1. いろはにマネーの「ながら学習」
  2. #438 【半導体銘柄】半導体製..
2023-03-03 16:59

#438 【半導体銘柄】半導体製造装置メーカー(前工程編)本命銘柄5社をご紹介

spotify apple_podcasts youtube

あなたの周りにある、多くの製品に搭載されている半導体。

新型コロナウイルス感染拡大による「半導体不足」で耳にすることも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、半導体製造装置の意味や、今注目したい半導体製造装置メーカー関連銘柄5選を分かりやすく解説!

★参考記事★

【半導体銘柄】半導体製造装置メーカー(前工程編)本命銘柄5社をご紹介!⇒https://www.bridge-salon.jp/toushi/semiconductor-frontendmaker/?utm_source=podcast&utm_medium=referral&utm_campaign=438

【半導体とは】半導体不足はなぜ起きた?2023年の業界動向も分かりやすく解説!⇒https://www.bridge-salon.jp/toushi/semiconductor/?utm_source=podcast&utm_medium=referral&utm_campaign=438

【半導体銘柄】半導体メーカー(ロジック編)本命銘柄5社をご紹介!⇒https://www.bridge-salon.jp/toushi/semiconductor-logicmaker/?utm_source=podcast&utm_medium=referral&utm_campaign=438

【半導体銘柄】半導体メーカー(メモリー編)本命銘柄5社をご紹介!⇒https://www.bridge-salon.jp/toushi/semiconductor-memorymaker/?utm_source=podcast&utm_medium=referral&utm_campaign=438


ブリッジサロン

https://www.bridge-salon.jp/?utm_source=podcast&utm_medium=referral&utm_campaign=438

株式会社インベストメントブリッジ作成

00:03
インベストメントブリーチがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、インターン生の酒田です。
本日は、記事のご紹介です。
本日ご紹介する記事は、半導体製造装置メーカー)本命銘柄5社をご紹介、です。
まずは、結論から3点お伝えします。
1つ目、半導体製造装置メーカーは、大きく6種類に分類できる。
2つ目、ファウンドリや半導体メーカーの設備投資の影響を受けやすい。
3つ目、日米企業のシェアが高い傾向にある。
あなたの周りにある多くの製品に搭載されている半導体。
新型コロナウイルス感染拡大による半導体不足で、耳にすることも多いのではないでしょうか。
実は、この半導体を作る機会が大変重要になってきます。
そこで、本日のエピソードでは、半導体製造装置の意味や、
今注目したい半導体製造装置メーカー関連命柄を分かりやすく解説していきます。
まずは、半導体メーカーの基礎知識から分かりやすく解説していきます。
そもそも半導体メーカーとは、半導体の設計や製造、加工などを行う企業のことを幅広く指します。
講義には半導体製造装置メーカーや半導体材料メーカーを含むこともあります。
ここで言う半導体とは、ICチップのことを指している場合が多いです。
ICチップとは、シリコンチップの上に従来別々だったディスクリート、トランジスタやコンデンサなどの機能をまとめたものです。
半導体とよく同期とされるICは、大きくロジックとメモリー半導体に分けることができます。
本日取り上げるロジック半導体は、デジタル信号をメモリから読み取り、何らかの処理を実行した上でメモリに書き込む専門性の高いICです。
また、CPUを搭載していて複数の機能、装置をまとめてチップ化したマイクロもロジックの一種で、PCやスマートフォンの新造部を構成しています。
では半導体とはどのように作られるのでしょうか。
半導体の製造過程を見ていきましょう。
半導体の製造工程は大きく、設計工程、前工程、後工程の3つに分けられます。
材料であるシリコンから最終製品である半導体チップまで、400から600の工程が必要だと言われていて、多くの企業が関わっているのです。
それだけ高負荷価値の製品だということがわかります。
設計、前工程、後工程のうち、今回取り上げるのは前工程です。
具体的なプロセスはいろはに投資の記事でイラストを用いてわかりやすく解説をしているので、概要欄の方からぜひ確認してみてください。
03:02
半導体製造装置メーカーは、その名の通り半導体を作るための装置を製造・販売している企業です。
半導体製造装置メーカーとは具体的にどのような企業があるのでしょうか。
装置メーカーは半導体の製造過程ごとに分類することができます。
例えば、前工程の中でも線膜装置を製造する企業、路口装置を製造する企業や線状装置を製造する企業があります。
半導体製造装置メーカーは半導体メーカーやファウンドリー企業の通り、
半導体製造装置メーカーは半導体メーカーやファウンドリー企業の動向に大きく左右されます。
昨年、メーカーやファウンドリーが設備増強を発表し、製造装置メーカーに多くの注文が入りました。
過去最大の設備投資が続いており、今後も高い水準で成長することが見込まれます。
では、半導体製造装置メーカー関連企業には一体どのようなところがあるのでしょうか。
ここからは半導体製造装置メーカー関連メーカらをご紹介していきます。
まず初めにご紹介する企業は東京エレクトロンです。
東京エレクトロンは東証プライムに上場していて、時価総額は約7.26兆円となっています。
日本で14番目に時価総額の高い企業です。
そんな東京エレクトロンは半導体製造装置メーカー史上にて、世界シェア第3位で日本企業では最もシェアが大きいです。
同社の強みとして、前工程における製造装置を網羅している点が挙げられます。
前工程における機関工程4つの製造装置を作っている世界唯一の企業になっています。
前工程を担う企業はほとんど東京エレクトロンで装置を備えられるのです。
半導体製造装置は1台購入するのに億単位の費用がかかるのも多く、顧客側は慎重に質の高い製品を選ぼうと考えます。
また半導体装置業界は設備投資が膨大なため、業界への参入障壁も高く、同社のように高いシェアを誇っている企業がさらに業績を伸ばすことが可能になります。
パッケージングや検査などの後工程においてもプレゼンスが高いです。
どのような製品でシェアが高いのでしょうか。
半導体製造装置においてはどの製品も4分の1以上ものシェアを誇っており、クォーター・デベロッパーについて89%と圧倒的なシェアを獲得しています。
半導体製造装置に加えてFPD製造装置においても高いシェアを誇っています。
TVやスマートフォン、PCディスプレイなど私たちの生活に浸透し、生活必需品ともいえる機器に搭載されています。
収益面では営業利益率が年々改善しており、現在では約30%と技術力を生かした付加価値の高いビジネスモデルの確立に成功しています。
06:06
この収益性の背景には幅広い製品展開と開発から販売まで一貫したビジネスモデルが挙げられます。
続いてご紹介する企業はアプライドマテリアルズです。
アプライドマテリアルズはナスタックに上場していて時価総額は12.6兆円となっています。
同社は半導体製造装置市場でシェア1位を誇るリーディングカンパニーです。
ウェハ状に作られる薄膜の形成石に使用される製造装置に強みがあります。
さらに化学研磨剤を使って機械的にウェハを研磨する工程で使用されるCMP装置でも世界シェアトップを獲得しています。
加えて不要になった薄膜を取り除くドライエッチング装置ではラムリサーチ東京エレクトロンに次いで世界第3位となっています。
収益面については送付費用に占める固定費の割合が高いので売上が伸びるとその分利益も伸びる傾向があります。
また配当利回りは0.8%と低いですが自社株買いが多いです。
実際過去5年の累計買い戻し額は132億ドルとなっています。
2023年2月16日に発表した決算ではアナリスト予想を超える売上見通しだったため株価は上昇しました。
これは半導体各社が生産能力を拡大していることが顕著な見通しの背景にあります。
またパソコンやスマートフォン向け半導体需要が低迷する中電気自動車EV向けなどの需要が増えていることも同社にとって追い風となっています。
2022年は株価が38%下落したので上昇トレンドへの転換点とも捉えられます。
続いてご紹介するのはASMLホールディングです。
ASMLホールディングはNASDAQに上場していて時価総額は約33.8兆円となっています。
同社はオランダ日本社を国企業でアムステルダム取引所にも上場していますが、ADRを通じてNASDAQにも上場しています。
オランダ企業では2位のプロセスに2倍以上の差をつけて時価総額が1位です。
同社は半導体製造装置市場で市や第2位の企業です。
路向装置に強みがあり市場シェアはなんと90%以上と圧倒的なプレゼンスを起こっています。
特に最先端半導体の製造に欠かせないEUV路向装置を供給できる唯一の装置メーカーとなっています。
路向装置シェア2位のCanonと3位のNikonは苦戦に強いられています。
2023年1月に発表した第一市販機の売上高見通しはアナリスト予想を上回りました。
同社の先端半導体製造装置への強い需要が背景に挙げられます。
09:03
また、ウェニックCEOは売上高が2023年に25%余り増加し、荒利益率が前年から改善するとの見通しを示しました。
一方で2023年2月に、中国在勤の元従業員が同社の装置の技術情報を保存するために使用しているソフトウェアシステムからデータを不正流用したことが明らかとなり、大きく売られてしまいました。
続いてご紹介するのはスクリーンホールディングスです。
スクリーンホールディングスは当初プライムに上場していて、時価総額は約5200億円となっています。
同社は半導体製造装置市場でシェア第7位の企業です。
洗浄装置に強みがあり、洗浄装置市場では世界1位のシェアが起こっています。
このウェハ洗浄は全工程の約30%を占めているとも言われ、その除去率の高さによって生産性が変わる非常に重要な工程です。
洗浄方法にはウェット洗浄とドライ洗浄がありましたが、現在では99%以上がウェット洗浄となっています。
ウェット洗浄装置にはウェハを1枚ずつ洗う、万用式と複数を同時に洗うバッジ式が存在しています。
スクリーンホールディングスでは全社で35%、後社で約60%のシェアを獲得しており、洗浄装置市場のリーディングカンパニーです。
万用式とバッジ式だとどちらが良いのでしょうか?
バッジ式の方がコスト面で有利ですが、万用式の方だと処理状況に応じて柔軟に対応ができます。
そのため、どちらの方がスルエているなどは一概に言えず、製造上の必要なプロセスによって変わってきます。
最後にご紹介する企業はレーザーテックです。
レーザーテックは当初プライムに上場していて、時価総額は約2.1兆円となっています。
リーマンショック直後の2009年から11年間で時価総額が100倍になっています。
同社は検査装置に強みがあり、その中でもフォトマスクの検査を得意としています。
もともと半導体業界ではフォトマスクの検査を人の目視で行っていました。
しかし、1976年にレーザーテックが世界で初めてフォトマスクの欠陥検査装置を開発しました。
現在ではEU分野を用いたマスクブランクスの検査装置に関しては世界でレーザーテックしか生産できないため、世界シェアが100%と市場を独占しています。
フォトマスクの検査装置についても世界シェアが約80%となっています。
マスクブランクスとは露光の際に必要な素材となっています。
マスクブランクスは露光に欠かせないにも関わらず、同社は高いシェアを誇っており、半導体製造において必要不可欠な企業となったのです。
収益の特徴としては大手半導体メーカーが売上の多くを占めていることです。
12:03
TSMC、サムソン、インテルの3社が売上の約80%のため、大手メーカーの同行が同社に大きな影響を及ぼします。
また、シェア100%といっても検査装置業界の競合で資金力もある、経営転向るが追随する可能性もあるため目が離せません。
では、今後半導体製造装置メーカーの需要は伸びるのでしょうか?
今後の国内外の半導体製造装置メーカーの市場がどのように動いていくのか考察していきましょう。
半導体そのものはPCやスマートフォン、自動車、家電など様々なものに搭載されており、
どれも今後需要が伸びていくにつれ半導体製造装置メーカーへの追い風となるでしょう。
新型コロナウイルス感染拡大による新たな需要拡大とそれに伴う供給体制の逼迫で半導体不足は継続していますが、
スマホやPC用のロジック半導体やメモリー半導体は供給過多になっています。
世界半導体市場統計によると、2023年の半導体市場の成長率は-4.1%と予測されており、
シリコンサイクルが抗体局面にあった2019年以来4年ぶりのマイナス成長となる見込みです。
日本半導体製造装置協会によると、同期間の半導体製造装置市場の成長率は-6.6%となっており、
各社の設備投資の落ち込みが予想されています。
しかし、2024年度は22.8%増加することが見込まれています。
本格的なメモリー投資の回復と複数の大規模ロジック投資が見込まれているからです。
本日は半導体製造装置メーカーの基礎知識や半導体製造工程、半導体製造装置メーカー関連名柄について詳しく解説してきました。
最後にこのエピソードで重要なポイントを3つまとめます。
1.半導体製造装置メーカーは大きく6種類に分類できる。
2.ファウンドリーや半導体メーカーの設備投資の影響を受けやすい。
3.日米企業のシェアが高い傾向にある。
半導体製造装置メーカー関連名柄に限らず、株式投資では時代の流れを読むことがとても大切です。
今何が流行っているのか、これから普及するテクノロジーは何かなど、日々ニュースに触れておきましょう。
本日の息抜き
今日のエピソードでは半導体の製造メーカーについて学びました。
半導体はPCやスマートフォンの心臓部を構成していて、コンピューターや電波を使うものは半導体が使われています。
つまり、私たちの生活に欠かせないのが半導体です。
今回のこの息抜きコーナーでは、通信技術を支える半導体の最新ニュースをお届けします。
15:06
それは、NTTとKDDIが6G光通信の共同開発を開始するというニュースです。
まず、6Gとは何でしょうか。
皆さんが使用しているスマートフォンで使用されているのは、現在、4Gあるいは5Gが主流です。
5Gでさえ最近登場した次世代の通信システムとして、世界中で導入、整備が進められている通信システムです。
そして、5Gからさらに進化した6Gとは、2030年をめどに導入される予定です。
6Gでは、5Gによって当たり前となっていた高速通信がさらに多彩な環境で行えるようになります。
第6世代移動通信システムのことです。
NTTとKDDIは国内で競合関係ではありますが、次世代通信の開発で手を組むことで、
世界の通信会社や機器・半導体メーカーとの共同開発を推進する狙いもあるそうです。
日本は5Gではインフラ整備で、アメリカや韓国に1年ほど遅れてしまいました。
6G開発の今後の動きに期待していきましょう。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
ぜひこの番組への登録と評価をお願いいたします。
ポッドキャストのほか、公式LINEアカウント、ツイッター、インスタグラム、フェイスブックと各種SNSにおいても投稿しているので、そちらもぜひフォローをよろしくお願いいたします。
ローマ字で、あっといろはに投資です。
また、株式会社インベストメントブリッジは、個人投資家向けのIR、企業情報サイト、ブリッジサロンも運営しています。
こちらも説明欄記載のURLよりぜひご覧ください。
16:59

コメント

スクロール