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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。この放送は現役の社会福祉士で、障がい児子育て奮闘中のTadaが、人と環境の相互作用に着目した発信を通じ、
皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。3月19日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
まだまだね、しばらく喋っていると、おむせて咳が出そうになるんですけど、それでもね、
ここ2、3ヶ月の中では一番いい感じのコンディションですね。 このまま解放に向かって、早くね、全力でお話ができればいいなぁというふうに思っています。
ついついね、本当話したがり屋なんでしょうね。話してるといろんなところに話が飛んでいって、結局ね、収録長くなりがちみたいな感じだったんですよね。
それはね、嫌いじゃないんですよ。僕個人的にはね。なんだけど、喉のリハビリ、声のリハビリも兼ねて、なおかつね、
コンパクトに収録できるっていうね、技術も身につけていけたらいいなというふうに思っていますので、
当面はね、短めの放送を意識しながらね、お話ししていきたいと思います。 なんでね、プライベートなこの小話っていうところが大好きなんですけど、
なるべく短めという形でね、いきたいというふうに思います。 ということで早速本題に入ります。
今日はね、生活困窮者支援の現場で一番意識していたことというタイトルでね、お話をさせていただきたいと思います。
っていうのもね、人事堂ありまして、僕はね、3月31日をもって生活困窮者支援の現場から離れることになりました。
生活困窮者の支援は2つの法律があります。 昔もね、少し放送で話したことはあるんですけども、
第2のセーフティネット、これが生活困窮者自立支援法という法律に基づいて、様々な制度が展開されています。
そして僕が携わっていたのは、最後のセーフティネットと言われる生活保護法ですね。
この生活保護法という法律はいまいち馴染みがないかもしれないですけど、生活保護って言うとね、きっと馴染みのある方はたくさんいらっしゃるんじゃないかなというふうに思います。
とはいえね、直接関わっている方っていうのはそんなにも多くないのかなというふうに思うんですけども、
その噂ばかりがね、独り走りしているようなイメージがあるように僕は思っています。
両方ともに言えるのは、掃除で生活困窮者、要は経済的に生活を続けていくのが難しい状態にある方のサポートをするということなんですけども、
生活保護に関してはね、本当に最後のセーフティネットなので、使える制度がない中で最後に頼っていただく。
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そしてその生活費を補助費、いわゆる税金ですよね、で賄っていくっていう制度になります。
おそらく、携わっている方以外はね、イメージ先行型になってしまうのは仕方ないと思うんですけども、
働けるのに働かない人が多いっていうイメージ持ってないですか?
実はね、ほとんどはそんな人いないです。
全国的にもね、6割程度は生活保護受給者は高齢者、65歳以上の方ですね。
これは何でかっていうと、例えばね、国民年金、労励基礎年金ですよ。
これ、満額かけていたとして、今月額いくらもらえるかって知ってますか?
これね、約6万5000なんです。
この6万5000月額でいい食事を全て賄えるのかって言うとどうですか?
難しいですよね、きっと。
生活保護は国の定めた最低生活費っていう基準があって、それと比べて収入や資産がどれぐらいあるかっていうのを判断基準にしてます。
もうね、1ヶ月単位で判断するんですけど、例えば年金をフルでかけていた人、
6万5000円くらい、約6万5000円くらいもらいます。
で、生活保護の基準はどれぐらいっていうと、家賃がかからないお持ち家に住んでいる方でも、どの地域だとしても10万円いかないぐらいじゃないかなというふうに思いますね。
これね、どの地域でもって言ったのは地域差があるんですよ。
市町によってね、旧地っていうのがあるんです。
それによって保護の基準っていうのがちょっと変わってきているので、全てがこれぐらい、この金額ですっていうのは言えないんですけども、
まあそれでもね、65歳以上の一人暮らしの方っていうことで考えて、お持ち家って考えると最低生活費は10万円超えないぐらいかなっていうふうに思います。
それでも6万5000円よりは絶対に高い。
じゃあどうするか。国民年金だけもらっている人っていうのは、すべからく生活保護が必要な基準にはなるということですよね。
ただ地域によっては、その6万5000円の年金だけで生活が完結しちゃうっていうところもあると思います。
その昔の文化があって、物々交換であったり、誰かが誰かを、事情だけじゃなくて共助、地域で支え合って生きていくというふうな形が形成されているところは、それでやれているかもしれない。
ただやっぱり、現在は人間関係の規剥化もありますし、人口減少もあります。過疎化もあります。
なので、共助の仕組みもなかなか維持するのが難しくなっているんじゃないかなというふうに思います。
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だから最後に頼るところは、公助、公的な助けですよね。税金を投下したところっていう形になるんだと思います。
その他にもね、障害年金だけで生活していく人。障害基礎年金2級は、老齢基礎年金と同じ金額なので、これも約6万5000円くらいになります。
これもね、やっぱり最低生活費には満たないです。
そう、なので、この障害のある方が障害年金だけでとか、高齢者が老齢基礎年金だけでとかっていうところの経済基盤で生活している人っていうのは、生活保護に大半の方がなっているんじゃないかなというふうに思います。
それ以外ですよね、あとはね、働ける可能性があるとか、何らかの事情で今一時的に働くことができないとかっていう方がいらっしゃいます。
そういう方に対して僕らはね、あの特に経済的な自立、要は生活保護を受けなくていいようにサポートしていくっていう支援をしていくんですけども、そういった方々に対して僕がね一番意識していたことですね、これをねお話ししておこうと思いました。
すっごいシンプルなんですけど、僕はね、その経済的自立を応援する人たちに対して根っこで思っていることっていうのは一つ、一番意識していることが一つですね、それが何かというと僕のことを忘れるぐらい幸せになってほしいっていうふうに思って携わってきていました。
そう、あの少し特殊な現場でね、他の公的機関の支援の方法っていうのは指導や指示っていうね、こう強い権限を持っているところってほとんどないんですよ。だから生活保護の現場においては一応法律上ね、その指導指示権限を持っている、少しね強い権限を持っている職種なんですよね。だからこそね、取り扱いに気をつけなくちゃいけないって思ってました。
自分自身に強い力を持っているからこそ、その力をね、目は見当たりに振りかざさない、その人たちのためになるような指導指示なら行うっていうところをね、胸の中にね、一つ置いて現場で携わっていたように思います。
そしてね、その時はもしかしたらわかんないかもしれない、指導指示を行う理由、なるべく伝えていきますけども、それでもね、理解していただけない時もある。ただその結果、経済的自立を果たして、もう生活保護を受けている時を忘れるぐらい、僕がかかっていたことを忘れるぐらいね、本当に幸せになってほしいなっていうのを心から思って
一人一人のね、支援に関わらせていただいていたなっていうふうに思いました。少しね、現場を離れてしまいましたけども、同じ福祉の現場です。これからはね、少しサポート的なポジションにつくことも多いと思うんですけども、この心持ちだけはね、本当に忘れずにいきたいと思います。はい。そんな感じでね、今日の放送は終わりたいと思います。
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それでは、今日も素敵な一日に。社会福祉士のタタでした。またおいで。