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普通の幅を広げていく、社会福祉士のお気楽ラジオ。
この放送は、現役の社会福祉士で、障害自己育て奮闘中のTadaが、
人と環境の交互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、
誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さん、おはようございます。社会福祉士のTadaです。
7月18日、金曜日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
今ね、これ収録しているのは、前日の夜なんですけど、
22時20分を回ったところでございます。
なんかね、今ね、お腹の中にさ、めちゃくちゃエビがいる感じなのよ。
なんでかっていうと、昨日ね、僕としては今日ですけど、
夕食、さっき食べたんですけどね、サラダ食べたの。
チョレギサラダ。韓国の海鮮とか入ったやつ。
妻が昨日コストコに行ってくれてさ、そのコストコのチョレギサラダ食べたことあります?
買ってくれてて、大量にサラダ食べたんですよ。
めちゃくちゃパンチあるから、ほんとサラダだけでいいと思うみたいな感じで言われて、
まあ確かに僕も食べたことあるからパンチある認識はあったんですけど、
それでもなんとなく、昨日はね、卵かけご飯も少し食べたいと思っちゃったわけ。
うん。なんで、ほんとにお茶は半分分ぐらいだけど、少しのね、ご飯と卵を使って、
TKGもね、サラダに添えたわけ。もうサラダをほんとに大量にね。
いやーミスった。
チョレギ、すごっ。
エビ、おおっ。
ちょっとね、ちゃんと見てなかったから、こんなにも多いとは思ってなくってさ、野菜に隠れてたからね。
でもエビは多いわ。サーモンも入ってるのね。
サーモンもなんかブロックででかいっすよね。ほんと。
いやー、なかなかパンチがあってね、TKGやめとけばよかったって思ったけど、
全部食べたんで、今なんかね、TKGとチョレギのエビがね、僕の胃袋で一緒に楽しく過ごしてるような感じがします。
宿主は体が重いぜよ。
ねー、皆さんもコストコとか行かれたりします?
もしね、コストコ行く人ね、いたら、おすすめのね、アイテム教えてください。
なんでもいいです。
我が家はね、ほんとにたまにしか行かないんです。
そもそも会員カード持ってないんで、誰かに連れてってもらうみたいな感じなんですけどね。
それでもね、ほんとに数ヶ月に1回ぐらい行くので、もしよかったらね、次買うものの参考にさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
はい、それではね、今日の本題に入りたいと思います。
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今日はね、発達障害との向き合い方っていうタイトルでね、お話をしたいと思います。
タイトルほんとにシンプルなんですけども、一応ね、4つぐらいに分けてお話したいと思います。
発達障害って何?っていうことと、時代が変われば障害も変わるっていうこと。
そして発達障害は増えているの?
そして最後に発達障害との向き合い方。
こんなね、四部構成ぐらいでね、さらりと喋っていけたらなっていうふうに思います。
まずはじめにね、お話ししておきますと、僕自身はいつも話してるんですが、聞かれてる方はご存知かと思いますけども、
僕のメインフィールドは生活困窮者の支援ですね。
生活保護のケースワーカーを十数年やったりしておりまして、
そして今は生活困窮者、生活保護の経済的な一歩手前みたいな感じですかね、困窮度合いでいうと。
っていうところのサポートを長く行っていますが、これもフィールドワークではない、現場ではないんですよね。
なので現場経験とすると、その生活保護のケースワーカーが十数年という形だけになるのかなというふうに思います。
そういう困窮者の支援というのは、困窮するということは様々な理由があるので、
そういった中に課題として発達障害を抱えている方がいらっしゃったぐらいの話で、
本当に発達障害の支援を専門としているみたいな人ではないです。
ただ社会福祉士としての勉強の分野であったり、公認心理士としての勉強の分野であったりというところで、
発達障害については一応学んでいるような状況ですし、実際に支援にも携わっていたこともあるということで、
今回この発達障害について、僕なりの基本的な知識と僕なりの考え方をお話ししていけたらなというふうに思います。
まずね、発達障害って何?というところでお話をしていきたいと思うんですけども、
なんか言葉がだいぶ定着してきたよね、良くも悪くも。
発達障害、自閉症スペクトラム、ASD、注意欠陥多動症、ADHDみたいなさ、
ただこの言葉だけが独り走りしてしまっている感じは否めないなというふうに思います。
なぜなら、ここら辺の発達障害の詳細をお話しする機会、学ぶ機会みたいのを、
皆々さんが持っているわけではないからというふうに思うんですよね。
大きな勘違いっていうのは、発達障害は生まれつきの脳の機能の問題です。
だから発達障害、治る治らないの話ではないんですよね。
まずここをしっかり押さえておいてもらえたらなというふうに思います。
そして次にね、人は皆グラデーションだってことを意識していてほしいなというふうに思うんですよ。
この発達障害の話から少しずれますけども、身体能力だってグラデーション。
運動神経いい人もいれば悪い人もいるじゃないですか。
子供の頃どうでした?足早かったですか?水泳できました?球技得意でした?
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僕は全部苦手でした。
あとは知能だってグラデーションですよね。
あなた、勉強せずに東大に入りましたか?
そもそも東大行っとらんわと。
そんな人が大半ですし、僕に至っては大学にすら行ってないです。
もうね、やっぱりね、生まれ持ったものっていうのはいろいろありますよね。
そう、そんな中の一つに脳の機能だってあるんですよ。脳の機能だってグラデーションですよ。
このグラデーションが、グラデーションたちがね、多数派でないところにポジショニングされていてね、そういうところに位置付けられている。
で、それが輝けばよ、今の社会で輝けば才能っていうふうに呼ばれて、
息づらさを抱えると障害っていうふうに呼ばれたりする。
発達障害っていうのは脳の機能のグラデーションが少数派な部分に位置してて、
かつその少数派の症状がゆえに息づらさを抱えているときにお医者さんから診断されることがあるっていうことなんですよね。
次にね、時代が変われば障害も変わるっていうお話をしたいと思います。
これも発達障害と少し離れるかもしれませんけど、最終的にね、つながると思うんですが、
例えばさ、昔ですよ、視力、目が悪い人はかつて使い物にならなかった時代があります。
しかしながら、眼鏡というものが登場して、激変した。
目が悪くても大丈夫、目がいい人と同じように生活できる、機能するということで。
ただね、そんな風に眼鏡のように、時代とともに何か自分を助けるものなどが発明されて、
障害でなくなっていくっていう人もいれば、症状もあれば、時代が変わってもなかなか変わりにくい障害っていうのも中にはありますよね。
その中の一つに、知的障害があると思います。
ただ、今やっぱりAIめちゃくちゃ伸びていってるから、僕のね、希望的観測もありますけども、
なんかね、未来は知的な遅れがあっても、その人自身が、うちでいうと知的障害がある息子がいますけど、
その息子が考えていること、表現すること、彼自身はね、まだ8歳、もうすぐ9歳ですけど、
なかなか言葉でうまくね、人に物事を伝えるっていうのが得意ではないです。
僕みたいに、僕とか妻みたいに長く一緒にいると、なんとなくね、彼の滑舌の悪い言葉でも聞き取れたりするし、
その言葉ならん言葉でもニュアンスをくび取れたりするんですけども、
他のね、皆さんに伝えるにはかなり厳しい状況かなと思います。
これがどれくらい伸びていくかもわかんないよね。
でも、そういった状況でも、その人の思いを感じ取ってくれたりとか、
あとは最終的にその人、うちでいうと息子みたいなね、
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人が幸せだって思える生活が送れる仕組みであったり、
風土みたいなのはね、確立されれば、
生きづらさがなくなるっていう意味では、障害と呼ばれなくなる時代が来るかもしれないよね。
発達障害に関してもそういうことが言えるかもしれない。
障害が障害と呼ばれなくなる時代、
全ての障害が障害でなくなる時代っていうのが、
いつかやってきたらいいなっていうふうに思ったりしています。
そしてね、次に発達障害は増えてるの?っていうね、お話。
これはね、厚生労働省が発表してます、
去年の5月に発表しました、
令和4年生活のしづらさなどに関する調査結果の概要を参考にお話ししたいと思います。
概要欄にね、この元データのリンク貼っておきますね。
僕がね、間違ったこと言ってたら指摘してください。
さーっと読んだぐらいなんでね。
ここにはね、日本国内で医師から発達障害と診断された人の数は、
本当に近年大きく増加しているっていうふうに書かれてます。
この厚労省の調査によるとね、
2011年、今から約14年前は約31万8000人だったのが、
2016年、今から9年前ね、48万1000人、
17万人ぐらい増えてるのかな、16万人ぐらい。
そして2022年、3年前ですか、には約87万2000人っていうふうに、
2011年から2022年っていうところで言うと、
この約11年間で2.7倍に増加してるような感じ。
倍以上、約3倍ぐらいですよね。
この増加の背景は何ぞやっていうところですよ。
ここ大事でね、発達障害は増えたのか、増えてはいる数はね、
なぜ増えたのかを考えるときに、
発達障害に対する社会的認知の向上、
要は発達障害という言葉、その状態みたいなのが、
広く知れ渡ってきたっていうことですよね。
そしてあとは成人後の診断係数の増加などがあると考えられていると。
特に少し前、流行ったかもしれないけど、
大人の発達障害っていう概念が広まったりしましたよね。
それでこれまでに気づかれにくかった人が、
適切な支援を受けられるようになってきたっていうのも、
一つ増えてきた理由の中にあるんじゃないかなというふうに書かれてますね。
あとは文科省の調査でも文部科学省の調査でも、
通常の学級に在籍する児童生徒の約6.5%ぐらいが、
発達障害の可能性があるんじゃないかなというふうな調査もあったりするみたいです。
こんな感じで、教育現場でも発達障害への理解と支援の必要性が高まっているということ。
こういった二つの事情から、
発達障害ある方は増えていってるんじゃないかなというふうに思います。
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そして最後に発達障害との向き合い方についてお話しして、
今日は終わりたいと思います。
発達障害、今日テーマにさせてもらいましたけれども、
そもそもなんで名前つけられてる?
揶揄するため?
違うよね。
差別するため?
違うよね。
発達障害、そしてその中の具体的な診断名とかっていうのは、
その人を深く知るための一つにしか過ぎないわけですよ。
それは発達障害と診断名のついた人たちの近しい人たちが深く知るため。
サポートする人たちが深く知るため。
そして本人自身が深く知るため。
で、知って知ることでポジティブな変化を起こすためですよ。
だからネガティブに使わないでほしい。
やっぱり発達障害っていうと目に見えないことも多いから空気が読めない変な人みたいな感じで、
発達障害かどうかもわからないのに発達障害だあいつはみたいな感じで揶揄してしまう人もいるかもしれません。
だからもう本当こんな風にネガティブには使わないでほしいんですよね。
そもそも診断名がつかなくてもさ、自分自身で傾向があるなって思うことはないですか?
ちなみに僕はめちゃくちゃありますよ。変なところこだわり強かったりとかね。
ただ強い傾向だったり社会生活に支障をきたすほどではないけどね。
でも本当にいろいろある。みんなもちょっとあるんじゃない?
そういった意味でもグラデーションなわけですよ。
そしてさっきも言ったようにやっぱり深く知るための一つ。あくまでも一つ。
本当にその人のことを知るための一つにしか過ぎないということを意識しておくこと。
すごい大事だと思います。
なんでかって言うとね、この人自閉症だからこうこうこうなんでしょ?とか
この人ADHDだからこうこうこうなんでしょ?みたいに決めつけてしまう。
本当に占いっぽく占いを否定してるわけじゃないですけども
これはこうだ!みたいな感じで当てはめてしまうけど
全部グラデーションですよ。
同じ症病名がついていたとしても一人一人違うんですよ。
だからね、発達障害のことを少し勉強したからとか少し知ってるからっていうところで
不要意に自分が接する人たち、自分も含めですけども
大きなラベルを張らないでほしいんです。
ADHDの何々さんみたいな感じで
そもそも診断もついてなかったらADHDではないんですけどね
お医者さんだけで診断がくだせるのはこの国において
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だからあくまでも疑い傾向ありみたいなところだと思うんですけども
よくわかっていない人ほど大きなラベルで簡単にしようとする
これさ、発達障害とか障害とか病気に関わらずかもしれないね
最近の若いもんはとか
男って、女って、みたいなのとかね
そういう自分が誇張したいところを相手にペンって大きなラベルを貼り付けて決めつけてしまう
僕はね、不要意に大きなラベルを貼らない方がいいって思ってるんですよね
それよりもたくさんの小さなラベルを相手から探して見つけていくことが
本当にそれこそが一人一人を深く知っていくことにつながって
受け入れることにつながっていくんじゃないかなというふうに思います
はい、そんな感じでね
今日は発達障害の向き合い方というタイトルでね
お話をさせていただきました
今日のこの放送が誰かの耳や心に届いて
普通の幅が少しでも広がってくれたらいいなというふうに思います
それでは最後にお知らせです
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それでは今日も素敵な一日に
社会福祉士のタダでした
またおいで