おはようございます、心理学者のじんぺーです。心理学に触れる一日一語のお時間です。
この番組では心理学の専門用語を毎日一つずつ紹介しています。
あわせて論文の紹介も行っています。
今日の一語はHSPという言葉です。
よく聞く単語かなと思うんですけども、
HSPの解像度を上げるようなお話と、論文の紹介をさせていただきたいなと思っています。
本題に入る前にお知らせをさせていただきます。
昨日、なのぼひしというプラットフォームで聞いていらっしゃる方が多いと思うんですけど、
倍速視聴ができなくなるというアップデートがあったそうで、困っている方も多いというふうに聞いています。
なのぼひしはすごく好きで応援もしているので、自分は続けていくんですけども、
一方で別のプラットフォームでもほぼ同じような音源を流しておりますので、
もし倍速で聞きたいという方は、そちらも合わせて登録していただけるとすごく嬉しいなと思います。
Spotifyのリンクと、あとはYouTubeでポッドキャストが聞けるので、
もしYouTubeでプレミアムとか課金されている方とかは、そちらがもしかしたらいいかもしれません。
倍速もできますし、あとはダウンロードとかもできるので、
これは結構便利かなと、特に対談とかちょっと外で聞きやすかったりとかするのかなと思いますので、
合わせて確認していただければと思います。
概要欄にリンクを貼っておこうと思います。
Spotifyはこのチャプターにもリンクを貼っておくので、
もしよかったらSpotifyの評価をね、星をつけていただきたい。
星1個はちょっと悲しいけどね、1個でも大丈夫なので、
星をつけていただけると、レビューをつけていただけるとすごく嬉しいなと思っておりますので、
応援してやってもいいぞという方は、ぜひよろしくお願いいたします。
あともう一個別件でお知らせがあって、ちゃんと告知できていなかったんですが、
10月の10日にボイシーの方で生配信の対談をするというのを、
この間の1時間超の一人語りをしたときに、
簡単に触れたんですけども、ちょっとそれがリスケになってしまって、
相手の先生が急遽出張が入ったということなので、また来週やりたいと思いますので、
詳しくは連絡しますが、もし開けといてくださいと言ってたのにというところがあるかもしれませんが、
ちょっとそれは来週になったというところでございました。
なのでよろしくお願いします。
ちょっといろいろ言ってしまったんですけども、本題に入りたいと思います。
HSP、Highly Sensitive Personという言葉の頭文字を取った単語ですけども、
HSPというのは、外界とか他者の刺激に非常に敏感に反応して、感情や感覚を深く処理するというのがまず一つ。
だけでなく、今日の論文もまさにそういうテーマなんですけども、
美や芸術、自然などに対しても豊かな感受性を示す特性を持つ人のことを指します。
これが言いたいことのほぼ結果みたいな感じなんですけども、
今回の論文は、このHSPというのがまずどういうものかというのを改めて解像度を高く説明させていただいて、
低間隔域、
最後3つ目が神秘感受性という分かれ方をしています。
1つずついきましょうかね。
例項目もね、一緒にお話しするので、
ちょっと自分、当たり前あるかなどうかなというのを考えながら聞いていただければと思います。
1つ目の興奮しやすさというのは、
人が多い場所に長くいると疲れてしまうとか、
他人の感情にすぐ影響されるみたいな項目で構成されています。
どうですかね。
人が多い場所にいると疲れますね。
めちゃくちゃ当たり前あるというわけじゃないですね。
どちらかというと当たり前あるみたいな感じかな、僕は。
続いてが低間隔域で、ちょっと分かりにくいと思うんですけど、
低い間隔の行き地です。
行き地のことです。
例えば、強い光や大きな音が苦手だとか、
衣服のタグや布の質感が気になるっていう人が、
これが高い人がこの低間隔域のスコアが高くなるというような感じで図られます。
最後が心理感受性ですが、美しい風景や音楽に心を動かされるとか、
芸術作品を見て涙が出ることがあるっていうのがこの因子になっています。
特に3つ目が他の美的なエンゲージメントの尺度かな、今回使ったのは。
あとは美的な感情の尺度とかと関連するかっていうふうなことを
測って調べた研究になっています。
結論を言うと関係するんですよね。
こんだけ関係しそうな文だったら確かにそうだなと思うんですけども、
もう少し具体的に見ると、そう考えると中低度くらいかな。
美的な感情の方はそうでもないですかね。
ちなみにもう一個の方がエンゲージメントウィズビューティーっていうスケールで、
例えばですね、ちょっと待ってくださいね。
パッと出てこない。
これですね。
このエンゲージメントウィズビューティーも4つの下因子で分かるのでちょっとややこしいんですけど、
自然の美、芸術の美、道徳の美、理念の美、道徳的な美って感じかな。
道徳的な美は理念の美っていうのは知恵とか理想とかそういう抽象的なものに惹かれる美。
哲学的な考えとか人生の意味とかそういったものに惹かれるとこの得点が高くなったりするんですけど、
そういった美に対してエンゲージメントがあるかどうかということと、
それはHSPが関連しているよっていうことが今回の言いたいことなんですけど、
特に関係しているのがさっき3つに分けた中の神秘感受性というものですね。
それが特に強く効いていたと。
それだけだったらそうだよねってなるんですけど、
それだけじゃなくて低感覚域っていうものが、
あってるかな、ちょっと待ってね。
低感覚域、そうですね。
低感覚域の方も神秘感受性の点数とはまだ独立して、
もちろんそのかぶってる部分は大いにあると思うんですけど、
独立した力も持ってそのエンゲージメント、
美しさへのエンゲージメントの得点を予測しているというのが結果になっておりまして、
感覚の鋭さとか鋭敏さっていうことは、
確かにその美しさと関連してそうだよねっていうことは、
想像に固くないと思うんですけども、そういう結果になりましたということです。
さっきの項目例を振り返ったほうがいいかな。
強い光とか大きな音が苦手だとかね、
衣服のタグとか布の質感とか気になるみたいな人が、
実際にその美しさに対しても結構感度が高いというような研究結果は、
なかなか興味深いところかなと思いますし、
もしかしたら自分がHSPの傾向がありそうだなっていう人とか、
HSPの傾向がありそうな人が周りにいるなっていう人とかは、