
それをそもそもその方がどうやりたいとかやりたくないとか不安なのかという彼の思いが絶対にずれますよね。
ずれると思います。
だから確認するとか、あとは会社全体のことを考えるってことはどういうことなのか。
私も過去のことを思い出すと、私もたぶん会社全体のことと一緒に社長とやりたかったんだなと思うんですけど、
でもそれはどういうことなのかわからなかった。
それはどういうことですか。
全体のことをやりたいという気持ちはあったはずだがわからなかった。
自分のところの数字はよく見たけども、例えば会社全体の数字を一緒に明らかに見ようよと見ながら、
僕の相談に乗ってくれってことだったのか。
特にカリスマ社長みたいな方って言語化が追いついていないので、全体見れないっていう傾向はね。
聞きがちだったりします。
でもそれを考えるとナンバーツーの方たちが、カリスマ社長の方の場合は言語化を追いついてあげるって大切かもしれませんね。
じゃないとね、結局舌も育たないし、見えないし、
結果キャンは先生で言う感情、マインドセットで言うと不安、不信、不満、恐怖とかいろいろ。
それでも殴り合いになっちゃうんですよ。
殴り合いね。
自分は正しいんだというポジショントークしかできないというところですかね。
でもこの方はね、逆に前回はナンバーツーの方が、うちの社長もちょっとどうなんやねんっていう話をいただきましたが、
今回社長さん自らが悩まれてるという意味で言うと、この辺はちゃんと自分で言葉にできる方のような気がします。
そうですね。ですからぜひ、まず自分がどんなことを会社全体を考えるというのは、
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まず最初はここの部分を一緒に考えようでもいいじゃないですか。
それやってくれるかって聞いてもいいし。
ぜひですね、まずその方と一緒にどんなことを考えたいのかということを言語化して、
相手に伝えて、じゃあちょっとやってみますか、いやいやいっぱいですなのか、
それも確認していただくと、その確認をしてくれたということで、またチームのあり方が変わってくると思います。
役職名と役割よりも、まずおしゃべりと確認をというところからですかね。
はい。
というところで、また何かありましたら、ぜひ質問お待ちしております。
秋山先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
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