00:05
普通の幅を広げていく、社会福祉士のお気楽ラジオ。
この放送は、現役の社会福祉士で、障がい自己育て奮闘中のTadaが、人と環境の交互作用に着目した発信を通じ、
皆さんの中にある、普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
みなさんおはようございます。社会福祉士のTadaです。
6月16日、月曜日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いしま〜す。
なんか昨日は、梅雨の中日みたいな感じでね、僕の住んでいる福岡県の北部ではね、
かなりと晴れた、では全然なくって、晴れたともね、言いがたくて、でも、曇ってないみたいな感じだったんですよ。
雲はね、あちこちに目につくところにあるし、少し遠くを見ればね、黒い暗い雲が見えたりするので、
いつ降ってもおかしくないなっていう感じ。気づけばね、もう夕方にはまた降り始めてたんですけども、
そんな感じの天気でした。なので、外出する人が多かったんじゃないかなっていうふうに思います。
僕自身もね、外出の予定があって外に行ったんですけども、やっぱね、いつもより車通りも多く感じたし、
外出先もね、人が多くにぎわっていたように感じましたね。
いや、しかし、夏を感じたね。
あの、暑さと湿度、これこれ、夏ってこれよねっていうふうにね、思いまして、
まだまだね、梅雨は明けないみたいな感じがしますけども、これが明けた後にこの感じやってくるのかっていうふうにね、
思うと少し憂鬱になったりしました。
そんな感じなんですけども、皆さんどうですか?外出されてます?
コロナ5類にね、移行してからはや2年が経ちましたけども、
我が家もね、本当に5類に移行してから少しずつ外出をね、戻してきた、外出の頻度を戻してきたっていう感じなんですけど、
息子のことなんですけどね、水とオレンジジュースぐらいしか普段それまで飲まなかったんです。
でも外出する機会も増えて、お水はね、基本水筒に入れて持ち歩くようにはしてるんですけども、
それでもやっぱり徐々に他のものを飲む機会も増え、飲めるようにもなってきました。
あの、お店とかに入った時に、コンビニとかスーパーとかに入った時にね、飲めるかどうかに関しては、
そのお酒とかコーヒーみたいなよっぽどのものは別として、ある程度彼にね、選ばせているというか、
選んでもらっているような感じの我が家のスタイルなんですけど、それを繰り返していく中でね、
だんだんね、この2年でリンゴジュースが飲めるようになったり、ぶどうジュースが飲めるようになったり、
そしてね、最近はヨーグルトドリンクも飲めるようになってきたんですよ。
そんな中ね、昨日も外出先で飲み物を買う機会があったんですけども、
03:05
気づいた時にはね、もう彼はね、ヨーグルトドリンクをね、買い物カゴに入れようとしてたの。
ね、どんなイメージします?これって。
ヨーグルトドリンクを持ってきて、こっそり僕らが持っている買い物カゴに入れようとするイメージしたでしょ?
違うんですよ。
うちの場合はね、使命感あふれる男なんですよ、うちの息子は。
はい、あの9歳で、小学校3年生ダウン症です。
知的障害があって、知的な発達的には3歳、まあ1.4歳ぐらいの感じの、まあデコボコもありますけどね、そんな感じの平均するとね、それぐらいのレベルだなというふうに思うんですけども、
使命感はあふれていまして、買い物カゴ係はね、いつも買って出てくれます。
どこで買い物するにしても。
ね、でもこれが裏目に出ちゃって、逆いうとさ、買い物カゴ持ってるから、欲しいものを買って入れちゃうことができるわけよ。
ね、だからそこでちょっと気をつけておかないといけないんですけども、彼自身はきっとね、その旨味を意識しているわけではないと思うんですけども、でも欲しいものがあったら買い物カゴを自分が持ってるから入れちゃうってことはね、できちゃうんですよね。
うん、で、昨日もね、ヨーグルトドリンクを持ってて入れようとしてたので、一応もう飲めることは分かってたからOKだよって言ってね、OKを出して、まあ満足そうに買い物カゴに入れて、まあ他のものも買ってですね、会計を済まして車に戻ったんですよ。
で、ストローにね、こう刺す、それがまだあんまり得意ではないので、まあ車に戻って僕がストローを刺して、助手席に座っている息子にヨーグルトドリンクを渡したわけです。
怒った。
なんでかって言うとね、よく見てみると、ストロー部分見てみるとさ、ストローって少し透けてるから、まあその液体の上げ下げ分かるじゃないですか、彼吸ってるんですけど、どう見ても液体が上がってきてないのよ。
だからね、よくあるやつは、ストローが飲み物の底に密着して、液体が入らなくなっている状態、これかなと思ったので、息子からそのドリンクを預かって、少し軽く振ってね、ストローを上げ下げして、少し密着してないかなと思って上にあげて、息子に再度渡すの。
様子見てみたんだけど、やっぱり液体は上がってこなくて、息子ね、怒ってるの。
なんでかなと思ってさ、そのドリンクをもう一度回収して、よく中身を見てみるとね、当製品は粘度が非常に高いため、うんにゃらかんにゃらみたいなことが書いてて、ああ、それだっていうふうに思ったわけです。
うちの息子はね、あの、喉が赤ちゃんってわかります?これね、あの、世界の果てまで行ってきゅうっていうバレティー番組で、あの、出川哲郎が言ってるやつ、行ってきゅうだけかな、他の番組にも言ってるかもしれないけど、喉が赤ちゃんって言うんですけど、うちの息子はね、酢力が赤ちゃんなの。
06:09
あんまりね、酢力とか副力がね、強くないというか器用にできないのかな、まだね、だから絶賛練習したりしてるんですけども、まあ、酢力が赤ちゃんだから、ね、申し訳ないと、そんな飲み物だとは梅雨知らず、ちゃんと見てなくてごめんねってね、選んだのは彼なんですけど、まあ、ちゃんとチェックしてあげればよかったなと思って、普通のヨーグルトドリンクならね、飲めるかなと思って、
まだあの、車走らせてなかったから、お店に戻ってね、別のヨーグルトドリンクをね、買ってきたの。うん、これはね、普段から食べるのが大好きなキウイがあって、そのキウイが入っているヨーグルトドリンクだったんです。
どうぞって言って渡したら、嬉しそうにね、吸うんです。今度はストローからね、液体が口に入っていくのが見えたんで、よかったよかったっていう風に思ってたんですけど、不安な表情を浮かべるんですよ。
飲めてはいるんだけど、飲んだ後に口もごもごしてるの。何か出そうとしているな、お前って思ったら、キウイ。そう、これはね、もう僕のミステイクで、ヨーグルトドリンク飲めるようになったよってね、妻から実は聞いてたんですけど、ね、メールのやり取りしててね、ただ、正しがきが入ってて、
ブルーベリーヨーグルトドリンクを飲めたよっていう報告がね、僕の仕事中、当時仕事中だった僕の方にLINEが来たんです。でもその後にブルーベリー部分は出してたよって書いてたんですよ。そこを忘れてた。確かに口の中にちょっと異物感があると、うちの息子はね、嫌がるタイプなんで、しまったと思いました。
ヨーグルトドリンクは好きだけど、息子におけるヨーグルトドリンクの唯一の最適解は、プレーンだった。反省です。
はい、というね、昨日のお話から本日の本題にね、入っていこうと思うんですけども、今日はね、自分のことを残していこう。孤独・孤立の時代に向けて、というタイトルでね、お話をしていきたいと思います。
いや、孤独・孤立の時代って何ですの?っていうね、話になるかもしれないんですけども、実はね、孤独・孤立対策推進法っていうのが、実は令和5年に成立され、その同時、同じ年にね、公布されたんですよ。
これどんなものかというと、孤独・孤立に悩む人を誰一人残さない社会。相互に支え合い、人と人との繋がりが生まれる社会を目指すっていう風なね、まあテーマがあるんですけども。
これね、厚労省、厚生労働省のね、近年のね、トレンド制度の一つなんですよ。
そしてね、令和5年の制度、成立した制度なんですけども、体感としては、徐々に徐々に力を入れていっている感じがする制度の一つ。
なので、ちょっと注目しておいてほしいなという風に思いました。
09:02
孤独・孤立対策推進法ってね、何ぞやというとそのままなんで、孤独・孤立に対して、それを対策するものを推進していくよっていうものなんです。
もう本当そのままなんですけど、ここで孤独と孤立って違いわかります?
孤独っていうのは主観なんです。自分自身がどう思っているか。
誰かと繋がっていたいけれども、自分は孤独だなっていう風に感じているような状態。
例えば、家族と一緒に暮らしているけども、相談はできない。
自分は孤独だっていう風に感じるっていうのが孤独ですよね。これが主観的な考え。
対して孤立っていうのは客観。
社会的にというか、物理的にというか、本当に誰かとの繋がりがないような状態。
ここで面白いのは、孤立していても孤独と思っていない人もいるっていうところ。
これが意外と問題になっちゃったりするんですよね。
孤独・孤立っていうのは今説明したように、いずれにしても誰しもが起こり得ることだと思うんです。
特に孤立に関しては、生きていればどこかで必ずぶち当たるものかなという風に僕は思ってて。
例えばね、結婚してるから絶対孤立しませんよって言われる方いるんですけど、全然そんなことなくって。
だって一緒に最後を遂げるってあります。
大規模な災害とか交通事故とかそういうことだったらあるかもしれませんけども、
そういうことに見舞われなければ、だいたいどっちかが先立つわけじゃないですか。
こんなご時世ですし、子供を産まないという選択肢も結婚していてもあります。
もちろん結婚をしていないという選択肢をとっている方もいらっしゃると思います。
さらには子供がいたとしても物理的な距離が遠いので、関わることが難しい場合というのも孤立という状態になるかなという風に思うんですよね。
国としても対策は打ってるんですけども、結果として今のうちから僕はそれぞれで対応していく必要性を感じているわけなんですよね。
それがどうなるかというと幸せな最後につながるという風に思っています。
いろんな施策があったりとか必要性を感じる理由とかいうのもあるんですけども、
今回はそんな中で社会福祉士の視点から一つお話をしていきたいなと思ったんですけどね。
おすすめは自分のことを残しておいておくこと。
なぜかというと、僕ら社会福祉士というのは関わる人の権利を守る、いわゆる権利擁護という点に長けているんですよ。
結構最後に近い人たちとか孤独、孤立の対策に関しては社会福祉士が関わってくることが多くなってくると僕は思っているんですが、
12:01
権利擁護という点に長けている僕らは、その人は一体何がしたいのかとか、その人にとって何が一番幸せなのか、
ここら辺をその人自身や今その人が関わっている人たち、さらにはかつて関わっていた人たち、
さらにはこれまでのその人の生き方などを全部統合させて整理しつつ考えていくんですよね。
その人自身が仮に判断能力を失ったとしても、その人の一番の幸せに向けて動いていけるような存在、
これが僕ら社会福祉士だと思っています。
もちろん社会福祉士じゃなくてもこういうことはできるかもしれませんけども、
これを僕ら得意としてますよっていうアピールも兼ねての話なんです。
もちろん人間ですから、個人差や相性っていうのはあると思うんですけどね。
でもね、このその人が一体何がしたいのかとか、何が一番幸せなのか、
この精度、見立てを少しでも上げるにはやっぱり第三者の記憶や記録から考えるよりも、
その人自身の、自分自身で自分自身のことを残しておくっていうのはかなり効果的だというふうに思っているんです。
誰よりも自分のそばにいるのは自分じゃないですか。
じゃあどうやって残しておくのかっていう話ですけども、
これはね、SNS、今使いますよね、いろんなものが。
SNSでもいいし、ブログでもいいし、あと手帳とか日記とかでもいいかもしれないね。
デジタルでもアナログでもいい。
さらにそれは毎日とか毎週残しておく必要もないかもしれない。
いっぱいあればあるほど情報は増えるんでいいかもしれませんけども、無理なくです。
少しでも自分のことを自分で知って、それを残しておいてほしいなというふうに思います。
で、別にね、常日頃から公開とかSNSやったら見せなくちゃいけないじゃないかみたいな感じで思われる方もいらっしゃるかもしれませんけど、
別にそんな公開する必要もないんです。
でもずっと非公開にはしないでほしいの。
要は関わってくれる人たちが現れた時に見えるようにはしておいてほしい。
そうすればそれをキャッチして、より正確にこの人は一体何がしたいのかとか、
この人にとって何が一番幸せなのかっていうことを把握して関わること、サポートすることができるんじゃないかなというふうに思います。
でね、僕ね、AIの発達、発展っていうのを今すごく感じてるんですけども、
こういう情報を残していたら、今はね、専門的な人たちがそれを汲み取って考えていくっていうのが主流かもしれませんけども、
僕らの未来っていうのは、AIがこういうデータをバンっていうふうに落とし込めば、
15:03
それを集約して、この人はこういう感じの人なんじゃないですかみたいな感じで活用してくれるかもしれないなっていうふうにね、思ったりもしてるんですよね。
僕が発信している様々な媒体では、僕自身のことも、そして直障がいのある息子のことも発信しています。
だから、もしね、未来この先に誰かが関わってくれるとしたら、こういう情報を聞くことによって、
僕がもし判断能力を失ったりとか、そうした時には僕の人となりとか望みとかを察してくれたら嬉しいなというふうに思いますし、
息子がもしね、自分のことを伝えることが難しかったりしたら、
息子のこれまでの、僕から見た息子、僕の考える息子像ではあるかもしれませんけども、
何かの参考になってくれたら嬉しいなというふうに思ったりします。
ほんとおすすめですので、皆さんよかったらどうぞやってみてください。
というわけでね、それでは本日もエンディングのお時間です。
社会福祉士タダのお気楽ラジオでは、今お聞きのあなたからメッセージをお待ちしています。
私、社会福祉士のタダに聞きたいこと、質問、相談、何でもOKです。
コメント、レター、DMなどでよろしくお願いします。
また、感想もしくはコメントは、
Xで、ハッシュタグ、おきラジ、おきはひらがな、ラジはカタカナでポストしてください。
そして、私、社会福祉士のタダは様々な媒体、様々な切り口での発信活動をしています。
インスタグラムすれずTikTokでは親ばか投稿、
ノートでは子育てや日々の学びの中で感じたことを、
Xでは世間への小言を中心に発信しています。
プロフィール欄にリンクを貼っていますので、
よかったら覗いてみて、いいね、フォロー、シェアなど、応援よろしくお願いします。
それでは、今日も素敵な一日に。
お会いでは、社会福祉士のタダでした。
またおいで。