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2020-12-16 11:10

興味深いけど信用はしてない、性格分類ツールについて。

〜本題


ストレングスファインダーやいろんな性格分類ツール、面白いのでいろいろ試してはきました。
でも「自分が何に分類されるか」にはあまり興味なくて、それより「そのメソッドはどういう理論でできているのか」を知りたくてやっている、という感じです。

性格診断ツールなどは面白いし便利ではあるけど、あまり鵜呑みにしない方がいいと思ってます。

枠組みを面白がるくらいにとどめておいて、自己理解とか人生の選択には使わない方が結局は幸せになれるのではないかと。

「コトバはモノの殺害者である」は心理学者ジャック・ラカンの言葉です。

#ストレングスファインダー #16personalities
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メタ音声配信ラジオ、今日もよろしくお願いします。こんにちは、いわみです。
今日は12月の16日水曜日、いかがお過ごしでしょうか。
今日話してみたいことはですね、性格診断ツールをあまり信用していない理由みたいなことで、
これに関しては僕は前々から思うところがあって、話そう話そうと思ったんですけど、
いまいち自分の中で言語化できていない部分があって、
なんとなく煮詰まってくるのを待っていたところはあるんですけど、
まだ全然固まってはないんですけど、とりあえず一回ですね、吐き出してみて、
それから様子を見ようというですね、何を言っているのかわからないかもしれませんけど、
この毎日音声配信をしていると、もうネタなんてなくなってくるんですよ。
そうすると何が起こるかというと、
自分が一番疲れているときに何が出てくるかということはですね、
その無意識の状態を知ることができるって既に言っている意味がわからないかもしれませんが、
でもこれはですね、長く続けている人にはもしかしたら共感してもらえるかなと思って喋っていますが、
50回や100回ぐらいだとですね、それまで生きてきた何かの経験とか、
自分が貯めた蓄積とかでなんとかなるんですけど、
1年も2年も続いていくとですね、もうその日その日に思ったことを話すしかなくなってくる部分はあるので、
それで何がわかるかというと、自分が本当に何に興味があるのかということがわかってくる気がしていて、
僕の場合はですね、疲れていて今日は喋るのやめようかなって思う日でも何か喋ろうと思うと、
こういう割と人の心の何とかとかですね、難しいことが出てくるってことは、
多分僕はそういうのが真相を好きなんだろうなってことが、
最近自分でようやく理解できたっていうものすごい長い前置きをしましたが、本題に行きます。
性格診断ツールとか自己分析のツールをあまり信用しない理由なんですけど、
一言で言うとですね、名前がつくことで、今までモヤモヤしてたものに名前がつくことで、
人は思考停止に陥ってしまう危険性があるからっていうことなんですけど、
ちょっと前にもストリングスパインダーの話をしましたけど、
結構好きは好きなんですよ、性格診断とか分類みたいのが。
ストリングスパインダーも受けましたし、ネット上で簡単に受けれる16パーソナリティ性格診断っていうのも、
一時期ハマっていた時期があるし、最近読んだ中で面白かったのはメンタルモデルっていうですね、
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これはスタンドFMで教えてもらって、本を買って読んだらすごく面白くて、これに関しても割とハマっているんですが、
ちなみに僕は4つのモデルのうち、ダントツで一人ぼっちモデルだったっていうのが判明しました。
一応アンケートがあるんですけど、それにアンケート28問くらい答えて、その点数で4つのうちのですね、
説明すると長くなりますけど、4つのモデルがですね、愛なしモデル、価値なしモデル、一人ぼっちモデル、欠陥欠損モデルか。
この考え方っていうのはちょっと脱線してますけど、人の思考パターンっていうのに原型みたいのがあるとして、
そこではOSというふうに、オペレーションシステムというふうに表現してましたけど、
それには幼少期なりの何か一つの原体験があって、その痛みを避けるために人はですね、
いろんな自分の行動パターンを作り出していくみたいなすごく興味深い話なんですけど、
それによると僕の原体験というか、最も避けたい痛みはその一人ぼっち。
それはですね、一人ぼっちになることを避けたいというよりも、人間はどうせ一人なんだからということですね。
ちょっとこれは簡単には説明できないので、もしよろしかったらですね、メンタルモデルで検索すると本がですね、出てくると思うんで。
The Mental Modelという本と、あと無意識が分かれば何とかは変わるという、
両方ともユサナントカさんという学者の方の対談本なんですけど、学者じゃないか、この人は何だろうな。
ちょっと分かりませんけど、検索してみてください。
それで性格診断とかを使ったりですね、その枠組みを知るのが僕はすごく好きなんですけど、
だから自分がどういうモデルにあるのかというのはそれほど興味がなくて、一応やってみてこういうものなんだというのは思うんですけど、
その性格診断のツールというかメソッドがどういうふうになり立っていて、人をどういうふうに分けようとしているのかというのはですね、
それを知るのがすごく興味があるんでやってるんですけど、にもかかわらず僕はそれをあまり信用していないというか、
一応そうは言っているけどという、だからすごくですね、極端に言うと、
ストレングスファインダーもそういう全ての性格診断は基本的に占いや血液型診断と同じぐらいの曖昧さだと思っているんですよね。
これは人によったらですね、多分ストレングスファインダーは結構企業の研修とかいろんな人事とかにも使われているんで、
それと血液型診断を一緒にされると起こる人はいるかもしれませんけど、でもですね、延長線上にはあるなと思っていて、
共通点は何かというと、結局人それぞれということなんですね。
例えば僕は学習力が1位って言いましたけど、同じ学習力が1位の人でも性格は全然違うし、
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共通点はあるのかもしれませんけど、でも共通しない部分が多いし、
それに名前を付けることに何の意味があるんだろうっていう、そういう何ていうんですかね、
怪異的というか批判したい気持ちというのは常に持っているんですね。
僕はこれはとても健全な心だと思っているんですけど、
それでだいぶ話が逸れましたが、その信用しない理由の一つに、
信用しない方がいいと思っている理由の一つに、
安易に名前を付けてしまうと人は思考停止になると思っているということなんですね。
これを説明するにはですね、ジャック・ラカンというですね、精神怪異というか、
無意識とかをやっていた学者の人が、昔の人がいるんですけど、
フロイトの弟子とかそういうふうで、割と本とかも有名なものが出てたりするんですけど、
そのジャック・ラカンの残した言葉ですね、こういう言葉があるんですよ。
言葉は物の殺害者であるっていうですね、ちょっと物騒な言葉ですけど、
これはどういうことかというと、物っていうのはですね、無数にあって、
例えばリンゴが二つあるとして、両方とも名前としてはリンゴですけど、
でも形も違うし、種の数も違うし、色も味もちょっとずつ違うわけですよね。
で、僕らはそれを一つリンゴという名前を付けて認識してしまうわけなんですけど、
そのリンゴというふうに名前を付けることで、その二つのちょっとした差異みたいのを完全に殺してしまうっていう、
そういうことですね。ついてこれないかもしれませんが、続けます。
それが性格診断とどうつながりがあるんだっていうと、
性格診断っていうのは人の性格っていうのを言葉で説明をしようとするわけですよね。
あなたは学習力が上位の人ですとか、内省や収集心が強い人ですとか、
あとは回復志向だとか色んなのがありますけど、そういう名前をですね、
ラベルを与えて、それで分かりやすくしようとするという。
確かに分かりやすくはなるんですけど、その裏でですね、
そこに表しきれてない差異みたいのが全部除外されてしまうっていうですね、
それは考えてみると結構怖いことだなと僕は思っていて、
それが僕がストレングスファインダーとかを使いはするけど、
あまり鵜呑みにしないほうがいいと思っている理由ということでした。
これは例えば病名とかですね、これはあまり何というか、
人によってはちょっと傷つけることになってしまう言葉かもしれませんけど、
うつ病とか、今HSPとかいろんなですね、発達障害とかありますけど、
あれも結構似たようなところがあるなと思っていて、
昔何かの本で読んだんですけど、そういう心の微妙な症状に名前が付くと、
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昔はうつ病なんて言葉はなかったわけですけど、
そういううつ病という症状が付くと、一気にですね、そこに飛びつく人というか、
自分がちょっと調子が悪いっていうのを全部その名前に押し付けて、
自分でその病気になりに行ってしまう人っていうのがいるみたいな話を聞いたことがあって、
そういうのってあるなと思うんですよね。
だからそういうのって、僕が性格診断を信用しないっていうのは、
多分僕はその名前に割と揺られてしまう、結構意思の弱い人間だからっていうことかもしれないですね。
権威性に弱いというか。
でもその一方で、そういう自分ではモヤモヤして何だかわからなかった状況に、
そういうお医者さんとかから症状が出てきて、
あなたはこういう症状なんですよってことを言われることで、
救われる人っていうのも間違いなくいるわけで、
それはとても重要なことだと思うし、
そういう人たちのほうが優先されるべきっていうのは分かるんですけど、
その一方で名前を付けることのデメリット、病気にしてしまうことのデメリットとして、
そういう人たちのほうが優先されるべきっていうのは分かるんですけど、
名前を付けることのデメリット、病気にしてしまうことのデメリットとして、
本来どっちつかずだった人も割とそこに吸い付けてしまうみたいな効果があるのかなということを思ったという話でした。
だから結論としては、こういう便利な方法論とかメソッドみたいなのは世の中にたくさんありますけど、
あまりそこを鵜呑みにせずに、枠組みだけなるほどって面白いなと思っていて、
それほど自分の行動に影響を与えるほどには、人生の選択に影響を与えるほどには、
のめり込まないほうが結果的には幸せになれるんじゃないかと思っているという話でした。
そんな感じで終わりにしたいと思います。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。
さよなら。また明日。
11:10

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