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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。 この放送は現役の社会福祉士で、障害児子育て奮闘中のTadaが、
人と環境の相互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、 誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さん、おはようございます。社会福祉士のTadaです。 3月18日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
一昨日、息子のSTに一緒に行ってたんですよね。STって言語聴覚療法って言って、言葉のお勉強ですよね。
うちの子供はダウン症を持っているので、どうしてもまだまだ言葉が出てこない。 2語分がギリって感じだし、言葉も全然聞き取りにくい。
拡通説も良くない感じなんですよ。 そこら辺を改善するために、このST、言語聴覚師の先生についてもらってね。
だいたい今は月に1回ぐらいSTに通っているという感じです。 専門的じゃないんで詳しくはわかんないですけど、
言葉の勉強って言ってもね、一重に発音を良くするために何かを喋るとかね。
ああいうえおーとかさ、劇団の発声練習みたいなことをするようなことではなくて、うちの子供だったら絵合わせをしたり。
ここでいう絵合わせっていうのは、例えば動物とか食べ物とかの絵が描いた紙がありますと。 その紙の上に同じ絵が描いたマグネットがあって、それを置いていくようなものであったりとか。
あとはカードですよね。 例えば車の絵が描いたカード。これが2分にされている。前と後ろで分かれている。
これをいろんな種類の車があったりするんで、バラバラにして、神経衰弱みたいな感じですかね。
前と後ろを合わせていく。そういった感じの絵合わせをしてたりします。 あとはアンパンマンの
キャラクターがいっぱい出ているような紙があって、そのアンパンマンのキャラクターごとにマジックテープを貼っているんですよね。
で、吹き出しみたいな感じで動詞であったりとか、名詞であったりとか。 全く同じようにそのキャラクターの切り抜いた、ラミネートされたね、マジックテープが付いているシールがあって、
それをキャラクターのマジックテープの上にペタペタ貼っていく。 そして貼りながら動詞を先生とうちの息子が話しながら、動詞も覚えていくみたいな感じ。
こういったことをね、やったりしています。 まあね、結構ね、勉強って言うんですよ。うちの息子はね。言葉の勉強っていうふうに言って、あの連れて行ってるんで。
勉強しに行くよって言って。 なかなか彼なりに疲れるみたいで、一生懸命考えたりするんですよね。
先生もなるべく息子に考えさせる時間を与えてくれたりとか、 息子から自発的にこうやり出すのを見てくれてたりとかするので、そこすごくありがたいんですけど。
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それが故にね、なかなかパワーを使っている。 この一昨日のSTの時間とかは、もうパワー使いすぎて中盤戦ぐらいから半分眠くなって、ちょっと行ってましたからね。
途中寝たりしながら課題こなしているというような1時間でしたね。 まあでもね、とってもよく頑張った。
今日はね、そんなSTの話からなんですけども、ダウン症のお口ポカンと空いてる問題とその楽しい特訓方法についてというタイトルでね、お話しさせていただきたいと思います。
まあダウン症に限らずなんですけど、知的障害のある子って、お口ポカンって空いてるイメージあります?
結構ね、そういう子が多いんですよ。 うちの子もね、小学校上がったタイミングで、ちょっと給食食べる関係とかで、接触外来っていうのにね、かかり始めたんですよ。
そこの先生に教えてもらったお話がとても面白かったので、今日ね、STで聞いた話とこの接触外来でドクターから聞いたお話をね、
合わせてお話としてシェアさせていただけたらなというふうに思います。 まずね、このお口ポカンっていうふうに空いてるのは、
筋肉の緊張が弱いかったりするっていうケースがあるみたいですね。 全てが全てそうじゃないけど、うちの子はおそらくそうでしょうと、筋緊張が弱いってダウン症の特徴の一つではあるんですけどね。
あとはダウン症の子の場合は上顎の発達が遅い場合が多いらしくて、うちの息子も理に漏れずそこにハマっているみたいですね。
だから上の前歯、2本永久歯になったんですけど、ちょっとね、乳歯より永久歯の方が大きいじゃないですか。
でも上顎の発達が追いついてないのに、乳歯から永久歯への生え変わりは人並みに出来事が起こったので、
なんとね、うちの息子さんの上2本の前歯、ちょっと窮屈みたいでね、斜めに生えています。
口を大きく開けてって言って開けてもらって、僕が下から息子の歯を覗き見るとVの字みたいな感じになって生えてきているのがよくわかります。
これもね、上顎の発達が遅いせいみたいですね。
あとはダウン症の子はね、下が大きい子が多いんですよね。
霊に漏れずうちの子も大きいんで、口がポカーンと開いて、キンキン腸が弱くてポカーンと開いて、かつベロが大きいので閉まりきれずピヨンって出てるみたいな感じです。
接触外来の先生曰く、こうやって医学が進歩してくればこういう事情でお口がポカーンと開いてるっていうのがわかってたけど、昔はもう知的障害があるから口がポカーンと開いてるんだみたいな風にね、言われていた時代もあったらしいですよ。
本当ね、現代の医学は目まぐるしく進歩していっているので、それに追いついていっているお医者さんたちはやっぱりすごいなっていう風に思って尊敬しますね。
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頭いいだけじゃなくて、頭の良さを使ってずっと学び続けなくちゃいけないんですからね。
いやー大変な仕事だと思います。
やっぱね、そんな感じでお口がポカーンと開いてると、まあ筋筋腸が弱くて開いてるので、それをどうして改善していくかというと、改善方法はあるよっていうことでね、
接触外来の先生にも、今回STの先生にも教えてもらった方法があって、それぞれ面白そうだったので、ここをお話しして今日は終わりたいと思うんですけど、
まずね、1個目、ふーって拭くこと。
笛を吹いてみたりとか、おもちゃのラッパーを吹いてみたりとか、そんなんでも楽しくやれるのであればいいけど、僕が先生に教えてもらっていいなって思ったのは、
ティッシュを小さく丸めて、テーブルの上に転がすと、そのテーブルの上で卓球みたいな感じでね、親と子供が向かい合って、
小さく丸めたティッシュをね、ふーって吹き合ってラリーしていくみたいな、これ結構楽しいですよね。
ふーって吹きながら、口の先も鍛えられるし、遊びの要素も取り入れててね、とっても楽しいなというふうに思いました。
そしてね、もう一つは口を閉じる。
んってね、閉じる。ポカーンと開いてる口をギュって閉じた状態にすることを楽しくできる練習。
これはね、ストローとか、あとは棒アイスの、食べ終わった後の棒とかをね、お口にハムって挟む。
これがね、なかなか楽しくていい練習になるっていうふうに聞きましたね。
なんで、例えば僕と息子で同じようにそのアイスの棒切れをね、口に挟んで、どっちがずっと挟んでいられるかとかね、そういった遊びができるのかなというふうに提案してもらいました。
いずれもね、いろんな方法で改善はできるっていうことがわかったのがすごく良かったなというふうに思います。
あとはね、やっぱりこう、本人だけにやらせるんじゃなくて、これ別にね、そのお口のポカーンとを改善させる特訓だけじゃなくて、何をするにしてもそうですけど、
本人だけやらせるんではなくて、まあ大人である僕も一緒にやったりとかしてね、楽しく練習ができる。
そして最終的に自発的に自分でできるようなことがあったりとか、その中で状態が改善していく、そういうふうになっていけばいいなというふうに思いながら、
まあね、いつもかつも僕もできるわけじゃないんですけど、まあこの放送をしたことも機にね、意識して、より息子と一緒に楽しみながら特訓していきたいなというふうに思います。
周りにね、知的障害の方がいらっしゃらなくて、やっぱりね、街中で歩く、ちょっとね、知的障害っぽいなって思う人たちが口をポカーンと開けてる。
まあこれはね、ただただそのポカーンと開けてる特徴的なものというわけじゃなくて、ちゃんと理由があるんだよっていうのをね、なんとなく知ってもらえれば、それだけでその用心に対する偏見であったりとか、そういうものも減っていくのかなというふうに思ったこともあって、このお話をさせていただきました。
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ということで、今日のお話はこの辺にしたいと思います。
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それでは、今日も素敵な一日に。社会福祉士のタダでした。
またおいで。