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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。この放送は現役の社会福祉士で、障害児子育て奮闘中のTadaが、人と環境の相互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さん、おはようございます。社会福祉士のTadaです。5月1日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
5月に入りましたね。皆さんどうですか?何か新しいことを始めたりしますか?
年度始めの4月から何か新しいことを始めるという方がいらっしゃるかと思うのですが、5月も何かを始める月替わりということで、きっかけとしてはいいのではないかと思います。
僕は5月から1ヶ月間とりあえず昼走ろうかなと思っています。
インターネット上で登録するんですけど、全国の職場対抗で走った距離を計測するイベントがあるんですよね。
去年も参加させてもらったんですけど、自分のためだけで日々の運動習慣をつけようとすると、僕はあまり上手くいかないんですよね。
イベントごと、お祭りごとみたいな感じでチャレンジできる環境があると結構頑張れちゃうので、そういった感じでこの5月の1ヶ月間は走るイベントに参加して、なるべく健康に過ごしていきたいなというふうに思います。
そんな僕は健康に過ごしていきたいと言いながらですね、実は昨日の夜、ちょうど昨日東京帰りの友達からお土産もらったんですよ。
羽田限定のクラブハリエのバームクーヘン、僕ね、あのバームクーヘンめちゃくちゃ大好きで、空港限定のやつって箱がめちゃくちゃ可愛いんですね。
初めていただいたんですけども、ぺりぺりぺりぺりってミシン目のようにパッケージを剥がしていくときに、飛行機の先端から横に引いていくように、飛行機が空を飛ぶようにぺりぺりぺりぺりぺりって一周回して入っていくみたいな感じの仕様になってて、空を飛ぶ飛行機、真っ青な空の色をした包み紙なんですよね。
そこに飛行機が一つあって、それを横に引くと、パッケージが、包み紙が届けていくみたいな感じ。
で、中身の箱もね、いつものクラブハリエのちょっと大人っぽい茶色の箱とはちょっと違ってね、空港仕様で可愛くて、こちらはね、息子が多分箱好きなんで喜ぶと思うのでね、撮っております。
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ちなみにね、睡眠、彼を寝かしつけた後に僕と妻で食べたので、彼はまだ箱の存在を知らないということですね。
ちなみにそんな僕なんですけども、何の話しようかと思ったら、バームクーヘンの話ですよ。
クラブハリエのバームクーヘン、結構大きいじゃないですか、ワンホール。
やっぱもう、今日からね、頑張るからということで、食べましたね、半ホール。
プラスですよ、圧倒的なプラス。
これ前日の夜撮ってるんで、僕バームクーヘン食べたてホヤホヤのわがままボディですけど、朝体重計に乗るのめちゃくちゃビビってますね。
はい、ちょっとそんな感じでね、前段の小話長くなってきたんで、そろそろ本題に行きたいと思います。
みなさん健康的に5月も過ごしていきましょう。
はい、それでは今日の本題です。
今日はね、民政委員の選任要件見直し検討というニュースを見たので、このことについてお話ししたいと思います。
もともと、読売新聞に3月末ぐらいの記事であったのかな。
そこら辺からいくつか最近に至るまでニュースとかを追ってて、大体同じようなことを言ってるんでですね、僕なりの思いについてお話ししてみたいなと思います。
まずね、このお話をする前に、民政委員さんのことについて少しお話ししたいと思います。
民政委員さんってご存知ですか?
僕の放送でも、この音声配信でも調べたらね、第48回の放送をだいぶ前になるんですけど、地域福祉ボランティア心臓過ぎ問題っていうタイトルでね、お話ししてる時があってね、そこで少し触れてます。
今回もね、話の内容的にはちょっと被ってくるところがあるかもしれませんけど、新しい情報の共有も兼ねて思いをお話ししていきたいと思います。
前回の放送に関してはリンク貼っておきますので、よかったらね、聞いてみてもらえたらというふうに思います。
さて、その民政委員さんなんですけど、何をするかというと、本当に地域の社会福祉制度関係のお世話をしてくれる方になります。
具体的にどんな感じかというと、民政委員さんはですね、厚生労働省からね、移植された非常勤の地方公務員という扱いになります。
内容に関しては社会福祉なんで、高齢者や障害者、生活困窮者などの身近な相談相手となって、支援が必要な場合には役所とかにつなぐようなパイプ役をしていただいたりとかしてますね。
他にもね、いろいろとあるんですけども、本当にね、地域に根付いて社会福祉の増進に寄与していただいているありがたい存在であります。
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そんな民政委員さんですけど、先ほども言ったように結局ですね、非常勤の地方公務員という位置づけではあるんですが、お金をね、もらえません。
基本的にはボランティア、無報酬で、活動費っていうね、その実費部分みたいなところだけ支給されるんですよ。
本当に無報酬ですよ。
なのに結構大変なことをやっていただいてます。
さらにね、生活の多様化などが進んでいって、地域の中でもたくさんの問題をね、社会福祉に関わるような問題を抱えたね、ご家庭が増えてきていると思います。
そういったところにもね、入っていってもらったりとか、状況を把握してもらったりとか、いち早く行政につなげていただいたりとかね、していただくと、年々ね、やる業務は難しくなり、案件は多くなり、なのに報酬は変わらず、さらに成り手がいない、高齢化が進んで減少傾向ということなんですよ。
厚労省によるとね、全国の民生員は、昨年ですけど、2023年の3月末時点で約22万7千人。
これがね、60代が減少していく一方で、70代以上が増加しているような状況になっています。
一応その移植数の割合ですね、充足率って言うんですけど、これは94.5%ということで、かなりちゃんとね、結構地区ごとにいらっしゃるんですけど、民生員さんはね、充足されているのかなっていうのがこの数字で取れるんですけども、
ただ、この20年ほどね、流れ見てみると、緩やかな低下傾向にあると。
まあ、そりゃそうですよね。高齢化が進んでいるんですから、成り手がいないということであれば、当然ね、人が年を取った順番になくなっていくのが基本人生のセオリーでございますので、
そのようになっていくと、民生員が減っていくということは、まあ、想像に当たりやすいでしょう。
そんな中、公正労働者は考えました。
6月上旬にも有識者会議を立ち上げる予定らしいですけど、市町村ごとに活動する民生員さんの成り手のなる対象を、元住民、今はね、その地区に住んでいる方なんですけども、
一定の基準を基に元住民などに要件を広げていくということも議論していくべき、検討していくべき時なんじゃないかなっていう風になっているらしいです。
成り手問題の解決と言って一手で考えるとね、その募集要項を広くする、間口を広げるっていうのは悪い話ではないと思います。
ただね、これ根本的解決にはならないっていう風に僕は思ってるんですよ。
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48回の放送でも話した通りなんですけども、どうにもね、社会福祉関係のこういった立ち位置のね、非常勤の地方公務員的なやつっていくつかあるんですけど、無報酬なんですよね。
やっぱりね、無報酬でやる時代じゃないし、内容じゃないって僕はね、思います。
なぜこんなに話せるかというと、僕もうかれこれ十数年は民生委員さんたちと共に活動をしてます。
時にはね、一緒に家庭訪問に行ってみたり、時には民生委員さんの会議に一緒に、一緒にというか、民生委員さんの会議にお邪魔させてもらって意見交換などをしたりとかね。
大変さがわかるからこそ、成り手不足は高齢化だけの問題ではないという風に思ってます。
地域っていうことで考えれば、当然少子高齢化で、さらに地方は加速化も進んでいますから、純粋な成り手、若い年齢層の成り手も減っていくでしょうけども、
じゃあ全く30代40代50代とか、動けそうな成り手がいないのかというと、そうでもない。
なんでならないのかというと、やっぱりそれぞれの生活環境もございますし、さらに言うと、やっぱり釣り合わんですよね。
いや、いいんですよ。自治会長とか民生委員さんとかって、一昔前、昭和の時代であれば、これをやっているのは名誉があると、名誉職であるといった形でね、
お金なんかいらん、地域のために活動するのがええんじゃん、みたいな感じで、地域の発展のため、地域の健康や治安を維持するために、
尽力していただいた方がたくさんいらっしゃいます。
それってなんでできてたのかというと、やっぱり経済力がそこそこの、その人たちのお仕事にあったわけですよね。
やっぱり、経済的な余裕があるからこそできる仕事っていうのもあると思うんですよ。
なおのことね、この名誉職的なものということであれば、無報酬ですし、本当にね、地域を良くしたいっていう思いや、
そういったものだけで突き動かされているような方々っていうのもたくさんいます。
一昔前であればね、地域で、お店、商店や製造業などをされている方が良くなっているイメージがありましたけども、
そういった方であればね、地域が地域にお金を落とすっていうことを考えれば、地域貢献している人のもとでお金を落とそうかねっていうふうに考える思考に至るでしょう。
ところがどっこい、現在はそんなことなんないですよ。
地域の商店に引きで行くかっていうとさ、もうほとんど行かないじゃないですか。
車生活だったら、近くのスーパーまで車で行ったりとかさ、ドラッグストアに行ったりとかさ、そんなことするわけですから、地域のローカルな一軒商店とか、なかなか行かなくなりますよね。
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そういったこともあって、純粋な見入りも見込めないじゃないですか。
なおのこと、なりて減っていくなって思ってるんです。
もうね、こういった社会福祉のお仕事に関しては、僕ね、ボランティアにする時代じゃなくなってきてると思うんですよね。
やっぱり対価をしっかりお支払いして、それでちゃんとやっていただくっていう方が僕はいいんじゃないかなっていうふうに思ってます。
もちろんね、お金がたくさん動くしかかることですので、財源とかそこらへんも考えるとね、頭の痛い問題になるかもしれませんけど、
民生委員さん、自治会長、こういったね、名誉のあるお仕事だとしても、地域発展に寄与するんであればね、それなりの対価を支払うべきじゃないかなっていうふうに思ってます。
どうにもね、このニュースだけ、この窓口を広げる検討をした結果ね、対応するってなったとしても、つけ焼き場にしかなんないんじゃないかなっていうふうに懸念してます。
今もね、民生委員さんたちとは深く関わる職場にいますけども、いなくなってもらっちゃ困る。
だからこそ、続けていってもらうためには、この制度が持続していくためには、どうするべきなのかっていうのをしっかり考えていかなくちゃいけない時代なんだろうなっていうふうに思います。
はい、そんな感じで長くなってきましたけども、今日の放送はね、この辺で終わりたいと思います。
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それでは、今日も素敵な一日に。社会福祉士のタダでした。
またおいで。