外食の出費と株主優待
インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら劇する感覚で一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の和之江です。
おはようございます。インターン生の塚田です。
塚田さん、最近外食する機会ってどれくらいありますか?
結構僕も1日に2食ぐらいは外食になっちゃってたり。
でも最近本当にどこも値上がりしてて、お細工的にはかなり厳しい状況ですね。
いやそうですよね。最近もうランチでも1000円超えるのが当たり前ですし、
特に毎日行く方とかだったら結構出費が痛いってところで、気軽に外食とはいかなくなってきましたよね。
いや本当にそうですよね。このインターン生同士のランチもそうですし、
友達との飲み会とかでもどうしても出費がかさんちゃうなっていうふうに思いますね。
いやそうですよね。でも実は外食好きの方に朗報がありまして、
株主優待を活用することでお得に外食を楽しめる方法があるんです。
株主優待ですか。でもやっぱり投資って結構お金がかかったりするんで、
結局お得にならない可能性もあるんじゃないかなって思っちゃったりするんですけど。
そうですね。やっぱり株によっては何十万もかかるっていうのはあるんですけれども、
今回は10万円以下の投資で始められる外食チェーンがあるよっていうところで、
それをご紹介していきたいなと思っています。
なるほど。10万円以下だったらちょっと頑張れば手が届きそうですもんね。楽しみです。
はい。それでは本編に入っていきましょう。
一家ホールディングスの魅力
今回は10万円以下で投資できる外食チェーン3選紹介させていただきます。
どれも普段使いしやすいお店ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
はい。
まず最初に紹介するのは一家ホールディングス。証券コード7127です。
2025年の9月26日時点の終わり値が719円なので、100株で71,900円と、
今回紹介する3社の中で最も手頃な投資額で始められます。
なるほど。7万円台だったらかなり手が届きやすいですね。
一家ホールディングスってどんな企業なんですか?
はい。一家ホールディングスは餃子、串焼き、もつ鍋などが中心の屋台屋博多劇場と、
ロバタ、蒸し焼き、大鍋がメインのこだわりもん一家が中心の企業です。
あらゆる人の幸せに関わる日本一のおもてなし集団をコンセプトとしています。
優待内容はどうなってるんでしょう?
はい。100株保有で2500円相当の食事券がもらえます。
しかも年2回、半期ごとに優待がもらえるんです。
そして保有の株数に応じて優待内容も増えていきます。
なるほど。最低でも年間5000円相当ってことは結構お得そうですよね。
そうなんですよ。そして注目すべきは優待利回りでして、
先ほど申し上げたように71900円の投資で年間5000円分の優待がもらえるので、利回りはなんと6.95%にもなります。
6.95%ですか。それはかなり高いって言って良さそうですよね。
はい。
後輩等株と比べてもかなり利短に期待ができるような見え柄って思いますけど。
そうですね。ここ数ヶ月で株価が急上昇している企業なので要チェックかなと思います。
他の外食チェーンの優待
なんかたまに行きたくなる時ありますもんね。
そうですよね。
続いて紹介するのは梅の花グループ、証券コード7604です。
こちらも9月26日時点の終わりには828円なので、100株で82800円の投資が必要です。
これも10万円以下で投資できますね。
以前このポッドキャストでも取り上げていた企業ですよね。
そうなんです。なのでちょっと重複してしまうところもあるかもしれませんが、
梅の花グループは美味しい料理、居心地の良い空間、そして節具を通じて思い出になるひと時を提供することを理念に掲げている企業です。
なるほど。具体的にはどんなお店を展開しているんでしょうか。
外食事業では湯葉と豆腐の店梅の花や海鮮どころ桜水産などを展開しています。
桜水産は僕も知ってますね。駅前とかでよく見かけるかなというふうに思います。
こちらの優待内容はどうなっているんでしょうか。
梅の花グループの株主優待は桜水産などの飲食店では5%から10%の割引が受けられます。
さらに通信販売では20%の割引が適用されるというところですね。
こちらも年2回優待がもらえます。
割引率での優待なんですね。これは使い方によってはかなりお得になりそうです。
そうなんですよね。しかも梅の花グループのお店はちょっといいお値段のお店も多いので、家族や友人みんなで行けば大きな割引を受けられるかなと思います。
しかも通信販売で20%オフだったらお通り寄せグルメとかも楽しめますよね。
そうですね。海鮮パーティーみたいなのもできちゃうかもしれないので。
特徴的なのは梅の花グループはセントラルキッチンシステムを導入していまして品質の安定と効率化を両立させています。
さらに湯葉などの繊細な食材は手作りにこだわっているというところも特徴です。
伝統的な技術と現代的なシステムのいいとこ取りをしているんですね。
こちら海外展開もしているんでしたよね。確か。
そうですね。タイのバンコクで事業展開していまして、今年の秋頃には2号店も出店予定です。
和食の人気やインバウンド需要の高まりというのを考えると、今後の成長も十分期待できる企業かなと思います。
なるほど。
最後に紹介するのは一番屋、証券行動7630です。
2025年の9月26日時点の終わり値は969円なので、100株で96,900円と今回紹介する中では最も投資額高くなってしまいますが、それでも10万円以下というところでお得ではあるかなと思います。
一番屋って言ったらココイチですよね。
その通りです。一番屋はカレーハウスココ一番屋を全国展開している企業で、日本最大のカレーチェーンとして知られています。
豊富なトッピングとカスタマイズ性の高さで人気を集めています。
カレー好きで55カレーとかもたまに行ったりするんですけど、やっぱりココイチっていうのは本当に便利ですし、結構行ったりしますね。
辛さもトッピングも自由に選べるし、手軽に食べられるのが魅力だという風に感じています。
本当にこのカスタマイズ性っていうのが人気の魅力かなと思ってまして、またこの一番屋の強みは国内だけでなく海外展開も積極的に行っている点です。
アジアを中心に海外店舗を増やしていて、日本のカレー文化を広めようとしています。
これについても優待内容を知りたいです。
100株保有で500円券が2枚、つまり1000円相当の優待券がもらえます。
しかも店舗での食事だけでなく、宅配サービスにも使えるんです。
こちらも年2回優待券がもらえて、保有株数に応じて優待内容も増えていきます。
これ宅配にも使えるっていうのはかなり便利ですね。
自宅でゆっくりここ一のカレーを楽しめそうですよね。
そうですね。年間2000円分の優待なので、96,900円の投資に対する優待利回りは2.06%くらいというところで、
最初に紹介した一家ホールディングスと比べるとちょっと低くなってしまいますが、
外食チェーンの株主優待の紹介
全国どこでも使いやすいという利便性の高い魅力だと思います。
確かにここ一って本当どこにでもありますもんね。
出張先や旅行先でも使えそうです。
本当におっしゃる通りで、1400円以上の店舗ありますからね。
それにカレーって定期的に食べたくなる料理がありまして、
トッピングとかいっぱいしちゃうと高くなりがちなんですけれども、
この優待があるといろんな挑戦ができて、メニューの選択肢みたいなのも広がっていくかなと思います。
なるほど。普段けじっているところをちょっと押しまずいけそうですね。
本当ですね。
本日紹介していただいた3社、それぞれ特徴がありますね。
改めて整理していただくとどうなるんでしょう?
はい。投資額で見ると一家ホールディングスが約72,000円で元も手頃で、
梅の花グループは大体8万ちょっとくらい。
1万円は97,000円というところで、どれも10万円以下で始められるのが魅力かなと思います。
優待利回りの高さでいうと、一家ホールディングスの6.95%というのが目立ちますね。
そうですね。ただし、梅の花グループの割引型優待は、
使い方次第でめちゃくちゃお得になるというような可能性がありますし、
1万円は全国展開しているので、この使いやすさが魅力かなと思います。
聞いているだけでどの店も行きたくなってきちゃいますよね。
本当に。
投資のリスクとメリット
でもやっぱり株主優待目当ての投資にもリスクっていうものはありますよね。
もちろんです。株価は日々変動していきますし、企業業績が悪化すれば株価が下がる可能性もあります。
また、優待制度そのものが変更されたり、廃止になっちゃうってこともあるので注意が必要です。
なるほど。じゃあ優待だけじゃなくて、企業の業績とか将来性も見込んだ方がいいっていうことですね。
その通りです。配当金や株価上昇の可能性も含めて、総合的に判断することっていうのがやっぱり大事ですね。
ただ、普段から利用するお店の株を持つことで、株主として企業を応援する気持ちも生まれますし、
外食の今までなかった楽しみも増えると思います。
確かに。自分が株主のお店って思うと、なんかお店への愛着とかも湧いてきそうですよね。
そうですね。行くきっかけにもなるのでいいと思います。
投資を通じて企業と消費者という関係を超えた新しい繋がりが生まれるのも、この株主優待の魅力の一つかなと思います。
なるほど。今日は10万円以下で始められる外食チェーンの株主優待を3つ紹介していただきましたが、どれも魅力的でしたね。
はい。塚田さんのように、外食の機会が多い方にとっては株主優待を活用することで、年間数千円から1万円以上も食費を節約できる可能性もあります。
浮いたお金でまた投資に回すってこともできますね。
今回は手軽にっていう点で紹介しましたけど、もう少し余裕があるよっていう方は、カブリッジでおすすめ銘柄15選を取り上げていますので、ぜひ合わせて読んでいただければと思います。
皆さんがよく行くお店ももしかしたらあるかもしれません。
はい。ぜひチェックしてみてください。
ただし最後に繰り返しですけれども、この優待情報は変更される可能性もあるので、最新情報は各企業のウェブサイトや株主向けの情報でご確認ください。
そして投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
はい。今回紹介した企業はあくまでも情報提供であり、当初推奨するものではありません。
皆さんもご自身の投資スタイルや生活スタイルに合った株主優待を探してみてください。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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