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2025-10-15 28:11

#13 マーカー分けで論文が構造になって見えてきた【ゲスト:司法試験合格者 - 髙木 和歌】

今回もゲストに司法試験合格者の髙木和歌さんをお迎えしての対談。

司法試験合格に向けて実践されていた勉強法についてお聞きします。


▼トークテーマ

・スタートが3か月遅れだったのでとにかく講義を見進めることに

・講義に対応する短答の問題を解いていった

・論文は講義のマーカー分けで構造になって見えてくる

・論文が書けないうちは先に先生の答えを聞いて逆算して学習した

・図書館で自分の苦手な箇所に特化している本を読むこともあった

・論文は知識をつけてからではなくまずやってみることが大切

・情報収集については伊藤塾の電話相談や合格者のブログなどを活用した

・もういいかなというタイミングでもアドバイスをもらって頑張れた


▼出演者

佐々木 望(声優)

髙木 和歌(司法試験合格者)


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経験豊富な講師陣によるわかりやすい講義と、受験生一人ひとりに寄り添ったサポート体制により、毎年圧倒的な人数の合格者を輩出しています。

法律を学ぶすべての人の「その志に、実力を」をつける。それが伊藤塾の使命です。

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サマリー

このエピソードで、司法試験合格者の髙木和歌さんが育休中の勉強法や基礎マスター、論文マスターでの学習体験についてお話しします。特に、マーカー分けを利用した論文の構造理解とテキストの効果的な活用方法に焦点を当てています。髙木さんは論文試験の効果的な勉強法について語り、マーカー分けを用いた分析や答案構成の重要性、学習における情報収集の方法について掘り下げます。また、自身の受験経験や勉強法についてもお話しし、勉強を続けるモチベーションや受験生に向けた励ましのメッセージが印象的です。

高木和歌の勉強法
合格全書 伊藤塾が届けるリアルボイス
リスナーの皆さん、こんにちは。声優の佐々木臨です。
合格全書 伊藤塾が届けるリアルボイスでは、
司法試験及び予備試験に合格する自分を鮮明に思い描いていただけるように、
学習法についてのお話や、合格者へのインタビューなどをお届けしていきます。
ぜひ、ご自分の学習計画にお役立てください。
今回も前回、前々回に引き続き、ゲストには、司法試験合格者の高木和歌さんにお越しいただいています。
高木和歌です。よろしくお願いいたします。
今回もよろしくお願いいたします。
では、早速3回目、今回のテーマなんですが、いよいよ、司法試験合格への勉強法ということで、
高木さんにいろいろとお話を、具体的な勉強法について、ぜひお伺いしたいなと思うんですが、
まず、勉強を始められたのが育休をされていた時なんですかね。
そうですね。復帰までまだ数ヶ月というタイミングだったんですけれども、
確か6月くらいに伊藤塾の基礎マスターに申し込んで、
3月くらいから始まるコースに申し込んで、ちょっと数ヶ月遅れで始めたというところだったと思います。
3月からコースが始まって、申し込まれたのが6月だったら、キャッチアップというか、最初はハイペースで。
そうですね。基礎マスターだったので、全部初めて知る内容だったんですけれども、
とにかく見るっていうので。
とにかく映像を見る。
そうですね。見て、理解しようがしまいが、見るっていうのを。
じゃあ、とにかく進んでいくってことですか。
そうですね。その3ヶ月分の遅れもなるべくその育休期間中に取り戻したかったので、
息子が昼寝をしている間に見るとか、そういうことをしてました。
細切れ時間にとにかく見続ける。
そうですね。ちょっと1.何倍速みたいな見方もできるので、少し早めて見て、マーカーを先生のおっしゃる通りに引いて、
それを1日に何コマか見るっていう生活を最初はしてました。
1日に何コマかなんですね。
それも育休中、復職されるまでが数ヶ月ぐらいですか。
そうですね。
その数ヶ月の間に基礎マスターは見終えられたんですか。
全然ですね。民法の途中くらいで終わっちゃったかなと。憲法が。
憲法、民法。
民法がすごく長いので、民法の後半行ったかなくらいのタイミングだったと思います。
じゃあまだその後、刑法とか処分法とか要請法とかがたくさんある中で、
でもできる限りとにかく見ようと、とにかく先に進もうとご覧になっている。
これが育休中の勉強内容だったんですね。
基礎マスターと論文登錬
それで、復職をされてからは引き続き基礎マスターをご覧になって。
そうですね。基礎マスターの時は予習がしなくていいよっていうことだったので、予習は一切せずに、
講義でマーカーを引いた箇所を若干復習するくらい。
3時間聞いたらその内容を1時間くらいバーって読み直すっていうようなペースでやってまして、
基礎マスターに学習支援システムっていう、担当式の問題を一問一答で回答していける、
スマホか何かで回答していけるシステムがついてたので、
それを隙間時間で自分の聞いた部分の問題を解いてみるみたいな。
そういう復習の仕方をしてました。
なるほど。じゃあ映像視聴に加えて、テキストにマーカーを引いてあるそのテキストを、
映像を見終わった後にサッと読んで、さらに担当の問題なんですかね。
担当の問題が足別に出題してくれるウェブのシステムっていうのがあるので、
それをやった部分について回答するっていう。
やった部分の担当が選べるというか、進度に応じて進められる。
それはいいですね。
そうですね。
じゃあそれも合わせると担当の勉強もできていたってことですかね。
なかなかインプットからアウトプットがままならないというか、
スムーズにいかないみたいなお悩みがある方もいるというふうに聞いたことがあるんですけど、
私の場合はインプットしたことをすぐにアウトプットしたいなと思って、それをやってました。
なるほど。そして基礎マスターは長丁場ですけども、ずっと聞き続けられて、
その他に同じ時期にされていた他の勉強というのは、勉強法というか。
その当時はもう基礎マスターしかやっていなかったと思うんですけど、
基礎マスターの中にも短い論文の登錬というのが組み込まれていたんですね。
その当時全然その論文の書き方だとか、何からどうやっていいのかというの全然わからなかったんですけど、
伊藤塾の職員の方に絶対にそれはスケジュール通りに出した方がいいですというふうに言われたので、
わからないながら何か書いてとりあえず出すというのはやりましたね。
登錬は自分で書いて提出して、それを添削していただけますか?
添削をしていただくんですけれども、自分で書けないのでほぼテキストとかを見ながら写して書いてたような状態ではあるんですけれども、
それをやるかやらないかで全然工費が変わるというふうにスタッフの方にご説明をいただいてたので、
これはやらなきゃいけないものなんだということで苦しいながらやるようにはしてました。
法律の司法試験にしても予備試験にしても答案って書き方がやっぱり最初皆さんわからない話も聞くし、
私も法学部にいたときに試験の答案をどう書いていいか全くわからなかったんですよね。
そのわからないなりにも、最初は皆さんわからない、わからないなりにも何とかとにかく書いていくことでわかるようになるんでしょうか?書けるようになるんでしょうか?
本当に私も論文マスターに入ったあたりで、こんなの自分で一生書けるようにならないんじゃないかって思ったんですよ。
何から手をつけたらいいのかが本当に想像もつかなかったので、
もうしょうがないので問題を見て答えを見て講座を聞いて、そこから逆に答えを見ながら答案構成をするっていう勉強をしてました。
ちょっと育休中の勉強法からかなり話が飛んでしまうんですけども、
論文マスターで先生が、ここは問題提起ですとか、ここは規範で、ここは具体の当てはめですみたいなことを教えてくださって、それが色が違うんですね。
規範は何色、当てはめは何色っていうふうに決めてマーカーを引いていくんですけど、そうすると構造になって見えてくるんですよ。
まず問いがあって、理由があって、規範があって、当てはめがあってみたいな段階が見えてきて、ああこういうふうになってるんだっていうのがしばらくして分かって、
じゃあまずどこに問いがあるのか気づけなきゃいけないんだなとか、
問いを立てて、その規範を次に持ってこなきゃいけないけど、ここは自分で立てられるものじゃないから、ある程度詰め込みというか暗記してないと立ち打ちできないんだなとか、そういうやり方が徐々に分かったっていう感じです。
マーカーで四角化することによって、問いと規範と当てはめがはっきり模範回答というか回答例から浮かび上がってくるということですよね。
そうですね。
それはすごくいいですね。逆にそれがないと、ただ回答例を読んでも身につかないというか、分かないままでしょうね、きっと。
そうですね。今自分がどこにいるのかっていうのが分からないと、なかなかそこから抜け出せないなっていうのは感じます。
じゃあ論文マスターでそういうお勉強をされて、マーカー分けをして構造を見て、それから問題点、論点に気がつくところから始められて、それから規範はもうこれ覚えないとしょうがない部分もあるので、頭に入れて、あと当てはめは具体的事例に当てはめていけばなんで。
そうですね。
規範までは一つの勉強というか。
そうですね。ただ当てはめも当てはめの定石と言いますか、こういう事実が来たらこういうふうに当てはめるっていうのがあるので、そこも自分で一から考えて当てはめができたら本当はいいんでしょうけど、なかなかそれは効率的ではないので、
こういう事実はここにこういうふうに使うみたいなことを論文をたくさん数を見ていく中で習得をしていったっていう形になるかと思います。
たくさんの問題に触れて具体的な当てはめを学んでいくということも大事ですね。
論文マスターの学習方法
そうですね。
なるほど。話戻っちゃうんですけど、キスマスターを聞き終えられて、そのまま今度は論文マスターが始まるんですね。
はい。
今おっしゃってたのが論文マスターのお勉強の仕方。
そうですね。本当に最初は全くできなかったので、しばらくは先生の回答を先に聞いて、そこから逆に自分だったらどういうふうな答案構成だったらここまでたどり着けるかなみたいな逆算の思考みたいな形でやってました。
やっぱり最初に答えを見ちゃうのって抵抗がある。私も前はそうだったんですけど、でもいっそ先に見て問題と回答を手出し合わせて回答分析してっていうのは結局なんか早道のような気もしますね。
そうですね。回答を見て、じゃあ次自分で書けるかっていうともうそういう世界ではないので、単純なカンニングとかと全然違うと思うんですね。
模範回答と言われるような回答を、司法試験に合格する時点だったとしてもそこまでのクオリティで書けなかったですし、むしろ書ける必要もなかったので、模範回答は模範回答として最大限参考にさせていただいて、ただ自分だったらどのポイントを抑えれば最低限書けるかなとか、
そういうふうに模範回答のいいところを自分の中に落とし込んでいくっていうようなイメージでやってたかなと思います。
なるほど。ある意味逆算的なのかなと思うんです。
そうですね。
自分だったらこう書けるっていう最終的なイメージがあって、そのためにはこれとこれとこれはインプットしておこうみたいな。
はい、そうですね。
なるほど。それが複植されてからの基本の勉強だったんですかね。
はい、基本的には論文のことばかりやっていたかなと思います。
その論文マスターの勉強をされていた時に担当の対策っていうのは特にされてはなかったですか。
担当の対策は正直あまり時間はかけてなかったですね。
自分の傾向として結構一問一答が得意だったっていうところがあって、ある程度フィーリングで解けてしまったっていうところがちょっと変な言い方なんですけど。
もちろん予備の担当の直前とか直前2ヶ月とかは担当の勉強をしたりとかっていうのはあったんですけれども、
基本的にはもう論文がすごく時間がかかりましたし、合格レベルまで持っていくのが本当に難しかったので、論文の勉強が主体でしたね。
そうですか。お仕事をされて、それからお仕事終わってお家帰られた後って、前回はね、1日なんとか3時間を目標に確保すると、勉強時間を確保するということだったんですが、
論文の勉強ってどこまで書かれてましたか。書いて時間をどういうふうに使われてましたか。
論文試験の勉強法
なるべく書くようにはしてましたけれど、論文マスターで各科目数十問載っていて、その中で半分くらいがAランク問題というふうに先生が指定してくださったと思うので、
Aランク、あとBプラスぐらいまでは書くようにはしてました。Cランクの問題とかはサッと見るだけだったり、あと答案構成だけだったり、そういうふうな形で使い分けはしてましたけど、
ただ正直書いてなんぼの試験かなというふうに、今ちょっと試験の形式が変わるので、手書きではなくなってしまうと思うんですけど、
その当時は手書きで予備試験だったら70分、試用試験だったら120分の間にどれぐらい詰め込んで書けるかというところが勝負だったので、
それはもう書くことでしかトレーニングできないなというふうに思って、何とか時間をひねり出して書いてました。
そうですか。書く内容ですよね。回答例があってそれをマーカー分けして分析していきますよね。
なるほどなるほど、こう使うのか、こういうふうに事実を使うか分かって、今度はその後で写すんですかね、書き写す。それとももう一回自分で解いてみるという感じかな。
何か書き写す、写教とか言うらしいですけど、そういう方も聞いたことがあるんですけど、ちょっとやったことがあるんですけど、あんまり効率的じゃないなというふうに思っていて、
模範回答を100%結局最終的に書けるようになるわけではないので、どちらかというと最低限の論点を落とさずに書けるっていうことを実際に書いてトレーニングしてたかなと思います。
答案構成に少し肉付けをしたぐらいってことですかね、イメージ的には。
そうですね。冒頭予備試験だったら15分ぐらい答案構成に使ってたと思うんですけれども、それを文章で肉付けをしながら仕上げていくっていう、そういうやり方ですね。
ご自分なりの回答の個種を書いていることですかね。
そうですね。答案構成は自分にしかわからないような書き方だったと思うんですけれども、個種はやっぱり構成しないといきなり書き始めるっていうことはちょっと難しいので、書くようにはしてました。
やっぱり書くの大事ですよね、きっとね。
そうですね。論文を書くのはもちろんそうなんですけど、何か暗記したいことがあるときも、それを唱えながらひたすら裏紙に書くとか、そういうようなこともしてましたね。
そうなんですね。それも必要ですね。ひたすら覚えるときに唱えながら書く。
なるほど。そしたら他にお勉強は特に、基本的には伊藤塾の教材をベースにして、例えばちょっとわかんないなとか、ちょっと詰まっちゃったなっていうことはありましたか。
もちろんいろいろありましたね。民曹で言えば規範力がわからなかったりとか、計算の点分がどうにも理解できないとか、そういうのはポイントポイントでありましたね。
そういうときは他の本を見たりとかされました?
そうですね。伊藤塾さんのテキストも手元にあるんですけれども、私の場合は同じことをちょっとずついろんな書き方で書いてあるのをいくつか読んで、総合的にこういうことなんだなっていうやり方が理解しやすかったので、
図書館で点分法則に特化した本とかが実は置いてあったりするので、それを借りて読んでみたりとか、いくつかその一般に売っている基本書とかを買ってみたり、そういうことはしました。
トピックというか、その自分のわからないところ、特定のところに絞って、そこを調べていくんですよね。
そうですね。はい。
私もその勉強方法がすごく自分と似ているなと思ったのが、私もすごくいろんな本を見るんですね。基本書とか参考書とかで。
同じことをどう書いてあるかがみんな違う。結局は同じことなんですけれども、書き方が違ったりして、この本はちょっとわかりにくいけど、この本だったらわかったとか、
あとは全然全部わからないけど、1冊だと全くわからないで終わるところが、5冊、6冊ぐらい読むと、なんとなくわかってるかもみたいに思える時が来るんですよね。
そうですね。その意味では、直前答錬とか、司法試験で言うとコンプリート答錬とかになると思うんですけど、答錬の回答の解説ってすごく役に立って、ちょっとやっぱりその基本のテキストとは違う書き方で書かれているんですね。
基本のテキストで覚えて、わかったつもりになっていたことでも、やっぱりそういった違う書かれ方をしたものを読んでみると、全然この深さが足りなかっただとか、実はこういうことだったんだとかということに気づくことが多くて、答錬のテキストっていうのはすごく愛用してました。
やっぱり答錬のテキストと基本書ってアプローチというか、その読む人にとっての受け止められ方が違う、多分目的が違うんだと思うんですけど、書かれている目的が。だから最終的には試験合格が目標であるとするならば、その試験合格に特化して作られた教材っていうのは、多分一番最終的には強いのかなと。
そうですね。いろいろわかってから論文の勉強に着手しようとかっていうふうな気持ちになる方とかもいると思うんですけど、始めちゃったほうがいいなっていうのはすごくお伝えしたいことで、やってみないとわからないことがいっぱいあるので、最初は本当にできなくて絶望すると思うんですけど、
情報収集の重要性
必ずコツというか、つかめてくるっていうタイミングが何度かあると思うので、できなくてもできないなりにやってみてほしいなというふうに思います。
そうですね。できるようになってから何かしようとか、できるようになってからこれを始めようじゃなくて、とりあえずもうやってみる。
そうですね。
そうなんですよね。やって初めて見えてくることがいっぱいあって、勉強もそうですよね。勉強法もどういう勉強法がいいって最初にいろいろ情報探して、じゃあこれ良さそうだからやるんじゃなくて、もうとにかくやる。とにかくやると、自分だった勉強法がやるとわかってくるっていう。やらないとわからないままっていうとこはあるのかもしれないですね。
そうですね。社会人から始められる方だと、高校受験、大学受験とかで、自分の勉強の好きなやり方とか苦手な部分だとかっていうのはある程度自分で体感してると思うんですね。
なのでそれをうまく生かして、自分に合った勉強の仕方を見つけていくっていうのが効率的なのかなというふうに思います。
そうですね。やっぱり社会人であるということで、いろいろやっぱり仕事も含めて家庭も含めて自分の顔を複数持つじゃないですか。受験生だけじゃない顔。そうやって生きていく中で、どうしてもその100%勉強全振りっていうのは難しいですよね。
ほとんど1日の本当に数時間できるかもしれないけども、基本的にはいろんな顔で生きていかなければいけない。
そうですね。
それがやっぱり社会人が勉強するところの難しさでもあると思うんですけども、でもいい面もあって自分のことを社会人だからわかってるんですね。ある程度ね。
向き不向きとこういうことはできそうもないけど、こっちだったらできそうとか。
そうですね。
あとは過去の経験をうまく使ってとか、それは社会人ならではの部分ってあるのかもしれないなと思います。
はい。それはすごく感じます。
あとは逆に社会人ならではというか、一人で勉強をする場合ですよね。学生さんの中でというのではなく、一人でこういう資格試験の勉強をするときに情報ですよね。
情報がない、例えば身近にそういう同じ勉強している仲間がなかなかいないので、そういう情報については、でも情報大事じゃないですか。
そうですね。
どういうふうに対応されましたか。
はい。本当に身近に同じ状況の方がいなかったので、もちろん伊藤塾さんに情報をいただいたこととかっていうのもあって、当時電話相談っていうのができたので、
あまりにもちょっと方向性を見失いそうだなみたいなタイミングでは、よく電話をして相談をさせていただいてたんですね。
だいたいいつも同じ回答で、「大丈夫です。それで全然大丈夫です。」みたいなことをおっしゃっていただいて、
自分としてはもうあれもできてない、これもできてない、これもわからないみたいなパニック状態で結構電話をしてしまったんですけれども、
とにかく今の続けていれば絶対わかります。大丈夫ですっていうのをよくおっしゃっていただいて、それはすごく支えになったなっていう思い出がありますね。
あとは地方試験合格者の方とか受験生の方が書いているブログとかを見に行ったりしたこともありますし、
あとちょっと途中までツイッターを見る専門でやってたんですけど、それはちょっとなかなか良い影響というよりか悪影響の方がちょっと私にとってはあったかなというふうに思って、
どうしてもいろんな情報に振り回されてしまうというか、いろんなことをおっしゃっている方がいるので、それはちょっと途中でツイッター脱用したということがありました。
その情報をご覧になっていた情報は勉強法ということですか。
勉強法というか、受験生の方がいろんなことをつぶやいている。
グチももちろんありますし、あとこれで自分はうまくいきましたみたいなことをつぶやいているとかいろんなつぶやきがあったと思うんですけど、あまりにも多くの情報が随時入ってきてしまうので、
ちょっと気になりすぎてしまうなというので、ツイッターからの情報収集はやめたということがありました。
振り回されちゃいますもんね。
そうですね。学生と違って周りで手法試験の話とかをしている人が全然皆無なので、逆に雑音みたいなのが入ってこないという意味では、社会人で一人で勉強しているということのメリットもあるんですけど、
やっぱり例えば予備試験の口述試験の情報だとかっていうのは、全然世の中に出回っている情報というのが少ないので、そういう要所要所で検索をして情報収集をしたりということはありました。
でも考えてみたらあれですね、確かにお一人で勉強はされていながら、伊藤塾という存在があるので、その電話相談もできるという安全のフローアップ体制でね、そこで相談できて大丈夫ですって言っていただけるのは、だいぶやっぱり気持ち的には良かったですね。
そうですね、本当にその電話の相談に乗ってくださる先生というのは、何百何千という受験生を見て、その上でそういうふうにおっしゃってくださっているんだと思うので、だいぶ気持ちが落ち着くと言いますか、やっぱり一歩一歩着実にやっていくしかないよなっていうふうに。
安心しますね。
個人の勉強法
そうですね。
そうですよね。やっぱりすごくたくさんの受験生をご覧になっていらっしゃってからのその大丈夫ですなので、決して安受け合いでもなく、希望的観測でもなく、これは根拠がある大丈夫ですだと思うんですよね。
そこはすごく安心して、自分の今の勉強を続ければ間違いないんだと思わせていただけるような、それから要所要所、やっぱり地震がぐらつくときって勉強長ければあると思うんですけど、要所要所でそういうアドバイスというか、力づけをいただけるっていうのは、やっぱり専門の学校に行けているメリットなのかなと。
そうですね。やっぱり予備試験合格までに4年かかってしまったので、何度かもういいかなっていうタイミングで正直あったんですね。このままやっててもちょっと望み薄いかなとか、身分がどうしても不安定じゃないですか、受験生って。
なのでもうちょっとやめとこっかなーみたいに思ったタイミングはあったんですけれども、そういうときに相談に乗っていただいたりすることで、可能性があるんだったらもうちょっとやってみようかなっていう気持ちになったりだとか、そういう記憶はありますね。
よかったですね。ありがとうございました。大変ありがたい励まされるお話でした。ありがとうございます。
ありがとうございます。
はい、こうして3回にわたって高木さんのお話を伺ってきましたが、いかがでしたか。
そうですね。私のようなあまり王道じゃない受験生が皆さんのお役に立てるような話ができるのかなというのはドキドキしながら来たんですけれども、こうやってお話しして自分の受験生時代を振り返ってみると、少しは参考になるお話ができたかなと思いますし、やっぱり自分の積み重ねてやってきたことっていうのは無駄じゃなかったなというふうに再確認できて、
とても自分にとってもいい機会でした。
すごく励まされましたし、多分これ聞いてらっしゃる方々、みんな社会人の方は特に、自分の勉強法これでいいんだときっと思っていただけたんじゃないかなと思います。
そうだとすると嬉しいです。
やっぱりブレずにね、たまにはやっぱり自信を失ったりもするかもしれないですけど、なんかブレずにやっぱりずっと続けられたっていうのがすごいなと思います。
ありがとうございます。
じゃあ最後にこれから放送を目指す方々に向けて一言いただけますでしょうか。
これから試験の勉強してみようかなとか、挑戦してみようかなっていう方がいて、ただやっぱり仕事もあるし、育児とか生活もあるしっていうふうに物事してしまう方っていうのもどうしてもいると思うんですけれども、
そんなに最初からフルパワーでできなかったとしても、ちょっとずつやっていって、自分に合う方法を見つけて楽しみながらやっていただければ、自然と道を開けていくんじゃないかなというふうに思いますので、
私のようなふわふわした受験生もいて、それでも合格にたどり着けますよということをお伝えできていれば嬉しいです。
ありがとうございます。
でもお仕事だけじゃなくて、お仕事とご家庭ですよね。それからお子さんもいらっしゃって、その中で勉強を続けられていたというのを、いい意味でマイペースプラスやっぱりすごく着実に積み重ねてこられたんだなというお話を伺って思いました。
本当に私も頑張ろうました。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
さて、この番組ではリスナーさんからのお便り、リアルボイスをご紹介しています。ご感想、ご質問などもお待ちしておりますので、番組詳細欄にあるリンクからお気軽にご投稿ください。
そして、Apple PodcastやSpotifyのPodcastではレビューもできます。こちらにもご感想などいただけると嬉しいです。
Xでもぜひポストしてください。漢字で合格全書。ハッシュタグをつけてくださいね。
それでは次回、またお会いしましょう。
佐々木望太、高木和香でした。
やればできる。必ずできる。一緒に頑張っていきましょう。
28:11

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