そもそもエシカルとかって、誰ですか、聞かれたこと、やっぱり差し調べていかれる場合は聞きますか。
私は独立する前はフェアトレードというか、サステナブルなカカオの調達、製造販売の会社で働いていたので、
その頃から私が関心があったのは、いかにそういうフェアトレードだったりとか、オーガニックだったりとか、そういう価格は高いんだけれども、ちゃんと思想があるというか、ストーリーがある商品をいかに共感して買ってもらえるかということに関心があって、
その時には。文脈で出てくるキーワードはエシカル消費という言葉。
今エシカル消費という言葉を聞いた時にちょっと違和感はあるんですけど、その時はエシカル消費という言葉に関連して、いかにストーリーに共感して買っていただいて満足いただけるのかみたいなところは、
私の関心の中心ごとでしたね。
やっぱり実際に商品を作って販売したりしていると、難しさみたいなのもあって、さっきのお金の話にもつながるんですけど、やっぱり高い安いということだけで判断されがちだなって思ったりするし、
そもそも今チョコレートとかコーヒーとかってすごく原材料が高くなっているんで、私が働いていた時よりもさらに多分価格は上がっているんですよね。
実際現地、例えばカカオの生産の現場だったりとか、作る工程だったりとかを見ていると、確かにこれぐらいの価格するよなっていうのはわかるんだけど、
一方でコンビニに行くと100円とか、今は100円じゃもう買えないけど、100数十円とかで、まあまあおいしいチョコレート売っているじゃないですか。
そういうのを見てしまうと、どれだけ感性込めて作っていて、ストーリーもある商品であっても、この価格で買ってくれるのかみたいな不安とかもあったりとかして、
その葛藤はずっと感じていたんで、その頃からエシカルっていう言葉について関心はあったんですけど、改めて質問なんですけど、エシカル講座、コンセプトの講座を学ばれて今も学んでいると思うんですけど、
エシカルっていう言葉の意味するところだったりとか、葛藤さんが関心を持って誰かに伝えたい思いっていうのはどんなところにあるんですかね。
そうですね、講座ではエシカルっていうのが直訳すると道徳的とか倫理的なところで、みんなが正しいと思っている、両親から正しいと思うことみたいなお話があって、それでも結構ふわっとしてるじゃないですか。
両親みたいな、人によって違うよねみたいな、あるんですけど、教会さんではエシカルっていうものがいろんな人にとっての幸せな物差しになったらいいなっていうのでおっしゃっていて、先ほどのカカオのチョコレートの話でも、
本当に現場を見ていると、なかなか日本では考えられない、先進国では考えられないような環境でお仕事をしている方、それがほとんどが子どもだったりするみたいなところとか、
その子たちはその子たちで幸せかもしれないけれど、またちょっと厳しい環境で働かれている方と仲にもいるかもしれなくて、適当にいらっしゃるから、それって世界で見たときに幸せなの?っていう物差しにエシカルっていうのがあるよねっていうところと、
先ほどその思想というか背景がストーリーがあるものをちゃんと購入してもらえる、購入するにはみたいなところに関心があるとおっしゃったと思うんですけど、そこにつながる形でエシカルも影響をしっかりと考えるっていうので、エシカルっていうのを言われているんですね。
私が結構それはすごい腑に落ちて、いろんな商品があったりとか手にするもの、食材とかサービスも含めて、これの裏側ってあんまり気にかけないじゃないですか。
でもビョンってなんかいろいろあってできましたみたいなわけではなくて、ここの商品ができるためには本当にいろんな方がお仕事だったりとか運搬だったりとか関わって商品が生まれている、そういう影響も背景も考えるっていうところで、それをまず考えてみるみたいな、
そういう思想とか関心みたいなのに思ってみるみたいな視点、エシカルを学んだりとか考えるみたいなことなのかなっていうので、今は思って取り組んでます。ちょっとまとめられるんですけど。
さっきも言ってくれましたけど、エシカルっていうのは幸せの物差しであるということで、多分誰にとっての幸せでも想像できるようになることみたいなことの知識の一つがエシカルの知識なのかなっていう気がしますよね。
確かに我々の生活者の目の前にあるのは、パッケージされて価格がついて並んでいる商品であって、それがどこから来たのかとかですね、どういう人が作っているのかみたいなことは。
基本的には今のいわゆる既製品だったりとか、少なくともチェーン店で並んでいる商品においてはわからないようになっている。
顔が見えないというか、そうなってしまってるみたいな。
唯一の判断基準が価格であると。だから価格で判断するっていう風になっているんですけどね。
じゃないとこも見てみようみたいな。視点変えてみないみたいな。そんなことを私はエシカル講座を受講させてもらって、考える機会をいただいたっていう感じですね。
一方で聞いてみたいことがあって、私も高校で昨日も地球環境学っていう講座を科目をしてきたんですけど、
昔に比べると、私が学生だった頃に比べるとSDGsだったりとかサステナビリティみたいなキーワードだったりとか知識っていうのを学校だったりとかいろんなところで知る機会っていうのは増えていると。
学ぶ機会は増えているんだが、その後学んだことを行動に移してアクションしてみるっていうところにまた一つ壁があるような気がしてるんですけど
伊東さん個人が学んで行動したことでもいいし、行動できるように何かQUESTIONの見真似としてでもいいし、個人でもいいんですけど、何か周りに問いかけることだったりとか、何かしたいと思っていることだとかやってることってあったりするのかなっていうのを聞いてみたいなと思いました。
今知っていることみたいなところなんですけど、今年Earth Dayっていうイベントがあって、地球についての考える取り組みが今日あったんですけど、そこの今回のテーマが再生可能エネルギーっていうところだったんですね。
そこで私は地域のエネルギーを循環する、名前忘れました、地域の中で電力を生み出して循環していくっていうことをやっている方がいらっしゃって、
そこで普通の大手の電力会社から京都の地域の電力会社にシフトチェンジしたっていうのがあります。
伊東さんが住まれている家で使っている電力を切り替えたってことですね。
そうです。
ワンアクション。
ワンアクションですね。確かに普段使っているものをより環境負荷の低いものに切り替えるっていう、それ多分一番起こしやすいアクションですよね。
絶対に電気を使わないっていうことは現代の生活において難しいので、そういうインフラをちょっと変えてみる。
変えてみる。