心理学者の研究の背景
おはようございます、心理学者のじんぺーです。
このチャンネルでは、心理学の研究のお話を楽しくさせていただいております。
いつもお聞き下さりありがとうございます。ちょっとだけ久しぶりになってしまいました。
毎日配信をしたいと思うんですが、なかなかに忙しいね。忙しいって言うとあれだね。
あんまり忙しいって言葉を使わないようにしてるんですけど、出ちゃったね。
バタバタとした毎日を送らせていただいているんですけど、
ややボイシーを、ポッドキャストの優先順位を下げながら、他のことを頑張りたいなと思っています。
これね、やっぱりね、喋ってるとリズムが整うなって思うんですよね。
喋らないと、むしろ意見を発することで、自分のその時の考えをまとめてたりしていたんだろうなってちょっと思っている。
3日4日休むと、そういうチューニングがあってこないような感じがしていて、
このシャベルで聞いてもらうということが、どれだけ自分の役に立っていたかと。
役に立つために話しているわけではないんだけども、力になっていたんだなということを感じておるこのオーラでございます。
今日も論文を紹介したいなと思っています。
最近やっていることとかは最後に雑談で話したいと思いますので、忘れずにお知らせさせてもらいたいんですけど、
もうすぐハンブルクでイベントをします。
坂田誠一郎さん、渡辺道春さんという、お二人ともボイシーのパーソナリティーでもあるんですが、
僕は教育に関わる活動を通して、お二人と5,6,7年くらいの付き合いになるんですが、
初めてこんな風にイベントをする、しかも異国の地まで足を運んでくださるということで、とても楽しみにしています。
お二人の話はとても面白いし、ドイツに来てお二人がどういうことを話すのかということも興味がありますし、
あとは僕が久しぶりに直接絡むので、そういったことも楽しくなるんじゃないかなと思っています。
お知らせというのはオンラインでもチケットを売っておりますので、
すみません、オンラインだけ残念ながら有料になってしまって、現地参加だと無料なんですけど、
運営を僕一人がやっているというのもあって、ここで少しお金をいただければと。
運営費、会場費とか先生方への謝礼とかにさせてもらえればと。
こんな裏事情を喋らないでいいのかなと思っていますので、
ぜひ応援してやるかという気持ちで買ってもらえるとすごくすごく嬉しいです。
今30名くらいからオンラインで本当にありがたいことにチケットを買っていただいて、
現地もどうでしょうね、そんなにたくさん入るところではないんですけども、
楽しい会になるんじゃないかなとワクワクしておるところです。
そろそろお二人が、ニッチーさんも多分パリの方にいるのかな、
セイチロウさんもそろそろドイツに来られるということで楽しみですね。
何卒よろしくお願いします。
前置きが取ってもらえなくなってしまってすみません。
論文の方はそんなにややこしくないと思うので、簡潔にお話ししたいと思います。
今日のお話は心理学者のお話、心理学の論文なんだけども、
心理学者のことを調べた論文ということでちょっとややこしいんですけど、
調査方法と結果の発表
面白いことを言ってますので見ていけたらと思います。
まず雑誌ですね、この研究が載っている雑誌がネイチャーヒューマンビヘビアといって、
これ僕がたびたび紹介していて、いつか載せたいぞと言っている
ネイチャーってつくのはだいたいとても影響力のある雑誌なんです。
ネイチャーなんちゃらっていうのはだいたいすごい、
分野にもよると思うんですけど、すごさの度合いというのは、
ネイチャーっていうだけの論文は一番すごい、雑誌が一番すごいんですけど、
そうじゃないネイチャーヒューマンビヘビアとかネイチャーニューロサイエンスとか、
あとなんだ、本当に無数にあるんですけど、
だいたい超強い研究が載ってますというものです。
心理学分野だとこれが一番有名かなというところです。
今回の研究は何をしているかというと、先ほどのように心理学者のことを調べていて、
心理学者7973人を対象にしていると。
これね、方法も面白くて、
Web of Scienceという心理学者だけじゃないんですけど、
研究者のプラットフォームみたいなのがあって、
主に学術論文がアーカイブされているプラットフォームがあるんですよね。
そこでもちろんこれは誰々によって書かれましたということもそうだし、
この人はどこどこに書かれているのか、
これは誰々によって書かれましたということもそうだし、
この人はどこどこの国の、どこどこの研究所の、みたいな、
いろんな情報がデータベースみたいな、
データベース、それが一番嫌、データベースになっている。
ですけどそこに載っている、メールアドレスを載せている
心理学関連の著者にメールを送りまくったと。
これが27万8000人に送っていますね。
その中の7900人が回答してくれたと。
面白いですね。回答率が約3%というところで、
これを高いか低いかと見るから微妙なんですけど、
最終的に8000人近く集まるというのは相当すごいことだなと思います。
これね、自分もweb of scienceにもちろんこれまでもね、
研究というか、論文をパブリッシュしているので、
そこにデータベースがあって、
メールアドレス載せなかったかな、どうなんだろう。
メール届いてもおかしくないなと思ったんだけど、
ちょっとこのメール見なかったですね、僕はね。
だから回答もしていないです、残念ながら。
というやり方を取っています。
これがすごく面白い。
何が知りたかったかというと、
心理学者の中でも意見が分かれたりとか、
いろんな立場を取る研究者がいるわけです。
研究のスタイルも違いますよね。
それが心理学でよく使われているような性格とか、
態度を図る心理尺度で説明ができるんじゃないかというような
仮説です。
これ結果見ながらの方が分かりやすいので、
早速結果を紹介していきたいんですけど、
例えば、曖昧さ。
これ僕がすごく大好きな概念で研究もしているんですけど、
曖昧さに対する許容度というのは人によって違います。
曖昧さがすごく好きな人。
僕はその一人だと思っているんですけど、曖昧さが好き。
一方で曖昧さを嫌う人。
できたら白黒はっきりつけたいという人がいる。
この許容度が高い人。
僕みたいな人というか、許容度が高いという人はあるかな。
曖昧さが好きな人。
許容度も高いと思うのでそう言います。
今回の研究はそういうワードを使っているのでそう言うんですけど、
曖昧さへの許容度が高い人というのは、
社会的な文脈をより重視するというような傾向があるそうです。
あとは、ちょっと待ってくださいね、まだあった気がするな。
えーと、あー探さなくなった。
そう、社会的文脈を重視する。
例えば、人間の行動というのは社会の中で理解すべき。
これ本当に自分のことだなと思うんですけど、
日本の文化の上で俳句という芸術があってとか、
画学という芸術があってとか、
そういうふうな人間の行動というのは、
人間の行動というのはそういう文脈とか歴史とかね、
宗教的な背景とかそういうものにだいぶ依存して、
その中で論じられるべきだし、
研究されるべきだというような立場を僕は取っているんですけど、
実際に曖昧さへの許容度が高いという人は、
そういう研究のスタイルを取りやすいというようなことだったようです。
一方で、数理モデルであるとか、
あとは神経生物学的な説明、
あとは脳ですよね、脳ですべてがわかるとかね、
そういう簡厳論的な、要素簡厳的な、
これさっきの逆を言ってるって思ってもらったらいいんですけど、
要素に分解していけばいくほど、
いけばその人の真理にたどり着くというか、
すべてが説明できるって思うような考え方には
会議的になりやすいということです。
曖昧さへの許容度が高いというのは、
社会的な文脈を重視して、一方で、
そういう要素、脳の活動を調べれば、
人の心がわかるんだという態度を取りにくいということです。
一方で、これはまた逆なんですけど、
性格と研究テーマの関連性
構造的な思考をする人とか、
あとは論理的な思考力が、思考性かな、
思考力というよりも論理的な考え方をしやすい人、
研究者って大体そうだと思うんですけど、
その中でも高い人というのは、脳が説明するよとか、
計算モデルが人の心を説明するのにとても有効であるよと答えやすい
というような結果になったそうです。
面白いですね。これはね、自分だと思って聞いてました。
一方で僕は脳の研究とかもしているので、
どっちもあるんですけど、脳の研究はすごく難しいなと思っているし、
これをやったからといって全てがわかるとは全く思っていないので、
そこも含めて僕はこの研究結果とだいぶ一致しているなと思っていたりします。
あとは、実際の論文の書き方とか、
どういう学術雑誌に載せているかとか、引用先とかね、
そういうのも人の認知特性の違い。
さっきので言うと曖昧さやの許容度であったりとか、
論理的指向性が高いとかね、
そういったものが出版先とかにも影響を与えているし、
あとはもうちょっと前の研究テーマを決めるというところにも影響しているということなので、
これは当たり前っちゃ当たり前なんですけど、
この大規模なデータでそういう関連性が見られたというのを
とても面白いなというふうに思います。
だからね、これは良いことなんですよ、多分。
いろんなタイプの、いろんな性格とか考え方を持った、
研究方法論の重要性
指向性を持った人がいて、その人たちがそれぞれ研究する。
今回は心理学という枠組みの中では一緒なんだけども、
そこでいろんな人がいて、いろんな方法論をそれぞれが受け入れて、
別々の角度から研究するというのはすごく良いことだなというふうに、
科学の発展の上ではと個人的には思っていますし、
喧嘩しなかったら良いですよね。
それぞれのやり方を認めつつ、
批判的には対話をするというか議論をすることももちろん大事ですが、
やっていけばいいんじゃないのかなというふうには思います。
そんな感じで、これからの研究については、
研究者の研究も面白いなというふうに思うので、
一つ参考にして、何の参考になるか分かりませんが、
面白いなと思ってもらえると嬉しいです。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
書道研究の挑戦
今日も良い一日にしていきましょう。
陣平でした。心を込めて。
最後は緊急報告雑談でございます。
前ぐらいの放送で研究女性に落ちましたと、
1年後何してるか分かんなくなりましたという話をしまして、
1個日本の研究費にまた出しまして、
出してないかもだ。
もう本当に急ピッチで計画を作って、
研究者の研究費を出して、
研究者の研究費を出して、
研究者の研究費を出して、
もう本当に急ピッチで計画を作って、
何名かの、本当にありがたい、
こんな時間のない中ですけど、
見てくださった研究者仲間の方がいて、
フィードバックもらって計画を直してやっています。
締め切りがもうあと2日3日なので、
ここからそんなにいじれないんですけど、
通ることを祈って出したいなと思います。
というのが一つ。
もう一つ実は、
今度またハンブルクの大学連合みたいなのがあって、
そこで一つポスドクの募集があったので、
応募しようと思っています。
これが結構面白くて、
すごく大規模なプロジェクトなんですけど、
書き記された遺産みたいなものを研究する、
すごく大規模なプロジェクトで、
何て言ったらいいんだろうな。
例えば、遺跡であるとか、
あとどんな研究があるんだろう。
何でいったらいいんだろうな。
それについては、
例えば、遺跡であるとか、
あとどんな研究があるんだろう。
何が言いたいかというと、
ここに書道の研究を出そうと思っています。
書道の研究は実は、
今もハンブルクに来てから1年ぐらいでも、
うちのボスがずっとやっていたので、
そこに上院させてもらって手伝いをしているんですけど、
それを継続できないかという挑戦ですね。
それは自分が研究計画から立てさせてもらって、
プロジェクトを主導するということを目指しています。
書道はね、
これもなかなか面白い巡り合わせだなというふうに思うんですけど、
そもそも僕が行きたいと思ったボスが、
書道のことをやっているという運命的な出会いも、
2年ぐらい前かな、ここに行きたいと思った時に、
行きたいって別に書道をやっているから行きたいと思ったわけではないんですけど、
行きたいと思ったら偶然やっていたという順番なんですが、
そういう巡り合わせもあり、あとはね、
やっぱり書道家とかね、書道の教授の先生とかね、
知り合いがいたりとか、
あと実は僕、あんまり言ってないんですけど、
ちょっと言ったかな、
父がね、父もね、
習字を教えているんですよね、
現在進行形でいいのかな、
最近誰かに教えているのかな、
でも教える資格を持っている、師範大みたいな。
僕も、あとは僕が、
友人とかもね、
中学生、小学校、高学年ぐらいの時からかな、
教え始めたのは。
教室はね、やっていたので、
何年だろう、小学校、低学年から、
中3までは少なくてもやっていたので、
8年とか9年とかやっていたんじゃないかな、
という、一応そういう、
今は書けないけどね、
そういうバックボーンもあるんですよ。
だから、ここに来てなんか書道のことをね、
この2日3日、書道のことばっか考えてますよ。
新しい計画を立てないといけないので、
とても大変です。
大規模なプロジェクトなので、
なんかね、こう、
グローバルにインパクトを与えるような
研究計画じゃないとダメっていう風に、
ボスには言われていて、
いや、むずいなと。
なんか日本の書道をやる時に、
やっぱり、
日本の書道をやるっていうのだけだったら
いいんですけど、
ドイツの大学連行がやってるわけなので、
日本のことを知れたってだけじゃ
ダメなんですけど、
弱いんですよ。
それがどういう風に、
ドイツの人にも意味のあることで、
やった社会に意味があることで、
ということを主張していく必要があるので、
これはね、骨が折れる作業だなという風に
思ってます。
今考えてるというか、
ちょっとこれでいこうかなという
アイディアはまとまってきたので、
あるんですけど、
これはまだ秘密にしておこうかなと
思います。
この締め切りも、
あと3週間くらいなんで、
もうね、
えらいこっちゃって感じですよ。
もう頑張ります。
もう頑張るしかないね。
子供も可愛いしね。
あまりそういう
大国柱的な考え方
そんな好きじゃないし、
そういう時代でもないだろう
と思うんですけど、
でも気合は入りますね、やっぱりね。
やってやるぞという感じはありますので、
ぶっ倒れないようにだけはしたいですね。
眠いし、
ちゃんと寝れてた時は
なかったような、
体のマイナートラブルとかが
出始めたりもしてるので、
ちょっと頭重いんだけど
みたいなこととかね、
体調と
バランス取りながらね、
だけど、
頑張りたいなと思ってます。
そんな感じなので、
ぜひ応援してください。
励みになってます、本当に。
もうこれだからね、
ボイシーたまに戻ってこないとダメだね。
戻ってこないとたぶん
心折れちゃうからね。
応援してます。
引き続きよろしくお願いします。