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2023-03-01 16:31

#437 クリーンエネルギーETFのICLNはおすすめ?構成銘柄や将来性などを分かりやすく解説

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カーボンニュートラルに大きく貢献するとして注目を集めるクリーンエネルギー。

各国の政策の後押しもあり、中長期的に将来性のあるテーマと言えるでしょう。

では、ICLNを投資対象と見た時に、どのような特徴や注意点があるのでしょうか。わかりやすく解説しています。

★参考記事★

https://www.bridge-salon.jp/toushi/icln-etf/?utm_source=podcast&utm_medium=referral&utm_campaign=437

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株式会社インベストメントブリッジ作成

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。こんにちは、インターン生のしむらです。本日は、いろはに投資の記事紹介です。
ご紹介する記事は、1月23日に公開された、クリーンエネルギーETFのICLNはおすすめ?構成銘柄や将来性などを分かりやすく解説、です。
まずは、本記事の結論3点です。
1つ目が、ICLNは全世界のクリーンエネルギー98銘柄で構成されるETFであるということ。
2つ目が、他セクターに対して5年平均リターンは比較的高いということ。
3つ目が、カーボンニュートラルのトレンドによって将来性が高いということです。
ICLNはアメリカの資産運用会社であるブラックロック社が提供するETFで、太陽光発電や風力発電などのクリーンエネルギーに関する企業で構成されています。
株価は設定されて以来、上昇・下落・横割を繰り返していますが、今後の投資対象としておすすめなのでしょうか?
今回は、ICLNに投資する上で知っておきたい特徴や株価推移、構成銘柄や配当り回りなどについて余すことなく解説します。
そもそも、ICLNとは何でしょうか?
ICLNは、S&Pグローバルクリーンエネルギー指数に連動するように運用されるインデックス型ETFのことです。
ETFとはエクスチェンジトレーディファンドの略称であり、日本語では上場投資神託と言います。
ETF自体が数多くの銘柄、企業を含んでいるため、一つのETFに投資すれば、複数の銘柄に投資した場合と同じ分散効果が得られます。
ICLNは、全世界株の中でもクリーンエネルギー産業98銘柄に投資しているETFであるため、ICLNに投資すれば、クリーンエネルギーセクターに属する太陽光発電や風力発電などの事業を展開する企業に分散投資ができるということになります。
続いて、ICLNの基本情報を見ていきましょう。
ICLNを運用しているのは、世界最大の資産運用会社、ブラックロック社です。
ICLNの他にも、信託報酬を安く抑えた人気ブランドETF、iSharesシリーズを運用しています。
米国大手の運用会社に運用されているため、経費率が0.4%と比較的低い水準になっています。
次に、ICLNの配当利回りについてです。
ICLNは半期に一度配当を出しています。
ICLNの直近配当利回りは1.26%で、支払い日になると自動で指定口座へ振り込んでくれます。
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分配金が支払われるのは、6月末と12月末になっています。
配当金は平均的ですが、今後業績の拡大次第では増廃が見込めます。
次に、ICLNの構成銘柄を見ていきましょう。
電力や再生可能エネルギーの発電事業者など、エネルギーセクターの企業が44%と多くの割合を占めています。
また、電力産業だけでなく、半導体産業も25%ほど構成銘柄に入っています。
太陽光発電のパネルに代表されるように、再生可能エネルギー発電には半導体が密接に関わっています。
そのため、半導体産業も構成銘柄に組み入れられています。
ICLNの組み入れ銘柄のうち、上位3社はベスタスウインドシステムズ、イベルドローラ、エンフェイズエナジーとなっています。
今ご紹介したのは上位3社ですが、上位10社を見てみると聞いたことがない企業が多いことがわかります。
組み入れ銘柄の特徴として、国籍が多岐にわたっていることが挙げられます。
米国や欧州、イスラエルといった中東からインドまで、クリーンエネルギー産業における世界中の有力企業を網羅しています。
また、発電装置の製造や電力の販売を行う工益事業が上位に来ています。
全体の銘柄数が98社と少ないため、他のセクターETFと比べると、上位10銘柄の割合が51.3%と高くなっています。
続いて、先ほどご紹介したICLNの組み入れ上位3銘柄について詳しく見ていきましょう。
まずはじめに、組み入れ比率1位のベスタス・ウインド・システムズです。
組み入れ比率は7.38%となっています。
ベスタス・ウインド・システムズは、1945年に設立され、デンマークに本拠を置く風力発電機の設計、製造、販売を行う会社です。
世界88カ国に合計160キロワットの風力発電機を納入しました。
風力発電機は再生可能エネルギーへのシフトで、需要が高まっています。
2021年12月期決算では、営業収益155億87万ユーロ、前年費5.18%増、当期純利益1億76万ユーロ、前年費77.1%減と増収はしたものの、現役で着地しました。
競争の激しさやサプライチェーンの混乱によって、前年度に比べて研究開発費や販売費及び一般管理費が増加したことが背景にあります。
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次に、組み入れ比率2位のイベルドローラです。
組み入れ比率は7.03%となっており、1位のベスタス・ウインド・システムズと約0.3%差で、ほぼ同じ比率となっています。
イベルドローラはスペインに本社を置く多国籍電力会社です。風力発電以外にも、火力発電、原子力発電、水力発電など様々な発電所を有しています。
同社は約3万4千人の従業員を要し、約3167万人の顧客にサービスを提供しています。
スペインのほかに、イギリス、アメリカ、ブラジル、メキシコなど世界各地で事業を展開しています。
日本でも2020年に養生風力発電の合弁事業を立ち上げると発表しました。
地域が分散していて収益が安定しているのが強みです。
また、売上高純利益率が10%前後と同業他社と比較して高いのが強みです。
最後に、組み上げ比率3位のエンフェーズ・エナジーです。
組み入れ比率は6.94%となっており、組み入れ比率2位のイベルドローラの7.03%と近い値となっています。
エンフェーズ・エナジーはカリフォルニア州フリーモントを拠点に太陽光発電向けマイクロインバータシステムの設計、開発、製造、販売を行う企業です。
マイクロインバータとは、発電した電力を直流から交流に変換する装置のことです。
従来ではパワーコンディショナーに集めてから変換されていましたが、マイクロインバータでは各パネルごとに変換されます。
マイクロインバータを採用することによって、費用の低下や発電量の増大が見込めるといったメリットがあります。
2021年11月期決算では営業収益13億8200万ドル、前期費78.6%増、当期純利益1億4500万ドル、前期費9.0%増と増収増益で着地しました。
続いてICLNの株価推移を見てみましょう。
カーボンニュートラルの風潮が高まる中、ここ10年間では上昇傾向にあります。
直近5年では2021年1月に高値をつけた後、コロナショックや2022年の利上げで下落傾向にあります。
世界的な金利上昇によって成長期待が励落ち、株価低下につながりました。
他のセクターETFと1年、5年リターンを比較してみましょう。
比較してみると、5年平均リターンが18.01%とリターンが一番高くなっていることがわかります。
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クリーンエネルギー産業は成長期待が高く、利上げ前には価格が大幅に上昇していたため、5年リターンは高くなっています。
一方で1年リターンも情報技術や一般消費財といった3割程度下落しているセクターに比べて-5.29%と比較的下落幅は抑えられています。
次にICLNに投資するメリット・デメリットについてです。
ICLNに投資する上で知っておきたい特徴は3つです。
将来性のあるテーマだということ、2つ目が分散投資ができるということ、3つ目が小額投資ができるということです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まず初めに将来性のあるテーマだということについてです。
クリーンエネルギーは将来性のあるテーマとして人気を集めています。
近年、地球温暖化や相次ぐ気候変動によってカーボンニュートラルへの機運が世界的に高まっています。
カーボンニュートラルとは、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量と植林・森林管理による給水量を均衡させることです。
日本でも2020年10月に当時の菅政権が2050年までにカーボンニュートラルを達成する方針を明らかにしました。
カーボンニュートラルに大きく貢献する存在として再生可能エネルギーが世界的に注目を集めています。
カーボンニュートラルの実現には数十年かかるため、このトレンドは中長期的に続くでしょう。
そのような状況の中、クリーンエネルギー産業の追い風になると考えられるのが、政府による積極的な投資です。
米国は2030年に温室効果ガス排出量を2005年度比で5割削減するとの目標を掲げていて、
その達成のために2022年8月に再生可能エネルギーを支援する法案が成立しました。
その法案によると約3700億ドルが気候変動対策と再生可能エネルギーの促進に投じられます。
政府による後押しも相まってクリーンエネルギー産業の成長が期待されています。
米国や日本以外にも、EUも2021年から7年間、
欧州グリーンディールという政策で約5400億ユーロ、69兆円相当の巨額の投資をカーボンニュートラルにすることを決定しています。
次に、分散投資ができるということについてです。
ICLN1つに投資するだけで98メーガルに投資できるのが大きなメリットです。
投資をする上で大事なことは、分散投資を行い、リスクを最小限に抑えることです。
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ただ、分散されているとは言っても、同一産業内で分散がされているという点には注意が必要です。
ICLNは合成割合上位10社が全体の51.3%を占めているため、いくら分散されていても上位企業の値動きに翻弄されるでしょう。
そのため、さらに分散投資をしたい方は、クリーンエネルギー産業と相関関係の低いセクターにも投資するなど工夫も必要です。
最後に、小額投資ができるということについてです。
ICLNの現在の価格は約21ドルなので、日本円だと約2700円で投資ができます。
為替レートは128.5円を想定しています。
1単位2700円は比較的買いやすい価格と言えるでしょう。
米国株は1株単位で投資でき、投資初心者や学生の方にとって1株3000円未満で投資できるのは魅力的です。
しかし、数百円単位などもっと小額で投資をしたい方は、投資新宅を利用するのがおすすめです。
米国に投資できるものとして、S&P500に投資できる投資新宅であるEMAX Slim S&P500などへの投資から始めるのが良いでしょう。
そして、ある程度の余裕資金ができたらETFに投資してみましょう。
投資新宅であれば100円から投資でき、配当金を受け取らずそのまま再投資することもできるので、副利効果も得られます。
ただ、その分ETFよりも手数料が高くなるため注意が必要です。
今回はICLNについて株価推移や構成銘柄、配当利回りなどを解説してきました。
最後に本記事で最も重要なポイントを振り返ってみましょう。
ICLNとは全世界株の中でもクリーンエネルギーセクター98銘柄に投資しているETFです。
そしてICLNの組入れ銘柄の特徴は国籍が多岐にわたっていることです。
米国や欧州、イスラエルといった中東からインドまでクリーンエネルギーセクターにおける世界中の有力企業を網羅しています。
また、発電装置の製造や電力の販売を行う公益事業が上位に来ています。
ICLNは世界中のクリーンエネルギー関連企業に投資できるETFなので、今後も世界経済が成長していくと考える人は長期目線で投資するのも選択肢の一つです。
ただ、投資の世界では何が起こるかわからないためICLNが大きく値下がりする可能性も大いにあります。
指標などを鑑み、投資判断はご自身でお願いいたします。
最後に本日の息抜きです。
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以前、私はお菓子が大好きだという話をさせていただいたと思うのですが、今日はサーティーワンについてお話ししたいと思います。
サーティーワンの1月の期間限定フレーバーでストロベリーピンクマカロンというフレーバーが発売されていました。
私はそれをつい数日前に発見し、かわいい見た目にも惹かれましたし、おいしくないわけがないと思って絶対に食べたいと思いました。
しかしその後すぐ予定があったのでその場で買うことはできませんでした。
そして後からネットで情報をチェックしたところ、その発見した次の日に2月からの限定フレーバーが発売されていて、
ストロベリーピンクマカロンの終売が近いのでは?と今非常に焦っております。
まだ食べられていないので、今週末友人と遊ぶときに付き合ってもらい、わずかな可能性にかけてサーティーワンに行ってみたいと思います。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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