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2025-08-01 26:55

第7回 徳島最南端から世界基準へ。海部病院の理念とハイエンド医療の舞台裏

番組第7回では、徳島県立海部病院の影治照喜院長を迎え、「徳島最南端から世界基準へ。海部病院の理念とハイエンド医療の舞台裏」をテーマにお送りします。ツインヘリポートの設置、遠隔救急診療支援など、地方病院としても充実した設備と体制を紹介しながら、「地域に寄り添い愛される病院になる」という理念が現場でどう実践されているのかを伺いました。臨床・研究・教育のリソースが整う環境で、地方勤務でも最前線の医療に挑める魅力をお伝えします。


▼出演

MC 大野 航佑(徳島県病院局)

MC 丸山 真由(徳島県立海部病院 メディカルソーシャルワーカー)

ゲスト 影治 照喜(徳島県立海部病院 院長)


▼トピック一覧

・海部病院の理念「地域に寄り添い愛される病院になる」が生まれた背景

・「2つの見る」と「3つの考える」

・ソーシャルワーカーの役割、医師との分業

・地域住民が病院を守った歴史、JRダイヤ改正への働きかけ

・自殺率が低い県南地域とお遍路文化に根付く「慈しむ精神」

・医師不足を補うための遠隔救急診療支援システム「Kサポート」

・システム活用で生まれる心理的安全性と全員参加型の診療体制

・南阿波総合診療専門研修プログラムで内科総合診療専門医を育成


▼番組へのメッセージ

この番組に対する感想や質問をお待ちしております。

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移住して常勤で働くのはもちろん、週1回の非常勤勤務や短期応援といった多様な関わり方も可能です。

詳細は徳島県病院局の採用情報ページをご覧ください。

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00:02
頼む!来てくれ、徳島の医師爆増予定ラジオ。
こんにちは、頼む!来てくれ、徳島の医師爆増予定ラジオ。
パーソナリティの徳島県病院局、大野光介です。
同じく、パーソナリティの海部病院メディカルソーシャルワーカー、丸山真由です。
よろしくお願いします。
この番組では、徳島で働く医師や看護師のリアルな行為を通じて
徳島という土地の魅力と、そこで医療に携わることのやりがいをお届けしています。
都市部のように息つく間もない忙しさとは違い、
仕事とプライベートのバランスを大切にしながら
自分のペースで成長できる環境が整っているのも、徳島の大きな魅力です。
仕事とプライベートのバランスをとりながら成長できる環境を探している方に
ぜひ聞いていただきたい番組です。
それでは、早速ゲストをご紹介いたします。
今回から3回にわたって、徳島県立海部病院の院長で
脳神経下科医の加藤寿先生です。よろしくお願いいたします。
今日は楽しみにしてきました。よろしくお願いいたします。
それでは、第7回のテーマは
徳島最南端から世界基準へ、海部病院の理念とハイエンド医療の舞台裏です。
独端比で重駐やハイブリッド手術室、遠隔救急診療支援システム、ケースサポートなど
全国的にも先進的な取り組みを続ける海部病院
その背景にある理念や地域との関わりについても深く掘り下げていきます。
それでは本編スタートです。
ここからは海部病院が大切にしている考え方や
日々の医療の土台となっている部分に目を向けていきます。
まずはその出発点ともいえる病院の理念について伺います。
海部病院の理念である
地域に寄り添い愛される病院になるという言葉には
どんな思いが込められているのでしょうか。
これは2017年に新しい病院に移転の前に
プロジェクトチームを職員で作りまして
その時に職員同士で考えたものです。
地域に寄り添い愛される病院となるという意味は
我々が地域のことを常に考えながら仕事をしていると
おのずと患者様から愛される病院になるのではないかと
みんなで考えました。
プロジェクトチームというのはどういったものなんですか。
新病院に移る前に
ハードの準備も当然大事なんですけれども
その時我々職員が病院の理念がなかったんです。
県立病院の理念はあるんですけれども
海部病院の理念を作ろうということを考えまして
当時医師が私代表だったんですけど
看護師、ソーシャルワーカー、事務職員
約10名くらいが集まって
半年くらいかけて病院理念を考えていきました。
03:04
わかりました。
そうして患者家族によって最適な医療・看護というのを
この海部病院で提供しているということで
海部病院で学べることとして
2つの見ると3つの考えるという言葉をお聞きしたんですけど
あまり聞きなじみがないなと思いまして
この言葉について教えてもらえたらと思います。
ありがとうございます。
疾患を見る、診断したり見るという言葉なんですけど
看護師さんが患者さんを見たりすることと
あるいは患者さんを診断する、見るということは
勉強したり、医者あるいは医療従事者がやるべき
当然のことなんですけれども
あと考えることというのも大変大事かなと思っています。
患者さんと家族のことを常に考えて
我々職員が働いているこの病院の立ち位置とか
継続的な医療をできるためにどういうことをしたらいいのか
ということを考えていただくということと
それと患者さんと家族、あるいは我々が住んでいる
この海部地域のことを常に考えて
仕事をしてほしいなというふうに考えておりますので
この2つの見ると3つの考えるということは
非常に大事かなと思っております。
なるほど、2つの見るというのは
疾患と患者さんを見るということを2つ掛けられていて
3つの考えるというのは
患者家族のこと、病院のこと、地域のこと
この3つを考えるということが掛けられているんですね。
なるほど、面白い言葉ですね。
よく質問を受けるんですけど
パッと聞いたときに分かりにくいかもしれませんけど
よく考えてみると
どこの病院の方もそういうふうに仕事をしていると思うんですけど
新たに聞くと
あ、そうなんだなというふうに
風に落ちるところがあるんじゃないかなと思います。
これも加吉院長が考えられたんですか?
手前ミスですけど考えて進めました。
すごい、もうさすがですね。
なんか面白いですね。
僕、絶対こんな発想できないんで。
真莉愛さんどうですか?
そうですね。
これをちょっと一から考えてって言われたら
私も難しいと思うので
やっぱり回復で仕事をされるっていうところが一番大きいかなと思います。
そうですね。
働く方の年数とか経験年数とかもだいぶ違うと思うんですけど
僕みたいに60くらいになってくると
自分のことだけしている時代も終わりましたから
やっぱりどう自分のスキルとか経験を周りに生かそうかとか
地域のために貢献しようかということを考えてきますので
そういう気持ちを若い方もこれから少しずつ
大きく発展させて欲しいなという願いを込めて
こういうことを考えました。
真莉愛さんもこの2つの見ると3つの考えを
意識しながら働かれてるってことですよね?
そうですね。
ソーシャルワーカーとしてなかなか疾患を見るっていうのは
ちょっと難しいところもあるんですけど
患者さんとご家族と話をしたり
06:03
病院の機能とかもいろいろ変わっていく中で
自分なりにこの2つの見ると3つの考えるっていうことを
取り組みとしてできていけようかなと思います。
大事ですね。
大事です。
患者さんからとっぴなことを言われることもありますけど
どうしてこういうことを述べられるのかなとか
どうしてなんだろうかという
相手の立場に立つっていう
そんな考えを押し付けるんじゃなくて
向こうがおっしゃることの背景を考えるっていうのが
やはり大事かなと。
そうすると相手のことを理解しようと
こっちでも勤めるし
向こう側はこちらのことをちょっとでも分かってくれよと
してるんかなというふうに
非常に信頼関係が増してくる感じがするんですね。
そうですね。
これが大事かなと思います。
わかりました。理念を通してスタッフの皆さんが
患者さんだけでなく地域全体と向き合っている様子が
すごく伝わってきました。
私も地域の方とお話ししていて
病院と一緒に歩んでいるというような
雰囲気をよく感じます。
マリアムさんのソーシャルワーカーという仕事も
どんなことをされたのか聞きたいなと思うんですけど
マリアムさんのソーシャルワーカーの
具体的に見て
マリアムさんのソーシャルワーカーの仕事って
一般の方が病院にとってなくてはならない
お仕事なんですよ。
ソーシャルワーカーがなかった時代というのは
僕たち医師が患者さんのことを考えて
いろいろと調整
家に帰ったり施設に帰ったり
調整とか全部してたんです。大変だったんですけど
昔はですよ。
最近はソーシャルワーカー
最近でもそういうお仕事を専門にしていただける方が増えて
本当に助かってるんですけど
そういう
どういうお仕事ですか?
ソーシャルワーカーというのが
主に相談業務が
一番大きな仕事なんですけど
病院で医療ソーシャルワーカーとして働く中で
先生が言った退院調整
ご自宅に帰られる患者さんの支援だったりとか
別の病院に行ってリハビリして
お家に帰りたいという患者さんの定員調整だったり
あとは
いろいろ
家に行く
お金の相談とか
社会の窓口みたいな
なるほど
病院の窓口
社会との窓口でどうか
お金のことを相談を受けても
なかなか答えにくいところを
年金とか
医療費はどれくらいかかって
どういう風に控除が遅れるとか
というところを全部
相談に乗っていただける
非常に力強い方なんです
うまく役割を分けて
専門的なところは
ソーシャルワーカーの方がされたり
医師の方がされたり
そうですよね
急に振って
すみません
ちょっと脱線して申し訳ないんですけど
続いていこうと思うんですけども
09:02
実際に先ほどの話の中で
地域に寄り添え愛される病院になるという
理念があって
海部病院自体地域住民に支えられながら
できた病院という風にも
お伺いしたんですけど
この辺の話とかお聞きできたらなと
お願いします
海部病院は
立ち位置的に
いろいろ変遷がありまして
病院の存続が
非常に厳しくなった時期がありまして
その時に
救急を止めないといけないとか
非常に病院が
危ないなという時に地域住民の方が
海部病院だけでなくて
海部の医療機関を守ろうよということで
住民の方が
立ち上がってくれたんです
それで地域医療を守る会というのが
2004年に設立されまして
その方々が中心になって
例えば
不要な夜間の受診を
控えましょうとか
コンビニ受診というんですけど
家で見える人は
家で見てください
こういう時はかかりましょうとか
地域住民の中で
活動してくれたりとか
あるいはバレンタインデーとか
クリスマスとかにはチョコレートとか
いただいたりとか
お弁当も時々いただいたりとか
ここの病院の清掃活動をしてもらったり
そうなんですか
すごいんですよ
昔ですけど
徳島から通ってくる医師の
時間がなかなか
鉄のダイヤが
ちょっと不便で
困った時期がありまして
それを知った地域住民の方がJR四国まで
掛け合って
署名を集めて
掛け合ってくれたんですよ
病院の開始時間に合わせて
皆さんあんまり知らないかもしれませんけど
実はそれが署名をするのが得意で
娘で署名していただいて
医師の数を増やすだけでなくて
通っている先生のために
ダイヤ改正まで働きかけて
してもらったということがあって
全国的にもこういう活動しているところは
今はだいぶできているんですけど
先駆けとして
全国的にも有名な地域団体で
そういう意味では
我々はその上に乗っかって
当然ですけど
適切な医療をしないといけないという
責任がありますので
地域に支えられている病院として
地域医療守る会というのは
自分たちのお父さんお母さん
おじいちゃんおばあちゃんの
家族的な感じがありますので
いい意味でね
その人たちのために我々は
やるべきことは当然
自ずと分かりますから
増やしていこうということになっています
すごい地域と
いい繋がりができているんですね
だいぶダイヤ改正の話が
びっくりしましたね
列車が
9時過ぎに着いたら9時間に合わないでしょ
30分早めにして
8時15分の
12:00
就業に合わせるように
ダイヤ改正しました
だから非常に
住民の方と近いですね
この病院というのは
すごい素晴らしい病院ですね
わかりました
地域の方々と一緒に病院を作っていく
という姿勢が理念にも
現れているということですね
地域なしでは語れない
我々地域をために尽くすというのが
本当に大事だと思います
皆さんも実際に働いてみて
地域の方との繋がりみたいな
感じたりするんですか
開封群の特徴なのかもしれないですけど
地域の方々がすごく温かくて
距離が近い
皆さんフレンドリーな方が
すごく多いですよね
徳島でも仕事をしたことがありますけど
時々患者さんを敵対することも
大きい病院ではあるんですけど
そういうことは全くなくて
逆に患者さんから
大丈夫先生 疲れてない?
ご飯食べてない?
忙しいのにすまんね
よく言われますね
そうなんですか
どっちが逆転
ミドル側とミドル側が逆転して
そういうところはあるし
面白いのが患者さんが待ってたら
自分の順番からすぐ入ってくるのに
譲り合いするんですよ
あなた先に行ってもらいとかね
私後でいいからとかね
そうなんですか
風光明媚で温暖な地域性がやっぱり
あると思うんですけど
僕もこちらで生まれなんですけど
そういう譲り合いの精神
やっぱりおへんるさんの精神も
ちょっと明星であると思うんですけど
そういう
慈しみ精神と言いますかね
そういうところが根付いているところなんで
困っている人を助けたいとか
自転車でよく乗り合いで来るよね
交通機関がないですけど
近隣の人がね
乗せてきてくれるんですよ
特殊地域じゃないけど
考えれるんですけど
タクシーが少ないし
バスも少ないんだけど
どうやって来たんですかって聞いたら
近所の人に連れてきてもらったとかね
乗せてきてもらった
その近所の人は別に
用事がある時はあるし
一緒に来る時に
ついでに乗せてきてもらうとか
なかっても乗せてきてもらって
その人は別の用事に行くとか
そういうね
お互いで助け合う
文化っていうのがやっぱり
仮想地域で困っているんで
助け合おうという気持ち
精神がやっぱり大きいんじゃないでしょうかね
ね 丸山さん
私もそう思います
すごい素晴らしい地域ですね
温かい地域というか
自殺率も少ないんですよ この辺り
そうなんですね
日本一自殺率が少ない町で有名で
やっぱり
温かいからとか
景色も
僕も海部病院に来る時に
15:01
車で運転してきたんですけど
海を見ながら来て
すごい景色だなと思ってきたんですよ
ストレスが近い
関係で悩むことは当然
人間だからありますけど
時間に追われはするけど
そこまでね
厳しくないから
ゆるいところもちょっとあるから
アフリカみたいに張力はないけど
日本で
不便だからこそ
ゆったりのんびりできる
というところもあるかなと思います
分かりました ありがとうございます
そしてそこを地域と
方と一緒になって
地域のために病院を尽くすし
地域の方からもすごい愛されている病院
ということが分かって
ただ 実際にそういったところだけでなくて
海部病院として
適切な医療を提供するために
設備を導入したり
ということもあると思うんですけど
そういったところのハード的な部分とかも
教えていただけたらなと思うんですけど
ありがとうございました
前々回
初回2回目3回目の稲葉先生が
ご紹介されたように
医師同士が助け合う
医師が少ないんで
やはり少なくなった時期も
もうそうだったんですよ
8名の医師が
6名ぐらいに減った時期があって
少ない人数で
なんとか救急医療を
断らなく
やっていこうと考えた時に
2011年から
2013年
大学病院で私がいた時に
救急医療を支援する
システムを大学病院に入れたんです
これは脳卒中に特化した
システムだったんですけど
海部病院で私
大学病院に来てたんですけど
ここで入れた方が助かるんじゃないかな
というふうにちょっと考えまして
それを病院の先生に提案したところ
ぜひ入れてほしいということがあって
2013年に
海部病院の救急医療支援システム
Kサポートって言うんですけど
アプリで
自分のスマホで
CTとかMRI画像が入るんです
それに対して
病院の中でいなくても
自分の家でいたりとか
遠方にいる時に
それに対して専門的なコメント
こうしたらいいんじゃないでしょうか
ということをアドバイスするシステムを
入れました
スマートフォンでいろいろ見たりするんですか
それはどういうふうに情報を
飛ばしてくるんですか
病院の中で
セキュリティは担保されているんですけど
CT MRI 画像をクラウドに上げて
ジョインというシステムなんですけど
そこに自分たちが
通知が来たらそれを見に行くという
システムなんです
以前だったらそれがないときは
例えば
怖くて外出できないんですよね
救急来た時に呼ばれるかもしれないとか
すぐ駆けつけないといけないとか
なってくると
夜中でも電話を受けたら
ちょっと東直郎先生も困って
説明できないんですか
言語化できないと
18:01
白いものが映ってますけどどうしましょうかとか
病気の手術がわかりませんとかね
逆に
そんなのがあると
怖くて救急取れないとか
私見えませんとか
断ってしまうことがあるんですけど
そういうのがあると
自分一人でいても
全然誰かがサポートしてくれてる
コロナの時もそうだったんですけど
コロナを受けている先生は
経験が若い先生だったんですよ
初めての病気じゃないですか
それをどうしたらいいんだろうかというときに
画像を撮って
家の像があると
どうしたらいいんだろうかということを
みんな家で言いながら
病院に行かなくても
こうしたらいいとか
こうしましょうとか
ディスカッションですね
朝に行った時にはみんな知ってるから
そこから話がスタートする
すぐに治療ができたんですね
災害時にも少し役立ったんですよ
普段使ってたら
平時に利用ができてるから
災害が起きても同じように使える
そうなんです
本当にこういう
非常に田舎の病院だったんですけど
徳島市からの患者さんもたくさん
受け入れもしたんですけど
若い先生呼吸器専門でなかったんですけど
色々調べて
それをみんなで共有して
全員参加方で一度
何とか数何休後を乗り切りました
あれですね
当直の先生もすごい安心というか
自分一人で
稲葉先生の時にもちょっと
稲葉先生の時にも
自分一人で
見るっていうのだと
どうしても不安な気持ちがあるのかな
おっしゃる通りで
一人が全部の
病気医師が見えるわけでは
当然ないんです
得意な分野もあればちょっと不得意な分野も
あるし
そういう時にすぐに相談できて
どうしたらいいかということを返事いただいたら
自分で
薬を投与するとか
管理できますので
今でいう心理的安全性
って言うんですけども
何が来ても何とかなると
必要があれば
難しい病気の場合は
徳島赤十字とか
県立中央病院に搬送しますし
自分たちで見える病気をしっかり
見ていこうということで
してると
信頼される病院にもなるし
救急も断らない
赤い部屋に何とか見てくれると
稲葉様はやっぱり
大きい病院まで見えません
行ってくださいと言っても
うんと思われるんですけど
とりあえず私たちが見て
無理だから大きい病院行ってください
という場合は
了解していただけるんです
そこをちゃんとメリハリをつけるためには
このシステムも本当に入れて良かったなと
思っています
逆にあれですね
自分の専門以外のものも見えるから
すごく勉強にもなります
おっしゃるとその通りなんです
大きい病院だと
全く縦割りなんで
よその診療科が何をしているのか
21:01
分からないんですよ
自分のところは専門性が高いんですけど
ここだと
あれはフラットなんで
この病気の時はこうしたら良いんだなと
これは送らないといけないんだなということが
勉強になるんです
学習力がつくんですね
遠隔医療で
これが初めてもう10年経つんですけど
今でいうDX
総合診療専門医育成のための独自プログラム
どういったものなんですか?
当院の強みというのは
内科総合専門医を育てる土壌がありますし
指導となる先生方も揃ってますので
この地域で
内科総合専門医を
志したいと
最近ドラマのシステムにまた
気になったら始まったな
ドクターGというやつが
またブームになるから
誰がしよったっけ?
金太郎ちゃんは
松浚か
そうじゃ松浚
そういう内科総合専門医プログラムを
持ってますので
この地域の良さ
それと指導する先生方も
揃ってますので
ここの病院でこういう専門プログラムで
内科総合専門医を
育てていきたいと思っています
具体的にどんなプログラム?
大学病院とは違うんですけど
ここの病院を元として
3年間で
ここの病院
あるいは近隣の病院
小児科救急は
徳島赤十字病院とか
阿南医療センターに協力していただいて
3年間で
内科総合
新病院の専門を取れるシステムです
海部病院以外でなくて
他の近くの病院にも回って
そこでも研修させてもらっているということですね
学習する
教育を受ける機会というのは
僕らのところあると思いますので
そういう意味では選んでいただいても
間違いないと思ってますので
ぜひ選んでいただきたいなと思いますね
そうですね
確かに海部病院って少し
徳島県の中でも南の方で
少し人が少ない地域ではあるとは思うんですけど
そこにいながらも
海部病院で研修ができたりとか
そういったプログラム
そういうカリキュラムが
ちゃんと組まれているというところが
すごい強みであるということですかね
そうですね
ずっと働かなくても
1年2年3年のカリキュラムで
働いていただくのも短期でも結構ですので
やはり教育というのが
すごく大事だと思いますので
教育機関として
これからはますますレベルアップしたいなと思ってます
ここまで聞くと
地方病院というイメージが
いい意味で覆されていると
思いますね
そうですね
皆さんの考えでは
田舎暮らしは
デメリットが大きいと
思うかもしれないけど
それを凌駕する面
24:00
あると思うんですよ
ただデパートとかないですけどね
世田谷とか三越はないし
東京バリには
地下鉄も走ってないし
電車も走ってませんけど
物には変えられないものが
あると思います
フードとか機構とか
もしあれだったら
今って何でも届けられる
そうなんですよ
Amazonとか通販とか
そうなんですよ
昔だったら行かないと買えないものが
今だと
選べる時代で届けてくれますので
ネットも発達してますので
いろいろ機械
知識を得る機械というのは
損し得なく
あると思いますので
生活する規範としたら全然問題ないと思いますね
わかりました
ありがとうございます
最後に今回のお話を聞いて
海部病院で働いてみたいと感じた方に向けて
柿地院長から
メッセージをいただけたらと思います
はい
いろいろ喋りましたけど
当院では繰り返しになりますけど
都市部にない魅力というのが
いっぱい詰まっていると思います
僕も
実はこちらロマネだったんですけど
やはりこう振り返って
また仕事をしてみて
新たに気づいた点も多いんです
海部地域の良さ
魅力
この病院の魅力
良さを皆さんに知っていただいて
短期間でも結構ですので
一緒にお仕事ができたらなと思っております
よろしくお願いします
ありがとうございました
次にお知らせです
徳島県では医師看護師など
医療従事者がまだまだ足りていません
移住指定条件で働くのはもちろん
週1日の非常勤や
短期農園といった関わり方でも
大歓迎です
少し興味がある
まずは話を聞いてみたいという方は
番組概要欄の問い合わせ先まで
お気軽にご連絡ください
あなたの経験とスキルを
徳島の医療現場で活かしてみませんか
皆様からのご連絡を
お待ちしています
よろしくお願いします
よろしくお願いします
今日のお話で海部病院が
地方でも最前線の医療ができる場所
だと感じていただけたでしょうか
そして次回はその現場を
率いる影人長が
大学病院を離れて海部病院を選んだ理由と
着任後にどんな挑戦を
重ねてこられたのかを
じっくり伺います
どうぞご期待ください
番組への感想や質問は
徳島医師爆増ラジオで
シェアください
それでは次回のエピソードでお会いしましょう
お相手は青野幸介と丸山真由でした
次回もぜひお聞きください
さようなら
さようなら
26:55

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