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2025-04-07 11:59

【全てが決まる加工】ラメ糸の着色技術!現役TES資格保持者「福永社長」によるラメ糸解説06

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現役TES資格保持者「福永社長」から繊維業界におけるラメ糸の解説をしていただきます!


今回は【製造工程の1つ目である着色】!

糸という文字が付くのにもかかわらず染めではなく、着けるという文字を使った色を着ける工程です!

そして泉工業ならではの変態技術が今回でも炸裂します。是非お楽しみください!


○このポッドキャストを聴いた人はどんな変化があるか

毎週楽しみながら繊維の知識が増えていく。一ヶ月で4〜5個、一年で52個の知識が増える。

→仕事場で会話にすると、自分が着実に成長している事を実感できる。


○こんな人にピッタリ

繊維業界の仕事をもっと楽しみたい

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素材にこだわりたい

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一緒にものづくりできる仲間が欲しい

福永社長に会ってみたい


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サマリー

このエピソードでは、ラメ糸の着色工程について詳しく解説されています。特に、染色と着色の違いや、使用するフィルムの特性に関わる重要なポイントが取り上げられています。福永社長が話す透明フィルムやグラビア方式の印刷技術に焦点を当て、ラメ糸の加工方法について深く理解できる内容です。

ラメ糸の概要
ジョブオール 福永ひとしの繊維の泉
始まりました泉工業株式会社福永ひとしの繊維の泉
この番組ではラメ糸の魅力や作り方、使用法についてお話ししていきます。
ラメ糸は織物や編み物、刺繍や縫製などさまざまな場面で使われ、製品に華やかさを添える大切な存在です。
どんな種類があるのか、扱うときの注意点は、そんな疑問にも丁寧にお答えしながらラメ糸の世界を深く探っていきます。
お相手は繊維業界40年福永社長です。よろしくお願いします。
ヤンフェア、前回僕の感想みたいなとこでしたが、リューターズ君はどんな感じでした?
僕は去年の一ノ宮から参加させてもらって、去年はほんまにチラシ配り担当ぐらい、前のブース来る人に対してどうぞ、どうぞみたいな感じで渡していくような
僕製造しているところが粘紙っていう工程でやらせてもらってるんで、先ほど説明された平糸みたいなところってまだあんまり強くないんですよね。
基本的に平売りされることが多い中で、粘紙しかわからへん、みたいな状態でいくと、もうほんまに何回も反復練習して、人と話す練習しひんとできひんぐらいの人間なんで、
話すのが難しいって思いながらやってたんですけど、まあ面白かったんですけど、そういう意味でまだまだもうほんまに喋ったのは3回ぐらいとか、
2日間の1日だけ参加させてもらって、もうほんまに3回ぐらいやったんですけど、まあ今回はもうほぼ社長と僕ともう1人1日目に来てくださった方含めてもうほぼ2人でっていう感じでやらせてもらってたんですけど、
今回はフルやったんでね。
すごい自分の中でもだいぶ対応できるようになってきて、素晴らしいっていう風に感じてまして、前回のフォークリックの方、積み分けでいう合戦の方、ちょっとは成長したんかなっていう風には思ってて、
からのイチノミヤで対応してる時に結構お客さんの声に対して、こうっていう頭の整理の速さというか、これだったらこれがええんちゃうかとか、
まあとりあえず新商品に誘導してみるとか、そういう意味合いでまだまだ成長できる余地はあるんですけど、そこの辺はだいぶ成長したんかなという風には思ってます。
素晴らしい。
結構お客さんと喋ってて、熱が入ったりして、まあほんまにタイムリーな話でラジオの時にゲージの話してたらゲージの話飛んできたっていう。
ゲージの話してて、実際ゲージっていう単位がわからへんっていうお相手さんと、切り幅っていう単位がわからへんっていうところで、やっぱり業界の話ってありますよねみたいな、というので盛り上がったっていう印象です。
どういう方が来られるのかっていうのがわからないのが展示会なんでね。
そういう意味ではどんな方が来ても対応できるようにしていかないといけないんですけど、ほんまに専業界は幅がいろいろ広いんでね。
ありとあらゆることをものすごい細かいところを聞いてきやがる人もいるし、そこが楽しみでもあるっていうところなのかなと思いますね。
着色工程の詳細
それでは本日のお題をお願いします。
今回は工程の中の着色という工程の一つをちょっと説明させていただきます。
着色、漢字では。
つける色ですね。何回も申し上げてますが、我々は染色という手法ではなく、着色という印刷というのかな、コーティングで色をつけることが多いです。
もちろん染色で色をついているラメ糸っていうのもあるんですけど、基本的には着色という手法で色を、色素をつけるということが非常に多いです。
ラメ糸になる前の段階のフィルムに色をつける工程を着色というふうに言います。
フィルムに色をコーティングするというのがいわゆる着色になります。
これはウラビア方式の印刷機、僕らはコーターという言い方をするんですけど、この機械を使ってフィルムに染料、樹脂とか混ぜたものをコーティングします。
着色は先染めに主に先染め用に使われるワンプライのフィルムに色をつけるときは、
すでにアルミ定着とかをされているフィルムに表面および裏面、こういうのをコーティング、着色していきます。
それで色がつく感じでしょうか。
だから元々はシルバーのフィルム、銀色のフィルムに赤い色を表面、裏面ともに塗って赤いラメになるための原短というのを作っていきます。
主に後染め用の折り編み物なんかに使われる、後染め用のラメ糸の場合、印刷面、いわゆるコーティング面とか、
定着面とかっていうのを露出させないために、透明のフィルムに色をつけていきます。
色とか定着、金属とかを露出せず、サンドイッチ方式にして作っていくパターン。
だから先染め用のラメ糸になるものと、後染め用のラメ糸になるものは、ちょっと機材の状態が違ったりしますね。
泉工業で来るものは、やっぱり透明で、一番最初の状態って透明なんで、アルミの着色工程って銀で来るんやと思って、アルミで定着された状態で来るんやって、今は初めて知りました。
ああ、そうか。
全然イメージなくて、やっぱり塗っていったら、銀で巻き出しているところから赤銀に変わっているところが出てくるってことですよね。
へー、初めて知りました。
着色した後は、いわゆる赤銀っていうのがちょっと正しいのかどうかわからないけど、赤のメタリック。赤いメタリックフィルムになって巻き上がっていくみたいな感じかな。
一応、順序がちょっと違うんですね。順番が。
そうですね。工程の順番がちょっと逆になったりします。
なるほど。
先染め用の場合は先に透明フィルムに定着して銀色のフィルムにしたものを材料、いわゆる原材料として使いますが、後染め用の場合は、僕らJOTEXなんかの場合は透明フィルムが一番最初の原材料というふうになります。
ちなみに後染めの場合は透明からやるっておっしゃられてましたけど、透明じゃないとあかん理由があるんですか?
色ちゃんと出へんやん。
ああ、そういうこだわりみたいなとこなんですかね。
こだわりというか、あの…
逆に言うと、アルミの定着されてる方々もそこから色つけたらその色があるんじゃない?
その色見えるやん。
はい。
でも僕らは、僕らのやり方でいくと裏から見るから。
ああ。
銀色のフィルムに赤色を塗って、まず一番最初赤色を塗ったら、フィルムの状態は赤メタリックと裏は普通のシルバーになるじゃん。
そのシルバー側から僕らの後染め用のやつは最終見るから、その見えへんとこに色塗ってるみたいな状態になっちゃうんで。
出るとこ見えへんとあかんってことですね。
そうそう。
だから透明じゃないと色が見えなくなる。
それは先染めで言うワンプライ方式やからできる技であって、後染め用のツープライとかになってくるとまたちょっと話が違うから、方程が違うんですね。
工程の重要性
そうそう。
ああ、なるほど。
うちは後染め用が主なんで、そういう形ですけども、一般的なラミ糸はほとんど銀色のフィルムに色をつけてます。
そっちの方が主なんですけどね、このラミ糸の業界においては。
ただうちはちょっと特殊なので、透明フィルムに色をつけてることが非常に多いですね。
なるほど。
このグラビア方式という形の機械を使って印刷をするんですけど、このグラビア方式っていうのが細かいロールに細かい穴が開いてて、
そこに染料と防性樹脂を混ぜたものがその穴に詰まって、その穴からフィルムに点射される状態です。
こういうのをグラビア方式という印刷方式の名称なんですけど、雑誌なんかのグラビアアイドル、彼女たちはこの方式で印刷されてるのでグラビアアイドルと呼ばれてます。
グラビアアイドルの方が後出しなんですね。
グラビアアイドルの方が後出しですね。
グラビア方式で作られてるからグラビアアイドル。
グラビア方式で印刷されてるお姉ちゃんたちをグラビアアイドルと呼ぶ。
なるほど。それって糸の付け方の方式が、泉工業の場合はグラビア方式ですけど、他の方式もあるってことですか。
ないですが、一般的にやっぱりグラビア方式でやってるのが一番多いですね。なくはないとは思うけど、多分あんまりないと思う。
一番最初は原材料を購入してから、まず僕ら、うちの会社では着色という工程が一発目の工程になるので、ここ失敗しちゃうと、
後々の長い工程の中、ずっとやりにくくなるので、非常に重要な、デリケートな工程になりますね。
前回説明したように、合成樹脂で物性が決まるという風に言ってましたので、ここで言うところの塗布される、コーティングされる合成樹脂および染料の混ぜ混ぜ品。
こいつが物性を決めてます。
しっかり混ぜんといかんし、樹脂の量もこんだけでないといかんっていうのを決めながら、ちゃんと乾燥させなあかんとか、ものすごくデリケートな工程になりますね。
本日お届けした内容は、工程の中の着色でした。
関連する情報は概要欄からもご覧いただけますので、チェックしてみてください。
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それではまた次回もお耳にかかりましょう。ありがとうございました。
福永ひとしの繊維の泉。この番組は提供、アトゾメラメイトメーカー、泉興業株式会社。製作、ジョブオールでお届けしました。
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