ディカージョンとイベントの概要
こんにちは、riddleです。今日は、ディカージョンというコンピューターサイエンスのオンラインスクールをやられている方々と、
AI時代に評価されるエンジニアとはというセッションを行ってきました。
合計で2時間ぐらいずっと喋ってたんですけれども、若手のエンジニアの方からいろんな質問をいただいて、それに答えていくっていうのが結構面白かったので、
どんなことをしたのかということと、後日談というか、そのイベントを通じて感じたことについてご紹介したいと思います。
ざっくりこのイベントを紹介すると、ディカージョンというのがですね、コンピューターサイエンスを提供しているオンラインスクールだと申し上げましたが、
主に学生の方をターゲットとしてやられてまして、いわゆるスクールって、プログラミングを学んでポートフォリオを作ってって感じだと思うんですけれども、
ディカージョンのメインのところは、どちらかというとコンピューターサイエンス全般になっていて、
元メタのエンジニアの方と、日本人で今アメリカの方にいらっしゃる新屋さんって方、2名でやられてた会社かな。
最初に作られたときはそういう状態で、今はちょっと規模を拡大しているようですが、なかなかユニークなことをやられている会社さんです。
自分もその会社のサービスのディカージョンにコンピューターサイエンスの勉強のために半年くらいお世話になったことがありまして、
そのあたりと最近転職活動をして、今暇みたいなところでお声掛けいただいて登壇してきました。
なので、来ていただいたターゲットの方とかはですね、未経験のエンジニアの方だったり、これからエンジニアを目指したい学生の方だったり、
あとは職場にもうすでに入っているけど、まだ経験年数が浅いエンジニアの方っていうのがメインターゲットでした。
その方たちから募集した質問に対して、いろいろ答えていくという形だったんですけれども、
やっぱり皆さん気になるのは、生成AIがこんだけ出てきていて、エンジニアの将来ってどうなんですか?みたいなものだったり、
どういう時に使って、どういう時は使わない方がいいんですか?とか、我々の仕事なくならないですか?みたいな、
割と不安視するような声を現場のエンジニアだったり、それなりに経験を積んだ人たちに聞いてみたいというような感じをひしひしと感じましたね。
イベントを聞いていただいた方ならわかるかと思うんですけれども、私もリカージョンのCTOのジェフリーさんも、
限界はオームの同じかなと思っていて、生成AIは全然仕事を奪いませんと。
むしろ賢く使うともっと仕事ブーストかけられるんで、今いるエンジニアと差をつけるのにはキーツールでしょうという感じでした。
一方で、作業しかしていないエンジニア、例えばテスト使用書があって、そのテストをひたすらこなしていって、
例えばエクセルにスクリーンショットを貼るだけみたいな、本当にその日来た人でもちょっとやればできるような作業ですかね、いわゆる。
ものに関してはAIに代替されやすいので、そういったところにフォーカスしていると、仕事を失うっていうのは全然可能性としてあるかなみたいな話をさせていただきました。
イベントを通じて思ったのは、自分がミクシーにいたときもそうですし、SNSでフォローしている皆さんを見ててもそうなんですけれども、
いわゆるある程度キャリアを積んだエンジニアで、自分たちの仕事がAIにとって置き換わられるかもみたいなところをすごい危惧している人ってほとんど見たことないんですよね。
実際、ジェフリーさんともこの話をしてみて、彼もそうではないとおっしゃってましたし、私も一緒に配信している日々と話してもそんなことないというか、
別にそういう未来をそんなに予見している感じじゃないので、ある程度経験を積んでいるとみんなそういう感じに修練していくというか、似たしそうになるんだなと。
一方で経験を積んでいなければいないほど、何ならエンジニアという職種を一切やったことない人の方が危険意識が強いというか、
昔のノーコードとかローコードみたいな、コードを書かなくてもアプリ作れるよみたいな時代の流れと同じで、万能の道具のように見えるんですかね。
実際にあった質問で、Viveコーディングで知人がいっぱいアプリを作ってますと、その知人は全然エンジニアじゃないので、
採用事情の違いと自己反省
なのでサービス開発なんてしたこともないし、運用保守もしたことないです。今後はそういうやり方が主流になるんでしょうかみたいな話があったんですけども、
もう自分とジェフリーさんはノーっていう感じで即断しましたね。
いやいやいやいや、そんなね、Viveコーディングでパパってもしかしてアプリ作れるかもしれないですけど、長期で運用することを考えたら絶対無理ですよ。
怖くて動かしたくないし、なんかセキュリティ的なリスクだっていくらでもありそうだし、もしそれでお金取ろうとしてたらもっと激ヤバですねみたいなところが、
まあスラスラと出てくるんですよ。っていうところが、未経験だったり経験の薄い人のAIに対する認識と、
ある程度エンジニアリングに慣れている人の認識に結構大きな乖離があるなと思っていて、これはイベントを通じて得た発見でしたね。
加えて私とジェフリーさん全然そのバックグラウンドが違うんですけれども、彼はアメリカの方の大学出てアメリカで就職されている方なんで、
私は日本の大学出て日本のね、普通にエサや経由でミクシー入ったみたいな感じなんで、まあ割り切り違うんですよ。
にも変わらず、ある程度いろんな経験をして経験豊富だと言われるエンジニアになったら、同じ考え方になるのってすごいなと思っていて、
あーこれがなんか就職していくことなのかなって感じでした。
あと面白かったのは、日本とアメリカの採用事情というか、採用の時に重視される項目やっぱり違うなぁと思ったのが特徴的でしたね。
やっぱり向こうはコンピューターサイエンスのマスターを持っていることが前提条件になったりだとか、
リードコードとか、強プロみたいな問題を解かせるとか、
システムのアーキテクチャー、これ言うアーキテクチャーはインフラ系のものになりますけれども、
YouTubeとかXを作ってください、どういうインフラの構成にしますか?みたいな。
そういうシステムのアーキテクチャーのテストみたいなものもやられている日本の会社はありますけど、
そんなに多くないですし、大体のところはやらないので、
基本、面接と軽いコーディングテストがあるかないかぐらいなので、
日本の市場と海外のエンジニアの市場は分かっていましたけど、結構違うんだなと思います。
ということで今回は、自分が登壇したイベントの感想というか、
こんなことを喋ってこんなことを思いましたよということをお話しいたしました。
このポートキャストはですね、こんな感じでシニアエンジニア、
あとは一緒にやってくれているミドルレベルのエンジニアと一緒に、
実際の働きっぷりどうなの、自社開発どうなの、エサイヤーどうなの、みたいな話から、
実際のキャリアですね、こんなこと考えてます、考えてました、とか、
実際に現場で苦労した話、あとは新しい技術、もしくは現役バリバリで使っている技術の話についても
いろいろ話していきますので、よろしければフォローお願いします。
また、ハッシュタグゆるITで皆様からのコメントや感想をお待ちしておりますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。