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2017-07-06 16:30

第104回「質問:感情が顔に出やすい人間です。自覚がないのが問題で悩んでいます。」

第104回「質問:感情が顔に出やすい人間です。自覚がないのが問題で悩んでいます。」
上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術についてわかりやすく解説する番組です。
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秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
卓越した人物が持つ共通した能力、それは自己対話の力。
ポッドキャスト自分の可能性を開放するセルフコーチングは、
上場企業から中小企業まで、エグゼキティブコーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、
ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術について、
わかりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング、
卓越さん、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今日も質問来ております。
今日の質問がですね、前回に続きまして、またセールスの方ですね。
女性35歳、セールスとあります。
はい。
最近、営業のご質問が非常に多くて、
営業本出された、青本と言われている、
Kindleの本、青本じゃないかと。
嬉しいですね。
ぜひ皆さんも読んでいただきたいなと思います。
本当好評ですよね。
はい、ありがとうございます。
かなり売れてるんですよ。
そうですね。
なんで私が知っているのか。
嬉しいです。
というわけで、早速質問を紹介したいと思います。
ジョー先生、遠藤さん、いつも無料とは思えない配信をありがとうございます。
私は感情が顔に出やすい人間です。
自分で自覚がないのがすごく問題だと思っています。
何か良い方法はありませんでしょうか。
節付けながら、よろしくお願いいたします。
はい。
次回の質問ですが、この業館から何を読み取るか。
そうですね。
はい。
まず、そもそも感情が顔に出やすいという前に、
この方はいろんなものを感じ取れているんだな、
というのがまず分かるということ。
相手との関係の中でね。
ただ、自分の中で取りたい結果があるんだけど、
その取りたい結果に機能しない反応を出しちゃっていると思うんですよ。
例えばなんですが、セールスという場面を考えた場合ですよ。
お客様と話をしていて、ちょっとだけ自分が不安になっちゃったとして、
例えばですよ。
ちょっと不安なのに、その不安がすごい出ちゃうと、
お客様との関係性は不安を与えたいわけではないのに、
不安を与えちゃったりね。
相手に対して。
うん。
なんか自分がちょっと嫌なことを言われたら、ちょっとカチンときちゃってね。
でもお客様とはそういう関係性になりたくないのに、
カチンとくる顔っていうのは。
そのムッとした顔をして、それが相手にちょっと伝わっちゃったりして。
はいはい。
そうやって機能していないじゃないですか。
そうですね。
セールスという仕事に対しては機能していないですね。
はい。ですから、まずここで整理していきたいのは、
まずはこの方、他の方もそうかもしれませんが、
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感情が顔に出やすいということはどういうことかというと、
いろんなことを感じ取っているよということですよね。
うんうん。
ただそれが反応として、望まない反応になっている。
ということですよね。
うんうん。
望まない反応になっているということは、
望む反応があるということですよね。
裏を返す。
うん。
うーん、確かに。
で、ここでちょっと今日はですね、
人間関係という切り口からもこれを見てみたいんですよ。
人間関係。
はい。
例えば、これはこの方がセールスという場面だとしましょう。
セールスじゃなくてもいいんですよ、ただセールスという場面で。
で、セールスの場面において、
顧客と自分はどういう人間関係になりたいかということって大事じゃないですか。
そうですね。
そうそう、例えば多くの人がね、
セールスをやっている方に顧客とはどんな関係でありたいですかというと、
どんな答えが返ってきます?
なんか信頼をもたれていて、相手には誠実さが伝わり。
そうそうそうそう。
信頼される関係でいたいとかね。
うん。
そんな感じですかね。
そうですよね。
で、ここで皆さんに知ってもらいたいことがあるんですが、
どんな人間関係でありたいかということを見る場合ね、
多くの方がね、双方向の関係のことを語ってしまうんですよ。
うんうん。
そうじゃないんですか、人間関係って。
違いますよね。
人間関係ですよね。
人間関係、人間関係。
私とショウさんがいて、
人間関係って言ったら、この二人のこのなんていうんですか、
関係性ですね。
関係性ですよね、双方向の。
私の質問は、例えば私と遠藤さんとするとね、
遠藤さんはどんな、こう、
ショウさんとどういう人間関係でいたいですかっていうことですね。
うんうんうん。
で、それの答えっていうのは、
私はどうであれ遠藤さんはショウさんとこういう関わり方をしていきたい
っていうことを設定するって、
これは人間関係の基本なんですよ。
うん。
ですから、人間関係を考えた場合、
重要なことは、
こういう質問をしてください。
目の前のこの方とは、
私はどんな関係性でありたいのか、
あくまでも自分がその人にどう関わっている人になりたいのかってことを
設定することが人間関係なんですよ。
そうするとちょっと、例えばの話で、
はい。
悪い例、良い例、強い例じゃないですけど、ちょっとこう出すとして、
ショウさんが言う、いい形での人間関係の
この人とどう関わりたいのかっていう設定の上手い例って
例えばどんな感じですか。
これは上手い例というよりも、
2人のことを語るのはダメなんです。
例えば、私がセールスをやる人として、
私は顧客とお客様とお客様の要望に
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お互いに信頼関係があって、
お互い言いたいことが言い合える関係にいたいっていうのはダメですね。
ほうほうほう。
だって今私のセリフの中に相手のことも入ってるんですよ。
でも人間関係っていうと、
例えば今の話だと、
お客さん、もしくは顧客、クライアントから好かれたいとかいうのも入ってきそうなことが
信頼されたいとか。
そうですね。
だってそれって相手のことを語ってどうするんですかってことです。
私の質問は、
あなたはお客様とどんな関係性でありたいですかという、
あなたのスタンスを答えてくださいという質問なんですね。
つまり決められるのは自分のスタンスだけなんです。
そうすると先ほどみたいな相手からも信頼されて、
お互い信頼し合ってとか、
お互い双方に好意を持ち合ってとかではなくて。
それはいいですよ、設定したところで。
設定したのはいいんですけど、
それって言って相手のことも入っちゃってるのを
どうやってあなたは達成できるんですかと。
コントロール外ですよねというような感じですか。
その通りなんですよ。
そうすると、
例えばいい例というか、
ジョーさんが言っているようなニュアンスで言うと、
どういう設定がふさわしいんですかね。
まず問いかけのときに、
私はという単語をどこに入れるかなんです。
ちょっと聞いてください。
私はこの人とどういう関係性でありたいか
という問いかけをすることです。
私はこの人とどういう関係性でありたいか。
もうちょっとそれをかみ開いて言うと、
私はこの人にどういうスタンスで関わっていきたいか。
相手がどういう反応をしたとも関わらず。
関わらずなんですか。
関係面。
もうすごい平たく言えば、
こいつとどう付き合いたいか。
そうそう。
そこを設定していくのが人間関係なんですね。
そうすると、例えば何ですか。
どういうものが出てくるんですかね。
例えばジョーさんとかですと、
例えばクライアントさんがいます。
この方はセールスなんで、
セールスにしましょうか。
昔セールスされていた頃のイメージで言うと、
営業しに行かなきゃいけない。
営業担当者がいて、
設定する関係、
例えばどんな感じになるんですか。
営業ですよね。
私営業の時はもう決めてて、
売りつけたろうと思ってますからね。
それじゃあもうちょっと言うと、
どんな感じですか。
今の問いに対して答えると。
売りつけるっていうのは言葉がね、
ちょっとあえてランプがかかるんだけども、
どういう関係。
この人に、
私はこの人に対して、
この商品を買ってもらう、
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もしくは買わせることによって、
この人のアウトカムを加速させる、
というスタンスで言う。
ですから、
あとは営業で言うならば、
私はこの目の前の顧客に対して、
顧客の人生を加速させるために、
私ができることをやろう、
みたいなスタンス。
だってこれは、
私ができることですよね。
できるっていうのは、
叶うことができるかどうか、
別として、
私ができること。
かなり一方的ですね。
かなり。
うまい。
かなり一方的じゃないとダメですよ。
かなりっていうか、
完全に一方的ですよね。
いいですよ、
完全に一方的でも。
こうなってくると、
何が起きるかというと、
例えばですよ、
私が営業、
私は顧客とどういう関係性でありたいか、
私がありたいか、
この人の望みを叶えるために、
私のリソースを全部提供できるやつだ、
みたいなね、
私は、
っていう設定をしますと。
実際に営業しましたと。
そうすると、
いろんなそこで会話の中で、
いろんなことがあります。
例えば、
相手が、
少しこう、
何だろう、
強い口調で言ったとかね。
私はあなたと仲良い関係性になりたいのに、
何でそんな強い口調になるんですか?
ってなっちゃうわけですよ。
その表情も出ちゃいそうですよね。
もちろん出ちゃいますよね。
ところが、
相手が強い口調で言ったとしても、
いいんで無視して、
そうなんですねと。
で、私はあなたとこういう関係性でいたいですよ、
ということをどんどん放出していく。
言うわけではなくてね、
その前提で付き合っていくということですね。
もう一つは、
お客様に説明するときに、
これっていいわね、
でもこれ買っても私使いこなせるかしらと、
不安になったとしますと。
不安になったときに、
相手の不安っていうものが
こっちに入ってきちゃうので、
やばい、この人不安になってる、
不安を解消させないと、
私たちはいい関係になれないと思って、
その不安を払拭しようと思って、
いきなりこう、
いかにうちの商品がいいかってことを
わーっと説明しちゃうとかね。
でもそうじゃなく、
相手が不安になったとしても、
それは相手の問題なのです。
受け取った上で、
私はこの人の望みを加速させるために
ここにいるっていう不能を思い出せば、
そうなんですね、
ちょっとお使いこなせるかどうか、
不安を感じてるんですね。
こうやって対応できるわけです。
つまり、
この質問の方のお話に戻ると、
感情が顔に出やすいっていうことは、
どういうことかというと、
相手からの影響をものに受けてしまって、
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そこで自分がすごい、
相手が不安だから自分も不安になってしまったり、
相手がすごいちょっと強い口調で脅してくるから、
それに怖がってしまったりという、
ことになっていくんですね。
この短い文から、
そこまで解釈できちゃうものなんですね。
そうか、
そうするとこの方は、
いい悪いではなくて、
現実として、
相手からの影響を若干、
かなり受け、
ガチになってしまってるってことは、
いったん受け入れてって。
そうですね。
そのことって実はすごいいいことじゃないですか。
つまり、
相手のAだったらA、
不安だったら不安っていう波動を受け取ってるわけですよ。
キャッチできてるんですよ。
それを自分の内側まで入れちゃってるから、
相手が不安なのでキャッチして自分も不安になっちゃってる。
相手が怒ってる。
ムッとしてるので、
それをキャッチしてて自分の中で、
あ、私って攻められてるっていう、
自分のキャッチはOKなんで。
そこまではできている。
その後それを自分の中で、
大きくしたりしちゃうんですね。
相手からの不安を自分の中の不安にも作り変えるというか。
そうそう。
それは相手のことを無視するってことは、
対応ができなくなるので、
いわゆる言葉で言うと、
相手の状態を受け止めることは重要だけど、
奥の仲間で仲間で、
受け入れて自分の状態を壊す必要はない。
そうですよね。確かに。
じょうさんの先ほどの、
相手のアウトカムを加速させてやるぞっていうスタンスで付き合えるんだとすると、
相手がもし不安だとしたときに、
あ、不安なんだ。
だったらそれに対してどう加速させるためにっていうか、
対応策で。
ムートラルに対応できる。
それを不安なんだ。
え、不安、不安、不安やばい。
不安を払拭させないと。
この商品はね、
こういうことが増えててってこと。
わーってやるってことは、
実は営業の方も不安になっちゃってるんです。
一緒に二人してこう不安だったり。
不安を解消させようとつもりで喋ってるくせに、
自分が不安だから、
あ、この人不安になってる。やばい。
これじゃ売れない。
ということは私不安だってなっちゃうパターンが
すごいあるので。
そこは無意識的なところなので、
考えたこともない領域ですけど、
競争で言ったら現実あるあるの話ですね。
ついうっかりわーっと喋りだしちゃったりするときとかって、
まさにそれが起きてる感じしますよ。
そうなんですよ。
ところがやっぱりそれがちゃんと自分が
うまく対応できてるときっていうのは、
相手が不安を感じるときも、
あ、〇〇に不安を感じてるんですねと。
不安を感じるのは最もですよね。
だってこれ買うの初めてなんですからみたいな。
その上でちょっと説明しますとみたいなことが、
実はうまく対応できてるときってのは非常にニュートラルですよね。
というわけで今回はもうすばり回答いただいたと思います。
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人間関係という切り口でお話いただきましたので、
相手と私はどういう関わり方をしたいのかというところを
アウトカム設定をして。
そこに頼っていくというか、そこをぶらさない。
それを内側に入れとけば、
相手が怒っている、喜んでいる、悲しんでいる、
その状態を、自分のスタンスをちゃんとしていれば、
相手の状態をニュートラルに受け止めて、
対応できるっていう風に変わっていきます。
まずはそこをトライしていただいてみてですね。
実際にやってみるとうまく設定したのにぶれちゃうとか
いろいろ起きるでしょうから、
そのときはまたどんな現象が起きたのかシェアしていただけたら
秋山先生はご答えいただけるかなと思いますので、
そのときはぜひお待ちしております。
というわけで本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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