五十嵐 剛志
そんなところを正直にお話できたらなというふうに思っています。よろしくお願いします。
中村多伽
よろしくお願いします。小崎さんお願いします。
五十嵐 剛志
聞こえますか?
小崎 亜依子
聞こえます?これ入ってる?入ってる?入ってる?
おはようございます。小崎と申します。私はジャンピアというところで、出資事業の部長をしております。
ジャンピアというのは、給民預金の指定活用団体で、5年前から日本めちゃめちゃ給民預金あるんですけども、この給民預金を日本の社会課題解決に役立てようということで、そういった活動が始まりました。
今年の1月から、これまでは助成金でやっていたんですけども、投資ができるようになりまして、私たちはインパクト投資に資金を供給するポールセラーの立場となっております。
私自身は、この仕事は1月から始めているんですけれども、2007年あたりから、金融とサステナビリティを統合するみたいなところは、ESGを含めてずっとやってきておりますので、
挫折とかいろいろ含めて、今日お話しできればと思います。よろしくお願いします。
中村多伽
ありがとうございます。お願いします。
桂 大介
羽田さんお願いします。
秦由佳
こんにちは。皆さん聞こえますか。大丈夫ですかね。ありがとうございます。
初めまして。産業革新投資機構って聞くと、どれだけこの会社を知っている人いるのかなという気がするんですけど、参考までに聞いたことある人っていますか?
嬉しいですね。ちょっと嬉しかったです。ありがとうございます。なんか怪しい政府系の組織なんじゃないかなって思われてるんじゃないかなと思うんですけれども、
株式会社産業革新投資機構、通称JICというふうに我々呼んでるんですけれども、経産省が2018年に立ち上げて、私自身は2020年の7月、ちょうど4年前になります。
この会社のファンド投資のプログラムを立ち上げるために民間から参入しました。
この目的ってのは結構大きなお題目があって、皆さんもご存知の通り、日本の今産業の競争力ってグローバルで非常に落ちてます。
ここをやっぱり我々として何とかしなきゃいけない。そのためには大きく2つやれることがあるかなと思ってまして、
これまでのこのレガシー産業、ここをどう強くしていくかという中で、やっぱりプライベートエクイティという分野のバイアウトのアプローチが一つあるかなと思ってます。
いわゆる産業のこのコンソリデーションですね。産業を統合して、無駄なものはノンコアなアセットはカーブアウトして、自分たちが信じるコアな部分だけでもっとより統合して、強い会社でグローバルで戦っていく。
ここをまずやっていこうと考えているのと、もう一つはやっぱり新しい産業を作っていかなきゃいけない。この国の産業ってどんどんどんどん滅びていくことになります。
そこでやっぱり皆さんが今ここで今日いらっしゃっているこのスタートアップですね、このスタートアップのエコシステムをしっかり作っていくことが我々の使命かなと思ってます。
この両輪でJICというのは活動してまして、バイアウトの方は今、子会社でJICキャピタルというのを作ってまして、今ここがフラッグシップのファンドが2000億、横根共同投資ビークルとして9000億のバジェットで大きいバイアウト、皆さんも新聞でご存知かもしれないんですけれども、JSRというですね、この半導体の材料の会社。
ここを私たちとしては一つのエコシステムとしてバリューチェンジしっかり作っていこうと考えてます。もう一つは子会社にもう一つVGIというところがあって、ここがVCのエコシステムの中のグロースキャピタルに資金投下していくところ。ここが今2号ファンドで2000億で運用してます。
またこの2000億の中に300億のポケットを作ってまして、この300億の中から特にディープテックですね、ロボティックとか、ファントムコンピューティングもあればライフサイエンス、こういった分野にはアーリーステージからしっかり投資を行っていて、この日本のスタートアップのエコシステムをかけながら支えていこうとしてます。
私のラインからはさらにですね、もう皆さんもご存知のファンドマネージャー、今日もたくさんベンチャーキャピタリスト来てらっしゃると思うんですけども、そういうところのファンドに裏側でLPとして出資をして、このエコシステムを下支えしていると。そんなことでやらせていただいてますので、今日はインパクトというまた切り口ですけれども、積極的にコメントしていこうかなと思ってますので、よろしくお願いいたします。
中村多伽
よろしくお願いします。ありがとうございます。
桂 大介
はい、こんにちは。勝良と申します。僕はですね、今日インパクト投資のセッションなんですが、僕はそんなにインパクト投資に関わっている人間じゃなくて、どちらかというと皆さんと一緒に学ぶ側として参加しております。
普段はですね、株式会社リブセンスという上場企業の経営をしておりまして、あと一方で寄附のサークル、新しい雑魚論という寄附のサークルをやっていたりして、まさに上場企業でも今ね、どんどんインパクトの可視化という動きがありますけれども、そういうところに携わりながらソーシャルセクターの方を見ているというような人間です。よろしくお願いします。
中村多伽
よろしくお願いします。ありがとうございます。
観客の皆さんがどんな属性かというのはちょっと教えていただきたいんですが、投資家だよという方はどのくらいいらっしゃいますか?
おお、素晴らしい。めっちゃいらっしゃいますね。ありがとうございます。
スタートアップですという方、どのくらいいらっしゃいますか?
その中でも投資家でもスタートアップの皆さんでも結構なんですが、割とソーシャルとかインパクトに近い領域にいるよという方ってどのくらいいらっしゃいますか?
あ、すごい。ありがとうございます。
ちなみに資金調達中の方ってどのくらいいらっしゃいますか?
あ、投資家の皆さん、よろしくお願いしますね。ありがとうございます。
じゃあ結構インパクトにご興味がある方が多いという前提ではあるんですけど、一旦ちょっとどんな外境かっていうのは簡単に私からご説明します。
今、インパクト投資市場の規模って世界でどのくらいかご存知ですか?
なんとですね、2022年時点で1兆1640億ドル。日本円にして200兆円くらいですか、今の相場だと。って感じですね。
国内は5兆円。5兆円なんですけど、昨年は1兆3000億円というところで、1年くらいで5倍くらいになっているというところですね。
例えばそれこそ小崎さんが取り組んでいらっしゃったESG投資って世界全体で4000兆円と言われているんですが、それに比べると少ないように見えるもののかなり大きく成長しているというところです。
もう一個、最近ビッグニュースがありまして、GPIFという年金の運用をしている独立行政方針があります。
運用額がかなりでかくてですね、世界でも有数の最大規模の基幹投資家と呼ばれているようなところがですね、インパクト投資もしていってもいいかもね、みたいな話をしてるんですね。
どういうことかというと、GPIFって基本的には金を増やすこと以外しちゃいけない組織なんです、年金なんで。
なんですけど、インパクト投資をすることは、その金を増やすということの手段の一つとしてありなのである、みたいな考え方になったということなんですね。
という中で、かなりもう市場の伸び率もそうですし、そういう公的な基幹、しかもお金儲けを目的としているようなところもやっていくぞというので、追い風が吹いている業界とも言えるわけですが、
井上さん、実際インパクト投資の実践者としてこの潮流をどんなふうに感じられてますか。
五十嵐 剛志
ありがとうございます。今、日本国内5兆円という数字が出てきましたが、最新だと10兆円まで膨れ上がっています。
これはインパクト投資を初期から始めている私たちからすると喜ばしいことでもあり、ちょっと心配しているところもあります。
要するに量だけが拡大をして、質が伴っていない可能性がありますよねと。
その点に関しては、ちょっと心配をしている。ただ、市場が大きくなることは、投資家としてももちろんスタートアップの皆さんとしてもいいことだと思いますので、
今後の課題としては、質をどう高めていくかというところにフォーカスが当たっていくんじゃないかなと思います。
中村多伽
ありがとうございます。そういえば私、自分の自己紹介し忘れたんですけど、タリキという会社をやってまして、2017年から社会企業化の育成だったりとか、
2020年からは社会課題解決を目的とした企業化への投資ということをやっていて、現在16社に投資を完了している。
企業化の育成でいうと300社以上ご支援してきたというところなんですけど、2017年に始めた時とか2020年にファンドを創成した時も、
インパクト投資という言葉がそんなに、一人歩きしていないと言うと言い過ぎですけど、あんまり知名度もなく、ああ、みたいな感じだったわけですね。
なんですけど、最近インパクト投資というと、おー、流行りの、みたいな、なってきたなという感じがあって、
逆に言うと、いわゆる私とか希望さんみたいに元々ソーシャルみたいな文明家じゃない人も、
いや結構インパクト投資という言葉を使うようになってきたなっていうのがあると思っていて、
そういう意味では、ジャンピアさんがインパクト投資をファンドに出していくという中で、結構こう、いろんな事業者さんに、
玉石混合と言うとちょっと言い過ぎかもしれませんが、お会いするのかなと思っていて、そこら辺どんなふうに見られてますか。
小崎 亜依子
そうですね、ちょっとメインストリームにコメントしてもいいですか。
もちろん。
インパクト投資の規模が今めちゃめちゃ大きくなってるっていう話をされて、
なんかこれ、メインストリームしてどうするのかなっていうのが私の結構疑問で、っていうのも、
私はESGを結構例明期からずっとやってきていて、ESG投資がメインストリームになってみんながそれをやれば、
結構社会課題は解決されるはずだっていう、私なりの仮説でそういう活動をずっとやってきたわけですけれども、
実際どうなったかっていうと、もちろんみんなクライマットには関心を持って、ボードには女性が入るようになって、
でも例えば日本の人権問題、外国人実習生の問題とかっていうのは引き続き残り続けていて、
そこにはあんまり投資家の皆さんっていうのは実は関心がないんですよね。
なのでメインストリームになっていくっていうことは、基本的には収益を追っていく、その路線上にある課題は考慮されるんだけれども、
そうじゃないものっていうのは結局考慮されないんだなっていうのが、なんとなく私なりの結論で、
インパクト投資は産業としてもみんなこんなに大きくなったぞってすごい言うんですけれども、
大きくなった先に結局同じになるんじゃないかなっていうふうにちょっと思っていて、
大きく、質っていう話もありましたけど、大きくなってそれで、
じゃあ日本の何か課題解決される道筋ついてるんだっけみたいなのはちょっと思っています。
すみませんちょっとコメントして、さっきの中村さんの質問にお答えすると、
でもやっぱりインパクト投資が面白いのはいろんなプレイヤーさんがいて、
いろんななんていうんですか、ESGは本当にメインストリームの基幹投資家が主戦場ですけれども、
インパクト投資はいろんな人、新しいVCさんとか財団さんとかいろんな人がいて、
まだまだこれからなのかなというふうに思いますけれども、
なんとか社会課題解決っていうところに最終的に結びつくような、
そこのブリッジがまだもしかしたら弱いかなというふうに思っていて、
そこが何かみんなで発展していけるといいなというふうに思っています。
中村多伽
ありがとうございます。皆さんインパクト投資の可能性と限界というセッションのタイトルをちょっとずつ感じてきたんじゃないかと思っているんですが、
ちょっと1個だけ先にご質問いただいて、早速いただいた方ありがとうございます。
ご質問お答えできればと思うんですが、インパクト投資とESG投資の違いはというところで、
すいませんちょっとこれ私からお話すべきでしたね。
投資において経済的なリターンは必要かと思いますが、
非財務的な指標を投資判断に取り込むことはあるし、リターンに対するリスクになるのではないかという話については、
ちょっと後ほどお触れさせていただきますが、
インパクト投資とESG投資の違いは、結構いろんな言い方があるんですけれども、
ESG投資はどちらかというと、オペレーションに対するネガティブスクリーニングの要素が強くて、
例えばどんなサービス、どんな会社でもいいんですけれども、
その手段において環境負荷が高くないかとか、
社会に対して悪影響を及ぼしていないか、ガバナンスはきちんとしているのかとか、
多様性があるのかということをします。
インパクト投資はどちらかというと、プロダクトとかサービスのポジティブなサイドにフォーカスしたもので、
この会社が存在することによって、どれだけ、この会社のサービスが存在することによって、
どれだけ社会的な課題の解決が前進したかとか、
そういうところを見るというのが、何となくの分け方です。
何か補足ありますか、小崎さん。
小崎 亜依子
最近はそういう分類なんですけれども、
でも結構、初期の頃はESG投資の評価の中にもプロダクトとかもみんな入っていて、
リスクもオポチュニティもみんな入っていて、
最近はそんな感じでみんな整理して、だけども、
たっちり分けられないというか、インパクトとか影響を考慮する手法であるという、
ざっくりと一緒で、何となく分類するとそんな感じかなと思います。
中村多伽
加田さんお願いします。
秦由佳
すいません。私もここの垣根って非常に難しいなと思っていて、
インパクト投資という立場でいろいろお話をされる方って、
実はこのポジティブスクリーニングとネガティブスクリーニング、両方内包した形で実際活動して、
KPIも作っていらっしゃるので、ネガティブスクリーニングだったらESG、
ポジティブ的な目標達成のところ、どこにKPIを置くかというのは、
例えばインパクト投資という形でもなくなってきているかなと思います。
ただいずれにせよ言えるのが、このインパクト投資ってもともとやっぱり投資の世界なので、
投資ってリターンがあって初めて投資と言えるんですよね。
見返りをもらわない、リターンをもらわないのであれば、
それはいわゆる補助金であり、グラントとか寄付とかそういう話だと思うので、
投資の世界で語る時には必ずそこにリターンというのがそもそもあります。
そこにインパクトという指標が関わってきたので、やっぱりこれから財務的リターンと、
インパクトに対するリターンの両方を目指していくというのが、
秦由佳
私はインパクト投資なんじゃないかなと思っています。
中村多伽
ありがとうございます。
こんな感じでですね、インパクト投資の外境をお伝えしたところで、
ちょっと中身の方に入っていきたいんですが、
そもそも…いや、どっから行こうかな。
いや、そもそも…もうちょっと…
そうですね、今畑さんの話があったので、
インパクト投資にとってのリターンってどうやって捉えるのかみたいな、
初歩的な話からいきたいんですけれども、
今おっしゃってくださったように、
投資なので寄付ではないので、増える前提で出すわけですね、お金が。
そこに対する期待値っていうのが、そもそも投資者としてどうなのかっていうのと、
お金を預ける側がどう捉えているのかっていうのを、
それぞれの側面を教えていただけたらと思うんですけど、
井原さんいかがですか。
リターンとは何かですよね。
五十嵐 剛志
大きく分けて2つあります。
1つが社会の構造的変化。
これがいわゆる社会的リターンと呼ばれるものですが、
社会的なリターンっていうのは、
例えば子どもの学力の向上とか自己肯定感の向上とか、
そういったものに加えて、構造的変革って言っているのは、
社会制度だったり人々の認識行動が変わっていくこと、
つまり受益者である、この場合は教育を受ける子どもだけの変容を捉えるのではなくて、
社会構造、つまり受益者以外の人々の認識や行動まで変わっていく、
また制度も変わっていくというところが、私たちが求めているリターンです。
それに加えて、通常のVCと同様に財務的なリターンを期待しているということだと思います。
財務リターンの期待度でいうと、どんな感じですか?
財務的なリターンの期待度は、情報をしていないという言い方をしていますが、
つまりちゃんと期待をしています。
期待しないということはないです。
財務的なリターンをちゃんと返せる能力があることというところはしっかり、
デューデリーの中で見させていただいています。
すみませんね、いろいろ落として、本当に手元が緩いんですよね。
ただ1点補足をしたいのが、時間軸を長く見るということは工夫をしています。
私たちの業界だと、ペーシェントキャピタル、忍耐強い資本という言葉を使いますが、
通常のVCが3年から5年でリターンを求めるのに対して、
私たちインパクト投資ファンドは7年から10年という時間軸を持っています。
ファンド期間も20年と比較的長く設定をして、
長く待つと社会課題解決により時間がかかる、
リターンを得るには時間がかかるという理解のもと、時間軸を長く捉えています。
中村多伽
なんか私、今2号ファンドのファンドレーズをしていて、
ご興味ある方は話しかけていただきたいんですけど、
インパクト投資って言っただけで、
ちょっとリターンが低いものとして捉えられる方がすごく多いんですよね。
そういうものとして捉えられる方がすごく多いなと個人的に思っており、
今、茨城さんから情報しないというか、
リターンを妥協するというわけではないというお話があったと思うんですけど、
実際どうなのかなと思っていて、
小崎さん、今、いろんなファンドへの出資を検討されているタイミングだと思うんですけど、
ジャンピアとして、リターンってどういうふうに捉えられていますか。
小崎 亜依子
ジャンピアは、国民の資産である給民預金を
社会課題解決に役立てるというミッションがあるので、
一般的な受託者責任を負っている人のお金を預かって
それを増やすという責任を負っている方とはちょっと違うのかなと思っていて、
私たちのそういう意味での果たさなきゃいけない責任というのは、
ちゃんと社会課題解決に貢献していくということとか、
あとは私たちのお金を呼び水として、
いろんな基幹投資家さんのお金を呼んでくるというミッションがあるので、
そういう役割を果たしていく。
その意味で、さっきのリターンというのも、
その組織がどういう責任を負っているのか、
どういうミッションによっているのかによって、
一般的な受託者責任を負っている基幹投資家さんは、
もちろんそれを中長期に増やしていくことなんですけども、
ジャンピアの給民預金を増やしていくというところは、
もちろんあるのかもしれないですけど、
それ以上に社会課題に貢献していくというところが
求められるのかなというふうに思っている。
ちょっと違う責任の果たし方というのがあるのかなというふうに。
桂 大介
それでいうと、給民預金もそうだし、
希望さんも結構特殊な資金源だと思っていて、
グロービスがほとんど、
堀さんが出しているのかグロービスが出しているのか分かりませんが、
だから20年なんてスパンで、
さっき経済的リターンは妥協しないって言ってますけど、
妥協しないって言っているところだったら、
多分妥協しているわけですよね。
妥協している人間じゃないと妥協しないなんて言葉が出てこないので。
僕がむしろ聞きたいのは、
たりきで、たりきは一般的なLPじゃないですか。
たりき機関とか個人もいますけれども、
いわゆる独立系分子。
そういうところが一番経済的にリターンを求められると思うんだけれども、
一方でたりきは結構、
攻めた投資をしているなという印象があって、
そこはちょっと高さに聞いてみてください。
中村多伽
私もまさに皆さんにお聞きしたいなと思っていたところなんですけど、
今のジャンピアさんの1倍でいいよって言っているんですね、
ファンド出資のリターンが。
1倍でいいよっていう話もそうなんですけど、
それって要は、
社会課題解決というものは往々にして儲からないものであるという前提があるからではなかろうかみたいな気持ちもあり、
これは明確に二言論にするべきではもちろんないとは思うんですけど、
私たちたりきファンドとしては、
社会課題解決を応援する手段が投資である必然性は全くないと思っていて、
むしろ投資でやるものは儲かる。
投資で儲かれないなら別の手段でめっちゃ応援するっていうのをすべきなんじゃないかと思って、
めっちゃ儲かると思って投資してるんですけど、
パッと見全然儲からなさそうって言われてます。
小崎さんよかったら。
小崎 亜依子
ジャンピア自身のポートフォリアは10年、15年で1倍目指しますということを言ってるんですけど、
結構この捉えられ方もいろいろで、
私たちとしてはそのために社会的成果を出すためにリスク取ってほしいという意味なんですよね。
ただゆるいファンドを作ってほしいというわけでもないですし、
インパクトを出すことと財務リターンを出すこと、
どっちが難しいかとか、対立する概念かとか、
そういうのもケースバイケースなので、
そこはガンガンリスクを取ってやってほしいなって可能性があることをやってほしいなっていう意味で、
その辺は伝え方は工夫していこうかなと思ってるんですけども、
ただ一方で、完全にインパクト創出と財務リターンが完全に一致するのであれば、
別にインパクトを考慮しなくていいじゃんっていう話にもなりますよね。
てか別にインパクトって言わなくても、別に普通の投資家はそれやりますよねっていうところで、
そこでの負荷価値とかもどうなのかなって、
すいません、話があっちへ来た。
中村多伽
今のお話って私は小崎さんの優しさはすごい凝縮したお言葉だなと思ってて、
要は小崎さんの考え方は、
普通の投資でお金が調達できるんだったら、
普通の投資家がバンバン出せばいいじゃんと、
普通の投資家がバンバン出せないところをリスク取って、
ちゃんと出せる人っていうのは増やしたり育てたりしようよっていう前提が終わりなので、
金融側から見たときに正しい資産の配置は何なのかっていうのが、
全体感として小崎さんあるんだろうなっていうのをお聞きしながら思ってました。
一旦畑さんにも振ってみたいんで、
いがらしさんちょっとお待ちくださいね。
畑さんにお伺いしたいのは、
そういう意味で金融業界全体のアロケーションを考えたときに、
インパクト投資とかインパクト投資ファンドをポートフォリオとして持ってることって、
どんな意味がありそうですかね。
秦由佳
ありがとうございます。
これまず前提として、今ちょっと流行りになってきているインパクト投資っていう、
ちょっとこのトレンドを一旦置いといたときに、
まず金融機関とか私たちも含めて、
この世界って受託者責任っていうのがあります。
受託者責任っていうのは、
自分の個人のお金だったら、
変な話、さっきの投資が1倍だろうが、
コストを割れようが、
これがもうグラントという形でも寄付だったり、
何でも何したって私はいいと思ってます。
でも多くの機関は、
じゃあ銀行さんだって皆さんからの預金で運用しているわけですし、
その受託者責任があったり、
私たちだったらガバメントファンドとして、
国のお金を使っているので、
私にとってのお客さんは国なんですよね。
私も今まで長年、投資顧問、いわゆるアセットマネジメントの業界に携わってたんですけど、
私の後ろのお客さんには、
大手金融機関とか、年金基金からお金を受託して運用するっていう、
まず世界の仕組みがある。
お金の流れの仕組みがあるっていう中で、
そこにさっき言った、
投資で受託をするっていうことは、
やっぱり投資にはそこにリターンという見返りがありますというのが、
大前提、1と。
中村多伽
と思います。
ありがとうございます。
本当に驚きを隠せない。
それで言うとLPもやってますからね。
そうなんです。
タリキファンにもご出席いただいて
LPもやっている立場で
かなりポジションを取っていただいて
今話してると思うんですけど
ダマクラ化するっていう言い方はさておき
情報の非対称性があったときに
どうやって
非対称、こっちの方が
情報を持ってることを
いいことと思ってもらうか
っていう活動はすごく大事だなと思ってて
それはフェアな情報量で
お金を得ることが大事ですから
そういう活動を
フェアな情報量で
お金を得ることが大事ですから
フェアな情報量で
そういう活動を
フェアな情報量で
いろんな人に
話すことができる
というのを
今後やらせて
おいて
今後も
こういう活動を
してたらインパクト投資なんじゃなくてインパクト評価と管理をしてたらインパクト 投資って言えるっていうことになってるんですね
でちょっとそれが言ってみたらどんな課題が対象でもいいんですよ あの
まあ言ってしまえば結構伸びている会社の業務効率化をしますもインパクトと呼べる わけですね
でそうなってくるとあれなんか物々社会課題解決を効果的にするための投資手段 みたいなまあ効果的にすることをできる投資手段として採用されたんじゃなかったっけみたいな
対象とする一種ってこの領域を投資しなきゃいけないんですよみたいなってなくて いいんでしたっけみたいなのがこう次皆さんと話したいことです
で 実際シーフさんというあの日本財団の姉妹財団がありましてそこがまあかなりこう日本の
インパクト投資のルールメイキング中心にいらっしゃるんですがその方々が今年度 出していたレポートの中で圧倒的に
あのインパクト投資として投資されている領域のほとんどが a 脱炭素とヘルスケア
なんですで 脱炭素とヘルスケアに投資するっていうのがあの
直感的にどういう意味かわかる方っていらっしゃいますか ここで手を挙げさせるのもどうかと思うんですけど
要はすいません私があのこれ答えというか私の仮説ではあるんですけど 脱炭素とヘルスケアは社会的には大変意義深い課題なんですが
めちゃめちゃマネタイズしやすくなっているんです この数年で逆にまあ投資
できてない領域とかで言うと貧困とか差別とか まあ教育も領域によっては難しいですね
あとは動物愛護も領域に通って難しいとかとかそういうのがあるわけですね で私たちは何にそのインパクト投資家として何にフォーカスすべきなのかっていうのを
あのぜひ皆さんのご意見を伺いたいんですが どっから行こうかなじゃあ逆にかつらさんご自身のご意見としてなんかその
すごく寄付もされてるし私たちみたいなところ lp 出資もしていただいてて なんかそのフォーカスすべきイシューみたいなのってどう捉えられてます
桂 大介
いやでも僕はそれはもう仕方ないと思ってて作業と小崎さんがその人権問題なんか できてないじゃんって言うけどやっぱり当然それは特殊でできない領域ある
c 8まあ1倍が限度ですよねだって1倍じゃなくてもいいって言ったらもうそれ寄付だから だからえっとまあまさにね僕らの周りだとソイルさんとかえっと
実際寄付やり始めてますけれどもまあそこは隅分けでえっと マネタイズできる領域にしか投資できないというのはもう投資という名前の限界でしかない
中村多伽
と思うからいいんじゃないって言う感じか ちなみに何かカツラさんがなんかこの課題は結構みんなで取り組みたいなぁみたいなのってあったりする
桂 大介
んですか 領域とかそれはいっぱいあるだからえっと逆に言うと僕はインパクト投資ってこんな騒がれてる
けどものすごい狭い問題しか解決できないよねと思って だからもっと寄付しようというのがこのセッションでいうことじゃないけど僕の立場
中村多伽
いやあのめちゃめちゃよくて私これちょっと余談ですあの皆さんもちょっと楽しい話題 かなと思ってあの情報提供させてもらうんですけど
あの別のセッションでお話ししてた時にあのインパクト投資とかインパクトスタートアップ っていう言葉がめっちゃ流行ったせいでもうゴリゴリソーシャルの npo とかに行く人が少なくなっちゃった
みたいな社会課題解決の総量が増えたわけじゃなくて その何
桂 大介
そう思いますだから割り振りが変わっちゃったもともとのロックフェラーがインパクト 投資て言い出した時は準投資してたお金をインパクト投資に回しましょうだったわけですよね
でもそうなったらすごくいいと思うんだけど給民預金も希望ももともと助成金出して たのを投資に切り替えてるじゃないですか
小崎 亜依子
それって npo に回るお金減っていくんじゃないですかってのは思っ 切り替えてないですあきれいですよね
資金調達の手段を増やすために女性で例えば育ったところが次 ちょっとそのまま行くところとスケールするところとかいろいろあると思うので
五十嵐 剛志
なんか多分選択肢を増やしていくっていうそんなあの考えにはい 希望も切り替えてないですね被災地復興支援
あの東日本大震災復興支援を助成金で支援するというところから私たちは活動を始めて いるんですが
あの昨今がののと半島の地震に関してもあの寄付を集めて ええ
中村多伽
あのいう活動は続けていますありがとうございますあの希望さんもジャンピアさんも 注力すべき課題みたいなのを結構なんか言語化されている機会が多いかなと思ったんですけど
まあ先にあの希望さんから注力される課題どういうふうにあの 投資委員会で決められてるんです
五十嵐 剛志
えっとそこはもしかしたらミスコミュニケーションがあるかもしれなくて注力する課題は 私たちの場合は特定をしていません理由は私たちはあの社会課題をすべて知っていると
思っていないから私たちは無知を自覚しているから特定できないと私たちの能力では 残念ながら特定することはできないと考えているから
またあの脱酸素とかヘルスケアこれはマネタイズしやすいっていう発言がありましたが ちょっと反論させていただくとヘルスケアの中にも例えば難病支援とか
あのマネタイズ難しい領域ありますマネタイズしやすいしにくい これ何が違うかというとスケーラビリティです
スケーラビリティって何を言ってるかっていうと市場の大きさとオペレーションの拡張可能性の ことを言っています市場っていうのは要するに顧客の数と
単価で決まります貧困問題の場合は単価が低いとお金を受け取ることができない 数は多いかもしれないけど難病の場合はシンプルに患者の数が少なすぎるので
マネタイズ難しいということなんだと思います オペレーションに関してはその
複製できるかということですね多くの場合はテクノロジーでそれを解決できますが 一人一人丁寧に対応するっていうのを100件やるのは大変ですがテクノロジーでそれが
だいたいできるのであればスケーラビリティが確保可能です なのでこのようにもうちょっとクリエイティブに考えて
スケーラビリティあるのかないのか スケーラビリティが一件なさそうだと思われるような領域例えば障害者支援
身体でも精神でもそうですが障害を抱えた方に対する支援というのは マイノリティ課題であり市場が小さいとみなされがちですが私たちはそうは見ていません
五十嵐 剛志
マイノリティ課題というのはマジョリティ課題でもあるというふうに考えています 何を言ってるかというと例えば
オーキャムマイアイってご存知ですかね アイグラスアイデバイスなんですが
目の見えない方がつけて目の前に何があるかというのを認識して音声伝えるツールです それは障害目に障害を抱えている人全毛の方をターゲットにした場合にはものすごく
受益者の数というのは少ないです しかしどうでしょう高齢者とか最近の若者文字を読むことがあんまり好きじゃない
耳で聞いた方が楽だっていう若者 そういった方々を受益者顧客と捉えることができたならば市場ての一気に広がります
こういうふうに課題を解決するというところに注目しがち 最も重要な受益者にを特定することは非常に重要なんですがその周りにそのサービスや
プロダクトを必要としている人がいないだろうか 他の誰かにとって価値にならないだろうかっていうことから
をことを考えて市場っていうのはもうちょっと大きく捉えてみるっていうのもインパクト 投資の可能性と言えるんじゃないかなと思います
中村多伽
ありがとうございますあのちょっとそのまま続けてお聞きしたいのが要はそれって 一見リターンが出ないとされる市場において
リターンが出せる手段はないかってまあリターンが出せる手段 すなわちその投資先の事業が成長する手段はないかっていうのを
あのプラスアルファの労力で模索していくっていうことでなんか普通の vc から してみる多分なんかすごい高コスパ悪そうな感じに一見見えるかなと思うんですけど
なんかそれはもう普通の vc が投資するいわゆる超リターンが出そうな案件は投資しない けど
普通の vc が見出せない価値を見出せることにその 希望としての何だろう強みみたいなのを出していく
五十嵐 剛志
おっしゃる通りでそのあのおっしゃっていただいて本当にありがたいんですけど まさにそこをやりたいと思っていてつまりインベスタブルじゃない状態投資ができないと通常の
vc が考えるような案件に対して投資可能な状態にしていくというのが私たちの仕事だ と思っています
単に社会的なリターンを期待して財務的なリターンを期待しませんというだけでは 次の投資がついてこないので私たちは
あの通常の vc であればそう見てしまうかもしれない儲からないこんなの市場が小さい 思ってしまうような案件に対してやこれもしかしたらこういう可能性があるかもしれないっていう新しい
可能性を見出してそれをちゃんとビジネスモデルに踏み込んで 一般的な vc 財務的なリターンだけを追求するような vc の方々であっても
魅力的だと感じるような案件まで育てていく そこを見出した上で経営支援も行って育てていくというところに私たちの価値がある
中村多伽
というふうに感じています それは逆に言うと自分たちが育てて領域を発揮するとそのその領域はある種
市場価値が高いものになっていくからだからあえてそのじゃあ例えばうちらは障害であります みたいな絞らないってことですか
五十嵐 剛志
そうつまし絞るとか特定の分野に強みを持つっていうのも一つの戦略だとは思うんですが 私たちがファンドを立ち上げたのはもうだいぶ前
2015年だったと思いますがその当時にはまだ特定が難しかった おそらく今も第3号ファンド運用してて次第4号ファンドという感じなんですが
そろそろ対象領域を確かに絞った方がいいかもしれませんが まあでもなんかこう自由にできる領域私たちがまだ課題だと知らない領域
といえばこう 20年30年前に lgbt の課題というのは課題だと思われてなかったかもしれない
だけれども今当たり前にみんな課題だと思っているそういった領域って必ずある 私たちがそれに気づけない可能性が高いので
中村多伽
まあ自由な領域というのは残しておきたいなぁとは思います ありがとうございますあのジャンピアも明確にファンドタイ出資する対象領域を課題を決めて
小崎 亜依子
らっしゃると思うんですけどそれはなんかどういうふうに決められたのそれは法律で決まっ てるのであの3つあってあの一つが子ども若者支援
もう一つが社会的弱者の支援3つ目があの地域の支援 これも法律で決めたあのただなんか結構中小と高いので社会課題だったら何でも
結構関連性高いのかなと思うんですけども そこはあの決まってるんですけどもなんかあの多分
えっとインパクトファンドって多分内外含めてあの クライメイトヘルスケアは特化型ファンドあると思うんですけどもソーシャル一種に特化した
ファンドってほとんどないと思うんですね ちょっといろいろ調べてると例えばイギリスだとあのポバティープレミアムを解消することに
特化したファンドっていうのがあってまぁそれは給料金が出してるんですけども それはイギリスの8貧困の人の方がより高い電気代を払うとか
お金かれる時により高い金に払うとかもう本当にそれだけに特化して まあファンドファンドでこう企業を育ててあと
ロビングやるみたいななんかこう トップダウンとボトムアップの活動両方のインシアツみたいなのがあってそういうのも面白い
日本であると面白い面白いなというかより社会課題と関連する道筋がさっきあの 太くしたいっていうふうに言ったと思うんですけどもそういうのにつながるかなと思うので
ちょっとその実験的に課題を選んでそれをちょっと構造化して例えば ここって投資の手段で解決できるかもしれないみたいな
なんかそんなことやっていきたいなというふうに思ってますでこのちょっと社会課題 ということでもう一つだけ付け加えたいんですけど
さっきあの金融機関あのクライメイトヘルスケアばっかりじゃないかっていう で儲かるところにしかみんな行ってないっていう
糸だったと思うんですけどもでも考えてみれば当たり前で金融機関でそういうプレイヤー なので儲かりそうな領域をいいところを探してスケールするっていうのは彼らの役割で
例えば気候変動ってあの一番最初一番最初ってか ノーベル賞を取ったマナベさんという方がいらっしゃると思うんですけども
彼が論文書いたのって50年くらい前なんですよね そこからこれ問題だよねって言って ngo の人がいろんな活動して
であの政府官のパネルができたりとかそういうなんかいろんな人の活動があって最後に やっとこう投資に値する土壌ができてそこで金融機関がバッと入ってきて市場を
で隠してるってなんかそんな 道筋があるのかなと思うんですよねなのでこうやっぱり投資ができることって結構最後の最後で
その前にはいろんな活動があってそれを含めてあの そういう ng 要素の活動支援する寄付で支援するとか
なんかそういうなんか全体を含めて投資だけでできることってほんと最後の なんていうかところっていうかその問題これ何が問題かこの社会課題っていうのはどのくらい
重要なのかどのくらい深刻なのかとかそういうのってアカデミアの人があったりとか じゃあ会計するには規制が必要かとか事業者活動するにはこういう規制撤廃したらいいんじゃない
かとか政府がやってそれで民間の活動が始まっていくみたいなそういうのもあるので なんかそういうその
結構金融機関にあの過度な期待があるかなってあの私は金融庁で働いた時もずっと思って いて金融機関っていうのは別にあの
よく言われるんですけどあの地球防衛軍じゃないとみんなすごい言うんですよね であの受託者責任の話もありましたけど受託者責任をっていうのに地球防衛軍できるはずないので
やっぱりできることできないこと得意なことに特化してなんかみんなで協力していくと なんかいいんじゃないかなってはいすいません
桂 大介
なんかえっとねそれも分かる一方で実際大企業の csr てばすごいやってるし 寄付やってるところも山ほどありますよね
ブーバーもしかしたら研究会より先入ってるかなまあそうですね そうだからえっといやでも企業経営者も受託家席に送ってるわけですよね
あの株マーケットから投資を受けて企業を経営しているわけで 経営者もあのファンド運営と同じように受託者責任が追ってるしでもやっぱりそこには
裁量があるし まああの株主の意思だってなんていうのかな
あの一律じゃないというかね多様なものがある中で僕は何かその中に結構 なんていうのかな
秦由佳
まあ善意が入り込む余地があるんじゃないかなと思ってるんですよね今の csr 数の ところで企業の場合って上場企業さんとかもそうだと思うんですけど
中村多伽
そこにその今 csr 活動とかまあそのやっぱりじゃあインパクト投資こういうことを貢献 してますってことが言い方でだけですよ
秦由佳
ごめんなさいちょっと声アップリューマー限定だよね皆さんにね聞こえ聞こえてますか 大丈夫ですかねはいあのその csr 活動をすることによってそのある意味企業価値も
あの向上したりするじゃないですかそこのいい意味でのその相関性があるのかなと思って いて
さっきもやっぱりぐるって回った時にもしかしたらじゃあ金融機関銀行さんがそういうインパクト 投資の中で融資をそういうの推進するとか
最近だとそこのプレイヤーで聖保さんとかもやってるのってまあまたその企業として やってるわけでアセットオーナーの立場でそこやっぱり企業イメージだったりまあいろんな
形でそこにアロケーションができる 難しいのがそのいろんなレイヤーがその投資の世界っているのでそのその人たちを巻き込もう
とした時にその人たちがそういうことをやってもいいですよってありにそのまあ セットオーナーだって上の人たちが動かないと動けないというツリーとしてそこをやっぱりどう作って
いくかっていうのがその企業としてやっていく活動と lp 投資つでもいろんなプレイヤーがいてまぁそこの多くはやっぱり
まあ日本だとやっぱアセットマネジメントとか 新宅銀行とか受託して受託されていて期待リターンっていうそのある意味リターン目標があって
動いている世界の中での lp 投資があって その人たちが要は生存保産とかがお金を受託したりして運用している時に
そこにはその csr からそういうことをすることによって自分たちの運用評価が入ってくれ ばおそらくそう動けるんだそこは見動きできないレイヤーが lp 投資としてあるって
中村多伽
のは多分すごくその企業の活動との大きな違いなのかな ありがとうございますあのちょっとこの話また
のちょうどしたいんですけどなんかその
a まあ
空儲かる方に現状儲かってる方にアロケーションするが正しいは理論としてはわかるん ですけど
なんか儲からないと決めるのがあまりにも早すぎるというか思考が及んでなさすぎる領域が たくさんあってたぶん希望とかた力はいわゆる儲からないとされた領域の実験
まあその8 lp の皆様にお返しする分を既存しない範囲での実験をしてこれ見ろ儲かん ないって言ってたのに儲かったぞっていう
活動がしたい人たちだと思ってるんですそれに私はその vc 普通の vc が投資するところにみんなのお金で実験してもしょうがないと思って
てインパクト投資家だからこそみんなでそのまあ あのお金が入ってない領域もでもじゃあさあサッサーフェルスケアの中にももちろんいろいろ
入ってない領域もありますけどあの実験できたら嬉しいなっていうのを思ってます よろしくお願いします
中村多伽
あのちょっとで皆さんも60分聞いてんすよ本当ありがとうございますを知りたいですよね あのちょっとに会場の皆さんのご意見もぜひ
伺いたいなぁと思ってて あのちょっとご質問もたくさんいただいてるのでこれもお答えできればと思って
るんですが なんか物申したくなってきたこの暑さにみたいな方いらっしゃいますか
とかもうちょっと投げたけど今直接これ聞いてみたいとかっていう方もしいらっしゃれ ばじゃあ当てますよ
いいですか じゃああの座ってらっしゃる白い t シャツの兄者お兄さん
五十嵐 剛志
登壇者側のはずなのに聞いてるんでちょっとご意見お願いします すいません
まさか来ると思ってなかったんですけど簡単な自己紹介も含めて あの私のインパクト投資ファンドグリーンパクトキャピタルというあのファンドやって
おります あの今日こちらにいたら結構たかさんとあの井原さんに怒られる側だったんじゃない
かなと思って あの今日本当にこっちがまで良かったと安心してるんですけど
桂 大介
あの我々はそうですねまずはその まあ一言で言えばほっ結構他の vc さんが投資するような
五十嵐 剛志
スケーラビリティのあるところに投資をしているっていうインパクト vc です であの
すごく限界を感じているところあってやっぱそういう投資手法だとできないところ が結構あるんですね
桂 大介
そこはあのやっぱり今のファンドからは難しいんですけどまさに違う 先ほどの話ですけど lp の属性の方ですとかそういった人たちが入ってくることで
五十嵐 剛志
将来的にインパクト投資が多様化していってそこにも資金が流れていくってことが 将来できていくとこのインパクト投資が広がっていく
意味はあるとは思って聞いておりました あのすいません質問は特になるんですけど
中村多伽
すいませんコメントで申し訳ないありがとうございますあの グリーンさんをディスったわけではない全然ないんですけど一緒に頑張っていきましょう
小崎 亜依子
ありがとうございます他に何かちょっと今のに触発されてでもでもなんか中村さんにあの できないことって例えばな
五十嵐 剛志
なんか今の仕組みでできなかったことって何か具体例 教えてもらってもあの具体例でまさにガラス上げてやっぱスケーラビリティですとか市場規模が
小さい 社会課題に対するお金のデプロイてすごく難しくてまさに貧困ですとかそういった
ところはあの vc 型だと結構難しいとは思います そこをやっていくためには違う種類のあの
アセットオーナーさんですとかあのまあ違うスキームブレンデッドファイナンスですとか そういったものが必要なんではないかなというのを思います
中村多伽
ありがとうございます すごい突然登壇者張りの情報共有ありがとうございます
じゃあもう一人くらいおはありがとうございます後ろのお兄さんにちょっとマイクラお願いします もう一回手を挙げていただいてよかったらあの自己紹介も簡単にお願いできれば嬉しい
五十嵐 剛志
ですはいえーとありがとうございますあの他別に あのスタートアップでも投資家でもないんですけれどもあの個人のまあいわゆる経営コンサル担当なんです
けどえっと新規事業開発とかのご相談を受けることが多いので今日ちょっと勉強の ためにこのイベントに来させていただいたんですけどあの話の中でスケーラビリティであったり
とかまあ市場をどれだけ大きくするか あーっていう話の時にまあちょっとすいませんあの後ろのあのボードに出ている
2位ガラスさんっていうのは僕のコメントなんですけど 社会課題解決ビジネスやっぱり儲かりにくいよねでもそれは課題をピンポイントで狙って
いくから儲かりにくいんではないか そこの周辺領域までカバーできるようなプロダクトやサービスが作れればまあ
あのありにスケーラビリティの確保ができるんじゃないかみたいなお話だと思うんです けど
それはあの僕もマーケティングをやっている中でまあすごい難しいマーケティングの技法だなという ふうに思っていてそのあたりっていうのはその
vc の方々であったりとかは僕はそういう方々普段付き合いがないんで結構そういう のに詳しい方がいたりするのか
ちょっとやっぱりそこらへんってやっぱり実際ノウハウはそんなにまだこの 界隈には足りてない領域なのかっていうところはちょっと伺いたいなと思いました
以上ですありがとうございますあのマーケティングまさに大事なところだと思います で多くの社会課題解決のマーケティングは課題に注目します
何を言ってるかというと例えば具体名を避けますが 途上国支援をしている貧困の支援をしている団体があったとしますとその方々の
マーケティング手法どうでしょうかイメージしていただくと非常に苦しんでる悲しんでいる 貧困で痩せ細った男の子のあるいは女の子の写真を使っていると思います
私はそれを良いと思っていませんインパクト投資はもうちょっと違うアプローチで マーケティングをしたいと思っています何を言ってるかというとビジョンを示すべき
どういう状態を作りたいのか誰がどういう状態になっている世界を作りたいのか ということを起業家とともに投資家が作り上げていく
五十嵐 剛志
そのビジョンに共感した人だったりお金だったりを引きつけていくというマーケティングの あり方なんじゃないかと思います
そのビジョンに共感する人というのはもちろん顧客も含まれます その顧客というのは必ずしも社会的経済的に恵まれない方だけとは限りません
もしむしろ私たちのようなと言っていいのかわかりませんが 社会的に言って恵まれた立場にいる人であっても受益者になれるその世界観を
その世界に生きていたいと思うそういったあのビジョンをいかにクリアに伝えることが できるかというところなんだと思います実はあの私たちが発行しているインパクトレポートも
それかなり意識してやっていて課題ではなくてビジョンを全面的に言葉 メッセージングと写真で伝えていくというような工夫をしています
中村多伽
ただまだまだ全然できてないと思いますのでマーケティングのプロの方のお知恵をお借りしたいと思っ てますあのもう1個だけちょっと補足で8さっきおっしゃってた
市場をどう捉えるか ピンポイントだとすごく狭いんだけどあの実は隣接領域にも染み出せたって
マーケティングって割と戦術手段の話だと思うんですけどもうちょっと上流の戦略の 話でどこに市場
どの市場を狙っていくかという話だと思うんですね であのうちの投資先ででじり派っていう素敵な会社があってあの明日の4つ目のセッション
登壇するのまた聞きに来てほしいんですけどその会社さんは柔度障害児向けのリハビリ ツールを提供してるんですね
でなんですけど あの柔度障害児向けのリハビリツールで一見儲からないように見える
しままじで儲かってなかった正直なんですけどその市場8 彼が再定義したのは僕たちがやりたいことはもちろん今柔度障害児の方まで彼のあの
ご自身の子さんもまあ障害を持っていらっしゃるんですけどそういうその子さんに向け てやっていくっていうのがまずスタート地点なんだけど
それは自分にとってはまあ一歩目で あの体が不自由だったりまあ心が不自由だ何かしらの障害を抱えている別にそれは障害と
認定されてなくてもあの例えば8介護が必要な方もそれに当たりますし そういう人たちがめちゃめちゃ活躍できる社会のためのインフラを作っていきたいんだという話を
されていてそこになってくるとそれが最終地点になってくると 例えばじゃあそのゲームを8今柔度障害児向けですけれども
ちょっとアレンジすると介護向けに使えるようになります でこうなった時は別のマーケティング商法が多分適用されるわけですね
とか逆に8柔度障害児向けなんで基本的に言葉を一切使わずにできるものです なると海外展開でいきますよねと
海外展開の時はまた別のまあローカライズがそんなに必要ないじゃないんです けど別の手段が必要ですね
でなのでその多分一つのマーケティングで隣接領域に届けていくというよりはその プロダクトごとにまた一つた手段を変えていかなきゃいけないんじゃないかなというのを
思っていますただその デジリハーがそれそのビジョンを持つと例えばじゃあインフラになるってどういうこと
データを持っていてあのいろんな会社がそのデータをもとに例えばサービスを出したり とか
何かその仕組みを整えたりすることだよねみたいになっていくとどんどんどんどんその 中の障害児向けのリハビリサービス
介護施設向けのサースですみたいな ところじゃないようなサービスの広がりが出てくる
なそういう意味で何か新規授業開発にも何か生かせるその最終的なビジョンがどう その授業戦略に落ちていくのかっていうのを生かせるんじゃないかなというのをあの私も
五十嵐 剛志
学びます以上ですあっすいませんありがとうございます なんかそれでいうと例えばその災害の防止みたいなところっていうのはいつ起きるかわからない
しあの市場としても大きいかどうかもわからない 測定しにくいものを例えばあの
災害の備蓄みたいなものをまあよくありますよね最近それ普段でも食べれるように するみたいな感じにしてまああの基本的にはこのある特定の課題を解決するために開発するんだ
けれどもそうじゃない使い方もできるっていうそのユーザー あのユーザビリティというかを増やしていくようなあのアプローチはやっぱりマーケティングが入って
桂 大介
いかないとできないし それでちゃんと収益が上げれるようにするみたいなところはこれからすごく大事
五十嵐 剛志
なのかなというふうに思ったのでなんかそのインパクト推しっていうそのお金の 出し方みたいなところと合わせてそれを収益化する
桂 大介
テクニックにどんどん研究というかノウハウの蓄積が必要なんだなというふうに お話聞いてて思いましたありがとうございます
中村多伽
めちゃめちゃいいご意見あのありがとうございますそうなんなんでまぁ我々がじゃあ実験を した時にあの儲かんないと言われた領域でどうビジネスが成立してどう成長する
中なのかの手段の一つとして今おっしゃってくれたのは受益者を変えるって いうことだと思うんですね
でまぁそれはなんかすごく結構社会課題解決のビジネスの中でスタンダードな手法で 第2の受益者を発見するとか
先にお金がある人からサービスを届けてそのキャッシュフローであの本来届けたかった 例えば貧困層にも届けていくまあ奨学金モデルみたいなそういうのは結構
マーケティングの手法ともが関連するので中ぜひいろいろ一緒に考えたいな 思いますありがとうございます
小崎 亜依子
あの皆さんああああああああ あの私ジャンピアもあの資金供給だけじゃなくて
あの社会課題解決を狙う事業者さんの支援とかそういうことをやりたいと思っている 汗マネさんの支援とかなんかその辺のネットワーク作りとか
ノウハウの提供とかなかそんなこともやっていきたいなというふうに思ってるんですね 例えばそういうそのどうやってビジネスにさせるのかスケールさせるのかみたいな
そういうことが何かパターンとかで分類できて事例があればすごくそれが役立つので あればちょっと今すぐっていうわけではないですけれどもあの
そういうこともその資金提供と合わせてやっていってなんかやっぱ資金提供だけできる ことって限られているのでなんか全体的にマーケットを大きくしていきたいとかまあすごいニッチなところ
ですけれどもそれはそれでプレイヤーさんが育って 最終的に社会課題解決に行くっていう道筋を太くするために重要なことだと思うので
桂 大介
はいなんかそんなこともやっていきたいなと思ってるんではいよろしくお願いします ちょっとあの今のマーケティングのお話に関連して1個
まあ高さんかな聞きたいのはその一方でえっと 何かビジネス社会的なビジネスがうまくいかないことが8マーケティングの不足だと決められないじゃない
ですか そもそもビジネスとして回らない領域もあるとねデータが何か npo も支援されている中でそれって
中村多伽
もう問題によって決まるんですか あなたは株式会社で起用したほうがいいよあなたは npo で起用したほうがいいよとかって先に決まる
んです味わい深い問いですねこれはねー いやー本当は
どうにかなるって思いたいんですけど8割方先に決まりますやっぱり で
で私はそれを覆したいっていうのがあって家でメディアをやっているんですけど 300社員以上の社会企業家の方にお話を伺っていて
従来儲からないと言われた領域でどう儲けてきたのか例えばマーケティングの手段に 工夫があったのか
ファウンダーが特殊特殊だったのか ヘラルボニーとかねまさにあの今日も持ってきてますけどヘラルボニーさんてまぁ障害者
の方々の後 ip 化して売ってるような会社さんとかまさにそうですけど とか
あの いわゆる受益者がお金を持ってない動物とか環境とか貧困とか子供みたいな場合に
あのどんなビジネスモデルで一定のグロスを指摘なのかっていうデータは集めてはい るんですが集めれば集めるほど
集まらない領域があるんですよ明確にだようはまだ誰もできてない領域があって そこは正直私たちが思いついてない限り
桂 大介
先に寄付であったほうがいいみたいな判断をすることあります あのいや僕はその絵がえっと先に決まっちゃうんじゃないっていうのはまああの高
さんみたいな立場からしたらもっとあれしたいかもしれないけど僕はあのそうであって いいと思っていてやっぱり
npo の人たちに対していやいやビジネスでできるはずでしょって言っちゃいけないと思うん ですよね
小崎 亜依子
そこの線引きはちゃんと考えたいな ちょっと追加してもいいですかあの多分課題もリュードによって
結構あるかなと思って言って例えばこの課題は npo 司法だよねなんかそういうふうにもうちょっと課題を分解して
ここの領域はビジネスでできるかもしれないけどここは絶対への助成金的なところだよね みたいななんかそういうその
あとビジネスモデルなんて言うためそのフェーズ あの問題が起きる前なのか起きた後なのかとかそれによっても多分アプローチって
いろいろあると思うのでなんかそういう 課題をもうちょっとみんなで分析構造化してその一緒に取り組む
ビジネスの人とか n 上の人が資金提供者とかがじゃあここはこうだよねみたいな役割分 たりなんかそういう全体的なことができるといいなって思ってます
五十嵐 剛志
ありがとうございますあの私も基本的に賛成なんですがあの課題で区切るという考え方 以外にも例えばステージで区切るとか資金使徒で区切るっていうのもあると思います
何を言ってるかというと結局みんなで協力して社会課題解決していこうよっていうこと が大事なのであって
npo なのか株式会社なのか投資なのか助成金なのかということはあんまり本質ではない 使い方とかあのステージということに関してお話しすると
ステージはも圧倒的にシード一番最初のお金 これは儲かりにくいですなので助成金で出してほしいと心から思っています
使い方としてはリサーチに使ってほしい何が課題なのか どこで誰がどういうふうに苦しんでるのかそれはなぜ解決されなかったのか
今までどのような取り組みがなされてきて政府企業 np を含め 誰も解決できなかったのはなぜなのかそこをリサーチしてほしい
なおかつそれに対するソリューションがなぜ有効なのかというところの仮説を立てると これはぜひ起業家にお願いをしたいんですが
起業家だけではなかなか難しいしそこに対してクイティをつけるというのは非常に難しい 正直
なので助成金というお金を使ってそこにリサーチをつけたのリサーチできるための助成金という のをつけてほしいですしジャンピアにはそこをお願いしたいと思ってますあの
中村多伽
あなんかどなたか喋りたいことありました大丈夫ですか あのおっしゃる通りでしておっしゃる通りでしてちょっと別の角からあの質問もちょうど来て
たんでお話し聞きたいなぁと思ってるんですけど あのまずご質問が a
中村多伽
8 受益者の定義を広げることで結果的に市場を大きく見積もることということは
a 4社会起業家自身も考えると思うんですが一方で本来届けたい受益者に届かない サービスになったりすることもあり
起業家側としては踏み込む決断が難しいと思います 投資を得るために投資家の意見をどこまで聞くかをずっと迷っており皆さんの考えを聞きたい
ですということなんですけどあの確かに全員 あの課題ファーストで向き合ってもらってまあそれで投資家的には超拡大してくれたらめちゃめちゃ
ありがたいんですけど私たちってその企業前から接触して一緒に課題を検証して まあ
ビジネスなり事業の立ち上げに伴奏するっていう授業した後に投資をするんですね なんで
それをやればやるほど一つの課題でもその企業家の思考性によって全く見え方が違うし その正解が一つではないし
8道のりも一つではないっていうのを持ってるんです でさっきの私が出したでじり派の事例はそのお母さんという代表の人がもうあってもらった
わかるんですけど なんかスケール超でかい人なんですもう常に
しざめちゃたかーみたいな人なんですねでそういう思考性の人は拡大しこその 資本主義的な拡大志向も別に
ペットしないわけでは全くないなんですけど企業家が本人がそこまで広げたいと思っ てなかったら私たちが無理やり広げるっていうのは正直お互いとって不幸である
いう前提ではあるんですけど皆さんにお伺いしたいのがその まあ投資家を知られるために投資家の意見をどこまで聞くべきかっていう話と
だからその企業家の思考性社会企業家が今まさに取り組んでいる課題に対して どんな態度で向き合ってほしいのかみたいなちょっとお聞きしてもいい
五十嵐 剛志
めちゃくちゃいい質問ですね ぜひ後で挨拶させてくださいあの
投資家の言うことなんて聞く必要全くないです で投資家が言ってるので論理的に矛盾してるんですが本当にそう思ってます自分の声を聞いて
ください 何をしたいのかどんな社会を作りたいのかそれを私たちは聞きたいと思っています
私たち投資家が求めることなんて聞かなくていいです 多くの社会的企業家が私たちに
漏らしてくれるのはですねほとんどの vc の人たちが私たちのビジョン意見をバカに したと聞いてくれなかった
そんな儲からないことやって何になるんだともっと儲かる市場行けということを言われて しまう1件2件じゃないです
10件20件30件40件50件言われますそれでも嫌になったと vc が嫌いだという人もい ます
五十嵐 剛志
そんな人たちが私たちインパクト投資家に来てやっと救われたっていう言葉を漏らして くれます
やっと聞いてくれる人がわかってくれる人が出てきた 私たちはそういう存在でありたい企業家が成し得たいなしたい実現したい
社会それを本当に心から思う社会実現したい社会というのを聞きたいですしそれを 実現するための支援を私たちは全力でしたいその時にいろんなこと言うかもしれ
ません もっと市場を大きく捉えたらどうだとかただそれを聞く必要もないです
本当にそれに共感する確かに投資家の言う通りだと思うんであればそれをそう握手 して投資を実行すればいいと思いますがそう思わないんだれば無理に投資家の
いうことを聞く人は全くないと思いますそれは将来不幸になると思います なので同じビジョンを描けるような投資家なのかどうかというのをぜひ企業家の立場から
見極めてほしいと思いますこれ本当に結婚とかと同じ なので相性だと思っています正解なんかない世界なのでぜひ自分の声を聞く
いうこと あのに重きを置いてほしいなと思います
中村多伽
あの明確に8インパクト投資家は本来届けたい受益者に届かないサービスになることを 推奨することはないしそれを推奨しているインパクト投資家がいたらあの
パチモンなんで あのそれは大丈夫ですむしろそれを届けつつどう拡張するかっていうの
あのまあインパクト投資家としてはやりたいまただ普通の vc は あのやそれちょっとメリアかこっちにしたらとかっていうことは全然あると思います
だからそれはもう本当に好みだと思うんですけど カザーさん
いやえっとまあ いやいがらしさんの話はね投資家だからこそ言える話でお金がないとねそう
桂 大介
実際には有限しか選択肢がないわけだから本当に資金が欲しかったらどっかで妥協 するしかないわけですよね
でえっと投資家の言うことというか投資前の投資家の言うことは僕は聞く必要ないと思う けど
当然株主の言うことは取り入れなきゃいけないですよね会社のオーナーですか だからそこは区分けして考えるべきであの投資面談してる人の言うことそれは聞く必要ないですよ
でもこの人の言うことなら聞いてもいいからという人を株主に向かえないと会社は 分裂しちゃうので最後にそこでまさに握手するときはこの人の意見はちょっと違うかも
しんないけど僕とは違うかもしれないけど聞いてもいいな 一緒のこれを混ぜたところに自分の会社の行く先がありそうだな
てが自分の会社でもなくなっていくわけですよね調達していくと 一緒の会社になって共同保有する会社になっていくわけであそこが大事だなというの
とえっといっ さんはご自身のねあのバンドにすごく高自信というかがあっておっしゃってんだけど最初に
言ったようにで高さもそんなパチモンだって言うけど イラスターが最初の方にイヤーインパクト投資家も質が悪いのがいっぱいいるんだって
いうことをおっしゃってたように実際そういうところもあるわけでやっぱりそれは なんかこう
まあまあなんていうのかな理想的にはそうなんだけど現実的には難しいですよね なんかこういうところ避けるべきがあればしたいあのいや
中村多伽
このオフレコセッションじゃなく全参加者が聞く聞けるようになっちゃうんであの バイネームでは言えないんですけど
あの本当に8超お金に困ってる企業家とかもあの全然投資面談に来たりするわけですよ ね
そうなった時に私は8 vc を避けたほうがいいとまずインパクト投資家いなかじゃ 超お金に困ってる時に入れてくれる vc なんても絶対やばいから
あのまず知り合いとかエンジェルとか マクラファンとかそういうところからお金を入れた方がいいと思います
であの伸びているときに対等に交渉できる力を持って vc に行くっていうのが あのもう
それインパクト投資とか関係なくはいいいと思ってます っていう中でもなんかめちゃ白熱しすぎても残り8分というところなんですけど
あの最後にこれだけは聞いておきたいすいません質問をたくさんいただいてて逆に 拾えなくなっちゃったんでこれだけは聞いておきたいみたいなの
秦由佳
あればあぜひお願いしますじゃあ ありがとうございます
五十嵐 剛志
長島と申します皆さんあのざっくり言うと世のため人のためにあの投資っていう やり方で貢献されていると思うんですが
なぜその投資っていう形であのその世のため人のためを体現されているのかというのを聞いて いたかったです
もし超はっきりこう店員を感じている部分があれば 企業化として行ったりとか特定の領域に絞ってやると思うんでしょ
でもそうではなくて相手その投資っていう幅広くできる立場でやっている理由を ちょっと聞いてみたいなというふうに興味本位で思ってました
中村多伽
お願いしますまあ投資にせよ寄付にせよ どうしてその手段に飛び込んだのかっていうのかつらさんから順にお願いして
桂 大介
ます いやだからでも僕はそれはあのなんだろうな
あらゆる 人間がなんかその場にいる8絶対的な理由ってないと思ってて
なんかこれまでの人生の延長歩んでいるだけだと思うね なんでじゃあ日本で仕事してるんですかとか日本に住んでるんですか
たまたま日本で生まれて育ったからまあわざわざ外に出る理由がなければ日本にいます っていうぐらいの話で
まあ僕は僕はそんなにえっとこの領域に携わっていることに先的な理由はないんだ けど
8まあ少なくともやっぱり通してはすごい巨額のお金がね 動いているところだからそれを少しでも方向性を変えていくということは社会にとっては
非常に大きなインパクトがあるとは思っていてそういう意味でインパクト投資は あのもっともっとまあいろいろこう広がれば広がるほどいろんなあの
ねえ抑制今後になるかもしれないけどそれでも僕はもっと盛り上げていったほうがいい かなというふうに思う
秦由佳
肌さんがそもそも投資という業界に身を置いているのは何が楽しいからですか 趣旨はでもあれですよねインパクトの方の話じゃないんですけどいいんでしたっけ
全然その辺あのすっ飛ばしてすごい広く聞いてみました いませんあの私は別にあのインパクト投資だけをやってるわけではもちろんねあのない立場
なんですけどもしちょっと私の立場で言うと私長年ずっと運用の世界にいたので 純粋なリターンだけお仕事をずっとやってきましたもこの業界で20年以上やってるんです
けどやっぱりこの4年前になぜ jic に来たかというと今いい今日はテーマはインパクトです けど私は今日本ってものすごい課題を抱えている
あの国かなと思っていてこれからの10年で本気でこの日本を変えていかないといろんな てるこのインパクトもそうですしこの日本の産業のあり方もそうだし
日本にこのまあ構成すると大バスといろんな課題があってこれを変えていかないと ここに座っている皆さんの未来ないと思ってるんですよね
そのもっと大きなダイナミズムに自分が関わって少しでもその一条になっていきたいと思って まあこの jic に入ってきたので私はもうちょっと大きい俯瞰的に見る立場で仕事を
していてその中にこのやっぱり社会課題解決っていうのは多くのスタートアップさんが 社大会課題解決に向かっていると思うんですよ今そのまあ今日のテーマの中では先ほどの
脱炭素とかもちろんヘルスケアってちょっと違うのか僕はあのまた議論の余地いろいろ あるかなと思うけどでもそれだって
ライフサイエンスの世界にアンメットメディカルニーズっていうのがすごいあって やっぱり薬が届いてない患者に対してどうと取っていくかここの
ライフサイエンスすごく重要ですし日本から今回の頃なでもワクチンが出てない この国からどうやってワクチンちゃんと作っていくんだけどライフサイエンスのところもしっかりやって
かなきゃいけない 結構すごい課題あって今労働人口も減っている中でやっぱりこの労働人口問題どう考えていく
のかパスの大きな課題に携わる中でやっぱり投資ってのはキーで補助金ってやっぱり あのある意味さっきのいた調査だったり
トライしてみなさいとでもお金って大きくしないとまたそこに雇用も生まれないし 新たなその産業もできないし
もっと言うと今日本ってもっとこの自利品の中でも外貨を稼いでいかなきゃいけないと ところでグローバルに作っていくスタートも一緒まあそういうその大きなダイナミズムの中で
秦由佳
やっぱりこのエクイティというまあ手段を使ってね しっかりそれを実現していきたいなと思って入ってます
小崎 亜依子
はいえっと私はですねあの 結構 esc とかインパクトとか結構長くやっててあのメインストリームの金融機関さんと
のあのがそういうことをやるっていうことにちょっとぶっちゃけ飽きちゃったんですよね それであのただなんかこうジャンピアっていうちょっと新しいプレイ新しい資金の出し
てがあのインパクトをしやるっていうのでそれはなんかまた別のことがアプローチができる かもしれないなというふうに思ってまあ今の仕事であのついてるわけなんですけど
まあなぜ投資かっていう話で言うとあの もともとあの
中村多伽
金融工学とかやって言って所職はあの野村アセットというところなんですけどもそこの時に 8
小崎 亜依子
世界金融強行みたいなタイバーツが切り下がるとかもうすごい時代で なんかすごく私はその時に思ったのがあの
タイタイがドルペック外れたらすごい国としては損害じゃないですか だけどなんかみんな誰も
タイの人ってどうなるのかなっていうことよりも次はどこだね次は韓国かどこだ みたいななんかその
自分たちの生活とあの本来こうなんて社会の方なんて言うんですかね 金融って社会を作っていく水道の蛇口だみたいなこと言われるすると思うんですけども
そこのすごいギャップっていうかまぁ何のブリッジもないっていうか そのことに何か一人の人間としてなくこんなしこれいいのかなってすごい思った
もっとザワザワしてそれでその頃多分ちょうどまあ esd もなかった頃で まあ社会課題を投資に入れようみたいな動きがまあ内外でちらほらできていって
そういうちょっとそこにブリッジ作っていけいくことをしないとなんか人間として なんかちょっとおかしいんじゃないかなというふうに思ったのがきっかけでその後はなんかあの
五十嵐 剛志
えっとかつるさんおっしゃるようになんかフラフラしてここにいますっていう感じです はいえっとなんで投資家やってるのか本当に社会課題解決したいんだったら企業
かやれよっていうことだと思うんですけど 理由は簡単でビビってるからです
リスク取れないか そこまで人生かけられないか何言ってるかというとまあいかに愚かな人間であるかということだと
思います投資家っていうのは僕もさっきオックスフォードだってバカにされましたけど 先ほどご質問いただいた中村さんもね
ハーバードだしあなただって兄弟でしょと愚かだからですよ リスク取れないんですよ怖いんです
パッションとかインスピレーションとかクリエイティビティみたいなものを持ち合わせていないから いうとちょっと語弊がありますけれども
単純に分類化するとそういうことなんだと思います一方でファイナンスというのは勉強を することが可能です
専門性を高めてそれで人を助けるということが可能な領域だと私は思っています 私のバックグラウンドもともと公認会計師で npo で働いたこともあるし政府で働いたことも
あります 自分というリソースを使ってどうやって社会を良くすることができるんだろうかっていろいろ
考えていろいろ迷子になりながら今投資家という立場で活動しています あくまで暫定的なあの答えだと思っています
自分の専門性を生かしてどういうふうに社会を良くしていくことができるのかという 問いに向き合った結果が今の投資家という立場です
私の人生の個人的なミッションはすべての人 あらゆる社会経済的背景を抱える人々の可能性が最大化されるような社会を作りたいというの
が私のライフミッションです これを実現するためにできることが投資と教育この2つだと思っています
共通しているのは人の可能性を信じるということ その力は私にはあると思いました
なおかつファイナンスの専門性もある なので今投資家っていう仕事を生き生きとやることができているのかなと思っています
中村多伽
ありがとうございますあの時間もそろそろなのであのもう終わろうと思うんですが 8私自身はあの
この世界で社会の理不尽によって誰かが泣いているのが本当に許せないんです 誰かが泣いてたり命を奪われたら状況が本当に許せないし
こうやって育ち人たちが涼しい空間で喋ってる間に誰かが死んでるのも本当は許せない ことなんですなんですけど
役割分担として考えた時に自分が現場に行くんじゃなくて リソースを流す人になった方がいいっていうのがまあ大前提あり
ではあの私は自分も起業してますしなんか金も借りてるし調達してしファンドも作っ ちゃったしもなんか人の金借りすぎてもリスクみたいな意味で言うともうなんかわかんなく
なっちゃってるんですけどでもそれでも私は何か 証明できる気がしてるんですよねなんかこの活動こんなねまぁ素敵な皆さんがいらっしゃって
こんな心強いあの先輩方がいらっしゃって なんか社会課題解決したらなんかそのビジネス領域
中村多伽
まあ投資という手段において社会課題解決したらめっちゃみんなにとっていいじゃん っていうのがなんかちゃんと証明できそうな気がしてるんで
なんかそういう意味では投資という手段を選んで良かったなというのを思っています はいということでちょっと時間が過ぎてしまったのであのこれで終わりたいと思うんですがちょっと
皆さんに宿題がありまして本当はこのセッションであと50分ぐらい話したかったことが 一つあってあの社会課題解決って
インパクト投資によってあの効率的に解決されると思われているんですけど私は その例えば
氷一番効率のいい社会課題解決とか一番経済効果のある社会課題解決 みたいな考え方にすべてが寄っていくのはちょっとなんかもったいないというか面白くないん
じゃないかと思ってるんですね 皆さん是非ハッシュタグ
ivs ソーシャルっていうハッシュタグがツイッターになるのでハッシュタグ ivs ソーシャルで あの社会課題解決って今後どうなっていくべき
みたいなのをちょっとぜひあのツイッターとかフェイスブックとかやってる方いたら ぜひあのツイートしていただければ私が拾ってああこういうことかみたいなのをこう話したいなと思う
五十嵐 剛志
のでお願いしますぜひあ なんかどうしても言いたいんですけどお願いしますあのツイッターで予告してたんであの
鉄の檻っていう概念聞いたことある方いらっしゃいますかね これマックスウェーバー社会学者のマックスウェーバーが唱えたあの考え方で
近代化つまり合理化の先に人間というのは幸せにならないという結論なんですよね 私たちが今インパクト投資で強力に押し進めているのは合理化です
ロジックモデルっていうのを作ってい不全モデル こうなったらこうなるだろうっていうのを予測して
こうなったらいいなっていうのを考えてそれを測定していくわけですがその前提にある のが合理化だったり計算可能性とか予測可能性の世界です
私たち人間は非常に愚かなので未来が予測できると思ってしまいがちです こうなったらいいなというふうにこういう介入を行ったらこうなるだろうというロジックを立てる
わけですが世の中そんな単純なわけはないです そして
現場のお声を聞かずに合理化だけをね進めていくとツールとかマニュアルとかそう いったものに頼るようになります自分の頭で考えない自分の心で
感じないということになってしまいますそれが行き過ぎたのが今の金融資本主義だと 思っているのでぜひ皆さんもね社会課題を解決するというのであれば現場に行き自分の頭で
考え心で感じ取ると答えを求めるなと 求めるべきは遠いであるということを常に
中村多伽
問いかけたいと思います素晴らしい投げかけありがとうございます 皆さん興味あるっていうことなんでみんなで頑張っていい社会にしていきましょう
ほんでもし何か困ったら私はあんまり力がないですけどこの人たちはすごい偉い人 たちで力もお金もあるのでぜひ頼ってください
いいですかみなさん本当に今日はありがとうございました まだみんなで頑張りましょう
皆さんありがとうございました
ありがとうございます