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こんにちは、遠藤和彦です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
副業の概念と懸念
ということでね、今日も行きたいと思いますけれども、今日はですね、質問に早速行こうかなと思うんですが、副業について質問いただいているんですけれども、秋山先生の時代って副業ってありました?
いや、全くその概念ないですね。
やっぱりそうですよね。なんかここに来て本当に一般化しましたけど、本当最近ですよね。
私のとこはせいぜい最初は資格を取りに行くみたいなことはあったし、その後ヤフオクとかでお小遣いを。
あとはアフィリエイトでちょっと収入を。そんなことをやり始めてるんだ。
確かにアフィリエイトで副収入を得る系は、今でいう副業とちょっと違うけど、確かにそうですね。
あとマンション不動産とかでね、途中不動産やるとか。
そうですね、さらに今の方で融資できるんで、逆にそれを利かして結構持ってますみたいな人はいましたよね。
私の時はもういかに上に上がってお給料と立場を取るかみたいな感じでしたね。
という感じですよね。そんな中でちょっと今日行きたいと思いますが、
副業を多分認めるか認めないかという傾斜化人事のような立場の方だと思います。
社員の副業が広がりつつあります。私の会社は20名規模のIT企業で、既に数人が副業を始めております。
本人たちのスキルアップや収入補填という意味では理解していますが、逆に本業にコミットしてもらえないのではないかという不安もあります。
副業解禁の流れの中で、会社として社員とどう向き合うのが健全でしょうか。
うーん、どういうことですね。これ違うか。会社としては認めてて、そういった部下を持つ管理職みたいな感じの方かですかね。
管理職だったり社員、社長はどういう目で見ればいいのかなあということかもしれませんね。
会社として社員とどう向き合うのが健全か。確かにね。自分の部下とかがもう副業してますと。会社認めてるじゃんってなってた時って。
確かにありますね。
まずその経営的な視点での不安というのがやっぱり存在してて、特に私世代の人なんかそうだかもしれませんね。
副業行ってるんだけど、ちゃんとお給料分コミットしてやることやってくれるのかなあとか。
うーん、まさにね。本業にコミットしてもらえないのではないかっておっしゃってる通りですよね。
そのうち副業やってたらそっちの方が収入が良くなって転職しちゃうんじゃないのかなとかね。
そういう人いますしね、実際ね。
組織が必要とする人材
そういうところの不安がある中で、ちょっと視点をですね、今後その組織においてどういう人材が必要かというところを見ていきたいんです。
逆に今まではどういう人材を欲しがってたのかなとか、副業嫌だなと思う方は、どういう人が今欲しがってたのということですよね。
そうするとやっぱり今までというのは、会社にしっかり入ってコミットして、そして会社の中の知識情報を得て、将来的にはできたリーダーになってくれて、みたいなところがあったと思うんですよ。
しっかり言われたことをやれる人がいいみたいな時代なんですかね。
そうですね。
それが良い悪いではなくて、そのような人たちだけでその組織というのはこれから勝っていけるかというところの問題にぶち当たっている。
つまりこれからというのは、新しいことを考えるとか、新しいところに踏み込んでいけるような人たちが必要じゃないですか。
今なら部下とかいう言葉を使わなくても、その辺は皆さん問題しかありませんよね。
部下ありましたね。
だから何かイメージで言うと、自分の会社という畑だけで育った人たちでいいのどうかというところの視点に立たないといけない。
そうなってくると、副業が良いか悪いかよりも、どういう人材が必要なのですかということを見たときに、
やっぱりいろんな人たちと会って、いろんな人たちとぶつかって、いろんな人たちと情報を得て、そしてそのことをまた自分の会社の中で生かす人っていうのはこれからすごい大切な気がするんです。
要は強い人材ってことですかね。
今まで私たち、特に私の二人なんかそうなんですけど、もう道が一直線なんですよ。
高校入って大学入って就職して、そこからどうやって上に行けるかみたい。
そうすると考えていくのは会社の中からの評価が全てになるんですね。
今のキャリアだとそうなりますよね。
ということは、自分の上司がこういう思考だとすると、その上司の思考に合えばいいみたいな形になってくる。
それが本当に組織人として強い人材になれるかというところだと、やっぱりここでいろんな疑問が出てきちゃったわけです。
片谷ですよ。今世の中見ていくと本当に若い方っていうのは、副業というよりもいろんなコミュニティとか、いろんな場所とか研究会とか、会みたいなものを持っていろんな活動されてる方が多いですよね。
今の若い人たちですか。
昔よりそうなんですかね、やっぱり。
私の知り合いの若い方でも、会社にながらこういう活動してますみたいな方はやっぱり話聞くし。
遠藤さん自身もいろんなところで組織というかチームというかいろんな活動されてますもんね。
活動、そうですね。いろんな人たちとの付き合いもありますけど、なんかどっかにいろんなところに所属してるって感覚はあんまないですけどね。
活動してみた感じじゃないですか。
ちなみに私若い側じゃないんで、若者の文脈で出されるとちょっと今、抵抗がありましたけど。
特殊というかね、ちょっと変わってるというか。
ちょっと話それちゃうかもしれませんけど、私っていろんな業界にいたんですよ。
ダイビングとか柔道制服師っていう、その度に頭がリセットされたり頭がぐちゃぐちゃになっちゃったりしたんですけども。
そういった意味ではなんかちょっと体制は少しあったのかなみたいなちょっと実感もあります。
キャリアチェンジいっぱいしてますからね。
そういうことを考えた時に、やっぱり今この会社さんは副業を認めてるじゃないですか。
副業の活用方法
その副業に対してどんな意味付けとか位置付けでしていくかということを考えた場合、
とにかく会社の外に出ていろんな活動をして、そこでいろんな経験を積んで持って帰ってきてくれと。
そういうような副業の強みっていうか、副業の良さというものをやっぱり存分に活かせてほしいんですね。
ですから、例えばワンオーワンだって副業OKだと思ってるんですから、副業の話を聞けばいいと思うんですよ。
ああ、確かにね。普通にね。
触れちゃいけないちょっと生意気みたいな感じになりそうですよね。
そうそう。
例えば副業員がこれやってるんだって聞けたらですよ。
ちょっと教えてくれるって。
これどんなことを学んだのとか、
会社の中で使えるものとかこういう考え方がもし気付いたことがあったら、
ぜひミーティングの場でみんなで言ってくれよみたいなところで、
副業の意義と企業の役割
外に出てまたここに戻ってきて生かしてくれみたいなスタンスで立てたらすごいいいんじゃないかなと思います。
確かに確かに。副業って言葉が良くないですよね。
副収入的なニュアンスもあるし、
人によって何を目的に副業してるかが違うんで、それ次第ですよね。
今先生おっしゃられたように、自社のこの修行の方のね、
メイン業の方のために生かすスキルだったり人脈だったりっていうものを培うために、
ついでに収入も得て活動してるんであれば、
ぜひふんだんに家で使ってくれよって思いますけど、
そういう副業してる人って意外といないんですかね。
そういうのはためにってこと?
そうそう。どっちかというとやっぱり心配だし、
2足のわらじぐらい持っとかないとなみたいなのもいるのが現状なのかもしれないしね。
私がこういうこと言っちゃいけないかもしれないけど、スタートはそれでもいいかもしれないんですよ。
スタートはね。
次はこの経営陣が問われる方で、
じゃあそこに行ってやっぱり会社のためにそういうノウハウを使いたいなって思わせるっていうのを、
その求信力を会社が持っていくということも同時に問われてってるので。
いや確かに。むしろそこですよね。
求信力がなかったらね、そっちの方がいい会社だったらそっち行きたくなっちゃいますもんね。
そうだね。
だからそういった意味では、悪い意味でなく勝負というか、
経営は経営として、やっぱりこっち側に向かっていくんだ。
そこに対して社員の方が、やっぱりこの会社ってそういうところにチャレンジしてるんだ。やっぱりいいよね。
でもちょっとなんか副業のほうがいいと思っちゃってるかもしれないよ、俺はみたいなところの、
勝負というかやり合いっていうのも今後大切になってくるなって気がします。
ですから今までのようにお給料で縛るとかですよ。
あとは労働環境だけで縛るということだけでは、そこは求信力ではなくて、
スタートの安全性としては、安心としては必要なんですが、
やっぱり私たち経営陣としては、外に行っていろんな経験を積んできてくれ、
それをまたこれ使ってくれって言いながら、
じゃあ私たちの求信力というものをどこで持っていくんだ。
それをどこに社員に示していくかということを、
ダブルで考えていくということが今後本当に必要になってくると思います。
確かに。副業というのは外に広がっていくエネルギーですからね。
それをとどめる求信力が会社側にあるのかっていうのが抱き合わせじゃないと、
ただ散って終わるっていうのは正に力学的にも本当に重要なポイントですよね。
ということで、これは副業自体は非常にいいところもあると思うんですが、
同時に問われるのが会社として求信力があるんですかという命題は残りますよねということですかね。
企業の成長と従業員の経験
会社としても、今しゃべって思ったのは、理想として向かうべきは、
自分たちの中で会社が求信力というものを見つけていきながら、
副業行ってこいよとか、こういうコミュニティ行ってこいよ、戻ってきてくれよ、
みたいなところを言えるかどうかの勝負を、戦いをこれから私たちは意気揚々とやっていきたいですね。
ということですね。
というわけで、今日のところは終わりたいと思います。
ぜひ副業について考えるきっかけになればと思っております。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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