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2024-12-13 14:44

#332 障害者の“親亡き後”に抱える不安

12/3〜12/9は障害者週間でした

「障害者の“親亡き後”に抱える不安といえば?」

僕の考える一番の不安とその解決方法

そんなお話

(参考:厚生労働省 地域生活拠点等)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000128378.html

(参考:厚生労働省 地域生活拠点等の整備について)
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001321736.pdf

(参考:厚生労働省 障害者の居住支援について)
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001321736.pdf

(参考: 厚生労働省 障害者の利用者負担)
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001321736.pdf

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この放送は、RKB毎日放送と「日本一のポッドキャスター」コテンラジオの樋口聖典によるプロジェクト「Podcast lab.Fukuoka」に参加し「音声コンテンツをもっと身近な存在に」をコンセプトに、ポッドキャスト番組の企画・制作・配信に関する支援を受けています

https://rkb.jp/podlab_fukuoka/#about

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#社会福祉士 #ダウン症 #子育て #子育てパパ
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#障害 #障害者週間 #親亡き後 #不安
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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。この放送は現役の社会福祉士で、障害児子育て奮闘中のTadaが、人と環境の交互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。12月13日金曜日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
昨日の朝ね、うちの息子がスクールバスにね、乗るバス停に向かう途中で、転んだらしいんですよ。
普段ね、あんまり転ぶようなことがないので、妻も驚いてたみたいなんですけども、その転び方がね、ちょっとね、ひどかったというか、驚いたのもあったんでしょうね。
ね、なので、すごくね、泣きながらバスに乗っていたっていう風に妻から聞きました。これもまた珍しくって、うちの息子ね、あんまり泣かないんですよ。
うん、えっとね、大体、転んだりとか、なんかちょっと痛いダメージを自爆的に負った時は、なんかね、それが許せなくってね、自分で自分のね、頭を叩いたりしてね、怒るんですよね。
で、他には、泣く機会っていうとね、僕から雷を落とされた時、その時は結構すぐ泣く。
まあでもこれはね、頻度そんなに多くないです。そう、だからあんまり泣くとこもないんですけど、そういった意味ではね、転んだことにびっくり、泣きながらバスに乗るほど泣いてたことでもびっくりっていう風なね、朝だったんですよね。
で、周りのママさんも同じね、特別支援学校のスクールバスに乗っていく子どもたちを迷惑見送るママさんたち、もううちの息子が泣くとこなんか見たことは多分ないはずなんで、すっごい心配されたっていう風にね、言ってました。
で、その学校帰りね、昨日、学校帰りに妻と息子は一緒にね、妻の実家に行ってたんですよね。
インフルエンザで週末行けなかったから、平日に少しね、長い時間ではないけども顔を出しにね、行ったんですよ。
そしたら息子はね、その実家に着いた時に転んだことをね、すごいね、報告ね、しまくってたらしい。
そんな話をさ、家に帰って聞くと、僕も報告してもらいたいじゃない。
だから息子を呼んでね、ちょっとちょっとって。
今日、学校で何があったみたいな感じでね、トピックスをね、聞いたんですよ。
そしたら、大体ね、そういうこと言ったら、求めてるアンサー帰ってきやすいんで、一番驚いたことね。
だから転んだことを言ってくれるのかな、膝に張ってるバンスをこう見せてくれるのかなっていう風にね、思ってたら、すっごい笑顔で、
お風呂、ジャバジャバ、できたよーってね、風呂上がりなのもあって、めちゃくちゃお利口に自分お風呂入ったっすよみたいなね、報告をしてました。
03:02
聞きたいのそれと違うっていう風にね、思ったけど、まあご機嫌だし可愛いし、それで良しとしました。
それではね、今日の本題に入りたいと思います。
今日はね、障害者の親なき後に抱える不安というタイトルでね、お話ししていきたいと思います。
もうね、過ぎ去ってしまいましたけども、12月3日から12月9日の1週間は、日本における障害者週間というね、障害に関しての啓発活動を行う1週間でした。
まあちょっとね、息子のインフルエンザもあって、放送がね、ライブになりがちだったので、遅ればせながらですけども、
今日もね、障害者のことについてお話をさせてもらえればと思います。
なので、障害者の親なき後に抱える不安というタイトルでね、お話をしていきます。
障害のある方々の抱える問題といえば、ほぼほぼ上位に親なき後問題というのが出てくるんですよ。
この放送は障害のある子を育てている親御さんも結構聞いてると思うんで、その人たちからしたら、いや当たり前でしょっていう風になるかもしれんですけど、
そうじゃない人たち、ソーシャルワーカーも聞いてますし、そうじゃない一般の方も聞いてますので、
はい、親なき後問題というのはね、障害当事者やその家族に対してはすごく未来に抱える問題という風に思ってます。
障害のある方々が抱えるのと同じか、それ以上に障害のある子を持つ親も抱えるような問題なんですよ。
僕もそんな障害のある子を持つ親の一人、そして地方自治体の職員として、また社会福祉士として、きっと一般的な人よりは障害福祉の制度には詳しいと思うんです。
だからこそ時代の流れとともに障害福祉の制度は充実してより良いものになっているっていう印象は受けてるんですけども、
そんな僕でもまだまだ安心することなくって不安がねずっとつきまとってる。
でね、その不安っていうのは絶望的なお先真っ暗ですみたいな、もうこの子俺ら死んだらどうなるんやろうみたいな、もう絶対生きていけんみたいな、そういうなんかもう超絶望的な不安じゃなくて漠然とした不安なんだよね。
きっとね同じように障害を持つ子を育てる親御さんは僕と同じような気持ちの人も少なくないんじゃないかなというふうに思ってるんですよね。
僕ら親にできること、障害を持つ子も僕ら親も安心できることっていうのは何だろうっていうふうに考えた時にどうですか?
一番に出てくるのってお金ですかねやっぱり。
お金、もちろんこれは一番と言っていいぐらいに大事だと思います。
今時点の制度であったら、この社会の日本の制度であったら、家族、例えば親兄弟とかと同居していなければ生活能力の低い、うちの子みたいに知的障害のあるような子とかはグループホームみたいな場所で生活することになるんですよね。
06:12
そのグループホームが悪いっていう話ではないんです。
僕ちなみに仕事からいくつかのグループホームと関わったこともあるんですよ。障害者グループホームとね。
いいか悪いかとかじゃなくて、施設とか法人の特色はやっぱりあります。
でもそれを見て判断することってのはすごく大事だけど、どこの施設でもやっぱり障害のグループホームですから、できることは自分でしつつ、させつつ、必要なサポートは受けることができるっていうのは共通しているかなというふうに思います。
ちょっとね、時々報道とかで劣悪な入所刑の施設出てきますけども、そういったところはちょっとわからない。僕はまだ直接見たことないから。
でもね、グループホームで生活するにしても、やっぱお金はかかるじゃないですか。
一応障害者のグループホームっていうのは、障害基礎年金2給程度、今でいうと障害基礎年金2給は約6万5000円。
そして年金生活者支援給付金っていう制度もあるので、それだいたいもらえるから7万円、プラス5000円で7万円。
だから障害基礎年金2給をもらえる方っていうのはだいたい7万円ぐらいが月々もらえる。2ヶ月に1回だから14万円だけど。
それぐらい、月々7万円ぐらいで最低限の生活は可能な設定にはされてます。
だけど趣味思考とかそれぞれのやりたいことを叶えるには、それなりにプラスアルファのお金が必要になることもある。
だから親はまずお金の準備をしようとする。それはね、とっても正しいと思いますし、僕も大賛成なんです。
なんでかっていうと、今時点でのね、現代の障害福祉の枠組みの中では、一般の人ほどの収入を障害のある人がね、もらえるっていうのはまだまだ難しいからね。
特に身体障害者の方はちょっと別ですけど、知的障害とか精神障害の人っていうのは相当難しいと思います。
でもさ、お金を準備できた人、もうできてる人もいるかもしれない。
うちみたいに小さい子、まだ小学生の子供とか、それより小さい子を育ててる子供とかの世帯だったら、もしかしたらまだまだね、将来に向けたお金の準備できてないところもあるかもしれないけども、
もっともっとね、大きい子を育てているお父さんお母さんに関しては、ある程度お金の準備、この子が大きくなって困らずに暮らしていけるようなお金みたいなのをね、算段つけてくれてる人もいるかもしれない。
でもどうですか?不安は消えました?
多分、消えないんじゃないかなっていう風に思うんですよね。
そう、僕が思う親亡き後の不安、これはね、お金が一番では実はなくて、お金じゃないその不安がね、多分その時が来るまでずっと存在しちゃうんじゃないかなっていう風に思ったりするんです。
09:07
その不安は何か。
ズバリ、孤独。
兄弟のようにね、近しい年齢の身内がいる人であればまだいいかもしれないね。
でも、一人っ子だったり、いやでも年齢が近い兄弟とか身内がいても、その兄弟も大人になってそれぞれの生活がね、人生があるから、めちゃくちゃ関われるかっていうと、そっちの方が少ないんじゃないかなっていう風に思いますよね。
まあ、いっぱい絡む方が稀かなという風に思うな兄弟が。
例えば、この前ホノルルマラソンを完走したダウンショーのね、ダウンショー界のイケメン安部健太さん。
あそこはね、ご兄弟の仲がすごく良くて、結構ね、ガッツリサポートしてもらっている感じなんで、素晴らしいなという風に思うんですけど、全ての家庭がそうあるわけではないっていうのは思います。
まあね、だからこそ親は不安になりますよね。
どんな不安かっていうと、この子は一生幸せに暮らせるだろうかってね。
障害、とりわけね、うちの子みたいに知的障害があるってことはね、自由に選ぶことが難しいってことになると思うんですよ。
例えば、大人になって職業の選択ができるかもしれないよね。
今、障害の雇用も増えてるし、いろんな職種も増えてますよ。
王道で言うとパン屋さんとかさ、製造系のところとか、あとはホールスタッフであったりみたいのもあるかもしれない。
今は他にもインターネットを使ったりウェブデザインをしたりとかっていうのもあったりするし、これからはもっともっと障害のある人も働く職業選択の幅は広がっていくんじゃないかなという風には思うんです。
でもね、同窓会を開くことはできますかね。
自分で学生時代の頃の仲間に一人一人声をかけて、今だったら別にLINEとかインターネットとかもあるかもしれないから一斉に声をかけたりして、
同窓会をやりましょうよ。いついつの、何月何日どこどこで、会費はどれぐらいで、みたいな感じのこういうことってできるかな。
きっとできないと思うんですよね。
つまり道を選ぶことはできるんだけど、その調整をすることが難しい。
だから道を汲み取ってくれる人、選んだ道に進めるように応援とかさ、調整をしてくれる人の存在が必要なんじゃないかなという風に思うんですよね。
この人になら、この場所になら、任せることができる。
こういう出会いと確信みたいなものが、親泣き後問題において、最も障害のある子を持つ親を安心させるんじゃないかなという風に思うし、
そしてそれはきっとね、障害のある方本人への最高のプレゼントにもなるんじゃないかなという風に思うんです。
12:05
そしてそんな話をしている僕は社会福祉士です。社会福祉士は対人援助の専門職。
障害のある方たちの生活する場には必ず関わる社会福祉士がいる。
なんなら僕はね、もっともっと関わる人が増えた方がいいって考えてるんですよ。
今ね、そういう障害のある方の生活する場に関わっている人たちがダメとかいうつもりは一切ないんですけど、
やっぱり対人援助ということにおいて、とことん磨きをかけた人が増えること、別にそれが社会福祉士じゃなくてもいいんですけどね。
資格はあくまでも本当免許みたいなもんですから、免許持っててもペーパーのドライバーもいるわけだしね。
それよりは資格とか持ってないけど対人援助、人の心であったりとか障害福祉に対して学びをしている人の方がよっぽどすごいと思うし、
ただ社会福祉士に関してはそこはベースとしてまず学んでいる。
そしてそこから磨きをかけることができるっていう意味ではいいのかなという風に思ったりするんですけども、
障害のある人たちの生活する場に対人援助に長けた人たち、本当にその人たちの選びたい道を汲み取って、そしてその選んだ道に進めるように応援してくれる人、
こんな人たちがこの社会にあふれたら、僕ら障害のある子を育てる親はきっと安心できるんじゃないかなという風に思います。
そしてその安心は安心のまま終わらずに、本当に利用している障害のある人自身にとっても幸せな生活が送れるような社会になるんじゃないかなという風に思う。
僕はこの音声配信もそうだし、社会福祉士の素晴らしさや重要さを知ってもらえるように、
そして社会福祉士になりたいと思える人が増えるように、これからも僕のできることとして頑張っていきたいなという風に思います。
そんな感じでね、今日の放送はこの辺で終わりたいと思います。最後まで聞いてくださりありがとうございました。
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それでは今日も素敵な一日に。社会福祉士のタダでした。
またおいで
14:44

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