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2025-10-31 12:43

日本のハイエンド人材をつなぐ!アクシスコンサルティング(9344)をインターン生が分析してみた

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サマリー

アクシスコンサルティングは、コンサル業界向けに人材紹介やスキルシェアを提供し、特にハイエンド人材に特化した独自のビジネスモデルを持っています。彼らの強みは、業界トップクラスのスキルデータベースと柔軟な人材配置、さらに長期的なキャリア形成のサポートにあります。アクシスコンサルティングは、日本の産業界の将来に向けてハイエンド人材のシェアリングを推進し、人口減少に伴うビジネスリーダー不足の問題を解決しようとしています。

インターン生の就活トーク
インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話を、ながら劇する感覚で一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の斎藤です。
おはようございます。インターン生の和之江です。
和之江さん、最近、就活の早期化ってすごい話題になってますよね。
普通には頭が痛い話ですが。
本当に周り見ても、みんな就活、就活って感じなんですけど、
特にコンサル業界がこの動きを牽引しているなというイメージがありまして、
そして現在、転職においてもこのコンサル業界というのは、とても人気になっています。
そうなんですね。今、新卒でのコンサルって、本当に早期化の、本当に牽引しているなという印象を私も受けているんですけど、
転職でもコンサルも人気なんですね。
そうです、そうです。
コンサルへの転職って、なんだか難しそうなイメージがあるんですけど。
そうですよね。YouTubeとかでも、やっぱりコンサルに転職するためには、みたいな動画をよく目にすることがあります。
だからこそ、専門の人材紹介会社というのが重要な役割を果たしています。
そこで今日は、コンサル業界向け人材紹介でトップシェアを誇るアクシスコンサルティング9344証券コードですね。
こちらを取り上げたいと思います。
なるほど、人材紹介の会社ですね。
確かに今後、転職とか本当に一般的になってきているので、投資の観点からも面白そうですね。
はい、実はこの会社、ただの人材紹介だけじゃなくて、フリーコンサルタントのマッチングなどユニークなビジネスモデルを持っているんです。
詳しくはこちらを見ていきましょう。
コンサル業界の現状
はい、お願いします。ただその前に、御礼のちょこっとカバチ点のコーナーです。
今日の用語は何でしょうか?
はい、今日は業界用語のナーチャリングを取り上げます。
ナーチャリングとは、英語で育成や養成といった言葉を表していて、
ビジネスにおいては見込み顧客や登録者との中長期的な関係を築き、信頼を深めていく活動のことを指すんです。
具体的にはどういうことなんでしょうか?
はい、例えば人材紹介の場合は、登録者に対して継続的に業界情報やキャリアアドバイスを提供し続けることで、
短期的な転職だけではなく、5年後、10年後のキャリア形成まで伴走していくイメージです。
なるほど、じゃあ一度きりの関係じゃなくて、本当に5年後、10年後と言ってくださったように、長期的なパートナーシップを築くってことですね。
おっしゃる通りです。本日紹介するアクシスコンサルティングは、まさにこのナーチャリングに強みを持っているんですね。
では本編に入っていきましょう。
はい、よろしくお願いします。
まずコンサルティング業界の現状から説明していきます。
ドーバル競争の激化やテクノロジーの進展、人口減少といった環境変化の中で、
企業には社会の課題解決と新しい価値の創出といったものが求められています。
確かにそうですね。DXとか経営改革とかよく耳にするなって思います。
本当に至る所で最近聞く機会があるなって思うんですけれども、一方で多くの企業ではIT人材だったり経営人材というのは不足しているのが現状なんです。
情報処理推進機構の調査によると約85%の企業でDX人材が不足していて、人事専門サイトの日本の人事の調査によると約65%の企業で経営人材も不足しているというようなデータがありました。
それは結構深刻な問題ですよね。ただ人材を採用するのも簡単じゃないのかなと思うんですけど。
本当にそこがポイントでして、特にコンサルタントのようなハイエンド人材は正社員として採用するだけではなくて、フリーランスとして案件ごとに活用するといった選択肢も広がっているんです。
そこで人材紹介とスキルシェアを両方提供するアクシスコンサルティングの出番ということですね。
その通りです。それではこちらの企業の事業内容を詳しく見ていきましょう。
アクシスコンサルティングは2002年に設立されて、2023年3月に東証グローブ市場に上場しました。
ということはまだ上場して2年ほどの新しい会社ですね。
そうですね。比較的新しめの会社です。そして事業は大きく2つに分かれています。人材紹介とスキルシェアです。
人材紹介はなんとなくイメージが来るんですけど、スキルシェアというのは具体的にどういうサービスなんでしょうか。
スキルシェアにはアクシスソリューションズというサービスがあります。
こちらはコンサルファームや事業会社の案件にフリーランスのコンサルタントをマッチングするというようなサービスです。
フリーコンサルタントということですね。
そうです。コンサルファーム出身で独立したフリーランスのコンサルタントを案件ごとに紹介していくというような、あまり他に見ないようなビジネスをやっています。
企業側は機動的にプロジェクトを進められますし、フリーコンサルタント側は継続的に案件を受注できるといったメリットがあります。
なるほど。人材紹介とコンサルティングの中間みたいな感じですかね。
そうです。ここからがアクシスコンサルティングの本当の強みに入っていきます。
同社には3つの大きな競争優位性があると考えています。
3つもあるんですね。ぜひ教えてください。
1つ目は業界トップクラスのスキルデータベースです。
こちらの会社はハイエンド人材10万人分のスキルデータベースを蓄積しています。
特に注目なのがビッグフォーと呼ばれる有名コンサルティングファーム、つまりデロイト、EY、KPMG、PWCに在籍するコンサルタントの約30%、4500人近くが同社に登録しているという点が挙げられます。
すごい。ビッグフォー在籍の30%ってすごいシェアですね。
そうですね。こちらは業界トップシェアで、まさにこのトップ人材に注力しているというところが特徴かなと思います。
そして2つ目は経営アジェンダに応じた柔軟な人材配置です。
先ほど説明した通り、人材紹介とスキルシェアの両方を提供しているので、
企業は雇用形態にとらわれず経営課題に最適な人材を柔軟に配置できるというところが挙げられます。
なるほど。じゃあ、正社員だけじゃなくてフリーランスという選択肢も提供できるというのが強みですかね。
そうですね。こちらの正社員となるとやはり採用のハードルも高くなってくるので、そこがいいポイントかなと思います。
そして3つ目が戦略実現人材と中長期的な連携、つまり先ほど説明したナーチャリングです。
具体的にはどういうことでしょうか。
はい。同社はコンサルタントのキャリアのあらゆる段階で伴奏するということを掲げています。
例えば年収700万のコンサルタントに対して5年間ナーチャリングを行うと、年収1200万円のマネージャーになる可能性が極めて高いそうです。
なるほど。本当に短期的な転職の支援だけじゃなくて、長期的なキャリア形成をサポートしてくれるんですね。
そうですね。こちらをかなり謳っている企業かなと思います。
より長期的な視点でのキャリアアドバイスを行っていて、肺炎の人材の確保、成長を目指しています。
ビッグフォーとも関連が深い同社だからこその特徴的なビジネスですね。
アクシスコンサルティングの業績
おっしゃる通りです。それでは業績を見ていきましょう。
2025年6月期の実績は売上高が前期比30%ぐらい増えているおよそ52億円でした。
30%増収で好調って感じですかね。
はい。ただし営業利益は前期比約57%減の2億円ほどに着手して大幅な減益でした。
増収なのに減益幅が大きいですよね。何があったんでしょうか。
主な原因は大手コンサルティングファームの若手中途採用が縮小したことと、
事業会社向けのフロント部門を中心に積極的に中途採用を行い、人件費や採用費が増加したというところが挙げられます。
ということは将来の成長に向けた先行投資と捉えていいって感じですかね。
そうですね。前者に関してもコンサルティングファームの採用縮小は一時的なものだったというふうに言ってますし、
後者に関しては本当に今後に向けて成長に向けてやっていこうというところかなと思っています。
実際に2026年6月期の予想を見てみると売上高は約70億円、営業利益は3.5億円と大幅な増収増益を見込んでいます。
VG回復の予想ですね。
はい。ただしここからが本格的な先行投資期間なんです。
同社は2028年6月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を推進していまして、今後3年間で約30億円の先行投資を計画しています。
すごいですね。30億円規模の先行投資ってどんな投資をするんでしょうか。
はい。こちらが事業会社向け人材紹介とスキルシェア事業の強化のために広告投資15億円、DXIT投資5億円、人的投資に10億円となっています。
すごい規模ですね。
そうですそうです。特に広告事業では俳優の米倉良子さんを起用したテレビCMを2025年の7月から開始していまして、ちょうど今もテレビで流れていると思います。
事業会社向けの認知と向上を狙いにしています。
なるほど。これまでコンサルファー向けが中心だったのを事業会社向けにも拡大しようということですね。
その通りです。同社は2028年6月期に売上高100億円、時価総額100億円を目指しています。
さらに2031年6月期には売上高200億円、営業利益37億円でROEは28.7%というような目標を掲げています。
かなり野心的な目標ですね。
そうですね。
同社の伊藤社長のインタビューによると、この挑戦には日本の産業界の将来にとっても重要な意味があるというふうに述べています。
それはどういうことでしょうか。
日本ではやはり人口減少により複雑なビジネスを運営できるビジネスリーダーの絶対数が減少していきます。
例えば第二次ベビーブーム世代は、各年約200万人、総計約800万人いますが、10歳下の世代は約7割、20歳下の世代は約6割まで減少しているんです。
確かにこれは深刻な問題ですよね。
こちらの問題を解決していくためには、ハイエンド人材を産業界でシェアリングする仕組みを構築することが不可欠というふうに考えていて、同社はまさにそこに挑戦しているということなんです。
なるほど。だからこそ、日本の産業界の将来にとってもこの挑戦が重要ということなんですね。
株価と配当の展望
はい、おっしゃる通りです。
では、投資の観点から株価や配当についても教えてください。
はい。2025年10月の株価は900円前後、時価総額は45億円前後を推移していますが、夏以来大幅に上昇しています。
中期経営計画では時価総額100億円を目指していますので、今後2倍以上の成長が期待されています。
すごいですね。配当の方はどうですか?
はい、こちら今までは行っていなかったんですけれども、2025年6月から初めて実施していまして35円でした。
2026年6月も同じく35円の予想となっています。
業績拡大とともに配当も期待できそうですね。
はい、こちらも注目していきたいかなと思っています。
ここまでアクシスコンサルティングの魅力に迫ってきました。
コンサルファームに向けて圧倒的な支援を持ちながら、事業会社向けという大きな成長市場に挑戦している点が魅力的かなと思っています。
ラーチャリングという中長期的な関係構築も他社にはない強みですよね。
はい、ただし現在は先行投資期間中でして利益率はまだ高くない状況です。
投資判断をする際にはこの中期経営計画の進捗、こちらをしっかり見ていく必要があるかなと思います。
日本の人材市場の課題解決に挑戦している企業として今後の成長に注目したいと思います。
はい、アクシスコンサルティングについてはインベストメントブリッジが運営する投資系メディアカブリッジにてQ&Aセミナーが公開中になっています。
個人投資家の大坊長さんと同社の伊藤社長の対談を聞きいただけますので、もしよろしければこちらもながら聞きしてみてはいかがでしょうか。
本日ご紹介した企業は主観による情報提供であり、投資を推奨するものではありません。
投資判断はあくまでご自身の責任にてお願いいたします。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
Apple PodcastやSpotifyなどお聞きのプラットフォームにて是非番組への感想、評価の投稿をお願いします。
また概要欄にはご意見フォームのURLも貼っておりますので番組へのご意見もお待ちしております。
いただいたコメントにより改善を進めていきます。
引き続き楽しんでいけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
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