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2025-08-15 14:51

日経平均史上最高値更新!背景をわかりやすく解説

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サマリー

日経平均株価が最高値を更新し、特にアメリカの投資家からの買いが活発である背景が解説されています。主要な要因として、関税交渉の進展や金融緩和によるマネーの流入が挙げられ、今後の見通しにも言及されています。日経平均株価が市場最高値を更新し、43,000円台に突入した背景には、アメリカとの関税交渉の進展や世界的な金融緩和があると説明されています。また、個人投資家にとっては、長期的な視点を持つことが安定したリターンの秘訣であると強調されています。

日経平均株価の動き
インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報をわかりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら劇する感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の塚田です。
おはようございます。インターン生の古田です。
塚田さん、そういえば、お盆に入ってますが、お盆休み中も相場って結構動くんですね。
そうですね。ちょっと意外でしたね。
はい。お盆休みはちょっと満喫してしまっていて、株価を全くチェックしていなかったんですが。
本当ですか。それ結構もったいないかもしれない。
っていうのを、8月の12、13、大体お盆あたりなんですけど、すごいニュースがありまして、
久しぶりなんですけど、日経平均が2日連続で史上最高値を更新したっていうニュースがありまして。
そうなんですか。お盆休み中に最高値更新って、なんだか聞いたことがないっていうか、聞きなじみがないって感じなんですが、
普通こういう連休中って取引も少なくて、静かなイメージがあってっていうのは。
まあ、そうですよね。僕も実は結構びっくりしていて、でもなんか蓋を開けてみると、海外からの買いがすごく活発だったみたいで、
特にアメリカの投資家が日本株を積極的に買ってきているようなんです。
なるほど。海外マネーですかね。確かに、円安も続いてますもんね。
外国人投資家からすると、今の日本株って魅力的に見えるんですかね。
はい、おそらくそうなんだと思います。今日はそのあたりも含めて、詳しく解説していきますので、ぜひお楽しみにしていてください。
その前に、いつものコーナーいきましょうか。
それでは、ちょこっと株辞典のコーナーです。
今日取り上げるのは、CTAという用語です。
ふるさとさん、CTAって聞いたことありますか。
聞いたことはあるような、ないようなって感じなんですが、正直ちょっとよくわからないですね。
何かの略語ですか。
はい、その通りです。
CTAっていうのは、コモディティートレーディングアドバイサーの略で、日本では商品投資顧問と訳されることが多いですね。
でも実際には、商品だけじゃなくて、株式や債権、価値なども含めた非常に幅広い資産にシステマティックに投資する運用会社のことを指します。
システマティックっていうのは、人間の感情に左右されずに、コンピューターが自動的に売買するっていうことですよね。
はい、まさにその通りで、CTAっていうのは主にトレンドフォロー戦略を使って、簡単に言っちゃえば数学的なモデルを用いてっていう話なんですけど、投資判断を行う形となります。
今回の日経平均の上昇でも、こうしたCTAの買いが相場を押し上げた要因の一つと言われています。
なるほど、機械的に買いが入ると相場の動きも加速しやすくなりそうですね。
まさしくそうなんですよね。一回トレンドが始まると、CTAがそれに乗って、さらに相場を押し上げたり押し下げたりするなんてことがあります。
そのモメンタムに乗じて、さらに別のCTAが乗るなんてこともあるので、かなりトレンドを作るって意味合いにおいては、CTA非常に重要な要素となっているかというふうに思います。
今回の株高でも、CTAの影響は全然無視できませんですね。
それでは本編に入っていきましょう。
今回のメインテーマは、日経平均株価の市場最高値更新についてとのことですが、塚田さん、まず今回の株高の概要から教えてもらえますか?
まず8月12日の取引で、日経平均株価が終わり値で42,718円を記録し、2024年7月に付けた過去最高値の42,224円を上回った形となります。
これ実は1年1ヶ月ぶりの最高値更新となったというわけなんです。
すごいですね。1年1ヶ月ぶりということで。
さらに翌日、13日も続けて上昇したんですよね。
はい。この時のモーメントがすごくて、12が42,718円だったのに対して、13日には終わり値で43,274円まで上昇し、連日での市場最高値更新となりました。
上げ幅が556円、率にして1.3%の上昇で、取引時間内には一時43,451円まで上昇する場面もありました。
すごい勢いですね。
でも塚田さん、そもそもなぜこのタイミングで日本株がこんなに買われているんでしょうか?
買いの背景
はい、こちらいくつか要因が重なっているんですけど、まず最も大きいのがアメリカとの関税交渉の進展だというふうに思われます。
トランプ大統領がいろいろ関税に関する表明を発表していますけど、中国との関税休戦を90日間延長したことに加えて、対日関税の上乗せについても是正の方向で調整が進んでいるという報道が交換を呼んで株高につながったというふうに考えられます。
なるほど。関税問題って今までのポッドキャストでも取り上げてますけど、日本企業の業績にとても大きく影響しましたもんね。
はい、本当にまさしくその通りで、特に自動車メーカーなんかの輸出企業、あともうちょっと身近な例で言うと、任天堂とかソニーとかゲーム関連の企業だったりは、関税政策の動向をかなり受けやすくて、業績だったり株価も大きく左右されがちという傾向があります。
今回この不透明感が少し和らいだことで、投資家がリスク試算である株式を買いやすくなったというふうに見られています。
なるほど。他には例えばどんな要因があるんですか?
あとは世界的な金融緩和によるマネーの膨張も大きな要因だというふうに考えられます。
各国の中央銀行が今全体的に緩和的な金融政策を続けていることで、余ったお金が株式市場に流れ込んできているんです。
特にアメリカの利下げ期待も高まっていて、これも日本株の買いを後押ししています。
アメリカの利下げが日本株にプラスになるのって直接的に関係があるのかなと思うんですが、どういう仕組みなんですか?
非常にいい質問だというふうに思います。
ちょっと複雑な感じなんですけど、アメリカに限らず金利が下がると銀行にお金を預けることによるリターンが減りますよね。
そこで投資家はより高いリターンを求めて株式に資金を向けやすくなるんです。
なるほど。預金と比べた際の投資の魅力が上がるんですね。
はい、その通りで。
あとは、現在はアメリカの利下げと日本の利上げ、両方が期待されておりまして、
これは還元すれば両方向から金利差が縮小し、ドル安円高方面へ向かっているということになりますよね。
アメリカの投資家からすれば、日株に投資することで株価の値上がりに加えて円高による為替債金のダブルチャンスも得られるという状況なので、海外からの買いが集まりやすいということになります。
なるほど。それでは今回の日経平均株価上昇という、それって今回は具体的にはどういうポイントがあったんですかね?
そうですね。今回の株高では先ほども言った通り、海外、特にアメリカの基幹投資家からの買いが目立っているという話をしたんですけど、
これの対象というのが主にトピックスのコア銘柄であったり、日経平均先ものだったり、こういった銘柄にまとまった買いが入っておりまして、
これに対して日本の基幹投資家も上昇相場とかトレンドに乗り遅れないようにと積極的に買いを入れているので、
今後の見通し
トピックスコア銘柄、日経平均先ものあたりをチェックしておくと、おいしい資料をするかもしれないですね。
はい、なるほど。相場が上がり始めるとみんなが慌てて買いに走るっていう心理もありそうだなと思うんですが。
まさに本当にその通りで、FOMO、つまりフィアーオブミッシングアウト、乗り遅れるのが怖いみたいな、そういうやつですね。
みんな置いて帰れることを恐れて買いに入る。
ただ、これは相場が一方的に加速しやすくなる一方で、反動も大きくなるっていうリスクもあるんです。
リスクときましたか。そうなると気になるのが今後の見通しですよね。
証券会社の専門家などどう見ているんでしょうか?
はい、これ個人的には結構加熱感があるかなというふうに思ってるんですけど、
意外と証券会社の専門家はそうでもなくて、強気な見方が多いんですよね。
野村証券の幹部は25年末までに4万5千円程度まで上昇する可能性があると述べておりまして、
大和証券も年末に4万4千円程度、さらに条件が揃えば4万5千円まで上昇するとの見通しを示しています。
今の水準からですとさらに1000円以上上がるっていうことですかね。強気ですね。
そうなんですよね。ただしやっぱりリスク要因っていうのもしっかりと指摘されています。
まずアメリカの景気動向ですが、アメリカ経済が失速すれば当然日本株も連動して影響が出てきます。
また実際にFRB、アメリカの利下げを決定する機関なんですけど、利下げを実際にするかどうかその点も重要なポイントとなっています。
確かに。結局アメリカ次第なところがありますもんね。
そうですね。
あと現在の日本企業の業績見通しも少し気になる点があるんですよね。
2026年3月期は6年ぶりに減益になるという見通しなんです。これは全体の話ですね。
つまり将来の業績回復を見込んだ前のめりな株買いが今起きているっていう可能性があるんですよね。
前のめりと言うと少しリスキーな感じもしますが、どうなんでしょう。
日経平均株価の最高値更新
まあ、ぶっちゃけ結構リスク高いかな。今の状況で買いは高いかなっていうふうに思いますね。
もしアメリカの景気が変調きたしたり、期待していた業績回復が実現しなかったりすると、今度は売りが加速するっていう可能性もありますよね。
テクニカル分析の観点からも日経費金が4万3500円付近まで上昇すると、25日移動平均からの買い切り率が7%近くになって加熱感が対等してくるという可能性の指摘もあります。
でも、個人投資家にとってはどう考えたらいいんでしょうね。
これって結構よくある議論になる点なんですけど、特にニーサで長期投資をしている個人投資家の場合、短期的な株価の動きに一気に一致する必要はないかなというふうに思いますね。
積み立て投資を継続して、副利効果を活用するのが基本戦術となりますので、目先のことは終わらずじっくりどっしりと待つっていう方が良いかなというふうに思います。
そうですね。高値で慌てて買ったりとか売ったりしない方がいいっていうことではあるんですよね。
そういうことです。
ただし、個別株を持っている場合はちょっとだけ話が変わってきますね。
特に業績が伴わない銘柄が株価だけ上がっているような場合は、かなり注意が必要となってきます。
企業の実態と株価が乖離しすぎていないか、しっかりチェックする必要があるということになりますね。
なるほど。
ついでに気になるんですが、今回の株高で注目されている銘柄ってあるんですか?
はい。今回の上昇を牽引しているのは、やはり日系平均の公正銘柄になってくるかというふうに思います。
特にソフトバンクグループが高決算を発表したことで、日系平均の株価の下支えになっているというふうにも言われていますし、
また1級決算で増益率の高い銘柄にも注目が集まっています。
なるほど。あとは海外買収の話も出てたと思うんですが、その点もちょっと気になりますね。
そうですね。日系平均が4万円を超えたということで、経営者の心理が明るくなって、海外企業の買収が増える機運が高まっているという指摘もありますね。
実際に投資銀行家から日本企業の幹部をアメリカの買収先候補の施設見学に連れて行くケースが増えているという話も出ていますね。
簡単に言っちゃえばM&Aの偵察みたいな価値が増えているので、ちょっと期待も高まりますね。
そうですね。やっぱり株価が上がると企業の資金調達もしやすくなりますし、買収の原資も確保しやすいということですもんね。
そういうことになりますね。
株価の上昇が企業の成長戦略にもプラスに働く、いい循環が生まれるという可能性は大いにあるというふうに思います。
ただし、これも買収先の企業がしっかりと価値を生み出せるかどうかにかかってくるので、結構個々別の判断は必要となってきます。
なので、しっかり実際行われるとなっても、買収の内容をよくチェックすることは必要ですね。
長期投資の視点
いかがでしたでしょうか。今回は日経平均株価の市場最高値更新について詳しく解説いただきました。
塚田さん、今日のポイントをまとめていただけますか。
はい、まず8月12と13に連続で市場最高値を更新し、43,000円台に突入したということ。
背景にはアメリカとの関税交渉の進展や世界的な金融緩和があります。
そして海外からの買いが活発で、そして証券会社は年末45,000円程度まで上昇するという予測を一部では挙げています。
ただし、リスク要因もしっかり把握しておく必要がありますよね。
そうですね。アメリカの景気動向だったり、実際の利下げの実施や実施時期、そして日本企業の業績回復が期待通りに進むかどうか、こちらが非常に重要なポイントとなってきます。
個人投資家の皆さんは短期的な値動きに惑わされず、長期的な視点を持って投資を続けることが安定したリターンの秘訣だというふうに思います。
そうですね。長期投資のニーサを活用した積立投資なら、こういった相場の上下動も長期的には吸収できるということですね。
その通りになります。ただし、個別株投資をされている方は、企業の実態と株価の乖離によく注意して、しっかりと銘柄選択をし、投資の判断はご自身で行っていただくようお願いします。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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