1. 社会福祉士Tadaのお気楽ラジオ
  2. #188 この世界はまだまだ医学..
2024-07-20 15:44

#188 この世界はまだまだ医学モデルに満ち溢れている

最近感じたこと。

⚠️冒頭の雑談が約4分あります🙇‍♂️本題だけ聞きたい方は4分くらいから再生してください⚠️

#社会福祉士 #ダウン症 #子育て #子育てパパ
#終業式 #夏休み #医学モデル #社会モデル
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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。この放送は現役の社会福祉士で、障がい自己育て奮闘中のTadaが人と環境の交互作用に着目した発信を通じ、
皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
はい、ということで皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。
7月20日、ちょっとね日にち忘れてましたね一瞬ね。20日です。7月20日、今日の放送を始めていきたいと思います。よろしくお願いします。
本題に入る前にね、少し雑談をさせてください。昨日は7月19日ね、うちの息子、ダウン症を持っている特別支援学校2年生のね、
息子が修行式でした。えっとね、うちの息子の通っている学校は2学期生なんですよ。前期後期生。なんかね、噂によるとコロナを機にかなんか知らんけど、
うちのその自治体の中の学校は3学期生と2学期生でね、なんか選べるようになった?
学校で選べるようになった?とか、なってない?とかっていう風に聞いてますけど、よく知らんですけどね。はい、うちの息子の学校は2学期生、前期後期。
そしてね、夏休みの前、まだ前期が終わんないんですよ。前期ってね、確か10月ぐらいだったんですよね。
去年知りましたけどね。はい、なんて、前期前半の修行式っていうことみたいですね。夏休みを挟んで前期後半が数ヶ月あって、
で、10月ぐらいに秋休みっていうのが少しあるんですよ。前期と後期の間ね。そう、で、その後に後期が始まるっていう感じ。
そんなサイクルでね、1年間を過ごしています。で、今日一緒にね、お風呂に入ってたんですけど、今日学校で何したん?ってね、聞いてたんですよ。
彼はね、修行式しかなくて、その後法令に行ってるんで、学校自体は多分11時とか11時半ぐらいにはもう終わってるんですよね。
だから学校は本当に短かったと思う。で、いつも体操服に着替えてるんだけど、体操服もね、もう昨日のうちに引き上げてたので、
今日も多分ね、私服のままその学校で過ごしてたと思うから、これ多分式典だけ、イベントだけって感じなのかなっていうふうに思ったんですけどね。
まあね、うちの息子、しっかりとね、会話はできないんですけど、一応ね、聞いて理解する力はそれなりに高くなってて、ただ発する力がね、まだまだ追いついてないかなっていう感じはすごくする。
だからね、そのすぐに答えが返ってこない時っていうのがあって、それは分かってなくて答えを返してないのか、分かってて返してないのかがね、僕には理解できない時が結構あるんですよ。
昨日のお風呂の時間もそうで、今日学校で何した?って言ってもね、お風呂の中のおもちゃでフィーとか言って、なんか水鉄砲でピューとか僕にね、水かけて遊んでたりしてたんですけど、
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いや何したん?って言っても、ピーとかずっとするからね、まあいいかって思ってたら、お風呂上がった時ぐらいに、こう体拭いてる時に、学校、学校ですよね、ジェンジェ先生ですよね、先生の名前をフルネームで言うんですよ、ちょっとあの拙い言葉ですけど、僕には分かるんです先生のフルネームを言ってるのが、
ジェンジェ、ありがとうございました、みたいな感じで、たぶんね、お礼をお伝えする、たぶんセレモニー的なものがあったのかもしれないね、なんか先生ね、担任の先生3人いるんですけど、3人の担任の先生のね、お名前を言って、なんかね、いろんなご挨拶してました、またね、とかさよなら、とかありがとうございました、みたいなことをね、ずっと説明してくれてましたね、
そしてね、妻に聞いたんですけど、なんか学校でね、どんなことがあったかっていうとね、その夏休みに何を頑張りますよっていうのを、なんかこう指差しか何かでこう示したのかな、で、うちの息子はね、勉強をね、指したんですって、だから勉強頑張るんだってって聞いたら、勉強、勉強ってずっと言ってましたね、彼は夏休み、勉強頑張るみたいなので、はい、とっても期待してます、
僕はね、そんな勉強を頑張る彼のために、息抜き夏休みイベントがね、なるべくたくさん入れられるように、仕事もね、調整しながら頑張っていきたいなというふうに思います、はい、じゃあね、そんな感じで今日の本題に入っていきたいと思います、
今日はね、この世界はまだまだ医学モデルに満ち溢れているというタイトルでね、お話をさせていただきたいと思います、まずね、医学モデルって何ぞやっていうね、人も多いと思うんで、ここら辺についてね、先に整理しておきましょう、
まあ福祉業界にいる人たちはね、まあこれ当たり前かなっていう感じで意識していると思うんですけど、まあそのクライアントですよね、その人、目の前にいる支援をしようとする相手、この人の支援に至る支援が必要な問題の原因はどこにあるのかっていう考え方の見方の一つが医学モデルなんです、
この医学モデル、じゃあどういうふうに見るのかというと、その問題は問題を抱えている個人の責任である、なのでその個人からその問題を取っ払うように支援をしていこうっていうふうな考え方、これに対して社会モデルという考え方、見方があります、
これは支援をする人、クライアントが抱えている問題はクライアント自身の問題なのかなっていうふうに思うんです、そうじゃなくて、もしかしたらその人を取り巻く環境たちの問題が原因となっているんじゃないでしょうか、そうするならばその環境要因などを取っ払いさえすれば問題は解決するんじゃないっていう見方のことです、
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もっともっと端的に言うと障害の考え方が一番わかりやすいですね、2006年12月国連で障害者権利条約が採択されたんです、日本もこの条約に署名してるんですけど、この障害者権利条約の中にある障害の考え方ですね、これまで障害っていうのはその人個人の障害である、問題であるっていうふうに考えられていた、
しかしこの障害者権利条約を機に真逆になったんですよ、その障害は個人にあるものではなくて、障害は社会にあるものだ、社会に障害があるからその個人は障害を障害と感じるっていうことが歌われているようなものなんですよね、
この目線ってこれからの多様性、多様性、多様性言ってますけど、本当の意味で多様性を認める社会を作っていくには絶対に欠かせない視点だと思うんです、この社会モデルすごく大事ですのでテストはないですけども覚えておいてください、
でもこの考え方って社会の流れは医学モデルから社会モデルにって言われてるんですけども、医学モデルが悪ってなったわけじゃないんです、医学モデルも踏まえつつ社会モデルの味方でいこうねみたいなところが主流になってきてるんですけどね、
それはなんとなく福祉の業界の支援者たちも勉強して理解はしているんだけどもどうしても支援をしていくと医学モデルがね表に根っこに出てきちゃうっていうことが多いなっていうのを僕ねよく感じるんですよね、
例えばね架空の事例ですけどこんなことどの街でもありそうだなって思ったんでねちょっと架空事例をお話ししてみますけど、とある街で生活しています知的障害のある50代男性としましょう、その知的障害のある50代男性は実家でねお父さんと2人暮らしをしています
お父さんはもう高齢ですしそんなに出歩くこともないけれどもその男性自体は比較的元気いっぱいでいろんなところに出歩くことをしています
本当に誰かに危害を及ぼすとかではなく例えばね休日は平日はね作業所に通っていて自分のお仕事をね朝から夕方近くまでしてお家に帰るでも休日は一人でねちょっと近所の複合型商業施設みたいなところに行っていろんなものを見たりお散歩をしたり
何を食べるわけでもないですけどフードコートでゆっくりしたりして余暇を過ごしているような感じ
知的障害もあって人懐っこさもあって突如ね近くにいる人に話しかけたりする
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でもこれをその商業施設の利用者の人たちはその商業施設側にクレームを入れます
なんか変なおじさんから話しかけられたすごく気持ちが悪いあの人を排除してくれ
商業施設もやはり儲けが大事です収益っていうのが大事ですのでなるべくねそういう収益がちゃんと上がるようにじゃないですけど
そのなるべくお客さんの思いは聞こうと何人からかこの苦情が入っているそうなるのであればその知的障害がある男性に
すいませんがこのお店には入らないでくださいって言わざるを得ないのか
でもお店としてはその人もお客さんなので直接はあまり言いたくないだから警察に相談しました
警察はいや別にその人は悪いことしてるわけじゃないですよね
じゃあ特に警察の範疇ではないと思いますよ地域の方で解決するなりそのお店の方で解決するなりしてくださいって言って断られます
警察は取り合ってくれないぞと困った商業施設の方は今度は地域の自治会や民生員さんたちに相談を投げかけます
どうしたものか自治会の方も民生員の方も同じようにそれは困ったもんだね
なんとかこの人がこのお店に来ないようにしないといけないよねっていう話になる
どうですかこれこれはこの知的障害のある50代男性の方をそのお店に来なくさせることが解決策なんでしょうか
これ現場ではやっぱりねこれが解決策だってなって動くね福祉関係の支援者の人も実は少なくない案件だなというふうに思ったりします
実際困っている方がいる困っている方を助けるために困っている方の要望を最大限聞く
そしてそれにはスピード感も伴わなければいけないということを考えると問題解決の一手として
この知的障害のある50代男性の方をお店に来なくさせるっていうことは正解ではないと僕は思うんですけども
解決策の中の一つではあるのかなというふうに思います
ただこれはあくまでも医学モデル的な見地でしかものを見てないなというふうに同時に思います
じゃあ社会モデル的見地で見たらどうなるかっていうと
その人そもそも人畜無害ですよ
物を取るわけでもない人に暴力を振るうわけでもない
ただ年齢が言っていて知的障害らしきものがあり話しかけられるだけって言ったらいけないのかもしれないね
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苦しんでいる人たちからするとだけじゃないかもしれないけど
でもこれってその人を排除するだけじゃなくて
他のアプローチ方法でも解決できるんじゃないかなというふうに思うんですよね
これはその人を取り巻く社会の環境を調整していく
例えば地域でこういう方がいらっしゃいますよって情報が入った時に
こういう特性を持った方がいるんですよっていうのをまず会社に理解してもらうように
誰かが説明をしていくような人がいるとか
あとはそこの会社企業だけじゃなくてその地域にもこういう状態の人がいるんですよっていうこと
もしくはその人個人のことではなかったとしても
病気の特性知的障害の特性とかね
そういったことを昔から子供の頃から周知できるような状況が作れていたらどうでしょうか
人はいつだって知らないものに不安や恐怖を覚える
だからこそ知っていく
それにはとっても価値があるんじゃないかなというふうに思います
当然ねスピード感のある解決には至らないかもしれないから
現実問題で言うとこれはね問題解決の手段としては悪種になり得るのかもしれない
ただ僕は社会福祉士として一ソーシャルワーカーとして
社会モデルの検知から時間はかかるかもしれないけども
平行してねみんなの知らないを拭い去っていくという作業もやっていきたいなというふうに思ったりしています
本当にねこう仕事柄さ色んな支援者の人の話聞くわけですよ
地域の方のお話も聞きます
こういったねこれまんま同じ事例じゃないんですけど
その似たような事例あったりするんです
でやっぱり何かしら福祉関係の支援者も絡んでいるんですけども
やっぱりねスピード感を持ってその困っている人を助けてあげたいという思いがすごく強い
これ正義感がゆえでなんでですね
全然これが悪とは言わないんですけども
その位置いるねその不安要素を排除することで平和になるんだったらそれもありという風に考えていくうちに
それがスタンダードということになってしまわないかなっていうのは少し恐怖不安なところだなという風に思います
こんな風にねまだまだ世界は医学モデルで満ち溢れているんだなという風に感じることがよくあります
それでもね少しずつこうね国連であったり国であったり各国ね日本以外の国とかも日本もそうですけど
やはりねこう地域共生社会多様性に向けてねいろんな制度や考え方がね進んでいってる
後退はしていってないなという風には思うんです
なので僕は少しでもその今良くなっているこの雰囲気がさらに加速するような手伝いがねできればいいなという風に思ったりしています
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そんな感じでね長くなりましたけど今日の放送終わりたいと思います
それでは最後にお知らせです
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それでは今日も素敵な一日に社会福祉士のタダでした
またおいで
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