1. りっちゃ・りょかちのやいやいラジオ
  2. #231 「2024年はこうなる!」..
2024-02-12 1:00:07

#231 「2024年はこうなる!」をゲスト・神田大介さんと語る

spotify

神田大介さんゲスト回後半は、新聞記者の方と考える2024年はこうなる話。


ゲスト:神田大介さん

https://twitter.com/kanda_daisuke

朝日新聞ポッドキャスト

https://www.asahi.com/special/podcasts/


皆様からのお便りもお待ちしています!

https://forms.gle/dKoHpPx2Fw2jLc3M8

00:01
はい、りょかちです。
りっちゃです。
前回に引き続き、今日も今回も神田さんに来ていただいてます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、前回は朝ぽきの神田さんに記者という職業や、あとは情報の読み方を聞いたんですけど、
なんかもう一つ聞きたいことがあって、やいやいラジオは結構トレンドの話が人気なんですね。
ありがとうございます。
ヒットバン付けとか、あと最近だとファッションのトレンドなどを話しているんですけど、
なんかもうちょっとマクロなトレンドをせっかく神田さんが来てくださったので、
政治経済などなどなど、ちょっと今年はこうなりそうみたいな話をミーハー取りで聞こうかなと思っております。
よろしくお願いします。
はい、私みたいなものでいいんですかね。
いやいやいや、もういつも朝ぽき聞いてても、あ、こんなことが世の中で起こってるのかとか、いつも聞いてます。
京都の話とかもすごい、歩きながら京都について話してる回聞いたんですけど。
ありがとうございます。
あれ本当に歩きながら収録してるんですか。
本当に歩きながら収録しましたね。
すごい。それも面白かったです。
そういうもうちょっといつもより大きな視点を持ったトレンドを話せたらいいなと思ってました。
なるほどね、大きな視点ね。
お題をいただいたんでいくつか考えてきたんですけど、
お話しますかね。
わかりやすいっていうか身近な感じのとこで言うと、
2024年に大取の赤林さんや星野源さん的なものが終わりを迎えるんじゃないかというふうに思ってるんですよ。
え、それめっちゃもう一緒のこと思ってた。
そうなんですか。
そこでわかりやすいのすごくない。
なんでその。
理由が違うかもしれないですもんね。
じゃあちょっと。
一旦ちょっと神田さんの解説を。
聞きます。
僕がそう思ってるのは、
今テレビがすごいこの収録時点で様々な問題を抱えてるっていうのが明らかになっているわけですよ。
それってもう去年からそうで、例えばジャニーズ問題とかも広い意味ではテレビ問題でもあると思うんですよね。
ジャニーズで成果外が放置されてきたっていう中には、それがこうね。
ジャニーズに行くテレビに出るイコールスターになるっていう図式があり、またそのスターになるとCMが入りテレビ局が潤うっていうね、そういう図式もありっていう中でそういうものが感化されてきたっていうね。
で、僕はオードギーの赤林さん、オードギーさん大好きですよ。
ずっとラジオ聞いてきて、
で、ポッドキャストを自分で制作するようになって、耳の時間がなくなってきたんで最近聞いてないだけでずっとリスナーでした。
03:02
で、星野源さんもまだ売れてない頃からやっぱりラジオでバナナマンのバナナムーンって番組あって、
日村さんの誕生日の時に星野源さんが必ず歌作ってくるんですよ。
その人からすげー人だなーって思ってて、実際売れてさすがだなーって思ってたんですよね。
ただ、最近思うのは、なんかこう2人を見たり聞いたりしてるとものすごく窮屈に感じてる自分ってのがあってですね。
神田さんのが窮屈に感じる。
そうです。
例えば赤林さんがMCをしていると、大変上手なんですよ。
で、それをたくさんいるね、タレントさんだったり芸人さんだったりにうまくね、当分に話をさせるように振って、
それで、なんか少しやっぱりこうね、単なるそのTVショーにならないように本音も引き出しつつ、
とはいえなんかスポンサーとかが起こるようなことは絶対言わないっていう、その絶妙なところをちゃんとコントロールできるんですよね。
うーん。
俺たちの仕事と一緒だなーって思っちゃうんですよ。
なるほど。やってるなー、仕事してるなー。
そう、新聞はあんまりスポンサーにどうこうっていうのは、記者はあんまり考えないんですけど、ただそうは言ったってね、
例えば訴訟のリスクがあるとかなんとかいろんなことを考えて文章をね、記事をこさえたりはするわけじゃないですか。
一般的な企業の方ならなおさらで取引先がどう考えるかとか、そういうことね。
あるいは今だったら、私ぐらいの年になると部下がこれをパワハラと思わないか、セクハラと思わないかみたいなこととか、
ずっと気を使って、だけど空気は楽しくみたいな風にしていかなきゃいけないっていうのと違うんですよね。
うーん。
で、SNSとかに対している時とかにもすごい思うんですけれども、正月からこの方、SNSとにかく特にTwitterXね、ひどいなと思って見てたんですけど、
ついにニューヨーク市、州じゃなくて市の方が、Twitterだけじゃないですね、インスタとかも含めて、SNSっていうのを公衆衛生の問題で規制するっていう議論を始めてるんですよね。
公衆衛生っていうのは新型コロナウイルスとかと一緒ですよ。
SNSを見すぎるっていうことが人の身体精神に甚大な影響を与えるので規制をしなきゃいけない。とりわけ青少年はそうだっていう議論が始まってるんですよね。
で、そういうのっていうのが、しかしね、SNSの話がどうしても前回も引き続き多くなっちゃうんですけれども、何があんなに荒れてるのかなって言ったら、何か問題が起きますという時に犯人探しみたいなのがあって、
06:07
あいつが悪いと、あの問題が悪いと、マスコミが悪いとかもありますよね。事実そういうこともあるんだろうけれども、ただ、自分の責任を逃れようとするがあまりそういう表現になるっていうのも多々見られるように思うんですよ。
なんか、例えばノットで大きい地震がありました。私も石川県3年住んでたんで、すごく心機にはなってるところですけど、ああいう時ってしかし遠くにいると何もできないじゃないですか。
で、そういうもやもやイライラみたいなものを、あの政治家はみんなが行くなって言ってるのに現地に行って炊き出しのカレーを食い上がったみたいなことで起こるっていうことになる。
で、これってその人を犯人にすることで自分の責任が相対化されるってその人は勝手に思ってるんだと思うんですよ。
なるほど。
で、そういうまさに公衆衛生的な問題になってきているSNSっていうのがあると。
これって結局何なのかっていうところをさらに考えていくとですね、今何が正しくて何が正しくないのかっていうところの判断がすごく難しくなっているっていうところがあると思うんですね。
同じくSNSで言うと、この収録している現在では、どっかの校長先生がですね、コーヒーをですね、Mサイズのカップで注文したのにLサイズの分入れて長回面食になったっていうのが話題になっているんですよ。
めちゃくちゃ大変な話題入れてきます。これ多分今日とかのニュースじゃないですか。
校長先生ね、59歳なんですよ。だからもうちょっと我慢したら退職金がね、多分何千万円とかもらえたはずなんです。
なのに100円みたいなレベルのことで長回面食ってもう退職金出ませんからね。っていうことになっちゃってるんですよね。
ただ、これって最近の自民党のパー権裏金問題。4千万とか3千万とか普通に着服してる人いっぱいいて、なんで彼らは長回面食にならないのか。倫理がどこにあるのかっていうのがわかんないですよね。
そういうみんなが不安定な状態だから、さっきのSNSで誰かに責任を押し付けて自分を安全地帯に置くみたいな動きも出る。どこからがLINEかわかんないから、ここから踏み外しちゃいけないみたいなのがわかんないからそういう動きになると思うんですよ。
で、ここがさっきのアメリカの話と違うなと思うのが、アメリカはおそらくニューヨーク市だけですけど今のところ。そういう議論をした後には法整備とかが待ってると思うんですね。つまり法的にここは線を引くみたいな話。条例かもしれませんけど。
09:07
で、日本ってすごい不思議で、あんまり法律とかでは縛らないんですよね。縛ってもあんまり言うこと聞かないんですよね、みんな。2024年問題ってあって、ドライバーさんが足りないっていう話ですよね。なんでドライバーが足りないかって言うと、みんなが法廷の労働時間を遵守しなきゃいけなくなったからなんですよ。
守ってなかった。みんな残業とかやり放題やってて、僕も全然人のこと言えたぎりじゃなくて、新聞記者もやり放題に残業してましたから。最近は厳しくなってるんですけど、サブロック協定とか言って。これって、でも別に法律自体は何も変わってないんですよね。ただ、破ってただけ。
日本人ってね、人の言うこと聞かないんですよ、全然。法律は守んないんですよね。だから、アメリカとかフランスも僕いたことあるんですけど、例えば州の労働時間が35時間だよって言われたら絶対35時間しか働かないですから。
これ何なんだっていう話で、結局さっきからずっと僕が何を言ってるかっていうと、日本においてこういったものを決めていくのは全部空気だと思うんですよ。
空気を読めと。あの空気でみんなが残業してるんだからお前も残業しろと。あるいは今は労働基準法を遵守しなきゃいけないんだから空気読めですよね。法じゃないんですよ。そして次、空気ってなんだ。空気とか言ってるけど、空気はそりゃその辺にありますよね。ないと我々信じられますから。
これは雰囲気とかっていう言葉にも変えられると思いますけど、僕は個人的に思ってるのは、空気の正体っていうのは、自分が心の中に勝っている他者の目線だと思ってるんですよね。
あ、すごい。
自分の中にいる他人の視点というのを最も精密かつ、みんなに喜ばれる形で具現化してるのが大取りの赤林さんだし、星野ケアさんだと思うんですよ。だから誰にも嫌わないでしょ。
10分かけて回収された。やっと戻ってきた。
12:00
そう。みんなね、そういうミニ若林さんとかミニ星野源さんになりたいし、そのように振る舞っていて。で、そのことに疲れているがゆえに、そろそろもうやっぱり若林さん的なものっていうのが辛く感じてきちゃうんじゃないかな。
逆にあのちゃんを見ていいと思うんですけど、あのちゃんの前にフワちゃんがいたと思うんですよ。フワちゃんは完全にテレビサイズの中で器用に立ち回れる人なんですよね。あのちゃんも器用に立ち回ってるんだけど、なんか半歩踏み外してる感じがするんですよ。
ツイッターも変だしな。
そうそう、だからああいう人ってのが多分これからはもっと伸びてくるんじゃないかなと。つまり自分の中にその他者みたいなのを残したり破壊したりして、それを少なくとも表向きは気にしてないよっていうふうに振る舞える人の時代になっていくんじゃないかなっていうふうに思ったっていうことです。
なるほど。
すごい。
それはさっきりょうかちが言ってた、りょうかちもそう思ってた話とはこれはどうなの?一緒なの?違うの?
なんか結論は一緒なんですけど、3個ぐらい違う話がいっぱい出てきた。
はい、教えてください。
まず、最初の空気を読むのがある種ダサいは、私はネット文脈だけで言うと、あらゆるアルゴリズムが見える化しちゃったことによるものだと思ってるんですよ。
空気の仕組みが見えちゃった。だから、Xも全部アルゴリズム公開しちゃったじゃないですか。
で、それによってネットでこうやったらバズるんだってバズ公文があまりにもわかりやすくなって、ネット見てても、この人こうやってバズりたいからこうしてるんだって、昔よりめっちゃ見えやすくなってしまったと思うんですよね。
で、炎上しようとしてる人も完全に、この人炎上の人だからこういうこと言ってるんだっていうのが、昔よりめちゃくちゃわかりやすくなっちゃって、そうするとめっちゃダサいみたいな。
だから、神田さんがこういう風にやって空気読んでるんだっていうのを全部見える化しちゃった。
この人はなんか自分らしくあるんじゃなくて、アルゴリズムに乗って人気になろうとしてるんだみたいな、が見える世の中になってるから、あのちゃんみたいにそうじゃなくて自分のやりたいことをやってるっていう人がかっこよくなってる時代なんだなっていうのは一つ最近思ってること。
なるほど。
なんか、はい、だからなんか多分これから今年は、結構もうツイッターでバズ狙いませんとか、そういうブランドとかたくさん増えてくるかなと思っていて、それよりもブランディング、自分のブランドはこうなんだっていうのを発信していく人が増えていくと思うし、
15:16
なんか、こうやったらハックして人気になれますよみたいな、いっぱい今情報詳細みたいなのあるけど、ああいうのも完全にダサくなって、いかに自分のクリエイティブティーを発信するかみたいな時代になるのかなという風に一つは思いました、ということです。
なんかそのアルゴリ、人気になる方法の見える化によるしらけは一つあるのかなって思ったんですね。
バズってるってもうダサいなっていうのはすごいもう、なんか友達とかがバズっててもうなんか、すごいバズってたじゃんみたいなじゃなくて、なんかもうバズってたら逆になんかちょっと嫌だみたいな感じ。
そうですよね。なんかもう、バズって余計な人に知られることなんだっていう風になっちゃったし、それを狙ってるのがダサい。
ああ、うっかり君なんか寄らなくていい人まで寄ってきちゃったんですけどみたいな感じ。
その話ですごい思ったのが、だからやっぱり旅立ちさんの世代の方っていうのはそういうアルゴリズムがちゃんと見えるから、そこがダサく感じるんですよね。
僕の世代だと、僕の世代におけるアルゴリズムってやっぱなんかテレビ局とか芸能事務所とかがアルゴリズムとして見えてくるんですよね。
なるほど。
なんか、芸能事務所やテレビ局の範疇で素敵なことをしているっていうことが、すごくなんか薄っぺらく、言ってみればダサく感じちゃう。
うーん。
っていうのをなんかここ最近すごく感じてますね。
やばい、じゃあメディアの、マスメディアに合わせてるのもダサいし、ネットに合わせてるのもダサい。自分らしく。
ダサいっていうかね、本当に苦しいんですよ。僕は全然知識ないですけど、BTSなんかも最後、兵役問題の最後らへんって事務所とかちょっとなんか疎後があったりとかあったじゃないですか。
なんかあれ、事務所とかがちらついたらなんか苦しさを感じるんですよ。
共感性周知的な、共感性苦しさ的な感じですかね。
そうですね、やっぱり普段自分もそういう会社とか社会とかの枠の中でギュギュ押し込まれていってるなっていう意識がすごいあって、
あんなに輝いている彼らでも同じようなことをされてるって思った瞬間、めちゃ辛いんですよね。
でもちょっとそれはわかるかもしれない、確かに。
私、よく最近ポッドキャストに頂く、このややに頂くお便りで、結構なんか私に対してコメント頂くのが、なんか各方面に配慮が溢れていてさすがだと思いましたみたいなコメントすごい頂くんですよ。
で、こうやって多分その仕事柄とかもかなりあると思うんですけど、やっぱ考えるじゃないですか。これを言ったら誰が傷つくかもしれない、これを言ったら誰が傷つくかもしれないから各方面に配慮した文章をずっと考え続けてた結果、
18:07
なんかめちゃくちゃつまらないやつになってんじゃないかみたいなのがすごい思ってて。
3年ぐらい前の自分のポッドキャストを聞くともっと歯切れいいんですよね。
で、なんか今すごい言葉を選んだりとかしてて、いやなんかこれででもじゃあ行く先何になりたいのみたいな、無害なものになりたいのっていう疑問というか、
仕事ならある程度仕方ないとして、なんか趣味でやってるのにそんなこと気にしててどうするんだろうみたいなすごいあって、
その点、りょうかちゃんはいつも歯切れが良くて素晴らしいと思ってるんですけど、
だからスパッと言ってくれる人とかを見てると多分気持ちよくなるっていうのもそうだし、
神田さんが言ってた空気が全て読めて配慮できて中間管理職みたいな立ち回りの上手い芸能人みたいなのを見てるとすごい大丈夫かなみたいな気持ちになってくるっていうのはあります。
わかりますね。
みんな苦しそうに見えて、自分もそうなんですけど、とりわけ新聞社とかって一応ですよ、表現の自由とかを標榜しているわけだから、
そういうところで忖度するのは最もそれこそダサいわけですよ。
だけど、やっぱりそういうことを知らず知らずのうちにも含めてやっている自分っていうのに気づいた時に、
これマジやばいなっていう。そんなことだったらこの仕事してる意味ないから、今すぐ辞めなきゃいけないっていうふうに覚悟しつつ苦しみつつみたいな感じなんですよね。
それのシンボルになってる若林。
若林さんの星野源が悪いわけではない。
若林さんは大丈夫。
星野源はそういう空気の嫁戸がありながら、でも毎回結構出してくる曲は、わりとチャレンジングなことをずっとやり続けているのがすごいなって思いますけどね。
それは若林さんにも感じるところなんですよ。あの人も結構ギリギリのところ攻めてくるんですよ。
とりわけラジオとかそうだと思うんですけど、でもそこも含めて2人ともちゃんと計算されてると思うんですよ。
その苦労がわかっちゃうんですね。
それは勝手な僕の妄想ですよ。そういうふうに2人がやってるかどうかわかんないんですけど、勝手に僕は感じちゃって苦しいっていう。
そういう人が増えてないかなっていう気はしてるんですけどね。
いやーすごいなんかもっとこう、アメリカ大統領選みたいなのが来ると思う。
確かに全然全然違うと思う。
そっちの話も出てますね。
モシトラの話かと思ったら、若林の話。
じゃあちょっと若林、星野源の話はじゃあ終わりにして、まだ何個ぐらいあります?どういう感じでいきます?
そうですね、僕がもう一つ今、すげーこれ今でかい変化が起きてるなと思っていることは、やっぱりですよね、グローバルサウスっていう存在。
21:14
グローバルサウス、どこ?
えっと、りっちゃさんはグローバルサウスって言葉ご存知ですかね?
インドとか。
それぐらいの解像度ですけど、東側でもアメリカ側でもロシアとか中国側でもないよくわかんない第三極の国軍たちみたいな感じじゃないでしょうか。
結構定義は別に明確なものはないですよね。今まさにりっちゃさんがおっしゃった通りですね。
グローバルサウスにロシアとか中国とかが接近しているっていうふうに言われているわけですね。
要するにアジアとかアフリカとか南米とか、今までどちらかというと途上国っていうふうに言われてきた国々がグローバルサウスなんですけれども、
いろんな捉え方ができると思うんですが、僕が注目しているのはここも数世紀に渡って続いてきた欧米がナンバーワン、欧米の価値観がナンバーワンっていうのがいよいよ崩れていくというか、
ターニングポイントを迎えているっていうのを如実に感じるのがやっぱりパレスティナ問題なんですよね。
パレスティナ問題って、今イスラエルがガザーに大変な攻撃をしていて、本当にたくさんの方が亡くなっている。
これに対しては南アフリカが国際司法裁判所に申し立てをして、あれはおかしいだろうと。
あんなことをやって人をたくさん殺すっていうことは犯罪なんじゃないのかっていう、そういう趣旨のことを申し立てるわけですよ。
なぜ南アフリカがそれをするのかと。南アフリカっていう国は、もともとアパルトヘイトっていう制度が敷かれていて、
黒人の土地であったにもかかわらず、後から来たイギリスを中心とする白人が、その黒人を狭いところに追いやってですね、
我が物顔で国を統治していたっていう歴史があるわけですよ。
それがネルソン・マンデラとかによって解放されて、今は黒人が大統領にもなれる国にちゃんとなったんですけれども、っていう過去を抱えてるんですよね。
そんな南アフリカから見ると、イスラエルがパレスタ人に対して行っているっていうことは、アパルトヘイトに等しいんじゃないかっていうことなんです。
ガダで外出られないですから、パレスタ人をガダに追いやってですね、イスラエルがそこに占領しているっていうのは、
当時の自分たちと重なって見えるところがあるっていうふうに言われているんですね。
さらにここに一つ付け加えたいのが、去年パレスチナの問題が起きたときに、僕は本当にびっくりしたんですけど、
24:06
イギリスでパレスチナにもっと援助をすべきだっていう文脈のデモがあったんですよね。若い人を中心にたくさんの人が参加したんですよ。
イギリスで?
イギリスで。今までイギリスをはじめとするヨーロッパ諸国って、今はもうですけれども、完全にイスラエル側なんですよ。
アメリカもそうなんですけど、これってやっぱり第二次世界大戦においてナチスドイツがユダヤ人を虐殺したっていう歴史があって、
ただ、他のヨーロッパ諸国もユダヤ人に対してはずっと差別的だったんですよね。イギリスなんかで言うと、有名なところではシェイクスピアっていうね、みんなも知ってる作家さんがいますよね。
ハムレットとか書いてる人ですよね。あの人が書いてる作品の中にベニスの商人ってのがあって、そこではユダヤ人がとんでもない強欲な男として描かれてるわけですよ。
もう当時すでにユダヤ人っていうのは、本当に羽のことばっかり考えている根性の汚い連中だっていうふうに捉えられていて、実はユダヤ人の方がゲットって言って、アパルトヘイトと同じですよ。
ゲットっていう本当にミスボラしい地域に強制的に住まわされてたんですよね。そういうふうの歴史を背負っている。
それから例えばフランスとかドイツの近隣諸国全部そうなんですけれども、ナチスがユダヤ人を皆殺しにしているときにフランスの人たちもフランスにいるユダヤ人を送ってるんですよ。
ドイツ、ポーランドの方に。ここにユダヤ人がいますよって。そういうことをやっていたっていう歴史があるから、やっぱりイスラエルっていう国に対して、ことは長く複雑なんで、それだけじゃないんですけど、そういうのもあって、やっぱりイスラエルっていうのに協力していかなきゃいけないっていう姿勢があるんですよね。
イスラエルがユダヤ人だから?ユダヤ側だから?
にもかかわらず、そんな国の一つであるイギリスで大規模なシン・パレスティナ、パレスティナ応援みたいなデモが起きると。
なんで起きるかっていうと、単純にパレスティナで起きていることが残酷だから。その人を殺すってことは良くないっていうことで、正義感、モラルにもとるっていうことでデモが起きると。
国っていうものを中心とした、国民国家っていうものを中心とした欧米的な価値観っていうのに、もう国民が意を唱えているっていうことだし、それから世界のグローバルサウス、さっき南アフリカの話をしましたけれども、例えばサウジアラビアとかアラブ諸国連邦みたいな、どちらかというと欧米に近かった中東の国々も、この件に関してははっきりともうパレスティナ側についてるんですよね。
27:15
とりわけサウジってイランとすごい仲が悪くて、イランに対抗するためにイランと仲の悪いアメリカと組む。敵の敵は味方ってやつですよね。だったわけですよ。なのにイランとサウジはパレスティナの応援では補聴を合わせてるんですよね。
その間に、パレスティナの問題よりも前からの話なんですけれども、イランとサウジアラビってずっと国交を断交したんですよ。いろいろな問題事件があったからなんですけど、国交の正常化をしまして、仲介に入ったのが中国なんですよね。
そこまで意外な人が出てきたの。そうそうそうそう。これは本当に中東を見ていた僕にちょっとびっくりになったんですけど、僕から見るとどっちかというとサウジとイランが中国を巻き込んだっていうふうに見えるんですよね。
これまで中東はやっぱりアメリカの影響力がすごく強かったので、そこに第三者である中国っていうのを引っ張り込んできたっていう感じがするし、あとロシアなんかも結構サウジとかとはいい関係をずっと続けてるんですよね。
それは、ロシアが後ろ打点になっているのは中東ではシリアっていう国があって、シリアっていう国とサウジアラビアっていうのはやっぱりずっと国交がなかったっていうか、正常じゃなかったんですけども、これもロシアの仲介で正常になりつつあるんですよ。
つまり、グローバルサウスっていう今まで途上国だった国々とロシア中国とかが一体になって、欧米がずっと率いてきた価値観みたいなのが壊れているっていうことだと思うんですよね。
どうしよう。俺たち欧米大好きクラブみたいな雰囲気出しちゃってたのに、俺たち日本人。
これは結構日本にとっても重要な局面で、日本って本当にもうアメリカべったりなんですよ、ずっとね。
アメリカさん大好きクラブみたいな感じのイメージ。
で、どうなるかっていうと、沖縄で普天間基地っていうね、街中にあるでっかい基地あって、ちょっと危なすぎるだろうって言って、それでそれを辺野古っていうところに移しますっていう話になってるわけなんですけど。
いやいや、なんでそれ沖縄からまた沖縄に移すんだよって沖縄の人たちは言ってたんですね。
なるほど。
せめて本当に米軍の基地ってみんな沖縄にあるから、ちょっとは沖縄県外に持って行ってくれよって思ってるし、そもそも日本になきゃいけないのかと沖縄であろうがどこであろうかね。
でもああいうのも、ちょっとなかなかね、背景が複雑ですけれども、日本の方でアメリカさんどうぞ辺野古使ってくださいみたいな感じの動きってこれあるわけですよ。
30:13
というのは、だって例えば第二次大戦に負けたから日本には米軍基地がいっぱいあるんですけど、イタリアやドイツにもあるんですよ、いっぱい。
だけど、あんなふう、今の沖縄みたいな使い方をしている場所はないし、同じように米軍がいたフィリピンは、フィリピンの人たちがもう米軍基地いらないって言って、基地はなくなってるんですよ。
日本はすごくアメリカに対して何というか、忖度をしてるんですよね。最初からあんまり、アメリカさんに怒られることはやめよっていう感じで動き続けている。
また孫たくか。
有名なところでは横田空域っていうのがあって、米軍の横田基地っていうのが東京都内にありますけれども、あれが新潟県から静岡県まで巨大なベルトを作っていて、あそこ日本の飛行機って許可取らないと飛べないんですよね。
日本なのに。
だから今、ノト地震があって、石川県の小松空港とかね、需要が高まってますけど、小松空港行くためには、その空域をピヨーンと高度の高いところまで行って、飛び越えていかないといけないっていう大変な航空をしてるんですね。
こういうの、いつまで続けるのかなと。今まではアメリカを中心とする価値観にひたすら沿っていくことで、日本っていうのは反映してきたわけですよ。
ただ、ここ二、三十年の無残殺っていうのはね、またこれはこれでアメリカのヘッジファンドとかに仕掛けられて、バブルは終わってるわけだし。
2011年の東日本大震災で大変な災厄をもたらした原発って、あれもアメリカが日本に作らせたものですからね。アメリカの商売として日本に売りたかったから原発があるんですよね。
イランとかはね、もたしてもらえないんですよ。原子力発電所なんて。
なんでですか。
悪用されるところがない。
なるほど。
日本は悪用しないから、絶対言うこと聞くから、いっぱい売りつけられるわけですよ。
別に僕はそれが全部悪いとは思わないけど、エネルギー政策として必要な部分もあるのかもしれません。
ただ、今マジで世界がこういうふうに動きつつあって、欧米の仲良しクラブの中でも若い人たちの間で異議を唱える人が出てきているのに、日本だけなんかちょっと鈍感すぎやしませんかっていうのはやっぱりどうしても思うところがありますよね。
やばい。空気ですね。
そう、空気よね。
またもや空気。
33:01
だからといって、安全保障政策上アメリカと決別するってことはあり得ないので、日本ってイスラエルにもパレスニアにもちゃんと対等に話ができる数少ない国なんですよ。
イランともちゃんと話ができるし、もちろんサウジとも話ができて、アメリカともちゃんと話ができる国ってないんですよ、世界中に。
なのにその利点を全く生かそうとしていないっていうね。
なるほど。
マジ謎ですよ。
なんかクラスの人間関係の話みたいだな。
ああ、それ。
なんですね、国際政治の話っていうのは。
あの、あれですか、りょうかつさんって日本タイプですか?
私日本史専攻。
いや、そういうことじゃない。
みんなといい感じに仲良くする。
クラスの上の人と下の人とも仲良くできるみたいな。
日本タイプです、本当に。
それね、それめっちゃ大事。
どうしよう。
アメリカという強いやつといい感じに付き合ってるから、りょうかつさんを責めると大ボスが怒るから怖いからみんな責めらんないし、でもアメリカさんは仲良くない人もりょうかつさんはちょっと仲良いみたいな。
でもなんかちょっと最近元気な新たなイケメンたちがちょっとアメリカのこと以外の人とも仲良くして、ちょっとアメリカさんの周りが空気がちょっと悪くなってきて、俺はこのままこのまま一緒に付き合っていていいのかなっていう感じなのか。
もうね、マジで欧米的な価値観はやばいと思うんですよ。
例えばドイツとかもそうで、ドイツは今本当にね、シンパレスチナ的な言動をすると警察が来るぐらいの限界態勢みたいなんですよ。
少し今は緩みつつあるようですけど、でも本当にそういう感じでもう表現の自由もないぐらいの感じ。
ただそんなドイツって、実はユダヤ人を虐殺したのは事実ですけど、それ以外にも例えばアフリカにナミビアって国あるんですけど、そのナミビア人とかも虐殺してるんですけど、ナミビア人のことについては全然大して謝罪とかしないんですよね。
どうして。
やばくないですか。
どうしたんだよ。
でもそういう話は、普通に見てる側でさすがにインスラエルひどいだろうみたいな、なんでアメリカがそっち。
普通に見てて世論がさすがにかわいそうでしょみたいな感じに流れてくのはすごいわかるというか。
しかもこのアメリカ派の派閥な国でさえ思うんだから、グローバルサウスとかだったら全然そっちに流れるのめっちゃわかるって感じですよね。
なんかだからそういう普通の人の価値観みたいなのと、グローバルサウスって大して統一感とかないんですけど、いわゆるSDGs的なものも含めて欧米的な価値観に意を唱えるっていう強さがどんどん増してると思うんですよね。
36:08
なんか欧米ってなんかもう辛そうじゃないですか。
それはそう。
ヨーロッパとかもすげえ辛そうって思うんですけど、なんか自分たちを自分たちで縛り上げた結果ルールがすごい厳しいし、なんか身動き取れないし、なんかエネルギー足りなくても輸入できないし、寒くて人も死ぬし、なんか大変じゃんみたいな感じがめちゃめちゃしますよね。
アメリカさんもいろんな人を助けてあげて、国の中も大変そうな。
助けてあげるっていうか、アメリカ的なあるいはイギリス的な民主主義みたいなののプラットフォームOSをインストールしようとして、もうことごとく失敗してるんですよね。
アラビはそうで、2011年にアラブの春っていうのがあったんですけど、その時にはエジプトとかイエメンとかリビアとか中東のいろんな国で先制政治、独裁者を追放して、選挙で大統領とか首相を決めようっていう動きがバーッと広がったわけですよ。
で、欧米アメリカはですね、よかったよかったわーって言ってたんですけれども、現在みんなひっくり返っちゃって、チュニジアが唯一少しだけ息してる感じですけど、それももう本当に風前の灯みたいな状況。
でね、思うんですけど、イラク見て思いましたけど、もうね、下手すぎんですよインストールの仕方が。
もっとも、イラクは例えば部族社会なんですよね。部族っていうのはすごく大事。そういう人たちの集まりっていうのには、それにあった多分政治の仕方がある。
それは中国とかインドも一緒で、インドは民主主義国だけど、例えば中国とかって、中国なりの国の運営の仕方があって、それに対してアメリカ的な価値観をただぶつけるだけじゃどうにもならないと思うんですけど。
だけどそれをする。ところがね、世界で一つだけ、そのインストールに成功してる国があって、それが日本なんですよ。
オレたちだやっぱり。
オレたち。
オレたちか、やっぱり。
私ちょっと最近気になっているテーマが近い話であるんですけど、さっきのクラスの中でちょうどいい日本さん。
でも今日本ってめちゃくちゃラッキーじゃないですか。
ラッキー。
だって他の国がどんどん国内政治が荒れまくっていって、みんないい国だったはずなのに、アメリカもワンチャントランプになっちゃうかもしれないし、ヨーロッパもみんな。
もしかしたらアメリカも可能性あると思いますよ。
やっぱモストラなんですかね。
ほぼトラです。ほぼトラ。
ほぼトラですか。やべえ。
ほぼトラか。
あんな老人と老人で対決しないでいただきたいみたいな。
確かに。
場合によって勝つ目は本当に低いと思いますよ。
ヨーロッパも、でもイギリスもブレグジットしちゃって後悔してるし、ドイツアメリカいなくなっちゃったし、みんな極右の政党も出てきて大変みたいな感じじゃないですか。
39:09
日本めちゃめちゃいいとこだし、コロナが開けたら外国人めちゃくちゃ観光来るし、私が外国人だとしても日本住みたいわみたいな。安いし、ご飯おいしいし、治安いいしみたいな。
どんどん世界治安悪くなって、日本住んでる身としてはマジ最高って思うんですけど、円で稼いでる限りちょっと給料が低い以外の点においては。
ただなんか日本は何を目指していくんだろうみたいな、結構少子化問題を見てるときに結構思うんですけど、なんかもうここまで少子化してたらそんな簡単に増えないじゃないですか。
増えない。
ことはなんかこう日本が、今その世界国際舞台の中で日本っていうのが結構な強国だった時代っていうのがそれなりには続いていたけど、なんか別に100年後もそうなのかは全然わかんないけど、
でもなんか今の政治の前提とかは、やっぱ日本がそれなりに強い国であり続けるみたいなのを目指してる感がすごいあると思ってて、なんかいつ諦めるんだろうみたいな。
世界の中で日本がすごい強い国であり続けたい、なんかそれでも結構背伸びを頑張っているみたいなイメージもあって、
私が生きてる間ぐらいまではまだそうかもしれないけど、でもなんかその次の世代ぐらいの時の日本って別に世界のトッププレイヤーじゃなくても別に住んでる人幸せならいいじゃんみたいな気持ちになるんですけど、
それをなんかみんなどう考えてるんだろうみたいな、トップは。
これリッチャーさんの指摘はまさに軽眼だと思うんですけど、日本って今世界と見比べてもまじで一番いいぐらいに安定してる国だと思うんですよ。
暮らしやすさ、幸せさ、日本にいるとわかんないけど、まじ他の国ってもっとめちゃくちゃですから。
ただ、評価の仕方がわかってない感じがする。日本最高っていう人ってネトウヨみたいな文章しかいないじゃないですか。
言うような意味で幸せなのではないんですよ。ただね、僕が日本を見ていて本当にいいことだなと思うのは、言うてまだイデオロギー的な対立があんまないんですよね。
マジひどくて、民主党共和党の支持者ではもう親でもね、親子でも口を聞かないみたいな状況になっちゃっているし、ほとんど住む世界が違うみたいになってる。
アメリカ一番極端ですけど、そういう国って他にもいろいろあって、それは例えばなんか宗教的な対立だったりとかいろんな形があるんですけど、民族の対立だったりとかね。
日本ってそこまでじゃないんですよ。もちろんありますよ、ゴゼリアはね。とはいえ、なんかそんななんか支社が出るような話にはならないじゃないですか。
これね、前回の話で言うところの曖昧体制、ネガティブケイパビリティみたいなのって、実は日本って全体としてはまだ維持できてるんだと思うんですよ。
42:06
それは日本人ならではの、この、なあなあ曖昧気質みたいなのがあって、輪を持ってたっときとなすだから、結構ね、これがね、他の国は持てないんですよね、どの国も。理念が千円化しちゃって。
それってでも多分国際情勢に当てはめられると思ってるんですよ。つまり、どんな国とヌルヌル付き合える国なんですよ、日本って。
そんな国、他にない。
みんな日本好きですからね、基本的に。
そう、少なくとも、なめられてはいるんだけど、嫌われてはいないんですよ。これ大事なところで、このクラスの立ち位置って結構良くないですか?
まあ、なめられてはいるけど。
でも、やっぱり嫌われてる国もいっぱいあるから。
あいつとはちゃめ。
別に心の中でベーってやっておけばいいわけで、アメリカさんどうもって言いながら、心の中でベロ出しておけばいいわけじゃないですか。
でもね、心の中でベロ出さないんだな、日本って。
したたかではないってことですね。
そうですね。
なるほどな。
でもどうやって生きていこうか、このままなめられでずっとやっていけばいいのかな。みんなと仲良くヌルヌルと。
なめられてるから、北朝鮮が上にミサイルをバシバシと飛ばしてくれるんで。
それはでも、あんまり僕は悲観してないところもありますけどね。
2017年の4月にイランから帰ってきたんですよ。
その時、本当に驚いた。東京に戻ってきて、街に外国人が多いことに。
何年、3年くらい行かれてたんでしたっけ。
3年7ヶ月ですけど、行く前に比べて、どこに増えてるって観光客じゃなくて、店員ね。
レストランの店員とか、僕が最初に行ってるフロントの人とか、全員外国人なんですよ。
いつこんな風になったの?って思って。
日本って、もちろん色々な問題はあるんですけど、とはいえ、その辺がヌルヌルヌルって進んでいって、結構みんなそれに慣れていくのも得意なんですよね。
確かに言われないと気づいてないから、そういう変化にも。
ヌルッと、でも確かにヌルッとですよ。でも岸田さんって、すごいヌルッとした変化上手くないですか?
いや、それは思わないですけどね。
あの人やってるときは、結構防衛費2%。
防衛費2%ってすごいヌルッと上がりませんでした?
でゆうかね、勝手に変わってると決めちゃうんですよね。
勝手にヌルッと変わってんだ、みたいな印象なんですけど。
45:00
勝手に変えてるけど、こっちがヌルッとしてんのかな。
そんな気づかないうちに勝手に変えてんのかもしれない。
なんか、やられてもヌルッと慣れちゃってんのかな。
自民党の派閥もやめちゃったし。
なんかね、本当に朝日新聞の知事としてこんなこと言っていいのかなと思うところもありますが、
世の中の大きい問題の多くは、別にどっち選んでもいいんですよね。
例えば、消費税、上げるか下げるかって話あるじゃないですか。
野党なんかは消費税は今すぐやめなければいけないって言ってますよね。
それは、金持ちも貧乏人も全員同じ10%っていう累進課税を全く無視した税制だし、
これはお金のない人にとって不利だよねと。
一例ありますよね。
一方、消費税を上げた方がいいって言ってる人っていうのは、社会保障費の問題。
社会保障費って年金とかそうですけど、今働いてる人たちがお年寄りを支えるっていう制度で、
別に年寄りが貯めた金が年寄りに行ってるわけじゃないわけですよ。
これから子供が少なくなってくから、今度我々がお年寄りになった時には、
もっともっと少ない人たちに負担を押し付けることになるじゃないですか。
そしたら税金の額ぐらい上げないと、もう医者にもかかれないっていう時代になっちゃうかもしれないですよ。
だからみんな税金なんか上げてほしくないんだけれども、
もうそれをせざるを得ないんだっていう風に切迫に駆られていってるっていうのは、
これも一理あるじゃないですか。
嫌われてもいい、だけど将来の医療とかが成り立たなくなったら困るよっていうことで言ってるわけですからね。
どっちでもいいでしょうな。
どっちでもまあ、どっちにも一理あるよね。
選ばれた方で、選ばれた社会で、その中でハッキングして生きていく俺たちっていうのが今の人たちなんじゃないですかね。
なるほど。
確かにイデオロギーが分かれてても友達いるってすごい尊いことなんだなってさっき思いましたね、改めて。
結構リベラルな若者、20代とかだと結構自民政権を早く終わるべきだみたいな、
結構共産党とかにこうしてる人とかって一定数いたりするんですよね、選挙の時とかに。
でも別に私は無理やろうと思うんですけど、個人的には。
ただ別にそれがなんでしょうね、だからといって別に付き合えないわけでもなく普通にみんな友達として、
別にみんなの生活は変わんないじゃないですか、それで。
別に同じようなもの買って同じようなもの食べて別に友達として遊んでるだけで、
多少の違いを張ると別に誰が政権でもどんな政策取っても大して変わんない気がする、生活が。
思えることの幸せさだと思いますね。
48:01
いやーちょっとすごい壮大な話になってしまった。
すいませんまた偉そうに。
最後はでも神田さんがいないと喋れないことだったことでありがとうございます。
まあなんか突然ね、ヤイヤイラジオで政治の話が始まったらびっくりしましたね。
このトレンド。
確かに。
このトレンド。
そうですね。
でも日本めっちゃ美味しいよ、本当にそうだと思うんだよな。
日本株も上がりまくっていますからね、年始から。
確かに。
あれ株っていつまで上がってるんですかね。
どうなんでしょうね、なんか上がりすぎて怖いとはみんな言いますけど、
全体で見たら日本株がみんなが買いたくなるっていうのもわからなくはない。
個人的にはしますけど、どうするんでしょうね。
どうなることやら。
ちょっと我々はそんなに言うて、別に経済に詳しいわけでもないので、そんなに言えないんですが。
でもなんかあんまりリッチャーさんのご質問でね、
少子化の話とかにあんまり真正面では答えてなかったですね。
少子化の話は個人的にはやっぱ安心があるというか、
めちゃくちゃ減ってるじゃないですか、出生率が。
でもこれがもう回復、今になってこういう子育て支援みたいなのちょこちょこやったところで、
そんなこの人口株が上向きになるほど子どもを日本人が産むとは絶対に思えないっていうのがあって、
先進国な限り絶対無理じゃないですか。
そうすると移民が結構増えるってことしかないと思うんですけど、
でもじゃあなんか移民をめちゃくちゃ迎えて、
人口が増えたのが日本がその先やりたい形なんだろうかっていうところが疑問に思うというか。
なんか別に縮小均衡でもええんちゃうみたいな。
いやでもそれしかないと思いますけどね。
だからそのタイミングが悪いんですよね。
野党自身の時にそれを言うから米山隆一さんとか炎上してましたけど、
ただやっぱり地方っておそらくもう集約をしていくしかないって地方の人自身が思ってるんですよね。
僕が石川県にいた時に見たのはそれこそ和島市、旧門前町ってところなんですけど、
和島市の中にある集落でもうどうにもね成り立たないとお年寄りばっかになっちゃって、
公共交通機関とかもないし、このままでは暮らしが立ち行かないっていうんで、
産業廃棄物の最終処分所を誘致して、自分たちでその集落を出ていくっていう決断をした人たちとかがいたわけですよ。
ただその隣の集落に引っ越すんです。
だからみんななじみのある土地だし、宇治神様みたいな神社とかはね、もう全部移転させるんですよ。
51:01
ただそうすることで、道路とか水道みたいなインフラの維持とかも集約化されると多少は楽になりますし、
その集落の文化みたいなのが残せるしっていう選択を、もうすでに2000年代の初めぐらいからずっとやってきてる地域なんですよね。
おそらく今後はそういうことってどんどん、多分都市部でも起きるでしょうね。
東京都内でもあると思いますね。
買い物難民とかもあるし、確かに個人的には今年のトレンドみたいなのを大きく言うと、
人手不足がやっぱり本格化するっていうのは絶対に生活の中でも感じるところがもっと増えるんだろうなっていうのはすごく思っていて、
さっきの2024年問題もですけど、やっぱり店とか行きたくても人手が足りないからオープンできないとか、そういうことの方が絶対増えていくはずで、
最近本当にセルフレジとか増えてきましたけど、スーパーで。
法律家とか言う前に、そもそも絶対に人が足りないから、結構投資してやったりしないと本当に回らない。
なのに一部規制産業とかって、規制で守ってるようなところって、本当に人手不足になってそれでやっていけるの?みたいなのがいっぱいあるよなって思う。
今日この頃みたいな感じですよね。
いやこれマジで、例えば新潟市、政令指定都市ですよね。人口が70万とかありますけど、新潟市ですらもうすでに水道の維持管理工事ができなくなってるんですよね。
へー。
怖。
人がいないから。
してくれる人がいない。
建設業者がいないんですよ。
新潟市以降の人がものすごい減ってて、求人倍率5倍とかになってるんですよね。
確かに。
インプラがやっぱり維持できないですよね。教員とかもそうだし、建設、大阪万博のものも作れないとか。
で、さっきおっしゃってた地方の話とかって、田中核英が作ったこの日本列島構想がその逆をやらなきゃいけないっていうか、ちょっと集約してきて、
日本中のどこでも本当に快適なインフラで暮らせるっていう状態にはもうならないっていう。
法律化の方向に向かっていかなきゃいけないんだよなーと、なんかうすら思います。
ただそれを都市圏の人が言うとちょっとポジション遠くというか、それはみんな生まれた土地を離れたくないから、こういうのって偉い人絶対言えないじゃないですか。
生まれた土地を離れるなんて嫌だって絶対感情的にみんな思うから、絶対そうした方がいいのになってみんな思ってても絶対に偉い人が言えないから話進まないみたいな。
どうなるんだろう。
なんかでも、完全に都市に行く必要はなくて、地方の中心都市、半島だったら七尾市とか、和島もそうと思いますけど、に集約していくみたいな感じだと思うんですよね。
54:04
めっちゃ村とか集落とかってポツンとあるところとかあるじゃないですか。
ああいうのを全部維持していくっていうのは結構難しいだろうなと思いますけどね。
これはすごい最近、ちょうどバタフライエフェクトで田中核鋭の話やってて、すごいこの時代だなっていうのと逆だなっていうタイミングにちょうどこれはやってたのかなと思って、
面白いなって思ったら田中核鋭が火事になってたんで、誰か放火したのかと思います。
いろんなことがあった1月でしたよね。
そうです。
確かに。
いい感じに閉まりそうになってきた。
はい。
いやー。
長くなった。
いえいえ。面白かったな。
すごい過去一真面目な回かもしれない。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ちょっとツラツラとしてしまいましたが、すごい面白かったです。
面白かったのではないか?
面白かったのではないか?
それはリスナーさんが決めることなので。
確かに。
ちょっと感想を。
圧をかけていってしまった。
確かに。
面白かった。
我々は面白かった。
面白かったでしょうっていう感じ。
そうですね。
確かに。
それちょっと感想をツイートなど。
お便りだと神田さんが見えないんで、もしよかったらツイートしていただけると嬉しいですね。
はい。
お願いします。
もしくは番組中にね、言っていただければ、私毎回必ず聞いてますんで。
こっちの、そうですね。やいやにお便りいただいて。
はい。
確かに。
こんな感じ?
神田さん最後になんか宣伝とかありますか?
確かに。
確かに。
ありがたいですね。
もう事前に言ってなかったのに急に振る。
いや、あのね、もう本当に聞いてください。
アサシウム・ポトキャストをね。
ニュースの現場からという番組と、メディアトークという番組と、それからSDGsを話そうという番組がありまして。
はい。
ヤイヤイラジオのリスナーさんには、ちなみにリッチャーさんね、よく聞いてくださってるってことですけれども。
なんかこの番組が良かったみたいな、もしあったら教えてもらえませんかね。
私はニュースの現場からが好きですね。
現場。
その中だと。
はい。
結構特に、意外と政治系の話とか選挙の後とか、なんかそういうのは何でしょうね。
記者さんの言葉で解説を聞くと、何て言うんだろうな。
なんか選挙とかってニュース見ても全然わかんないじゃないですか。
誰がどうだとか。
わかんない。
なんかそれを結構トークで聞いた方がちょっと入ってくるっていうか、なんかキャラだったりとか系譜だったりとかが、なんかわかる感じがするので、そういうネタが結構好きかもしれないですね。
はいはい。
あと最近とかあれですかね、ちょっと話違いますけど、なんか親もやでしたっけ?
育児ネタみたいなのやってましたよね。
親もやめっちゃ力入れてますんで。
親もやシリーズっていうのが。
だから、育児・家事と仕事の両立にも今ね、全ての人が結構悩んでるっていうところがある。
57:06
子供いなくても、あれなんかあの人、子供がいるからっていう理由で仕事私に回ってきてんだけど、みたいなこととかももやっとしますよね。
そういうようなことも、ポジショントークせず腹を割って話してますんで。
これ、まあそうですね。
いやいやいやリスナーさんには。
これ確かにいやいやいやリスナーさんにちょうどいいかもしれない。
なんか自分も興味あって、ちょうど最近もなんだっけ、フリーランスで育休を配信されたのか。
フリーランスで育休を1年取ってみたけど、なんか生後4ヶ月ぐらいになってきて、なんか社会とつながってない自分にちょっと焦りがあるみたいな、そのパパの話だったんですけど、
自分もちょうど今子供3ヶ月ぐらいで、なんかもうだんだん家にこもってんのもう無理ってなったんで、
外にいっぱい出かけたりとか、なんかし始めてすごいわかるみたいな、
共感ポイントが多いので、おやもやシーズは結構聞いてます。
あと現場だと、毎週金曜日にですね、私と船越隆っていうですね、
中国で特派員を7年やって、あと政治取材が長いやつなんですけど、同期の記者なんですが、と、こうだらだら喋ってる会があるんですけど、
おしゃべりの中で時事がわかるっていう意味だと聞きやすいと思いますので、これもね、聞いてもらえるといいかなという。
ニュースの現場からは多分全部聞くと挫折するんで、面白そうなやつだけ聞けばいいという。
おやもやはだいたい水曜。
雑談みたいなのの中でニュースが知れていいなと思ってます、私も。
ありがとうございます。
ニュースに詳しい人たちが喋ってるのを盗み聞いてる感じで。
まさにそれがコンセプトなんで、ファミレスとか居酒屋とかカフェとか入った時に、隣のテーブルで喋ってる話面白いなみたいなのあるじゃないですか。
あれをポッドキャストで再現したいなと思って作ってるんですよ。
なるほど。
じゃああれですね、すいません、またSNSの話になっちゃいますけど、こういうことをスタバのJKが言ってたを目指してるんです。
マックでJKがさーっていうあれですよ。
定型文がありますけど、それを目指してるんです。
そうですね。
なるほどです。じゃあ概要欄にリンクを貼っておきます。
ありがとうございます。
はい、じゃあちょっとボリュームのあるエピソードが2本もお付き合いいただいたんですけれども、今回は朝日新聞ポッドキャストの神田大輔さんにお越しいただきました。神田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
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