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普通の幅を広げていく 社会福祉士のお気楽ラジオ
この放送は、現役の社会福祉士で、障害児子育て奮闘中のTadaが
人と環境の交互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、
誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さん、おはようございます。社会福祉士のTadaです。
10月27日、月曜日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
はい、ということでね、1週間始まりましたね。
またね、10月の最後の週ということで、早いね。いや、ほんとに早い。
もうさ、今週終わったら、もうあと残すところ2ヶ月ですよ、2025年もね。
ねえ、もうなんかあっという間にね、時が過ぎるなというふうに思います。
どうですか?週末ゆっくり休めました?
ねえ、僕はというとね、昨日はがっつり1日研修。
いや、もう頭から湯気出そうな感じよ、ほんとね。
これ収録してるのは前日の夜なので、はい、今ね、ちょっと湯気出てる感じのまま収録してますけどね。
まあ、何の研修してたかというと、青年貢献人としてね、活動すべく社会福祉士会のね、研修をね、受けてました。
いやー、始まったね。夏から始まったこの研修ですけども、残すところあと数回でね、今年度予定している研修も終わり。
でね、ちゃんとテストがあるんですけどね、このテストに合格すれば、いよいよね、社会福祉士のね、専門職貢献人としての活動がね、スタートできるっていう感じなんですけどね。
はい、もうね、どんな準備したらいいかなとかさ、ねえ、あれもしなくちゃいけない、これもしなくちゃいけない。
これってした方がいいのかなとか、これは買ってた方がいい?揃えた方がいい?みたいなさ、話をしたりとかね、考えたりとか。
もうね、忙しいなあという風に考えつつも、もう来年からの新しい活動にね、正直ワクワクしてます。
しかし、しかしですよ、この放送をよく聞いてくださっている方は、え?あれ?って思うのかもしれないけどね。
ねえ、そう、僕は本業地方自治体の職員ですので、ねえ、身分は公務員なわけですよ。
公務員の副業って、え?兼業ってダメなんじゃないの?みたいな声がね、方々から聞こえてくるかもしれませんね。
はい、実はね、条件さえクリアできれば、割とOKなものもね、少なくはないんですよ。
でもね、この話するとね、割とこの話だけでガッツリ話せちゃうからね、ちょっと法律というかね、制度のところになってくるからね。
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今日は、この公務員が貢献人として働いていいの?っていうところだけね、フォーカスしてお話ししたいと思うんですけども、
これについてはね、明確に答えが出てまして、僕が所属している社会福祉司会なんですけど、
この社会福祉司会の成年貢献制度の担当というかサポートをしてくれている部門のパートナー、ひらがなでパートナーって書くんですけどね、
パートナーさんが、かつてね、人事院、総務省に対して公務員の貢献活動と職務成年義務との関係について紹介してね、
その結果をね、2つに分けて整理してくれているんですよね。
どんな風に分けているかというと、まず1つ目、
公務員の場合、職務成年義務との関連で成年貢献人等に関する事務を勤務中に行うことは特別の理由と所属庁の承認がない限りできないが、
時間外、休日、有給休暇等を利用して行うことに問題はない。
2つ目、公務員の場合、兼業禁止規定等の関連で報酬を伴う貢献活動を行うにあたっては、所属庁に届け出ることが必要である。
という風にね、もう人事院に聞いている回答で整理できちゃっているので、これはね、まずまずOKということでございますよ。
なので、こうやってね、公の電波で兼業しますよって言っているわけでございます。
これがね、少しね、同じような業種の方の参考になってくれたらいいなという風に思ったりもしますけどね。
本当、制度は制度だからね、しっかり守らなくちゃいけないと思う。
でもね、制度の概要、内容についてね、周りの声を鵜呑みにしていると意外と違ってたりすることってあるんですよね。
この副業、兼業についてもそうじゃないですか。
結構もう公務員って公務員以外の仕事しちゃダメだよっていうのがもうデフォルトでね、皆さんの頭の中、心の中に擦り込まれているような感じがあると思うんですけど、
案外そうじゃなかったりする。
これ、ちゃんとね、やっぱり調べていくと対応できることもあるし、対応できる余地も生まれるなって、交渉とかね、そういったところもあるなという風に思うわけです。
ただね、ちゃんと許可もらってやるからには、看板ね、ちゃんともらってるわけですので、
本業にもメリットあるように頑張りたいなという風に思いますから、そう思ってね、より気合も入るってもんですよ。
さらに言うと、むしろ先陣期ってさ、兼業の規制緩和してもらえるくらい頑張りたいなという風に僕は思ってます。
ということでね、冒頭雑談はこの辺にさせていただきまして、そろそろ本題に入っていきたいと思うんですけれども、
冒頭雑談の締めはね、規制の緩和を目指すだったけど、こっちは規制の強化のお話。
っていうのも、先週ね、僕の周りでちょっとショックな、いやかなりショックな出来事がありました。
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ダウン症の子供を育てているパパママ友達っていうのがね、やっぱりSNSを通じてたくさんできたんですけども、
そのね、いわゆる仲間たちのインスタグラムアカウントがね、次々と凍結されてしまったんですよ。
これね、背景にはインスタグラムの規制強化、これがね、あります。
2025年10月、ね、今月ですよ。
今月からね、インスタはね、18歳未満のユーザーを対象に、いわばPG13ですか、ね、
そのPG13基準、つまり映画でいうところの13歳以上推奨レベルの内容に制限する仕組みっていうのを導入したらしいんですよね。
で、これはね、AIを使ってるみたいで、このAIがね、自動的に子供にふさわしくないっていう風に判断した画像とか動画っていうのは、
事前の警告なしにね、削除や凍結の対象になるらしいです。
なので、その、なんて言いますか、裸、子供の裸とかさ、そういったもの、ま、でも載せてる人そんなにいないんですよ、実際。
載ってるとさ、肌の露出が多い。
例えば、赤ちゃんの時の写真を載せてると、おむつであったりとか、
あとはプールね、子供の時代のプール遊びとかいうところも載せてたりして、
多分そこら辺が引っかかってきてる人も多いんじゃないかなっていう風に思います。
全然、あの、凍結された、あの、お仲間、みなさん、そんなね、変な投稿してる人一人もいないです。
でね、ま、これ、子供を守るためっていう目的自体は、もちろん正しいですよ。
メタ者さんよ。ね。
SNS上ではさ、ほんと、自動搾取とかさ、画像の悪用、乱用みたいな、この深刻な問題がね、実際に起きてるっていう風に聞きますし、
それはね、正しいことだとは思うの。
でもね、今回みたいに、ま、僕が思うに善意ですけども、この善意の発信ですよ。
こういったのまでが、一律に排除されているっていう現実を見るとね、何とも言えない気持ちになるんよね。
なんかさ、守るっていうね、意図でやっていることが、結果として閉ざすにね、すり替わってしまう瞬間。
AIが判断する社会の怖さっていうのをね、ちょっと身近に感じた出来事だったんですよね。
で、僕自身はどうしてるかっていうことをお話ししますと、
えー、プロアカウントだったのを、通常のアカウントに戻して、そして非公開設定にしました。
これね、プロだと非公開設定できないので、機能がいろいろ使えなくなるっていうのはちょっと悲しい、残念だなっていう風に思うんですけども、
それよりね、バンされる方がよっぽど嫌だから、めちゃくちゃ大切な記録だからね。
なので、一旦ね、プロから通常アカウントに戻して非公開にしているので、
今ね、フォローしていただいている方には通常通り見れるようになってますし、
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これからもね、フォローをリクエストしてくれて、承認したら、僕が承認したらその人たちも見れるっていう形になりますので、
ご興味のある方はね、まだインスタフォローしていなくて、ご興味のある方は是非是非ね、フォローリクエストしてください。
そんなよっぽど変な、なんか謎の外人とかね、国際ロマンス詐欺を疑うようなものとか以外は基本OKしてますので、
はい、そんな感じで非公開アカウントにしてます。
で、どんな風にね、インスタを使っていたのかっていうのをね、振り返って考えてみたんですけど、
インスタはね、実は結構早めに使い始めたかなという風に思います。
それこそね、子供が生まれる前々前から使ってたと思うんですけど、
当初ね、インスタを始めた当初は、本当に日記、微暴録のようなね、使い方をしてました。
でもね、子供が生まれて、息子がダウン症であると分かってから、発信の意味をね、次第に考えるようになったんですよね。
次第になんで、全然すぐじゃないんですよ。
息子が生まれてから数年はね、特に運用全然変えてなくて、日記、微暴録的な使い方をしてました。
でも、4歳くらいの時かな、なんか思ったんですよね。
この発信にどんな意味を持たせたいのか、みたいなことをね。
で、そう考えた時に、ダウン症の人たちっていうのは、みんな同じじゃないよってね、
表情も性格も、発達のスピードであったりとかいうところもね、実は全然違うんですよ。
でも、一般の社会の中では、その違いってめちゃくちゃ見えにくいと思うんですよね。
大きなメディアの情報であったりとか、ネットの情報で、ダウン症とはこういうものだ、みたいなものがバンとあってさ、
それがもう、世のダウン症のデフォルトみたいな感じになってて、
その一人一人の差っていうのは見えにくいんじゃないかなっていう風に思ったんです。
で、結構悩んだんですけど、悩みに悩んだ末にね、
僕はね、顔を出して、息子だけじゃなくて僕自身もです。
顔を出して発信することを決めました。
これはね、息子を見せたいというよりも、見えなくなっているものを見える形にしたいっていう気持ちから、
でも、見せたいという気持ちがゼロではない、めちゃくちゃかわいいイケメンの息子だと思ってます。
これ未だに、はい、親バカ爆発でございます。
いやでもね、それはジョークではないですけど、半分ジョークということで、
発信の意図としては、やっぱり見えなくなっているものを見える形にしたいからですよね。
で、悩みに悩んだのは、やっぱり子供の権利ですよね。
自分の顔を出すだけだったら別に全然いいんですけど、
やっぱり僕の顔を出しただけではね、何の意味もインパクトもないですからね。
やっぱり息子とダウン症の子供がね、幸せに暮らしている家族の様子でね、
こういう子もいるんだよっていう風なくらいに思ってもらえればと思ってたんですけど、
でも息子の顔を出すっていうことは、子供の権利という点ではやっぱり葛藤がありました。
今もある。
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同意を得られないうちは、親が判断していいのかい?とか、
どのタイミングで顔出しをやめるのかな?みたいな、
そういったところをね、時々未だに考えますし、
この答えはね、実はまだ出てないんです。
でもね、答えが出てない理由の中に、
こう思ってるっていうところがあって、
もしね、誰も顔出しで発信しなくなったら、
成長したダウン症の人のイメージっていうのは、
どこで育つんだろう?っていう風にね、思うんですよ。
さっきも言ったように、メディアとかネットで確率的なダウン症のイメージがつくと思います。
ネットの世界は特にですけども、
どうしてもネガティブな情報の方が拡散しやすい。
だからこそ、ポジティブで自然な日常の姿を、
もっともっとね、届けたいな、届いて欲しいなっていう風に思うんですよね。
こんな子もいるよーとか、こんな親もいるよーとか、
毎日面白おかしく楽しく生きてるよーみたいな、
そんな発信がね、誰かの心を柔らかくするかもしれない。
そういうことを信じてね、僕はね、続けてきました。
今回のね、インスタ規制強化は、
子供を守るための大切な取り組み。
これに関してはもう納得してます。
だけどね、AIの一律的な判断によって、
伝える側の思いが届かなくなるとしたら、
それはね、守るが、
繋ぐことを奪ってしまうことになりかねないなっていう風に思う。
僕はね、社会福祉士として、地方自治体の職員として、
福祉の仕事に携わってますけども、
この福祉の仕事をしている時にもね、いつも感じます。
安全と自立。守ると繋ぐ。みたいなね。
このバランスをどう取るかが、本当に一番難しい。
SNSの世界もね、きっと同じなんだろうなっていう風に思います。
僕の発信の目的はね、決してね、バズることじゃない。
もちろんね、バズってインプレッション稼いで、
たくさんの人の目に触れるっていうのは、
すごくありがたいなという風に思ってるので、
バズりを全く狙ってないっていうと嘘になるんですけども、
発信の目的自体はバズるじゃないんですよね。
それは目的のための手段なんです。
目的は誰かの視野を広げること。
普通の幅を広げる。
この普通の幅を広げるために、
見えにくい日常を少しだけ外にね、
開いていくような発信をしてます。
これからのね、AI時代のSNSっていうのは、
ますますね、ルールで守る方向に進むだろうなという風に思います。
今年は特にね、その波がね、強かったなという風に思いますけども、
オーストラリアとかでもね、青少年のSNS規制があったりとか、
世界的にもそういうのもあるし、
国内のどっかの自治体も条例作ってましたよね。
スマホの時間とかなんかでしたっけ。
そんな風に、SNS、インターネットウェブ、この界隈はね、
やっぱり色んなね、便利さと共に課題が見えたから、
ルールで守るっていうところをしっかり整備していく時代になってくるのかなと。
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当面そこら辺が進むんじゃないかなという風に思います。
けれどね、だからこそ、人の温度でこの繋ぐっていう努力をね、
みんなが忘れてしまわないようにっていうのをしないといけないなという風に思ってるんですよね。
僕で言うとね、障害のある子供や家族の姿が社会の中に自然にあること、
それが当たり前の風景になっていくように守ることと伝えること、
どっちも大切で、でもそのバランスの取り方は一人一人違うと思うんです。
今回のこの規制をね、機にね、やっぱりたくさんの発信者の人たちが、
色んなね、方向方針をね、転換したりしてます。
中には顔出しをしないという風に決めた人もいますし、
プロアカウント認証つけたっていう人もいますし、
そのまま変わらずっていう人もいますし、
アイコンだけ変えたとか、
肌の露出が多かったなっていう風に思う投稿を削除していったとかね、
そういう色んなね、対策の取り方があると思うんですけども、
これもやっぱ価値観があって、その一人一人のバランスっていうのは違ってくる。
それはそれでいいと思うんです。
で、僕自身はこのバランスの中で、
自分なりのね、ちょうどいい距離を探しながら、
これからもね、息子との日常を楽しく発信していきたいと思います。
とはいえ、非公開にはしてますので、
もし見ていただける方があったら、
是非フォローリクエストをしていただければなという風に思います。
ということで、本日もエンディングのお時間です。
社会福祉士タダのお気楽ラジオでは、
今お聞きのあなたからのメッセージをお待ちしています。
私、社会福祉士のタダに聞きたいこと、質問、相談、何でもOKです。
コメント、レター、DMなどでよろしくお願いします。
また、感想はコメントもしくはXで、
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そして私、社会福祉士のタダは、
様々な媒体、様々な切り口への発信活動をしています。
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それでは、今日も素敵な一日に。
お会いでは、社会福祉士のタダでした。
またおいで。