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2025-07-25 31:38

第6回 山あいの診療所と音楽活動。私らしい暮らしが叶う医師ライフ

第6回では、ゲストの前川裕子先生とともに「自分らしい暮らしが叶う医師ライフ」をテーマにお届けします。週1回、山あいの東祖谷診療所での診療に加え、バンド活動や吉本新喜劇の鑑賞など、オンとオフを大切にする前川先生の生活に迫ります。診療の枠を超えて地域とつながる日常や、「どう生きたいか」を軸にしたキャリア選択のリアルな言葉から、地方で働くことの魅力が見えてきます。自分の幸せと地域の幸せ、その両方を叶えたい方にこそ、ぜひ聴いていただきたいエピソードです。


▼出演

MC 大野 航佑(徳島県病院局)

MC 武岡 綾香(徳島県立三好病院事務局)

ゲスト 前川 裕子(徳島県立三好病院 循環器内科 副部長)


▼トピック一覧

・週一回車で一時間の東祖谷診療所へ通う理由と山間地診療のやりがい

・膝の注射が打てずに痛感した総合力について

・患者との雑談を欠かさない診療スタイルと地域住民とのつながり

・岩手県の宮古病院時代に結成した医師バンド活動

・豊かな自然に囲まれながら、大阪や岡山への移動も気軽にできる三好の立地

・「迷ったら前へ進む」後悔しない選択を支える前川医師の人生哲学


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00:02
頼む!来てくれ、徳島の医師爆増予定ラジオ。
こんにちは、頼む!来てくれ、徳島の医師爆増予定ラジオ。
パーソナリティ、徳島県病院局の大野光介です。
同じくパーソナリティの三好病院事務局竹岡彩香です。
この番組では、徳島で働く医師や看護師のリアルな声を通じて、
徳島という土地の魅力と、そこで医療に携わることのやりがいを掘り下げていきます。
都市部のように行き着く間もない忙しさとは違い、
仕事とプライベートのバランスを大切にしながら、
自分のペースで成長できる環境が保っているのも、徳島の大きな魅力です。
地域に根差した医療の現場で感じる手応えや、
働く人たちの思いに触れることで、
自分もこんな場所で医療をしてみたいと感じてもらえるきっかけをお届けしていきます。
遊びも仕事もどちらも諦めたくない。
そんなあなたにこそ、ぜひお聞きいただきたい番組です。
前回の第5回では、徳島県立三好病院のみんなで見るチーム医療ですとか、
若手の先生がぐんぐん伸びる仕掛けを、
三好病院循環機内科副部長である前川優子先生に教えていただきました。
さて、第6回も引き続き前川先生をお迎えしています。
前川先生、よろしくお願いします。
前川優子です。本日もどうぞよろしくお願いします。
今回のテーマは、山合いの診療所と音楽活動、私らしい暮らしがかなう医師ライフです。
三好病院の循環機内科副部長として日々の診療にあたる一方で、
前川先生は週1回、車で1時間ほどかけて東谷診療所というところにも通っております。
外来を担当していらっしゃるということですね。
お休みの日は、今日は寝る日と決めてしっかり寝ると、
そして夜はバンドの練習でボーカルとして思いっきり歌っている。
そんな自分らしい時間も大事にしていらっしゃるそうです。
地域の患者さんの幸せと自分自身の幸せをどちらも大切にしながら働くスタイル、
そしてどう生きたいかを軸にキャリアを選ぶという考え方や、
前川先生が大切にしている後悔しない選択について詳しくお聞きします。
それでは本編スタートです。
まずは前川先生が週1回通われている東谷診療所のお話から伺います。
三好病院と東谷診療所の2足のわらじを這いていこうと思ったきっかけですとか、
山合いの診療所で大切にしていることを教えていただけますか?
まず私が医師として都病院で働いているときに、
こういう医師になりたいなという目指す意思像が見えてきたことがあります。
03:05
それは地域で患者さんに近いところで地域に目指した診療をするという診療の仕方なんですけれども、
それをまたふるさとに帰ってきて自分は実践したいという思いで来ました。
ただ自分がこのふるさとで医療をするというのは初めてで、
要は新しく外から来た人と医師と同じですし、
全くこの地域の生活の環境とか医療の状況とかそういうのが分からなかったので、
県立三好病院、自分が想定していた働く場所よりも大きめの病院ではあるんですけれども、
そこの三好病院に勤務して、そこには診療所とか介業の先生からの紹介の患者さんも集まりますし、
そういった先生方の顔も見えますので、広くその地域のことを知るという点で三好病院に決めました。
ただやはり大きな病院で勤めているだけでは自分のやりたいということとまたちょっとずれてきてしまうので、
何とか三好病院に勤めながら自分のやりたいと思っている医療も携われないかということで、
院長先生に相談をして、壁地の診療所に行かせてくださいというふうにお願いというか志願をしまして、
それで東谷診療所に割り当ててもらった。
最初来られた時にもそれを院長に。
なので自分としては本当に希望して行きたかったので、壁地に。すごく嬉しかったです。
本来希望されていた地域診療というかも。
ただ今までが豊田県の都病院にいたときもなんですけれども、これぐらいの診療所規模のところで実は働いた経験はなかったんですね。
なので行きたいと思いながらも全く初めての経験でしたから、
今までは割と設備がある程度整ったCTがあったりとか、いろんな科の先生がいるとか、
ある程度そういう環境を整ったところで勤務をしてきたものですから、
行きたい行きたいと言いながらも実は初めてだったので、非常にいろんなことが新鮮で学ぶことばかりでしたね。
でも辛いと思うことは一回も今までありません。
東谷診療所って読めないんですよね、漢字。
確かに。
06:00
これぜひ検索をしていただきたいですね。
そうですね。
これ何て伝えたらいいんでしょうね。東は東海南北の東ですけど。
東谷と西谷っていうのがあってね、谷っていうのが祖母、祖父の祖っていう意味で、渓谷の谷。
県外に病院説明会に行くときも県外の学生さんに、まずやっぱり徳島にゆかりのある方以外は、谷って読む学生さんはいないですね。
そやですね。
そやですかって言われます。
私も母から、違う、それはそやじゃないって言われたことがある。
徳島近民なんて、なんとなくモノゴクロスをいただくから東谷で勝手に読むようになってましたけど、
これはちょっといきなり、ごめんなっていう、ごめんなさい、ちょっとあんまり伝わりづらい話をしてしまい申し訳ないんですけども。
本当にね、すごく山奥に位置している車で1時間以上かかるところにね、診療所で。
患者さんはどれくらい、1日にいらっしゃるんですか?
1日に、東谷診療所は月水金の週3回やっていまして、
月曜日と金曜日は診療所の所長の先生、自治医から来られている所長の先生が担当して、
水曜日、毎週水曜日私が担当しているんですが、所長の先生の日は私の時よりちょっと多めなんですけれども、
私の日は大体15人から20人くらいですかね。少ない時は10人いない時もあるんですけれども。
で、さっきも言ったように大きめの病院で働いていた分、自分が見る患者さんの症状というか、ある程度分野が特定されていまして、内科系の症状。
胸が苦しいとか、お腹が痛いとか、そういう内科系の疾患を想定する症状の方を見るばっかりだったんですが、
診療所だと、例えば膝が痛いとか、耳が聞こえにくいとか、そういった自分がほとんどこれまで携わってこなかった症状にも、
個人と耳を傾けて、可能な範囲でそれに対応するということが必要になってくるので、毎回ドキドキするんですね。
すごく診療所で、自分が初めてショックを受けたことがありまして、何かというと、膝が痛いと言って、注射をしてもらいたいと言って来られた方がいたんですけれども、
行き始めてまもなかった私は、まだ膝の痛みに対する対処ができなかったんですね。注射をしたことも今までほとんどないくらいでしたし、身を見真似するのも怖いですし、
09:13
ちょっと私膝に注射するのはできないんですって言ったその患者さんは、ものすごく残念そうにガッカリされて、そのために来たのにガッカリされて、それで帰られて、自分の無力さを痛感したというか、
一応自分は循環機内科医として、心臓カテーテルであるとか、ペースメーカーであるとか、それなりの専門的な手技はできるんですけれども、その時その患者さんが一番やって欲しいと思っている膝の注射ができないということで、
たぶんその患者さんは私のことをやぶ医者だと思ったと思うんですよ。
たとえそういうある程度行動のことができるにしても、その場その場で必要と患者さんが必要としていることをニーズに合わせてやっていける医者じゃないといけないなということをすごく痛感しまして、
その日診療所から入所病院に帰ってきたときに、正規技科の先生を捕まえて、膝の注射の仕方を教えてくださって、教えてもらって、先生も優しい先生で教えてくれて、ある時は入院中の患者さんで膝に注射をする人がいたんですけど、わざわざ私に声をかけてくれて、一緒にやらせてくれて、
診療所に行って、やっと自分の注射ができるようになって患者さんも喜んでくれました。
まだ全てができるわけではないんですけど、やっぱり診療所って高度なことまではできなくても、その患者さんのニーズに応えられる幅広い分野に対応できる、それこそ総合力が必要とされる現場だなと思いますし、
あとその診療所で自分が大事にしているのが、患者さんとの会話をすることで、時間に追われて診療だけしてしまいがちなんですけれども、必ずその人の人隣とか生活を知るような雑談のような会話をすることを心がけています。
すごいですね。
なんか都病院での患者さんとの向き合い方に通じているというか、患者さんの生活を見ていくみたいな。
何をしてほしいというのも一番に考えて、そのために第4話の時にお話しいただいた三好病院の医局の中がワンフロアで隣の先生にすぐに話しかけられるからこそ、患者さんの思いにも応えられていて、三好病院の大きな魅力ですよね。
12:13
東谷と三好病院を行き来する忙しい毎日かと思うんですけれども、オンとオフはどのように切り替えているのでしょうか。
愛川先生自身のリフレッシュ手術を教えていただけたらと思います。
はい。あまり自慢できるリフレッシュ手術はあるわけではないんですけれども、ついつい休みの日でも入院している患者さんの様子を見に来てしまったりしがちなんですが、
やっぱり今日は休むって患者さんも落ち着いていて、大丈夫そうだなと思うと、もう今日は休むって決めて、もうその日は目覚ましをかけずに寝られるだけ寝るようにしています。
ただやっぱり貧乏症なのか、あんまり長い時間寝すぎると損した気がします。
そこは僕も少し分かりません。
分かる気がします。
休みの日ほど早く起きてしまう。
朝活しようとかね。
朝ごはん作って。
いつもよりは遅めに起きて、ゆっくりと一日をスタートさせるっていう風なことをしています。
特別何をしているわけではないんですけれども。
あとは、私は吉本新喜劇が大好きなので。
去年、異曲の日帰り旅行が吉本新喜劇完劇だったんですよ。大阪に。
真っ先に丸をつけて、すごく楽しみなんです。
普段はテレビでやっているものをリアルタイムには見れないので、録画して休むって決めて、時間のある時に吉本新喜劇、録画したものを見て、笑ってリフレッシュ、リセットするっていうのをしているかもしれません。
私も吉本って小さい頃毎週見てた番組だから、家族団団で見ながら昼ごはん食べたりしてたので、今大人になって見ても懐かしいっていうふうにもなりますし。
同じお家だったとしても何回見ても笑うんですよね。
竹本さん行ったことあります?
ありますよ。
山もあるんですけど。
違いますよね。
生で見るとまた違いますね。
徳島は大阪まで近いですからね。
高速を使えばすぐに2時間3時間とかで行けたりするので、そういう意味ではすごい関西圏にも出やすいっていうことですよね。
15:08
高速もすぐそこに通ってますもんね。ここで済んだらすぐに移動もできるし。
鉄道も本州に出る鉄道も整っていますから、岡山まで1時間半で行けますし。
僕、徳島駅よりも池田駅の方が大きいんじゃないかなと思うんですけど。
そんなことないですね。
そうだと思います。
上から見た時に線路がいっぱいあって。
徳島駅って4本くらいしかないんですけど、池田駅って10本くらいあるんじゃないかっていう。
特急も止まって、それでそこからさらに伸びてますし、昔は非常に栄えたんだろうなと思います。
愛媛にも香川にも高知にも全部行きやすいですよね。
行けますから。
すごい行きやすいし、関西には高速使ったらバスでバーッと行けるし。
ごめん、バスって出てました?
出てますよ。
バスターミナル、インターチェンジごとに止まってくれるんでね。
私も大学の時すごい利用してました。
何気に交通の便がいいというか、便利なんですよね、池田って。
分かりました。ありがとうございます。
聞いたところによると、前川先生バンド活動もされてるって聞いたんですけど、
どんな風に音楽と関わっているのかとか、エネルギー源になっている部分をぜひ聞きたいんですけど。
そうなんです。実はバンド活動をしていまして、
そもそも私カラオケが好きで、若い頃はよくカラオケに行っていたんですけども、
学生の頃にはコーラスグループに参加して、
そこでコーラスであったり、あとは少人数でアカペラだったりとか、
音楽活動は細々としてはいたんですけれども。
いいですね。
イメージちょっと違いますよね。
ちょっと違いますね。
バンドっていうイメージしてる。
イメージしてる。
方向性が変わって。
バンドに参加するようになったきっかけは宮古なんですが、
宮古市の医師会と司会師会、薬剤師会という3つの市で作られた三師会という会合がありまして、
1回開かれる会合がありまして、その会合の余興で、
芸達者の医師会の先生方がバンドを組んで余興をやっていたんですよ。
18:04
2016年か7年頃なんですけれども、
私はカラオケ好きだっていうことを聞きつけたバンドのリーダーの先生が、
ちょうどボーカルがいなくなった時期があったらしく、声をかけてくれませんね。
それで参加することになったんですが、
最初はその1回の余興のためにやってたんですが、
もう本当に先生方皆さん、プロ並みにお上手な方ばかりで、
その中に素人が混じってやってたんですが、
すごく楽しくてですね、本当に楽しくて。
うちはだけでやってるのはもったいないと周りの人が言ってくださって、
そこから市民向けにコンサートを開いたりとか、イベントに出たりとか、
そういう活動を始めた。
先にコロナ禍になり、2年間3年間活動ができなかったんですけれども、
でもそうやって歌う。
あとはバンドで、カラオケじゃなくて、
本当に皆さんとバンドで一体になってグルーヴを感じながら音楽をする。
それで喜んでもらえるっていう、それがすごく楽しくて。
都を去る時にもすごく遠くに離れてしまうんですけれども、
バンドのメンバーもバンドから脱退っていう話は一切出ずに、
私も続けたいと思って、ですのでメンバーとして、
サテライトメンバーとして残してくれてですね。
なので実はこちらに帰ってきてからも、年2回ぐらいのペースで
実は都に行ってコンサートをしているんですよ。
そしたらその当時からよく見に行ってくださっていた患者さんとか、
患者さんのご家族とか、地域のよく飲みに行っていた居酒屋のマスターとか、
そういう地域の人たちが来てくださって。
なのでなかなか向こうに行っても、一人一人に会いに行くのは難しいんですけれども、
そういうイベントをして、いろんな人と再会できるのもすごく嬉しくてですね。
自分のライフワークのようになっています。
徳島でもコンサートとか開いているんですけど、
本当ですね。
当時のメンバーというか、今のメンバーかごめんなさい。
今のメンバーで。
ちょっと密かにその夢はあるんですよ。
でも1400キロ離れていて。
あ、そんなに遠くなったんですね。
距離にするとすごい遠くなりますね。
1400もあるんで。
考えたことなかったですね。
先生、その年2回の舞台に向けて、練習ってどうやってされているんですか?
21:01
練習はですね、以前はやはり直はメールとかLINEとかでやり取りして決めて、
直前に行って会わせるっていうパターンだったんですが、
この1年くらいはLINE電話、ビデオ通話を使って、
画面をお互い見ながら練習するんですけど、
ちょっとタイムラグが。
思いましたね。
音楽とかだったら特に顔の方がタイムラグがあって、
そこを上手いことをなんとか工夫しながらやってます。
でも向こうの演奏を聴きながらとか演奏している姿を見ながら練習するのと、
ただただ自分のイメージで練習するのと全然一体感が違いますね。
インターネット環境最高ですね。
最高ですね。本当に良かったですね。
これは是非とも徳島でもね。
バンドだったりとかコンサート、コーラスグループみたいなのを作って病棟とかでも。
そうなんですよ。
お医者さんって忙しいっていうイメージがいつの時代になってもあると思うんですけど、
忙しいからいろんなイベントとか病院の行事とかも含めてですけど、
そんなのも参加できないっていうイメージがすごくあると思うんですが、
だからこそ参加すると周りの人も喜んでくれますし、
忙しいのに先生が一緒にやってくれてるっていう風に交流も持てますしね。
周りが喜んでくれるので、私はできることは積極的にやっぱり参加していきたいなと思っていて、
そういう、もし病院内で何かイベントごとができるのであればやりたいですし、
あとはこれはまだかなってないんですけども、
昔は三好病院で三好の阿波踊りの時には参加していたんですが、
コロナ禍になって以来人数も減ったというのもあって、
三好病院で阿波踊りに参加ができていなくてですね、
それをいつかみんなでやれたらいいなっていうのがひそくなって、
うまくないですよ、うまくないんですけど、やっぱり徳島人として、
周りに喜んでもらえるっていうこともすごく自分の喜びの一つになっていますから、
それが自分のプライベートを楽しく過ごす一つのポイントになっているかもしれません。
24:00
前川先生のように、自分の時間を大切にしながら地域医療に全力で向き合えるのは、
後悔しないように生きるという先生への信念があってこそだと思うんですけど、
この思いをこれから進路を選ぶ若い医師の方々にどういうふうにお伝えしていきたいですか。
はい、そうですね。誰にでも分岐点ってあると思うんですけど、
どっちを選んでも後悔しなかったり、どっちに行っても後悔することがあるかもしれないんですが、
ただやっぱりしなければよかったなっていう思いよりも、
しとけばよかったっていう後悔が、
なんであの時これができなかったんだろうっていう思いはしたくないなと思ったので、
こうしたいけどした方がいいのか、しない方がいいのかっていうそういう選択の時には、
よっぽどしてはいけないことじゃなければ前に進んでみようというふうに思いますし、
そういうふうに選択したんだったら、後悔しない生き方も自分で選び取っていけるというか、
前にちょっとでも進んでみたいという気持ちがあるんだったら、
それに正直に進んでみることを私はお伝えしたいなとは思います。
進んだらそれに責任を持ちますしね、自分で。
心に染み入りますね。
これはちょっと全国民に伝わったかな?
今回この話を聞いて三好病院に行こうか行かないか迷った方は、
ぜひまず行くという選択を取ってもらいたいですね。
一回足を運んでもらうっていう。
満足者に生きてもらうというところから、どういった土地なのかを知るのも大事ですよね。
あなたこと多くせずチャレンジしていくというね、前を向いていくというところで、
後悔ない選択が大事ということですよね。
僕もそういうマインドでこれから生きていこうかなと。
私本当にこの話にね、ちょっと打ち合わせがあったりして、
一回先生からこのお話ちょっと聞いてるんだけど、
もうちゃんと自分の世帳にメモしてました。
座右の銘みたい。
今もう心のときめちゃくちゃみたいになりましたね。
でもそれこそ、私が中学生の時に部活の顧問だった担任の先生がいるんですけれども、
その先生が、今頑張らねばいつ頑張るっていう言葉をくれたんですよ。
もうそれこそ予備校の林先生の何十年前からすでにその言葉を発していた先生がいて、
27:05
その言葉はすごく心に残っていまして。
明日も頑張ろうと思いましたね。
私も悩んでばっかりですけどね。
本当ね。
前川先生、今日は自分らしい時間と地域医療のバランスについてお話しいただきありがとうございました。
ありがとうございました。
本当に仕事と休日のメリハリの大切さとかもそうでしたけども、
最後のところでお話しいただいたような、好きなことを大切にしていくっていうことも、
結果的に患者さんのエネルギーにもつながっていくっていうところで、
心が温かくなるというか浄化されるというか、本当にパワーをいただいたお話でした。
ありがとうございました。
後悔しないようにこっちのほうがいいって思う選択をするためには、
やはり心と体が健康でないといけないと思いますので、
そういう点でも仕事に防殺されながらも、
自分の時間も自分のことも大切にできる人たちであってほしいと、
思います。
それは自分自身にも大事にしたいことがあると思いますし、
まだまだ未熟なところがあるので、頑張っていかなければいけないと思って。
今日のお話が、皆さんが自分の人生を考えるきっかけになってくれれば嬉しいです。
ありがとうございます。
それでは最後に前川先生、今回3回にわたってご出演いただいたんですけども、
このお話を聞いて三好病院に行きたいと思ってくださっているリスナーの皆さんに、
一言お言葉をいただけたらと思います。
ありがとうございます。
三好病院を含め、この県の西部は何より私のふるさとですので、
そこの部分は一番大事に思っていることですので、
私のふるさとを見に来てもらいたいというのもあります。
とても病院のすぐそばに吉野川が流れていて、
その隣には山々がさらなっていますし、
ちょっと車で走るとイヤという卑怯の字であったり、
すごくきれいな渓谷も見えますので、
自然を感じたいと思う人はぜひ来てもらいたいですし、
まずは百聞は一見にしかずですので、
おいしい食べ物もありますし、
徳島の人は何にでも育ちをかけるので、
育ち文化にもぜひ触れてもらいたいです。
その地域でしか感じられない、味わえない、
そういう経験がここでもまたあると思いますし、
聴いている方も想像できないことだと思うので、
30:02
まずは来てみてほしいです。
ぜひ来てもらってから、
感じてほしいですね。
ありがとうございました。
では最後にお知らせです。
徳島県では医師・看護師など、
医療従事者がまだまだ足りておりません。
移住して常勤で働くのはもちろん、
週1回の非常勤や短期の応援といった関わり方でも
大歓迎です。
少し興味がある、まずは話を聞いてみたいという方は、
番組概要欄の問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。
あなたの経験とスキルを、
徳島の医療現場で活かしてみませんか。
皆様からのご連絡をお待ちしています。
感想もお待ちしています。
番組への感想や質問は、
ハッシュタグ、「とくしま医師わくぞうラジオ」でシェアしてください。
ここまでお聞きくださった皆様、ありがとうございました。
お相手は、大野光輝と、
竹岡彩香でした。
前川先生、そしてリスナーの皆さん、またお会いしましょう。
さようなら。
さようなら。
31:38

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