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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。 この放送は、現役の社会福祉士で、障がい自己育て奮闘中のTadaが、人と環境の相互作用に着目した発信を通じ、
皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。 2月19日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
全国的に天気はどうなんですかね? 僕の住む福岡県は、この週末はとっても天気が良かったんです。
僕はね、金曜日から休みを取ってて、3連休だったんですけど、3日間、良い休日でしたね。
特にね、外で何かするっていうイベントはなかったんですけど、CtUなら金曜日にね、妻と1日デートした時ぐらいなんですけど、
土日はね、ちょろっと外に出る予定があったので、全然、週日、家にこもっているっていう日はなかったので、
やっぱりね、天気が良いと動きやすいしね、いいなーっていう風に思いました。
打って変わってね、明日からね、平日、雨みたいなんですよね。しかも、まあまあ強そうなんですよね。明日はね、まあ、外回りのね、仕事を結構予定入れてるんで、
雨はね、嫌だなーって思いながらも、もう予定入れてるからね、頑張るしかないなーって思ってます。
子供の頃はね、雨そんなに嫌いじゃなかったんですよね。結構、小学生の時とかは、雨の日はね、まあ外で遊べないからね、休み時間とか。
まあでも、ベランダに出て、まあ雷雲を眺めながらね、男友達何人かで、こう叫んでましたね。
雷電!って。
うん。
何のことですかね。
ゲームしてる人ならわかるんでしょうけど、これあの、日本の誇るテレビゲーム、ドラゴンクエストのね、勇者だけが使えるっていう雷の魔法のことなんです。
掛け声とね、雷電の掛け声と同じタイミングで雷が落ちたら、俺勇者!みたいな感じでね、盛り上がってた。
そんな感じでね、雨も嫌いじゃなかったな、子供の頃って思いますけど、今はね、やっぱり利便性を考えると、ちょっとね、動く時は雨嫌だなっていうふうに思います。
さて本題です。今日はですね、地方公務員の若手が精神疾患で給食する理由、中野人目線でっていうタイトルでお話をしていきたいと思います。
まずね、自治体精神疾患で給食1.8倍 20代と30代目立つ
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という記事がですね、郷土通信から2月17日の土曜日にね、発表されました。 内容をざっくり言うと、2022年度に精神疾患などで1ヶ月以上休んだ自治体職員が
10万人当たり換算で約2.1%だったことが、地方公務員安全衛生推進協会の調査で分かったと。
10年前の約1.8倍、年齢別は20代と30代が平均を上回ったということです。
これに対して総務省幹部は、昔に比べて職員1人当たりの仕事量が増え、デジタル対応や感染症対策など内容も複雑になっている
と業務負担が重くなっていると分析した。職場の余裕が失われて若手の教育に手が回らないほか、行政に対する過度なクレームなど
ハラスメントも影響している可能性があるという。そういった記事でしたね。
これね、僕、地方自治体の職員なんですけど、この情報に網を張ってませんでした。
このニュースを知ったのは、他の音声配信プラットフォーム、ボイシーというのがあるんですけど、このボイシーというプラットフォームの中でパーソナリティをしている
精神科医の加口俊先生。この方がね、昨日の配信でこのニュースについて精神科目線でね、お話をしてくださっていました。
その中でね、やはり肌感的に若い地方自治体の職員さんの患者さんが増えているという話をね、されていました。
まあおそらくその患者さんたちとの話も踏まえながら、きっとね、精神科目線でこの記事について話してくれているんですけど、非常にね、
中の人としても纏えているという部分が多くてですね、いやさすがの分析力だなというふうに思いました。
まあ詳細はあの放送を聞いていただければと思いますので、リンクを貼っておきます。
できれば先にそちらの放送を聞いて、後でこちらに戻ってきてもらえるといいんじゃないかなというふうに思う立て付けにしています。
っていうのもね、ほとんどその株春先生の放送で話されている内容がハマっているので、あとは僕の話せる内容としては、もう中の人としてさらに付け加えるならこんなことがあるんだよっていうのをね、話していきたいと思っています。
確かにね、僕が働いている自治体でも20代30代の精神疾患を原因とした求職者、目立ちます。
いや全部を把握しているわけじゃないですよ。だけど漢字的に、まあ風の噂と言いますか、あの人ね、ちょっとこうメンタル的な事情でお休みに入ったよみたいなことをちらほら聞くんでですね、まあそうなのかなと自分の体感として思っている話なんですけどね。
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で、まあ記事に書いている総務省幹部の方が言っていることも、精神科医の株春先生が言っていることも、もう本当その通りだと思います。
で、そこに僕がね、現場として付け加えることがあるとしたら、大きく言うとね、2つあると思います。
一つ目はね、球体制の組織であるということ。これまずはやっぱりね、年功序列がかなりきついと思います。
公務員って結構いい給料もらってるんでしょうって言う人多いですよね。
まあね、僕もそう思ってましたよ、入るまでは。何でかっていうと、多分ね、ニュースがいけないと僕は思ってるんですけど、公務員の平均年収って結構出ますよね。
実際ね、総務省の令和3年度地方公務員給与の実態というのによると、平均年収はね、約643万円っていう風に出てるんです。
それに対してね、国税庁が出している令和4年分民間給与実態統計調査。これによると、給与所得者の平均年収は458万円っていう風に出てるんですよね。
おそらくなんとなくこの数字が世に出回ってると僕は思ってるんですよ。だから、まあ民間に比べて公務員の平均年収いいよねって思われてるんじゃないかなと思うんですけど、
現実はね、かなり高くはないですよ。まあ平均が出てるんで、これには間違いないとは思うんですけど、
30半ばぐらいから急にね、給料の上がり幅が大きくなっていく感じがしてます。
僕は高校卒業して、その次の月から働いてるんですけど、結構大変でしたよ。本当にね、初めの何年かは
引かれ者とかもあるじゃないですか。まあ手当とかもいろいろありますけど、全部さっぴいてね、自分の通帳に入ってくるお金って
11万とかそれぐらい。僕が就職したのはね、もう20年以上前なんで、あんまり参考にはならないと思いますけど、今もね、別に
そんな給与表を見る限りでは変わってないと思うんですよね。手取りだけで言うと、まあ高卒で公務員になった僕より
大学に行きつつフルパワーでバイトしてる友達の方がね、
手取り多かったですもんね。いや今思い出すだけでもね、結構大変な思いでありますよ。
苦学生かみたいな感じですけどね。お金ないから例えばね、大根一本でご飯はある、お米はあるから大根一本を使って
1週間のおかずを作るとかね、余すことなく大根を食べきるんですよ。
とかね、お弁当も作ってました。弁当作ってたんですけどそんな料理のスキルなかったから、ウインナーとかやっぱ入れたいじゃないですか。
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ウインナーって結構高いんですよね。だからウインナー1本あたり何円かっていうのを計算して、お弁当には1日何本までみたいのを決めてました。
で、じゃあいざやってる仕事はどうっていうと、実はね、あんまり変わんないんですよ。
中間管理職って言われるポジションに行くまで。多分その中間管理職に行く手前ぐらいが平均年収だと思うんで、
片屋ね、年収約643万円もらっている方。大体ボーナス抜きと月収ですると手取りで30万ぐらいですかね。
と、片屋月々10万そこそこで仕事をしている若者。
もちろんね、知識や制度とかにはね差はあるかもしれないですけど、これも結構人それぞれじゃないですか。
なんでもう純粋に年齢だけでね、この差をつけるのは結構エグいんじゃないかなっていう風に僕は思ってます。
実際今僕はね、もうすぐ平均になりそうな年齢ですよ。40ですんでね。
だけど、まあその体感的には20代とかで若く入ってきた子たちって優秀な子多いですよ。
それに比べてね、全然優秀な人もたくさんいるんですけど、僕より上の世代、40から50ぐらいの方々。
うん、ほんとね差が激しい。めちゃくちゃできる人もいるし、常に吸収する人、人脈を作っていく人っていう意欲的な公務員の方もいらっしゃいますけど、
もうね安排だから最低限の仕事で流しとけばいいやっていう職員の方もね、たくさんいるっていう風に見えてます。
この状況が変わらない限りはね、やってらんねーなって思う若い子たちがね増えるのはね、もう仕方ないなっていう風にどっかで僕は思ってますね。
でもあれでしょ、民間でも結構あるって聞くんですよね。その基本給少なくって時間外で補填するその年齢とかに限らず、
なんかそういう会社もあるっていう風に聞いたりするから、どうなんですかね。公務員だけなのかな。
このバキバキの年功序列制度みたいなの。こんな感じでね、球体制である組織っていうことに理由があると思っているのが一つ目。
そして二つ目はね、フォローアップですね。精神疾患で給食する理由っていう点で言うと、こっちの方が僕は大きいなっていう風に思ってます。
本当ね、総務省幹部の人が言う通りに、職員一人当たりの仕事量も増えてて、内容も複雑になって業務負担が重くなっているっていうのは間違いないと思う。
で、その結果、精神的な不調を生き出すっていうことが大いにあると思うんだけど、皆さんどうですか。
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働いている場所とか、学生さんだったら学校のクラスとか部活とか、何かしらのコミュニティ。
この中で、その内容自体が大変だから、ハードだからメンタルしんどくなるっていうこともあると思うんですけど、
結構人間関係によるものでメンタルきてるよっていう人、病気になるまでは言わないとしても精神的にちょっときついっていうことって人間関係の方が多くないですか。
僕はね、どうにもね、そういう感じがしてならない。
いや確かにね、業務自体もやばいんですよ。
イメージされてる方、時々言うんですけど、9時5時でしょみたいな感じのこと言うんですけど、それいつの時代ってツッコミたくなるぐらい。
例えばコロナ対応とかって、時間外勤務100時間超えなんか結構ザラでしたからね。
他にもね、幅広くやってるんで、イメージ的にはね、定時で帰れてる職場の方が少ないですよ。
それでもね、人間関係が良ければ、例えばね、大変な仕事の中、負担が感じる中でその手前でね、留められたりとかするんじゃないかなっていうふうに僕は思ってしまうんですよね。
さらにもし精神疾患で休職してしまったとしても、その後のフォローアップ体制がしっかりしていれば、復帰することもできると思うんですけど、
これまたね、その辺のフォローが甘いっていうふうに感じてます。
これもね、全員じゃないんですけど、1人に勉強不足ですよ。
結構ね、自分だけ定年まで走り切れば安泰って思ってる人、やっぱり未だに多いんじゃないかなって僕は思ってしまう。
まあこれ全国的にですけどね。
で、メンタルで休職した人のケアの方法とかっていうのは、深く学ばずに、晴れ物に触るような感じでの対応しかできないとかね、
民間との比較ができてるわけじゃないんでわかんないですけど、なんか遅れてるんじゃないかなっていうふうな感じはしてます。
メンタルヘルスの一次予防、二次予防、三次予防ってありますけど、どれもね、人事の担当者はね、理解されてると思いますけど、
やっぱりある程度ね、大きな役場とかになるとね、末端の管理職まで行き届いてるのかなっていうふうに僕は感じちゃいますね。
まあね、そんな中でヒラ社員である僕がやれるのはね、自分の目の見える範囲内、自分の職場の仲間たちが少しでもね、
なんだ、メンタルに不調を起こさないために、仕事が楽しくなるような技術や小話をしてみたりとか、
あとは早期、これは一次予防ですよね、あとは二次予防、早期発見ができるように、
上司とかだけじゃなくて、まあその仲間内でも気軽にね、そういうメンタルの不調を話し合えるような関係性を作っておくっていうのをね、意識して働いています。
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いやー、中でね、働いてて思いますけど、地方自治体のね、公務員の方ってね、真面目で仕事できる方多いんですよ。
僕はね、全然違ってて、どちらかというと不真面目、そして仕事もあんまりできないんですけど、
まあね、その代わりこういった点でのね、サポートみたいのはできるんじゃないかな、自分の役割なんじゃないかなっていうふうに思っているので、
これからもね、自分ができること、頑張っていきたいなって思っています。
はい、それでは最後のお知らせです。
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それでは、今日も素敵な一日に。社会福祉士のカタでした。
またおいで。