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#96 ゲスト回第37弾 夕書房高松夕佳さん後編 : ともに奏でるラジオ
2026-05-08 35:47

#96 ゲスト回第37弾 夕書房高松夕佳さん後編 : ともに奏でるラジオ

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ともに奏でるラジオは、「誰もが有機的につながり、協奏が生まれ続ける世界をつくる」をVISIONにかかげる株式会社ジャムセッションズが、即興演奏から生まれる「協奏」をテーマに、チームメンバーや様々なゲストとともに対話を繰り広げる、そんなポッドキャストです。 

京都や滋賀を中心に、様々なフィールドで活動(協奏)しているゲストをお招きしてお届けしている「ともに奏でるラジオ」。 京都・衣笠でひとり出版社「夕書房(せきしょぼう)」を営む高松夕佳さんをお迎えした後編をお届けします。

後半では、夕佳さんの「ひとり出版社」としてこだわっていること、大切にしている価値感を深掘りしました。東京にいた2011年の震災を機に、社会への違和感が生まれ、2017年に出版社を立ち上げた経緯、ご縁で生まれる出版の仕事について、自分の中での一貫性について話していただきました。

これまで出版された本についての経緯について、夕佳さんのこだわり、考え方が見えてきます。大手ができない「ひとり出版社」について、これまで全く知らなかった出版の世界のことについても興味深く聞かせていただきました。
 

さらに、6月に発売予定の新刊についてもご紹介。かつて衣笠に住んでいた画家の作品を、地域の人々との縁で復刊させて出版に至るまでのエピソードも面白いです。京都の風物・祭りについて紹介している画文集題名は「古都点描」。衣笠のご近所起点に広がる新たな「協奏」の形も楽しみですね。

町に溶け込んでいく夕書房の展開について、ジャムセッションズでもイベントを企画したいと思います。
是非お聴きください〜📻

■高松夕佳さんお薦めの一冊
ぼくらの「アメリカ論」青木真兵 光嶋裕介 白岩英樹=著(著), 夕書房 (刊)
https://www.sekishobo.com/america/

■夕書房(せきしょぼう)(https://sekishobo.com/) 

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ともに奏でるラジオは、毎週金曜日(たまに水曜日)に更新しています。 次回の更新を、どうぞお楽しみに✨
◈株式会社ジャムセッションズ(Jam Sessionz) 
VISION:誰もが有機的につながり、協奏が生まれ続ける世界をつくる 
https://jam-sessionz.com/

感想

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サマリー

今回の「ともに奏でるラジオ」では、京都・衣笠でひとり出版社「夕書房」を営む高松夕佳さんをゲストに迎え、後編をお届けしました。夕佳さんは、2011年の東日本大震災を機に社会への違和感を抱き、2017年に出版社を設立。大手出版社とは異なり、自身の興味関心や、面白いと思った人との出会いを大切に出版を手がけています。それは、社会の当たり前を問い直し、新たな視点を提供するという、夕佳さんの出版における一貫した姿勢の表れです。写真集の出版についても、既存の見方を覆すような作品に惹かれると語り、日本の始まりにおける多様性や、現代社会へのメッセージ性を読み解きました。 また、ひとり出版社の現状についても触れ、分業制の中で編集や営業などを一人で担うことの難しさや、業界の厳しさについて語りました。しかし、その中でも自身の納得のいくものづくりを追求する姿勢は、文化的な営みとしての出版の可能性を示唆しています。6月には、かつて衣笠に住んでいた画家・伊沢本一氏の画文集『古都点描』を復刊する予定で、地域の人々との縁から生まれたこのプロジェクトは、新たな協奏の形として期待されています。この本は、京都の風物や祭りを描いた絵と、画家ならではの視点で綴られたエッセイが収録されており、現代にも通じる普遍的なメッセージが込められています。番組では、この新刊の展覧会や、夕書房とジャムセッションズでのイベント企画にも言及し、今後の展開に期待を寄せました。最後に、青木真兵氏らの著書『ぼくらの「アメリカ論」』が、現代アメリカを多角的に考察し、読者自身が「自分にとってのアメリカとは何か」を考えるきっかけとなる一冊として紹介されました。

夕書房の出版哲学と社会への視点
スピーカー 1
はい、では後半、今回のともに奏でるラジオは、京都絹笠地域で一人出版社と文庫喫茶の夕書房を運営するゆうかさんをゲストにお迎えしてお話しをしていきます。
後半は、この後半として、ゆうかさんのこととか、またもう少し色々と聞いていきたいと思います。はい、よろしくお願いしまーす。
お願いします。
今回、社会関係資本についての本という話だったんですけれども、何かゆうかさんがこれまで色々出版される中で、出版というのを色々されてきたと思うんですけれども、
これを出版しようというのはどういう感じで決めていくんですか?出版という仕事みたいな。
私の場合、本当に行き当たりばったりというか、ご縁でつながっているだけで、普通多分会社、いわゆる出版社だったら企画を立てて、
既存の著者とかで好きな人にアタックして原稿を取ってくるとか、
あとは、今こういう問題が話題だから、それについての本を誰に書いてもらおうかとか考えて頼むとか、そういう方が一般的だと思うんですけど、
私の場合、夕書房の場合、本当にたまたまであって、私が面白いなと思った人を、タイミングが向こうもそれをやりたいと本にしたいと思ってたっていうのがガチしたときに出すっていうのが、
結果的にそういうふうになっていまして、一応なんとなくのテーマというか方針はあって、立ち上げるときに一番気になっていたのが、
私もずっと東京にいたので、東日本大震災2011年のあれがちょっとなんとなくすごい、あれを起点にものを考えるっていうのがありまして、
あのときすごくショックで、私も東京にいながら自分が使っている電気が福島で作られているとか考えたこともなくて、東京にいると見えないことがいっぱいあるなってすごい思い知って、
でもあれでいろいろなことがみんなにも見えて、社会が変わるんじゃないかと思ったんですけど、結局変わりそうな雰囲気一瞬あったけど、結局戻り戻って何も変わらないまま今まで来ているんですけど、
やっぱそうなっちゃうのかってこうなんかちょっと絶望的な気持ちになってたんですけど、そしたらその例えば青木さんとか、いろいろとその自分の身近なところでできることをやって変えようとしている、その大きいことじゃなくても、
身近なところで何かその社会のためにとか、自分が違和感を抱いていることに対してアクションを起こしている人っていうのが結構いるっていうことが分かって、そういう人たちの声を小さい声なのでどれも、すごくいい試みだけど消えてっちゃうので、それをちゃんと残して知らせて、
それを参考にまたそれぞれが何か自分のところでできるような、やってみようかなと思うような本を作れたらいいなというので、何となくの必ずっていうわけじゃないんですけど、その後考え方に何かヒントをくれるとか、これから震災後の自分たちの生き方の何か仮定になるようなものを出していこうって何となくのテーマがありまして、
その出会った人がそのテーマにすごい自分として私として合ってるなって思えば、やるっていう風にして今まで来てるんですけど、
まあ、それがまあでもいろいろその写真集とかね、出して、写真集ありましたね。どこが?みたいに言われると、自分の中で一貫性があるんだけど、そういう人から見たらちょっと違うかもしれないっていうのはあるかもしれないですけど、何となくそういう感じで来てますね。
スピーカー 2
なんか結構人にフォーカスをしている。僕もいくつか、あの説書を伺っていろんな本の紹介いただいたんですけど、いろんな本がある中で、今お話にあったみたいに、
ゆうかさんのアンテナに引っかかった面白い取り組み。面白いけど社会にためになるっていうのもちょっと違いますけど、社会を変えたり、何か遺跡を投じようとしてる、活動してる人を取り上げてやっている本とか、結構人にフォーカスしてるのかなっていうふうにもちょっと思ったんですけど、でも確かに写真集もあったじゃないですか。
そことの、実は共通点があるって今お話あったと思うんですけど、そういう面でいくと、どの辺、どのあたりに共通項みたいなのが中心に軸としてあるんですか。作る本の軸っていうんですかね。
スピーカー 1
基本的にその著者の人に私は関心があるかどうかっていうのが一番大きいんですけど、写真集今まで3冊出したんですけど、どれもやっぱり既存の見方をちょっと変えてくれる本とか、
例えば一番最近出した、アスカ地方奈良県のアスカ村の遺跡を取ったアスカ夫人という写真集なんですけど、ただの遺跡じゃないかと思うじゃないですか。でも私にとっては、まずアスカのこと全く知らなかった。
あとアスカ時代っていう歴史で習ったのはなんとなくイメージあったけど、あの時代って古墳時代と奈良時代の間で、日本の形がすごくなんとかそこで決まったようなこともあるし、
あとは朝鮮半島とか東アジアからすごくいっぱいいろんな人が来てて、そこの難民だったり都来人だったりいろんな感じで、かなり奈良に東アジアの人が入り込んで、そこの文化の影響が遺跡にもすごく色濃く残っているっていうのが結構衝撃。
その後の平安時代とかになるとかなり閉じていくので、日本独自みたいになっていくんですけど、あの頃はかなりぐちゃぐちゃだったというか、大らかに混ざってて多様だったということを考えると、日本の始まりがそこだった。
始まりっていうとちょっとあれなんですけど、そういうちゃんとした中央集権の社会を作ろうとした時がそういう状態だったってなると、今なんかいろいろ海外主義とか外国人がどうかとか言われてるけど、いや日本の始まりは実はこんだけ多様で、そういうとこは影響を受けながら日本人っていうのができているまで結構血も混ざってたと思いますよね。
そういうことを考えるとすごい大らかな時代から始まっているので、なんか今の空調に対してオリジナルはこっちだぞっていうふうに言いたいような気持ちもあって、すごいこれは参考になるなというか、言いたいことがちょっと入ってるなっていうのがあったりして。
そういうポイントが一個でも私は自分の中で見つかれば積極的に取り組めるなっていう感じです。
なるほど。でもなんか納得しました。社会関係資本主義もそうだし、いくつか紹介いただいた本もそうだし、当たり前が当たり前じゃなくなる。
スピーカー 2
今の社会って資本主義もそうですけど、めちゃめちゃわかりやすくする社会じゃないですか。やっぱりお金とか株価とかっていう、ある意味わかりやすいからみんなの力を乗せやすかったりするいい面ももちろんあると思うんですけど、結構単純化してエネルギーを出していく社会だと思うんですけど、
実際そんなに社会ってそんな単純じゃなかったりだとか、株価とか利益とか売り上げとかに現れない数字とか、もっと言うと言葉にもできないようなものごともあるぐらい複雑じゃないですか。
スピーカー 2
なんかそんな、今当たり前とされているものが当たり前じゃなくなるとか、新しいものの見方が加わるとか変わるとか、紹介いただいた本全部そうやなって今思いました。
ひとり出版社の実態と文化的な意義
スピーカー 1
本の役割ってそういうとこに本とか芸術とかっていう役割が大きいと思うので、大手ができない。大手はやっぱり売り上げが大きい。
最初私立ち上げてすごいグッときたのが、新聞の書評欄に最初の頃結構載せてもらってて、大手の高段社とか岩波書店とか、そういう本と一緒に並列で石書房の本が書評されてたりすると、
だから全然その売り上げとか部数とかと関係ないんですよね、あの世界。公平というか。そういう文化もいいんですよね、出版はね。
今もう新聞撮る人が少なかったっていうのはあんまり威力がなくなってますけども。
スピーカー 2
一人出版だからね、できる今の取り組みだったりね、営みだったりしますね。
スピーカー 1
初めて出版社とか編集してる人っていうのはゆう子さんであったのが初めてだったので、なるほどと思ってなかった。
こういう職業の人に会ったことなかったなと思って。平田さんありました?
スピーカー 2
出版っていうのはなかったですね。前もラジオ出てもらった中村が本屋さんを夫婦でやってますけど。
なので本屋さんをやっている知り合いとかはその2人を通じて何かこうちょっと接点があったりとかっていうのはたまにあるんですけど、
出版っていう軸があんまりなかったですね。
スピーカー 2
これそもそも一人出版っていうのはよくあるというかあるものなんですけど、仲間とか出版社を立ち上げるとかは聞いたことがあるんですけど、
一人で出版社を立ち上げるっていうのは結構よくある動きなんですか?
スピーカー 1
最近の動きというか、15、6年、20年は経ってないと思うんですけど、ぐらいからやる人が出てきて。
スピーカー 2
そうなんですね。
スピーカー 1
そうなんですよ。結局出版っていうのは一人ではできないんですね。矛盾してるようですけど。
編集者がいて、デザインはデザイナーがやるし、印刷は印刷所がやって、製本は製本所がやるんで、基本的に分業なんですよね。
出版社っていうのはそのうちの編集と、書店営業と、あとその制作、印刷所とのやり取りとか、
社内での分業がありますけど、その分業のところを全部一人でやるっていうだけで、
デザインはデザイナーに私も頼むし、印刷も頼んでるんで、取り継ぎも頼んでるんで、
営業と編集とその他もろもろ、何て言うんでしょうね。
印刷所とのやり取りとか、原価計算とかそういうのを全部一人でやってるっていうだけなので、
そうですね。規模は非常に小さくなりますけど、あと在庫の管理とかもやらないといけないんだけど、
最近やる人が出てきて、やっぱりその大きい出版社にみんな勤めてたけど、そこのやり方に疑問があったりとか、
編集方針とか、あとは売り上げ、結構出版も自転車創業になってて、
昔はベストセラーとかロングセラーがあったので、それの売り上げでいろんな挑戦もできたけど、
一つ出してそれがいっぱい売れないので、ちょっとしか売れないから、いっぱい出さないといけないっていう、
種類をいっぱい出さなきゃいけないということで、編集者はもう減っと減っとになってて、
少ない日数で年間10冊も20冊も担当しなきゃいけなくて、
っていうのが業界全体に続いていたりもして、ちょっと疲れてやめる人とか、
そういう人たちが自分の納得の良いものを小さい規模でやろうっていう動きが結構15年くらい前から出て、
少しずつ出てきて、今かなり増えてきている感じですね。
スピーカー 2
そうなんですね。
スピーカー 1
でも去年NHKの大河ドラマーでやってたベラボー、スタヤ・ジューザブローっていう江戸時代のメディア王みたいな人を横浜流星がやってたんですけど、
彼、あれは超胸熱で出版社の人として、彼は一人出版なんですよ。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
あの頃ってそういうの結構多かったというか。
スピーカー 2
その江戸時代ってことですか。
スピーカー 1
江戸時代。
一人出版あるあるがあのドラマに詰まってて、あと一人胸熱なの。
あんまり業界でもそんな話題になってなかったから、気がついてなかった。
出版も職業だけど文化的なものなのかな。
何なの、出版って。文化的というか何なのかな。
何なのかね。
でも私もこれだけでは食べられないので、これは文化事業と位置づけて、
スピーカー 1
ライター業とかで生活費とこの出版のために必要なお金を稼ぐみたいな感じで赤字にならない程度にやってますけど。
本は本当に労力の割にお金ならないので、労力かけて一冊作っても、それがいっぱい売れればいいんですけど、
売れないからまた新しいの作らなきゃってなると労力ばっかり入っちゃうんですよね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
常に開発をしてるみたいな、商品開発をしないといけないみたいな。
スピーカー 2
でも出してまた売れてみたいなのをずっと繰り返すって感じなんですね。
スピーカー 1
ゆうかさんは年何本ぐらいやろうとかそういうのはあまり無い感じなんですかね。
出版社として認識されるには年一、二冊は出してないといけない。
ちょっと手をなさなくなっちゃうんで、一冊は最低一冊、できれば二冊ぐらい。
在庫が抱えないといけない場所の問題とかもあって。
売れれば場所開くんですけど売れなかったりする。
スピーカー 2
在庫も出版社側にあるんですね。
スピーカー 1
そうですね。そこから出荷するので、出荷もするんですよ。
スピーカー 2
お金の回り回りなんですね。キャッシュフロー的にも一回先に出ていく感じですね。
スピーカー 1
一回借金ですね。
スピーカー 2
そうですね。一回出てったやつを後から回収していくキャッシュフローですよね。
スピーカー 1
回収できないかもしれませんよね。
スピーカー 2
そうですね。
だいたい何冊ぐらい売れるものなんですか?本人ももちろんよると思うんですけど。
スピーカー 1
何冊売れるかは。
スピーカー 2
もうわかんない。
それが難しいんですよね。全国の書店に置いてもらうじゃないですか。
スピーカー 1
出版っていうのはちょっと変な形態で返品ができるんですよ。返品制度っていうのが。
スピーカー 2
なんか聞いたことあります。本屋さん売れなかったら返品制度できるんですよね。
聞いたことあります。
スピーカー 1
それでだいたいカバーとか汚れてくるじゃないですか。
でもヨレヨレでもう全部廃棄しなきゃいけないのもあれば、
カバーと帯を付け替えてちょっとこの辺とかヤスリで擦って綺麗にしてもう一回出せるやつもあるんだけど、その作業もしないといけないんですよね。
結局何冊売れたかってもう。
スピーカー 2
わかんないですね。
スピーカー 1
あんまり正確にはよくわかんなくて。
そこまで考えてられないというか。
スピーカー 2
なるほど。そうかそうか。物としては出ていってるけど、また返ってくるやつも。
スピーカー 1
また返ってくるやつも。だから返品率とかも取り付け出してくれるんですけど、2割から3割は戻ってきちゃうんで。
スピーカー 2
そうなんですね。なかなか難しいビジネスですね。
スピーカー 1
しばらく置くじゃないですか、店頭に。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
なんで一回最初新刊出してドカンって納品しても、取り付けから最初の入金があるのは出てから半年後なんですよね。
それも売れた数とも限らないというか、向こうも返品される恐れがあるから。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
よくわかんない。
スピーカー 2
めっちゃ難しいですね。
スピーカー 1
半年間は一戦も入らないと思わないといけない。
スピーカー 2
確かに。なんか全体感で黒字赤字みたいな感じですね、なんとなく。
スピーカー 1
もうあんま考えないようにしてます。
スピーカー 2
そうですね。一個一個の入り取りを考えにくい。
スピーカー 1
わかんない。ちゃんとやってるんだと思いますよ、ちゃんとした会社は。
スピーカー 2
でもね、一人で言うとね、全部の管理。
スピーカー 1
店頭に置いてもらわないと見てもらえないからね、そこに。
でも返品が来るときの精神的ダメージが結構あって。
返品があるって。
そうなんですか。
まただから倉庫に戻ってきちゃうわけですよ。
着いたと思ったらまた戻ってきたみたいな。
スピーカー 2
でも夕書房の本は、僕が勝手に思ってるのは、
普遍的な本が結構多い印象があるので、
今のこの時期に読まないとみたいなっていうよりは、
いつ読んでも大事なというか、っていう感じがあるので、
よくある流行りにのった本とかじゃない?
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
だからそういう意味だと、ずっと売れ続けるんじゃないかなっていう感覚はありますけどね。
スピーカー 1
だといいですよ。
トレンドとかそういうのじゃないからね。
時代を反映してるのか。
時代は反映してるとは思いますけど。
スピーカー 2
時代は反映してるんですけど。
スピーカー 1
けどそこを後になって読んだほうがとみたいなところがある。
後になって読むとまたちょっと違う発見があったりして。
スピーカー 2
その時代の中での普遍性のあるものって、
その時代が進んでも普遍的だったりするから。
いつ読んでも面白く読める系だなっていうのが思いますけどね。
新刊『古都点描』と地域との繋がり
スピーカー 1
ありがとうございます。
ゆうかさん、この社会関係諮問主義をやった後にまた次出されるんですよね。
そうなんですよ。
結構短いですよね。
実は社会関係諮問主義もずいぶん前に準備してたんだけど、
なんかちょっと私も引っ越したりとかして、
のびのびになっちゃったので今になっちゃったっていう感じで。
今、今度6月に出る本はもうこの時に出すぞってずっと決めてて準備してるんですけど、
これがまた不思議な本ですよね。
これまたご近所系です。
スピーカー 2
ご近所系。
スピーカー 1
初のご近所系です。
スピーカー 2
初のご近所系。
前から聞いたやつかな。
スピーカー 1
そうそう。
京都のうちの本当に四軒先ぐらいに、
もう今はお亡くなりになっていないんですけど、
住んでた描画家の方の画文集、
1970年代に出た画文集を復刊するっていうことになりまして、
それもご近所の紹介で、
その作家さん、伊沢本一さんっていうんですけども、
の作品を所蔵しているギャラリーが寺町通りになりまして、
そこのギャラリーによく通ってらっしゃるご近所さんから、
なんかあの本すごくよかったのでよかったし、
彼の作品が忘れられていくのは悲しいから、
復刊してくれるところを探しているんだっていう話をしたら、
そのお客さんというかご近所さんが、
出版社ならうちの裏におるでって言って、
それで紹介されて、
もうずいぶん前に亡くなった方だし、
絹笠って絹笠絵描き村って昔言われたみたいに、
日本語の大化がかなり済んでいらっしゃったので、
日本語では有名だし、
あれなんだけど洋画でしょうとか思って最初。
京都の洋画みたいな感じで、
京都なんか半信半疑っていうか、
しかも亡くなってるし、
そんなの今売れるわけないって思うじゃないですか。
ちょっと、でもご近所に言われたから、
話だけ聞かせてもらえないと思ってギャラリーに行って、
その元になった本を見てもらったら、
絵もすごいいいんですけど、
そこに文章が、
いろんな京都の風物、お祭りとか、
自社仏閣、建物とかについて、
その絵が1枚あって、
それについてのちょっと短いエッセイが載ってたんですけど、
そのエッセイがすごい、
ちょうど私も京都に来て1年ぐらい経ってて、
京都興味深いけど、
まだまだわからないことが多すぎてっていう感じだったんですけど、
それを読むと、
この祭りにはそんな祝いがあったか、
あとはこういう風に京都の人は考えているのかとか、
あとその画家ならではの視点みたいなのが、
結構短い文章の中にギュって詰まってて、
昔の人の文章なんかすごくいいんですよね。
今こういうものは書ける人いないなと思って、
これ京都にちょっとディープに関心持ち始めた人なら、
絶対興味もとに違いないと思って、
それをやることにして、
デケラリーの人も、
やっぱ祇園祭りに合わせて出したほうがいいみたいになって、
今急いでやってるんですけど。
ことてんびょうという。
また楽しみ。
すごい。
読めば読むほどいいんですよ。
やっぱり味わい深くて。
今まで私、今を生きてる人たちのばっかり本出してきたけど、
これは過去の本ですけど、
でも当時から伊沢さん、
例えばさがのについて、
最近観光客が増えすぎて、
かつての時がなくなって悲しいみたいなことを書いてて。
それ何十年も前、10年以上前。
スピーカー 2
今の見たら疎通するんじゃないかと思うんですけど。
それ何年前の文章ですか?
スピーカー 1
だから50年くらい前。
45年くらい前とかね。
スピーカー 2
45年前で。
スピーカー 1
高度経済成長よりダイバーとかで。
それぐらいか、1980。
そうなんです。
スピーカー 2
僕が生まれたくらいだ。
スピーカー 1
80年代。
79年に出たもんなんで。
スピーカー 2
じゃあもうその辺ですね。
スピーカー 1
面白いですよね。
スピーカー 2
面白いですね。
確かに祇園祭りに合わせたほうがいいですね、これ。
スピーカー 1
安らい祭りもありますよ。
安らい祭りもね。
本当にあっさりした祭りとか言ってて。
あっさりしてるね。
いろいろ面白いんですよ、本当に。
昔その何か、
当時かな。
門の前には暑い日とか。
いろんな人が、おじさんが昼寝してたとかね。
あとは韓国の、朝鮮の服着た人とかも。
白い観光ブックの人なども混じり。
大陸的な感じだったとか。
なんかね、そう、大らかな感じが非常に良くて。
あとは山植大橋とかは、
昔はね、さらし首が置かれたとかね。
昔は、本当に昔に。
骸骨の絵になってるんですよ。
すごい面白いんですよ。
いろいろ、これぜひ。
夕書房の新たな展開と今後の展望
スピーカー 1
それでこれに和志田清和さんっていう哲学者の先生。
京都に住んでる先生に序文を書いていただいて。
端末には、それでこれの展覧会も決まって。
京都文化博物館。
いつですか。
8月1日から9月6日まで。
総合展示ってちょっと地味な方の展示室なんですけど。
やっていただけることになったので、
その学芸員の方に解説を書いてもらって、それも。
カタログ、公式カタログとして。
すごい、なんか京都ならではで、
近所からあそこが広かった。
8月に文化博物館だから、
7月にはそのギャラリー、
寺町通りのギャラリー宮脇っていうところなんですけど。
そこで一方堂の隣なんですけど。
展示やってもらう。
あともうちょっと本屋さんでもできないか。
スピーカー 2
でも確かに町、町中のつながりからここまで広がるって。
スピーカー 1
すごいです。
伊沢さん家の向かいのには、
ドナルドキンって日本文化のアメリカの、
日本人になった人、
ドナルドキンさんっていう人が、
ちょうど下宿してて、留学中に。
それでその伊沢さんと仲良くなって、
元の本にはドナルドキンさんの序文が付いてたんですけど、
ちょっとここだけの話あんまり面白くなかったから、
それやめて、
あれなんだけど、
結構この辺も有名人がいた。
でもそれって多分一部の人も知らない、
一部の人しか知らないというか、
本当にあまり知らないよね、木の傘に住んでる人。
知らないですよね。
で、だけど、
絵をね、
近所つながりで買ってた人が結構いるんですよ、
今3人知ってるんですよ。
観光の暁には、
うちの文庫喫茶でも、
人たちに絵を持ってきてもらって、
絵を見ながら鑑賞しながら、
この思い出を語る会みたいなのやったら、
いいなって今ちょっと考えてる。
街のこともね、
いう話も出ると思うので。
スピーカー 2
いいですね。
スピーカー 1
文庫喫茶一人出版社やってることで、
街の人も入りやすくなってるっていうのは、
いいですね。
スピーカー 2
これでまた、
街の人のつながりが、
新しいつながりが増えたりとかね、
しそうですもんね。
スピーカー 1
ね。
スピーカー 2
すごい。楽しみにしてます。
スピーカー 1
ちょっと新しい展開、
石書法の新しい方向性。
スピーカー 2
石書法、
京都の人にもっと知ってもらえそうな気が、
すごい知ってて。
街と合ってる気がしますね。
街の人たちの興味の関心と、
取り上げられてる本のテーマとか、
コンセプトとかが、
合ってると思うんですよね。
スピーカー 1
もうちょっと広げていけば、
もうちょっと半径、
もうちょっと広がるかなって感じがする。
スピーカー 2
そうそう。
半径、もうちょっと広げられそうな、
僕とか、
ジェンコさんが普段活動している界隈、
いろんな人が、
いろんな多様な人がいるんですけど、
みんな好きそうな感じがしますよね。
スピーカー 1
好きそう。
そうやって語ってもらえると、
余計に関心が湧いて、
すごいまた、
ますます京都のこと好きになったりするよね。
スピーカー 2
あとたぶん、
スピーカー 1
私たちが、
既存の私の半径では、
そういう人が全然いなくて、
頼りにしてます。
もちろん。
でもそうやって、
ご近所からどんどん広がってくるから、
多分関小坊さんがあることで、
みんなもたぶん、
いろいろ学びが深まったり、
世界が広がっていくと思う。
スピーカー 2
僕らでイベント企画したりしても、
またちょっと違う人がね、
違う層の人が来て、
いろんなところに来たりとか、
一緒に共同代表やってる川村しょうくんが、
結構本が大好きなので、
ブックサークルとか、
いろんなところに入ってたりとか、
スピーカー 1
して、
スピーカー 2
結構本が軸としていくわけですよね。
スピーカー 1
ある。
スピーカー 2
ありますよね。
スピーカー 1
すごいですね。
ぜひ、
ゆうかさん忙しいけど、
また次の本のタイミングで、
スピーカー 2
ぜひ来週企画しましょう。
スピーカー 1
企画しましょう。
はい。
今日はありがとうございます。
ゲストおすすめの一冊『ぼくらの「アメリカ論」』
スピーカー 1
最後に、
おすすめの本を、
ゆうかさんおすすめの本を紹介してもらいたいな、
と思ってます。
おすすめの本は全部なんですけど、
全部ですよね。
おすすめの本っていうのを、
ゆうかさんに言うのがすごい。
スピーカー 2
確かに本屋出版社の方におすすめの本を。
スピーカー 1
全部ですよね。
僕らのアメリカ論という、
先ほどお話しした、
飛眼の図書館の青木新平さんが、
彼はヨーロッパのことしか知らないんだけど、
今のトランプ、
ちょうどトランプの第二期トランプ政権ができるときに、
できそうだというので、
やっぱりちょっと、
俺は、
アメリカってどういう国だっけっていうのを、
一回ちょっと考え直そうと、
言うので、
彼ももうちょっとアメリカのことを知りたいというので、
友達の、
アメリカの、
建築家の甲島雄介さんという、
彼は、
中学生までずっとアメリカで育った帰国子女なんで、
ミドルネームブライアンなんですけど、
彼と、
あとアメリカ文学者で、
いま高知の県立大学で教えている、
白岩秀樹さんという人と、
3人でリレーエッセイをしたいと、
言われまして、
スピーカー 2
リレーエッセイですね。
スピーカー 1
それを石書房のノートでやってるんですけど、
そこで試しに、
連載を始めたところ、
かなり面白かったです。
彼は、
みんなすごい気合がどんどん入ってきまして、
で、じゃあ、
そういえばちょっとだいぶ前に始まったんですけど、
じゃあ、
大統領選前に出そうということになって、
出した本なんですけど、
非常に、
そもそもアメリカとはどういう国か、
だから、
日本人、私たち生活していると、
アメリカ行ったことなくても、
生活の中にアメリカの様子が、
いろんなところに入り込んでて、
私もキャッチコピー、
僕らのどこかにいつもアメリカがある、
っていうのをつけたんですけど、
なんか入り込んでるんだけど、
あんまり意識したことないというか、
日本の歴史と、
その関わりもそうですし、
あと、
甲島さんは、
アメリカの建築について、
ずっと語ってるんだけど、
建築物とかから見えるアメリカの側面とか、
いろんな方向からのアメリカが、
白岩さんは本当に丁寧に、
その歴史から、
また文学を通しての、
アメリカのアリオっていうのを、
すごい丁寧に読んでくれてるので、
読み物としてもすごく面白いし、
読んでるうちに、
自分にとってのアメリカって、
スピーカー 1
何だろうっていうのを自然に考えるような、
本になってるので、
なんかその、
アメリカのことをめちゃくちゃよく知ってる人に、
教えてもらうという本というよりは、
読んで、
スピーカー 1
自分にとってのアメリカとは何かを考えるような本という、
ちょっと不思議な本なんですけど、
ぜひまた今ね、
スピーカー 1
どんどん暴走が止まらない。
そうですね。
今の時期とか読むとまた、
スピーカー 1
また違った、
読めると思うので、
ぜひよかったらお願いします。
はい。
スピーカー 1
そうですね。
今こそまた読み直す、
持ってる方も一回読み直す時期は、
また新しく読む、
スピーカー 1
今から読むものかなっていうのは、
すごい感じました。
ありがとうございました。
まとめと今後の企画
スピーカー 1
またね、私たち本棚にそれをまた入れてやってますよね。
はい。
紹介していただいた本、本棚に入れております。
はい。
ということで、まだ関所坊さんのこと、
ゆうかさんのこと、
まだまだお聞きしたいこととかありますけれども、
またぜひリアルのイベントとかも企画したいなと思います。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
じゃあ今日は本当にありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
ありがとうございました。
今回は関所坊の深松ゆうかさんをお迎えしてお送りしました。
次回もまた次の回でまたお会いしましょう。
ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
35:47

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