はい、ということでね、今回のともに奏でるラジオは、キャリアブレイクということを文化として広めていらっしゃる北野貴大さんとお届けしています。
前編があっという間に時間が経っちゃったので、今日はここから後編ということでお話の続きをしていきたいと思います。
改めて北野さん、またよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前編ではね、北野さんがどういう経緯でそういった考え方に出会って、今に至っているかというお話を聞いてまいりましたけど、
最後の方で、社会のリズムを、禅宗だったりとかキリスト教の考え方の中でも、周期としてね、ちゃんと人間が一区切り6年ぐらいでついて、
自分で節目をちゃんと作っていくことの大事さみたいなことをお話したり、すごく面白いところで終わりましたが、
で、しょうさんもね、あれですよね、なんか自分もぴったり、なんか繰り返ればそれぐらいで。
そうなんですよね。もう全然意識してなかったんですけど、7年とか8年ぐらいの周期で、何かキャリアが転換してきてるなっていうのがあったんで、
なんかこう人間のリズム、生きるリズムとしてはそれぐらいなのかなっていうのを改めて気づかされましたし、
もしかしたら次もそれぐらいのタイミングで、独立してから7年ぐらいのタイミングで何か次が来るのかなとかね、なんかそこら辺は感じますね。
僕はどっちかっていうと、外からのご縁だったりとか、何か環境の変化だったりとか、そういったものに促されてキャリアが変わるっていうふうに思ってたし、
それも多分あるんでしょうけど、それとは別に、多分人間が生きる上でのリズムっていうのもあるんだろうなと思って、
だからどっちも多分作用してるんだろうなっていうのは、今お話を伺いしてて思いましたね。
ですね。
7年ぐらい経つと、やっぱり人って価値観がゆっくり成長していくと思うんですよね。
それと、自分の価値観が変わると、やっぱり引き寄せる情報とか引き寄せる人が変わってくると思うんですよね。
多かも。
やっぱこう、7年前の価値観との差ができてきたら、環境が合わなくなったりとか、新しい出会いに恵まれたりとか、
なんかリズムっていう話はすごい。
私、一応研究系なんで学会に所属するんですけど、リズム学会に所属してるんです。
そんな学会があるんですね。
そんな学会がって感じですね。リズム学会。
もちろん音楽系の作詞作曲とかもいますし、女性の生理周期、生命学系の人もいますし、
また地殻変動みたいな地球のリズム、地球学もありますし、経済もやっぱりリズムあるので、いろんなリズムの人がいろんな話をするんですけど、
たまたま学会発表でキャリアブレイクの話したら、作曲家の方が、確かに給付がない音楽なんてダサくて聴いてられないからねって言われて、
私が妻に思ったのは、かっこいいって本当にそういう感じだったなと思って、
やっぱり人生って結局芸術作品なんですけど、工業製品のように見ちゃう時ある?
はいはい。
こういう勉強して、こういうキャリアを積んでとか。
そうですね。いかに効率よく達成するかとかね、なりがち。
ではない、人間そのものの生物としてのリズムみたいな方に沿ってるっていう感じですね、キャリアブレイクの方は。
そうですね。
そういうのを、しょうさんとか私の妻は多分感じる力があって、ちょっと立ち止まって人生考えようかなとか、やっぱり選択肢になる。
私が別に文化を啓蒙してなくてもこれだけの人がしてたんですから、たぶんもう腹時計みたいなものであるんだと思うんですよね。
そういう人たちはもうほっといてもいいと思ってて、逆にそういう感性が教育の段階とか解禁症とか言われたりしますし、
いろんな段階でその腹時計が壊れちゃった人は、やっぱり時計を無視して働いて、時にはバーアウトして深刻な病気になって。
そうですね。麻痺しちゃってる感じかもしれないですね。
しょうさんとか妻みたいなのはもうほっといてもいいと思ってて。
自分で感じられて調整できるからってことですよね。
そういう人類からの学び、リズムの学びを、私は文化という体系で研究を世に出す。
でもみんな腑に落ちるんですよ。そうそう確かに立ち止まって考えたかったとか、そんな1から10まで説明しなくても、やっぱみんな直感的にそうだよねみたいな感じなので、
みんなどっかでは分かってる話なんじゃないかな。
そうかもですね。
やっぱり同調圧力が強い日本だとみんなと一緒っていうのが一番安心っていうのがあって、私も典型的な人間だと思うんですけど、
私の場合は環境の変化だったりとかが環境から来て、その後で自分が行動したっていう感じでキャリアブレイク的なものを取ることになったんですけど、
それをもう少し自発的にできる、もしくはできないのであれば、周りもそういうことをやってる人いるから自分もやってみようっていう風になると、
本当に文化として日本に浸透していくし、おそらくそれで生きづらかった方が少しでもベルビーング高く生活できるようになるんじゃないかなっていうふうには今感じましたね。
そうですね。
なので私の文化にしていく次の興味は、研究の第一点が、しょうさんとか妻みたいに転機が得意な人だけがうまくいって、そうじゃない人はやっぱりブランク、旧来のブランクになってしまうんじゃないか、みんなできるもんなのかっていう。
で、キャリアブレイク、アンケートしたりヒアリングしたり、人生を再構築していくプロセスを整理したんですよね。
これは法政大と早稲田と一緒にやったんですけど、その時やっぱり嬉しかったのは、しょうさんとか妻みたいに主体的に立ち止まった人も、介護離職とかメンタル離職とかもう立ち止まらざるを得ない人たちも、その再構築のプロセスはほぼ一緒だったんですよね。
もちろん最初は、意外とどんな人たちも悩んでるって言ったら簡単な話ですけど、もうちょっと整理して言うと、やっぱりありたい姿と現状に乖離が起きるのがファーストステップなんですよね。
その時にやっぱりありたい姿って、なんか分かんないんですよ。どうありたいか。でも現状と乖離してることだけははっきり分かるっていうのはスタートで。
そういう状態ってみんなすごいネガティブだったりするんですよね。上手くいってない。人生が上手くいってないとか、このままじゃない気がするとか。
そのままそういう状態が続くと心身の不調になって本当に人生の終わりみたいな感じになるんですけど、でも研究でそれがスタートで再構築が10個のステップで整理してるんですけど、10個のステップで進むっていうのが分かったときに、
みんなは人生の終わりだって言ってるんですけど、私はスタートラインにしか見えなかったんですよね。ようこそ再構築の入り口に、みたいな感じで。でも本人たちは人生の終わりです、みたいな感じで。
いやいや、今から始まるよ、あなたの転機、みたいな。そういう、みんな再構築のステップって一緒だったんだなっていうのが、結構研究の嬉しかったところでもありますね。
10個もあるんですね。
便宜上10個に分けてはいるんですけど。
そういうのが体系立てて示してもらえると、自分は今どのステップにいるのかっていうのが分かりやすいわけですよね。
さっきおっしゃったみたいに、自分はもう終わりだって思ってるけど、この10個のステップ行くとここです、みたいな。だから次があります、みたいな。
それを示してもらえるだけですごく楽になるし、何となく方向性が見えてくるような気もするし、それをまず知らないっていう方が多くて多分悩んでるんでしょうけど、
多分それを示してあげるっていうのは、より多くの方に次のステップが見つかるきっかけになりますよね。
どうでしょうね。むしろやっぱり悩んでる時って本当に真っ暗闇だったり、さっきおっしゃってたように本人たちはもう人生の終わりって感じてるぐらい、
どうしていいか分かんない時に、
そうやって、ようこそ、ここからが再構築ですよって言ってもらえるっていうのをすごく救いというか、光がすごい見える感じがしますね。
あ、そうなんだ、みたいな。それはめちゃくちゃ大きそう。
そうですね。10個ぐらいステップがある、いわゆるすぐに人生が良くなるなんてことはないわけですよね。
仏教でもね、49日っていうね、身近な人が亡くなって、それを悲しみ、慈しみ、自分の糧にしていくのには大体7週間ぐらい、初期の糧ですけど、
7週間ぐらいかかるって言われた時にみんな、7週間はモニフしてもいいんだっていうので、すごい納得したように。
人生の再構築もそんなに1週間で片付くわけではなくて、ゆっくりステップが進んでいくっていうのを知ることで、
周りも安心ですよね。周りもいつあんたが再構築するのとか、いつ再就職するのとか聞いちゃいますから。
確かに。実際、しょうさんとかも自覚はあるんですか?もがいてた、わかんないですけど悩んでた時期があって、何かのきっかけで前向きに捉えるようになってとか、
そういう自分の中でのフェーズみたいなのって意識されてたんですか?
ちょうど一昨日ぐらいに、Jam Sessionzのロングミーティング、経営ミーティングの時にも話してたやつですけどね。
その時に答えた回答と違う答えになるかもしれないですけど、
北野さんがおっしゃったみたいに、きっかけはやっぱりありたい姿とのギャップっていうのがあるって、でもありたい姿はわかんないから、
私の場合はとりあえず現状を変えてみようっていう、要は働いてたら働いてるとこから抜けるとか、会社員やってたら独立するっていうことをしてみようっていう風になって、
でもいきなりそこから抜け出したからといってすぐに何か改善されるわけじゃなくて、いろいろもがくわけですよね。もがくし不安もあるし。
いろいろもがき続けていると、いろんなことが、自分も変わっていくし、周りも変わっていくし、
その過程を積み重ねていくと、いつの間にか、何とかなってたとか、これでいいんだとか、あんまりありたい姿に近づかなきゃとかっていう意識すらなくなってくるっていう、
なんていうんですかね、今日仏教の話が出てきたんで、近いのかわからないですけど、悟りを開く的な、気がついたら悟り開いてるみたいな感じなんで、何かをきっかけに変わるっていうか、マインドが変わるっていうことではないのが私の実感ですね。
だから、時が解決するのか、時と自分の行動によって何か変化が徐々に起こっていって、気がついたら変わってる。自分の意識も変わってるっていう感じなのかなーって思いますね。
それ聞いて、北野さんは思うところはありますか。
そうですね。
あの、「紆余曲折」っていう言葉はわりと好きなんですよね。
10個のステップも行ったり来たりするんですよ、みんな。
簡単に紹介すると、「帰り」から始まって、帰りは違和感を生んで、違和感を自分のものにするために立ち止まるっていう選択をとると、内省が始まるんですよね。
この内省って主語を私にしてくれるんですね。
意外と主語を私で喋ってないんですよ、普段。
ジャムセッションズのしょうさんとか、父親としてとか母親としてとか。
やっぱ、孤立とか孤独って、なんかすごい悪いことに言われますけど、やっぱそういう環境変えるとか離れるって孤立・孤独を少し引き出してくれるアクティビティで、孤立・孤独って主語を私にしてくれる結構パワフルなアクティビティだと思ってて。
なるほど。
で、そっから対話。やっぱ人と喋りだす。よくね、対話と内省ひっくり返す。すぐアドバイス聞きたがる人いるんですけど、飲まれるんですよ、アドバイスに。
なんで、内省対話と進んで、そしたら意味付け、意味をつけ始めるんですよね。
そうやって納得感が出てくると自発的に動き始めて価値観の変容が始まって、価値観が変容していくと出会う人が変わるんですよ。
人と出会うと役に立つとか役に立ってもらう感謝とかね、そういうやりとりの中から、やっぱ社会って広かったんだなって改めて思う視野が広がる。
世界の広さを俯瞰することができたら、新しい自分の役割とか見いらせるんですよ。
なるほどね。
その頃になったらやっと視野狭かったんだとか思い始めるんですよね。
視野が狭い時って自分が視野狭いって気づけない。
そうやって再起していくっていうのが大きな再構築のプロセスでした。
へー面白い。
面白すぎて私バーッとメモっちゃいました。
すごい私にするっていう言葉は別のところでも聞いていいなと思ってた言葉なんですよ。
ソーシャルイノベーション系の勉強会みたいなところなんですけど、
私も結構10年、京都に来る前までの10年ちょっとっていうのが、いわゆる社会企業家って呼ばれるチェンジメーカーの人たちを、今でも一部そういう仕事してますが、
応援する、中間支援でサポートする仕事をずっとやってきてて、
その時のキーワードも、社会企業家の人たちってやっぱり自分よりも社会のためとか誰かのためとか、最も困っている弱者のために頑張るっていうことで起業されてるんですけど、
そうするとやっぱりそっちが志望になっちゃって、
自分の状態とか、それを続けることがちゃんと自分の喜びにもつながっているのかどうかみたいなところが、
ないがしろにされ続けて、気づいたらやっぱり彼らもバーンアウトしちゃうっていうね、燃え尽きちゃうっていう、
社会企業家の燃え尽き症候群みたいなことが、私も途中で気づいて、
その時に読んだ論文の一つが、そういう論文だったんです。
だからフレってどんな働き方を、企業家だけじゃなくて、全ての人にやっぱり大事なキーワードだなーっていうので思いました。
10個のプロセス貼っていただいた。ありがとうございます。
10個のプロセスはウェブ上にアップされてるので、無料で見れて誰でも買えるんですけど、
今井上さんがおっしゃっていただいたように、視野が狭くなってトラブルが起きるっていうのは、
別に労働者だけじゃなくて経営者も管理職も父親も母親も警察官も別に誰だって起きることなので、
こういうテンキーのリテラシーとして知っておく。
リテラシーとしてね。
7年ぐらいでテンキーが来るのは、
7年ぐらいでショウさんみたいに外に飛び出したくなるのは、
どっかで自分の視野が狭くなってるっていうのを実感してる人もいると思うんですよね。
なんでこの視野が狭くなることを、よく文化中毒っていう学術用語ですけどあったりして、
そこにいるとその文化に中毒になっていくものですよね。
そういう意味か。
エリアブレイクの文化の起源は私は哲学者のルソーに見てるんですけど、
ルソーは当時民主主義っていうのを作ろうと一生懸命やっていて、
その結果、戦争が決断されたりするんですね。民主主義によって。
ルソーは民主主義っていうのは一人一人がまともじゃないと機能しないということに気づいて、
急に旅の啓蒙を始めるんですね。
人類をまともにさせるためには旅が必要だって。
何年かに一環は働くことを中断して旅をしようとか。
その結果、高校3年生と大学1年生の間は間を開けて旅に出ようって言って、ギャップイヤーっていう言葉が生まれたりとか。
やっぱり当時ルソーも人の視野が狭くなって社会にトラブルが起きてるっていうことを見抜いて、
旅というものを大変教育に入れ込んだ人なんですね。
面白い。
旅。
旅ね。旅も来ますよね。
だいたい僕の転機には旅に出ますね。
自分の人生の転機には旅に出るので、ルソーの思想を受け継いでいたなっていうのは勝手に思いましたけど。
面白い。
僕は北野さんに聞いてみたいことが一つあってですね。
北野さんのプロフィール見てたときに、孤立の研究家って書いてある。
肩書きの一つとして孤立の研究家って書いてあるホームページがあって。
孤立とか孤独っていう言葉もありますよね。
捉え方によっては悪いものとして捉えられたりとか、実際孤独とか孤立の悪い側面もあると思うんですよね。
たまたま自分の本棚をさっき眺めてたら、この収録が始まる前に、
一つはつんどくもんで孤独の本質っていう本があって、つながりの力ってあって。
これどっちかっていうと孤独をネガティブな側面を書いてあって、だからつながり必要だよって多分書いてあるのかなっていう。
孤独は喫煙と同じぐらい健康に害を及ぼすとかっていう言葉も書いてあるんで。
なんか一般的な孤独のイメージで今こっちなのかなと思ってて。
もう一つはこの番組にも出てもらいましたけど、谷川義博さんのスマホ時代の哲学で、
常時接続時代、スマホでいつでもつながっている時代にあえて孤独に身を置いて、
孤独っていうのを大切にしようとか、あとネガティブケーパビリティみたいなことも出てきますけど、
この孤独とか孤立って両方の側面があるなと思っている中で、
北野さんの中で、僕の中でしっかり聞いてるのは孤立と孤独って違うのか、それとも同じような概念なのかっていうのと、
あと孤立することでのメリットというか良さみたいなのは、さっきおっしゃった内省する時間が取れるっていう以外にも何かあるのだろうかっていうのを聞きたくてですね。
それをもうちょっといろんな方に知っていただくことで、孤立すること、孤独になることっていうのを怖がらなくなるのかなとか、
適切に扱えるようになるんじゃないかなと思ったので、ぜひそこは聞いてみたいなと思っていたところでございます。
ありがとうございます。
孤立・孤独は本当に興味があるテーマで、見られたのはおそらくテデックスっていうプレゼンテーション。
そうですね。そこで見ましたね。
テデックスで話したときは、孤立・孤独の使い方みたいな。
私は人生にうまく取り入れていく方が面白いと思っていて、
そのテデックスの中でも、創造的孤立っていう言い方をあえてして話している。
創造的孤立。
しょうさんの孤立と孤独の違いとか、言葉の定義をいじっていくと、
面白いっちゃ面白いんですけど、言葉の響きはどっちもあるなと思っていて、
いい面も悪い面も。
英語でも孤独・孤立って、ロンリネスとソリキュードっていう2つの言葉があって、
ロンリネスっていうのは本当に悲しい孤独で、
ソリキュードっていうのは同じ日本語に訳すと孤独なんですけど、
もうちょっと栄養ですよね、自分への栄養っていう意味で。
なので、やっぱりこの孤立・孤独らへんの言葉っていうのは、いろんな国で両面語られてるなっていう感じ。
私も片面はある。絶対寂しくて、喫煙と同じぐらい害になるっていう。
私はいい面をわりと語りがちなんですけど、
その中で内政以外の孤立・孤独のいいところは、
孤立・孤独って本当に甲子園で行くと、繋がりや助けがない状態で出るんですね。
繋がりや助けがないってすごいもう寂しそうですけど、
その時に何が起こるかっていうと、自分で決めるっていうことが起きると思ってるんですね。
繋がりも助けもないわけですから、もう右に進むか左に進むか立ち止まるか自分で決めるっていうのが強制的に起こってて、
まあストレスですよ。何するでも自分で。
上司もいなければ、こっちの方が儲かるからこっちにしようみたいなそういう判断の軸もないわけですよ。
判断の軸は自分しかない。本当に最初は苦痛ですよ。
エリアブレイクした人がみんな言うのは自由って大変なんですねっていう。
この自由を使う力ですよね。これが筋トレですよ。
孤立孤独の間は自分で決めるっていうことの筋トレが起きてしまうんですよね。
この筋トレによって何が得れるかって自信ですよね。
自分で決めるっていうことは自信を呼び起こす。それが失敗しようが成功しようが受け止められるんですよ。
失敗しようが成功しようが自信になるっていう、本当に魔法みたいな時間でそんなことを思いました。
面白い。
今の言葉の中で、孤立とか孤独になっちゃうっていうことじゃなくて、孤独、孤立を取り入れるっていう言葉って、
意思を感じるというか、孤独になっちゃう、孤立しちゃうっていう受け身な言葉じゃないですか、一般的には。
あえて積極的に取り入れるっていう意思を持っているとか、能動的な姿勢が結構ポイントなのかなっていうふうに思いましたし、
孤立してる人が何も決められなくて悪循環に陥っていくことって多分あると思うんですけど、
孤立の中で自分で決めるっていう、いわゆる行動するとか意思決定するっていうことが多分次に繋がっていくんだろうなと思っているんで、
同じ孤立孤独の状態になったときにどう考え行動するのかっていうのがポイントだし、うまく活用できるかできないかなのかなと思って、
それを孤立孤独状態の中にいる人は、さっきも話出てきましたけど視野が狭くなっちゃってると思うので、
そういうときにちょっと客観的に見たりとか、それこそキャリアブレイクしてる人が集まる場所に行くと、
ちょっと違う視点から見えたりとかするっていう意味で言うと、本当にまさにキャリアブレイクの啓蒙だったりとか、
あとはそういう仲間を増やしていくことっていうの重要性っていうのがあるなーっていうのを改めて北野さんの活動の意義みたいなところを感じましたね。
おっしゃる通りで、孤立孤独って本当に悪魔みたいなパワーがあって、
それを孤立孤独になっちゃったって思うか、意思を持てるかってね、
やっぱり孤立孤独という悪魔と対峙して意思を持つなんて大変なことで、
さっき10個のプロセスを話しましたけど、やっぱりキャリアブレイクとか孤立孤独になって、
10個のプロセスがうまく進む人と進まない人がいるわけなんですよね。
そこには孤立孤独を自分の糧にできるかどうか、キャリアブレイクがいい転機になるかどうかの分岐があるんですよね。
そこの分岐も調べる中で、最初はやっぱり楽観的な人はうまくいって、悲観的な人はうまくいかないみたいな、そんな仮説だったんですけど、あんまり関係なくて。
次はキャリアブレイクなんで、貯蓄ですね。貯金いくらあったか。
やっぱりお金って心の余裕を作るので、心の余裕がある人は孤独孤立を取り入れたと思える。
お金がない人はなっちゃったって思うとか。
そこの相関関係。
これもあんま関係なかったんですよね。
そんな私たち大量なデータを分析してないので、あくまで訂正分析として聞いてほしいんですけど、本人のパーソナリティとあんま関係ない気がするんですよね。
どっちかというと身近に誰がいるかの方が大きい。
身近にすごい心配する人、本当に大丈夫なの?あんたそれでなんとかなるの?って。
やっぱり心配って優しそうに聞こえますけど、ただの疑いになるわけですよ。
疑いを浴び続けると、やっぱりそういうラベルになってきますよね。
私ってやっぱりダメな状態なんだとか、孤独になってしまったって。
確かに。
もし身近にショウさんみたいな人がいて、いやいや昔俺もやってたよとか、誰々さんもそういえばそんなのあったよとか、
フラッともしくは面白がるぐらいの人がいると、やっぱり全然違うので、
これがいい転機になるかどうかは本人のパーソナリティよりも身近な人の影響の方が結構大きいんじゃないかなって思ってます。
でもそうかもと思うちょっと趣味はありますね。
確かに周りのね。
面白い。
面白すぎですね。
今の話聞いてると、孤独っていうものの重要性もありつつ、やっぱり身近にいる人がどんな人なのかっていうのって繋がりっていうこともあると思ってて、
どっちも必要なものなんだろうなって思いましたね。
どっちもないといけない。
繋がりだけでも疲れちゃうし、孤立してるだけでもうまくそこから抜け出せないっていう。
最終的にはどっちも大事で、どちらもうまく使えるといい方向に進んでいけるのかなって聞いてて思いましたね。
だからすごい今のしょうさんの話、そのまんまですごい矛盾するんですけど、キャリアブレイク中の人に言われた言葉で、
キャリアブレイクという言葉と繋がったからこそ安心して孤独できましたって言われて、
矛盾してるけどわかるなと思って。
なるほど。
ちょっともう。
いい時間です。
このままエンドレスにお話ししたい感じなんですけれども、一旦後編もちょうどいい時間になってきましたので、
最後聞きたいなと思ってたのが、
今日はお話、前編から含めて話させていただいて、
北野さんの言動力になっているのが、結構面白いと思えるかどうかみたいなところにあるのかなって思ったんですね。
人の社会課題を解決したいとか、日本を良くしたいとか、そんなことじゃなくて、
北野さん自身の探求心、好奇心の面白アンテナみたいなのがあって、
キャリアブレイクも、なので語弊を恐れず言えば、もっと広がった方が人生面白いよねっていう感じのご提案に、
今日はちょっと受け取れたんですけど、ちょっと前置きが長くなりましたが、
そんな北野さんが今一番面白いなと思っている何か取り組みだとか、
例えば誰かと共同研究してるとか、企業さんとこんなこと始めてるよとか、
これからの探求していきたい方向性とか、もし今時点であればですね、最後ちょっとお聞きしたいなと思いました。
それと同時にご案内できるイベントとかもあったらですね、ぜひ宣伝も兼ねてお話しいただいて大丈夫ですので。
はい、どうでしょうか。
そうですね、面白いをピックアップしてもらって嬉しい気持ちと、
やっぱ面白いって変な漢字じゃないですか、漢字が面に白いって。
はいはい、漢字がね。
面て、その前っていう意味で、前が白いって意味なんですね。
それはもっと言い訳すると将来が明るいっていう意味になるんですね、面白いってそもそも。
なので、将来が明るく見えることを面白いと言ったんですね。
なるほど、そういう意味が。
面白がるっていうのは将来が明るいんじゃないの?みたいな気持ち。
なんかこう、すごい言葉を作った人上手だなって思って。
そうですね。
やっぱキャリアブレイク中の人もそうやって立ち止まって考えてるけど、