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メタ音声配信ラジオ、おはようございます。いわみです。急に暑くなって、週末、子供と公園に行ったら、本当に汗をかくぐらいですね。暑かったですね。
皆様、体調にお気をつけてお過ごしください。 今日話してみたいことはですね、
本の、読んだ本の感想みたいなことなんですけど、「高原社会」っていうですね、キーワードが面白いなと思ったので、それについて自分の頭をまとめるような感じで思っていることを話してみたいと思います。
高原社会って聞いたことある方はいらっしゃるかわからないですけど、あの高い原、普通に高原ですね。高原地帯とかの高原の社会っていうことで、
これそもそも誰が言い出したのかよくわからないですけど、僕が読んだのはですね、山口周さんが書いた本の中にキーワードとして出てきたんですけど、
もともとですね、ラジを聴いていたらというか、ラジコを見ていたらですね、山口周さんが最近番組を始めたんですよね。
JWAVEで、ビブリヨシカ、Weekend Libraryっていうですね、いきなり脱線しますけど、最近こういう民放ラジオでですね、結構難しい話をするというか、
その本の著者が出たりとか、村上春樹さんとかもそうですけど、そういうラジオって増えてるなと思って、これも結構音声の広がりに影響してるんじゃないかなと思っていたりしますが、
山口周さんのJWAVEの番組が割と面白かったんで、前にも何冊か本は読んだことあるんですけど、オーディブルでいくつかあったんでですね、
ビジネスの未来っていう本を聞いてみたんですね。エコノミーにヒューマニティを取り戻すっていう副題がついている本なんですけど、
この本も初めて読んだんですけど結構面白くて、その中で貢献社会っていうキーワードが出てきて、それで本題ですけど、貢献社会ってどういうことかというと、
結構これ難しい概念で、一言で説明できるような説明はなかったんですけど、経済成長っていうゲームに不毛な延命措置を施すのではなく、
新しい活動を通して真に豊かに生きるに値する社会を変えていくことってですね、これは何か別のネットのインタビュー記事が何かで出てきたものですけど、
これを僕の言葉で噛み砕いて言ってみるとですね、経済成長を追い求めているっていうのはもう時代に合わないよっていうことですよね。
この本の中にも書いてありましたけど、経済成長を追い求めているフェーズっていうのは、物質が不足している時代っていうことで、それはもう解消されたわけですね、その現在っていうのは。
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一部の地域とか人を除けば食べるものとか生活するものに不足して、それを埋めるための成長っていうのは必要なくなったわけで、
にもかかわらず今の社会っていうのはそのルールのまま動いているっていう、そこに問題があるんだみたいな考え方だと僕は読んだんですけど、
それで僕が面白いなと思ったのはルール作りっていうか、誰が優れているとか何が正しいっていうルールっていうのは、
もともとそのよそから作られたものに、これは日本人と言っちゃいますけど、僕らが従っているから、もともと勝ち目のないゲームをしているんだみたいな、
そういう、僕の言い訳が入りますけど、そういう部分があってですね、そういうところが本当にあるよなって思ったんですよね。
例えばスポーツとかで言ったら、野球を作ったのはアメリカですけど、もともと野球っていうのはですね、アメリカ人とかの体格とか精神性とかに合うようなルールで作られているとしたらですね、
他の国の人はどう頑張ってもですね、アメリカに野球で勝つことはできないわけですよね。
今なんか日本は結構だから国際的に遅れているとか、なんか取り残されているとか聞くことは多くなりましたけど、本当にそうなのかっていうことが言えるわけですね。
例えば今の日本で、そのまま別に何も変えずにルールだけを変更して、その物差しだけを変更して、日本が例えば一番になれるものを何かって探すのもですね、一つ面白いですよね。
よく言われているのは言ったら、その人の平均寿命とか、例えば平均寿命が長い国が一番豊かな国だみたいなルールをですね、世界が例えば別にそれを認めるかどうかは別にしてやっちゃえばですね、
ああじゃあ日本って豊かな国だよねってなるわけだし、企業のあれでしょうね、会社の創業からの寿命みたいなのも日本は何とつで長いとか、創業200年とか会社がいっぱいあるっていうのは世界では稀だって聞いたことがありますけど、
そういうのもですね、探してみればいい部分はたくさんあるけど、僕らはそれをあまり知らずにですね、そのよそから押し付けられたルールで戦っていて苦しい思いをしているみたいな、こういう部分は結構あるんじゃないかなと。
今は割と世界っていう広い単位で言いましたけど、もっとこれは狭い単位でも日本の中だけとか会社の中だけとか、もっと言ったらグループの家族の中だけみたいなところでもあったりするのかもしれないですよね。
まずルールそのもの、物差しそのものを疑ってみるっていうか、物差しを自分の方に変えてみるっていうのはですね、結構だから僕もそうですけどこういうのって苦手な人が多いのかなって思うんですよね。ルールを変えることだからあまりそもそも思いつかないっていうか。
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これも聞いた話でしかないですけど、アメリカ人みたいなのはそういうのが結構得意というか、全部その自分の得意な方にルールを変えていって、自分が不利になったらルールを変えてしまうみたいなですね、そういうことをやるみたいなことを多分この本に書いてあった気がしたんですけど。
で、このビジネスの未来っていう山口周さんの本ですね。オーディブルで聞いてて途中なんですけど例によって全然読み終わってない状態で喋ってるんですけど、高原社会だけじゃなくてエコノミーにヒューマニティを取り戻すっていう副題が書いてあるように。
結構これが高原社会ともつながっていると思うんですけど、この概念というか考え方っていろんなところに共通するなと思って、例えばですね、今Web3とか結構話題になってますけど、これも根底というか大元は同じ考え方だと思うんですよね。
クリエイターファーストみたいな話を言ったりしますけど、要するにこれもルールそのものを変えちゃっているっていうことですね。今までそのGoogleとかAmazonなのかな、その仲介者が必要だったからプラットフォーム側が強力に支配されていたというか権力を持っていたけど、
Web3によってプラットフォームの必要性がなくなっちゃうと、個人の個人がそのままネットでつながれるような仕組みになってしまうと、プラットフォームの力は落ちるわけですよね。そうなってくると今までと同じ戦い方ではできないわけだし、より人間性みたいなのが重視されるような社会になるよって言っているような気がするんですよね。
僕の勝手な読みですけど。さっきのルールの話に戻りたいんですけど、みんながみんなかわからないけど、でも割と多くの人はこのことに気づいているんじゃないかなって僕は気がするんですよね。
どういうことかというと、外から押し付けられたルールとか物差しに従っているけど、本当に大事なところはそこじゃないよねっていうのは経済成長とか、一応本当に欲しいところはそこじゃないんだよなっていうのですね。こうやって高原社会とかエコノミーにヒューマネディを取り戻すみたいな難しい話をする前にですね、僕らはなんとなく感覚的に気づいていて、やってる人はもうそういう方に向けて動いているんじゃないかなって思ったりするんですよね。
すごくなんか非禁な例になりますけど、僕のあれでいうと会社員を辞めて個人で働いていきたいとか、都市の生活からどっか抜け出したいみたいなんですね。そういう高原社会の一種の流れなのかなっていうような気もしたりします。
一応リンクの方にですね、このJWAVEじゃないや、JWAVEかな、山口周さんの番組のページと、あと高原社会についてですね、クーリエジャパンで山口さんのインタビューが載ってたので、これ前2回で後半は有料だけど前半はですね、普通に読めるやつがあったので、それのリンクを貼っておこうかなと思います。
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興味がある方は読んでみると面白いと思います。はい、それでは終わりたいと思います。ありがとうございました。良い1日を過ごしてください。さようなら。