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2025-05-30 39:36

#47 ゲスト回第22弾 合同会社カーニバルライフ山下さん、山本さん(前編):ともに奏でるラジオ

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京都・関西を中心にジャムセッション的に活動(協奏)しているゲストをお招きしてお届けする「ともに奏でるラジオ」。

今回は、「誰もが主役になれる社会」を目指し、コーチングを基軸にした自己開発や組織開発、研修・アトツギ支援等を行う合同会社カーニバルライフの山下比佐暢さんと山本恵果さんをゲストにお迎えしてお届けします!

実は今回は、お二人とジャムセッションズのメンバー2人(河村と井上)が、とある会社の経営方針発表会の場でご一緒したことをきっかけに、そのときの気づきや学びを振り返りながら、感動ポイントをシェアしよう!と、まさに即興で立ち上がった特別編になります。

 

経営方針発表会を開催されたのは、京都府福知山市の株式会社WELLZ UNITEDさん。

社員だけでなく関わるすべての人を笑顔にしていく『Happy Spiral』という10年ビジョンを掲げて、社員たちの自分らしさと誰かの役に立つことの重なり合いの中で地域の廃校を活用した農業などの新事業を展開されています。

 

前編では、各自がWELLZ UNITEDさんと出会ったきっかけから話し始め、発表会当日の構成やその中で鳥肌がたった感動ポイントについて、まるで推し活のファンミーティングのような雰囲気で語り合いました。経営理念を具体化した“we standard”、揺らぎも含めて変化しつづけるオーガニックな組織、自由であるためのルール、ぶれない軸と細部にわたる

丁寧な定義づけ、そしてWELLZ UNITEDさんのキーワードである「信頼資本経営」。

協奏や自分の価値観に沿って生きることをテーマに活動する4人が、一つの会社のあり方から、これからの社会で大事にしたい哲学を語り合う。そんな対話になりました。

 

・出演者みんなのお薦めの一冊:

井上大輔著『毎日がちゃんと幸せな会社をつくる』(PHPエディターズ・グループ)

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ともに奏でるラジオは、毎週金曜日に更新しています。

次回の更新を、どうぞお楽しみに✨

◈株式会社ジャムセッションズ(Jam Sessionz)

VISION:誰もが有機的につながり、協奏が生まれ続ける世界をつくる

https://jam-sessionz.com/

 

サマリー

合同会社カーニバルライフの山下さんと山本さんがゲストとして登場し、彼らの会社理念や活動内容について深く掘り下げます。特に、彼らが参加した福知山のウェルズ・ユナイテッド社の経営方針発表会を通じて、他社との交流や学びの重要性を実感しています。このエピソードでは、山下さんと山本さんがオープンな経営と有機的な組織作りについて語り、社員の自主性を尊重しつつ、自由でありながらもルールを持った経営スタイルの重要性を強調しています。「信頼資本経営」や「ハッピースパイラル」というキーワードにも触れています。また、80周年に向けたアイデア出しワークショップについても言及し、お客さんへの貢献と社員の成長を結びつける重要性を強調しています。

番組の紹介と特別編の発表
皆さんこんにちは。Jam Sessionzのしょうです。 りょうこです。
ともに奏でるラジオ、この番組は、株式会社Jam Sessionzが即興演奏から生まれる
協奏をテーマに、チームメンバーや様々なゲストとともに対話を繰り広げる、そんな番組です。
はい、ということで今回も始まりました、ともに奏でるラジオなんですけれども、りょうこさん、今日は、まだ5月ですけど暑いですね。
びっくりな暑さですよね、本当に。もう夏が来たのかというぐらい。
夏というか、もう梅雨入りが、もう九州の、南部は梅雨入りしたと、数日前言ってましたけど、
ちゃんと新緑の5月を楽しみたいという気持ちでおります。
ここ数日はちょっともし暑い感じもして、爽やかな5月じゃもうないという、不思議な気候になって、楽しみたいですけど。
今日ですね、いつもはゲストの方をお招きして、そのゲストの方とセッションをするという感じなんですけど、
今回はちょっと変化球的にですね、ゲストの方をお呼びしているんですけど、お話の内容がですね、セッションの内容が、
前回ですね、前回というか先日、我々今日お越しいただいているゲストの皆さんと一緒に行ったあるイベントのですね、振り返りを一緒にしたいなというふうに思ってまして、
そんなちょっと特別編の。特別編な感じですね。まさに当日お会いして、そのイベントが終了した時点で、やりましょうってなったっていう感じでね。
カーニバルライフの理念と活動
本当そうですよね。それこそ即興演奏的に撮ろうよ、撮ろうよって言って。
乗っかってくださったお二人ですね。今日はお二人ですね。
じゃあもうゲストの方をお呼びしちゃいましょうか。
早速お呼びしましょう。
では今回ゲストとしてお越しいただいているのが、合同会社カーニバルライフの代表の山下さんと副代表の山本さんになります。
2人どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
4人でということで、ちょうど先日というのは10日ほど前になりますけどね。
5月10日ですよね。
5月10日ですよね。はい。
この頃はまだ爽やかな気候だったから、すごい遠い昔のことのようなんですけど、まだ10日しか経ってないということで。
りょうこさん、我々が行ってきたイベント、どんなイベントだったのかというところからと、
あとカーニバルライフのお二人にも軽く自己紹介をしていただいたりとか、なぜこのイベント参加したのかみたいなところとか、そんなところからスタートしましょうか。
そうですよね。最初から私たちだけで早速盛り上がってしまいそうですが、ちゃんと前提のシェアもしながらお話しできればと思います。
今回は私たちはですね、京都の福知山にあるメルツ・ユナイテッドさんという会社を実際に訪問させて、会場はちょっと会社ではない別のところだったんですけど、
メルツ・ユナイテッドさんの平方針の発表会という場にお邪魔をしてきました。
広く毎年、外部からのゲストの参加者というのを募集されていてですね、それで1社につき2名までということでね、
Jam Sessionzから私としょうさんで申し込んで、見たらば会場によく見知ったお二人がいらっしゃったというね、そういう形でしたけどもね。
当日ね、行くまで知らなかったっていう。
びっくりしましたね。
びっくりしましたね。
そうなんですよ。
朝早起きしてる人が。
確かに。
そうでした。めちゃくちゃ早起きでしたもんね。当日朝集合だったのでね。
朝8時45分、福知山集合って、何時に起きんやろうって、何時に家出なあかんやろうみたいな感じでしたよね。
そうなんですよ。うっかりのんびりしてたら焦りました。
何時に出ないといけないんだっていう感じで。
まずはカーニバルライフさんの活動を含めてですね、お二人から簡単にではありますけど、自己紹介をしていただいてからトークに入っていきたいと思いますので、どちらからでもお願いできますでしょうか。
はい。
合同会社カーニバルライフの山下久野です。よろしくお願いします。
お願いします。
同じくカーニバルライフの山本経花です。よろしくお願いします。
お願いします。
会社説明お願いします。
はい。
ぜひぜひ。
経花さんお願いしますって僕に言ったのかな。
そうそうそう。
やる気がないわけ。
そんなわけじゃない。
僕たち二人は、僕は7年前、経花さんは6年前まで京都市役所の公務員だったんですけども、独立をして今の会社をやってます。
理念的なところで言うと、誰もが主役になれる社会へっていう理念を掲げて、
主に仕事を通じてですね、自分が自分の人生の主人公になれるようにっていうふうな組織づくりにお手伝いをしています。
メインでやってることというと、皆さんの対話ですね。
会社の中でも本当に対応するお手伝いをしたり、あるいはミッションビジョンを作るお手伝いをしたりとか、会社の組織局の課題を特定したりとか、
そういった活動をメインにやっています。
経花さんご質問ありますか。
はい、その中でですね、私たち後継支援というところの力を入れてやっていて、
今回、福知山のウェルズユナイテッドさんのところに、後継方針発表会に行ったというのも、後継支援の関係で社長の井上さんがゲストで来ていただいたとか、
そういうこともあって、井上さんの話がとってもすごく組織づくりとか、人を大切にする組織づくりをちゃんとされているっていうところで、私たちとても共感もしてるし、
本当に素晴らしいことをされていて、何かしら私たちも勉強させていただくことがあるなぁ、みたいなことを感じていて、
たまたまいつも行きたいなと言いながら、なかなか日程が合わなかったんですけど、今回日程があったので、ちょっと待ちして行ってこようと言って、早起きをして行ってきたみたいな感じになっています。
そうですね、実は私が井上さんの会社のことを知ったきっかけも、まさにカーニバルライフさんが開催してくださった、
福知山での経営方針発表会
クエスチョンでのイベントで私も知ったので、それで考えると、そこからのご縁がつながっているなという感じが敗因しています。
確かに。
そうなんですよ。あれが何年前ぐらいでしたっけ?
1年半ぐらい前ですけど、私も初めて知り合ったのが、宇治市さんのアトツギラボというところでゲストに行っていただいたのが初めましてなんですよね。
ものすごく一気にファンになってしまって。
ですよね。
私たちがトークセッションというイベントをやろうと思った時も、必ず井上さんには一回は来てほしいよねって言ってお願いして来ていただいたときに、りょうこさんが来てくださったという流れでしたね。
本当に呼んでくださったおかげで。
そういうご縁ができたんだったら、あのイベントもやってよかったなと。
本当ですよ。私も本当にあの日にわーっと思って、実際今回、発表会をお邪魔して、いろいろ理解が立体的になったような感覚を得ています。
昇さんはもともと知っていた会社でしたか?
実はあの私はですね、存じ上げたのが、我々Jam Sessionzがまさに今ももうちょっとで完了しそうですけど、
S認証を取得された企業さん向けにインタビューをさせていただいて、それを記事にまとめるっていうお仕事をですね、いただいてですね。
その10社?
そうですね、今回はちょっと10社ということでね。
10社をインタビューさせていただいたんです。その中に入ってたのが、WELLS UNITEDさんですね。
その時に、こんな会社あるんやって、私はその時に思って。
かつ、私とりょうこさんともう一人、啓太さんっていう3人、主に3人で分担してインタビューをやったんですけど、私はWELLS UNITEDさんの時には立ち会えなくて。
そうかそうか、そうだったね。
そうなんですよ。だから私、記事でみんなが作った、聞いてきて作った記事を読んで、
おお、こんなことやってる会社なんやって思ってたら、りょうこさんにお誘いいただいて、経営方針発表会あるから行くって言って、誘ってもらって行ってきたんですけど、
正直、私もですね、ちゃんと行くまでは趣旨を理解してなくて、会社見学会に行くのかな、みたいな感じだったんですよ。
なんかこうね、私服で着てくださいとか。
ね、書いてあって。
そう、フランクな感じで書いてあったから、なんか見学させてもらって、いちごファームとかもやってるって言ったら、そのとこ見に行くんだっていうノリで行ったら、
よく見たら、経営方針発表会って書いてあって、なんかちゃんとしたところに行くなって思って、しかもなんかホテルが会場だったんですよね。
そう、実際ホテルで。
ホテルで受付とかもして、なんか出席者を一覧みたいなところに、なんかこうね、我々の名前も書いてあって、
ちょっとその時に初めてドキドキしたぐらいな感じなんですけど、その時に、なんかこうそのリストにお名前が載ってたのが、あれ、なんかよく見たことのあるお二人の名前があるって言って、気づいたのが、今回お越しいただいている山下さんと山本さんだったという経緯ですね。
思ってた以上に、しっかりした、ちゃんとした場で、私もドキドキしてた時にお二人がいらっしゃったから、なんかこうほっとしたというか。
それは本当にそう。
そんな感じでしたよね。
ほとんどの社員さんが来られてたから、100人とかは来られてたのかなと思って。
そう、電車だったからね、百何十人かお集まりになってましたよね。
多分我々、来賓的に出たのが何人?多分15人とか。
15人くらいでしたかね。
まさか来賓紹介とかされると思ってなかったから、ちょっとびっくりしましたよね。
結婚式の披露宴会場みたいなね、ドアがオープンされて、入場みたいな感じで入らせていただきましたよね。
しかもものすごくおいしいお昼ご飯をいただいて。
お昼ご飯がおいしかった。
ウェルズ・ユナイテッドさんが作られてるビールも。
いただいたですね。
いたれり尽くせりでした。
本当に本当に。
ここまで聞いてたら、何しに行ってきたんだみたいな感じの話しか聞いていらっしゃることはね。
ここからちゃんとね、どんな場だったかっていうのを深めていきたいと思ってますので。
まさに本当にそれぞれのひっかけだったりとか、ウェルズさんとの関わりっていうのは、今お話しした接点だったんですけど。
当日はもう半日ですよね。
午前中とお昼挟んで、午後のワークショップもね。
電車のワークショップも自由見学で任意で参加できるよってことだったので、私たち4人は少しそれも参加させていただいて、会場は後にしたという、そんな1日だったので。
もうちょっとこれは。
学びを味わいながら再度、深めて対話したいねという流れになって今日を迎えております。
そうですね。
午前中が警報誌についてっていう、井上大輔さん、社長の井上さんのお話からスタートして。
その後、社内のインセンティブの話だったりとか、社内のルールの変更だったりとか。
表彰式とかもありましたね。
自分が働いている会社の経営方針発表会だったりとか、そういったものには過去出たことあるんですけど。
他社の会社の、基本的には内部の行事じゃないですか。経営方針発表会とか株主だったりとか。
赤の他人というかね、我々のような人たちがあんまり入る場所じゃないから、そういったものに参加する機会とか、ほぼ初めてだったんですけど。
私も初めてでした。
カーニバルライブのお二人は、普段ね、いろんなご支援もされていると思いますけど、こういった機会っていうのは結構参加されてたりするんですか。
多くはないですけど、関わらせていただいている会社さんの年度始め、4月1日とかにね、経営方針発表会みたいにされるのに同席させていただいたり、みたいなことはあります。
関わらせている立場上みたいな、そんな感じなので、全くオープンにっていうのは、ああいう形を初めてですね、本当に。
本当にもう余すところなくオープンにされてましたもんね。
オープンな経営スタイル
包み方というか、もちろんね、一部資料は持ち帰りはNGだったりっていうのはありましたけど、ほとんどライブの方がいるということに関わりなく全てシェアされる場で、それもまず驚きでしたけどね。
私も今手元に持ってますけど、経営方針発表会の細かい売上とか利益とか、数字まで全部書いてあるものが社外費ではなく、持って帰ってくださいっておっしゃってて、
すごい面白いなと思ったのが、持って帰らないでくださいって書いてあった資料が、どっちかっていうと普通の会社だったら外に出すっていうか、企業理念だったりとか、スタンダードみたいなものだったりとか、理念系のものが外に出しちゃいけないというか、持って帰らないでくださいって書いてあって、
本来隠しておきたい、経営者だったら隠しておきたいかもしれない売上とか、そういう数字のところはオープンになってるっていう、私はそこが面白いなと思ったんですけど、皆さんどうでしたか?
そこら辺ちょっと違いがあったなと思ったんですけどね。
持ち帰り負荷っておっしゃってたのも、数年前までは持ち帰ってもらってたっておっしゃってましたけども。
今思うとなんですけども、社内でのアイスタンダードでしたっけね、それをウィースタンダードに変えられてね、自分たちが大切にされている価値観とか、定義とか言葉の定義とか理念とかを書いてある冊子でしたけども、
常にアップデートされてるっていうことだったので、シンプルにそれが理由なのかなっていう気もしました。
多分何年か前までも持ち帰ってたってことだったので、内緒というよりは多分もうしょっちゅう変わるからっていうことを言っている気もしますよね。
なるほどね。
普通の会社ってそんなにスタンダードを定期的にアップデートしていくっていうものじゃないというか、結構何か数年単位とか十数年単位で見直すっていうようなものなイメージはあるんですけど、
それはたぶん日々アップデートしてるから、それをどんどん変わっちゃうからっていう意味で、持って帰らないでってなってたっていうことは、それはそれで今の話聞いて面白いなと思いましたね。
それも社長の井上さんだけが考えてるんじゃなくて、最初は井上さんが考えてたらしいですけども、途中から社員の皆さんでアップデートしてるっていうのも面白いですね。
私が本当にいろいろ当日たくさんの気づきとか思ったことがいっぱいあるんですけど、まさに今話してるアップデートし続けているという部分がですね、井上さんご自身も当日おっしゃってましたけど、オーガニックって言葉を使われてたんですよね。
私もなので有機的な組織だなっていうのをすごい感じました。生き物のように固定化されてガチガチとシステマチックに何か固められているっていう組織ではなくて、いい意味でも変わり続ける。
自由とルールのバランス
なんか揺らいだりとかも、なんか普通組織が揺らぐってマイナスなイメージが多いかもしれないんですけど、揺らぎも含めてオーガニックに成長してる組織なんだよっていう話だったのかなと思ってて、そこがまずは印象的でした。
これで言うと、僕らも他の会社さんとかもね、会話してもらったり見学させてもらったりする中で、ウェルズ・ユナイテッドさんも自主性を尊重して結構自由度が高いと思うんですけど、本当に自由でうまくいっている会社さんって、自由であるためのルールがちゃんとしてるんですよね。
なるほど。
日本という国もね、自由であるためにいろんな法律体系がいっぱいあって、日本でもね、法律は順次見直されるんですけど、ウェルズ・ユナイテッドさんも日常的にそれがね、ちゃんとルールは自由であるためのルールはいろいろあるけれども、それが社員の皆さんにとっていいように日々アップデートされてるっていう、そんな印象があります。
確かに。しかもルール自体も何か上からトップダウンで降りてくるものではなくて、ボトムアップでね、皆さんのアイディアがルールに集約されていっているという、そういうことですよね。
なるほどですね。自由であるためのルールっていうのは確かにそうかも。
それがなくてみんな自由にしていいよって言われるとね。
党はね、「何したらいいの?」みたいな。
そうですよね。やっぱり無秩序になっちゃうことって多分ありますよね。みんなが自由気ままに動いたら、やっぱり秩序のない集団になってしまうっていうことになる。
結構自由って言うと何でもしていいんだっていうふうに勘違いされやすいんですけど、本当にみんなが自由であるためにはやっぱりルール、そのためのルールだったりとか、暗黙の了解だったりとか、スタンダードみたいなものが必要で、それをみんなで決めていってるっていうのが
ウェルスユナイツさんの経営のやり方なんだろうなっていうのが、実際にお話聞かせていただいても、それが伝わってくるイベントだったなと私は思いましたね。
持ち帰れなかった、WeStandardっていう冊子の中に、一つ一つの言葉の定義、会社の中の言葉の定義がすごく丁寧に、
普通の辞書とは違う、一般的な言葉じゃなくて、うちの会社ではこういうことを言うんだよっていう、そういう定義がしっかり書いてあって、
一つ一つの言葉にまで、細部にまで、ちゃんと意識をみんなが配っていたら、それは何か、一体感があるというか、みんなの価値観、働く上での価値観みたいなことは確かに揃っていくだろうなっていう感じはすごくしましたね。
そうなんですよね。任せるべきところは、社員の自立性とか自主性に思いっきり委ねるところは手放されていて、今、経過さんおっしゃったような、すごくずれてはいけない、
ここは共通認識として持っておきたいよねっていうところは、本当に細部にまで丁寧に伝えていらっしゃるっていう、その両方がやっぱりあるっていうのが大事なんだろうなって思いましたね。
たぶん売れないんでしょうね。売れないようにすごくみんなでちゃんと考えてるっていう。いいなって思ったことをちょっとだけメモさせてもらったりとかしてたんですけど、
なんか、ブランドとは周囲からの信頼度ですって。なんかね、いちいち染みるわみたいな。わかります。そこの表現の仕方に現れてる気がしましたね。
そうですよね。こういうことを一つ一つ積み重ねていくことの大切さみたいなのを教えてもらったなって思いました。
後から紹介しようと思ってた、この井上大輔さんの本。我々もお土産としていただいた本がありまして、後半のコーナーでまた紹介しようかなと思ってるんですけど、
まさに経過さんがおっしゃってた信頼っていう言葉が使われてて、最近ね、人的資本経営とかって言われてるんだけど、うちは信頼資本経営なんですっていう風に冒頭にも書いてあったし、本の帯のところにも書いてあったんですね。
それがお客様の信頼でもあり、従業員の信頼でもあり、地域からの信頼であるっていうことなんでしょうねっていうのは、まさに本当にもちろんいろんなホームページだったりとかにも書いてあるんですけど、
実際、経営方針発表会の中で井上さんがおっしゃってる言葉みたいなものとか、社員の方に語りかけてる言葉からですね、そこから信頼っていう言葉が伝わってくるなーっていうのを今、経過さんのお話聞いてて、私も思い出しましたね、今ね。
僕はね、井上さんのファンなんです。
はい、私もファンです。
推し宣言。
宣言されましたけど。
本当にね、すごいなーって思うのと、僕自身の価値観ともすごい近いなというところがあって、ちょっと僕はそれを3つに要素分解したんです。
さすが、ちょっと聞きたいです。
一つは、組織風土、一貫した組織風土をデザインしてるっていうのが、これ一つすごいところだなと思っていて、こうやってデザイン。
いろんな知識とかも必要かもしれないですけど、やっぱり経営者に哲学がないと多分できないんだと思うんですね。
こういう組織風土を作りたいんだって思うとか、哲学とか。
それに制度をブレずに合わせていくっていう。
それはコミュニケーションであったり給与制度とか、いろんなものを連動させて常に判断軸を、自分の哲学というかね、会社の哲学なんですけど。
そこに合わせて設計してるっていうのが一つ。
これみんなやろうと思ってなかなか実はできないことをやったりするんだろうなと思います。
一貫したっていうところも多分ポイントなんですよね。
そうですね。
本当に難しいっていう。
もう一回、一気に喋っていいですか。
はい、ぜひぜひ。
二つ目はね、これは僕の好みなんですけど。
河村さんも言ってあった信頼資本経営っていう。
そもそも人を信頼で成り立つ組織を作りましょうよっていう。
それって、うちの経営理念でも誰もが主役になれる社会っていうのを掲げてるのと、言い方は違うけれども、会社の中で一人一人がちゃんと個人として生きれるようにっていうところの、そこをちゃんと掲げているっていうのが、それはすごいなと思って。
売り上げは後からついてくるっていう考え方っていうのが、それがやっぱり一つ。
二つ目かなと。
三つ目は。
とは言え、売り上げは後からついてくるから全く気にしなくていいじゃないとか。
理想だけふんわりかかるっていうことではなくて。
とは言え、そんな大きな理念を掲げてなくても、お金が大事っていう人もいてもいいじゃないとか。
人間のちゃんとした、言い方悪いかもしれないけど欲望であったりとか、感情とかもちゃんと踏まえて、だから表彰制度でもちゃんとお金渡してあげよう。
理想をみんなで掲げるのに理想通りじゃないといけないっていうことではなくて。
理想を掲げるけれども、ちゃんと人間臭さというか、成人君主じゃなくて、人間がいいんだよっていう感じがするっていうか。
思いましたね、そこ。
そういうのが好きなんですよ。
理想だけ掲げるのってちょっと人間性の否定みたいな感じも、若干思うときもあって。
理想を掲げるけれども、やっぱり人としていい家に住みたいし、おいしいもん食べたいしっていうのも、欲望として別におかしくないよっていう。
それは私もね、今自分の当日のメモを見返してから、その部分を私の表現でこういうふうに書いてました。
理想と現実のバランスがいいって書いてた。
そうですね。
真っ下に掲げるだけだと、どこかやっぱり現実的ではなくなっちゃう部分が出てくるんですよね。
そこもちゃんと含んだ上で、BNNKを実践されてるっていうところが素晴らしいですよね。なかなか本気じゃないと。
何でしょうね。
どんだけインセンティブあるねんとか、どんだけ手当てやるねんって思いながら聞いてたんですけど。
これだけ売上が上がりました。だけど私たち、これは皆さんが頑張ってくれたおかげです。
だからこれだけ今年上がりました。すごく明確だったんですよね。
頑張りがちゃんと反映されていくっていうのがすごく目に見える形でされているのも本当にすごいなと思って。
そこも一貫しているっていうのが、
BNNKと仕組みが本当にちゃんと一致している、一貫性みたいなねっていうところ。
ちょっと驚きました。
インセンティブの説明とかもちゃんとあったじゃないですか。
結構ね、時間とって説明されてましたよね。
されてましたよね。
後からランチ会で大輔さんが、みんなあそこの資料だけ真面目に読んでるんですよっておっしゃってましたけどね。
それ以外の僕の話は多分そんなにとかっておっしゃってましたけど。
あと表彰も昔は表彰所を作って読んでたって言ってましたね。
みんなが表彰所をもらっても嬉しくないからその分お金の方がいいですよって言うね。
表彰所がなくなったと。
そういうのがリアルで面白いかなと。
資料を見返してたら、今話題に上がってた、
すごい端的に表してる言葉が、
このハッピースパイラルっていう言葉は多分ウェルズユナイテッドさんの理念の一つなんですかね。
その中で長期的に最高っていうのは最も幸せって書いて最高。
最高に儲けようっていう言葉が出てきて。
信頼とか幸せみたいな言葉とか。
ワークショップの振り返り
でもしっかり儲けるっていう言葉が全部含まれている言葉だなと思って。
すごい言葉で一言でまとめてらっしゃるなって思いました。
確かあれなんですよ。
10年ぐらい前に、
いろいろいろなフェーズを経って、一旦みんなで言語化をしようといったときのキーワードとして掲げられていて。
その利益だとか、お金だとか、
そういうのが、
社会性の高い会社さんであればあるほど、
一般的にはあんまり表立っては儲けるみたいなことって言われないじゃないですか。
でもそこをちゃんとセットで同時に表現されているというのが、
リアルだし、
本当に両方あって、
社会性の高い会社さんであればあるほど、
一般的にはあんまり表立っては儲けるみたいなことって言われないじゃないですか。
両方あって、スパイラルで回っていくのは本当にその通りだから、
納得感がありました。
儲けるの意味合いもちゃんと推薦明快で語られていて、
お客さんの役に立つとか社会の役に立つとか、
その対価としてもらっているものなんだと。
そうですよね。
だから儲けるんだっていうのもちゃんと説明されていて、
一つ一つの言葉の意味がすごい考えられているなと思いますね。
そうです、そうでした。
だからお客さんの幸せの形が還元されて戻ってきているんだっていう、
そういう関係ですよね。
私が、
ちょっと戻るんですけど、
思った当日のある場面があって、
一気にちょっと午後に言っちゃうんですけど、
午後に全社の社内ワークショップをされていましたよね。
そのテーマが確か80周年でしたっけ。
80周年を迎えるにあたって、
どんなことをステークホルダー関係者の皆様に、
どんなことをお返ししていこうかみたいな、
アイデア出しのワークショップをしていらっしゃったときに、
お二人もショウさんもそうでしたけど、
聞いて回って、
ディスカッションの様子を少し聞かせてもらっていたら、
あるテーブルで、
これもやりたいよね、
これやってくれたらきっとこの方喜んでくれるよね、
とかいろいろ書き出されていて、
その後に、
一人のメンバーの方が、
でもこれって結局自分たちのやりたいことでもあるよね、
ははーみたいなことを言いながら書いてたんですよ。
さらっとそのまま聞き逃しそうだったんですけど、
誰かのために考えたことが、
ちゃんと自分たちのやりたいことでもあるっていう、
そこがちゃんと繋がっているのが、
後から考えたときに、
おおっと思って、
そしたら大輔さんも、
成長の重要性
ちゃんと説明されてた中に入ってたんですよね。
そこは、
成長の捉え方のお話をされてたときに、
仕事を通じて成長するってどういうことだろうっていう、
因数分解をしてみたら、
まずは誰かのお役に立つこと、
それと同時に、
社員の皆さん一人一人が自分らしくあること、
その重なりが、
仕事を通じた成長ですって定義されてて、
まさにその午後のワークショップが、
体現されてたシーンだったんじゃないかって思って、
鳥肌が立ちましたっていう、
思い出しました。
言ってた。
確かに言ってた。
そうなんですよ。
本当ですね、なるほど。
めっちゃここ、
井上さん力を入れて喋ってらっしゃいましたよね。
なるほど。
でも、すでにもう、
皆さんの中にあるものだったんだな、みたいなのは、
今、ちょっとりょうこさんの話を聞いてて、
すごく思いました。
そうですね、もう皆さん自然に、
そうされてたっていうのはね。
ランチの時に言ってたのかな、
成長するっていう言葉が、
あんまり好きじゃなかったっていうようなことを、
大輔さんがおっしゃってたんですよね。
うん。
だけど、それでもそのこと、
時期を乗り越えてなのか、
まだ違和感もしかしたらあるのかもしれないけど、
それでも成長って言葉を使ってるっていうところには、
やっぱり意味があるんだし、
だからこそ社員の人に伝えていて、
かつ社員の方々も、
多分分かってるっていうところなのかな、
っていうふうには思いましたけれども、
ちょうど午後の話に入ってきたんで、
一旦前半ここら辺で切ってですね、
後半、その成長みたいなところの話の続きだったりとか、
後半のグループワーク見てる中で感じたことなんか皆さんあると思うんで、
ちょっとそこら辺の話に入っていきたいなというふうに思いますので、
前編はこれで終了で、後編も引き続きよろしくお願いします。
では一旦切ります。
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