インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の斎藤です。
おはようございます。インターン生の山口です。
さて、山口さん。最近スーパーでお米を買うときに、そのお米の価格の高さに驚いたことってありませんか?
実は今、米価格の上昇って大きな社会問題になってますよね。
そうですね。私、実家が米育てていて、実はお米買ったことないんですけど。
でも、連日ニュースでお米の価格についてやってるのはよく耳にしてます。
そうですよね。
今日はそんな米価格上昇の背景と、株主優帯でお米がもらえる企業3社をご紹介していきます。
それはすごくありがたいですね。
その前に恒例のちょこっと株辞典のコーナーです。
今日の用語は何ですか?
今日の用語はインフレーションです。
インフレーションとは、物やサービスの価格が全体的に上昇し続ける現象のことを指します。
略してインフレとも呼ばれていますね。
今まさに私たちが体験している米価格の上昇もインフレーションの一例ということですね。
本当にその通りです。
インフレーションが起こると、同じ金額でも以前より少ないものしか買えなくなってしまいます。
これによって実質的に購買力が低下することにもなります。
投資家にとってはインフレ対策として、現物資産への投資というものが注目されることもあります。
なるほど。インフレーションの影響を理解することで、投資戦略も変わってくるんですね。
はい。それでは本編に戻りましょう。
ここからは米価格上昇の背景について詳しく見ていきたいと思います。
本当にニュースでは耳にしているんですけど、実際米価格が上昇している理由ってどんなものがあるんですか?
はい。主な要因として三つ挙げられます。
まず一つ目がですね、気候変動の影響です。
昨年の猛暑により米の流通量が減少し、価格が上昇しました。
今年も夏の高温が懸念されており、生産者は対策に追われています。
気候変動が農作物に与える影響って、本当に深刻になってきてますよね。
そうですよね。
二つ目に挙げられるのが、生産コストの上昇です。
肥料価格の高騰などが影響して、2024年産の外産金は東北地方で前年比2〜4割の大幅な引上げとなりました。
なるほど。本当にコストが上がってしまうと、農家の方々も価格転嫁せざるを得ない状況になってしまいますもんね。
はい。本当にそうなんですよね。
そして三つ目に挙げられるのが、需要と供給の逼迫です。
インバウンド需要の増加であったり、買い溜めなども需給を逼迫させました。
外食チェーン店では、国産米の価格高騰を受けて輸入米の活用を広げる動きも見えています。
なるほど。
政府はどんな政策を今後行っていく予定なんでしょうか?
はい。政府は備蓄米の放出や輸入米の活用などの対策を講じています。
特に小泉慎二郎農林水産大臣は、備蓄米の店頭価格を5kg2000円で実現できると表明した上で、
大手小売業者への随意契約によって、放出した備蓄米が翌週には中小のスーパーなどに、なんと1800円ほどでお米が行き渡るというふうに説明しているんですよね。
なるほど。先ほどニュースで、アイリス大山がもうすでに動き始めているというものを見たんですけど、今の相場を考えると、5kg2000円って安すぎませんか?本当に実現するんですかね?
いや、本当にそうですよね。アイリス大山とか、あと楽天グループとかのホームページでも、5月29日に備蓄米の販売予約が開始したんですけども、
もう本当に20分くらいで販売したというニュースを私も目にしました。なので小泉慎二郎農林水産大臣の発言には個人的に疑問を感じていたりもしますね。
現在、新米の価格が前年比50から80%高となっている店舗もあって、いきなり5kg2000円、翌週から1800円を維持するというのは、ちょっと現実的ではないのかなというふうに思ってしまいますね。
実際、備蓄米とはいえ流通であったり小売業者の利益を考えると、本当にこの価格で消費者に届き続けるのかといった点が疑問ですね。
そうですね。本当に見かけ倒しの政策になってしまっていて、仮に一時的に実現することはできても、備蓄米ってもともと限りがあるものですし、根本的な解決にはならないのではないかなというふうに考えます。
はい。まさにそこが問題なんですよね。一時的な価格抑制効果はあるかもしれませんが、備蓄米がなくなった後はどうするのか?であったりとか、結局は生産コストや気候変動などの根本的な課題に向き合わないと、また同じことを繰り返すことになる気がしますね。
そうですね。そしてもう一つ気になるのが、前農商の江藤氏の米を買ったことがない発言ですね。
いやー、これって本当にひどい発言だったと思ってますね。国民が米価格の高騰で苦しんでいる時に、農政を司る大臣が米を買ったことがないなんて、本当に現実感の無さに愕然としました。
その後も支援者からもらうから売るほどあると続けたんですね。もう完全に国民目線を失っているとしか思えませんね。
はい、そうですよね。これって農政の根本的な問題を象徴していると思うんですよね。農業政策を決める人たちが実際に農産物を購入している消費者の実情を理解していない。だから現場とかけ離れた政策になってしまうんじゃないでしょうか。
本当にそうですね。もう気上の空論とは本当にこのことを指しますよね。国民の批判が殺到して辞任に追い込まれたのも本当に当然だと思います。
でも公認の小泉農林水産大臣の5キロ2000円発言も結局は同じような問題を抱えているような気がしてなりませんね。
政治家の皆さんにはもっと現実を見てほしいです。スーパーで実際にお米を買って家計の影響を実感してから政策を語ってほしいものです。
本当におっしゃる通りですね。
ドラッグストアって本当にいっぱいあって、競争が激しいイメージがあるんですけど。
うーん。
高齢化社会で超在需要も伸びているでしょうし、比較的安定した事業モデルだと思います。
株主優待のお米券も日用品を扱う企業らしい実用的な内容で構成されています。
これにより、超在閉設型ドラッグストアの価値を高めることができるのではないかと思います。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
そうですね。
3社目を教えてください。
はい。最後にご紹介するのが積水ハウス。証券コード1928です。
プレハブ住宅大手で1000株以上保有で宇野沼さんこしひかり5キロがもらえます。
積水ハウスといえばCMでおなじみの積水ハウスってやつですね。
宇野沼さんこしひかりは日本を代表する高級米ですね。
はい。そうなんですよ。
2025年1月期の業績は売上高前年同期費の30.6%増の4兆585億円。
営業利益は前年費22.3%増の3313億円と、すごい大幅な増収増益を達成しています。
アメリカでのM&Aなどグローバル展開も積極的に進めています。
さすが住宅業界の大手ですね。
はい。
でも1000株必要ってことは結構な投資額になりそうなんですが。
積水ハウスの株価を考えると優待目的だけで投資するには相当な基資金が必要になりますね。
5月30日の終わり値で株価が3283円となっておりますので、1000株ってなると約320万円以上かかる計算になります。
宇野沼さんこしひかり5キロって確かに魅力的なんですけど、費用対効果を考えるとちょっと微妙かもしれませんね。
そうですね。短期的な目線では優待でお米がもらえるのは嬉しいんですけど、やっぱり企業の本質的な価値の見極めであったり、
自分がどんな企業に投資したいかっていうものを見極めることが必要になってきますね。
はい。本当にまさにその通りです。
特に最初に紹介したTBKのように業績が不安定な企業の場合、優待だけに目を奪われて投資判断を誤ってしまう可能性もあります。
一方で2番目に紹介したクリエイトSDのように堅実な成長を続けている企業であれば、優待プラス企業価値の向上も期待できるかもしれません。
そうですね。それにしても米価格の高騰問題は深刻ですよね。政府の対応もバータリ的な印象を受けます。
本当にそう思います。備蓄前の放出も一時しぬぎじゃないし、根本的には気候変動への対応や農業の構造改革が必要なはずです。
でも政治家の皆さんは選挙のことばかり考えて、長期的な視点が増えているような気がしてしまいます。
私たち消費者にとっては、こういう状況だからこそ株主優待を上手に活用して家計を守っていくことも一つの手段かもしれませんね。
ただし投資はあくまで自己責任で、企業をしっかり分析してから判断することがすごく重要になってきますよね。
はい。本日ご紹介した企業は主観による情報提供であり、投資を推奨するものではありません。