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#106 食のこだわり、心の仕組み。
2026-03-17 10:25

#106 食のこだわり、心の仕組み。

今回は、『食のこだわり、心の仕組み。』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「食のこだわり、心の仕組み。」について。

それぞれの常識が違う時、思いがけず気づく、食のこだわり。そこでは、何が起きているのか、いないのか。気づくヒントが得られます。


第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」

第18回目「心の中の、メンバー5人。その付き合い方。」

第82回目「姿勢まっすぐ、心の仕組み。」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#74-SP2 心の中の「親・成人・子ども」。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

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いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

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サマリー

本エピソードでは、食事の「こだわり」が心の仕組みとどう繋がっているのかを解説します。お好み焼きの切り方を例に、新たな視点や柔軟な対応が可能になることを紹介し ています。

はじめに
こんにちは。明治大学で生涯学習講座の講師をしています、遠藤美保です。
この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学を、ポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマは、こちら。
『食のこだわり、心の仕組み。』今回は、「食のこだわり、心の仕組み。」のお話です。
お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも、自然とつながっています。その見方、生かし方をご紹介します。
今回は、「食のこだわり、心の仕組み。」について。
それぞれの常識が違うとき、思いがけず気づく、食のこだわり。そこでは何が起きているのか、いないのか。気づくヒントが得られます。
第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」
第18回目「心の中の、メンバー5人。その付き合い方。」
第82回目「姿勢まっすぐ、心の仕組み。」とも、リンクするお話です。
食のこだわり体験談
皆さま、誰かと食事をしていて、「えっ、なぜ?」食べ方に、モヤッとした経験、ありませんか?
いや、ありますよね。ある時、何人かでお好み焼き屋さんに行ったときのこと。
それぞれのテーブルに鉄板があり、自分たちで焼くスタイル。
どれにしようか、和気あいあい。「肉かな?」「海鮮かな?」「餅入りも良いね。」
あれこれ迷い、これにしようと決めたメニュー。
具を混ぜたり、油をひいたり、片面が焼けたらひっくり返し、さらにひっくり返したりして。ソースや鰹節、青のり、マヨネーズ、などなど。一通り焼けるまでは、特に問題なし。
多少の違いはあっても、許容範囲。平和に進行していました。
そして、完成。
おいしそう。さあ、カットするぞ。
そのタイミング。
「えっ?あれ?」
そんな驚きの声で、しばしストップ。
迷いなくカットし始めたのが、誰だったのか。今となっては忘れてしまいましたが、とにかく一旦、止まりました。
どうやら、カットの仕方が違うらしい。
お好み焼きの切り方、皆さまは、どう切っていますか?
私は基本的に、四角形。縦と横に切って、一口サイズ。
丸いですから、端は四角が欠けて生地だけになりますけど、それ以外に何があるの?そう思っていました。
ところがその時、ある人はピザ型。
ピザのように放射状に切って、全てが同じ形、扇型。
それ以外に何があるの?そう思っているようでした。
ある意味、カルチャーショック。
「どうして?ピザじゃないし。」
「だって、ピザ型の方が、具のあるところもないところも、全部均等に食べられるでしょ。」
「えっ?いやいや、具がなければないで、端っこ、美味しいじゃない。」
「えっ?不公平でしょ。」
「不公平?」
「えっ?って言うか、えっ?だいたい、一口大の方が食べやすいでしょ。」
「自分のお皿に持って来て、お箸で食べれば良いだけじゃない。」
どちらにも、それ相応の理由とこだわりがある。
そこに、何かが隠れていそう。
ちなみに、焦げるといけないので、その時は確か、折衷案。半分ピザ型、半分一口大の四角形、にしたような。
味に変わりはないものの、思いがけず、食のこだわりがぶつかり合った、出来事でした。
心の仕組み:親・成人・子どもの視点
さて、このお話。心の仕組み、心の中の「親・成人・子ども」から、考えてみます。
私たちの心の中には、誰でも、「親・成人・子ども」の部分がある。
「親」は、親や親的な役割の人から取り入れた、「行動・思考・感情」が入っている部分。
「成人」は、<今、ここ>にふさわしい、「行動・思考・感情」が入っている部分。
「子ども」は、子どもの時の経験や決断といった、「行動・思考・感情」が入っている部分。
そして、「親」と「子ども」は、過去のデータ。
「親」と「子ども」の状態にいるときは、まるで記録された動画のように、その「行動・思考・感情」が自動的に再生されている、と言われています。
お好み焼きの食べ方、切り方。これは、心の中の「親」が関係していそう。
実際の子どもだった時、家庭や育った環境での食べ方、切り方、それに馴染んで囲んだ食卓、色々な思い出。心の中の「子ども」にとって、大切な経験。
心の中の「親」と「子ども」が守っている、つながっている。今も続く食べ方、切り方。
均等に食べられるとか、それぞれおいしいとか、不公平とか、食べやすいとか。
一見、もっともらしい。いかにもな理由はあれど、いい大人になってからの言い合い、ムキになっているところが怪しい。
<今、ここ>にふさわしい、心の中の「成人」が主体になっているとは、どうも思えない。
過去のデータが、自動再生されている可能性が高い。そんな場面です。
こだわりへの対処法:成人の心を働かせる
もちろん、同じお好み焼きを前にして、誰もがそうとは限りません。
そこにこだわりがなければ、切り方は、話題にすらならない。
ただ、今回の場合、こだわりアリ。
もし、こだわってムキになっていたら、それはシグナル。
「あれっ、これって、自動再生されているのかも。」
「親・成人・子ども」は、どれも大切。
すべてがそろって、私たちの個性。
とは言え、過去のデータである「親」、「子ども」の自動再生で、何か問題があるなら、少しだけ立ち止まって、心の中の「成人」を働かせてみたい。
<今、ここ>にふさわしい、「成人」。
おすすめは、まっすぐな姿勢をとってみること。
心の中の「成人」を刺激する、シンプルな方法です。
その場ですぐ対応できれば何よりですが、難しければ時間を置いて、違う場所で振り返ってみるのもアリ。
「何だったんだろう。
そこまでこだわることだったかな。」
振り返って、整理整頓するだけでも、心の中の「成人」比率が上がる。
すると、自然と心の中の「親」と「子ども」が下がる。
おとなしくなる。
その場では間に合わなかった時でも、後からでも、別の選択肢や考え方を受け入れやすくなります。
ピザ型も、意外とイケる。
一口サイズも、食べやすい。
こだわりに費やしたエネルギーを、解放。
その分のエネルギーは、和気あいあい。楽しい会話や、おいしいを共有する時間に変わる。
<今、ここ>で、違う選択肢を選んでみる、増やしてみる。可能性が広がります。
まとめと番組からのお知らせ
では、今回、覚えていただきたいポイントは、
「食のこだわり、心の仕組み。」まずは、気づくこと。そして、いつもと違う変化を味わってみませんか?
ここまで聞いていただき、ありがとうございます。
最後に、番組からのお知らせです。
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来週も、火曜日の朝6時に更新されます。
お相手は、遠藤美保でした。ありがとうございました。
10:25

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