本当そうですよね。それこそ即興演奏的に撮ろうよ、撮ろうよって言って。
乗っかってくださったお二人ですね。今日はお二人ですね。
じゃあもうゲストの方をお呼びしちゃいましょうか。
早速お呼びしましょう。
では今回ゲストとしてお越しいただいているのが、合同会社カーニバルライフの代表の山下さんと副代表の山本さんになります。
2人どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
4人でということで、ちょうど先日というのは10日ほど前になりますけどね。
5月10日ですよね。
5月10日ですよね。はい。
この頃はまだ爽やかな気候だったから、すごい遠い昔のことのようなんですけど、まだ10日しか経ってないということで。
りょうこさん、我々が行ってきたイベント、どんなイベントだったのかというところからと、
あとカーニバルライフのお二人にも軽く自己紹介をしていただいたりとか、なぜこのイベント参加したのかみたいなところとか、そんなところからスタートしましょうか。
そうですよね。最初から私たちだけで早速盛り上がってしまいそうですが、ちゃんと前提のシェアもしながらお話しできればと思います。
今回は私たちはですね、京都の福知山にあるメルツ・ユナイテッドさんという会社を実際に訪問させて、会場はちょっと会社ではない別のところだったんですけど、
メルツ・ユナイテッドさんの平方針の発表会という場にお邪魔をしてきました。
広く毎年、外部からのゲストの参加者というのを募集されていてですね、それで1社につき2名までということでね、
Jam Sessionzから私としょうさんで申し込んで、見たらば会場によく見知ったお二人がいらっしゃったというね、そういう形でしたけどもね。
当日ね、行くまで知らなかったっていう。
びっくりしましたね。
びっくりしましたね。
そうなんですよ。
朝早起きしてる人が。
確かに。
そうでした。めちゃくちゃ早起きでしたもんね。当日朝集合だったのでね。
朝8時45分、福知山集合って、何時に起きんやろうって、何時に家出なあかんやろうみたいな感じでしたよね。
そうなんですよ。うっかりのんびりしてたら焦りました。
何時に出ないといけないんだっていう感じで。
まずはカーニバルライフさんの活動を含めてですね、お二人から簡単にではありますけど、自己紹介をしていただいてからトークに入っていきたいと思いますので、どちらからでもお願いできますでしょうか。
はい。
合同会社カーニバルライフの山下久野です。よろしくお願いします。
お願いします。
同じくカーニバルライフの山本経花です。よろしくお願いします。
お願いします。
会社説明お願いします。
はい。
ぜひぜひ。
経花さんお願いしますって僕に言ったのかな。
そうそうそう。
やる気がないわけ。
そんなわけじゃない。
僕たち二人は、僕は7年前、経花さんは6年前まで京都市役所の公務員だったんですけども、独立をして今の会社をやってます。
理念的なところで言うと、誰もが主役になれる社会へっていう理念を掲げて、
主に仕事を通じてですね、自分が自分の人生の主人公になれるようにっていうふうな組織づくりにお手伝いをしています。
メインでやってることというと、皆さんの対話ですね。
会社の中でも本当に対応するお手伝いをしたり、あるいはミッションビジョンを作るお手伝いをしたりとか、会社の組織局の課題を特定したりとか、
そういった活動をメインにやっています。
経花さんご質問ありますか。
はい、その中でですね、私たち後継支援というところの力を入れてやっていて、
今回、福知山のウェルズユナイテッドさんのところに、後継方針発表会に行ったというのも、後継支援の関係で社長の井上さんがゲストで来ていただいたとか、
そういうこともあって、井上さんの話がとってもすごく組織づくりとか、人を大切にする組織づくりをちゃんとされているっていうところで、私たちとても共感もしてるし、
本当に素晴らしいことをされていて、何かしら私たちも勉強させていただくことがあるなぁ、みたいなことを感じていて、
たまたまいつも行きたいなと言いながら、なかなか日程が合わなかったんですけど、今回日程があったので、ちょっと待ちして行ってこようと言って、早起きをして行ってきたみたいな感じになっています。
そうですね、実は私が井上さんの会社のことを知ったきっかけも、まさにカーニバルライフさんが開催してくださった、
クエスチョンでのイベントで私も知ったので、それで考えると、そこからのご縁がつながっているなという感じが敗因しています。
確かに。
そうなんですよ。あれが何年前ぐらいでしたっけ?
1年半ぐらい前ですけど、私も初めて知り合ったのが、宇治市さんのアトツギラボというところでゲストに行っていただいたのが初めましてなんですよね。
ものすごく一気にファンになってしまって。
ですよね。
私たちがトークセッションというイベントをやろうと思った時も、必ず井上さんには一回は来てほしいよねって言ってお願いして来ていただいたときに、りょうこさんが来てくださったという流れでしたね。
本当に呼んでくださったおかげで。
そういうご縁ができたんだったら、あのイベントもやってよかったなと。
本当ですよ。私も本当にあの日にわーっと思って、実際今回、発表会をお邪魔して、いろいろ理解が立体的になったような感覚を得ています。
昇さんはもともと知っていた会社でしたか?
実はあの私はですね、存じ上げたのが、我々Jam Sessionzがまさに今ももうちょっとで完了しそうですけど、
S認証を取得された企業さん向けにインタビューをさせていただいて、それを記事にまとめるっていうお仕事をですね、いただいてですね。
その10社?
そうですね、今回はちょっと10社ということでね。
10社をインタビューさせていただいたんです。その中に入ってたのが、WELLS UNITEDさんですね。
その時に、こんな会社あるんやって、私はその時に思って。
かつ、私とりょうこさんともう一人、啓太さんっていう3人、主に3人で分担してインタビューをやったんですけど、私はWELLS UNITEDさんの時には立ち会えなくて。
そうかそうか、そうだったね。
そうなんですよ。だから私、記事でみんなが作った、聞いてきて作った記事を読んで、
おお、こんなことやってる会社なんやって思ってたら、りょうこさんにお誘いいただいて、経営方針発表会あるから行くって言って、誘ってもらって行ってきたんですけど、
正直、私もですね、ちゃんと行くまでは趣旨を理解してなくて、会社見学会に行くのかな、みたいな感じだったんですよ。
なんかこうね、私服で着てくださいとか。
ね、書いてあって。
そう、フランクな感じで書いてあったから、なんか見学させてもらって、いちごファームとかもやってるって言ったら、そのとこ見に行くんだっていうノリで行ったら、
よく見たら、経営方針発表会って書いてあって、なんかちゃんとしたところに行くなって思って、しかもなんかホテルが会場だったんですよね。
そう、実際ホテルで。
ホテルで受付とかもして、なんか出席者を一覧みたいなところに、なんかこうね、我々の名前も書いてあって、
ちょっとその時に初めてドキドキしたぐらいな感じなんですけど、その時に、なんかこうそのリストにお名前が載ってたのが、あれ、なんかよく見たことのあるお二人の名前があるって言って、気づいたのが、今回お越しいただいている山下さんと山本さんだったという経緯ですね。
思ってた以上に、しっかりした、ちゃんとした場で、私もドキドキしてた時にお二人がいらっしゃったから、なんかこうほっとしたというか。
それは本当にそう。
そんな感じでしたよね。
ほとんどの社員さんが来られてたから、100人とかは来られてたのかなと思って。
そう、電車だったからね、百何十人かお集まりになってましたよね。
多分我々、来賓的に出たのが何人?多分15人とか。
15人くらいでしたかね。
まさか来賓紹介とかされると思ってなかったから、ちょっとびっくりしましたよね。
結婚式の披露宴会場みたいなね、ドアがオープンされて、入場みたいな感じで入らせていただきましたよね。
しかもものすごくおいしいお昼ご飯をいただいて。
お昼ご飯がおいしかった。
ウェルズ・ユナイテッドさんが作られてるビールも。
いただいたですね。
いたれり尽くせりでした。
本当に本当に。
ここまで聞いてたら、何しに行ってきたんだみたいな感じの話しか聞いていらっしゃることはね。
ここからちゃんとね、どんな場だったかっていうのを深めていきたいと思ってますので。
まさに本当にそれぞれのひっかけだったりとか、ウェルズさんとの関わりっていうのは、今お話しした接点だったんですけど。
当日はもう半日ですよね。
午前中とお昼挟んで、午後のワークショップもね。
電車のワークショップも自由見学で任意で参加できるよってことだったので、私たち4人は少しそれも参加させていただいて、会場は後にしたという、そんな1日だったので。
もうちょっとこれは。
学びを味わいながら再度、深めて対話したいねという流れになって今日を迎えております。
そうですね。
午前中が警報誌についてっていう、井上大輔さん、社長の井上さんのお話からスタートして。
その後、社内のインセンティブの話だったりとか、社内のルールの変更だったりとか。
表彰式とかもありましたね。
自分が働いている会社の経営方針発表会だったりとか、そういったものには過去出たことあるんですけど。
他社の会社の、基本的には内部の行事じゃないですか。経営方針発表会とか株主だったりとか。
赤の他人というかね、我々のような人たちがあんまり入る場所じゃないから、そういったものに参加する機会とか、ほぼ初めてだったんですけど。
私も初めてでした。
カーニバルライブのお二人は、普段ね、いろんなご支援もされていると思いますけど、こういった機会っていうのは結構参加されてたりするんですか。
多くはないですけど、関わらせていただいている会社さんの年度始め、4月1日とかにね、経営方針発表会みたいにされるのに同席させていただいたり、みたいなことはあります。
関わらせている立場上みたいな、そんな感じなので、全くオープンにっていうのは、ああいう形を初めてですね、本当に。
本当にもう余すところなくオープンにされてましたもんね。
なんか揺らいだりとかも、なんか普通組織が揺らぐってマイナスなイメージが多いかもしれないんですけど、揺らぎも含めてオーガニックに成長してる組織なんだよっていう話だったのかなと思ってて、そこがまずは印象的でした。
これで言うと、僕らも他の会社さんとかもね、会話してもらったり見学させてもらったりする中で、ウェルズ・ユナイテッドさんも自主性を尊重して結構自由度が高いと思うんですけど、本当に自由でうまくいっている会社さんって、自由であるためのルールがちゃんとしてるんですよね。
なるほど。
日本という国もね、自由であるためにいろんな法律体系がいっぱいあって、日本でもね、法律は順次見直されるんですけど、ウェルズ・ユナイテッドさんも日常的にそれがね、ちゃんとルールは自由であるためのルールはいろいろあるけれども、それが社員の皆さんにとっていいように日々アップデートされてるっていう、そんな印象があります。
確かに。しかもルール自体も何か上からトップダウンで降りてくるものではなくて、ボトムアップでね、皆さんのアイディアがルールに集約されていっているという、そういうことですよね。
なるほどですね。自由であるためのルールっていうのは確かにそうかも。
それがなくてみんな自由にしていいよって言われるとね。
党はね、「何したらいいの?」みたいな。
そうですよね。やっぱり無秩序になっちゃうことって多分ありますよね。みんなが自由気ままに動いたら、やっぱり秩序のない集団になってしまうっていうことになる。
結構自由って言うと何でもしていいんだっていうふうに勘違いされやすいんですけど、本当にみんなが自由であるためにはやっぱりルール、そのためのルールだったりとか、暗黙の了解だったりとか、スタンダードみたいなものが必要で、それをみんなで決めていってるっていうのが
ウェルスユナイツさんの経営のやり方なんだろうなっていうのが、実際にお話聞かせていただいても、それが伝わってくるイベントだったなと私は思いましたね。
持ち帰れなかった、WeStandardっていう冊子の中に、一つ一つの言葉の定義、会社の中の言葉の定義がすごく丁寧に、
普通の辞書とは違う、一般的な言葉じゃなくて、うちの会社ではこういうことを言うんだよっていう、そういう定義がしっかり書いてあって、
一つ一つの言葉にまで、細部にまで、ちゃんと意識をみんなが配っていたら、それは何か、一体感があるというか、みんなの価値観、働く上での価値観みたいなことは確かに揃っていくだろうなっていう感じはすごくしましたね。
そうなんですよね。任せるべきところは、社員の自立性とか自主性に思いっきり委ねるところは手放されていて、今、経過さんおっしゃったような、すごくずれてはいけない、
ここは共通認識として持っておきたいよねっていうところは、本当に細部にまで丁寧に伝えていらっしゃるっていう、その両方がやっぱりあるっていうのが大事なんだろうなって思いましたね。
たぶん売れないんでしょうね。売れないようにすごくみんなでちゃんと考えてるっていう。いいなって思ったことをちょっとだけメモさせてもらったりとかしてたんですけど、
なんか、ブランドとは周囲からの信頼度ですって。なんかね、いちいち染みるわみたいな。わかります。そこの表現の仕方に現れてる気がしましたね。
そうですよね。こういうことを一つ一つ積み重ねていくことの大切さみたいなのを教えてもらったなって思いました。
後から紹介しようと思ってた、この井上大輔さんの本。我々もお土産としていただいた本がありまして、後半のコーナーでまた紹介しようかなと思ってるんですけど、
まさに経過さんがおっしゃってた信頼っていう言葉が使われてて、最近ね、人的資本経営とかって言われてるんだけど、うちは信頼資本経営なんですっていう風に冒頭にも書いてあったし、本の帯のところにも書いてあったんですね。
それがお客様の信頼でもあり、従業員の信頼でもあり、地域からの信頼であるっていうことなんでしょうねっていうのは、まさに本当にもちろんいろんなホームページだったりとかにも書いてあるんですけど、
実際、経営方針発表会の中で井上さんがおっしゃってる言葉みたいなものとか、社員の方に語りかけてる言葉からですね、そこから信頼っていう言葉が伝わってくるなーっていうのを今、経過さんのお話聞いてて、私も思い出しましたね、今ね。
僕はね、井上さんのファンなんです。
はい、私もファンです。
推し宣言。
宣言されましたけど。
本当にね、すごいなーって思うのと、僕自身の価値観ともすごい近いなというところがあって、ちょっと僕はそれを3つに要素分解したんです。
さすが、ちょっと聞きたいです。
一つは、組織風土、一貫した組織風土をデザインしてるっていうのが、これ一つすごいところだなと思っていて、こうやってデザイン。
いろんな知識とかも必要かもしれないですけど、やっぱり経営者に哲学がないと多分できないんだと思うんですね。
こういう組織風土を作りたいんだって思うとか、哲学とか。
それに制度をブレずに合わせていくっていう。
それはコミュニケーションであったり給与制度とか、いろんなものを連動させて常に判断軸を、自分の哲学というかね、会社の哲学なんですけど。
そこに合わせて設計してるっていうのが一つ。
これみんなやろうと思ってなかなか実はできないことをやったりするんだろうなと思います。
一貫したっていうところも多分ポイントなんですよね。
そうですね。
本当に難しいっていう。
もう一回、一気に喋っていいですか。
はい、ぜひぜひ。
二つ目はね、これは僕の好みなんですけど。
河村さんも言ってあった信頼資本経営っていう。
そもそも人を信頼で成り立つ組織を作りましょうよっていう。
それって、うちの経営理念でも誰もが主役になれる社会っていうのを掲げてるのと、言い方は違うけれども、会社の中で一人一人がちゃんと個人として生きれるようにっていうところの、そこをちゃんと掲げているっていうのが、それはすごいなと思って。
売り上げは後からついてくるっていう考え方っていうのが、それがやっぱり一つ。
二つ目かなと。
三つ目は。
とは言え、売り上げは後からついてくるから全く気にしなくていいじゃないとか。
理想だけふんわりかかるっていうことではなくて。
とは言え、そんな大きな理念を掲げてなくても、お金が大事っていう人もいてもいいじゃないとか。
人間のちゃんとした、言い方悪いかもしれないけど欲望であったりとか、感情とかもちゃんと踏まえて、だから表彰制度でもちゃんとお金渡してあげよう。
理想をみんなで掲げるのに理想通りじゃないといけないっていうことではなくて。
理想を掲げるけれども、ちゃんと人間臭さというか、成人君主じゃなくて、人間がいいんだよっていう感じがするっていうか。
思いましたね、そこ。
そういうのが好きなんですよ。
理想だけ掲げるのってちょっと人間性の否定みたいな感じも、若干思うときもあって。
理想を掲げるけれども、やっぱり人としていい家に住みたいし、おいしいもん食べたいしっていうのも、欲望として別におかしくないよっていう。
それは私もね、今自分の当日のメモを見返してから、その部分を私の表現でこういうふうに書いてました。
理想と現実のバランスがいいって書いてた。
そうですね。
真っ下に掲げるだけだと、どこかやっぱり現実的ではなくなっちゃう部分が出てくるんですよね。
そこもちゃんと含んだ上で、BNNKを実践されてるっていうところが素晴らしいですよね。なかなか本気じゃないと。
何でしょうね。
どんだけインセンティブあるねんとか、どんだけ手当てやるねんって思いながら聞いてたんですけど。
これだけ売上が上がりました。だけど私たち、これは皆さんが頑張ってくれたおかげです。
だからこれだけ今年上がりました。すごく明確だったんですよね。
頑張りがちゃんと反映されていくっていうのがすごく目に見える形でされているのも本当にすごいなと思って。
そこも一貫しているっていうのが、
BNNKと仕組みが本当にちゃんと一致している、一貫性みたいなねっていうところ。
ちょっと驚きました。
インセンティブの説明とかもちゃんとあったじゃないですか。
結構ね、時間とって説明されてましたよね。
されてましたよね。
後からランチ会で大輔さんが、みんなあそこの資料だけ真面目に読んでるんですよっておっしゃってましたけどね。
それ以外の僕の話は多分そんなにとかっておっしゃってましたけど。
あと表彰も昔は表彰所を作って読んでたって言ってましたね。
みんなが表彰所をもらっても嬉しくないからその分お金の方がいいですよって言うね。
表彰所がなくなったと。
そういうのがリアルで面白いかなと。
資料を見返してたら、今話題に上がってた、
すごい端的に表してる言葉が、
このハッピースパイラルっていう言葉は多分ウェルズユナイテッドさんの理念の一つなんですかね。
その中で長期的に最高っていうのは最も幸せって書いて最高。
最高に儲けようっていう言葉が出てきて。
信頼とか幸せみたいな言葉とか。