00:05
秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
卓越した人物が持つ共通した能力、それは自己対話の力。
ポッドキャスト自分の可能性を開放するセルフコーチングは、
上場企業から中小企業まで、エグゼキティブコーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つ
セルフコーチングの技術について分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング、
上さん、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
質問いきましょうかね。
お願いします。
ご質問いただいております。女性の方ですね。
ちょっと長いのでお付き合いください。
上さん、遠藤さん、こんにちは。
どの回を聞いても目から鱗が落ちるほど新たな発見があるのですが、
聞き終わると、あれ?でも分かったような分かってないようなという感覚に陥り、
何度も聞き返してしまいます。
上手いこともやっとさせているなぁと嬉しくさい思います。
嬉しいですね。
上さんに質問です。
私は人見知りだと思うのですが、人見知りって何でしょう?
30代フルタイムで仕事をしています。
子供の学校での保護者との付き合い方や、同級生の集まりなど、
よく感じていることです。
人見知りする人と対峙すると、こっちが気を使って
たくさん喋らなきゃと思ってしまい、変に疲れ、
結局気まずい雰囲気に包まれます。
でも、誰とでもわけへでなく、明るく接する人と一緒になると、
何も起用わずに軽快に話ができます。
一方で、明るく人気者な人が常に場の中心になっているような状況では、
周りがワイワイ、盛り上がっているのに、
その話のテンポに入っていけずに、おとなしくなってしまいます。
その中心人物を、調子に乗って自分の話ばっかりして、
と軽蔑の目で見ている自分もいます。
実は、そういうふうに振る舞えるその人のことが、
私は羨ましいんだなあということも、うっすら感じています。
人見知りって自分がどう思われているかを、
気にしすぎているから起こるのかなあと、
ジョーさんのポッドキャストを聞いて思いました。
緊張している人と会うと緊張します。
いつも笑顔でよく喋る人に会うとリラックスできます。
でも、いつも自分が話題の中心って人に会うと、冷めてしまいます。
この感じをジョーさんに解説していただきたいです。
ということでございます。
はい、ありがとうございます。
30代のママさんということですよね、この方は。
そうですね。
ママさんなのか。
多分そうですね。子ども、お子さんいらっしゃるし。
その方からのご質問なんですが、
実は今いただいたお話というか質問は、
ビジネスのシーンでも非常によく起こります。
例えば、ある経営者の方でも営業マンの方でもいいんですが、
経営者の方がちょっと自分は人見知りだなあと、
03:02
思っている。
で、交流会ですとか社長さん同士の会う場では、
人見知りの人がいると、
あの人かわいそうだから僕話さなくちゃといって、
一生懸命話したり。
やっぱり話しやすい人がいると、すごいよく話し上げたり。
中心人物がいると、
なんであの人は自分の話ばっかりしてて、
周りのこと考えないみたいな人、
嫉妬というか、嫌な気分になっている。
ですから、実はビジネスのシーンでも、
よくある。
同じシーンは。
はい。
確かに参見されますよね。
で、まずですね、
人見知りについて、
その方も自己分析されているようですが、
人見知りというのは自分のことを気にしているんでしょうか。
それはあります。
ただ、その前に人見知りって何ですかね、
と私が聞かれたらですね、
何と答えるかというと、
自分と相手の境界線を大切にしている人というふうに答えるでしょうね。
そういう認識なんですね。
人と人というのは、
自分が入ってもらいたくない、
見えない線を持っているんですよ、生き物として。
で、それを大切にしてあげている人ですね、人見知りの方というのは。
自分が大切にしているというよりも。
自分の境界線を大切にして、
相手の境界線も大切にする。
なるほど。
ですから、すごいフレンドリーな人というのをあえて悪く言うと、
境界線を無視して近寄ってくるという言い方もできるじゃないですか。
慣れ慣れしいとか。
ですから、まず人見知りじゃないかなと思っている人は、
その認識の仕方として、
自分と相手のお互いの境界線を守ろうとしている人というふうに訳していく方が、
私は理にかなっているような気がします。
なるほど、さすがの見立てですね。
そう見えるんですね。
ですから、まず、
私は相手のテリトリーにずかずか入ろうとしているわけではないんだな、
なおかつ自分のテリトリーも守りたい人なんだなというふうに思ってほしいんです。
なるほど。
というふうに思えたとして、
じゃあ現実社会でどうこのママさんたちと対峙するかですよね。
はい。
ここで彼女が向き合わなくちゃいけない問題は、
人見知りではないんですね。
何?何ですか?
何って面白かったです。
例えば、今、人見知りの人がいると気を使ってしまう。
話しやすい方がいるとオープンになれる。
話の中心になるとちょっと嫌な気分になる。
この3つの共通項は何かというと、
相手からの影響を受けているということです。
はい。
はい。確かに。
はい。
06:00
ですから、自分のステート、体の内側の状態というものが
常に相手からの影響を受け過ぎているよというところで今悩んでいる。
なるほど。
ご本人はそういう形では認識できていないんだね。
そうですよね。
ですから、人見知りの人がいると、
この人は人見知りだ、かわいそうだ、何とかしなくちゃって
実はその時点で影響を受けている。
なるほど。
オープンで話しやすい人がいると、私はオープンで話せる。
あなたがいるから私はオープンで話せる。
そして、話の中心人物がいると、
何あの人、自分ばっかり喋っちゃって、
周りの人の気持ち全然分かってないじゃないの。
と言って、実は影響を受けているのは自分なんですね。
ですので、まずその部分を整えていくととても良いと思います。
自分の影響を受けてしまっているその部分を整えるんですか?
はい。
どう整えるんですか?
まず、良い悪いは置いておいて、影響を受けているということを認識していくということです。
まずは。
私っていうのは、他人からの影響を受けているんだなと。
言い換えると、感受性が高いというふうに訳しても構わないと思います。
なるほど。
次に、自分の中で自分を整えるということを日々の中で入れてほしいんですよ。
自分の中で自分を整える。影響は置いておいて。
自分で自分を整えるとか、自分で自分を満たしておくという時間を必ず作る。
メソでも何でも良いですし。
最初、初級編としては、人以外のもので満たす。
例えば、自分が紅茶が好きな人は紅茶とか、何か素敵な音楽が好きな人は素敵な音楽というもので、自分がリラックスしたり安心するという時間を作っている。
ただ、これでも音楽とか食べ物から影響を受けているので、できたら自分だけで自分を満たすという時間を作れると一番良いんですね。
自分だけで自分を満たす、自分の体の内側を十字させるという時に効果的なものが二つあって、一つは呼吸です。
呼吸。
呼吸。
ギャーでもしますよね。
呼吸というのは非常に面白いので、心臓は自分の意志で動かせませんよね。
無理ですね、確かに。
でも呼吸というのは、自分の意志で大きくしたり小さくしたりできる。
ところがその一方で、勝手に動いてくれる。
09:00
これを生理学解剖学的に言うと、運動神経系と実神経系が二つ入っているんですね。
つまり簡単に言うと、意識でも動かせるし、無意識でも動いてくれている。
ですから、意識と無意識のちょうどジャンクション、コネクションになっているのが呼吸なんですよ。
へー、なるほど。
意識と無意識のジャンクション、呼吸。
ですから多くの方が呼吸大切、呼吸大切と言っているんですけれども、私は呼吸が大切とはそういう意味で捉えている。
意識と無意識をつなげてくれるものなんですね。
そうなんですよ。
自分で自分を満たすときに、自分の無意識とか潜在意識とかがつながるとかってよく聞くじゃないですか、いいよとか。
それは何があるかというと、意識的に自分で呼吸をする。ゆっくりと。
早くしてもいいし、大きくしてもいい。
つまり、私が私のことをいい意味でコントロールできているんだよ。
ですから、呼吸をしてリラックスしてって言うと、私が私をリラックスさせていることができるっていうことが、無意識的にわかってくる。
ほんとだ、自己完結してますね。
はい。
ですから、最初は好きな紅茶とか音楽でもいいんですが、そのうち呼吸をして、私って自分の意識でゆっくり呼吸をして、気持ちよくなれるんだ。
なると、他に他者とか親しい仲間とか家族とかっていうものがいてもいなくても自分をリラックスできるってことがわかってくる。
そうなると、自分を自分で整えるその2は?
その2は、呼吸と似てるんですが、声ですね。
声?
これ。
この声ですね。
声というのは、多くの人が人のために声を出してますよね。
こんにちはとか、ありがとうってとか。
コミュニケーションですからね。
これで1つ重要です。
もう1つ役割があって、自分が自分のために声を出すということをするということです。
一人カラオケ。
一人カラオケもあり。
他に何があるんですか?海で叫ぶとか。
いやいや、普通に声を出すんですが、自分の声で声を前に出すというよりも、楽器のギターのみたいに自分の体に振動を浴びせるように声を出すんですね。
意識して。
ですから、もし私が口先だけで声を前に出そうとすると、例えば、遠藤さんこんにちはみたいな、こういう喉から音がダイレクトに相手にぶつかっていくというやり方です。
もう1つは、このイメージですよ。この声を自分の体の内側に響かせていく。
12:00
自分の喋っているこの感じを、自分の内側の方に入れていくような。
イメージ的には今はそんな感じです。
ですから私がやってみると、例えば口先だけだとこんにちはなんだけども、響かせようと思ったら、あ、遠藤さんこんにちは、秋山です。
っていう風に自分を響かせていくと、あ、自分っているんだなみたいなのが分かってくる。
自分を確かめるために自分を振動させるんですか?
内側からね。内膜を感じ取るというか、ちょっと専門用語的に。
ですから自分がギターなのかなとすると、弦で響かせて、ギターの内側を響かせていく。
自分を自分で確かめるような感じを声でやると。これ何の意味があるんですか?
ですから呼吸と一緒で、誰か他人とか物質から自分を満たすのではなく、自分だけで自分を満たすとか自分を感じるってことができるようになってくる。
やり方はいたってシンプルで、自分のために自分の名前を声に出して言うってやり方は非常にシンプルで、私もある方から習ったんですけども、たまにやってます。
たまにやってます。
自分の名前を言う。
ですから自分のために自分の名前を言うんです。
ちょっとやってみましょうか。
どうぞ。
私がやってますね。
そうですよ。
遠藤和樹です。
自分のために言います。3回。
遠藤和樹です。
響かせながら遠藤和樹です。いかがですか?
どうなんですかね。でもこういうことをすると。
呼吸と声で自分を自分で整え。
整えとか満たすとか存在を知るとか。
ですから私たちって自分の体がそこにあるかどうかっていうのはどうやってわかるかというと、人と触れたり物を触ったりじゃないですか。
それ以外なかなか感じれないんですよ。
確かに難しいですね。
ですからそれを感じるために呼吸すればここにいるっていうのが嫌が多でもわかる。
声を自分のために出すとここにいるっていうのが感じざるを得ない。
ですから。
なるほど。
この方も多くの方、私もそうだったんですが、容器があって中が空っぽだと感じちゃってるんです。
そこにだから誰か相手を埋めるとか、何かを埋めることによって自分が満たされるってやっぱりどうしても人は思ってしまう。
そうではなくて自分は自分でそれ内側で満たされている。
そんな私が誰かと接してなお楽しいとか。
いう感覚になっていくんですね。
なるほど。
ということをやってみると。
15:00
どうなるんですかね。ぜひしばらくトライしていただきつつ。
そうですね。
ですから今日のおやつをまとめると、まず人見知りというのは自分と相手の境界線を大切にしている人なんだということを知ってください。
それから今の状況はちょっと相手からの影響を受けすぎちゃってるなと。
そこを整えるために人、人間ではなく、家族のためですよ。人間ではなく、まずお茶とか音楽とかで自分を満たす。
と同時に呼吸と声で自分の存在をここにいるってことを猛烈に知っていく。
これ実は私がトレーニングをしている経営者の方にもやっていただいていることです。
自己完結型人間になるわけですね。
じゃないと、部下を満足させると私はやっている意味があるとか、お客様を喜ぶと私も喜ぶみたいな後出しになっちゃうんですね。
常に枯渇している感じを埋めるという。
そうです。枯渇しているから、自分が渇いているから、お客様の笑顔で満たすな、そういう経営をしちゃダメですって言ってるんです。
なかなか深い話でしたね。
その質問の方は、そういうところを学ぶというか感じ取るところにいらっしゃるんでしょうね。
なるほど。参考になったんじゃないかなと思います。
ぜひトライしていただいて、また何かあれば知らせていただきたいですね。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか?
番組では秋山城ケンジへの質問を受け付けております。
また、オフィシャルウェブサイトでは無料メルマガも配信中です。ぜひ遊びに来てくださいね。