1. 合格全書 - 伊藤塾が届けるリアルボイス
  2. #05 知識にも環境にもメリハリ..
2025-08-20 34:21

#05 知識にも環境にもメリハリをつける【ゲスト:弁護士 - 髙島 佑典】

今回もゲストに弁護士の髙島佑典先生をお迎えしての対談。

司法試験および予備試験に向けての勉強法についてお聞きします。


▼トークテーマ

・実際やってみて失敗だった勉強法について

・目で見て必ず口に出すことで暗記する

・この一冊で勉強すると決めているバイブルで復習する重要性

・勉強の場所ごとにやることを決めていた

・目次学習とセルフ講義について

・知識の体系を頭の中に落とし込んでいく

・苦手だった科目が一番好きな科目に

・一科目ずつ学ぶことで「似た考え方」に気がつける

・法曹を目指している方へ髙島先生からメッセージ


▼出演者

佐々木 望(声優)

髙島 佑典(弁護士)


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▼伊藤塾について

伊藤塾は、司法試験、予備試験、法科大学院入試、公務員試験など、法律に関わる様々な試験対策講座を提供している受験指導校です。その指導方針は合格のみをゴールとせず、その先の社会で活躍できる人材育成を続け、2025年には開塾30周年を迎えました。

経験豊富な講師陣によるわかりやすい講義と、受験生一人ひとりに寄り添ったサポート体制により、毎年圧倒的な人数の合格者を輩出しています。

法律を学ぶすべての人の「その志に、実力を」をつける。それが伊藤塾の使命です。

受講のご相談、講座への申し込みは下記リンクからお気軽にお問い合わせください。

https://www.itojuku.co.jp/

サマリー

弁護士の高島佑介先生は、司法試験合格に至るまでの勉強法や失敗談をお話しし、特に学習法の改善や勉強のメリハリをつける重要性について語ります。また、暗記アプリの活用や基礎マスターのテキストの重要性にも触れています。このエピソードでは、高嶋佑典弁護士が法学部での学びや勉強法について語り、時間管理やメリハリをつけた勉強法として目次学習とセルフ講義の重要性を強調し、大学生活の中での成長や変化についても述べます。弁護士の髙島佑典氏は、法律の勉強法や試験へのアプローチについて話し、特に民事訴訟法の円環構造や具体的な知識の体系化の重要性を強調し、実践的な学習方法を共有します。このエピソードでは、弁護士の髙島佑典さんが法律のキャリアの可能性や、実体験に基づいた勉強の重要性についてお話しします。

勉強法の改善
合格全書 伊藤塾が届けるリアルボイス
リスナーの皆さん、こんにちは。声優の佐々木臨です。
合格全書 伊藤塾が届けるリアルボイスでは、
司法試験および予備試験に合格する自分を鮮明に思い描いていただけるように、
学習法についてのお話や、合格者へのインタビューなどをお届けしていきます。
ぜひ、ご自分の学習計画にお役立てください。
今回も前回に引き続き、ゲストには弁護士の高島佑介先生にお越しいただいています。
高島佑介です。よろしくお願いします。
今回もよろしくお願いします。
それでは早速、今回3回目のテーマなんですが、
今回はですね、高島先生の勉強法ということで、いよいよ勉強法のお話ですね。
いろいろお聞きしていきます。
ではまず、高島先生が実践されていた勉強法について、具体的にどういう勉強を、ちょっと広すぎますかね。
いや、でも本当に、構成に残すべき勉強法というのは絞られていると思いますので、大丈夫だと思います。
その予備試験の合格まで5年間あって、5年間勉強されていて、やっぱりその中でも学習法が変わっていったりとか。
そうですね。だいぶ変わりましたね。
なんかそれは最初はこうだったけど、次にこれになって、最終的にこのやり方が自分はいいみたいなのはちょっとお話いただけますか。
そうですね。本当にその、やっちゃいけないなっていうのが最初の3年ぐらいには凝縮されているので。
最初の3年、5年のうち3年間。
そうですね。担当式試験、一時試験ですよね。予備試験の一時試験に初めて受かったのが3年目の時だったんですけど。
なので、その予備試験の一時の担当式試験の勉強を始める前までは、もうやっちゃいけないっていう勉強法がそこに詰まってる感じですね。
それはどんな勉強法だったんですか。
例えばですけど、一番わかりやすく失敗だなと思ったのが、暗記カード。暗記カードを作ったんですよ。アノログで中学生の頃に使ってたような。
手で書くんですか?
手で書くんですよ。手で書いて、よし覚えようと思って外に持ち歩いたりするわけですよ。
そうすると、夜歩いてる時に暗くてカードが見えないんですね。
なるほど。
室内で勉強する時に全く想像してなかったんですけど、これ夜と雨の日使えないじゃんってことにそこで気がついて。
しかも細かい字で手書きでガーって書くので、歩きながら揺れながらだともう見えなくなっちゃうんですね。
作る時間もったいなかったなって。
これは暗記カード使わなかったのかっていうとそうではなくて、最後の5年目とか手法試験合格する時には暗記アプリを使うようになってましたね。
スマホでのアプリで。
そうすると、Excelシートとの連動でできたりすると、カードはパソコンでキーボードで入れて作れちゃって、スマホで夜でも雨の日でも使えますし、
さらにはそこにはいろんなプログラムが組まれてるんで、1回2回3回連続で正解したものはもうしばらく出てこない。
学ぶんですよね、アプリのほうが。
ちょっと分かんないのだと、繰り返し繰り返しその問題出てくるんですよね。
もういい加減にしろってくらい出てくるっていうのもあって。
暗記の失敗
それいいですね。
途中からはアプリのほうで、でもカードとして勉強されたんですか?
そうですね、1対1対応というか、絶対に覚えないといけないものってあるじゃないですか。
規範力の定義だとか、あるいは最高裁の言い回しだとかっていうのは、ある程度しっかり論文の時に書けないと点が伸びないっていう風に言われていたので。
ある程度っていうのは文言を100%リアルに再生できるまでは行かずに、その書いてある裁判官の言葉とかがほぼほぼ再生できればいいという。
そうですね、結局その採点官にこいつは判例知ってるなって思ってもらえるかどうかなので。
なのでふわーっとしながら、よくキラーワードなんて言ったりするんですけど、絶対に特徴的な言い回しなんかがあったりすると、そこは入れとかないとダメだよねみたいなのがあったりするんですけど。
でもそこが一体どこまで許容されるのかっていうのはよくわからなかったので。
なので最高裁が使った言い回しについては、本当に一言一句たかわずなるべく覚えようとはしてました。
カード作成される段階で一言一句打ち込むんですよね。
そうですね。
だからそれを暗記アプリで繰り返し繰り返し見たら自動的にいつかはそのまんま一言一句頭に入る感じですかね。
そうですね。本当にセリフを覚える感覚っていうんですかね。
なので私は目で見て頭で答えるっていう方法ではなくて、必ず目で見て口に出すっていう勉強法をしてたので。
それをやりながら夜を歩いてたので、絶対怪しい人がブツブツ法律用語を言いながら歩いてる人がいたっていう。
まさか司法試験の勉強のための暗記アプリをやってる人とは思われないですよね。
そうですね。本当に。
じゃあ本当に隙間時間でもそれを暗記カード、暗記アプリを見ながら勉強された。
最初の失敗だったっていうのは紙に書いたことが失敗ということですね。
それは紙に書いた失敗ですね。
他にどんな失敗が?まず失敗から聞いていきますけど。失敗がありましたか?
失敗からだとあれですね。あとは問題集というか過去問集というか、特に担当式試験なんてのが問題集を解くわけで。
英検とかいろんな資格試験の問題集がそうなってるんですけど、問題のページのすぐぺらっとめくった裏側に解説がバーっと載ってるっていうテキストってこの世にいっぱいあると思うんですね。
僕もなので表面の問題をバーっと解いて裏面見て間違えてたってなるとじゃあ何間違えちゃったんだろうって言って裏面の解説を読むんですよ。
解説読んでふんふんなるほどなんてわかりやすい解説なんだなんて思いながら次の問題行くんですね。
実はこれが大失敗の勉強法で何かというとその解説ページってそのタイミングでしか見ないんですよ。
さあいざ復習しようってなって問題集の解説ページを見て復習する人はいなくて基本的には伊藤塾であれば基礎マスターテキストであるとかあるいは熟成じゃなかったとしても基本書であるとか
必ずこの一冊で勉強しようって決めてるバイブルがあるはずでここで復習をするはずなのに担当の勉強を間違えた時だけは問題集で復習しちゃってるんですよ。
だから全然全然その一体全体自分がそのテキストのうちの何ページ目のどの部分の知識が入ってないのかっていう風にリンクしていかないのでいつまでたっても克服されないんですね。
ただその問題を間違えたってだけになってしまって頭の中で整理がどの部分がわかってないかがわからない。
そうですそうです。なのでよくこれは私がカウンセリングをしている時に参加者受講者の方に話すんですけど警報の有名な犯例で高速道路侵入事件ってありますよね。
あれなんかは本当にすごく有名なので担当式試験でもものすごい頻度で出てくるわけなんですよ。
基礎マスターの重要性
でも例えばこの高速道路侵入事件の知識が何か間違えていたとして過去問では10問出てきましたってなると10問間違えますよね。
でもそうすると問題集で復習しちゃうと違うページの違う解説を10回読み直すことになっちゃうんですよね。
でもこれが基本書というか自分のバイブルが1個決まっていればそこで高速道路侵入事件を1回読むだけで10問正解できるようになったりもするというところで。
なので必ず自分のバイブルに立ち帰るっていう習慣を3年目までおろそかにしていたんですね。
例えば担当にしろ個別の問題集で間違えちゃった解説見たここ知らなかったとなったらそれを例えばエッセンスだけを基礎マスターですかね。
元のところに書いて一元化をしていって基礎マスターをどんどん太らせていくみたいなそういうことができるといいのかもしれないですね。
塾長との対談が今生きてる感じですか。
私も表側に表ページに問題があって裏側に解説っていう問題をやったことあるんですけども
おっしゃる通りで表を見てうんって考えて裏を見て読んでってやって
なんかそれで似た問題がまた次にも続いたりして同じ解説がコピペのように書かれていて
これちょっと時間ちょっと無駄だなと思ったことがあって
あとやっぱりめくっていちいち問題を見て答えを見て解説を見てもう一回問題を見るじゃないですか解説によって
このなんか手首の回転これちょっと無駄だなと思ったりして
毎回この視点を合わせる
そうなんですよ何行目だっけみたいになっちゃうので
私全部問題のところに書いてたんですよね答えと
例えばこれが○か×かだからもう○って書いちゃうんですよ問題文の横に
それで×だったら×って書いて書き直すんですよどこが間違ってるか
だからそれをやると問題文のページだけを見ればもう二度とこの解説の長いのは見なくて済むんで
自分で取捨選択をしてどこを書き写すかだけをやって問題文のページだけ
そしたら一応復習としては200ページの本だったら100ページ分で済むじゃないですか
確かにそうですね
それは今思い出しました
それ独力で行き疲れたんですか
どれが自分に向いてるのか勉強法か私も未だにわからないところで
いろいろ試してはいるんですけど
手首回転しながら前のページ次のページっていうのもなんかイラっとするじゃないですか
そうですね
だからもう二度と見たくないと思って裏の解説は見ないようにとか
ちょっとしたねそれぞれ自分の性格とかやり方に合う勉強ができるといいですよね
やっぱり伊藤塾の学習は基礎マスターのテキストが書くになるってことなんですか
まあ受験業界でも屈指の網羅率というんですか
もうここに乗っかってなかったら教えられなくてしょうがないよって言えるレベルなので
そこをバイブルにするのが一番手堅いのではないかなと思いますね
そうですねそれほど網羅されているのであればそこに頼らない手はないですよね
逆にあれどうなんですかねやっぱりものすごく膨大な量私も教材拝見しましたけども
びっくりするぐらいの量でいくら2年かけると言っても
2年でもこれできないんじゃないかなと思ってしまうんですけど
かえって伊藤塾のテキストが分厚い分最初どうでしょうこれ
これどうしていいのか自分だったら思うと思うんですよ
いやーそのこれは幸いにして私はその法学部生ではなかったので
最初に伊藤塾のテキストを見てもそれが初めての法律のテキストだったんで
司法試験ってこういうものなんだってスッと入ってきちゃったので一つあれですけど
でもそうですね2年で聞き切れる方ってあんまりいないなぁとは思いますね
そうなんですねちょっと安心しました皆さん2年でこれやってて
社会人の方とかどうするんだろうと思ったんですけど
社会人の方は基礎マスターのコース今も変わってなければ
塾を期間で4年あるんでこの4年の中で何とかできるということになりますね
私も学生東大法学部時代に同級生の人
法学部での学びと環境
法学部じゃない1年生2年生から伊藤塾に行かれてた人が周りにすごく多くて
行くのが当たり前みたいな感じだったんですよ私の時は
それで時はというか私がいた1年生2年生では
3年生になったらみんな割とばらけちゃってクラスもなくなるので
誰が何の勉強してるかわからないんですけど
確実に皆さん伊藤塾で学ばれていて伊藤塾のテキストを持ってる人
学内で教室の中でもたくさんお見かけしましたし
伊藤塾で学んでる方に法学の勉強を教えてもらったりも
私のこの会計学のノートを貸してあげるから
あなたのそのノートをあなた伊藤塾生だから詳しいからみたいに一生勉強しようとか
そういう取引をしたりとか
いいキャンパスライブ
いいキャンパスライブ
やっぱ必要だったんですよね誰か
自分も全く情報がなかったり
法学部自体の勉強わからなかったので
誰か教えてもらいたいなと思って一生懸命友達作ったんですけども
伊藤塾の教材もたくさんお見かけしましたし
やっぱ1年生2年生からやられてたんですけど
でも社会人の方はって今お話ししたんですが
現役の大学生の方だって普通に講義があって
講義に出席したりサークルにもあったり
それから講義の課題と試験期間試験勉強もあったりするので
いずれにしてもやっぱり大変ですよね
大変です大変です
本当に在学生の方のカウンセリングをしますけど
時間管理と勉強法
もうなんかスケジュール聞いてみると本当に忙しいんですよね
昼間勉強して夜バイトして
バイトありますもんね
どんにちは旅行に行って
旅行に行くなと思ったんですけど
旅行は大事です
そうですよね
だからやっぱり時間との戦いはどんな人であっても
高嶋先生は時間の使い方については
どんな風に工夫されてましたか
そうですね
いざ勉強しようってなった時に
何しようかなってならないように
家の机の前で勉強できる時は必ずこれやる
外で勉強する時はこれやるっていう風に
それぞれ勉強の場面ごとに何やるかっていうのを
決めておくっていうのが一つと
あとはもうお仕事から疲れて帰ってきてから
勉強する気ってなかなか起きないので
仕事行く前にその日のノルマ終わらせちゃおうとか
そういうところでの時間の使い方ですかね
それで暗記の量が足りてないななんて思うと
わざと散歩の時間作って
暗記タイムで歩きながらブツブツ言いに行くんですけど
スマホ 歩きスマホ
そうですね
気をつけましょうね
そうですね
もちろんです
全然人通りのないところを選んでますので
じゃあ時間の工夫
この時間帯は疲れちゃったら夜はもうこれはしないとか
あと場所の工夫ですよね
ここではこれをしようとか
お店とか公園とかちょっとした空き時間
電車の中とか場所によってカムコを開けたりとか
あとは進捗度ですよね
これ足りてないとこれを今日は重点的にやろうとか
常に毎日組み合わせを考えられて
柔軟にやられてた感じですか
そうですね
1週間ごとにどの科目やるかみたいなのを決めていて
今週は民法やろうなんてなると
その中で民法のどの部分やるのかっていうのは
結構その日で臨機応変に変わっていくんですけど
ただ民法に2週間使う代わりに
刑法は3日で終わらせようみたいになったり
するみたいなのは本当に数ヶ月に一度ずつ見直しをするような感じでやってました
メリハリつけつつ見直しも定期的に入れつつですよね
本当に全くやらないでいるとやっぱり絶対に知識が落ちていくので
必ずたまーにひとさらいはしておかないといけないんですけど
そうですよね
私も大学受験勉強してた時に
英語は好きだったんですけど
英語は受験勉強はしなくていいかなって
その分他に時間を使えた
だからまずそこで英語を捨てるじゃないですけど
受験勉強としては切ったんですよね
それで時間のただ少ない時間の中に
他の科目はできるようにまず時間を生んだんですよね
そこででもやっぱりほっとくと
数学ばっかり解いてたりとか
好きなものしかやらないので
どうしても日本史とかすごくわからなかったんですよ最後まで
やらないんですよね
例えばカフェに行った時は日本史をやると
カフェイコール日本史として
他のものは持っていかないと
完全に場所で分けて
例えばものすごい隙間時間だと
漢文の決まった句形というか
セットフレーズというか
構文というかあるんですよね
構文ですかね 句形とか構文を覚えたりとか
でも漢文は座ってはやらないとか
座っては他の科目をやるとか
自分のポーズとか場所とかで科目を決めて
やってましたね
最初先ほどおっしゃったのが
さて今日何を勉強しようかをならないように
決めておいたりルーティン化したりするって
おっしゃったじゃないですか
だから私もそれ考えてみたら
確かにここに行ったらもうこれ
隙間時間は漢文みたいな
もうそこだからどうしようかはないと
だいぶ時間も短縮できますね
結構てきばきできますね
でもう義務と思って
漢文をしなければならないみたいな
すると結構できたり
意外といけます意外ともうルーティンになるというか
好きとか嫌いとか言ってるレベルではない
言ってるレベルです
やっぱ長丁場ですからね資本試験もね
受験勉強もそうでしたけど
だからやっぱりもうルーティンで
自動的に自分が動けるような
自動化する
どっかで自動化するシステムって
目次学習とセルフ講義
作っといた方がいいんでしょうね
大事だと思います
深く考えずにやるみたいな
そうですね
そうですよね
最初にちょっと失敗だったな
紙に暗記カード作っちゃってた
だんだん色んな試行錯誤されて
見出されていった勉強法があって
やっぱり皆さん一番聞きたいのは
じゃあこれだみたいな
最後の方でね高島さん最後の方でされてた
勉強法だと思うんですけど
それちょっとお話伺いますでしょうか
これは実は伊藤塾長は
入塾した段階で
紹介している勉強法なんですけど
目次学習と
セルフ講義
この二つがほんと終盤も
終盤はこれが肝になってましたね
目次学習っていうのは
塾長が使ってらっしゃる
目次学習の定義とは
私はちょっと変わっちゃってるんですけれども
一つの科目を
トップダウンに整理していくというか
例えば民法であれば
民法の早速があって
法則があって物件があって
債権があって親族があって相続があって
その債権の中に
さらに
債権の総論と
閣論があって債権の閣論の中に
契約の総論と
あとは不当利得と事務管理と
不法行為とっていう風に
分かれていくんだみたいな感じで
徐々に徐々に細かいトピックに降りていく
でもこうやって自分の中に目次が入ってないと
できないんですよね
なのでまずは
各科目今みたいな感じで
初めから終わりまで
一体一体どんな内容が収録されているのか
っていうその見出しのレベルで
語れるようになるっていうのが
一つですね
これがこの見出しが自分の中で
しっかりと出来上がると
新しく入ってくる知識っていうのが
民法っていう枠組みの
知識ではなくて
民法の債権の
閣論の
不法行為のこの知識っていう風に
どんどんどんどん細かい
分類になっていって
そうするとその論文試験とかで問題文を
バッと読んだ時に
あの論点とあの論点どっちだっけなみたいな
話があんまり起きなくなるんですね
逆にその
自分の知識の入れ物が
細分化されたことによって
この論点使ったってことは
この近くのこの論点も使うかもな
っていう風にどんどんどんどんその芋づるで
知識が繋がっていくみたいなのもあったりするので
そういうこの知識を細分化するのに
目次を使って
知識を整理するっていうのが
まず一つで
でもう一つのセリフ講義っていうのは
もう本当にそのタイトル読んで
字の如しと言いますが
自分で授業をするんですね
もちろん自分の手元には基礎マスターのテキストとかを
広げっぱなしでやるんですよ
広げっぱなしで
もちろん見ていいです
でも分かってないところの講義をしようとすると
ベタ読みになるんですよ
でもこれがすごく自分の得意なところだと
下にテキストが開いてあっても全然見ないし
何だったら次のページに行ってるのに
ページめくらないでずっと喋ってられる
っていうことがあったりして
だからその
最終的にその
法律の知識というのを
高嶋流に
解釈し直す作業だなっていう風に考えていたので
それは言葉を言に発して
セリフ講義というのは
喋るんですけど
ちょっと高嶋くんここに座りたまえみたいなことして
高嶋先生が
喋ると
本当に自分の部屋の
自分の机の前で
みなさんこんにちは
それでは基礎マスター民法の3回目の講義ですね
4本読んでいきましょうと
こう一人でずっとやってるんです
すごい時間かかりますよね
むちゃくちゃかかります
なので最終段階でしかやってはいけない
もので
前にその学習したての方に
どんな勉強方法されてたんですかって質問を受けて
セリフ講義いいですよ
っていう話をしたら
翌月カウンセリングの申し込みがあって
終わらないですと
勉強がいつまで経っても終わりませんって
今の段階でやるのやめましょうと
そうでしょうね
今は目次というか
この1時間の
講義で扱われたトピックは
何なのっていうところだけを抑えれば
それで十分だよなんて話をしましたけど
まずはやっぱり目次形式で
自分の中でその階層が
分かってだいたいどの論点が
法律勉強法の基本
あるっていうことが頭の中で
全部整理ついていて
その上でのセリフ講義なのかも
そうですね本当に
自分が苦手だとテキストを
読んでいただけではとてもできるようにならない
っていうところに絞ってやる
ぐらいのことにしないと
本当に終わらなくなってしまうので
あとは複合というんですかね
テキストを本当に
細分化して一行一行丁寧に
セリフ講義をするのではなくて
じゃあ民事訴訟法というのを
2時間でまとめてみよう
みたいな感じでやると
じゃあその2時間で民事訴訟法
全部語れるかなっていうので
自分でやっていくとそうすると
特別大事なトピックにはしっかり
時間をかけてあんまり
出てこないものについては飛ばしてみたいな感じで
自分の中のメリハリがちゃんとついてるのかな
っていうチェックになったりするので
それがそのまま試験における
重要度とか頻度とかも
なってくるんですかね
なるほどじゃあその
基本に実践されてた
勉強法はやっぱり
目次というか
体系を自分の中に落とし込んでいく
ことが大きかったですか
そうですね
体系落とし込むのは本当に大事だったと思います
なんか具体的に
そのためには何をすれば
いいんでしょうか体系作り
っていうのは頭の中の
例えば民事訴訟法とか
刑事訴訟法とかっていうのはもちろん
塾のテキストとか
基本書って六本の順番通りには
なってないんですけど
なんでこの順番なんだろうっていう風に
ちょっと頭を使ってみると
一つの手続きが始まってから終わるまでの
時系図になってるんですよね
っていうのがわかってくると
じゃあ一番最初には何が問題ですかね
っていうとじゃあ当事者って
誰ですかっていう話になっていきますし
これが真ん中になってくると
裁判所ってどこまでやって
いいんですかっていうことで
弁論主義とか当事者主義の話が出てきますし
後ろの方になってくると
いよいよ裁判が終わりますので
じゃあ判決の効力ってどこまで
及ぶんですかみたいな話になってくるっていう風に
なんでその順番なのかっていうのを
意識することですかね
なんか民事訴訟法は
私も聞いたことあるんですけど
円館になっていて
最初は全然
わからないのは当たり前で
でも最後手続きを進んで最後まで
やってまた最初に戻ると
ああそういうことだったんだって
分かりやすいみたいなことは聞いたことある
そうですそうです
基本7科目ありますけど
一番嫌いでしたね
一番嫌いでした民訴
一番民訴嫌いでした
一番民訴嫌いでしたし
論文の問題とか読むと
何を書いてほしいのかすら読み取れなくて
先生に何書けばいいんですかこれみたいな
ちょっと切れてしまう
ちょっと切れてしまう
民訴ってあれですね眠るもとって書いて
民訴って言って眠くなるって
ありますね
私も好きじゃなかったんですよ民訴
重要なんですけどね民訴情報は
本当に重要ですけど
苦手とか好きじゃなかったのが民訴だったら
知識の体系化
逆に
この科目大好きっていうのはどうでした
実はこれ合格する段階だと
民訴が一番好きだったんです
すごい
これあの
民訴が一番その
円館って話ありましたけどきっと何週もしたら
相乗効果で知識が固まっていくというか
じゃあこの手続きで
こういう季節なんだから
こっちの手続きもこうなるよねみたいな
そのパラレルに考えていくみたいなのも結構使えたりして
どんどんどんどんその知識が
固まっていく感覚があって
気がつくと
論文試験で一番安定して
得点できるのが民訴になってました
ああそうなんですかだんだん面白くなっていったんですかね
そうですね面白いかと言われると
知識がつく面白いかと言われるんですけども
手応えがだんだん出てきたってことですね
そうですね
知識がつくごとに
それは民訴の攻略法みたいなのって
ありましたそうなるまで
まず一番最初の一歩目は
定義を覚えることですね
まず民事訴訟法の論文って
何を書きゃいいのかっていうところから始まるので
そこ行くと規範力であるとか
処分権主義であるとか
そういう有名な
キーワードの定義を
覚えておくと
最初の一行二行書けるんですよ
でも一行二行書き始めると
その中でエンジンがかかり始めて
じゃあ次はこれ書いたらいいんじゃないかな
みたいな感じで
だんだんだんだん
そういうふうに一つ一つ知識をつけていくと
論文で
書ける行数がだんだん増えてくるんですよ
そういう意味では
自分の伸び率が見えやすい科目でも
あるかもしれないですね
じゃあ論文って一気に書けるようになるとか
そういうもんじゃなくてやっぱり
地道に知識をちょっとつけていって
ちょっと書けるもうちょっと書ける
みたいな積み重ねになるんですよね
そうですね民曹とか経曹とかは
特にそういう本当に
コツコツやってコツコツ伸びていく
科目っていうイメージですね
そうなんですねちょっと非常にこれは
勉強になりますね
ありがとうございます
ちょっと一点お伺いしたかったのが
民曹は民曹自体が今円環構造っていう
話になったじゃないですか
伊藤塾の科目がですね
県民経
行政法商法
民曹経曹
実も除けば7科目ですよね
ドカーっとテキストが
ありますよね
でおそらくその
最初は憲法
次は民法
憲民経ってやって
だから1科目ずつ
勉強されるんですよね最初の方は
どっかで
くじけそうかなと自分だったら
自分だってくじけるなと思うんですけども
例えばその円環構造を
科目全部横断して
できるできないともかく
すべての科目を並行して
やるっていうのはどうなんですか
それともやっぱり県民経
から1個ずつ
やってた方がいいんでしょうかね
個人的には
1つずつかなとはやっぱ思いますね
その7科目並行
並列は人間の脳の
キャパ超えてる感じしますね
超えますかねやっぱりね
やっぱり科目ごとに
似た考え方ってのがあったりは
するのでそれを同時並行で
やってしまうとでも似た考え方が
出てくるタイミングが微妙にずれてたりするんで
それにも気が付けなかったり
みたいなのもあるので
1科目1科目収めて
この科目ってこういう科目なんだな
ってのをぼやーっと持った状態で
次にってやっていくと
なんかこの考え方前に見たなっていうのが
あったりっていうことで
発見があるかなと思います
確かにそうですね1科目ずつ
1科目ずつですね
そうすると本当に7科目目
終わるときには1年経ってるよみたいな
ちょっと最初はねすごい遠い道のりに
思いますよね
そこは耐えつつも
しっかり1科目ずつやってたほうが
いいですね
最終的には
食べ物胃に入っちゃえば全部同じじゃないですけど
結局どの道全部やることにはなるので
いやもう
俺は絶対並列でいきたいと思ったら
それを止めることはしませんけど
並列といっても
7科目もありますから
1科目1時間だったら1日7時間
ちょっと現実的
じゃないかもしれないですけどね
司法試験への励まし
あとは本当に法律の考え
法学の考え方とかが
例えば憲法だったらやっぱり先に
憲法って他の科目と
違うじゃないですか
なので憲法は先にっていうのは
確かにあるかもしれないですね
あとは憲法が
一番何でしょうね人の願いみたいなのが
込められてるような感じもあるので
いろんな思いの入った
ものが法律なんだと
私なんかはその法律ってのが
ずっと無味乾燥なルールブックだと思ってたもんですから
入って憲法を最初に
勉強してなんて感動的なんだ
憲法は熱いんですよね
熱いんですよ
やっぱり法の趣旨が違いますからね
縛る相手が違うじゃないですか
そうですね
だからその部分が最初なると法律家を目指す
という何ですかね自分のモチベーションとか
身も引き締まるし
みたいな気はしますね
ありました本当にありましたね
なるほどありがとうございます
本当にね
お話尽きなくてね
もう一晩中でも話したいんですけど
本当にぜひお願いします
ぜひお願いしたいなと思います
本当に3回貴重なお話ありがとうございました
おつかれさまでした
3回にわたって高島先生と
お話をしてきましたが
今回前回
たくさんのことをね
お話しいただいていかがでしたか
いやもう夢のような時間でした
ありがとうございます
本当にまず佐々木臨さん
っていう声優さんが
私の少年時代の憧れの声優さん
でありまして
それでいて私は一回声優の
看板を下ろしておきながら
まさか司法試験ルートでこういう時間が
取れるとは思ってなかったし
一緒に司法試験の話ができると
そうなんですよ本当に人生何あるか
分からないなっていうのを本当に凝縮された
時間だったなって思います
ありがとうございます
でもきっとねこれだけ
たくさんの高島先生のお話
経験談拝見談を伺えて
今この聞かれてる
司法試験予備試験目指されてる
方もそうでないかとすごくね
励まされたんじゃないかな
だと嬉しいですけど
その中でやっぱり放送会
向けて頑張ろうと思って
勉強されてる方にぜひ
一言お願いします
分かりましたそしたら
まずは学生さん宛てでいいですか
法律キャリアの選択肢
社会人の方と分けて
学生さんは
何につけても
可能性の塊ですよね
弁護士にももちろんなれますし
裁判官検察官
インハウスロイヤーとかもいろんな
選択肢がある中で
合格後を考えるっていうところに
結局なりますけれど
何になろうかなって選ぶ必要は
なくて裁判を
傍聴しに行って尋問を
コントロールする裁判官かっこいいな
とかあるいは基礎上を
朗読する検察官かっこいいなとか
そういう法律家の
最前線の人たちに対する
憧れっていうのをどんどん
蓄積していっていただけると
なかなか学校の勉強とか
バイトとかでしんどい中でも
あれになれるかもしれない
これになれるかもしれないっていうのがあると
絶対励みになると思うので
勉強とはちょっと関係ないなっていう
時間でも法律に関係ある
ものであればどんどん飛び込んでいって
勝手にしていただきたいなっていう風には
思いますね
社会人の法律の重要性
社会人の方については
やっぱり
どんなキャリアでも
私も塾講師とか声優とかちょっとキャリア
ありますけれど
本当に銀行員とか役所の人とか
あるいは商社であるとか
どんなキャリアでも
そこには必ず法律が
息づいているので
本当に皆さんの積み重ねてきた
キャリアがそのまま
生きるっていうのが
放送の業界だと思いますので
本当にしんどい瞬間とか
お仕事ばっかりで勉強できなくて
俺何のために勉強を始めたんだろう
と思う瞬間あると思うんですけど
その経験も
全部が放送になった時に
役に立つものですので
自信を持って勉強を続けていただきたいな
という風に思います
今お伺いしていて
本当に高島先生の
リアルな実体験というか
現実の人生から
出てこられている
言葉なのかなと思って
多分皆さん励まされると思います
私も含めてですね
ありがとうございました
本当にたくさんのお話を伺えて
ありがとうございました楽しかったです
こちらこそ楽しかったですありがとうございました
ありがとうございました
リスナーとの交流
さてこの番組では
リスナーさんからのお便り
リアルボイスもご紹介する予定です
ご感想ご質問なども
お待ちしておりますので
番組詳細欄にあるリンクから
お気軽にご投稿ください
そしてアップルポッドキャストや
スポティファイのポッドキャストでは
レビューもできます
なのでこちらにもご感想などいただけると
嬉しいです
Xでもぜひポストしてください
漢字で合格全書
ハッシュタグをつけてくださいね
それでは次回またお会いしましょう
佐々木臨と
高島祐介でした
やればできる
必ずできる
一緒に頑張っていきましょう
34:21

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