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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら劇する感覚で一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の古田です。
おはようございます。インターン生の山口です。
本日のちょこっと株辞典のコーナーです。
今日は、株主優体験について解説します。
株主優体験とは、企業が自社の株主に対して提供する特典の一つで、
企業のサービスや製品の割引権、優体験などを指します。
ただし、株主優体験は廃止されたり、また復活したりする可能性があります。
廃止理由の大半が公平な利益還元です。
優体は株主1人あたりに提供されることが多く、
保有株数に完全に比例した内容とならないことが多いです。
保有株数の多い基幹投資家は、個人と比べ恩恵が少なく、不公平との批判は根強いです。
そのため、廃止を決める企業が増え、道理を奪われてきています。
ということで、今日は本題に入る前に、
投資家の皆さんにとっては見逃せない特別なセミナーをご紹介します。
私たちが所属している株式会社インベストメントブリッジでは、
1月30日に開催される株リッジセミナーで、
今期大注目の企業NCD株式会社証券コード4783にスポットライトを当てます。
株リッジセミナーは、個人投資家に有益な情報を提供するイベントとなっています。
ポッドキャストだと音声だけで分かりにくい部分もあると思いますが、
本セミナーではチャートなども用いているので、
株初心者の方にとっても視覚的に分かりやすい内容となっています。
今回のセミナーでは、Xのフォロワーが25万人いる個人投資家から、
絶大な人気のインフルエンサーである武蔵氏が、
NCD株式会社の代表取締役社長である下条細室と対談形式でインタビューを行います。
今回登場するNCD株式会社について、もう少し詳しく教えてもらっていいですか?
はい。NCD株式会社は、IT関連事業を行う今まさに投資家の注目を集めている企業です。
2025年3月期の中間期決算で大幅な増収増益を達成し、過去最高の業績を記録しています。
さらに、通期予想と中期経営計画の目標数字を情報修正するなど、今後に大注目の企業となっています。
セミナーの前半では武蔵氏による特別オープニングセミナー
トランプ政権でどうなる日本株も開催されます。
政治情勢が日本の株式市場に与える影響について、プロの視点から解説いたします。
わずか1時間で株式答申の基礎から企業分析まで学べる、まさに一石二鳥のセミナーとなっています。
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申し込み方法やさらなる詳細は概要欄のURLよりご覧ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
はい、ということでお知らせは終わりにして本題に入っていきます。
突然なんですが、古田さんのお気に入りの外食チェーン店ってどこかありますか?
牛丼とかお寿司とかも行きますし、大豆屋とか定食も行きます。米系で。
やっぱり米が食べたくなりますよね。
美味しいです。
私も牛丼といえば吉野屋とか家の近くにあるので価格が安いしよく利用するんですが、
日本人の生活に焦がせない外食チェーン店なんですけど、今株価で見ると苦境に立たされているという状況があります。
そうなんですね。
はい、ということで本日は日本の外食チェーン株が軒並み不調であることを踏まえて、
2025年の予想、どういうふうに動いていくのかについて考えていきます。
よろしくお願いします。
先ほど外食チェーン株が苦境に立たされているとおっしゃっていましたが、
具体的にどんな銘柄が影響を受けているのか教えてもらっていいですか?
はい、例えば吉野屋ホールディングス証券コード9861の株価が大きく下落しています。
2024年の11月中旬に一度大きく下落し、また持ち直しているんですが、
また12月の初旬に急落してからそれ以降は現在まで下がり続けているという状況になっています。
チャートを見ると確かに大きく下がってますね。原因は何ですか?
吉野屋の株価が急落した原因は2つ挙げられます。
1つ目は2025年2月期の連結準利益が全期費27%減の41億円になりそうだと発表したことで、
大幅現役見通しを嫌気した売りが起こりました。
しかしこれは国内の吉野屋で大量出店や改装を計画するなど出店コストが膨らんだことにより起こったと考えられます。
なるほど。出店拡大は将来への投資であるため、中期的にはポジティブになるという考え方もできますね。
それでは2つ目の原因は何ですか?
2つ目は米価格の高騰や足元で再び進む円安ドル高がコスト高に追い打ちをかけるとの警戒感と考えられます。
令和6年12月までの年産平均価格60キロの米が23,715円となっています。
出荷業者と卸売業者等の間の取引価格としては、比較可能な平成2年以降で過去最高の価格となっております。
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確かに去年の夏ごろは米不足のニュースが連日報道されていましたね。
スーパーに行くとお米の値段がすごい上がっているなと思っていて、その関連で吉野家ホールディングスについてはとても理解できました。
他にはどんな企業が影響を受けていますか?
米関連で言うと、倉主証券行動2695は4年ぶりの安値まで売られました。
12月12日の株価が急落しており、割り値は前日の3865円より610円も安い3255円、マイナス約16%で受けています。
それ以降も下落傾向が続いており、1月20日の始め値は2630円となっております。
どうしてこんなに下がってしまったんですかね?
原因として、2024年の12月11日に株主優待を廃止すると発表したことは一つ大きな原因と考えられます。
またそれに加えて、米価格の高騰や円安ドル高で外食業界全体に売りが続く要因となっています。
確かに米の使用量が多い寿司チェーンは米価格の高騰の影響を大きく受けそうですね。
他にも寿司廊などのブランドを持つフード&ライフカンパニーズ、商権構造3563も米不足が話題となった去年の7月頃から8月初旬に急落して、また好調に推移していましたが、12月頃からまた足元では下落傾向にあります。
寿司チェーンは有名ラーメン店やスイーツに力を入れるなど、寿司以外のところでも新規顧客層の獲得に奮闘しているイメージがあります。
2025年の外食業界の需要はどうなるのでしょうか?
はい。総合マーケティングビジネスの富士経済の調査によれば、外食産業の国内市場は24年に引き続き成長拡大する見込みとなっています。
先ほども話題に挙がったように、フェアメニューの展開強化などにより、ファストフードなどの新調が予想されるほか、国内旅行者やインバウンドの増加も期待できそうです。値上げによって客単価が上層するため、売上の向上も期待できるとされています。
個人的には値上がりはちょっと辛いですが、その分良い品質のものを提供し続けようとする日本の外食チェーンには頑張ってほしいですね。
それでは本日のまとめをお願いします。
本日は、外食チェーン株の昨今の株価下落について解説しました。
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外食チェーンの中でも今回は、吉野家ホールディングス、倉寿司、フード&ライフカンパニーズの3社について解説しました。
外食チェーン株の株価下落の原因は、中期的な成長のための出資のほかに、有貸券の廃止や米価格の高騰・円安が挙げられます。
しかし、2025年の外食業界の需要は去年に比較して拡大する予想で、今後の株価回復に期待できそうです。
本日ご紹介した企業は主観による情報提供であり、投資を推奨するものではございません。
投資判断はあくまでご自身の責任にてお願いいたします。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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