感情と自己認識の重要性
こんにちは、遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いいたします。
さあ、ということでね、今日も行きたいと思いますけれども。
はい。
どうですか?
最近ですか?
ええ。
最近なんだろうね、やっぱりとにかく、体の動かす運動量が圧倒的に少ない、足りてない、という先生ですけれども。
遠藤さんは、体は定期的に鍛えてますか?
鍛えてないですよ、全く運動してなくて。この間、平均のiPhoneに出てくる万歩計みたいなのがあるじゃないですか。
あれ見たら600歩ってなって、これそろそろやばいな。
600歩?
ほぼ動いてない。出張とかないと思う。だめですね。
まだ遠藤さんは年齢的にとあるんですけれども。
結構いいおっさんになってきましたよ。
体力と筋力ってすごい相関があると私は思っていて、やっぱりある程度の筋力、ムキムキとか筋トレは置いておいてですよ。
筋肉というのは、自分の体を動かす原動力なので、やっぱり体力が落ちてくるのは本当にまずいので、筋力は本当につけなくちゃなと思ってますね。
これはね、多分共通の方々もね、多いのと。一方でね、すごい鍛えてる人たちもいるでしょうからね。
バランスを取りながらね、皆さん問題意識を持っていただいて。
やりすぎとかで筋肉をでかくする必要があるかどうかっていうとね、また別の話ですからね。
何のためにって感じになっちゃいますよね。
今日なんですけど、ちょっと私がですね、今回久々に持ち込みを秋山先生に持ってきまして、
この件について相談というか問題意識あるんですけどって話があるので紹介したいんですけど。
本当に日常でですよ。たまたま話をしてて、多分コーチング習ってるか受けてるかという方なのかなと思って話聞いてたら、
その方ですね、自分の、当然経営者なんで置かれてる自分のポジション。
その人が言ったのがね、自分の置かれてるポジションを考えると不安になったりとかつらいっていうのはね、最もだよねって言って、
妥当性承認って言うんですか、これ。で、納得させている。それによってちゃんと考えるべきことを考えてるんだっていうような話をされてたんですけど。
それってね、一方で本当は不安とかつらいんだとしたらさ、それ大変なことじゃないですか。
立場を考えると最もだよねって言って、ないものとしてやるべきことやるんだって、どっかで精神崩壊というかさ、
いろいろ環境との心理的な矛盾とか起きて危なくねと思ってこれ自己暗示の技術に変に使っちゃうと、
見るべきもの逆に見えなくする技になりませんかと思ってですね。
妥当性承認の効果と副作用
これ絶対ちょっとジョーさんと喋りたいやつじゃないかと思ってですね、持ってきたんですけど。
そのケースの方は、例えば自分が不安を感じてると、その不安を感じるときに自分の状況はこれこれこういう状況だから、
それを考えるとなんか俺が不安に感じるのは最もだよねみたいな喋り方で。
多分不安っていうかその時はですね怒りの方なんだと思うんですよね。なんか腹立つとか。
なのでなおさら、これ一歩間違ったら絶対爆発するじゃんという受け止めをしたもので。
つまり怒りがあるのに、それを妥当性承認という技術を使って、悩むのにするというか、
あの、ケツ下に隠すなんて言い方をするんですよ私たち。
それをやってる使い方をしていったんじゃないかと思ったってことですかね。
まさにまさにそのイメージです。
いやいやいやこれあの本当に気をつけなくちゃいけないんですよ。
そもそも今回ね、コーチングで妥当性承認というのを知らない方がいるかもしれませんので、
そのことについてちょっと簡単に説明します。
コーチングを行ってその相手に思考してもらいたいわけですよ。
コーチする側がね。
感情が高まっていくらやったら怒りでいいです。
怒りでも沸騰してると、じゃあ自分のところを不安的に見れないとか、問題に向けなかったりするじゃないですか。
どっからあいつなんだよみたいな。
その時に妥当性承認という、
例えばあなたが未来のことを考えているのに部下が返答がないということを考えると、
あなたが怒り浸透になるのは最もですよねって言うわけです。
そうすると相手は俺、怒っててもいいんだってなるんです。
怒っちゃいけないって思ってるんですよ人間って。
不安になっちゃいけないとか、怒っちゃいけないと思ってる。
だから怒りながら自分のことを無意識で責めてるんですけども、
状況を考えるとあなたは怒るのは最もですよって言うと、
あ、俺、怒っていいんだということで感情の推移を下げるスキルなんですね。
下げることでそこから試行していくと。
やり取りできるようにしていくっていうための技術ってことですね。
そうですね。
ですからそういった意味では、相手の感情が、怒りとか不安が起きちゃった背景は最もだよね。
そこからそこの問題について考えていこうぜというスキルだと。
なるほど。
そういう意味で言うと、その怒りとか不安とか感情とかをグワッと抑えきれない感情を解決する技ではないってことですよね。
そうです。ところがこれをですね、その方もそうなんですが、感情のマネージメントみたいに使っちゃうわけですよ。
ああ、感情のマネージメント。
やっぱり私たちは教わるわけですよ。不安を解決する方法とかね。
あとはなんかモヤモヤをどうやったら消せますかみたいな。
でもそれを自分に対応していくと、じゃあモヤモヤの怒りだとか、怒りとかモヤモヤっていうのはそこから問題特定をしていかなくちゃいけないことって多いじゃないですか。
つまり簡単に言うと妥当性承認をやるということは、自分の不安とか怒りを消せることができるんです、一瞬は。
ただその結果の副作用として、自分の感情がわからなくなるんです。
経営者の感情マネジメント
ああ。
自分が怒っているのに、怒りをそれを鎮静化してくれるんですよ。
なるほどね。なんかちょっと咳飲み飲みみたいなもんなんですかね。
そうそう、飲み込んじゃう。
そうすると結局自分が怒りを感じない。怒りを感じるというのはそこには強い望みがあるんです。
そうすると自分の感情がわからなくなる。その結果何がしたいのかわからなくなるんです。
その代わりですよ、行動は促進できるんですよ。怒ってないと。
頭で理解しているやるべきこととか、その目標のためにはこれをやらなきゃいけないに集中できるという方に理性的にエネルギーを使えるってことですかね。
これを悪用するのはこれですよ。
人に対して何のためにやるかとか怒りなんかどうでもいいから、動かしたいと思ったらこれを使っている人もいます。
自分に対しても相手に対してもね。
相手に使うのか。それが非常にどうなんですかという別の問題意識がありますけど。
実は私自身がこの妥当性承認というのは自分に使いすぎてきたという核もあるんですよ。
やっぱり私はコーチとしてつい冷静に相手に対して接したくちゃいけないというのは思っているわけですよ。
そうすると自分がイラっとか向かっているときにその状態は良くないことだって思いすぎちゃってすぐだと同性承認して、
いや俺が今お客さんにムカつくのはこれこれこうだからもっともだよねみたいなことで非決勝をずっとしてたんですよ。
お客さんムカついてたことあったんですね。
焦点そこじゃないか。
やっぱりありますよね。
あなたは社員のためって言ったのになんでそんなことやってるんですか?みたいに思うわけですよ。
でもそう思ったときにその怒りを鎮静化させるために。
そうそう。俺はコーチとしてお客さんをちゃんとしたところに導きたいと思ってるから怒るのはもっともだってすると怒りを消して。
それそれそれ。私が言ってた今回の問題意識それですよ。
でもいや明らかに怒ってんじゃんっていうものをもっともだって言ってだからそれはないこととしてやるべきことを頑張ってやるべきことをやるって
どこかでまたさ爆発するでしょそれっていうものを。何て言うんですか。
感情の重要性
とりあえず瞬間非決して先送りしてるんでまた絶対違う形で爆発しそうで見てる方がドキドキするっていう感覚があって。
そうなんですね本当に。だから結局のところその自分の感情その妥当性承認を自分に使いすぎる対応することによって
自分の不安感を見ないとか違和感を見ないとか怒りを見ないということをオートマチックにできるようになる。
時に必要な時はありそうですけどね。
もうやるぞって決まってると。やるぞって決まってるのに怒りが出てきちゃったと。
絶対今動かなくてはいけない時にはその怒りを一旦すると鎮静化してやるという技術は場合によっては必要です。
でも何のためにやるんだとかね。特に意思決定をしていくときとか問題特定をしていくときにこれを使うとやっぱり非常に問題が大きい。
見えなくなっちゃうってことですね。
例えばですよ。今部下のところで何か組織がうまくいってない。あの部下がこうだ、あの部下がこうだってムカついてる時に
そのムカついてるということはきっとその社長の中に何か強い思いとかもしかすると自分に対するなんかこうフィット感のなさがあるから怒りが湧いてるのに
怒り消しちゃうと問題も特定できないし自分がどこに行きたいのかもわからなくなって
心のないけど行動力のあがる社長になっていく。
表情のない、バイタリティーのある。怖いですよね。AIじゃないですか、そうなったら。
近くなってくるんですよね。
ですので、やっぱり意思決定をしていく時とか、問題を特定していく時とか、今何がまさに問題で何に向き合わなくてはいけないんだってことを考えるフェーズの時には
その怒りというものを鎮静化するということよりは、俺はこの怒りはどこから来てるんだ。何に不満なんだ。何が嫌なのか。
ということは、僕は何を望んでるんだみたいな、自分のすべきとかしたいことの目的を見つけていくためには、この感情というのはめちゃめちゃ重要なんですね。
でも今の話を裏返すと、逆に目標達成にグーッとコミットする時には、そういった時に鎮静化させて一旦突っ走っちゃう。
というのは一つ使いどころとしてあるんで、それもダメとも言えないって感じですかね。
そうですよね。今のだって目標達成のための技術としては使うのと、本当の問題がどうとかやりたいこと、やるべきこと何なのかを考える時にはそれ良くないっておっしゃられてたんで、一概に言い悪いで言えないってことなんですかね。
そうですね。プロスポーと言ったり、テニスの試合中に怒りが湧いた時に、その怒りはどこから来てるんだというよりも、今は冷静にして坊主に集中しようかなと。
その怒りの根源が何かと向き合い始めても時間が来ちゃいますからね。
だけども例えばワンオンワンで部下と面談する時に怒りが湧いた時に、これ俺怒りどこから来てるんだ、自分は何を望んでるんだみたいなところをやっぱりその場でなくてもいいので考えていくってことは必要ですよね。
状況、目的、その時のタイミングによると。
ただね、最近時代の変化がこんだけ目まぐるしいと私たちは焦りとか不安の中に飲み込まれていくから、今聞いてて思ったのは案外無意識で私たちは怒りとか不安を消すということを最近日常でやってないかなってことはちょっと今注意したいなと思いましたね。
飲み込まれそうで怖いからこそね、見たくないんで消すっていう方に走っちゃうっていう傾向は、自分を自己防衛するためにも起きちゃいそうですもんね。
そうですね。だからそうすると向こうから弾が飛んできてるのに、怖いって両手で顔を塞いで見ないようにしてると同じ状態を作っちゃう場合もあるので、自分の不安とか怒りにしっかりと向き合うことによってその問題を特定して、そこに向けて行動していくっていうのもめちゃめちゃ必要ですね。
いうことですかね。
状況に応じた判断
私自身も今日の喋りながら、最近自分に都合がいいように妥当性承認使ってもっともだとかってやってないかどうかチェックしたいなと思いました。
それは本当に何よりも自分に問わなきゃいけないとこですもんね。
ということで、一つ言い悪いじゃなくて両側面あるので、技の使い間違えると逆に見えるものを見えない。ただ必要な時もあるというところで、裏表の話ということで終わりたいなと思います。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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