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2025-05-08 31:52

【オトラジ#279】人柱・幼児婚・少年兵──『沸騰大陸』が描く衝撃のアフリカ

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アフリカは沸騰しているか?
ルポルタージュの傑作『沸騰大陸』(三浦英之)
を元に新聞には書けない残酷エピソードを紹介

ウガンダ:建設現場で子供の人柱
ケニア:9歳の少女が78歳の老人と幼児婚
スワジランド:処女8万人から王様が妻を探す祭り
など、想像を超えたアフリカの現実を語ります......衣良

 

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サマリー

ポッドキャストでは、三浦秀之氏の著書『沸騰大陸』を基に、アフリカにおける衝撃的な問題が取り上げられています。特に、ウガンダにおける子供を生贄とする風習や人柱の話が語られ、現地の文化や社会問題に対する考察が深まります。このエピソードでは、ウガンダの生贄行為やケニアの幼児婚について詳しく説明されています。また、中央アフリカの少年兵問題やアフリカの貧困と援助の不足についても触れられ、欧米諸国の影響が考察されます。アフリカの厳しい現実が描かれ、特に人柱、幼児婚、少年兵の問題が強調されます。様々な国の状況が考察され、教育とサポートの重要性が語られており、資源の呪いが関与していることも明らかになります。このエピソードでは、アフリカの現状をテーマにした『沸騰大陸』を取り上げ、少年兵や幼児婚といった衝撃的な問題が考察されています。これにより、アフリカにおける人柱の役割や、それに伴う社会的な影響に迫ります。

アフリカの衝撃的な現実
こんばんは、石田衣良です。 こんばんは、美水望亜です。
こんばんは、早川洋平です。
大人の放課後ラジオ、この番組はYouTube、ポッドキャスト、ニコ動画、各プラトンでお届けしています。
チャンネル登録、番組のフォローよろしくお願いします。
さあ、前回の人生相談から1点。
はい、1点。今回はね、ちょっと面白い本を見つけてしまいました。
【沸騰大陸】三浦秀之さん、作者は。出版社は周永社ですね。
これがどういう本かというとですね、
この三浦さんっていうのが朝日新聞の記者で、
その時、2010年代、13年から、14年からか、
14年から2017年まで3年間アフリカに特派員として派遣された。
その時にいろんな事件の現場を取材してるんだけど、
とっても新聞には書けないよね、これは。
これは危なすぎて載せられないっていうネタだけを集めたエッセイ集がまとまってるんですよ。
で、その3年間の間に、20数カ国、アフリカのいろんな国に行って、
それぞれの国の問題というのがえぐってくるんだけど、どうでした、これ。
っていうか、はっきり言って、10年前通りで、いまだにこんなことがあるんだっていうか、
むしろその想像してた、最悪のアフリカのイメージをさらに上回るもの。
そうだね。衝撃だったよね。
ちょっともう、苦しくて途中で読むのしんどくなったと思います。
少年兵の現実
遠い国のことだからし、自分が何かできるわけじゃないんだけど、
わかってるはずなのに、何かふと涙が出てきちゃうっていうか、
自分のことのように考えちゃうっていうか、
衝撃です。
衝撃だったです。
アフリカ、どうにかならないのかな。
今日の大きなテーマでもあるかもしれないですけど、
やっぱりイメージと実際違うって思いますけど、
でも本当に悪い意味でというか、イメージよりもさらに悪いみたいなところ。
ヨイクンさんさっき言ったじゃん。アフリカで植民地にならなかったのは。
そうそう、アフリカね。54カ国、今独立とかあるうちの2カ国だけが植民地になってない。
これがエチオピアとリベリア。
エチオピアとリベリアでしょ。
でも同じなんだよ、条件は。
アジアで植民地になっていない国は、日本とタイだけなの。
確かに。
でもアジアの各国で少年兵がこんなことやってる国なんて1つもないじゃん。
今ね。
自爆テロが連発してる国もない。
なのでこのアフリカの問題どう考えたらいいのか本当に悩むよね。
でも自分たちで救わないといけないよね、自分たちを。
いつまでもなんか軍閥で分かれてテロやってないで。
なぜ物理的に紛争が絶えないのかってストレートタイプに思っちゃいますけど、
でもなんか根深いですね。
根深い、本当に根深いし、
アフリカ人が自分たち自身を救う、
それこそコツコツ働いてちゃんと工業化するみたいなことをやらないと、
いつまでたってもこの状態変わらないのかなって感じしちゃうよね。
何から行こうか、どれもこれもひどい話ばっかりなんだけど。
最初のウガンダ。
ウガンダは今経済的にかなり発展していて、
ただしオクマン長寿がボコボコ生まれてるのは地下資源なんだって。
要するに地下資源があるってことはどういうことかっていうと、
欧米の開発会社にうまく食い込んだ人間がオクマン長寿になれるんだよね。
その理由がみんな分からないから、
何をやったらあんなに豊かになれるんだっていうことで、
みんなが飛びついたのは魔術とか事実なんだよね。
今時って思っちゃいました。
アフリカどちらかの宗教に頼っちゃうんだって。
そのために何をするかっていうと、
今までも家を建てるときとか、
ちっちゃいビルを建てるときには、
ヤギだの羊だのような生贄で殺してたんだってさ。
で、殺して血を捧げたり、
死体を埋めたりしてたんだけど、
今、開発が半端ないじゃん。
超高層ビルとかカジノとかさ、
巨大マンションとか作るときには、
何が一番効くかっていうと、
セックスをしたことがない、
処女あるいは童貞の子供が一番いいんだって。
ていうか、ヤバい小説かと思いましたよ。
で、そのウガンダでは、
子供の生贄っていうのが頻発していて、
これが社会問題になってるっていうのよ。
さらってきてさ、子供を殺して埋めたり、
血を捧げたりするっていうのがね、
今もあるんだ。
アフリカはって思うよね。
これ、僕が読み取れてなかったかもしれない。
元々というか、ヤギとか羊とかってあったじゃん。
それがなぜ人間じゃない?
時代がむしろ、ヤギ羊がいいとは言わないけど、
逆行してる感じがするんですか?
それはもちろん、建設にかかるお金が
すごい額なので、
絶対に成功しないと自分たちが滑られるっていう時に、
いや、その生き物として、
生贄で一番価値があるのは子供だなって言って
子供を殺しちゃうんだよね。
ちょっと理解できないですね。
でも日本だってさ、
昔お城を作る時とか、大きな橋を架ける時は、
普通に人柱って言って人間を殺してたよ。
人柱ね。人中ね。
だからそれが昔だからなぜっていうのは
僕らの勝手なイメージで。
それが未だに本当に残っちゃってて、
さらに酷いことに子供を使ってるっていうのがまたね。
それが年に10人ぐらいいるっていうのよ、毎年。
でも2011年から2015年の間に
約700人の子供が行方不明になったって。
それはでもアメリカだってさ、
年に1万人ぐらい子供が行方不明になってるから。
それはどこの国でもあるんだけど、
日本だってもちろん何百人もいるよ。
ただ実際に事件化されてるのが
毎年十数人いるっておかしいよね。
今現代の世界で、
文化と風習の影響
建物を建てるために人柱を使ってる。
県によって書いてあるけど、
これは本当に人柱です、昔の。
こんなことが風習として未だに残ってるっていうのがね。
しかも近所の男に森に釣り出されてね、
首切られたとか、
だからそういう人が実は釈放されてたりとか。
そう、そいつも酷い話で、
隣に住んでいる男のお兄さんが
ある建設業者に人柱が欲しいんだけど、
どうしたらいいって言ったら、
じゃあ俺が隣の家に子供がいるからやってくるよって言って、
妹の首をナタで切りつけて出血させて、
その後、性器の削除もしてるんだよね。
この性器の削除って、
アフリカの性器の削除に関しては、
野田さん分かるかな?
分かんないです。
岩井君は?
それは元々そういう風習っていうか、
子供とかが2文字の…
かつ例なんだけど、
男の子の場合は茹で焼きを何かでもあるんだけど、
皮だけ切るんだけど、
女の子の場合はこれはね、
簡単に言うとクリトリスの削除なの。
で、なぜそれをやるかっていうと、
クリトリスみたいに気持ちいいものがあると浮気をするっていうので、
最初に切っちゃうっていうので赤ちゃんの頃に切ったりするのよ。
それをやったってことなの、そこは。
だからそれを神様に捧げてるんだよね。
でも正直言ったらアフリカの女の人だって、
別にクリトリスとか切られていても、
バンバン浮気とかするし、
何にも意味ないんだけどね。
これだから決して、もちろん肯定は1%もできないんですけど、
こういう風習そのものがあって、
今続いてるっていうのはある意味、
その人たちの中では合理的に、
合理的って言うとちょっと怖いんですけど。
それが常識になっているってことだよね。
やばいけど、
今回は本当にうちも家族中、
うちの親戚中からお金を集めて今回投資してるから、
絶対に失敗できない。
じゃあ。
でもとはいえ当然ウガンダの、
一応法律上やっぱり殺人となるわけですよ。
なるね。見つかったらアウトだと思う。
これは見つかっているのが年十数件だから、
見つかってないの。
ウガンダの司法なんかで考えたら、
もう何十件とあるザラにあることなんじゃないかな。
だから衝撃だよね。
これがもうそのまま残っちゃっている。
スマートフォンを使って、
みんなでショートメッセージ送って、
写真撮って、
例えば翻訳機能なんかを使って、
日本人の韓国語を相手にしたりするのに、
でも一方では、
生贄で人柱で子供を殺しているっていう、
うわーってなるよね。
どうしてもアフリカっていうと、
サバンナを思い浮かべちゃうんですけど、
でもちゃんと文明がめちゃくちゃ発達しているじゃないですか。
サバンナとか動物とか、
普通のアフリカ人は見たことないの。
そうですよね。
普通のアフリカの大都市は、
もう本当に上海とか香港と変わらない。
ちゃんと道路があって、車も走っていて、
人もいるし、ビルもあって、街灯もあって。
特に豊かな国はね。
特に首都とか、主要都市はそういう風に開発されてる。
だからよくギャグになってるけど、
アフリカ人が日本に来て、
上野動物園で初めて象を見た、初めてライオンを見たって人が、
普通に山のようにいる。
だからこれだけ文明が発達してても、
やっぱりその呪術とか、
昔の風習みたいなものが、
消えてなくならないというか、
生き続けてるっていうのは、やっぱりちょっと不思議。
なんでしょうね。
でもまた同じで比べるのもナンセンスかもしれない。
日本だって当然いろんな呪術とか、
もちろん今残ってる神業とか。
牛のときまえりとかね。
こうやって藁にこうやって。
密教もあるし。
でも、なんだろうね。
さっきもちょっと始まる前にその話でもしたけど、
命の重さというか。
でも日本とか昔はもっと軽かった。
まあ戦争中とかはほんと軽かったよね。
ウガンダとケニアの衝撃
別に子供なんかしてたってヘッチャラだったからね。
日本軍は。
だって手榴弾渡してさ、
これで自決しろって言って逃げるんだから自分たちは。
でもやっぱりその日本自体でもそういうことがあって、
いつからその言った考え方が変わっていったのかっていうところが、
もしかしたらヒントになる可能性もあるんですかね。
あるね。
だからだんだんとその仕事がホワイトカラー化して、
みんなの教育とか、
その教養のレベルが上がっていくと、
自然に消えていくんだよね。
一世代くらいで。
ただアフリカはそれからもう100年経ってるのに、
いまだにこれをやってるっていうのがね。
だから今、
ウガンダでは生贄。
子供の人柱をやってるって言ったじゃん。
ケニアではまだこれをやってるのは幼児婚。
で、この本の中に入ってるのはもうひどいの。
何歳で結婚したんだっけ。
9歳。
9歳で。
74歳だっけ。
64歳か。
78か。
何歳でしたっけ。
9歳で78歳結婚。
9歳で78歳ってさ、
これさ、加藤ちゃんどころじゃない。
40歳違いですごいね。
なんて言うんじゃなくて、
見てこれ。
ほぼ70歳違いよ。
70歳上の人と結婚しろって言われるのって辛くない?
しかも9歳だから。
ほんと自分のおじいちゃんとだよね。
で、このケニアでは、
特に地方に行くと幼児婚がすごい残っていて、
親がね、
どっかのおじいちゃんから牛とお金をもらったら、
子供をやるしかないんだって。
取引ができちゃったから。
で、10歳未満の子を、
要は牛の代わりに売っちゃうんだよね。
それが風習として残っている。
ログアンダの生贄にしてもケニアの幼児婚にしてもさ、
ひどすぎないっていう。
ひどい。
なんかその仲のいい友達だったからとか、
お世話になったから結べる。
そう、その程度のことで。
ことですよね。
でもそれは要するに権力者とか、
親持ちがいるとそれにへつらってさ、
お金をもらって子供を売り払うってことじゃない。
そんなことを普通にまだやってるってのがな。
で、ちなみに幼児婚で結婚した後、
何をやるかっていうと、下働きなんだよね、その家の。
水汲み、10キロか20キロのでっかいボトルを持って、
水汲みに行って、それを1日に何回もやって、
市場に行って物を売ったりして、
帰ってくると夜は、
じいさんのセックスの相手をさせられる。
はっきり言って幼児婚っていうのは、
名前だけで、これは子供奴隷です。
これがもう普通に残っちゃってるところが、
中央アフリカの少年兵問題
もうどうにもなんないよね。
で、この奴隷っていう話に行くと、
この中央アフリカの少年兵も全く一緒なの。
これね、本当にひどくて、子供をさらうんだけどさ、
その前に親をわざと目の前で殺したりするんだよね。
お前にはもう頼る人が誰もいない。
俺たちと一緒に行くんでなければ、
お前もこの親と同じように殺すって言って連れて行くの。
だからここの話の中であるのは、中央アフリカで、
キリスト教の村にイスラムのテロリストたちが攻めてくる。
で、子供たちをさらって、
次は自分たちと同じキリスト教の村をまた襲わせに行かせるわけよ。
自由の訓練をちょっとさせて。
もう悲惨すぎてね、言葉もないじゃん。
で、19歳の男の子が難民キャンプにうまく逃げて、
今支援団体から援助されてるんだけど、
その子が言うのはこういうことなのよ。
自分は30人まで人を殺したのは覚えてるけど、
その後はもう数えてないからわからないって。
12とか3でさ、頭の上から立たれる人にさらわれて、
ずっと人を殺せ殺せって言われて殺して、
気がついたら30人までは数えていたって。
なんだそれっていう話じゃない。
もうね、悲惨としか言いようがない。
しかもはっきり言って、アフリカにはさ、
キリスト教もイスラム教も関係ないじゃん。
西洋から入ってきたわけのわかんない宗教のおかげで対立して、
キリスト教徒とイスラム教徒で殺し合うっていうのを、
援助の不足とその影響
アフリカで第二戦争やってるわけでしょ。
ああーってなるよね。
もう読んでて切なすぎて。
なんかいろいろ語りたいこと知りたいことが尽きないですね。
でもその度になんかずらってくるんだよね。
しかもさ、今恐ろしいことが起きてるの。
なぜかって言うと、今アフリカのこういう難民キャンプとかに、
食料とか医療が、薬品が届いてないのよ全く。
なぜかって言うと、ついこの前4月に入ってからだけど、
トランプがUSAIDっていう世界最大の国がやっている事前事業があるんだけど、
その予算を全部凍結したの。
その額1兆6千億円なんだけど、
そしたらもうね、食えないし薬もないから、
毎週毎週千人単位でアフリカでは人が死んでる。難民の人たちは。
もう食い物ないから。
医療もないし。
でもトランプは、我々は今までずっと世界に搾取されてきたんだ。
世界を救う理由なんか俺たちにはないって言って削ってるんだよね。
ちょっと何とも言えないですよね。
しかもそのアフリカで紛争が起きているこういうところは、
どこも地下資源があるところばっかりなんだよね。
地下資源があるから欧米の大きなお金が流れ込んで、
その利権を狙ってテロリストの団体、軍の軍閥の奴らが、
欧米の銃を使って殺し合ってるのよ。
あーってなるよね。
ヨーロッパは本当に罪が深い。
本当に文字通り草刈り場になってるみたいな。ずっと。
自分たちで資源あるんだから、それなんとか生きていけばいいじゃないって言って、
もう支援しないからねって突き放すのはちょっとあまりにも酷くというか。
だからそこの辺に関しては、アジアの資源もみんなそうなのよ。
でもアジアは何とか、例えば外国と合弁企業を作ったり、
政府の補助金を出したりして、国有企業なんかを立ち上げて、
それを一つの会社にしてるでしょ。
インドネシアだってマレーシアだってゴムとか石油の国有企業はちゃんとあるんだよ。
でもこの辺は全部ダメなんだよね、それが。
だから今この辺全部ってまさにおっしゃったように、
やっぱりその大陸とかそういうので性質性格も出るじゃないですか。
それをあるにしても、
でもちょっとひどすぎるよね。
それにしても言い方あれだけど、アフリカアフリカっていうステレオタイプの、
これ批判を覚悟ですけど、
そのまんまアフリカって曲で今回読んでもあるなって感じません?
あるね。
あとはやっぱり、アジアでやったよりも遥かにひどいことをヨーロッパはやってる。
アジア人の奴隷はあんまり世界中に売らなかったけど、
アフリカ人のことは本当に売ったからね。
商品として売っていたから。
それとなんだろうな、
あの話覚えてるよね。
ベルギーだかの王様が手首を持ってこいって言って。
片っ端から手首を切ったという。
あんなのを聞くと、本当にその頃のヨーロッパ人は、
アフリカの人間のことを人間だとは思っていなかったね。
だから中世のいろんな、たまに映画を見たり、
あの時の美しい絵を見てると、
気づく王族、美しいみたいに思うけど、
やってたことはすごいことやってた。
とんでもないよ。
本当にひどいことしてるから。
でも神様はいないし、
霊の世界もないって思わない?
別にヨーロッパの人が、
なんだかの形で罰則を受けたようなことは全くないじゃん。
いまだにフランスは豊かだし、
大絵博物館にアフリカのアートが山のように飾られてるよね。
普通に略だ。
でもどうなんでしょう、今の話で。
神もいないし、霊もいないじゃないけど。
僕はアフリカのこと全然わかんないですけど、
やっぱりアフリカの、さっきの呪術もそうだけど、
どっかでまだ神頼み信じてるみたいのがあると、
自分たちで立ち上がろうとみたいなことが。
だから自分たちで立ち上がるところに行くまで、
まだまだ時間はかかるけど、
長い目で少しずつでも助けられることがあれば
援助していくしかないんだろうな。
ただ単純にちょっと助けたぐらい、
霊はちょっとこちらが考えを改めるとかぐらいでは、
変わるような世界ではないなとは思うね。
だから中国がいつか民主化するっていうのと一緒で、
アフリカがいつか自立して援助がなく、
自分たちで工業化を果たすのは、
僕たちが生きている間に見られるかって言ったら、
厳しいかなっていうのは感触としてはあるよね。
この本を読んで掃除と思ったのが、
結局自分たちの国を自分たちの足で作り上げて、
歩みを進めるみたいな機械を奪われちゃってるわけじゃないですか。
中国の天足じゃないけど、
小さい靴履かされてても脱いだら歩けなくなってたみたいな。
最初の30年50年はそれでいいんだけど、
その後まだちゃんとできてないのは、
自分たちの責任もあるってことを、
ちゃんとアフリカ人は考えないといけないよね。
やっぱり一人の人間として考えても同じ話ですもんね。
そう、だってアジア人だってみんな植民地になったんだから、
本当に日本とタイだけだからね。
アジアは50カ国以上あるからさ、
その中でみんなちゃんとやってるじゃん。
もちろんビルマンみたいな軍政が残ってるというところもあるけど、
でも結構ちゃんとやってる国は多いよね。
環境とか人の思考を変えるには、
本当にいろんなことが複合的に、
何かこう、好転する必要があるじゃないですか。
アフリカの厳しい現実
そうだね、やっぱりともかく教育をちゃんとやらないといけないし、
自分たちで誰かにもらうんじゃなく、
自助努力をすることをもっと頑張らないといけないし、
でもしんどかったね。
だから日本だって心配になったもん。
だって嫌でしょ。
9歳で78のじいさんと結婚させられて、
夜の世話させられるんだよ。
で、この子はセックスをじいさんに求められて嫌だって言うと、
無知で叩かれてたんだって。
で、逃げ出して、今それもまた園児の施設にいるんだけど、
その施設も結局外国の資金でやってんだよね。
ここの少年兵が逃げてるところも外国の資金なの。
国の中で自分たちの国の子供を助けようなんていうところが、
ちゃんとしてないのよ、全然。めちゃくちゃだよ。
なんだろうな。
で、これ全部に子供がかかってるんだよね、この3件。
だって10歳ぐらいでさ、自動処置銃持たされて、
殺せって言われるのはつらくない?
つらい。
で、やっぱり子供だから、
この少年の村の同じ仲間が8人がかりで、
僕たち人を殺すのは嫌ですって言ったら、
壁の前に立てって言われるんだよね。
で、その8人はあっという間にカラシニコフで刺されちゃうの。
それを目の前で見せられたら、
もう自分が生き残るためには次から人を殺すしかないじゃん。
そうなったときにさ、
じゃあ例えば人を殺すとかは罪ですとかって、
言えるか言えないかって難しくない?
難しい。
なんかその恐怖で支配されちゃってるじゃないですか。
しかもその10歳とかそのたかんな時期に。
それを自分たちの手で何とかしようって思える人が出て来れるのかどうかっていうのが。
ここまで行っちゃうとね。
ここまで行くともう修復は本当に大変だよね。
結局何でも暴力で解決するじゃんって、
少年兵の問題
思っても仕方ないですよね、この感じは。
でもな、ここら辺もな、
そんなイスラムとさ、キリストなんてどうにもなんないじゃん。
言っちゃ笑いけど本当に分かっててやってるんですかね、
この過激派、過激派の人たち。
よく分かんない、その渦に巻き込まれてる。
要するに敵の力を削ぐことをできれば何でもいいんだよね。
それが何を活力にしてそんなに人を殺しまくってるのかっていうのがいまいちよく分かんない。
一つはこの神話大術があるんだけど、
もう一つは勝つと地下資源が取れるんだよ。
要するにそこの地域全体を抑えれば、
その地域の地下資源が取れるから、
ものすごいお金が入ってくるわけ。
要するに欧米の鉱山会社とか開発会社は、
相手が誰でもいいの。
いや、うちはちゃんとアフリカで商売してますよ。
きちんと現地に対価も払ってますから。
あ、じゃあここの王様がこれになった。
じゃああなたにあげますよ。
軍閥のトップがなったんだ。
イスラム教の誰かがなったんだって言ったら、
お金渡してトンズラしてればいい訳だから。
普通にまかり通ってるよな。
ごめんなさい、このウガンダのページで、
資源の呪いっていう言葉が出てきてたと思うんですけど、
それがこれ。
つまり、結局はお金とか富っていうところに、
みんな志向が行ってるっていうことなんですか。
要するに地下資源の権利は持っている。
ただ開発する力はない。
海外の力を借りないといけない。
じゃあそのところで自分たち鉱山会社、
資源開発会社を作ろうみたいな方に行かないんだよね。
ヨーロッパ人に頼めばいい。
自分たちはとりあえず人殺して、
ここの村の長になってしまえば、
村のエネルギー、みんなの物のはずの資源は、
全部自分のポケットに入れられる。
でもそれも切ないですよね。
教育と資源の呪い
これやってたら絶対国良くなんないじゃん。
そうですよね。
結局誰かに使われることで何かを得るっていうことが、
全てだと思っちゃってるから。
だからそれだって考えてみたらさ、
欧米の鉱山会社とかはものすごい儲けてるのよ。
で、その形も見えてないんだよね。
要は自分たちは例えば10分の1くらいの利益をもらって、
アフリカでは大金だから王様のように振る舞ってるけど、
でも欧米の会社はそれよりはるかに儲けてるのに、
よしじゃあそこのところから自分たちで会社を作って取りに行こうみたいにさ、
中国人や日本人みたいには考えないんだよね。
お金より大事なことあるじゃんとかって言えないですよね。
言えないね。
簡単に言えない。
だってお金の方が命より全然大事だから。
大事になっちゃってますもんね。
あるいはキリスト教とかイスラム教の教義の方がはるかに大事だからね。
独立が本当の意味でのは、
エチオピアとリビリアってその2カ国も色々問題あると思うんですけど、
やっぱりアジアが同じ状況でも違うっておっしゃいましたけど、
どうなんでしょうね。
いくつか原因あると思うんですけど、もちろん教育もあるかもしれないけど、
やっぱり最初に今オセロが全部ほとんど黒で、
白がその2カ国だとしたら、
もうちょっと成功例が出てくるとは俺の国もみたいな、
そういうのが出てきたらいいんですけどね。
本当はそういう成功例としていくつかの国はあるんだけどね。
エジプトだって、アラブの春の時は盛り上がったじゃん。
民主化したし。
あるいはアフリカに近い、
アルジエやナイジェリ、モロッコみたいな国は
ヨーロッパに顔が向いてるから、やっぱり進んでるし。
ミネメハウリカみたいに、
白人が開発した国はすごく豊かだっていうのもあるんだけど、
でもまだまだなんだよな。
自分で自分の国を言うのもいいですけど、
やっぱり日本はアジアの中でそういう風に見られたみたいなのもあるじゃないですか。
他のアジアの国からも。
世界を窃監するぐらいの一家国が、
出たら全てが変わるとまでは言わないけど、
あったら違いますよね。
ナイジェリアみたいな国が、
例えば実行が3億とか5億になって、
例えば工業化して、
中国より安いコストで物が作れるようになったりしたら、
一家国それをやったら、
俺たちもできるかもって周りはみんな思うと思う。
やっぱりそれ大事ですよね。
でもそういう人たちってある程度一定数はいるじゃないですか。
たぶんどこの国も。
例えば王族だったりとか。
少々いるね。
極少、ちょっとだけ。
アフリカの場合はでも数は少ないかな。
数少ないけど。
そういう人たちが国を良くしようって思った時に、
やっぱりなぜか権力とか富の方に振り回されちゃう。
みんな転んじゃうよね。
なんでなんだろう。
でもそれは中国人が出世したらみんなに賄賂を配る。
で一族労働を食わせてやる賄賂をもらってっていう、
それが文化の形としてあるのと同じように、
偉くなったら金は分取れるものだっていう、
そういう黒二主義っていうのかな。
賄賂主義、同族を守る主義みたいなのが、
アフリカや中国は強いよ。
でそれがやっぱり最大だと思う。
中東もそうじゃん。
第127王子みたいなのが、
そうですかって思われるわけですよ。
既得権益をずっと何百年何千年みたいな。
なのでそこがなくならない限り、
中東やアフリカはなかなか上がってこないんじゃないかな。
中国って一応危なげながらも経済政策というか、
成長してるもんね。
成長はしてるじゃないですか、あの状態でも。
だからそこに関してはやっぱり中国人の勤勉さだよね。
本当によく働くから。
ということでお話尽きないんですが、
ご質問お便り行く前にもう30分です。
やっぱりいかに語ること聞くことがあるか。
もうね本当この本でも素晴らしいので、
みんなもぜひ読んでみてください。
目から鱗ですよ。
じゃあまずお便り行きますね。
50代の女性の方からいただいています。
私はメンヘラです。
母がメンヘラで弟の奥さんもそうです。
私はシングルマザーとなり、
なんとか息子たちが育ち上がり、
あとはお迎え町と気力なく暮らしているところに恋愛が降ってきました。
結果心身ともに経済的にボロボロになり5年が過ぎました。
すると小説を読んで泣いたりするようになったのです。
人の気持ちがわかるようになりました。
自分のことも大切に思えるようになりました。
相変わらずメンヘラで今後の人生を人と暮らすのは無理ですが、
イラさんのおかげで本を読み、
投資新宅で積み立てをし、
バンドでドラムを担当して人と関わることもでき、
人と一緒にいる時の不安が薄れてきました。
長い間つらかったですが、今はちょっとほっとしながら生きています。
新聞の相談欄で歩みの遅い人が前を歩いているとイラつくという相談者に
ピシッと回答しているのを読んで、
以来ずっとイラさんのファンです。
これからもおとらじのある日々楽しみにしています。
僕そんなこと書いたんだ。いつだろう。
でもはっきり言ってさ、ものすごくいいよね。
ものすごくいい人生の終幕に向かって進んでいると思う。
バンドでドラムやって恋愛もしたんだ。
しかも染みる恋愛で小説とか読んですごく良くなったんだ。
最高じゃないですか。
いいですね。ここから楽しみですね。
もういいんじゃない?本当に。
あと楽しむだけで子供育てたんだからさ。
人生で人間がやらないといけないことは全部やったんだと思って、
あとは自分をうんと可愛がってのんびり暮らしてください。
もうそれで十分だと思う。
切ないね。でも素晴らしいよ。
じゃあ次質問。紫式部さん。60代女性の方です。
こんにちは。最近一人暮らしを始めました。
私はこれまで法律事務所やサービス業などで仕事をしてきましたが、
給与があまり良くなかったことやリーマンショックのリストラにあったことから、
金銭面の不安が常につきまとい、一人暮らしができず、母と父と愛犬と暮らしてきました。
約10年前から母が介護施設のデイサービスに通うようになり、
今から4年前、リンパ系の病気で倒れ入院しました。
そのためそれ以来、私はフルタイムの仕事をしながら母に代わって様々な家事を務めていました。
そして今から2年前、父が肝臓系の病気で倒れて入団院を繰り返すようになったのですが、
同時にその頃母が亡くなりました。
そして今年の10月、父も去年の10月、父も浪水で亡くなりました。
また愛犬も浪水で亡くなってショックでした。
家はもともと親名義の家で私が相続した形であり、それにより一人暮らしすることになったというわけです。
アフター60を考えるにあたって、これまで好きだったけれどあまりやれていなかった楽器をレンタルスタジオに行って弾いたり、
寸読になっていた本を切り抜きながら読んだりしています。
でもなんとなく燃え尽き症候群、不完全燃焼みたいな感じであまり満たされません。
貴様貧乏になっている部分もあるのかなと思います。何かアドバイスいただけますか。
60代女性ね。
これさ、さっきの人と一緒でいいんじゃないかな。
これから何かを成し遂げる必要なんてないじゃない。60歳だから。
自分の自己満足でも貴様貧乏でも楽しいと思うことだけやってのんびり生きようよ。
だってすごい頑張ってきてない?今まで。
お母さんが倒れて、その後はお父さんの面倒を見ながらフルタイムで働いてずっと頑張っていた。
で、お父さんが亡くなって、愛犬が亡くなって。
まあ愛犬が亡くなった方がはるかにショックだったろうと思うんだけど。
でもそれで一人きりになれたんだから、今度は自分のために時間使おうよ。
まだ20年や30年あるから。
そう思ったらさ、自分の趣味のことだけに何かもう使えばいいんじゃない。
そうですね、こっからですね。
うちの母も介護をずっとしてて、働きながら介護やってて。
おじいちゃんが亡くなった時に、やっぱりその後少し、
燃え尽き症候群じゃなくてちょっと空っぽになったって言ってて。
時間かかるね。
ちょっと時間かかる、やっぱり心が回復するまでに。
だけどその後、3代目Jソウルブラザーズにハマって、
全国追いかけ回してるから、60歳。
60歳で3代目にハマったのか。
BTSにハマろうが3代目にハマろうが一緒だもんな。
グリーンにハマろうがね。
だから多分時間をかけてゆっくり自分の好きなこととか、
今は今しかない時間があるから、それにゆっくり向き合っていくっていうのがいいのかな。
あとこれから5年でも10年でもさ、のんびり遊んだら、
その後は家に関しては売ってしまって、老後の資金に変えてもいいね。
それで一人でホームに入ってもいいしね。
だからとりあえず体が元気なうちは、せいぜい楽しく遊んで、
その後でやり方を考えればいいんじゃないかな。
でも本当によく頑張ったね。
本当にお疲れ様でした。
でもさ、考えたら60歳くらいになっちゃうんだよね。
あれやこれや終わるっていう方がつくには。
なるほどですね。
そうか。ありがとうございます。
さあこの後本編で続きをお伝えしたいと思います。
方法は4通りあります。
YouTubeメンバーシップ、オーディオブック.JP、ニコニコ動画、アップルポッドキャスト、いずれ番方法でご視聴ください。
詳しくは概要欄から。ということで本編で。
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