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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ
この放送は現役の社会福祉士で、障がい自己育て奮闘中のTadaが
人と環境の相互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ
誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
みなさんおはようございます。社会福祉士のTadaです。
2月18日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
まずはじめにね、昨日の面白かった話から少し話したいと思います。
本題にもね、ちょっと繋がっているところではあるんで、よかったらね、ここから聞いてもらえればと思います。
昨日はね、朝からね、うちの息子のSTにね、同行してました。
STっていうのはね、原告聴覚師さんが話したり聞いたり、食べたり、理解したりとか、そういった機能がうまく働いてない。
子供の場合は発達が遅い、発達してないっていう、そういった子たちに対してね、リハビリをやってくれるんですよ。
我が家ではね、息子に言葉のお勉強っていう風に伝えてます。
で、その会話でだいぶ言葉の理解が進んでね、日常生活のルーティン内の
内容程度であれば、まぁだいたい通じているような印象を僕ら家族は持っているんですよ。
まぁその印象っていう理由はね、うちの息子は発語が少ない、少ないというかね、不明瞭なんですよね。
なので聞き取れない、通称宇宙語って言ってるんですけど、宇宙語が多いからね、印象、理解している印象、通じ合っている印象っていう風に言ってます。
まぁそれでもね、時々噛み合わないことっていうのはあります。
まぁね、でもそれが可愛くもあるんですよね。
今日はね、ST中に噛み合わなかった話。
言語聴覚師の先生がいろいろ会話をしてくれるんですよね、言葉を投げかけてくれるんです。
で、まぁその会話のやりとりとかも始めたりするんですけど、
その中でね、今日は外は暑い?寒い?っていう話を投げかけてくれたんですよ。
それに対してうちの息子はですね、
寒いとか暑いとかっていう風に答えるわけではなくて、
お部屋のカーテンをね、シャカッと開け始めたんですよね。
何してるのかなって思ったら、どうやら、
お外はこんな感じですっていうのを多分差し示そうと思ったんでしょうね。
その、言葉で返せない文なのかもしれないけど、
なかなかね、でもそれはちょっと伝わらなかったなっていう風に思いました。
まぁね、先生に伝わらなくても、その行動とかで、
僕らが理解できるものについては先生に速やかにお伝えするようにしてるんですけど、
このね、外の暑い寒いはね、僕もとっさには思いつかなくって答えれなかったんですよね。
後になって、あ、そういうことかって気づきました。
あとはね、もう一つ、物の名前を教えてくださいってね、先生がこう、
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机にね、いろんな動物や食べ物とかの絵を並べて質問投げかけてくれるんですけど、
昨日はね、この名前を教えてくださいに多分気持ちがフォーカスしちゃったみたいで、
ニコニコしながら僕を指さして、おかんって言うんですよ。
おかんはね、お父さんのことなんです。
そしてその次に妻を指さして、カカンって言うんです。
これはね、まぁご想像の通り、あの、お母さんですね。妻のことを表してます。
そして次に教えてもらってる言語聴覚師の先生を指さして、
先生!って言うんですよ。
で、まぁ残った一人、自分ですよ。
息子は自分の胸をポンポンって叩きながら、名前を、自分の名前を呼ぶんです。
それもね、決まった!みたいな感じですっごいドヤ顔で。
ね、噛み合わないけど可愛いでしょ。
まぁね、そんなことがあったことと、あとは、前の日にね、
息子の通っている放課後等デイサービスの事業所との打ち合わせというか面接があったんですよ。
まぁ半年間振り返ってみたいな感じのやつなんですけど、
ここら辺も踏まえてね、ちょっとこれから我が家の息子への領域にね、変化がありそうだなっていうこともあったので、
今のね、うちの息子の領域事情、領域状況っていうのをね、お話ししてみたいなと思いました。
まぁまずその前に、領域って何かっていう話ですよね。
この放送を聞いてらっしゃる層の中に知らない人はあんまりいないのかもしれないんですけど、
いずれね、この音声配信がたくさんの人に、領域とは無縁の人たちにも届くことをイメージしながら話していきたいと思うので、
領域についても少しお話ししたいと思います。
まず領域っていうのは何かっていうと、発達支援っていう風に言い換えている人もいますよね。
障害のある子供とか、その障害のある可能性のある子供たちに対して、その個人個人の状況とか特性に応じてね、発達を促すための支援、サポートをね、していくことになります。
じゃあ具体的に今うちの息子がどんな領域を受けているのかっていうことをお話しすると、
病院でね、総合病院で月に1回ST、さっき話した言葉の勉強ですよね。
発語であったり、言語理解であったりを高める、そんなサポートをしてもらっています。
あとは同じく月に1回OTっていうのも受けています。
これは作業療法士さんっていう人がサポートしてくれています。
作業療法っていうのは、なんだろう、日常生活の中の動作みたいのを通じて日常生活の能力を高めていくようなサポートをしてくれてるんですよね。
ここら辺僕もすごい勉強してるわけじゃないんで詳しくはないです。
ただね、自分の息子がどういうことをしているかっていうのは毎回ついていってるんで、そこの話はできますんで今日しようと思います。
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あとは週に2回放課後とデイサービスに通ってますね。
それぞれどんなことを今うちの息子がやってるかというと、
STでは、絵合わせであったり型はめであったり、あとは動詞の練習、
あとは2語分とか3語分とかがスムーズに出てくるような訓練をしています。
OTでは本当にいろいろやってくれてますね。
トランポリンを使って、体の使い方、ジャンプをすることと、ジャンプをして高いところに手を伸ばして届かす。
2つの作業が必要になってくるじゃないですか。
飛ぶっていう作業と手を上に上げるっていう作業。
こういった2個の動作を一緒にやるとか、あとは細かい作業ですよね。
おもちゃのボーリングのピンを並べて遠くからボーリングを転がす。
で、ピンを倒してまたおもちゃのボーリングのピンを立ててまた転がすとかね。
あとは全身を使った障害物競争みたいなのも時々やってくれたりしてます。
病院のSTとOTは基本的に1回1時間で僕と妻両方とも基本付き添ってるんですよね。
放課後とデイサービスだけは本人が行って帰ってくるっていう感じなんですよ。
利用時間も長めです。
基本学校が早い日に利用してるっていう感じなんで、3時間くらい?3時間以上いるのかな?
うん、そんな感じ。
昨日事業所の方と面談した感じでは、机上、机の上で勉強するような活動と
あとはプレールームみたいな広いところで体を使って遊ぶことみたいなのを交互にやってくれてるみたいです。
放課後とデイサービスも事業所によってどんな分野が得意なのかっていうのが違ってくるんですけど
うちの息子が通ってる放課後とデイサービスはOTにどちらかというと特化した感じのデイサービスになります。
病院で受けているSTもOTもそしてこの前面談した放課後とデイサービスも定期的に息子の発達状況の評価とか見直しをしてくれて
僕らと一緒にしてくれて、そして次の期間を定めて目標設定をしてくれるっていうのを繰り返してくれてますね。
やっぱり専門的な目で見てどういうふうにサポートしていったらいいのかっていう意見をくれるのでとってもありがたいです。
実際息子自身も少しずつだけどできることが増えていってて、見てる僕らも成長をすごく感じるので非常に幸せ。
これはうちのパターンです。
領育っていうのは結構本人の特性であったり家庭の事情や方針によって多分利用の方法全然違ってくると思うんですよ。
この本生配信はね結構障害児を育てている親御さんも聞いているんじゃないかなというふうに思うので
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もしかしたらねあれ意外と少ないのねって思う方の方が多いかもしれません。
でもね僕も妻も息子も今のねこの形がね一番バランスが今のところねいいって思ってます。
そしてこれからねまた一つ変化が加わることになりました。
我が家はねこれからセルフプランで行くことに決定しました。
何のこっちゃって話の方もいると思うので簡単に説明すると
障害のサービスです。領育っていうのはこう障害福祉サービスの一つになるんですけど
それをねするには基本ね相談支援専門員さんっていう方をつけなくちゃいけないんですよ。
でねその相談支援専門員さんっていう人がプランを立てて利用するサービスを調整してくれるみたいな感じなんですけど
大人がわかりやすいのは介護がわかりやすいですかね。
こうお父様お母様とかで介護保険で介護サービス利用されている方いらっしゃいませんか。
たぶんケアマネさんがついてると思うんですけどケアマネさんがサービス利用調整してくれますよね。
それの障害版みたいな感じなんです。
で、地域にもよるみたいなんですけどこの障害版のプラン作成や調整に関しては
実はね親がやってもいいんですよ。これをセルフプランって言います。
で、なんで今回セルフプランにしようかなっていうふうに思ったかというと
僕ね社会福祉士なんで研修でこのプランの立て方とかについてね勉強したんですよ。
せっかく勉強したし自分の息子のことだしもっともっとね
親としてもだし専門職としても彼のサポートができればいいなっていうふうに思って
セルフプランにすることにしました。
そんなわけでねこれから自分自身も新しい勉強をしつつ
息子と一緒にね成長していきたいなというふうに思います。
これがね今の我が家の息子の領域状況っていう話になります。
最後まで聞いてくれてありがとうございました。
それでは最後にお知らせです。
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それでは今日も素敵な一日に社会福祉のタダでした。
またおいで