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2025-06-16 10:34

【工程総ざらい】社長が語るラメ糸の旅。全工程をまとめて振り返り。現役TES資格保持者「福永社長」によるラメ糸解説16

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3週間ぶりに社長復帰!皆様お待たせしました!

ということで、全ての工程を終え、もう一度振り返りまして今回は全工程のまとめになります。ここまで聞いた方々にも今一度一つ一つを繋げてもらいラメをマスターしましょう!

次回から何を話して行くのかも聴き逃しのないように!それでは本編をお楽しみください!


○このポッドキャストを聴いた人はどんな変化があるか

毎週楽しみながら繊維の知識が増えていく。一ヶ月で4〜5個、一年で52個の知識が増える。

→仕事場で会話にすると、自分が着実に成長している事を実感できる。


○こんな人にピッタリ

繊維業界の仕事をもっと楽しみたい

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福永社長に会ってみたい


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サマリー

福永社長はラメ糸の製造プロセスを詳しく解説し、原材料から最終工程までの流れを紹介します。また、ラメ糸の加工や粘紙、分業化の重要性についても触れ、製造の魅力を伝えています。

ラメ糸の基本と工程
ジョブオール 福永ひとしの繊維の泉
始まりました、泉工業株式会社福永ひとしの繊維の泉。
この番組では、ラメ糸の魅力や作り方、使用法についてお話ししていきます。
ラメ糸は、織物や編み物、刺繍や縫製など、様々な場面で使われ、製品に華やかさを添える大切な存在です。
どんな種類があるのか、扱うときの注意点は、そんな疑問にも丁寧にお答えしながら、ラメ糸の世界を深く探っていきます。
お相手は繊維業界40年、福永社長です。よろしくお願いします。
という前向上を久々に言いましたね。
もうセブンの時は、そのまますぐ、早速ですか、という感じで入ってて。
ちょっと3週ほど行方不明になってますね。
聞きたい方はぜひ会って、聞いていただけたら。
どこ行っとったんだ。
何をしとったんや。
ぜひ聞いてください。
それでは前回は、年始という工程、今まで全部工程回らせてもらってて、一応最後。
製造工程の詳細
僕らの中では、一番最後の工程でまとめに入ろうという話をしていたので、そこを行きましょう。お願いします。
ラメ糸を作る工程ですね。
原材料、これはポリエステルフィルムとかナイロンフィルム。
僕らはご存知の通り、フィルムから糸を作る会社ですので、
まず一番最初の原材料というのが、ポリエステルとかナイロンフィルムになりますね。
これを着色したり、定着したりという工程を経て、次に進んでいくんですが、
先染め用に使っていただくラメ糸と、後染め用に使っていただくラメ糸は、若干工程が入れ替わりまして、
先染め用で使っていただくラメ糸の場合は、先に定着。アルミを定着されたフィルムに着色をします。色を付けます。
後染め用に使っていただく、うちの会社でいう後染め用のラメ糸の場合は、先に着色を行います。
染色ではなく、着色。だいたい染色という風に思われる方が非常に多いんですが、
僕らは着色という、いわゆる印刷ですね。グラビアコーティングという風にも言いますが、印刷で色を付けています。
その着色と定着というのを行って、僕らの後染め用の場合はその後、貼り合わせ、ラミネートという工程になりますね。
フィルムを2枚貼り合わせる、2プライとかあるいは3プライとかという風に貼り合わせて、フィルム面を外側に出して定着面とか着色面を中に入れて、ラメ糸の源端を作っていきます。
この貼り合わせというのがドライラミネート方式という風に言われていまして、まず糊を付けて、接着剤ですね。
糊を付けて、そこからちょっと半乾きの状態にして、もう1枚のフィルムを貼るという、ドライラミネート方式という形でフィルムとフィルムと貼り合わせます。
そこで、いわゆる源端、ラメ糸になる源端と僕ら呼んでいる大きい状態ですね。ロール状態の。それが出来上がります。
ここから切っていきます。まず細くいきなり切れないので、粗く切ります。僕らの業界では大切りという風に言われていますが、大まかに切っていく感じですね。
だいたい1メーター幅ぐらいの源端のものを10センチ10個に取るというようなイメージで考えてください。
それぞれ源端によって1メーター幅であったり60センチ幅であったりとか、あるいはもっと広い幅であったりとかというようなものになるんですが、それを10センチとか20センチとかの幅で切っていくと。
この大切りの幅というのはマイクロスリット、次の工程の幅に合わせてその大切り、粗く切るサイズも決まるような感じですね。
で、大まかに切った後、次マイクロスリット。これはもう細く切る形ですね。前にも申し上げましたが80キリとか120キリとかっていう風に30.3ミリを80等分すると80キリ、120等分すると120キリ、200等分すると200キリという風に数字が大きくなるほど細くなるというサイズ感で切っていきます。
切る幅と巻く数、いわゆるワインダーの数ですね。こいつが200個持ってんのか300個持ってんのか500個持ってんのかによって、粗く切る方、大切りのサイズ感っていうのが変わってくるという感じ。
それぞれの工場によって持てるワインダー、いわゆる大きさやね。ワインダーの大きさがやっぱりちょっと変わってくるんで、
そこが200水とか300水とか500水とかっていうのによって変わってくるので大切りサイズが変わってくるという感じになります。
そこから粘紙ですね。マイクロスリットした状態で使っていただくお客さんがおられるんですけども、これではちょっと使えないという方々のために粘紙を行います。
僕らの業界の粘紙は基本的にはカバーリング方式ですね。シングルカバーリングとかダブルカバーリングとかいう風に言われていますが、シングルの場合丸寄りとか茶原寄りっていうのを寄ってるパターンですね。
ダブルの方はたすきとか羽衣とかという寄りのものを寄ってるパターンが多いですね。もちろんダブルで丸寄りを寄ることもできるんですけど、一般的にはシングルで寄ってる方が非常に多いですね。
いわゆる分業家、僕らの業界も非常に分業家になってますから、それぞれの工程それぞれの工程を一事業所がやってて、
この粘紙に関してもシングルで寄ってる人とダブルで寄ってる人は分業になってます。だから業界では丸寄り屋さんとか羽衣屋さんとかいう風に言われてますね。
もちろん2台とも持っている方もおられるんですけど、うちも2台とも持ってます。
分業できますよと。
そんな工程でラメ糸が出来上がってくると。
今後の展望
よく工場見学に来ていただいた方に現場を見ていただくと、結構な工程数やねって言っていただけるんで、どうしても高くなるのかなという風になってしまいます。
その分業家って言われてるところが、粘紙、ラメ糸っていう業界で結構ほんまに細かいところまで分業されてる場合が多いんじゃないですか。
そうですね。
ってことは、泉工業も例えばマイクロスリットだけを頼まれるとか、粘紙だけやってくれっていうのもやっぱ多いってことですよね。
うん、やってますね。
特にマイクロスリットの場合は、うちはコーサーと呼ばれるね、ちょっと厚いフィルムでやったりとか、硬いフィルムとかそういうのを切れる機械があるんで、その機械に関してはラメ糸を切るというよりかは違うものを切ってることが多いですね。
例えば?
生地とかね。
あー、結構、何でも試行錯誤して切ってるような現場を見かけるんで。
はいはい、かなり試行錯誤。
何でも切って切らせてくれみたいな感じ、スタンスですよね。
そうですね。
現場の人間はちょっと困る可能性はあるんですけど、そこが泉工業の特色ということで。
そうですね。まあどちらかというと、でも工場長は結構楽しんでる方やと思うけどね。無理難題に結構楽しむ方の人間なんで。
それはもう人材をもらっているということで。
そうそう。
幸せな。
そうそう、極めて嬉しい出来事です。
これで製造工程のまとめ、工程を話して、そのまとめと言ったんですけど、次回からは?
ちょっと商品のことね、うちの商品のことを説明させていただこうかなと思ってます。
本日お届けした内容は、ラメ糸の工程のまとめでした。
関連する情報は概要欄からもご覧いただけますのでチェックしてみてください。
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それではまた次回もお耳にかかりましょう。ありがとうございました。
福永ひとしの繊維の泉。
この番組は提供後染めラメ糸メーカー 泉工業株式会社製作ジョブオールでお届けしました。
10:34

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