今回は『姿勢まっすぐ、心の仕組み。』のお話です。
お伝えしている心理学ですが、
皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。
その見方・活かし方を、ご紹介します。
今回は、「姿勢まっすぐ、心の仕組み。」について。
普段、何気なく、立ったり座ったり、動いたり止まったり。そんな時、自然と取られている姿勢。そこにはどんな意味があるのか。何が起きているのか。気づくヒントが得られます。
第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」
第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」
第14回目「 ポジションで変化する、心の仕組み」
ともリンクするお話です。
まだ聞いた事がない方も、
何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、
気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?
<今回テーマ理論とつながる、特別回>
#74-SP2 心の中の「親・成人・子ども」。振り返りと、まとめ。
※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。
※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。
<参考図書>
TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版
ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月
※TA・交流分析の教科書とも言える本です。
いい人間関係が面白いほどできる本
繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月
※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。
絶版らしく、古書での入手になるかと。
サマリー
このエピソードでは、姿勢と心の関係を探っています。姿勢が与える影響や、心の中の「親・成人・子ども」との関連について考察しています。
姿勢という「行動」
こんにちは。明治大学で生涯学習講座の講師をしています、遠藤美保です。この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学を、ポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマは、こちら。
『姿勢まっすぐ、心の仕組み。』
今回は、「姿勢まっすぐ、心の仕組み。」のお話です。
お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも、自然とつながっています。その見方、活かし方をご紹介します。
今回は、「姿勢まっすぐ、心の仕組み。」について。
普段、何気なく立ったり座ったり、動いたり止まったり。そんな時、自然と取られている姿勢、そこには、どんな意味があるのか、何が起きているのか。気づくヒントが得られます。
第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」
第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」
第14回目「 ポジションで変化する、心の仕組み」とも、リンクするお話です。
皆様は、姿勢について意識されていますか?
意識されているなら、いつ頃から意識していますか?
思えば、小さい頃。「姿勢が悪い」とか、「猫背になっているよ」とか。そんな注意を、よくされていたような。特に、テレビでアニメを観る時など、夢中になって観ている内に、自然と前のめりになったり。
お化けやら何やら怖い内容の話の時は、「うわっ」とのけぞって。身を固くしたり。喜んだり、悲しんだり、怯えたり。そんな小さな子どもも、成長し、大人になる。
社会人になってからは、挨拶の仕方やお辞儀の仕方を学んだりもして、その時期などは、「背筋を伸ばして」とか、「お辞儀の仕方が良くない」とか、注意を受けたりもする。
ただ、それも一定の時期を過ぎると、なかなか指摘をしにくい、されにくい。注意したりされたりが、なくなってきたりします。
こうなると、なかなか気づきにくくなる、自分の姿勢。
とは言え、人の姿勢なら気づきやすい。
例えば、私が若手だった頃、こんなことがありました。
同期の男性社員と一緒に、なぜかその人の取引先に同行した時のこと。
入社時のマナー研修も受け、1、2年の営業経験は積んでいた頃。
椅子に浅く腰を掛け、両手を膝の上で揃えて座っていた私。
その時、何気なくふと横に座った同期を見ると、肘掛け椅子の片側に体重を寄せ、思いっきりゆったり。確か背もたれにも、もたれきっていたような、そんな座り方。
きょっとして、心の中では、「重役かっ。何て偉そうな。」と突っ込みを入れつつ、目力で何とかならないかと、お客様に気づかれないように目線を送り続けました。
が、全く気づかれないまま、相手は上機嫌で、意気揚々と話し続ける始末。
今にして思えば、椅子に浅く腰掛けつつも、きっとだんだんとその同期に向かって、体全体か顔だけか、傾いていたんじゃないでしょうか。
そして、おそらく、いいえ、間違いなく、怖い顔だったはず。
人の姿勢なら気づくのに、自分の姿勢は気づきにくい。ある時は、こんなこと。
もう一人前。大人になって、ずいぶん経った頃。心理学のグループワークに、参加したタイミング。自分の子どもの頃の実体験について、お話をしていた時のこと。
何があって、その時、どんな気持ちで、どうだったか。相手との会話、やりとりを交えてのお話。
ファシリテーターである先生から、一言。
「首をまっすぐにして。姿勢も、まっすぐ。」
「えっ?」ふと我に返ると、小首を傾げている、とでも言うんでしょうか。
首を横に傾けて、姿勢も少し丸まっている。
いつのまに。
意識して、首をまっすぐ、姿勢もまっすぐ。
つながっている、心の仕組み
すると、同じ話を続けても、どうも違う。同じにはならない。
なるほどぉ。
ここまでのお話、心の中の「親・成人・子ども」から考えてみると…。
私たちの心の中には、誰でも「親・成人・子ども」の部分があります。
「親」は、親や親的な役割の人から取り入れた「行動・思考・感情」が入っている部分。
「成人」は、<今、ここ>にふさわしい「行動・思考・感情」が入っている部分。
「子ども」は、子どもの時の経験や決断といった「行動・思考・感情」が入っている部分。
「親」と「子ども」は、過去のデータ。
「親」と「子ども」の状態にいる時は、まるで記録された動画のように、
その「行動・思考・感情」が自動的に再生されている、と言われています。
どの状態にいるのか、気づくポイントは「行動」。
「行動・思考・感情」は、つながっている。
外から見える「行動」が「子ども」なら、その時の「思考・感情」も、「子ども」。
「成人」の「行動」なら、「思考・感情」も、「成人」。
「親」の「行動」なら、「思考・感情」も、「親」。
見える部分が、見えない部分とつながっています。
姿勢は、見える部分。
上から目線と言われるような姿勢は、「親」の可能性が高い。
片側体重で、肘掛け椅子にもたれている姿勢。
営業に慣れてきた頃の、同期。
自信を持って話す上司や先輩の、ある部分を取り込んだ。
これは、「親」だったのでは?
テレビを見ながら、前のめりになったり、のけぞったり。もう、夢中。
これは、小さな子どもの頃。
心の中も、「子ども」の可能性が高い。
心理学のグループワークで、小さかった頃の話をしている時、
首を傾げて、丸まっている。
その頃に、戻っている。
これも、「子ども」だったのでは?
それに対して、首まっすぐ、姿勢もまっすぐ。
同じ話を続けても、どうも違う。
同じには、ならない。
それも、そのはず。まっすぐの姿勢は、「成人」がとる姿勢。
つながっているからこそ、まっすぐの姿勢という「行動」をとることで、
「成人」の、「思考・感情」が刺激される。
<今、ここ>、現実的な「行動・思考・感情」の「成人」が舵取り役になることで、
変化を味わう
<今、ここ>の、現実的な対応力が広がります。
では、今回覚えていただきたいポイントは、
「姿勢まっすぐ、心の仕組み。」
今、あなたの姿勢は、
どうなっていますか?
そして、気になる誰かは、どんな姿勢ですか?
まずは、気づくこと。そして、いつもと違う変化を味わってみませんか?
ここまで聞いていただき、ありがとうございます。
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お相手は、遠藤美保でした。
ありがとうございました。
10:04
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