そういったことをしだすとですね、学生もだんだん街に出ていって、
実は京都の街中にあるいろんなデジタルものづくりスペースに行ってアルバイトをしていたりですとか、そこで新しいプロジェクトを自分たちで始めていたりですとか、
そこで起業をして、自分でものづくりスペースを運営している学生が出てきたりとか、すごく新しい動きが出てきているというようなところで活動をしています。
大学としてそういう領域を増やしていこうというのが、戦略として共産大会があられたということなんですね。
そうですね。学部としてものづくりスペースを開いて、それを単に情報系の学生だけが使えるスペースではなくて、
どの学部の学生も分岐入り系関わらず、どの学生も1年生から入学して講習会さえ受ければ使えますよというような場所として運営をしていっていますね。
こういった動きは京都産業大学だけではなくて、いろんな大学でも始まっているので、神奈川大学さんとかだと、
研究室から始まったファブラボの取り組みが大学全体に広まっていったりですとか、そこも経営学部の先生が運営をしていて、
なんで、もう理系分経関わらず、どんどんどんどんものを作っていくというような動きが広まってますね。
しかもフィールドがキャンパスだけじゃなくて、京都の街に出て行って、学生さんたちがいろいろ試作していくっていうね、
そういう流れが本当にできてきているっていうことだと思うんですけど、
その辺は最初、ちらっと文化を作るっていうようなことをおっしゃったと思うんですけど、
何かいつぐらいから、最初は結構、情報工学の学生さんたちがあんまり街に出るっていうイメージが、
私たちもないですし、学生さんたちもピンとこなかったんじゃないかなと思うんですけど、
その辺が一気に広がった、何か天気だとか、こういったプログラムがきっかけだよとか、そういうのってあるんでしょうか。
なるほど。ありがとうございます。
一つはですね、2016年、7年、18年ぐらいの間に、京都で一気にいろんなデジタルものづくり関連のスペースができたりですとか、
大学でもいろんな大学が一斉にこういったデジタルものづくりが始まったことがあったんですね。
2018年、私も来たんですけど、他のデジタルものづくりをやってる人も京都に来て、
いろんな大学でいろんなことが動き出して、街中でもいろんなスペースが始まっていて、
実はたまたまなんですけど、そのタイミングで起きてきていて、お互い知っている人が多いので、
いろいろ情報交換会をしたりですとか、街中のハブのところに集まってミートアップをして、いろいろ情報交換をしたりしたんですけども、
そこに学生をどんどん連れていこうというふうに思って、学内の情報のところにもどんどん流したり、
研究室の学生だったら一緒にゼミの研究室カットの一環として、そういったものづくりスペースに行ってみようというふうにどんどん連れていったりしていたんですね。
そうしたら学生が自然とデジタルものづくりを学んで、それをアルバイトに活かしたいなというので、
そういったデジタルものづくり系のスペースにアルバイトしに行っている学生がポツポツと増えてきまして、
結構面白かったのは、京都メーカーズガレージという京都の梅工事のエリアにあるものづくりスペース、
確か2016年前後ぐらいにオープンしてたと思うんですけども、そこに一人アルバイト学生が入って、
その後、芋づる式にたくさん学生がアルバイトするようになっていったんですね。
みなさん、アルバイトしていると嬉しそうに、自分で学んだものづくりの技術を何か作りたい人が来る場所なので、
サポートすると、そこに自分が学んだことが活かせるという喜びを感じているみたいなんですね。
私もいろんな大学、例えば芸大系とか美大系のデジタルものづくりのスペースで非常勤奉仕をしたりもしてるんですけど、
特性が違うなと思うんですね。学生の特性が異なっていて、美大、芸大系の学生は自分で作りたいものが決まっていて、
そのものを作るための手段として、3Dプリンターを使ったり、そういったマシンを使ったりするという学生が多いんですけど、
そういう意味では、彼らは自分の作りたいものに興味があるんですが、
マシンとか、メンテナンスをするとか、マシン自体に愛があるとかっていうのはあんまりないですね。
なんですけど、情報系とか理工系の学生は、どちらかというとそのマシン自体の仕組みに興味があったり、
技術自体に興味があったりするので、自分が学んだ技術で何かを作るよりも、その技術を誰かのサポートにすることに対して喜びを持つみたいで、
そういった意味では、情報系、理工系の学生の方がそういったスペース、ファブスペース系のサポートには向いてるみたいな。
なるほどですね。全体的な管理、運営とかメンテナンスとかが必要ですからね。そういう特徴があるんですか。
そっか、じゃあ私はまだ2018年、16年ぐらいって京都に来れてなかったんですけど、
もうその頃ぐらいからそういう、あれですよね、きっと牧野さんとかですよね。
そうですね、京都ネカビュアレンジは牧野さんが、ものづくりベンチャーズさんがスタートしてたりとか、もちろんファブカフェ京都もできたりとかで、
環境的にも、そういった広がりとか下地が京都で増えていってたっていうのも、すごく大きかったですね。
特に京都の街がすごくコンパクトなので、それぞれのスペースが遠くなく、でも密度が高い。大学も市内にたくさんあるので、
デジタルファブリケーション人口が一気に増えたというのが、2016年、7年以降ですね。
ある意味、ものづくりって広く捉えれば、京都の街の地域企業さんも、ものづくり製作所系の会社さんも多かったりしますし、
もともとあるはずだったところの、新しいテクノロジーとの掛け合わせで、ちょっと違う形で出現したっていうのはね。
新しいものづくりの切り口ができて、情報系なんですけど、そういったものづくりの企業に就職するような学生も出てきていますね。
情報系に来る学生もいろいろなんですけれども、そこの中にあるダイバーシティの中で、デジタルも組み合わせた情報系技術も組み合わせて、
ものづくりにアプローチするっていう学生が、そういったファブを使うようになってきているというのが、京都産業大学の状況ではありますね。
面白い。やっぱり学生さんも教室で学んだこととか、自分の好きな技術で社会の役に立てるっていうのを、
学生の時代から実感できるっていうのはすごく大切だろうなと思いました。
そうですね。結構学生のアクティビティで面白いのが、
マシンもどんどん技術と製品の発展によって小さくなってきているっていうのはすごく大事で、
小さくなると持ち運びができるようになったりですとか、デスクトップになるんですね。
最近ですと持ち運びができるレーザー加工機とかそういったものができてきていて、
それを使って子どもたち向けにワークショップをしたりとか、塾を開きたいとか、そういった学生が出てきて、
学内で予算を取って、それを使って街中でワークショップをしたりですとか、
あとは研究室活動ですと、小型のレーザーカッターを森とか林とかに持ち込んで、
そこでいろんな葉っぱを見つけてきて、落ち葉でもいいんですけど、
そこに葉っぱを素材としてレーザー加工をして、そういったワークショップをやったりとか、
もう何ならラボの中に留まる必要がなくなってきていて、
どんどんマシンと一緒に街に出ていくっていうことができるようになってきているっていうのが面白いですね。
森の中にまでね、面白い。
松尾さんとかって環境系のね、高校だったり大学の授業を担当されてたりとか、
ワークショップも主催する方も多いと思うんですけど、
こういった学生さんとの接点とか、あったりするんですか?
あんまりなくて、ワークショップも、私がやるワークショップってどっちかっていうと考えるとか、
考えて思考をアウトプットするみたいなところに留まっているんですけど、
思考した後に実際作ってみようってなると、
さらに自分たちの頭だけじゃなくて手を動かすっていうことって、
特に私の場合は環境教育とかなんですけど、
自分ごとしやすいっていうところがあるかなと思ってて、
例を言うと、例えば学内で環境に配慮した行動を取れるように、
何か仕組みを整えようってなったときに、
今までは大体考えてアイデア出て、やれたとしてポスター作るとか、
そういうレベルじゃないですか。
だけど、例えば3Dプリンターとか、
ものづくりができるようになると、ちょっと特殊なゴミ箱を作ってみようとかね、
そういうもう少しアクションしやすいとか、
一歩先の行動ができるようになって、
そうすると、たぶん頭で考えているよりも、
手を動かすによって自分ごとが進んで、
やってる本人の環境配慮の意識だったりとか、
行動が変わってくるっていうのがあると思うので、
そこらへんを組み合わせると、
環境とかサスティナビリティの部分って、
すごく発展するんじゃないかなっていうのを聞いてて思いましたね。
プロトタイピング。
プロトタイピングですね。
それって企業をするとか、アントレプレナー精神でも大事な姿勢ですもんね。
自分でちっちゃくやってみて、何度もフィードバックを得ながら改良していくっていうことは、
そういうところもあって恐らく、
共産党へ新しい企業学部がとことん繋がっていくんだろうなっていう気がしました。
私も今おっしゃった、ありものをまず組み合わせて何か作ってみる。
それを最初は楽でもすごくいいと思うんですね。
小さくていいので、そこから始めてみるっていうところの後押しが、
これから始まるアントレプレナーシップ学科の中で、
私が一緒にアントレプレナーシップのある学生と伴奏していくときに後押しできるやり方かなと思うんですね。
そのブ莉瑚ラージュですね。
ありものを組み合わせてみながら形にしてみるっていうのは、
やっぱりすごく重要な考え方だなというふうに思って、
一つのデザイン志向の根源的なエレメントの一つがブ莉瑚ラージュ。
それはデザイナーであっても、デザイナーじゃなくても、
そういったアントレプレナーの学生であっても、
いろんなものごとに学んでいく学生でもあっても重要だなと思いますね。
なんかすごくこれまでどうしても大学も組織も学科とか専門性で分けてきちゃってたところが、
それだとなかなか未来が深くてこの時代にセクショナリズムだけでは立ち位置できないよみたいなところが、
今の大学って結構問題意識があって、学際的な学部を作ってみたりしてると思うんですが、
そこのまさに融合的なアカデミズムになっていくことが、
社会へのソリューションもつながっていきやすくなるんだろうなっていうね。
本当にそこをやっていかれてる共産大さんなんだなというのを思いましたね。
あのせっかくなのでというか、私たちもまさにさっきちらっとお名前出てきた京都メーカーズガレージさんにもお邪魔させていただいたりしてですね。
実は始まりつつあるプログラムがありますよね。グローバルゴールズジャム。
ジャムがついてる時点でもう私たちが乗らない手はないって感じなんですけど、
ぜひちょっとそのジャム、グローバルゴールズジャムのご紹介もね、ちょっと兼ねてと思うので、
簡単にちょっとどんなプログラムかっていうのを教えてください。
さっきのしょうさんの振りはまさにこのグローバルゴールズジャムのお話だと思いながら。
全然意識してなかった。
今話した内容ともすごくつながるところなんですけれども、
グローバルゴールズジャムという2日間でSDGsをテーマにしたプロジェクトを市民参加方で取り組んでいくというワークショップを
世界中で行われてまして、京都では私とファブカフェ京都の方と一緒にずっと2018年から運営していて、
今年のグローバルゴールズジャム2025は梅小路エリア、先ほど京都メーカー、ガレージさんがあるといった梅小路エリアで開催することになってまして、
実はそれがいろんなきっかけでしょうさんやりょうこさんといろんなディスカッションを経て、
今回の梅小路のグローバルゴールズジャムではプロジェクトパートナーとしてジャムセッションさんに参加していただくことになりまして、
一緒にジャム化できると。
本当に。
嬉しいですね。
嬉しいです。
すごく要素が多いワークショップで、
たぶんまだりょうこさんは実は先週のプレゼンテーションを聞いていただいた中でぼんやり輪郭が見えてきた。
改めてようやく理解しました。
もしかしたらしょうさんの頭の中でまだなんだろうこれまたなってるかもしれない。
ぼんやりしてます。
ぼんやり。
そのあたりの経緯とかも少しお話させていただくと、
グローバルゴールズジャム自体は私たちがゼロから始めたものではなくて、
一番最初が国連開発計画とオランダのアムステルダムにあるアムステルダム応用科学大学というところからスタートした取り組みで、
SDGs がスタートした2015、16年から実はスタートしてます。
なので2016年の時に九州大学でその時まだいたんですけれども、
実は元々さっき留学していたアムステルダムの知ってる先生から突然メールが来て、
SDGs 始まってそこに対して取り組んでいく世界中のジャム企画をやっていきますよと。
世界中で開くんだけれども日本ではぜひやってくれないかというメールが来て、
もうそれはやらない手はないということでスタートして、
2016年から九州、福岡と2018年から京都で毎年、
ちょっと2024年だけ京都では開催できなかったんですけど、
それを除いて毎年開催しているという流れですね。
すごくSDGs という広いゴールなので、
どういう取り組み方にするかもそれぞれ世界中のグローバルゴールジャムのオーガナイザーに任せられているんですけれども、
結構我々はいろんなハックをしてまして、
実は決められたいろんなデザイン手法とかメソドロジーみたいなものもあるんですけれども、
独自の手法も用いながらハックをしてきて、
日本中でそれを共有しながらやり方も共有しながら、
あとはそのプロジェクトへの視点も共有しながら、
毎年毎年発展させているというようなやり方をしています。
だから今回京都では2回目になるんでしたっけね。
京都では2018年からやってるので。
そうかそうか。もう5回、6回か。
7回目ですね。
7回目ですね。
前回が京福だったという理解で。
そうですね、2023年が京福で開催しまして、
その前はコロナ禍だったのでオンラインで、
フルオンラインで開催をしたりとか、やり方も工夫しながら、
いろんな形で開催してますね。
先ほどしょうさんがおっしゃった手を動かすこと、
そして自分語とかすることがすごくやっぱり大事なもので、
今までお話してきたデザイン志向ですとか、
ブ莉瑚ラージュ的な発想で、
身の回りにあるものを駆使しながら、
組み合わせながら作っていくことによって、
課題に小さくでも取り組んでいって、
手を動かしながら自分語とかしていく。
何かソリューションを考えたりアイデアを考えるということが
大事なんですけれども、
同時に大事にしているのは取り組んだ課題だったり、
プロジェクトに対して、
そのプロジェクトや課題に雇用するということを大事にして、
ソリューションだけについこんな良いアイデアが出ましたよ、
こんな良いプロジェクトが出たんだというふうになりがちなんですけど、
その関わり続けていくということもすごく大事で、
そのためにはプロジェクトや課題に雇用していく、
没入していくということがすごく大事で、
数日間にずっと集中的にエネルギーを注ぐと、
その没入するんですね。
すごい濃密なスケジュールですもんね。
自分自身もすごくオーガナイズをしている立場なんですけれども、
没入していって毎回課題に雇用ができているので、
ずっとこれまで関わっていただいたプロジェクトパートナーの方とは、
大学の授業の形で関わっていただいたりですとか、
いろんな形で関わりが続いていて、
グローバルゴールデンも開催するたびに私の
いろんな仲間というかパートナーが増えて嬉しいなと思っています。
そこ本当に素敵で、
私も結構、給代で働いていたときは、
同じようなソーシャルビジネスの創出ワークショップとかやっていたんですけれども、
どうしてもですね、やっぱり机上のアイディアに終わりがちというところと、
フィールドワークとかはするんですけれども、
おっしゃったようにソリューションの方にどうしても思いが行っちゃって、
続かない?
そのフィールドが終わったら、プロジェクトも終わりみたいな感じになりがちだったなっていう、
今思えばね、ちょっと反省も踏まえてそういうことを思ったりするんですけど、
そうじゃない関係性の作り方というか、
されてるっていうところがすごくいいなと思いました。
ありがとうございます。
今おっしゃった関係性ということもすごく大事だなと思ってまして、
東京でもグローバルゴールジャムをやっているファブカフェ東京のチームの方がおっしゃってたんですけれども、
グローバルゴールジャムはハイパーコミュニティビューディングだという言葉を言ってまして、
その短期間で同じ方向性を持った人がガッと集まって、
一緒に共同していく、協奏をしていくという形もできるかもしれないですね。
それによってすごく強いコミュニティができていく。
それが2日間で出たアウトプットよりも実は豊かなものだったりする。
京都の場合は特にコミュニティが多層でありながら密度が高いので、
よりここの京都でやる意義っていうのは多いなと思いますし、
私もグローバルゴールジャムを通じて同じ方向性を向きながら、
いろんな活動をされている方々と出会いながら、
まだまだ出会ってない方がたくさんいるんだと思っているので、
ぜひまだ参加、これから参加者募集中の段階ですけれども、
飛び込んでいただけたら、いろんなコミュニティの方と出会いながら、
一緒にプロジェクトを動かしていく人と知り合えたりですとか、
そこに応用する課題が見つかったりとかできる機会かなと思いますね。
本当にぜひ。3つあるんですよね。テーマというか切り口があって、
そのうちの1つに実はジャムセッションズが、
私たちは食べると作るのつながりを考えるチームですけど、
よかったら3つご紹介いただいて。
ありがとうございます。
今ご紹介いただいたジャムセッションズさんがパートナーのテーマなんですけれども、
食べる、育てるのつながりというのがテーマで、
その背景には京都アーバンファームをされている、
そこで街中で野菜を育てたり、果物を育てたりする活動の中で、
かかわりしろを作られている、今活動されていると思うんですけど、
それと今梅小路が実は京都中央市場というですね、
大きい市場がすぐ横にありまして、市場に朝行くとですね、
いろんなところから桜が集まったり、食べ物、果物、野菜が集まったり、
幹物が集まったり、そういう食べ物のインフラのエリアなので、
京都の中で食べ物のエリアのインフラの中心地となっているところで、
食べることと育てること、そのつながりをデザインしていくようなテーマで、
プロジェクトを今回一つ関わっていただくことになりました。
それが一つのプロジェクトですね。
二つ目のプロジェクトが、先ほど京都メーカーズガレージの名前が出ましたけども、
京都メーカーズガレージを運営している株式会社つくむという、
実はここは私の研究室から卒業した人が今やっている会社なんですけれども、
その梅工事のエリアの中にあるものづくり施設なんですね。
3Dプリンターがあったりレーザー加工機があったり、
そういったものづくり施設があって、そこで梅工事の市場の人とか、
そこに住んでいる人とか、あるいはクリエイター、
企業家の人がたくさん入り混じる中で、
そういったものづくりの場所でならではの設定の作り方、
そしてその梅工事がある、梅工事という得意なクリエイティブタウンがある中での
ものづくりの場所との在り方というものを考えるというのが、
二つ目のテーマですね。
三つ目のテーマはですね、梅工事のB面文化という言葉を使ってるんですけども。
B面文化ってすごい面白い言い方だなと思うんですけど、
私も最近勉強したんですね。
A面、京都のA面というと自社物価があって、
歴史的な、いわゆるイメージの中の京都というような側面ですけど、
そうじゃない、いろんな人がアクティブに活動していたり、
新しい仕事を立ち上げたりして交わっていく、
そういったB面文化、クリエイティブなB面文化というところの
町としての梅工事を捉え直すというプロジェクトが三つ目ですね。
ここはクエッション梅工事さんという、
梅工事の中にあるコミュニティスペースがあって、
そこの方がプロジェクトパートナーに相手いらっしゃるんですけど、
すごくその方が言ってたのが面白いなと思うんですが、
やっぱり市場がある。この市場というのがすごく規模も大きいですし、
歴史もすごく長いんですね。
実は日本で初めての法的な中央卸市場。
そうでしたよね。私もこの間初めて知りました。
1927年にできていて、もう100年の歴史がある市場で、
そこはちょうど今建て替えをしているところもあったり、
新しくつい2、3年前に新しくなった市場があったりすると。
その市場という文化、卸売市場があるという文化が、
このクリエイティブタウンの文化的な源泉、
文化が湧いてくる泉のようなものですね。
なんじゃないかという話をされていて、
すごく面白いなというふうに思っているので、
この中央卸市場がある梅小路ならではのクリエイティブタウンと、
その市場の未来のあり方というものをテーマに考えていくというのが3つ目のテーマ。
3つのテーマを今回。
最近入ってくださったメンバーも当日プログラム、
伴奏メンバーとしてお邪魔する予定なので、
入れ替わり、立ち替わり、いろんなメンバーが関わらせていただくっていうのも、
何が生まれるかどうなるかっていうところが、
そんな形なのがむしろ楽しみだなって思っています。
JAMっぽいですね。
本当JAMっぽく。
いろんなものを混ぜ込んで。
いろんな個性や背景を持ったメンバーなので、
とっても楽しみにしております。
というところで、まだまだ話せそうなんですけれども、
ちょうどいいお時間になってきましたので、
ぜひ今日のお話聞いて、
GGJと呼んでます、このグローバルゴールドJAM。
面白そうだなと思った方はぜひ。
リンクとかもラジオ配信するときに付けられたらなと思っておりますので、
ぜひ皆さんチェックしてみてください。
何かどういう人が来ると楽しみそうとか、
誰でもOKだと思うんですけど、
どういう人が来るとより楽しめるのか、おすすめみたいなのってありますか。
ありがとうございます。
まずはこういったSDGsですとか、
持続感のマッチ作り、あるいはそれぞれのプロジェクト、
ものづくり的な観点でもいいですし、
そういったアバンファーム的な観点やコンポストなどの
食の循環の観点でもいいですし、市場でもいいですし、
そういったところに単純に興味があるなと、
そこに飛び込んでみたいなという人にはおすすめです。
このプロジェクトグラムは、普通グループ版でデザイン趣向をベースにした
教育プログラムの面もあるので、
今手を動かしながら課題に対して自分語とかをするという
一連の流れを学んでみたい、そういった人にもおすすめしています。
いろいろ申し込みフォームの中には、こんなスキルあるといいですよ
というのは書いてあったりするんですけれども、
実際は大学の学生で結構手が動く学生がいたりするので、
そういった学生にサポートに入ってもらうので、一緒に何かアイデアを出しながら
考えていく人が来ていただければ嬉しいなと思っています。
これまでだともう中学生ぐらいの人が参加してくれたりとか、
去年福岡でやったときは70代の方も参加していただいたりとか、
生後2ヶ月のお子さんと一緒にお母さんが参加してくれて、
パートナー兼参加者というような感じで、デザイナーの方だったので
手を動かしながらどんどんやってくるような、
そういったいろんな方に興味を持っていただけると嬉しいなと思います。
どんな方が応募してくださるのかも楽しみに、
私たちもしていたいと思います。ありがとうございました。
ということで、最後の最後になりますけれども、
決まりのこのともに奏でるラジオコーナーがありまして、
最後、お勧めの一曲もしくは一冊、本か音楽をご紹介いただいております。
伊藤さんは非常に悩まれたと思っていましたが。
悩みました。悩みましたし、これを考えるにあたって、
これまでのラジオで出演された方がどんな曲を推薦されているのかなというのを
拝見して聴いて、いい曲だなと。
聴いてもいただいて。
さらに悩みが深くなりまして、難しくて。
昨日の夜、今朝ぐらいまでずっと考えていたんですけど。
本当ですか。
やっぱり音響設計をやっていたこともあって、ぜひ音楽にしたいなと。
ありがとうございます。
思っております。
お勧めの一曲、これはぜひJAM SESSIONSさんに聴いていただきたいなと思います。
ビル・エヴァンスというジャズのピアニストのアルバムで、
インタープレイというアルバムがありまして、
そのインタープレイというアルバムに収録されている
インタープレイというアルバムがお勧めさせていただきたいなと思います。
お勧めポイントというか。
まずJAM SESSIONSさん、JAMでセッションしていくということだったので、
何かセッションっぽい曲がいいなというふうに思っていて、
特にジャズの中で即興演奏をしていくということが特にジャズの特徴ですけれども、
その中で重要なコンセプトとしてインタープレイという言葉があります。
インタープレイ。
これは曲名としてご紹介したんですけど、
ジャズ一般の即興演奏について、実はこのインタープレイってすごく大事なんですね。
インタープレイってどういうことかというと、
何人かの演奏者がいて、
ジャズって大体曲の流れとして、一番最初にその曲のテーマメロディーを弾くんですね。
テーマメロディーを弾いた後に、それぞれのパートの人がソロを録っていくというのが一般的になって、
トランペッターがいたら大体トランペッターとかが最初から弾いて、
次はサックスの人がソロを弾いて、また次はギターの人がソロを弾いて、
ベースの人がソロを弾いて、ドラムの人がソロを弾いて、
また最後にそのテーマメロディーをもう一回弾いて、
演奏が終わるというのが大体一曲の流れであるんですけれども、
結構そのソロを録っている間とかに、そのソロメロディーに注目されがちなんですけれども、
実はそのソロを録っている裏でも伴奏者がいるんですね。
小さくドラムが鳴っていたりしますね。
実はですね、こういうとそのメロディーと伴奏者がすごく細かくコミュニケーションをとっている。
どういうコミュニケーションをとっているかというと、
例えばリズムでちょっと特徴的なリズムを3連符をメロディーの人が吹いたら、
それにこうしてドラムの人が3連符を入れたりとか、
あるいはその伴奏者が弾いた伴奏のリズムに、