合格全書 伊藤塾が届けるリアルボイス
リスナーの皆さん、こんにちは。声優の佐々木臨です。
合格全書 伊藤塾が届けるリアルボイスでは、
司法試験および予備試験に合格する自分を鮮明に思い描いていただけるように、
学習法についてのお話や、合格者へのインタビューなどをお届けしていきます。
ぜひ、ご自分の学習計画にお役立てください。
今回も前回に引き続き、ゲストには弁護士の高島佑介先生にお越しいただいています。
高島佑介です。よろしくお願いします。
今回もよろしくお願いします。
それでは早速、今回3回目のテーマなんですが、
今回はですね、高島先生の勉強法ということで、いよいよ勉強法のお話ですね。
いろいろお聞きしていきます。
ではまず、高島先生が実践されていた勉強法について、具体的にどういう勉強を、ちょっと広すぎますかね。
いや、でも本当に、構成に残すべき勉強法というのは絞られていると思いますので、大丈夫だと思います。
その予備試験の合格まで5年間あって、5年間勉強されていて、やっぱりその中でも学習法が変わっていったりとか。
そうですね。だいぶ変わりましたね。
なんかそれは最初はこうだったけど、次にこれになって、最終的にこのやり方が自分はいいみたいなのはちょっとお話いただけますか。
そうですね。本当にその、やっちゃいけないなっていうのが最初の3年ぐらいには凝縮されているので。
最初の3年、5年のうち3年間。
そうですね。担当式試験、一時試験ですよね。予備試験の一時試験に初めて受かったのが3年目の時だったんですけど。
なので、その予備試験の一時の担当式試験の勉強を始める前までは、もうやっちゃいけないっていう勉強法がそこに詰まってる感じですね。
それはどんな勉強法だったんですか。
例えばですけど、一番わかりやすく失敗だなと思ったのが、暗記カード。暗記カードを作ったんですよ。アノログで中学生の頃に使ってたような。
手で書くんですか?
手で書くんですよ。手で書いて、よし覚えようと思って外に持ち歩いたりするわけですよ。
そうすると、夜歩いてる時に暗くてカードが見えないんですね。
なるほど。
室内で勉強する時に全く想像してなかったんですけど、これ夜と雨の日使えないじゃんってことにそこで気がついて。
しかも細かい字で手書きでガーって書くので、歩きながら揺れながらだともう見えなくなっちゃうんですね。
作る時間もったいなかったなって。
これは暗記カード使わなかったのかっていうとそうではなくて、最後の5年目とか手法試験合格する時には暗記アプリを使うようになってましたね。
スマホでのアプリで。
そうすると、Excelシートとの連動でできたりすると、カードはパソコンでキーボードで入れて作れちゃって、スマホで夜でも雨の日でも使えますし、
さらにはそこにはいろんなプログラムが組まれてるんで、1回2回3回連続で正解したものはもうしばらく出てこない。
学ぶんですよね、アプリのほうが。
ちょっと分かんないのだと、繰り返し繰り返しその問題出てくるんですよね。
もういい加減にしろってくらい出てくるっていうのもあって。
それいいですね。
途中からはアプリのほうで、でもカードとして勉強されたんですか?
そうですね、1対1対応というか、絶対に覚えないといけないものってあるじゃないですか。
規範力の定義だとか、あるいは最高裁の言い回しだとかっていうのは、ある程度しっかり論文の時に書けないと点が伸びないっていう風に言われていたので。
ある程度っていうのは文言を100%リアルに再生できるまでは行かずに、その書いてある裁判官の言葉とかがほぼほぼ再生できればいいという。
そうですね、結局その採点官にこいつは判例知ってるなって思ってもらえるかどうかなので。
なのでふわーっとしながら、よくキラーワードなんて言ったりするんですけど、絶対に特徴的な言い回しなんかがあったりすると、そこは入れとかないとダメだよねみたいなのがあったりするんですけど。
でもそこが一体どこまで許容されるのかっていうのはよくわからなかったので。
なので最高裁が使った言い回しについては、本当に一言一句たかわずなるべく覚えようとはしてました。
カード作成される段階で一言一句打ち込むんですよね。
そうですね。
だからそれを暗記アプリで繰り返し繰り返し見たら自動的にいつかはそのまんま一言一句頭に入る感じですかね。
そうですね。本当にセリフを覚える感覚っていうんですかね。
なので私は目で見て頭で答えるっていう方法ではなくて、必ず目で見て口に出すっていう勉強法をしてたので。
それをやりながら夜を歩いてたので、絶対怪しい人がブツブツ法律用語を言いながら歩いてる人がいたっていう。
まさか司法試験の勉強のための暗記アプリをやってる人とは思われないですよね。
そうですね。本当に。
じゃあ本当に隙間時間でもそれを暗記カード、暗記アプリを見ながら勉強された。
最初の失敗だったっていうのは紙に書いたことが失敗ということですね。
それは紙に書いた失敗ですね。
他にどんな失敗が?まず失敗から聞いていきますけど。失敗がありましたか?
失敗からだとあれですね。あとは問題集というか過去問集というか、特に担当式試験なんてのが問題集を解くわけで。
英検とかいろんな資格試験の問題集がそうなってるんですけど、問題のページのすぐぺらっとめくった裏側に解説がバーっと載ってるっていうテキストってこの世にいっぱいあると思うんですね。
僕もなので表面の問題をバーっと解いて裏面見て間違えてたってなるとじゃあ何間違えちゃったんだろうって言って裏面の解説を読むんですよ。
解説読んでふんふんなるほどなんてわかりやすい解説なんだなんて思いながら次の問題行くんですね。
実はこれが大失敗の勉強法で何かというとその解説ページってそのタイミングでしか見ないんですよ。
さあいざ復習しようってなって問題集の解説ページを見て復習する人はいなくて基本的には伊藤塾であれば基礎マスターテキストであるとかあるいは熟成じゃなかったとしても基本書であるとか
必ずこの一冊で勉強しようって決めてるバイブルがあるはずでここで復習をするはずなのに担当の勉強を間違えた時だけは問題集で復習しちゃってるんですよ。
だから全然全然その一体全体自分がそのテキストのうちの何ページ目のどの部分の知識が入ってないのかっていう風にリンクしていかないのでいつまでたっても克服されないんですね。
ただその問題を間違えたってだけになってしまって頭の中で整理がどの部分がわかってないかがわからない。
そうですそうです。なのでよくこれは私がカウンセリングをしている時に参加者受講者の方に話すんですけど警報の有名な犯例で高速道路侵入事件ってありますよね。
あれなんかは本当にすごく有名なので担当式試験でもものすごい頻度で出てくるわけなんですよ。
でも例えばこの高速道路侵入事件の知識が何か間違えていたとして過去問では10問出てきましたってなると10問間違えますよね。
でもそうすると問題集で復習しちゃうと違うページの違う解説を10回読み直すことになっちゃうんですよね。
でもこれが基本書というか自分のバイブルが1個決まっていればそこで高速道路侵入事件を1回読むだけで10問正解できるようになったりもするというところで。
なので必ず自分のバイブルに立ち帰るっていう習慣を3年目までおろそかにしていたんですね。
例えば担当にしろ個別の問題集で間違えちゃった解説見たここ知らなかったとなったらそれを例えばエッセンスだけを基礎マスターですかね。
元のところに書いて一元化をしていって基礎マスターをどんどん太らせていくみたいなそういうことができるといいのかもしれないですね。
塾長との対談が今生きてる感じですか。
私も表側に表ページに問題があって裏側に解説っていう問題をやったことあるんですけども
おっしゃる通りで表を見てうんって考えて裏を見て読んでってやって
なんかそれで似た問題がまた次にも続いたりして同じ解説がコピペのように書かれていて
これちょっと時間ちょっと無駄だなと思ったことがあって
あとやっぱりめくっていちいち問題を見て答えを見て解説を見てもう一回問題を見るじゃないですか解説によって
このなんか手首の回転これちょっと無駄だなと思ったりして
毎回この視点を合わせる
そうなんですよ何行目だっけみたいになっちゃうので
私全部問題のところに書いてたんですよね答えと
例えばこれが○か×かだからもう○って書いちゃうんですよ問題文の横に
それで×だったら×って書いて書き直すんですよどこが間違ってるか
だからそれをやると問題文のページだけを見ればもう二度とこの解説の長いのは見なくて済むんで
自分で取捨選択をしてどこを書き写すかだけをやって問題文のページだけ
そしたら一応復習としては200ページの本だったら100ページ分で済むじゃないですか
確かにそうですね
それは今思い出しました
それ独力で行き疲れたんですか
どれが自分に向いてるのか勉強法か私も未だにわからないところで
いろいろ試してはいるんですけど
手首回転しながら前のページ次のページっていうのもなんかイラっとするじゃないですか
そうですね
だからもう二度と見たくないと思って裏の解説は見ないようにとか
ちょっとしたねそれぞれ自分の性格とかやり方に合う勉強ができるといいですよね
やっぱり伊藤塾の学習は基礎マスターのテキストが書くになるってことなんですか
まあ受験業界でも屈指の網羅率というんですか
もうここに乗っかってなかったら教えられなくてしょうがないよって言えるレベルなので
そこをバイブルにするのが一番手堅いのではないかなと思いますね
そうですねそれほど網羅されているのであればそこに頼らない手はないですよね
逆にあれどうなんですかねやっぱりものすごく膨大な量私も教材拝見しましたけども
びっくりするぐらいの量でいくら2年かけると言っても
2年でもこれできないんじゃないかなと思ってしまうんですけど
かえって伊藤塾のテキストが分厚い分最初どうでしょうこれ
これどうしていいのか自分だったら思うと思うんですよ
いやーそのこれは幸いにして私はその法学部生ではなかったので
最初に伊藤塾のテキストを見てもそれが初めての法律のテキストだったんで
司法試験ってこういうものなんだってスッと入ってきちゃったので一つあれですけど
でもそうですね2年で聞き切れる方ってあんまりいないなぁとは思いますね
そうなんですねちょっと安心しました皆さん2年でこれやってて
社会人の方とかどうするんだろうと思ったんですけど
社会人の方は基礎マスターのコース今も変わってなければ
塾を期間で4年あるんでこの4年の中で何とかできるということになりますね
私も学生東大法学部時代に同級生の人