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2023-12-04 39:18

【#9 ウェルビーイング】現役人事社員が語る健康経営のここだけのハナシ

▶️今回のテーマ

ウェルビーイング:仕事をするにも体が資本なんだよなぁ

▶️今回の内容

今回は現役人事社員が語る健康経営のここだけの話。特にウェルビーイングについて語ります。でも、なぜか戦後復興期から語り始めるうれしの。現代に辿り着くのはいつになるのか?エンゲージメント、D&I(多様性)、そしてウェルビーイング。この3つを新ビジネス三種の神器と勝手に定義したうれしの、そんなうれしのが熱を込めて語るウェルビーイングを中心とした人事戦略の今昔物語、ご期待ください。

▶️ダイジェスト

  • 今回はうれしのメインスピーカー回
  • HRパーソンの視点からのウェルビーイング
  • ビジネス三種の神器の新旧ってなに?
  • 仕事が楽しいかが重要で、自分から面白さを見つけるのがキモ。
  • やっぱり健康がたいせつだよねってしみじみ思う
  • 次回予告

▶番組HP

https://sites.google.com/view/rikedan/

▶️感想・質問フォーム

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▶️番組X(旧Twitter)

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参考文献

戦略人事のビジョン/八木洋介、金井壽宏

https://www.amazon.co.jp/戦略人事のビジョン-制度で縛るな、ストーリーを語れ-光文社新書-八木-洋介/dp/433403683X/ref=sr_1_1?adgrpid=82618837836&gclid=CjwKCAiAjfyqBhAsEiwA-UdzJEFAVbTap4oE56-N3UGctjxmj8eQLBAASVGCbEkRoviLkFB6TldNVRoCbRcQAvD_BwE&hvadid=665617107571&hvdev=c&hvlocphy=1009176&hvnetw=g&hvqmt=e&hvrand=3351370205668420203&hvtargid=kwd-470534308988&hydadcr=27487_14701027&jp-ad-ap=0&keywords=戦略人事+の+ビジョン&qid=1700789699&sr=8-1

日本の経営/ジェームスアベグレン

https://www.amazon.co.jp/日本の経営<新訳版>-ジェームズ・C・アベグレン-ebook/dp/B07DDHSB5H/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=1JLEHOBKZ6GOY&keywords=日本の経営&qid=1700789922&s=digital-text&sprefix=日本の経営%2Cdigital-text%2C212&sr=1-1

正社員時代の終焉/リクルート雇用政策プロジェクト2004

https://www.works-i.com/research/works-report/item/r_000127.pdf

戦略的人事(1)目的なき戦略は戦略にあらず/八木洋介

https://www.cicombrains.com/column/yagi/yagi-c201704.html

職場のウェルビーイングを高める/ジムクリフトン、ジムハーター

https://www.amazon.co.jp/職場のウェルビーイングを高める-1億人のデータが導く「しなやかなチーム」の共通項-ジム・クリフトン/dp/4296114344/ref=sr_1_1?adgrpid=143123073772&gclid=CjwKCAiAjfyqBhAsEiwA-UdzJLH0U6GU-30xa7oj81JxEKZEiCtgKlXmPE95fjuLq4DdF4qyc9POOxoCmyUQAvD_BwE&hvadid=658785029188&hvdev=c&hvlocphy=1009176&hvnetw=g&hvqmt=e&hvrand=74629614437948854&hvtargid=kwd-1679901653704&hydadcr=25440_13618885&jp-ad-ap=0&keywords=職場のウェルビーイングを高める&qid=1700795774&sr=8-1

00:07
みなさん、こんにちは。今日は私、嬉野川メインスピーカーのカイです。
おー。
普段はね、中瀬子さんが台本作って、私、嬉野川編集担当で分かれてるんだけど、今回はね、台本も編集も私、嬉野川やってますよ。
よっ。
いや、これね、みんなもっとね、俺のことを褒めたたえた方がいいと思うよ。大変だねって。
大変だね。
ありがとう。
で、今日はHRっていう仕事、いわゆる人事総務で仕事をしてるから、その立場から健康経営とかって言われるウェルビーイングの話、これをしていきたいと思います。
で、ちょっと事前知識をインプットしなきゃいけない都合で、イントロがね、長くなるんで、みなさんちょっと我慢してくださいね。
で、中瀬子さん。
はい。
ウェルビーイングって言ったけども、これどんなイメージありますか?
ウェルは良い。
良い。
で、ビーイングは存在とかそこにあるっていうことだから、よくある。漠然としてるけど、何の心配もなく楽しく生きてるっていうイメージかな。
いいとこついてくんね。
じゃあそこんとこね、ちょっと詳しく説明したいと思います。
いきますよ。
はい。
じゃあ今日も始めていきましょう。
理系団健康論。
理系団健康論は健康になりたい人事総務の最前線で働くウレシノと、みんなに健康になってほしいアメリカの国家資格を持つカイロプラクティックドクターの中瀬子の理系男子2人が、健康に関する基礎知識を紹介し、時にはアップデートしてみんなで健康リテラシーを高めていく番組です。
みなさんこんにちは。パーソナリティーの中瀬子です。今日はキキ役です。
同じくパーソナリティーのウレシノです。
今日は私が話していきますんでよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さて、イントロから入っていくよ。
はい。
突然だけどさ、三種の神器って言われると何か思い浮かぶものあるかな?
まあ三種の神器って、真っ先に思い浮かぶのは日本古来から天皇家に伝わると言われている、あれでしょ。
ヤタノカガミ、草薙の剣、あとはマガタマ。
そうだね。
または、家電にも三種の神器ってそういえばあったよね。
ちょっと前の話かもしれないけど、テレビ、洗濯機、掃除機。
ウェルビングやのにあんまり関係なさそうな話から始まったな。
いやそれがさ、関係するんやってこれ。
そうなんや。
特にその家電の三種の神器、これが微妙に関係してくるわけよ。
ウェルビングと?
そう。それを聞いてたらね、この巧妙なトリックに気づいてくれるはずなんやけど。
03:02
そうだよ。
まずね、この家電の三種の神器ってさ、戦争が終わりましたと。
第二次世界大戦、太平洋戦争が終わった後に
高度経済成長期に至る日本人の生活の質、いわゆるQOLね。
これ爆上げしてきたじゃんか、テレビとか洗濯機とか掃除機とかって。
これと同じようにビジネス、仕事にも日本企業が成長を遂げるために
重要な役割を果たしたビジネスの三種の神器っていうのがあるんだよね。
これ何か想像つく?
あ、えっとね、ファックス。
サックス?
ファックス。
ファックス?
ファックス、サービス残業、社員旅行。
あとね、最後の社員旅行がちょっとかぶってるかもしれんな。
ちょっとかぶってる。ちょっとかすった。
かすったけど、ファックスはね、違う。
なんかね、ビジネス三種の神器って物じゃないんだよね。
あ、そうなんや。
仕組みとかさ、そういう系なのよ。
あー、そういうこと。
そうそう。でね、これ多分言ったら聞いたことあると思うんだけど、
年功序列と就寝雇用。
そして企業内組合。これの3つ。これイメージつくかな?
年功序列と就寝雇用っていうのはもうその字がそのまんまそれを伝えてるか分かるけど、
企業内組合っていうのは、これ三種の神器なの?
そう、三種の神器の一つ。
いわゆる労働組合のことなんだけど、企業の中にその所属の従業員だけ。
例えばトヨタだったらトヨタ労働組合とか、パナソニックだったらパナソニック労働組合とかっていうので、
そのそこの従業員だけで組織された組合のことね。
あー、なるほど。
これね、日本独特に近いんだよね。
えー、そうなん?
例えばさ、ヨーロッパで、首都がありますとか何とかいろんなニュース出るじゃん。
あるよね。
これってさ、例えばその何とか鉄道の組合じゃなくて、いわゆる職種別の組合なんだよ。
例えば、鉄道全部の人たちの運転手組合とか、大工組合とか、遺宿の組合だね。
遺宿の組合ってフリーメイソンなんだけどさ。
もうまさしくフリーメイソンだね。
いわゆるその昔のギルドっていうのを流れ組んでるんだよね。
なるほど。だから職業だけでまとまってるってことね。
そうそう。横の連携っていう感じかな。
なるほど。
で、一方で日本はその同じ会社の中に、同じ属性の人たちが集まった労働組合っていうのを作ってる。
06:02
で、これのメリットっていうのは、例えば会社の施策をいろいろ考えてるわけじゃん。会社の人たちっていうのは。
こういう風にしたら儲かるかな。
で、それに対して同じ属性の人たち、同じ会社の人たちが労働組合にいるから、その人たちにこういうことやりたいんですとか、これちょっと我慢してねとかっていうのって結構交渉簡単になってくるんだよね。
例えば同じ会社の中に大工の組合さんがいて、鉄道の組合がいて、これの組合がいてっていろんな組合があると、全部と話さなきゃいけないから結構大変になってくるね、交渉が。
だから決断が早くできると。そういうメリットがある。
なんだけどデメリットっていうのもあって、結局会社も組合も同じ会社に属してる人じゃん。
会社側っていうのは労働組合の人が出世して管理職になって会社側に移るって感じだから、結局みんな同じなんだよね、考え方が。
そうすると、なかなか新しい意見とかが入り込みづらいっていうか、改革がしづらいんじゃないかなっていうデメリットも存在してる。
そうだよね、似たような人がいっぱいいるってことだよね。
このビジネスの三種の神器、これ誰が言い出したかっていうと、ちょうど戦後の復興期に目覚ましい復興してたわけよ、日本って。
そこの経営戦略を見て、1958年、本当に終戦から13年後くらいかな。
アメリカの経営学者のジェームス・アベグレンって人、この人が自分の著書で日本の経営っていうのを書いたのよ。
そこにこの三つ、年功序列、就寝雇用、企業内組合、この三つが日本的経営の特徴として紹介されてたと。
その後1972年にOECDが対日労働報告書っていうので取り上げられたのね。
日本人もこの三つが素晴らしい日本らしい経営戦略として認識することになったわけよ。
ところで、この三つの三種の神器、年功序列、就寝雇用、そして企業内組合。
この三つの単語、今の2023年の中瀬子さんが聞くとどう思う?
単的に言うと、親分的なものを感じるね。
親分?
親分がルールを決めたから、それに従ってくれと。
でもその代わり守ってあげるっていう。
なるほどね。
労働組合もさ、会社に属してる以上、会社の傘の下にいるわけよね。
そうだね。
だからやっぱり守られてるよね。
労働組合ってすごい能動的に見えるけど、でも実は結構受動的に見えて、
09:04
企業に属してない自分の立場から見れば、すごく守られてるっていう反面、
なんかね、やっぱりちょっと窮屈そうに見えるよね。
なるほどね。
よくドラマとかでさ、御用組合とかって言い方してるとこもあるよね。
まさしくそんなイメージがあるかな。
第二人事部みたいなね、そんな感じでね。
なんかそういう風に見えるな。
中瀬子さん鋭いね。
そう?
あれ、企業勤めしたことあったっけ?
企業はない。
そうか。
就職はしたことあるけど、いわゆる大きな企業、誰もが知ってるような名前の企業とか、
その事業員1万人とか2万人とか以上のところっていうのは就職はしたことない。
そうか。それなのに外から見てると結構厳しい目で見るっていうのもあるかもしれないな。
そうやね。やっぱり自分が経営者をしてるから、やっぱりちょっとどうしても違いっていうのは見やすいかもしれない。
なるほどな。
本当にね、中瀬子さんが言う通り、この3つの三者の仁義。
いわゆるね、会社が全部守ってやるから、お前ら一生懸命働けと。
その代わり生活とか、余暇とか、そういったものはすべて会社から与えてあげると。
なんだろうっていう感じなんだけど、いわゆるね、五層宣伝方式っていうんで、
お館、日の丸。
五層宣伝方式。
中瀬子が今お館って言ったんだけど、五館っていう会社があって、その周りの巡洋館とか輸送館が従業員たちで、
それにくっついていくって感じなんだよね。
なるほど。
それが戦後復興期にものすごく効果を上げてきたと。
ただね、日本って昔からこの働き方やってきたわけじゃないんだよね。
そうなんや。
日本の伝統的な働き方みたいなこと言われてるんだけど。
違うの?
違う違う違う。実はこれね、戦後から始まってんのよ。
新しいんや。
戦後になるまでに、正社員っていう単語すらなかったんだよ。
明治時代とか大正時代は、本当に機関工とか部屋取りとか、あと職人さんとかそういう人たちが多くて、
今みたいなこの会社勤めの人が、正社員って言われる会社勤めがたくさんいるっていう状況は全くなかった。
そうなんや。
なんでそれがあったかっていうと、戦後復興期でどこの会社も業績伸ばしたいよっていう時に、
自分の従業員が、自分家の従業員がすぐいなくなったら困るじゃん。
あれもこれもいっぱい作れって言われてるのに。
確かに確かに。
それを離職させないために、この3つを戦略として用いてるのよ、今日本っていうのは。
一般的に参照人義がずっと来てて、バブル崩壊ぐらいで崩壊したなんていうことをよく言われるんだけども、
実はね、これもっと前に崩壊してて、もっと前ね。
12:03
第二次オイルショックって、我々全然経験してないんだけど、
1978年頃、ここで実はこの戦略って行き詰まりにしてきたんじゃないかなっていうふうに言われてる。
俺らの生まれるちょっと前ってことだね。
そう、ちょっと前。
実はうちらが生まれた時って不況だったのよ。
1980年生まれたからね、うちらが。
そうだね。
で、その時に本当は参照人義、年功序列とかっていうのは、これ戦略なわけよね。会社が生き抜くための。
だけど、この戦略見直さなきゃいけないんだけど、日本人ってさ、今でもそうなんだけど、海外の人とか権威に言われたら弱いじゃん。
確かに弱いよね。
で、アメリカ人に参照人義素晴らしいって言われたから、これがね、戦略を見直すどころか、その戦略が文化になっちゃったの。
文化に祭り上げてしまったの、日本人が。
どうだ、すごいだろうって感じだったのかな。
もう本当にね、マガタマとかそういうね、参照人義みたいに、祭り上げちゃって、誰も触れちゃダメだみたいな感じになっちゃったのよ。
ああ、なんならもう本当誰も見たこともないしってやつがね。
そうそうそうそう。
なるほど。
で、そのまま布教が続けば、多分これ見直されたんだけども、あのね、間が悪いことに1985年にプラザ合意っていうのがあったのよ。知ってる?プラザ合意。
知らない。
知らない。アメリカがさ、今まで1ドル360円だっけな、固定レートでやってたのを、変動レートに変えますよって。
あれね、それはプラザ合意っていうのね。
そうそうそう、プラザ合意ってやつ。
そうなんや。
そうすると、一気に円高になってったのよ。円高になると、今度は輸出産業が好調になってくると。
で、そうなるとお金もどんどん余ってくるということで、それがバブルを生み出してしまったのね。
で、このバブルが訪れちゃったのが、産主の仁義を変えるっていうことができなくなっちゃったっていうところね。
銀行とかさ、大手電力会社とか鉄道とかに入れば一生安泰だみたいな感じで、その頃もずっと言われてたのよ。
なるほどな。
ハンザワナオキってドラマ見たことある?
もちろんあるよ、大好きなんですけど。
あれ、一番最初さ、入社の採用面接のシーンから始まるじゃん。
そこでめちゃくちゃ大量の人がいて、うちに入ればもう安泰ですからなんて言ったりとかさ、内定者を囲ったりとかなんかしてたわけじゃん。
で、その状態でずっと来て、1992年のバブル崩壊ってところから今に至るってことなんで、
この1978年スタートから、実はもう今だけ失われた50年ぐらいになってるんだよね。
50年違う、45年ぐらいかって俺は思ってる。
なるほど。だから変わらないといけないときに、思わぬ邪魔が入って、邪魔って言ってもネガティブな邪魔じゃなくて、
15:07
たまたまそれですごいうまくいってしまって、結局変われなかったってことだよね。
でもさ、この状況ってさ、今でも本当に今の今でも続いてるの?今でもこの三四の神器っていうのを有難がってるの?
そこなんだよね。もうね、今その状態で続いてる企業ってだいぶ少なくなってきたんじゃないかな。
ちょうどここ数年っていうか、2010年ぐらいを目途にトレンドが変わってきたんじゃないかなっていうふうに思ってる。
10年ぐらい前から変わってきてるってことね。
そうそうそうそう。ちょうど自民党が政権を取って、安倍首相が誕生したぐらいの頃かな。
その当時の人たちって、2000年代後半にリーマンショックがあって、2011年に東日本大震災があって、
どんな大きな会社でも倒産とか買収とかされてしまうような世の中になったなってみんな認識してきたわけじゃん。
そうするとさ、会社は自分たちのことを守ってくれないとか、自分のことは自分で守るしかないななんて行動する人たちが増えてきた。
で、ちょうど俺たちその世代に該当するところかな。なんかよくロスジェネ世代ってか、ロストジェネレーション世代なんていうふうに言われてるとこかな。
なるほど。でもそのバブル崩壊とはちょっとだけ時間にズレがあると思うけど、なんでバブル崩壊すぐに変わらなかったの?
そりゃさ、昔の幻影を追い求める人たちってたくさんいるわけよ。健康でもそうだけどまだ大丈夫とかさ。
ちょっと調子が悪いだけだからすぐ元に戻るよなんていうふうな人たちがたくさんこの会社の中枢に居残ってたわけですよね。
過去の成功体験にすがりたいとかさ、そういうふうに思っちゃう人たちがたくさんいるわけですよ。
バブル世代の人に話を聞くとさ、いつもバブル世代の遊び方とかってめっちゃ羨ましいなと思ってさ。
俺も一回経験したいなと思うけど、やっぱり一回経験してしまうとその時の旨味っていうのがちょっと身に染み付いてしまって、やっぱこう逃れにくくなるんかな。
そうだよな。一度豊かになったりさ、生活水準上げると下げるって大変だってよく言うじゃん。
まさしくそれってことね。
ちょうど俺らが小学生の時とかじゃん、バブルの世代ってさ、トレンディードラマが流行ったりさ、1万円をピッと指に指してさ、タクシーを呼んだりとかさ、経験してないけどなんか羨ましいよなちょっとな。
一回経験してみたい。
それでね、ちょっと今のトレンドに戻ってくるんだけども、今のトレンドってさ、会社が従業員のことを一生面倒見ますっていうのはすごい難しくなってるのね。
で、従業員もさ、自分の身は自分で守らなきゃいけないなんてことを考えてるわけだから、結局ね、従業員と会社は対等な立場にいるよっていうようなトレンドに今変わってきてるかな。
18:12
だから従業員に全てのものは自分事として考えてくださいねっていう、そんな感じになってきてるかな。
ああ、そういうふうに変化してきたってことね。
そうそうそう。例えばさ、最近の流行りで言うと、スキルを学び直すっていうリスキリングだとか。
リスキリング。
そう、学び直しっていうふうに訳される。
そういうことね、もう一回ってことね。
そうそうそう、新しいことを学びましょうみたいな。
とか、あと退職金は自分で運用してくださいねっていう、確定拠出年金、いわゆるイデコとかそういうことかな。
そういうふうに自分でやってねっていうふうに来てて。
で、やっとですよ。従業員と会社は対等な立場っていうトレンドの下で重要で大切なね、戦略が3つ登場してくるんですよ。
それがね、やっと言えるよ。新三種の仁義でございます。
前置き長っ。
ごめんね。
長っ。
長いよね。
いや、長い。でもとりあえずたどり着いた。新三種の仁義。
そう、いきなりこれ言うとわけわかんないんだけど、こういうトレンドが変わってきたよっていうことでね、今言うんだけど。
わかったわかった。
で、この新三種の仁義。一つ目がエンゲージメント。二つ目がD&I。ダイバーシティー&インクルージョン。
で、三つ目が出ました。ウェルビーング。この三つと俺が定義した。
お前が定義したんかよ。
そうそうそう。
一番最初の最初の仁義はなんか偉いなんか人やったけど、これ新三種の仁義って定説じゃなくて、嬉しの定義ってこと?
そう、俺の定義。
うそやろ。
ほんとほんとほんと。
そうなんよ。なんかものすごくうさんくさくなってるけど大丈夫かな。
大丈夫大丈夫。こっから聞いてもらえばね、ああそうだねって思うから。
本当に?
そう。いろいろさ、仕事さっきさ、リスキリングだとかなんとかも言ったんだけど、いろんな方策あるんだけど、人事の戦略としてはこの三つに全部修練されてくるんだって。
例えばさ、例えばエンゲージメントっていうのは、会社と社員がお互いにコミットしましょうねっていうことね。信頼関係っていうこと。
うんうん。
二つ目のD&I、ダイバーシティー&インクルージョンっていうのは、いわゆる多様性を尊重しましょうっていうこと。
うんうんうん。
多様性がないと新しいこと生まれないからね。
流行ってるよね。
そうそうそう。で最後のベルビーイングっていうのは、毎日が楽しいことかな。
じゃあ俺が最初に言ったの結構当たってるよ。
だいたいやってる。
でもさ、なんか最後のベルビーイングだけ、なんかすっごい曖昧っていうか。だって毎日が楽しいってすごい曖昧じゃない?
21:00
そう。
三種の人気って言ってんのに、なんか曖昧やんそれだけ。
そうなのよ。結構ね、曖昧なの。
曖昧。
いやこれね、エンゲージメントもD&Iもベルビーイングも全部ね、結局曖昧なのよ。
年功序列とかさ、就寝雇用ってもうそのまんまじゃん。仕組みがカチッとしてるじゃん。
そのまんまやね。
でも今は、いろんな風に変化していく日々、毎日だから、やっぱり大切なものもコアはあるんだけど、その周辺を彩る方策というか、
そういったもの、戦略っていうのは結構ね、アメーバ的に動いてるようなイメージが俺の中ではあるんだよね。
で、ちょっとベルビーイングね、ちょっと詳しく説明していくんだけど、なんかよくさ、健康経営って聞いたことない?
あるある。あるよ。よく聞く。
そうでしょ。健康経営のホワイト何百名柄とかさ、よくその上場企業を言ってたりするんだけど。
するよね。
これがね、ベルビーイングと結びついているんだけど、でもさ、健康経営って聞くとなんかヘルスケアみたいなイメージない?
うん。確かにその側面はあると思う。
でもさ、それって一個だけの側面しか見てないんだよね。
ヘルスケアって重要なんだけど、心身、心と体が健康なだけで、本当に毎日楽しいですかって言われると、そんなことないよね。
確かにね。
で、中坂さん質問です。
はいはい。
充実した人生だと思う条件、いくつか言ってみてください。
その職業上まず健康っていうのを推したいけど、でももしそれ以外なら、例えば仕事にやりがいがあること?
やりがいね。
うん。あとは没頭できる趣味があること?
趣味。
あとはね、パートナーでも子供でも友達でも誰でもいいんだけど、自分以外に自分の大切な人がいるっていうことかな。
なるほどね。
それが人生の充実と関係あるかなと思うけどね。
そうね、だいたいあってるよ。
これをね、いろんな人に分析した結果っていうのを、ギャラップっていう会社があるんだけど、その人たちが充実した人生と思う条件っていうのを5つまとめてみたのね、いろんな人のアンケートというかヒアリングしながら。
で、その結果5つになりましたと。1つ目がキャリアのウェルビーング。いわゆる日々やってる仕事が大好きだよってこと。それから2つ目が人間関係のウェルビーング。いわゆる人生を豊かにする友人だとか家族だとかがいるっていうこと。
で、3つ目が、ちょっとこれ中坂さんここがちょっと抜けてたんだけども、経済面のウェルビーング。上手にお金を管理できているというか、自分がやりたいことにお金を費やすことができるっていう。で、4つ目が身体的なウェルビーング。いわゆるヘルスケアの部分はここだね。
24:14
さっきな中坂が趣味とか仕事とかも言ったんだけど、やっぱりやり遂げるエネルギーがないとそれできないからっていうことで、身体的な健康っていうのもここにあがってる。で、最後5つ目がコミュニティのウェルビーング。自分が属しているコミュニティとか関係する団体とか環境っていうのが、そこが心地よい場所だよねっていうこと。
この5つっていうのは充実した人生の条件だっていうふうにそこの会社は言ってる。その中でも1つ目のキャリア。このキャリアがウェルビーングを高めるためには最も重要なファクターを占めているっていうことがいろんな人の分析でわかってきた。
つまり、今やってる仕事が楽しいかどうか。これがすごい重要なんだよね。だって考えてみるとさ、一般の会社員って少なくとも1日の3分の1は会社で過ごしてるわけじゃん。だからそこの場所、それからやってることが楽しくないと人生楽しくないよねっていうような理屈はわかるよね。
もちろんそれはものすごくよくわかるね。だって仕事が人生を占める割合ってものすごく大きいからさ、その仕事がもし満足してないんやとしたら、なんていうか人生の大きな損失というか、もったいないなと思うね。
自分で経営してる理由の大きな理由もそこにはあって、自分が仕事を楽しいと思わなければさ、本当に楽しくないからさ。だからそれは本当によくわかる。
そうでしょ。ただね、自分ってほら人事総務やってる人間じゃないですか。で、いろんな従業員と接してたり見てたりするんだけど、なんか楽しそうに仕事してる人ってなんか少ないなっていうふうに思うのよ。
そう。で、いろんな声を聞いていくとさ、例えば会社があれしてくれない、これしてくれないとか、あの上司はこの人を悲劇しているなんていうような、なんか不満がすごい多いんだよね。
でも不満というのは従業員からの声っていうことだから、それを一つ一つ潰していけばそれでいいんじゃないの?
そう、それを潰すことも重要なんだけどさ、不満を解消するだけだと新しい不満がまた出てくるんだよね。
そう、例えばよ、あの従業員が会社の社員食堂のラーメンとうどんが一日おきに出てるから、私はうどんが毎日食べたいのに、これはちょっとつまんない、毎日うどんを出してくれということで、ラーメンとうどんを毎日出したとすると。
そうすると今度はうどん毎日食べてるんだけど、うどんは好きなんだけど関西風と関東風をやっぱり食べたいからいろんな味を出してくれなんていうふうに、どんどんどんどんこう新しいのが出てくるのよ。
27:10
ああ、なるほど。 だからそれは職場環境を良くすることではあっても、いわゆる従業員のウェルビーングを高めるっていうふうには、なんかね、なってかないなっていうふうにずっとやってて思う。
ああ、なるほどね。 これね、本当にね、最初やっぱりそうやって思って不満を潰し込んでいこうっていうふうにやっていくんだけど、
絶対ね、それをやったところで、そのウェルビーングのスコアっていうの、これ伸びないんだよね。
そうだね。不満を一つ一つ解決するというやり方ではどうしても行き詰まってしまうってことね。
そうそうそう。 じゃあそれ以外の方法っていうのは何かあるの?
それさ、めっちゃ難しいんだよね。
今、会社としてこんなことやってますって言ってるから、なんなんだけどさ、難しいんだけど、結局自分から面白くする努力っていうのが必要なんじゃないかなっていうふうに思うのよ。
例えばね、与えられてる仕事の中で、昨日より今日がちょっとレベルアップしたとか、仕事やっててここが面白いよねとかいうちっちゃな目標。
これを自分自身で作ってクリアしていくっていうのはすごい重要だと思う。
ドラクエとかさ、ファイナルファンタジーみたいに自分のステータスがちょっとずつ上がっていくってなんか楽しくない?
楽しいね。なんかやっぱり前進してる感じがするもんね。
あともう一つは、他の人と比べすぎちゃダメかなっていうとこ。
結局ね、人を妬んだところで自分には何のプラスもマイナスもないんだから、それ言っちゃっても意味ないよねって。
悲しいかの世の中ってさ、少しだけ不公平じゃん。どっからどう言っても。
いや不公平だと思うよ、俺も。
でもそれを嘆いても始まんないから、その不公平な状態をスタートラインとして考えるっていうんでいいんじゃないかなって思うんですよね。
俺らだってさ、三重県出身じゃん。東京生まれとはもうその時点でギャップがあるわけじゃん。いろんなところでスタートラインがね。
それ嘆いたっても始まんないんだからさ。
世間が悪いとか、社会が悪いとか、そういったのは学生までにしといた方がいいんじゃないかなって。
お釈迦様もね、昔ね言ってたんです。
痛い痛いと言って喚いて治るんだったら、どうぞ好きに喚いてくださいと。
でもそうじゃないでしょ。だったら意味がないからそんなことしちゃいけませんよって言ってるんですよ。
お釈迦様はええこと言うな。
でしょ。やっぱり仏教って素晴らしいねって思うね。
それからね最後にね重要なのは、自分が興味があることとか、やりたいこととか、自分の強みって何だろうっていうのを
30:00
自分自身で分析するっていうか知ってることが必要なんじゃないかなって。
それが分かれば今の会社でそれが実現できるのか、できないんだったら他の会社行った方がいいのか、もしくは独立した方がいいんじゃないかなって判断はねできると思うんだよね。
だからキャリアのウェルビーイングを高めるっていうのが最も重要だっていう風に言ってるんだったら、
自分自身が何をしたら楽しいと思える仕事に出会えるかっていうのを探さないといけない。
そうやんな。ものすごくそれってロジカルなプロセスやから、ロジカル的な思考が得意な人は案外そこにたどり着けるかもしれんけど、
なんかあんまりそうじゃない人もいるから、それを伝えていくっていうのはあんまり簡単じゃなさそうだね。
これがねめちゃくちゃ難しい本当に。
あのいろんな人とねこの辺の議論自分もしてるんだよ。
結局その何やんなきゃいけないって言うと最終的には自分自身をメタ認知しなきゃいけないよねって結論になるんでね。
ゴールはそれで大体決まるの。
でも自分自身をメタ認知させるためには教育というかリベラルアーツというかいろんな訓練が必要なんだよ。
ただそれをさどうやってやるってさめっちゃ難しいんだよね。
難しいよね。そのスイッチがオンになってない人に特に話をすんのはすごい難しいよね。
難しい。だから民衆というか従業員を先導する役割っていうのを自分のような人事総務っていう人が持ってかなきゃいけない。
やっぱりね一足飛びにやれって言っても無理だからスモールステップ。
ちっちゃい目標とか達成感を少しずつ与えていってやらせるっていうことと
あとちっちゃなことでもいいからあなたはこれの責任者ですよなんていうふうに責任を持たせると結構ね
この仕事楽しいかもとか考えるってこういうことだねっていうふうに理解が少しずつできてくるかなというふうに思います。
たださっきギャラップ社がさキャリアのベルビーングが一番大事だねって言ってたんだけど
とはいえね先立つものはやっぱり健康ですよ。
それは間違いないよ。
肉体的にも身体的にもメンタル的にもさここがないと何にもできないよねやっぱりね。
だからこの分野っていうのはさもちろん俺より中瀬子の方が詳しいから
理系団研討論でこの先ももっといろんなこと発信していってほしいなって思ってるし
俺自身ももっと勉強していきたいなっていうふうに思ってます。
じゃあ頑張ってください。
お前は頑張って。
しっかりついてきてください。
途中でスマホ見たりしやんから安心して。
暇そうにしてたらなんか俺もちょっともう今日はここでやめますみたいな感じで。
33:03
進行しながら聞きてやるって難しいんだよね結構ね。
次どこ行くんかなみたいなことはあるんだけど。
あとこれ後でコメントしなきゃみたいなことを考えてるとさ
間がスポット抜ける時あったりするんだよね。
あるよね。
そもそもあるあるってことね。
どんなところでまとめていくとさ
仕事は仕事で割り切って休みの日は思いっきり楽しみますっていう人生も
それもそれでいいと思うんだけど
私はねその仕事とプライベートこれどっちも充実してる方が楽しいと思うし
そのためにね自分自身が何したいんかとか
今の仕事の面白ポイントは何っていうところを分析して実行していくっていうのが
人生楽しむ上で重要かなっていうふうに思ってます。
でこれさ自分も徐々にそうなってきてるんだけど
仕事とプライベートってどんどん境目がなくなってきてる気がするんだよね。
そんなことない?
そうでもない?
どうかな。まあオーバーラップするとこあるよね。
休みの日に仕事のこと考えるなんてうわーって思わなくなってきてるし
逆に仕事中も仕事のアイディアがプライベートで行かせるなーとか
このラジオで行かせるなーって考えたりさ
だいぶ入り混じってきてる
どっちも良い方に働くように活用できてるってことやね
メリハリがないっていう話じゃなくて
お互いが良い影響を与えあってきたなって感じ
そういうことですね
そうなってくると楽しくなってくるんじゃないかなっていうふうに自分は思っている
なるほど
今日はなかなか興味深い話だったね
旧3種の人気っていうのが年功序列、就寝雇用、あとは労働組合
そっから現代はエンゲージメント、D&I、ウェルビングっていう風に
これは嬉しさが定義する新3種の人気だけど
これにシフトしてるっていう話だったよね
今日の話を聞いて感じたことっていうのは
働く人のマインドは受動から労働への切り替えが求められてるっていうことなのかなと思ってて
自分で経営する人と雇われて働く人っていうのは
仕事に関する視点がかなり違うと思うけど
でも今回のうれし野の主張からは
全員がどんな人も自分の人生の社長になって
自分から工夫して自分で自分の人生をデザインしていこうよっていう風なメッセージを受け取ったかな
いいこと言うねんだかせこさん
人間さ生きてれば辛いこととかさ
36:01
辛いこととかさ
あとは辛いことなんかもあるけどさ
辛いことしかないんか
これを聞いてくださった方も
自分の仕事についてちょっと考えてみたらどうかなと思ったな
もし仕事を辞めるっていう選択になったとしても
人事総務のうれし野が裏口採用で応じてくれるそうなんで
皆さんうれし野さんを頼っていただいたらまた
今の仕事面白くなくても
うれし野会社すごい良い会社らしいんで
皆さん入れると思います
リケダン健康論のリスナーですって言ったら
分かりましたって
私のツイッターにDMください
待ってます
詳細情報が求人情報がもらえるそうなので
というわけでね
確かに自分は大きな組織で働いたことないから
その人たちの目線とか
その中で繰り広げられてることとかっていうのは
新しい勉強になったなっていう会だったね
健康っていうところから言うと
少し離れてしまったかもしれないんだけれども
健康を意識しながら
仕事のやりがいというか
ベルビーンを高めていくっていうに役立っていくかな
というとこですかね
次はね再び健康度真ん中のテーマに戻ろうじゃないかと
ということで
さて中瀬子さんテーマ次何にしましょうか
次はビタミンB群
カレーと米ぬかと江戸煩いというテーマで話をします
カレーと?
なぜかね
カレー?
カレーと米ぬかと江戸煩い
江戸煩い?
江戸煩い
カタカナしか思い浮かばないんだけど
大丈夫大丈夫
それはもうね次の回で分かるから
なぜかね俺のボッドキャストのエピソードは
ビタミンCが飛び抜けて再生するという謎の現象が起きております
だからそれを追い越す勢いで
ビタミンBの熱いストーリーを紹介しようかなと思っています
あとはカレー好きの方にはぜひ聞いてほしい内容です
今日も私はねカレー飯食いましたよ
ほらカレー飯好きなんて絶対酷い
っていう30分ぐらいです
お楽しみに
お楽しみにしてください
はいじゃあ今日はこんなとこですかね
皆さんどうもありがとうございました
ありがとうございました
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僕たちはとてもやる気が出てきます
また力団研考論では力男子2人が
自由気ままに健康に関して雑談をする番組です
39:02
わかりやすさを優先したトークとなっていますので
細部まで説明できない箇所があること
また情報には諸説あることを
ご理解のほどお願いします
39:18

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