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2025-07-19 34:06

久しぶりに喋ったら長くなった(雑談と本の感想)

世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ (文春新書)
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サマリー

このエピソードでは、いわみさんが高知の天気や久しぶりの音声配信について雑談を交えながら語り、自身の気持ちや環境についても触れています。また、斉藤神さんの著書『世界秩序が変わるとき』を紹介し、特に日本の将来に関する考察を深めています。このエピソードでは、日本が過去30年間にわたって経験した経済の停滞と、その背後にあるアメリカの影響について論じています。著者の斉藤仁さんは、自身の経験を通じて、失われた30年の本質とそれがもたらした労働市場の変化について考察しています。このエピソードでは、日本の経済状況や未来についての考察が語られています。特に、失われた30年の影響や今後の動向に対する期待と不安が混在した内容となっています。

高知の天気と音声配信
こんにちは、いわみです。
7月19日の土曜日、いかがお過ごしでしょうか。
高知は今は晴れてるんですけど、
さっきまでね、さっきまでというか朝方かな?
すごい雨が降ってて、
このね、雨が降ったり止んだりっていうのはね、
ちょっとあの、他の地方だと、
例えば東京とか関東とかね、
埼玉とかだと想像がつかない感じのね、
降ったり止んだりなんですよね。
これ何回か言っててね、
あんまり通じてないなと思いながら喋ってるんですけど、
まあ繰り返しになるかもしれませんが、
喋りたいのに喋っちゃうんですが、
降ったり止んだりのね、
頻度と強弱がね、
すげえ違うんですよね。
なんていうかね、
本当にあの、蛇口をひねったみたいなね、
雨の降り方っていう表現がありますけど、
まさにそんな感じで、
ザーッとね、
すごい本当に、
部屋の中でね、
音が聞こえなくなるぐらいの雨が降ったなって思うと、
ピタッて止んでね、
それでまあそれが1時間ぐらいしてからまたね、
ザーッて降ったりっていうのが、
それがね、ちょっと1回や2回じゃなくて、
まあ下手すると半日とかね、1日とかね、
そんな感じで、
降ったり止んだりっていうのが本当に1日な、
10回ぐらいあるみたいな、
パターンがあるっていうね。
これは別に、
これをね、
こんだけ力説しても別に、
誰にも得にならない情報なので、
喋りたいから喋っているわけですけど、
あのそう、音声配信ね、
これ自分のラジオ喋るの、
結構久しぶりになるんですけど、
あんまり喋ることがなかったっていうか、
ちょっと忙しかった、
体調が悪かったみたいにいろんなね、
理由があるんですけど、
たまにはね、
喋ることがなくても回しておかないと、
どんどん腰が重くなってしまうってことがあるので、
そういう意味でやってるんですけど、
ここ最近のね、
自分の今までの音声配信っていうのは、
あんまり雑談を抜きにするとか言ってたんですけど、
ちょっと今日は雑談を多めにしてみようかなって、
今までと言っていることは違うんですが、
むしろその雑談をね、
雑談の重要性
メインにしてみるぐらいの感じにしてみようかなと、
思っています。
一応本題みたいなのもあるんですけど、
それは後半に入れてみるということで、
なんで雑談多めなのかというと、
興味のあることというか、
そのワンテーマで喋るっていうのをね、
できなくはないんだけど、
できなくはないっていうか、
でもやっぱりそんなにね、
喋ることはね、
普通に生きているとない時もやっぱあるわけですよね。
ワンテーマに絞れないとラジオが撮れないんだと、
それとどんどんね、
やっぱ一回ストップすると、
しばらくストップしてしまうっていうのはあるんで、
それだったら昔みたいなスタイルの、
考えていることをダラダラ喋るみたいなもんね。
あんまりそれは、
そのスタイルがいいとは思ってはいないんですけど、
まあでもね、やらないよりはマシじゃないかっていう、
それぐらいの感じですよね。
それでね、これを聞いている人の中には、
こういうふうに思う人がね、
いるかもしれないと思ったんですよ。
つまり雑談ぐらいね、
別にラジオでっていうか、
ネット配信に載せないでやればいいじゃないかってね、
思う人もね、いると思うし、
それは大変ごもっともない意見だと思うんですけど、
でも僕の場合はね、
あんまりその雑談をね、
気兼ねなくできる環境がないというか、
相手がいないというか、
そういうところがあるんですよね。
人間関係が狭くなっているっていうのもありますけど、
やっぱね、雑談って結構その、
時と場所を選ぶし、
あんまり話題が合う人もね、
そんなに周りにいないし、
たとえそういう人がいたとしても、
なかなか時間を合わせてね、
喋るっていうのは難しいなと思う。
ただね、ポッドキャストみたいので、
気の合う人とね、
雑談というか対談みたいなのをするっていうのはやっぱりね、
これはいろんな意味でいいね、
企画だなと思うわけですけど、
最近はそういうこともやっていないので、
これからまたね、
ちょっと考えていこうかなーって思っていたりもしますが、
思ったよりも雑談はね、
喋ることがなかったので、
とっとと本題を喋ろうかなと思ったりするんですが、
『世界秩序が変わるとき』の内容
雑談なくはないけど、
子どもの夏休みに入ったとか、
そういうことをあんまり喋っても、
誰のためにもならないっていうか、
あんまり面白くならなさそうなので、
本題に行ってみます。
それで例によってね、
読んだ本の感想というか、
読んだ本について紹介みたいなことをしてみたいと思うんですが、
読んだ本のタイトルは、
世界秩序が変わるとき、
新自由主義からのゲームチェンジっていうね、
これ最近結構話題になっているので、
名前とかタイトルを見た人がいるかもしれませんけど、
書いた方は、著者は斉藤神さんっていうね、
神ってカタカナの神なんですけど、
この人はワシントン在住の投資コンサルタント、
ジョージソロスラー、超大手ヘッジファンドのアドバイザーとして知られるっていうね、
その投資の世界ではかなり有名な人らしいですけど、
僕はね、本を読むまで存じ上げなかったんですが、
これ新書なんですけど、
帯にね、その著者の写真が貼ってあって、
紙の長いね、女性というか、
こういう人なんだなと思ったら、
これ本の中でね、この著者の人が、
自分がトランスジェンダーだってことを公言していて、
生物的には、生物学的には男性ってことですね。
でもその心というか、
ジェンダーとしては女性として生きているっていう人でね、
そういうことが。
これ何で今こんな話をしたのかっていうと、
結構ね、この人がそれを大きく広げというか、
自分の投資哲学みたいなのを語る上で、
割と自分のバックグラウンドみたいなのをかなり押し出していて、
それがね、かなりこの本の肝というか、
説得力を増している部分になっているなって思ったので、
最初にそういう紹介もしてみたんですが、
基本的にはこの本はね、
すごく前向きな本なんですよ。
この斉藤仁さんという人はアメリカにずっと住んでいて、
多分もう何十年もアメリカに住んでいる投資コンサルタント。
この本の主張は何かっていうと、
タイトルが結構そのまま表していると思うんですけど、
世界秩序は変わっているという、
新自由主義からゲームチェンジというね、
ルールそのものが今動きつつあるということで、
大事なポイントはですね、
そのルールが変わったときに、
結構日本はかなり有利な立場に立ちますよっていうね、
日本はこれから相対的な勝ち組みになりますよみたいなことが
本を通して言っているんですよ。
今まで僕が読んだ本とか意見の中で、
あんまりそういうことを言っている人はいなかったなと思うし、
僕は単純なだけかもしれませんけど、
この本を読んだ後ね、
なんかそんな気がしてきたというか、
確かにそういう面もあるよなっていうのは思ったので、
それについて自分の理解している範囲でね、
本の内容を短く紹介してみようと思っています。
新書の200何ページくらいの本で、
章は初めに入れ抜いて、
全部で6章あるんです。
第1から第6章まで。
この構成がすごく優秀だなって、
ライター目線で思っちゃったわけですけど、
章のタイトルをずらーっと言ってみると、
だいたいこの本の内容は理解できるんじゃないかと思うので、
ちょっとそれを紹介してみたいんですけど、
一番最初に初めにっていうのは、
僕が今言ったような、これからゲームが変わりますよっていう、
世界秩序が変わりますよっていう、
その中で日本が結構復活できますよってことを言っているんですね。
その前段として、第1章から、
新自由主義とは何だったのかっていう、
今までのことですよね。
過去の世界の秩序の主なルールみたいのを、
ここで総ざらえみたいにしていて、
第2章は、
自分のことですね、
この著者の、
過去とか、もっと言うと、
そうやって私が思っていることの視点はね、
どうやって形成されたのかっていう、
中の人の紹介みたいな、そういうことですよね。
第3章までが、
過去のことなんです。
第3章は、
失われた30年の本質っていう、
これは日本のことですよね。
ロストジェネレーションって、
僕はまさにその世代ですけど、
失われた30年っていうのは、
具体的には何だったのかってことを言っているわけですよ。
第4章が、
中国は投資対象ではなくなったっていう、
ここから今現在のことに入ってきますね。
第5章、強い日本の復活。
第6章が、
新しい世界にどう備えるかっていうね、
こういう衝突になっているわけですよ。
それぞれの内容をね、
喋りきれないし、自分でも理解しきれていないので、
ここではポイントとなる部分だけを、
自分の言葉で喋ってみたいなと思っているんですけど、
本の主張は、
日本がこれから復活しますよってことを、
基本的に伝えたいことは、
最重要なポイントはそこだと思うんですけど、
どのようにして、なんでそうなるのかっていうことですけど、
これはね、
簡単に言うと、
中国がでかくなりすぎて、
アメリカの敵になったから、
アメリカはこれから中国を全力で潰しに来るっていうね、
そういう筋書きなんですよ。
それでその時に、
誰を味方につけるのかっていう話で、
それが日本だっていうわけですね。
日本というかアジアなわけですけど、
筋書きというか主張なわけですけど、
これね、
僕が説得力があるなって思ったポイントの一つに、
過去もね、
日本はそういう目に結構あってきたってことが書いてあるんですよ。
つまりどういうことかというと、
日本は今までアメリカに2回ね、
潰されているっていうことなんですね。
アメリカだけじゃないから、
海外、主に西洋の国々に日本は2回目をつけられて、
2回ダメにされているっていうね。
あんまりそういう視点で捉えたことがなかったんですけど、
簡単にかいつまんでみると、
まずね、
最初の第一次世界大戦みたいなのが、
世界大戦みたいなのがあって、
その時に日本は結構ブイブイ言わせてたわけですよね。
1回目は中国に勝ったりとか、
ロシアにも勝ってはないけど負けずにね、
どんどん成長してきて、
基本的には成長しすぎて、
第二次世界大戦でボコボコにされたわけですけど、
それが第一回目の日本のね、
没落というか、
やられた1回目で、
その後に、
戦後に日本はすごい経済復興したじゃないですか。
1960年ぐらいからですかね。
それでその時に、
その時もすごく経済成長して、
一時はアメリカを脅かすぐらいの成長を遂げて、
結局アメリカを抜かすことは、
多分どう考えてもできなかったわけだけど、
アメリカの半分ぐらいまでGDPが来たぐらいの時点で、
そこからね、
日本の没落の背景
アメリカにまたボコボコにやられたっていうね、
そういう経緯があるわけですよ。
どういうふうにボコボコにやられたのかっていうのは、
ここにもいろいろ書いてありましたけど、
今回は戦争じゃなくて、
いろんな経済のルールの枠組みの中で、
日本がね、
没落するようになったっていう。
言ってみれば、
その失われた30年っていうのは、
別に偶然起きたわけじゃなくて、
主にアメリカによってですね、
日本が没落するっていうか、
その元気がなくなるように仕向けられた結果、
起こるべきして起きた。
そういう30年だったってことなんですね。
この視点に関しては、
そうかもしれないけど、
別に違う視点もあるなと思ってはいるんですが、
この本の説得力のある面の一つとして、
著者の斉藤仁さんの
人生みたいなのとちゃんとリンクさせながら書いてあって、
この第2章か、
の著者の視点がね、
どういう過去によって育まれたのかっていうことを書いてあるところに、
この斉藤仁さんっていう人は、
最初に日本でね、
銀行に都銀だったかな。
銀行に勤めて、
すぐ辞めたらしいんで、
ちょうどその日本のね、
大学に行って、
大学に行って、
日本のね、バブルが弾けて、
1970年くらいの、
まさにその日本が失われた30年に入る、
タイミングで、
銀行を辞めて、
その後で思い切ってアメリカにね、
飛んだっていう、
アメリカに1人で渡ったっていう、そういう経緯なんですね。
なんで渡ったのかっていうと、色々あるけど、
1つはね、最初、
トランスジェンダーだって言いましたけど、
多分日本でそういうね、トランスジェンダーとして生きるのは、
性的マイノリティとして生きるのは結構、
きつい面もあったし、
多分その時はカミングアウトしてないと思うんですけど、
そんなこともあって、
アメリカでね、やってみようと思って出てきたっていう、
著者の人が、
完全にこれからね、日本が没落するなんてことは、
予想して出てきたわけで、
日本を捨てたわけじゃないけど、
でも結局ね、ちょうど、
その、斉藤さんが、
斉藤さんがっていうかね、
日本を出た後で、
日本はちょうどね、30年の停滞期に入ったっていうね、
結果だけを見れば、
完全に予知をしていたんだったら、
すごい予知力ってことになりますけど、
別にそうではないっていうことは書いてありますね。
失われた30年の本質
でも銀行を辞めるときは、
この銀行のビジネスモデルは、
もうこれは破綻するなってことを読んだからこそ、
銀行を辞めたというふうに言っているわけですけど、
当時はね、多分バブル真っ最中で、
時価総額のトップ10にね、
何社も入っていたみたいなね、
半分くらい日本企業だったみたいな、
今となったら信じられないような時代があったわけですけど、
その時に、このままだとやべえなって思って、
辞めてアメリカに渡ったっていう過去があるわけですね。
それで第3章に、
失われた30年の本質っていうね、
これは結構興味深いなと思ったんですけど、
失われた30年というのは、
要するに何だったのかっていうことを、
この独自の視点というか、
主張しているわけですけど、
簡単に言うと、
雇用を守ってみんなで痩せ細ったっていうね、
ことですよね。
景気が悪くなっているのに、
日本はね、就寝雇用だから、
従業員をね、
解雇できずに、みんなで給料を下げて、
それプラス、
それから非正規雇用を増やしてみたいなね、
そういうことをしたから、
結局その循環しなかったんだってね、
ことを言っているわけですね。
このロジックというか、視点自体は、
他の人も多分言っていると思うし、
多分その通りなんだなと思いますけど、
この本人も主張していることは、
景気が悪くなること自体は避けられなかったけど、
30年も続く必要はなかったっていうことを言っていて、
そうだよなって思うわけですよね。
どうすれば30年続かなかったのかっていうと、
やっぱり、
ちゃんと景気が悪くなった時に、
人員をその場で整理して、
簡単に言うと何人かでリストラして、
それで給料は下げずに、
ちゃんとそこで踏ん張ればよかったっていうことですね。
だから日本は、
これも書いてあったんですけど、
日本は失われた30年を実現するだけの
余裕があったんだっていう見方も
できるっていうことなんですよ。
同じような景気の交代を
経験した国に韓国が
あって、そこを対比してあったんですけど、
韓国はその余裕がなかったから、
一回自分の国の
いろいろ解体するしかなかったっていう。
その結果、早めに回復できたっていう面も
あるわけですよね、韓国の場合は。
日本はそれをやらずに、生地その体力があって、
豊かだったから、
なんとか頑張ってしまってというか、
なんとか耐え忍んでしまって、
その結果、傷が長引いたっていう。
それが30年も続いたっていうことですよね。
未来の日本経済
それで大事なことは、
それがようやく終わりを見せたっていうね。
これから時代が変わるってことを
言っているわけですよ。
でもこれから時代が変わるっていうのは、
多分ね、僕だけじゃなくて、この本を読まない人でも
多くの人がね、それを今すごい感じていると思うんですよ。
僕はこのラジオでも、
他のところでも、
ノートとかSNSとかでも、
ちょくちょく言ったり書いたりしているんですけど、
特に今年からね、
すげえいろいろ変わっているなって思っていて、
一番目立つのはアメリカですけど、
トランプ大統領とかね、
他の国の戦争とかもありますけど、
一番ね、
枠組みが変わる中で大きいのは、
やっぱりアメリカと中国なんですよね。
どういうことかというと、
今まで完全にアメリカの一極でね、
アメリカのゲームでやっていたものが、
それがいろいろ変わりつつあると。
何年も前から中国は結構アメリカを脅かす存在になってきたわけですけど、
この本で書かれていることだと、
中国は結局ね、アメリカには勝てないということなんですよ。
なぜかというと、
これはね、
分かりやすい例えが書いてあって、
カジノの胴元がね、
自分のルールを決めれるからっていうことですよね。
胴元っていうのはディーラーというか、
カジノを持っているね。
ここで言うカジノっていうのは、
世界のビジネスというか、
世界経済の枠組みみたいなことですけど、
やっぱりそれはね、アメリカ主体で動いているわけですよ。
一番分かりやすいのはドルだと思うんですけど、
基本的にその世界の決済っていうのは、
ドルだてで行われていて、
ドルっていうのはアメリカの銀行が吸っている、
アメリカのお金なわけですから、
それがある限りは、
基本的にはアメリカのルールに従わざるを得ないと。
アメリカは今ね、
かつて日本が調子に乗ってきた時に、
他の国と組んだりとか、
いろいろルールを変えて、
日本を没落させたみたいなことを、
これから中国にやってくる。
最初の時にちょっと話しましたけど、
その時に距離もありますから、
アメリカだけでそれをやるわけではない。
中国を落とすわけにはいかないわけだけど、
その時にパートナーというか、
手を組む相手が必要になって、
その時にちょうどいいのが日本だっていうわけですよね。
このロジックに関しては距離は近いし、
経済的にもね、
まだまだ日本はでかいから、
日本がより強く連携して、
中国を落としに行くっていうね。
そのロジックは何となくわかりますけど、
そんなに読んでいながら、
理屈はわかるけど、
果たして本当にそうなるかなみたいなことは、
日本がどのように復活できるのかっていうのも、
それも結構ね、あやふやというか、
曖昧なところではあるんですけど、
カジノの例えで言うと、
世界一のアメリカは、
今2位に来ている中国を落っことしたいわけですけど、
その時にどうやって落っことすかっていうと、
日本を勝たせる席に座らせて、
それによってね、
中国を落とすっていうね、
そういう例えが使われていたんですよ。
だから日本は自分の力じゃなくて、
アメリカに勝てる席に座らせてもらえるから、
また勝てるよっていう、そういう主張ですよね。
この考え方は多分ね、
日本人からは出てこないなって読みながらすごく思ったんですけど、
やっぱりこれはね、
書いている人がずっとアメリカに住んでいて、
アメリカの視点から見てるから考えられることだなっていうのは
すごく思ったわけですけど、
どのように日本が復活するのかっていうと、
人手の問題があるわけですよね、人手不足。
今まではね、
さっき言ったみたいに景気が悪くなっても、
日本は人を切れなかったと、
そういう仕組みがあったから、
ゾンビ社員みたいなのがいても、
それを切ることができずに、
どんどんみんなで痩せ細っていく一方だったっていうね、
ことなんですけど、
これからはそれをやらなくても、
勝手に年を取ってそういう人たちは退場していくから、
すでに人材の競争みたいな、
人材の獲得競争みたいなのは始まっていますけど、
その時にどういう企業が、
数少ない貴重な人材を取れるかっていうと、
やっぱりちゃんとお金が払えるところが残るわけですよね。
今でもだんだん日本の賃金みたいなのが上がってますけど、
これからどんどんどんどんどん、
これからは上がり続けていくインフレとか、
物価とかに合わせて、
ちゃんと給料も上げられるところじゃないと人が集まらないから、
簡単に言うと淘汰が起こるってことですね。
払えない企業は、
ビジネスモデルがちゃんとしていない企業は、
どんどん潰れていくという、
それで強い企業だけ残って、
それによって日本の経済が、
健全になっていくと。
それだけ聞くと、
それは果たしていいことなのかなって思っちゃったりもするんですけど、
弱いというか、
昔ながらの企業はもう全部やっていけなくなって、
変化した企業だけが残って、
それによってみんながそこに集まる、
そういう強い企業に集まって、
そういう企業の中で、
強い企業に集まっていくっていうね。
でもこれはね、
現在すでに起きていることだと思うし、
要するに資本のしっかりした、
イオンとか他にもいろいろありますけど、
ユニクロとかね、
そういうところに全部ね、
力が集中していって、
そうじゃないところは全部倒れていくっていうね。
これによって全体的に見ると、
日本の成長率というか、
経済は上向きになるんだと思いたいですけど、
組み替えみたいな、入れ替え戦みたいなのが行われるときに、
結構ね、
痛い目に遭う人はいるだろうなっていう予想は
日本の経済についての考察
簡単に立ちますよね。
この本はね、
いろんな人に好意的に受け止められているし、
読んだ僕もね、僕も読んでみて、
かなり説得力があるし、
いい内容だなって思っているわけですけど、
でもここまで喋っておいてですね、
疑問が2つぐらいね、
湧いてくるので、
それも最後にちょっと付け加えておこうかなって思うんですけど、
1個はね、
本当にそうやってうまくいくかなっていうね、
その根本的な疑問というか、
アメリカが本当に中国に書き続けて、
パートナーとして日本が選ばれて、
日本が勝手に席に座れるっていうのはね、
そんなにうまくいくかなっていう感じも少しするし、
でもこれに関しては、
もうちょっとしたら判明するだろうし、
なんとなくね、
それに近いことが起こるかなと思ったりするわけですけど、
それが1つと、もう1つはね、
この本に書かれているようなその流れでね、
世界の経済とか世界情勢が変わってきた時に、
それで日本は本当にね、
幸せになれるのかなっていう疑問もね、
こっちの方がもっと根本的な問題かもしれませんけど、
資本の強い大きな企業だけが生き残って、
そうじゃない企業がね、
倒れていくっていう、
言いながらね、そっちの方が絶対健全だし、
そうあるべきだったっていうのはわかるんですよ。
今までの日本がそれができなかったからこそ、
弱ってきて、経済的に弱くなって、
それで結局失われた30年になっちゃったっていうのはね、
重々理解しているんですけど、
やっぱりね、僕がまさにね、
その30年の中でね、
失われた30年の中で育ってきた世代なので、
それがダメだったってね、
これからそうじゃなくなるっていう未来を想像してみると、
まあね、長い目で見たらいいんだろうけど、
でもその間に結構ね、
なんていうか、シワ流れるよなってね、
そういうことも思っちゃう。
本当に、例えばあと10年後ぐらいに日本が結構ね、
上向きになっていくとしたら、
僕の子供とかの世代にとってはね、
例えば僕の子供が就職するような時に、
条件のいいね、就職先がいっぱいあるんだったら、
僕としてはね、親としては結構ね、
明るい未来だなと思いますけど、
僕らの世代にとって何かいいことがあるのかって言われると、
あんまりね、結局ね、
失われた世代はね、
ロストジェネレーションは結局失われてしまう。
そういうくらい想像もしちゃうわけですけど、
長々としゃべりましたが、
これぐらいにして終わりにしようと思うんですが、
最後に言えることがあるとしたら、
未来への期待と不安
この本で書いてあるようなその筋書きっていうのは、
一つの仮説、一つの予想であるわけですけど、
僕なんかね、世代的にも日本人であるとしても、
日本の人たちにとってはね、
一つの予想であるわけですけど、
僕なんかね、世代的にも日本人であるということからしても、
結構好意的にこれを受け止めるわけですけど、
例えばこの本をね、
例えば中国人が読んだとしたら、
相当な人が反発するというか、
受け入れないなと思うわけですよ。
アメリカ人とかが読んでも多分どうなるかわからないけど、
基本的に人っていうのは、
自分の立場を補強してくれるものを取り入れるし、
それをいいなと思うし、
そうじゃないものをやっぱり否定する生き物っていうね、
当たり前ですけど、そういうものなんですよね。
だからこういう本が日本人に受け入れられるっていうのは、
当たり前といえば当たり前なんですけど、
でもその根拠としている主張がかなりね、
その説得力があるっていうところで、
これは受け入れられてるし、
この人が日本のね、
偶然かもしれないけど失われた30年をちゃんとね、
予見して日本を飛び出たっていうところも、
説得力の一つになっているとは思うんですよ。
どちらに転ぶかっていうのはね、
もう少しすればわかるわけだし、
これからどんどん変わっていくと思うんですけど、
ゲームチェンジが起こるっていう、
それはもう間違いないかなっていうのは僕もね、
前々から感じていることだし、
でも僕はそのゲームチェンジが起こるってことに、
結構ワクワクしてるなっていうことを改めて思ったんですよ。
日本がどっちに転ぶかわからないし、
もっと言えば自分がね、
自分にとっていいことなのか悪いことなのかわかんないけど、
でもね、僕は結構この流れにね、
乗っていけそうだなっていう感じが多分してるから、
この本が面白く読めたんだなと思ったんですよ。
わかんないですけど、
今大企業に勤めていたりとか、
いい目にあっているというか、
おいしい目にあっている人は多分こういう内容はね、
そんなに受け入れられないんじゃないかなっていう気もしたわけですよね。
要するにそういう人たちはこれからね、
どんどん悪くなっていくっていうことでもあるわけですから、
勝ち組と負け組が入り替わるみたいな、
そういうね、極端に言うとそういうことだから、
どっちかっていうとそのね、
下の方にいる人たちにとっては希望があるし、
上の方にね、相対的にそっち側にいる人にとっては、
あんまり面白くないことがこれから起こる。
でもね、僕の一番の楽しみというか、
ワクワクしているポイントは、
本当にね、どうやって変わっていくのかなっていうのを、
そういうのね、ウォッチしているのがね、
一番なんか楽しいなというか、ワクワクしているなっていう。
自分も当時はね、
ワクワクしているなっていう。
自分も当事者ではあるんだけど、
でもこれがね、どうやってね、どういう理屈で何が起こって、
それが変わっていくのかっていうのを、
一個一個ね、その時代に生きながら、
見ていけるっていうのはね、
これはなかなかね、エキサイティングだなとね、
思っているわけですよ。
多分ね、この感覚というか、
自分がどっちになるかわかんないけど、
とりあえずその方から見ているのがすごいね、
傍観者みたいなもんですけど、
それが楽しいなと思うのは、
僕の特徴だなとも思ったんですよ。
これは別に本の内容と全然関係ないんですけど、
僕がね、やっぱりそのなんか、
自分が主体的に何かやるっていうよりも、
何か動いているものを見て、
すごく好きな生き物なんだなってことをね、
改めて思いました。
ちょっといくら話しても、
多分話はまとまらないと思うので、
まとめずに終わりにしたいと思います。
夏休みが始まりましたが、
良い夏をお過ごしください。
ありがとうございました。さようなら。
34:06

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