#117 移り変わる承認欲求
2026-06-02 09:06

#117 移り変わる承認欲求

今回は、『移り変わる承認欲求』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「移り変わる承認欲求」について。

承認欲求を満たす刺激=ストローク。受け止め方、感じ方も移り変わる。そのポイントを知ることで、何が起きているのか。

気づくヒントが得られます。


第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#73-SP1 承認欲求を満たす刺激=ストローク。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4mwDgpV⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4kkbwDy

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サマリー

本エピソードでは、承認欲求を満たす「ストローク」の受け止め方や感じ方が、年齢や経験によってどのように変化していくのかを探求します。ストロークフィルターの移り変わりと、それに気づくことの重要性を解説しています。

はじめに
こんにちは。明治大学で生涯学習講座の講師をしています、遠藤美保です。
この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学をポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマはこちら。
移り変わる承認欲求。今回は、移り変わる承認欲求のお話です。
お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも自然とつながっています。
その見方、活かし方をご紹介します。
今回は、移り変わる承認欲求について。
承認欲求を満たす刺激=ストローク。受け止め方、感じ方も移り変わる。
そのポイントを知ることで、何が起きているのか、気づくヒントが得られます。
第一回目、承認欲求は誰もが持っている原点ともリンクするお話です。
過去の経験
皆様、好きなものは何ですか?
それは以前からずっと好きですか?
それとも以前はそれほど好きではなかったものですか?
かつてオーストラリア旅行をした時のこと。
いろいろな国の方々と同じバスに乗って巡るバスツアーに参加。
メンバーはほとんどが二、三十歳ほど年上。ヨーロッパ系の方々。
同世代はほぼいないツアーでした。
オーストラリアといえば広大な大地、自然あふれる国。
そこをバスで爆走しながらの旅。
乾いた土がメインのところもあれば、緑豊かなところもある。
サファリルックとでも言うのか、そういったファッションのガイド兼ドライバーさんが一名、同行してくださるツアー。
ある時、ワイルドな木が生い茂る道を走っていた時のこと。
周りの方々が、わお、止めて、止めて、英語で口々にお願い。
バスが停車。
一体何事?何があったの?
そう思っていたら、みんながカメラを向け、
素晴らしい!素敵!
そんな称賛の言葉の嵐で写真を次々撮り始めました。
そのカメラの先は木、緑の木。
木に詳しくないので何とも言えませんが、私の目にはよくある木。
もちろん自然は素晴らしいですが、それにしてもただの木。
それなのに何とも愛おしそうに見つめています。
そ、そんなに?
うーん、すごく珍しい木なの?
しばらくしてバスに戻り、運転再開。
目的地に向け、また爆走。
と、していたはずが、
おお、止めて!
またもや英語でお願い。
ほんの十五分ほどなんですが、
な、何?
すると、みんながまたカメラを向け、
素晴らしい!きれい!素敵!
称賛の言葉の嵐、写真を次々愛おしそうに見つめる目。
そのカメラの先はまた木。
緑の木。
私には同じ木にしか見えない木。
確かに青々とした葉っぱではありますが、
ええ、そんなに木が好きなの?
ええ、そこまで?
頭の中ははてなマークだらけ。
そして、いつしか時は流れ、
あの日の出来事は思い出の彼方。
現在の変化とストローク理論
そんな今、普段歩いていて目に入る緑の木々。
うわあ、きれい。
空の青に映えて眩しい。
自然っていいなあ。
生きてるってすごいことだなあ。
気づけば写真を次々撮り、
人と来たりしている今日この頃。
そんな自分にちょっとびっくり。
あの頃とはまたずいぶん変わったようです。
さて、このお話。
改めて承認要求を満たす刺激、ストロークから考えてみます。
ストロークは誰もが求めているもの。
認め、認められて得られるもの。
空気や食べ物と同じくらい必要なもの。
だからこそ何もないよりはまし。
何もないくらいならネガティブでも何でもいい、取りに行く。
それくらい必要、必須のもの。
誰もが求めてやまないストローク。
言葉だったり、アイコンタクトや態度の非言語だったり。
ただどうも人と人とのやりとりだけでもない。
自然から受け取る感動、互換への刺激もストロークに思える。
自分という存在を実感できる、そんな心のエネルギー源になるからです。
そして心の中にはそのストロークをためるストローク銀行があるらしい。
このストローク銀行にポジティブなストロークが7、80%以上たまっていれば、私たちは活き活きと幸せ、そう言われています。
それなのに私たちにはどうやらストロークフィルターというものがあって、それぞれ自分のお好みでふるいにかけストロークを選別しているとか。
今回の例、何気なく目にする緑の木。
以前の私のストロークフィルターでは特にポジティブなストロークとはならずスルー。
でもバスツアーのメンバーたち、あの方々のストロークフィルターでは緑の木に感動、ポジティブなストロークとしてたっぷり受け止めていたようです。
それは国や文化の違いなのか、年齢なのか、はたまた自然に対する思いや経験の違いなのか、タイミングなのか。
いずれにしろストロークフィルターはずっと同じではない。移り変わりもするもの。
同じ対象や出来事、経験でも違ってくる。
違う感じ方や反応には違うストロークフィルターのヒントがある。
せっかくのストローク、そんなヒントに気づきたい。
そしてポジティブなストロークを貯金、心のエネルギー源をしっかり確保したいものです。
まとめと番組からのお知らせ
では今回覚えていただきたいポイントは、
移り変わる承認欲求、まずは気づくこと、そしていつもと違う変化を味わってみませんか。
ここまで聞いていただきありがとうございます。
最後に番組からのお知らせです。
気づくと変わる心理学をまた聞きたいと思った方は、お聞きのポッドキャストアプリで番組フォローとレビューをお待ちしています。
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来週も火曜日の朝6時に更新されます。
お相手は遠藤美保でした。ありがとうございました。
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