高木和歌の学習スタイル
合格全書 伊藤塾が届けるリアルボイス
リスナーの皆さん、こんにちは。声優の佐々木臨です。
合格全書 伊藤塾が届けるリアルボイスでは、
司法試験および予備試験に合格する自分を鮮明に思い描いていただけるように、
学習法についてのお話や、合格者へのインタビューなどをお届けしていきます。
ぜひ、ご自分の学習計画にお役立てください。
今回も前回に引き続き、ゲストには司法試験合格者の高木和歌さんにお越しいただいています。
高木和歌です。よろしくお願いいたします。
今回もよろしくお願いいたします。
では、さっそく今回のテーマですが、
お仕事・子育て・学習の両立
三本立てみたいなんですかね。
お仕事と子育てとお勉強ですね。
今回もいろいろお話を伺いたいと思います。
では早速ですが、高木さんは育休中に学習を開始されて、
司法試験の学習をしていますということは、
会社の方にはどういうタイミングでお話をされたんでしょうか。
育休から復帰をいたしまして、
しばらくはもともといた部門にいたんですけれども、
しばらくして法務部に異動になりまして、
その時点では周りの方にはお伝えをしていなかったんですね。
ただ法務部の業務をやるというふうになると、
自分の学んだ法律のこととかがどうしても話題になってしまうので、
そのタイミングで法務部の中の方にはお話をしたという。
そうなんですね。前回伺ったのが、
法務部への異動をご自分で起動されたということでしたよね。
そうですね。
その時には、ただ法務部への異動を起動されたんですね。
そうですね。
法務部に行かれてから、やっぱり知識が漏れ出てしまう。
漏れ出るというほどでもないんですけれども、
なんでそんなことを知っているの?みたいなのは、
やっぱり多少は出てしまうので。
やっぱり顧問弁護士さんとお話しするのにしても、
それは明らかにわかると思うんですよね、相手の方。
そうですね。
ちょっとこのまま何も言わないのも不自然かなというので、
あるタイミングで実は勉強しているんですよということは、
近い方にはお伝えした。
へー、そうなんですね。
それで、そこからはお仕事と司法試験のお勉強を両立されていったんですね。
そうですね。はい。
お話をされた時に、逆に会社の方はどのように反応されました?
会社の直接話した方は、「ああ、そうなんだ。頑張ってね。」っていう。
結構あっさりめ。
そうですね。そこまで大きなリアクションではなかったかなと。
すごく大きなリアクションをされてもちょっと困っちゃったりするかもしれないですね。
そうですね。わざわざ営業部門から自ら手を挙げてフォームに移動したという時点で、
ちょっと変わり者だというふうに思われていたので、
なんかあるんじゃないかというのはもしかしたら、
勘づかれていたことはあるかもしれません。
確かにそうですよね。営業にいらっしゃって、わざわざフォーム部門に行きたいとはなかなか。
そうですね。その予備知識とかがないと、なかなかパードルが高いというふうに感じる方が多い部分だと思うので。
そうですよね。
どうですか?営業のお仕事をされていた時もすごく充実されていたと伺いましたけども、
またもう全く今度はガラッと変わって現場に行かないお仕事を。
そうなんですよ。
1日中座って物を考えるという仕事に突然変化したので、
最初はかなりギャップがありましたし、
頭が本当に疲れました。
もっぱら頭を使うお仕事になってしまう。
そうですね。はい。
でも、どうですか?
お勉強、司法試験のお勉強されていながらフォームのお仕事もされて、
やっぱり重なるところってあるじゃないですか。
はい。もちろんそうですね。
勉強にもいい刺激になったりとか、
逆にお仕事にも勉強している部分がいい刺激になったりとかしました。
はい。それはもちろん相乗効果という意味でもありまして、
勉強って長丁場なので、1年、2年で合格、
私の場合はちょっとするのが難しかったんですけれども、
少なくとも今勉強していることって仕事には役に立つぞというふうに、
思えたりだとか、
逆に仕事でいろいろな具体的な事象というか場面が出てくると思うんですけど、
これがこの法律で解決されるんだということが多少イメージがついたりだとか、
そういう相乗効果もあったのと、
あと逆に仕事と、私の場合は育児と学習という3本柱につながって、
仕事で多少行き詰まったとしても、
勉強の世界に行ったり、育児の世界に行ったり、
いろんな世界を行きつ戻りつできたので、
それぞれそんなに引きずらないということが、
変えてよかったかなというふうに。
それいいですね。
ご自分の中にいろんな世界をお持ちだと言ったり、
そうですよね。
そうですよね。
小さい子供の育児ってそれなりにストレスも溜まりますし、
行き詰まることとかあると思うんですけれども、
勉強しているときは一人の世界というか、
自分の世界で自由に勉強ができるというので、
逆にリフレッシュになっていたというところは正直ありますね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
でも実際にお子様いらっしゃると、小さいお子さんだと、
本当に24時間やっぱり意識はそこに、
子どものところに向くじゃないですか。
その学習の時間とか自分のメンタルの切り分け方って
どのようにされていますか。
継続的な学習の重要性
そうですね。
本当に小さいときはいつ寝るかわからないだとか、
夜寝るとは限らないみたいな、
そういう状態で、
どの時間に勉強しようかなっていうのは、
少し変遷がありまして、
最初は子どもが寝た後に勉強するっていう
スケジューリングだったんですけど、
やっぱりそうすると、
子どもが寝ないとどうしてもイライラしちゃうんですよね。
それが子どもにとっても自分にとってもいいことだというふうには
やっぱり思えなかったので、
朝方に切り替えまして、あるタイミングで、
朝、子どもが起きる前の時間でギュッとやろうというふうに切り替えて、
それがある程度うまくいったかなという方法でした。
だいたいそれは何時ごろですか、朝お勉強タイムは。
そうですね。
安定してできたのは5時から7時ですね。
本当は4時台からやりたかったんですけど、
体力の問題もあるので、
5時から7時ぐらいにやりたかったんですけど、
5時から7時は1人で机に向かえる時間というふうに自分で捉えて、
だいたい1日3時間確保したいなという気持ちがあったので、
残りの1時間は通勤の電車の中だとか、
お昼休みだとか、
隙間時間をかき集めて残り1時間を作り出すというような
そういうやり方をしてました。
1日かき集めて3時間というのは、
相当やっぱりほとんど時間がかかるんですね。
1日かき集めて3時間というのは、
相当やっぱり他のことが大変だったんだなと思うんですけども、
お母さんはやっぱり寝られないし、大変ですよね。
そうですね。お子さんによりますよね、正直。
うちは安定して寝てくれるようになったので、
そこは助かったんですけれども、
本当にさらに寝ない子というのは、
効かなくもないので。
そうですね。必ず5時から7時は寝てくれているとも限らない。
そうですね。でもうちもありましたよ。
6時ぐらいにふんふんって勉強してたら、いきなり何か起きてきて、
え?もう起きちゃうの?みたいなことが。
計画が。
ここまでやろうと思ってたのに、みたいなことがもちろんありましたし、
あとやはり小さい子供なので体調もよく崩すので、
熱を出してしまって全然自分の計画通りにいかないだとか、
そういうことはあったんですけれども、
その時の心の持ちようとしては、
とにかく健康が一番であって、
その次に勉強だというふうに自分に言い聞かせてまして、
もちろん家族の健康も含めて、
それを絶対に犠牲にして勉強しちゃいけないということだけは、
自分に言い聞かせてました。
そうですか。やはり確かにご自身もそうですし、
もちろんお子様もそうだし、
健康って何がいつ、特に小さい子は分からないですもんね。
心配ですもんね、そういう時に。
やっぱり突発事項って起きてしまう。
けどその中でブレずに何が一番大事なのかというのは、
それは勉強じゃなくて、ご家族の健康と。
そこだけは揺らがないようにはしてました。
素敵です。
ご家族の高木さんのCF試験目指してのお勉強に対して、
協力というのも変ですけども、何かありましたか。
そうですね、夫はそんなに興味を持ってたような感じがしないんですけど、
意外と両親がすごく応援してくれていたというか、
やっぱり私はもういい大人なんですけど、両親にとっては、
まだまだ可愛い娘みたいな認識があるんだと思うんですが、
すごく応援をして子育てを手伝いに来てくれたり、
家族連携だとか、そういったサポートはしてもらっていたかなというふうに思います。
いろんな方のサポートがありつついただきながら、
でもやっぱり1日3時間確保を何とかして勉強を続けられて、
その積み重ねで合格されたんですか。
そうですね、社会人の方だと休日にガッとまとめて、
1日何時間やりますみたいな方も多いかなというふうに思うんですけど、
ちょっとそれもできなかったので、やっぱり休日は休日で子どもと遊んだりとか、
どこかお出かけをしたりとかっていうのがあったので、
休日も平日も同じ環境で勉強を続けたんですね。
それが逆に継続できた理由なのかなというふうに思ってますね。
よく伺うのが土日は時間をもう少しとれるから、
平日は3時間でも土日は5時間とか6時間というのはよく伺うんですけど、
だから高木さんの場合は平日も何も優先順位からいくと、
やっぱり1日3時間何とか年出するのが毎日そうだったってことですかね。
そうですね。
なるほど。
一定の勉強ペースの重要性
でも逆に考えると、
土日はまとめてできるからと思ってしまう方が何か突発事項もあるし、
土日ならではのイベントもあるし、
その時にこの土日で平日の埋め合わせをしたかったのにと思ってしまう自分が
発生したりしかねないかなと思って。
まさにおっしゃる通りで。
だから本当に土日も関係なく1日3時間自分は決めて、
できたらこれでOKという方がストレスがないような気がしました。
そうなんですよね。
やっぱりどこかの日に偏らせようとしてしまうと、
その日にできないと本当に何もできなかったで終わってしまうので、
とにかく淡々と1日3時間。
昨日は例えば2時間しかできなかったから、
今日ちょっと多めにやりたいなみたいな、
そういう土日間をちょこちょこ合わせながら平均してやっていくっていうのが
自分のリズムにはあっていました。
じゃあ前の日にちょっと少なかった3時間いかなかったら次の日、
できるんだったら3時間半とかやってらっしゃったんですね。
そうですね。
私も前タイマーを使って勉強してた時期がありまして、
だいたい4時間でカウントダウンタイマーしてたんですね。
4時間を止めつつ止めつつ隙間時間で、
1日4時間なんとか終わればOKっていうんですけど、
なかなかやっぱり4時間もできなかったりして、
その後1時間20分とか残ってしまうと、
次の日4時間プラス1時間20分って5時間20分なんですね。
5時間20分でタイマーしてたんですよ。
これで3時間しかできないと2時間20分余っちゃうじゃないですか。
次の日はまたプラス2時間20分ってやったら6時間20分になって、
増えていくばっかりでものすごいストレスで、
だいたいそれでもう1日今日は18時間何分とかなった時に、
これはおかしいって思ってやめたんですけどそのやり方。
だからふさいは残さずみたいに切り替えましたけど。
そうですね。できなければできないでも仕方がないので、
そこまでカッチリ管理をするとちょっと苦しくなってしまうかなと思うので、
だいたい今日は3時間、昨日は2時間とか、
だいたいのカウントでやるくらいがちょうどいいのかなと。
できないのでしょうがないというのがいいのかもしれないですね。
誘惑との向き合い方
お伺いしたいのが、資本試験に見事合格をされて、
その時のお仕事場の方々、ご家族の方々はどういうふうにおっしゃったり、
喜んでくださいましたか。
そうですね。先ほど言ったように、両親が一番喜んでいたかなというふうには思いますね。
あとは仕事の方は、やっぱりなかなか受験中って触れづらいと思うんですよね。
勉強してることに。
仕研って合格・不合格っていうのがパッチリ分かれてしまうので、
不合格だった時にあんまり触れてると、
なんていうか、期待値がどんどん上がっていってしまって、
不合格だった時にちょっとかわいそうだなみたいなところも、
気を使っていただいてたところもあるんじゃないかなと思うので、
はっきり合格しましたっていうふうに言えたのが、こちらはすごく嬉しかったですし、
本当に職場の方にはすごくご協力をいただいていたので、
恩返しじゃないですけど、結果でお返しできてよかったなというふうには思います。
よかったですね。ありがとうございます。
高木さんには次回もお話を伺っていきます。
引き続きよろしくお願いします。
さて、この番組ではリスナーさんからのお便り、リアルボイスをご紹介しています。
今回はANループさんからのリアルボイスです。
佐々木臨さん、東大邦楽部と英研一級まで独学で働きながら合格されるなんて、
すごすぎます。ありがとうございます。
毎日どのような時間配分で勉強されたのでしょうか。
苦しくなったり怠けたくなったりしませんでしたか。
YouTubeやポッドキャストの誘惑はありませんでしたか。
司法試験を始めた動機が弱いのか、すぐに頓挫してテレビを見たりしてしまいます。
本気に慣れていない心から望んでいない証拠ですよね。
ということです。
これは熟成の方だと思うんですけども、YouTubeやポッドキャストの誘惑に駆られていて、
テレビを見てしまって、見ちゃったと思われているのかもしれないですね。
佐々木さんどうですか。お勉強中のこの誘惑というか、他のことをしたくなった。
はい、たくさんです。
すごく気持ちが明るいというか、共感する方だなというふうに思うんですけど、
集中力が続かないということはままありますし、
やっぱりある程度その自分の興味関心を持っていることを満たしてあげないと、
なかなか集中力が続かないということはありますし、
やっぱりある程度その自分の興味関心を持っていることを満たしてあげないと、
なかなか勉強というところに移れないと思うので、
そういうときはテレビを見たらいいんじゃないかなというふうに思いますね。
見たいときは見ましょうということですかね。
見たいときはある程度見たらいいかなというふうに思うんですけど、
やっぱり先ほど言った1日3時間やるとか、
そういう時間で決めるのもいいですし、
今日はここまで、教科書のここからここまで読むとかっていうふうに自分の中で決めたことは、
テレビを見たらいいんじゃないかなというふうに思いますね。
自分の中で決めたことはテレビを見た後にでもやるとか、
そういう最低限これだけはやろうみたいなところをがっちり守っていけばいいかなと思いますし、
そういうやり方でも全然合格できるので、
いいバランスをご自身で見つけられたらいいんじゃないかなというふうに思います。
それはありがとうございます。心強いですね。
だからYouTube見てもいいと、ポッドキャスト見ても聞いてもいいと、
テレビも見ましょうと我慢せずに、
だけども自分の決めた計画は頑張ってやってみましょうと。
両立できますからね。
できます。
ご自分のペースでぜひ頑張っていただければと思います。
ありがとうございました。
引き続きご感想ご質問など、あなたからのリアルボイスをお待ちしております。
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そしてApple PodcastやSpotifyのPodcastではレビューもできます。
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漢字で合格全書。
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それでは次回またお会いしましょう。
佐々木望と
高木和歌でした。
やればできる。必ずできる。
一緒に頑張っていきましょう。
