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  2. #09 厳選と繰り返しが学習の要..
2025-09-17 25:18

#09 厳選と繰り返しが学習の要だった【ゲスト:司法試験合格者 - 下栗 護】

今回もゲストに司法試験合格者の下栗護さんをお迎えしての対談。

司法試験合格に向けて実践されていた勉強法についてお聞きします。


▼トークテーマ

・法科大学院入学前に実践していた勉強法

・法科大学院入学までは伊藤塾以外の教材は使わなかった

・論文ナビゲートテキストに書き加えて一元化していた

・法科大学院入学後の勉強法

・「問題研究」を繰り返すことで論証パターンが身についた

・今考えると効率的ではなかったこと

・取り組むことを厳選してから繰り返した

・いつか急激に伸びる時が来る!それまで諦めない

・まずは基礎マスターを早く終えて全体像を把握する


▼出演者

佐々木 望(声優)

下栗 護(司法試験合格者)


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▼伊藤塾について

伊藤塾は、司法試験、予備試験、法科大学院入試、公務員試験など、法律に関わる様々な試験対策講座を提供している受験指導校です。その指導方針は合格のみをゴールとせず、その先の社会で活躍できる人材育成を続け、2025年には開塾30周年を迎えました。

経験豊富な講師陣によるわかりやすい講義と、受験生一人ひとりに寄り添ったサポート体制により、毎年圧倒的な人数の合格者を輩出しています。

法律を学ぶすべての人の「その志に、実力を」をつける。それが伊藤塾の使命です。

受講のご相談、講座への申し込みは下記リンクからお気軽にお問い合わせください。

https://www.itojuku.co.jp/

サマリー

下栗守さんは、司法試験合格のための勉強法について自身の経験を基に語ります。伊藤塾での学習法や問題集の活用法を紹介し、反復学習の重要性や問題のランク付けを行いながら重点的に勉強を進める方法を述べます。また、合格者としての視点から実践的なアドバイスを提供します。下栗護さんは、司法試験に合格するまでの学習方法や経験について話します。特に厳選と繰り返しが学習の要であり、勉強法の工夫や苦手科目克服のポイントが重要であることを強調します。司法試験に合格するためには、正しい勉強法と十分な勉強量が重要であると述べ、教材の厳選と繰り返しが効果的であるという意見が示されました。

下栗の勉強法
合格全書 伊藤塾が届けるリアルボイス
リスナーの皆さん、こんにちは。声優の佐々木臨です。
合格全書 伊藤塾が届けるリアルボイスでは、
司法試験および予備試験に合格する自分を鮮明に思い描いていただけるように、
学習法についてのお話や、合格者へのインタビューなどをお届けしていきます。
ぜひ、ご自分の学習計画にお役立てください。
今回も前回に引き続き、ゲストには司法試験合格者、下栗守さんにお越しいただいています。
下栗守です。よろしくお願いします。
今回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
それでは早速、今回のテーマなんですが、司法試験合格への勉強法ということで、
今回、下栗さんにいろんな勉強法のお話をお聞きしていきます。
はい。
じゃあ早速ですが、まずは下栗さんが実践されていた勉強法について、
高科大学に入学前はどんな勉強をされていましたか?
はい。大学の2年生に上がるぐらいのタイミングで伊藤塾に入塾をしたので、
そこから2年生と3年生は伊藤塾の講座をカリキュラムに沿って、
紹介をしていくというのが一つでした。
それと並行してなんですけど、伊藤塾でゼミっていうのがあって、
そこで答案を書いて、講師の方に採点をしてもらって、
一緒にその答案の書き方を勉強していくっていうところがあるんですけど、
それも並行していっていましたね。
伊藤塾の講義とゼミの予習と復習と、講義は対面なんでしたっけ?
いや、講義は私はオンラインで受講していました。
ゼミは基本的には対面で京都校まで行って、そこで答案を書いて、
添削していただいて、講師の方とやり取りをしてっていうのをやっていました。
それが学習のベースになってた感じですか?
そうですね。その2つが主なベースでしたね。
福岡大学院の入学される時には、その入学にあたって試験とか勉強とかはされたんでしょうか?
3年生の途中ぐらいで伊藤塾の講座はざっと見終えたので、その後は自分で勉強してたんです。
その勉強っていうのが、伊藤塾の問題研究っていうテキストがあるんですけど、論文の問題集になっていて、
それを自分で何回も大体4週ぐらいしましたかね。
そのぐらいして福岡大学院の入学試験を受験してっていう流れになりました。
その時期は問題研究の論文式試験の問題集なんですかね。
反復学習の重要性
問題集をどのぐらい解けるって変ですけども、
どのぐらい解けたのかと思って。
そうですね。4週したって申し上げたんですけど、4週せざるを得なかったというか、
やっぱり1週目はもう何も書けない状態で、
答案はもちろん書かずに、答案構成っていう下書きぐらいまでで止めてるんですけど、
もうそれも1週目は全然書けないぐらいで、2週目でもなかなか書けず、
3週目でようやく記憶が定着してきたのもあって形になってきて、
4週目でようやくまともなものが書けるかなっていうぐらいで、私はそのぐらいでした。
今4回答をお伺いして、最初から自分だったら最初から絶対書けないなと思ってお伺いしたんですけども、
最初はやっぱりその答案構成自体もできなかったんですかね。
何を書いていいのか、それは問題文を見て何が論点になっているのかっていうのを抽出すること、
それはなかなか難しい状態でしたね。
ただ問題研究、問研って言うんですけど、それ何回も繰り返していたら覚えてくるっていうのもあるんですけど、
理解も深まってきて徐々に2週目、3週目と大ごとに自分で書けるようになってくるのが、それはすごいやりがいでした。
じゃあ1週目に全然わからなかった、答案構成もできなかったとなった時に、
その後にどうされたんですかね、解説を読んだり、もう1回解説を読みながら答案構成をやってみたりとか、
解説というか、答案例っていうのがついているので、それを見て自分なりに分析をして、
講師の方がマーカーの指示を出したりするんですけど、自分なりに書き加えて分析して読み込んでって、そういう流れになります。
で、回答見て納得して、あ、そうかそうか、で、一通りやって、これが1週目で、で、2週目にやった時に、何だったっけな、みたいなところってあります?
やったはずなのに全然覚えてないっていうのは、司法試験の勉強をやってきて結構ありましたね。
で、2週目で覚えてないのはもう途中から2週目やししょうがないかなと思って、もう3週目早く入ろうっていう、そういう感じでやってました。
じゃあ2週目もやっぱり同じように回答例ですかね。
はい。
模範回答を読んで、マーカー引いたとこも1回確認して、とにかく2週目終わらせようとして、
で、3週目だとだいぶ書けるようになって。
そうですね。2週目と3週目の差は結構大きいかなと思っていて、3週目だったら結構再現できるようになっているので、
そうですね。3週目入ったらだいぶ、はい。
じゃあその中でもムダがある、問題があるのでできるのと、ちょっとやっぱり覚えられないものがあるから、4週目にそれを万着にしていく、なだしていく感じですかね。
そうですね。それと私なりの工夫というか、皆さんやってるかもしれないですけど、回数を何回もこなすっていうことは私は結構重視をしているので、
その代わりに時間の都合もあるので問題数を減らすというか、あんまり重要じゃないところはもうそもそも省いてしまって、重要度の高いところを何回も繰り返すっていうようにやってました。
問題自体を省いたりもしました?
そうですね。文献に入っているもの、結構量は多いんですけど、ランク付けを講師がしてくださるので、一番下のランクとかは私は省いて、だいたいそうですね、4分の3ぐらいの問題に絞ってやってましたね。
論ナビの活用
伊藤塾のランク付けって私も聞かせていただいているんですが、Aランク、Bランク、CランクとかAプラスとか、いろいろ細かく分けて、
だからそれだと省かれたのが、例えばCランクだったらちょっとこれは今いいだろうと、まずは繰り返しやることだと思ってメリハリをつけた勉強をされていたんですよね。
最後に力がついてきたらCランクとかBマイナスみたいな問題もざっと見てみるっていうのはいいと思うんですけど、やっぱり初期の時期はそのあたりは一旦は目をつぶって、Aランク、Bプラス、Bとかそのあたりを重視するっていうのがいいと思います。
やっぱり重点的に一番重要な問題から先に身につけていくと、なんか自然にその理解もだんだん深まっていくのかもしれないですよね。
伊藤 そうですね。やっぱり法律の勉強って一つの単元が単体であるっていうよりも、いろんな単元が結びついているものではあるので、まず重要なところを幹となるところを何個か勉強していったら重要じゃないところも後々理解が深まってきたりするので、そういうことが大切かなと思います。
やっぱり重要なものから先に早く何回もっていうのがいいのかもしれないですね。
伊藤 そうですね。
その問題研究をベースにされた時に回答例があって、それを見ながらそれから重要なとこを確認しながら、その時に例えば別に参考書とか、例えば判例集とか六方とか。六方は絶対必要ですけども。
伊藤 そうですね。
他の資料教材は使われました?
伊藤 私はロースクールに入るまでは伊藤塾以外の教材っていうのは基本は使ってなかったですね。学者さんの書かれた基本書って言ったりするんですけど、それは結局あまり見ることはなく、他の予備校さんのテキストも触らずに伊藤塾の教材で回してたんですけど。
ただ伊藤塾の教材の中で文献以外に論ナビっていうまとめ教材みたいなものがちょっとあったりするんです。それは結構使っていて、そちらに一元化するようにするようにしてました。
伊藤 論文ナビ系とテキスト。
そうです。
伊藤 で、そこに書き込んだりしてだんだん膨らませていく感じですかね。
そうですね。文献で学んだ知識を必要なものに関しては論ナビに書き加えて。
伊藤 でもやっぱり教材っていうのは一元化したほうが、ほとんど一元化に近く絞ったほうがいいでしょうね。
やっぱり大切だと思いますね。最後に持っていけるのはその論ナビぐらいだと思うので、私は結局司法試験の当日も使い倒した論ナビを持っていって、最後ギリギリまで見てっていう感じだったので、一元化は大切ですね。
伊藤 そうですよね。あれどこに書いたっけとなっちゃいますもんね。
あとは同じことをあちこちに書かなきゃいけない。それはそれで無駄だったりするのかなと思うから。
確かにそうです。
伊藤 まとめた本がいいんでしょうね。
はい。
伊藤 なるほど。それで法科大学院に入学された後は、法科大学院の勉強もしなければいけない。課題とか試験対策とかもしなければいけなかったですね。
それで奈良から京都に通われつつ、電車でも勉強をしてというふうに前を伺ったんですけど、具体的にどういう勉強をされていましたか。
はい。まず法科大学院に入ってからは予備試験がもう何ヶ月か後にすごい迫っていたので、その担当式試験の勉強と並行してロースクールの授業の予習とか期末の勉強とかをしていました。
それを受験を終えた後は予備試験の論文式試験がすぐ迫ってくるので、文研に戻って、また思い出してっていうのをやって、予備試験が終わった後は司法試験の過去もとにかく最後までやり続けてという感じでしたね。
伊藤 それはやっぱり伊藤塾のテキストをベースにして進めた。
そうですね。人によるんですけど、私は伊藤塾の教材はロースクールでも使っていて、先申し上げた論ナビですかね。それを学者さんのテキストを読んで、これ有益だなと思ったことは論ナビに書き加えてっていうのをやっていました。
伊藤 なるほど。基本書からの有用な部分、有用だと思われる部分を論ナビにやっぱり付け加えていく。
そうですね。ロースクールの授業ってすごい発展的なことをやるんですけど、司法試験でも有益なことはあるので、それと伊藤塾の論ナビの知識を分離せずにうまく組み合わせてやっていました。
伊藤 やっぱりだから最終的にも試験会場に持ち込まれたのが論ナビだってことで、とにかくその論ナビに集約していくっていう作業されてたんですね。例えば電車の中ではどんな勉強をされました。
学習方法の工夫
電車の中ではなかなかその答案を書いたりするっていうのは難しいので、授業に合わせて学者さんの本を読むこともありましたし、それこそさっき申し上げた論ナビを読み込んだりっていうのも多かったですね。読む作業がすごく多かったですかね。
伊藤 読む作業が。確かにそうですよね。立ってても座ってても書くってのはやっぱり難しいとか無理ですからね。読むことになって。何か暗記を特別に時間を取ったりして暗記をやろうって努めてされたことってあります?
私は結局いわゆる論章パターンの暗記っていうのは最後までやらなかったです。ただやらなかったから論パの暗記が不要だっていうことではなくて、先ほど申し上げた問題研究、問研を繰り返す中で自然に論章が頭に入ってきてっていう感じですね。
伊藤 なるほど。だから暗記作業をするかどうかっていうのは特に問題ではなくて要するに最終的には文言が頭に入っていればいいんですよね。
私の友達でも論章をものすごく覚えるのに時間かけている子もいてその子も合格したんですけど、勉強法は人それぞれで最終的に論章が頭の中に入っていたら合格できるのでそれは大丈夫だと思います。
伊藤 なるほど。暗記が苦手な人でもそれは勇気づけられますね。
そうですね。
伊藤 私も暗記が本当に苦手なので何回も繰り返して自然に入っていく方が自分も合ってるのかなと思いましたけどね。
私も暗記はすごく普通に思っていたので、初めは結構暗記カードとかを作ってやっていた時期はあったんですけど、あんまり長続きせずに結局その問研をやっている中で覚えた方が自分に合ってるなと思ったのでそうやりました。
伊藤 例えば声に出して読んでみるとか口でつぶやいて覚えようとしたりそういう勉強もされなかった?
覚えるっていう趣旨ではやらなかったですけど、例えば答案とかを音読してみたりしてあるいは条文とかロップを見ながら音読したりっていうのはやりました。
伊藤 それは音読はどういう効果を願ってやられたんですか?
頭に入るっていうのもあるんですけど、それ以上に目で読んでたらちょっと読み飛ばしてしまったり、もうちょっと疲れてきたら気づいたら目で追ってるだけになっていたりするので、それの対策で音読してやってました。
伊藤 色々取り入れたんですね。お伺いしたいのが他にあって、この勉強法は間違ってたというかあんまり良くなかったなと。これはやらない方が良かったなとか色々試行錯誤の中でそういうのもあったのかなと思うんですが、なんかそういうのを参考になったら教えていただきたいんですけども。
一点今考えたらやってはいけなかったのかなと思ったのが、単刀の対策なんですけど、やっぱり単刀式試験の王道っていうのは過去問を何回も繰り返してっていうのだと思うんですけど、私はその勉強方法をちょっと過信しすぎていた部分があって、トータルそうですね、手法試験受験するまでに一つの過去問10週とかやったものもあったんです。
ただでも過去問をぐるぐる回してるだけではなかなか身につかないっていう部分もありますし、ちょっとひねられたら、過去問と変えられたら答えられない部分もあるので、今考えるとそうではなくて常文だとか反例だとかその元になるものっていうのをもう少し大切にしたら良かったのかなとは思います。
よく単刀の問題集を何週もやったって、それこそ10週20週やったという話を伺うんですけども、回数をこなせばいいというわけでもなく、何か覚えちゃったりもするのかもしれないですね、何回もやっていくと。
そうですね。あと勉強してる気になってしまうっていうのもあると思います。
実質的にどれだけ身についているかがやっぱり結局は重要だけども、何回もやることでそれが薄まってしまう可能性も恐れもあるのかなってことですね。
過去問題の重要性
予備試験の時は私はすごく過去問を何週もするって勉強方法でやっていて、一応単刀は合格できたんですけれども、司法試験の時から勉強方法をちょっと変えて、常文読んでみたりとかテキスト読んでみたりっていうのに変えたら点数が飛躍的に上がったので、やっぱり勉強方法はちょっと改善してみた方が良かったのかなと思います。
その中でこの勉強法は結果的に最終的に自分の勉強法だなって思えたやり方はどういうものでしょうか。
はい。さっきの文献の話ともちょっと共通するんですけど、問題というか取り組む対象っていうのを厳選をして、その上で厳選したものを何回も繰り返すっていう勉強方法は結局ロースクールの受験も予備試験も司法試験も全部に共通して大切なことだったのかなと思っています。
厳選は大事ですよね。
そうですね。回数繰り返すためには厳選するしかないと思うので。
厳選するには厳選するベースを自分で持ってないとできないじゃないですか。何にも読んでもわからない状態だと何が重要なことかもよくわからないのかなと思って。
やっぱりある程度は勉強を重ねた上で自分の中で基礎みたいなのを薄くできてから見えてくるものがあって、それで勉強法って調整していけるのかなと。
自分は経験的には思うんですけど、だからどうしても試行錯誤の部分でどうしてもあって、その中で最終的に自分にはこれが合ってるみたいなのを多分それぞれ違うんだなと思うんですよね。
でも下深さんのおっしゃった勉強法って皆さんに共通することで厳選して繰り返してっていうそこって基本、勉強の基本なのかなと。
大切だと思いますね。やっぱり勉強を始めたての頃っていうのは、もちろん伊藤塾ではランク付けがあるので、それを見たらわかるっていうのもあるんですけど、でもなかなかそれがなんでAランクなのかがちょっとわからないっていうのはあると思うので、繰り返していって問題演習を繰り返す中で、やっぱりこの問題って過去問で何回も出てるよねっていうのがわかるようになってくるので、そうしてきたら自然に自分の中で厳選できるのかなと思います。
そうですよね。なんせ科目が多いじゃないですか、試験にあたって。誰しもこれはすごく好きだったり得意だったり、これはちょっと何度やっても理解がっていう、そのムラがどうしても人によるというか出てくるのかなと思うんですが、苦手な科目というかあんまりちょっとこれは難しかったなみたいな科目ってどれでした?
私の場合は民事系の科目で特に民事訴訟法と民法、この2つは苦手意識を持っていた時期があったんです。これに関してはロースクールの1年目で受験をした予備試験で民法は確かFを取ってしまって、結構トラウマになってしまった部分がありますね。
それでどう対策を、民法についてまた民訴については。
そういう2つを自分の中でやったつもりなんですけど、処方試験では苦手意識は克服できたかはちょっとわからないですけど、民事系はそれなりの点数というかそれなりの順位をいただけたので、自分の中では改善できたのかなと思います。
そうです。やっぱりちょっと苦手だったりうまくいかなかったりしたら、なかなか勉強するモチベーションもちょっとめげてしまうのかな。自分だったらめげてしまうなと思うんですけど、そこでめげてたら全然得意にはならないので、淡々と進めるってことですかね。基礎を大事に。
はい。いずれ上がるだろうと。
それはいいですね。
ある種楽観的な気持ちも大切だと思います。
いずれ上がるだろうはいいですね。
はい。本当に勉強ってよく言われますけど、比例的に上がっていくんじゃなくて、ある時爆発的にボーンて伸びてっていう時期があると思うので、私もそういう感じだったので、それを信じて辛抱強くコツコツやるっていう感じですかね。
でもその話は聞いたことありますね。ずっと比例的に上がっていくんじゃなくて、ちょっと停滞してるように見えて、ある時パンと上がっていく。でも停滞してる時にもうダメだな、分かんない、無理なんだ自分にはと思ってやめちゃうと、その次のポンと伸びると経験説に終わってしまうので、そこはめげずに続けて、いずれ上がるって思うのは本当にいいなと思います。
そうですね。私の場合はそれがロースクールの予備試験を受験し終えてから司法試験を受験するまでの間っていうのが私にとってポンと上がる時期だったので、そこを迎えれたっていうのはコツコツある種楽観的にというかやってきたからなのかなと思います。
なんかお話を伺っていてすごく淡々と基礎を大事にコツコツと勉強を進められて、何年間もかけて進められてきたような印象がすごくあるんですね。その中でどうしても先がすごく長いじゃないですか、司法試験合格までって。なのでその中で貫いていかれたっていうのはやっぱり気持ちの持ち方ってすごく大きかったんじゃないかなと思うんですね。
今はトラウマかもしれないけど、今は点数良くなかったかもしれないけど、これから上がるんだっていうのは多分そのご自分を信じてやってこられたのはすごく良かったのかなと思いますね。
今考えたらそうかもしれないです。それに加えて私の場合は純粋に法律の勉強が好きだったっていうのはすごくあるので嫌いにならずに楽しく勉強できたっていうのは大きかったと思います。
それも大きいですよね。楽しんで勉強できるのが一番ですよね。
はい。
じゃあこのリスナーの皆さんってやっぱり伊藤塾で学んでいる方々多いと思うんですけども、私もちょっと拝見したんですけどなんせ教材の膨大なことってビビってしまいますが、なんかちょっとしたことでもいいんですけどこういう勉強法どうかなとかお勧めしていただけるようなコツというかありますかね。
コツっていうのはあんまりちょっとなくて、淡々と授業をこなしていって意外と重要なのがカリキュラム通りに伊藤塾の講義を昇華していくっていうのは結構重要で、やっぱり全体像を把握していない状態だと一番しんどいので、まずは基礎マスターを分かっていなくてもいいので早く終えて全体像を把握するっていうのが一番大切かなと思います。
分かっていなくてもいいので早く終える。
はい。
それは重要ですね。
なかなかその完璧主義に立って初めの憲法だとか民法で停滞してしまうと、周りが見えない中でなかなかしんどい思いをされることになると思うので、まずは分からなくても前に進むっていうのが大切だと思います。
全科目一通りまずは聞けということですかね。
そうです。
それは大事ですよね。やっぱり一周し終えた時に初めて見えてくる全体像ってあるとないとで、たぶん理解がもう全然次は違ってくるんでしょうね。
勉強の重要性
法律の勉強って実際の裁判とかがモデルになっているので、例えば憲法で勉強した判例が刑法の勉強で判例として出てきたりっていうのもあるので、それは憲法と刑法両方勉強してようやくその判例を理解できると思うので、そうなるとやっぱり全科目まずは早めに勉強するっていうのが大切だと思います。
そうですね。一個一個確実に100%完璧にではなくてまずはもうとにかく進んで、一回全体像を頭に入れて、そうするとこれは憲法で出てきたなとかこれは何々で見たなとかそういう判例も増えてくると楽しいですよね。つながっていく快感というかありますよね。
そうですね。それが重要だと思います。
ありがとうございます。今回も貴重なお話本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
三回にわたって下栗さんとお話しさせていただきましたが、今回、前回、前々回、三回いかがでしたか。
そうですね。初めこの収録オファーいただいたときは私ができるのかなと思ってすごい緊張していたんですけど、実際入らせていただくと佐々木さんにすごいリードしていただいてものすごく話しやすかったです。
ありがとうございます。
すごい勉強になりました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
こちらこそすごくお話を伺って楽しかったですね。
ありがとうございます。
福岡大学院特に全く自分はわからない、知らない世界なのでそのお話を伺えても楽しかったですし、あとやっぱり淡々と基礎を大事にコツコツと積み上げるっていうのはやっぱり大事なんだなっていうのがすごくお話を伺って、本当に私も明日から、いや今日から勉強したくなりましたね。本当にありがとうございます。
ありがとうございました。
受験生へのメッセージ
これから伊藤塾で学習されている方、そうでない方ももちろん放送を目指されている方がたくさんいらっしゃるので、ぜひその方々にメッセージをいただければと思います。
伊藤 わかりました。それでは私の方から受験生の方にコメントをさせていただきます。手法試験っていうのは正しい勉強方法と十分な勉強量があれば皆さんに合格のチャンスが見えてくる試験だと思っています。正しい勉強方法っていうのは皆さん人それぞれかもしれないですけど、一つの選択肢として私が本日申し上げた教材の厳選とその繰り返しっていうのが一つかなと思うので、ぜひそれを実践していただいて合格まで頑張ってください。
山本 ありがとうございます。勉強って質というか勉強法ですね。正しい勉強法って今おっしゃったんですが、勉強法が間違ってないこととあとやっぱり一定の量って必ず必要だと思うんですよね。だからどんなに勉強法が正しくても量が足りないとそこはなかなか上達しないと思うんで、その両輪が大事なのかなと思います。
本当に皆さんねこれをお聞きになっている方々もぜひ頑張っていただきたいという一言ではなく私も頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。
山本 ありがとうございました。
山本 では次回またお会いしましょう。佐々木臨と下栗守でした。やればできる。必ずできる。一緒に頑張っていきましょう。
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